JP2847993B2 - 光ディスク - Google Patents

光ディスク

Info

Publication number
JP2847993B2
JP2847993B2 JP5497591A JP5497591A JP2847993B2 JP 2847993 B2 JP2847993 B2 JP 2847993B2 JP 5497591 A JP5497591 A JP 5497591A JP 5497591 A JP5497591 A JP 5497591A JP 2847993 B2 JP2847993 B2 JP 2847993B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
groove
sector
adjacent
sector identifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5497591A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04289539A (ja
Inventor
義幸 難波
正己 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP5497591A priority Critical patent/JP2847993B2/ja
Publication of JPH04289539A publication Critical patent/JPH04289539A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2847993B2 publication Critical patent/JP2847993B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ光を用いて記録、
再生を行う光ディスクに関する。近年、光ディスクは既
に実用化され、その記録容量は5インチサイズの光ディ
スクで約540 MBであり、可換記録媒体としては最も容量
が大きい。しかしながら、今後は更に記録密度を高める
手段の開発が要望されている。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の記録・再生可能な光ディ
スクの一例を示す平面略図を示す。図において、1は円
板状記録媒体からなる光ディスク、2は図示しないディ
スクモータに光ディスク1を装着するための中心孔、3
は光ディスク1の面上に同心円状あるいは螺旋状に形成
された所定の深さおよび幅を有する複数本のトラックで
あって、その一本を代表的に示したものである。トラッ
クの間隔は例えば1.6 μm程度が用いられている。S1
Snはディスク1の面上のトラック3をディスク1の中心
点から放射線状に分割して設けた情報記録領域(以下セ
クタという)を示す。
【0003】一つのセクタは各トラック毎に固有のアド
レス信号等を格納するセクタ識別子部領域iと、記録/
消去自在のデータを格納するデータ部領域dとから構成
され、通常そのセクタ識別子部領域iおよびデータ部領
域dは光ディスク1の半径方向に各トラック毎に隣接し
ながら放射状に配置されている。4は記録位置合わせ信
号を発生させるための回転始端マーク、矢印Pは光ディ
スク1の回転方向を示す。
【0004】図3は、図2におけるトラックの部分拡大
破断斜視図とレーザ光の照射方法を示す図である。以下
構成,動作の説明を理解し易くするために全図を通じて
同一部分には同一符号を付してその重複説明を省略す
る。この図は光ディスク1の片面のみを示したものであ
って、この構造を張り合わせて両面とも利用する場合も
ある。図において、光ディスク1は透明体のディスク基
材5(例えばガラス,プラスチック等)の表面に記録用
薄膜6を形成してなり、対物レンズ7を介してレーザ光
を集光し、そのスポット光8をディスク基材5の透明体
を透過して記録用薄膜6に照射する。
【0005】一本のトラック3は、対物レンズ7側から
見て凹溝(別名ランド部という)3aと、これに隣接する
凸溝(別名グルーブ部という)3bとからなる。従って凹
溝3aと、凸溝3b毎にセクタS1〜Snが配置され、且つ各セ
クタ毎にセクタ識別子部領域iとデータ部領域dを備え
ている。
【0006】ここで一本のトラックに隣接する凸溝3bと
凹溝3a上に形成された代表的なセクタS1に記録される内
容を説明するために、凸溝3bで形成されたトラック11上
のセクタS1のセクタ識別子部領域iの符号を11S1iと
し、これに続くデータ部領域dの符号を11S1dと定め
る。同様に凸溝3bに隣接する凹溝3aで形成されたトラッ
ク12上のセクタS1のセクタ識別子部領域iの符号を12S1
iとし、これに続くデータ部領域dの符号を12S1dと定
める。
【0007】通常のセクタ識別子部領域iは再生専用領
域であるため、予め記録用薄膜6の面にトラックに沿っ
てアドレス情報等を凹凸のピット形状に電鋳工程等を利
用して形成することにより行われる。再生信号はこの凹
凸形状からの反射光の強弱検出によりアドレス信号等の
検出が行われる。また、データ部領域dに対する記録は
レーザ光の照射により光強度信号あるいは光磁気信号等
の手段を用いて行われる。
【0008】従来の記録方法は、再生時のクロストーク
エラーを避けるために凹溝2aのみに記録されていたが、
近年、記録密度の向上を図るため、次に説明するように
凸溝2bにも記録が行われるようになった。
【0009】図4は図3のトラックに記録された領域の
部分的拡大破断斜視図であって、特開平1-307020を参照
して示したものである。図において、10は凸溝のトラッ
ク11に隣接する凹溝のトラックを示す。凸溝のトラック
11にはセクタS1にセクタ識別子部11S1iの凹凸形状の記
録と、データ部11S1dにピット信号9(情報信号)が対
物レンズ7にて絞り込まれたスポット光8を用いて記録
されている。
【0010】また、隣接する凹溝のトラック12にはセク
タS1にセクタ識別子部12S1iの凹凸形状の記録とデータ
部12S1dにピット信号9が記録されている。この記録方
法の特徴はある一つのトラック11のセクタ識別子部11S1
iの凹凸形状の記録領域と同一セクタS1内で隣接トラッ
ク12上のセクタ識別子部12S1iの凹凸状の記録領域が隣
接しないように配置されている点にある。但し、凹溝ま
たは凸溝を少なくとも一つ以上挟んで隣接することは許
容されている。
【0011】このように同種の凹凸形状のアドレス信号
を記録したセクタ識別子部領域iをトラック間で隣接し
ないように配置することによりクロストークのない安定
したアドレス信号の再生が可能となり、記録密度を向上
させている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の記録方法によれ
ば、各セクタの配列フォーマットを隣接トラック毎にセ
クタ識別子部領域の寸法的長さだけずらせた配列としな
ければならない。しかもデータ部の寸法的長さは一般的
にセクタ識別子部の寸法的長さに較べて長いからセクタ
識別子部がトラック間で隣接しないように配置するとい
うことは、データ部の大部分は隣接するような配置関係
にならざるを得ない。従って、隣接する凹凸溝のトラッ
ク間においてセクタ識別子部間のクロストークエラーの
発生を抑えることができても、データ信号が隣接状態に
配置されている部分についてはクロストークエラーが発
生する欠点がある。
【0013】本発明は上記従来の欠点に鑑みなされたも
ので、セクタ毎のセクタ識別子部とデータ部がそれぞれ
隣接するように凹溝と凸溝のトラックに配置されていて
もトラック間のクロストークの発生を抑えることができ
る光ディスクの提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は図1に示すように、所定の深さと幅を有する凹
溝3aと、当該凹溝3aに平行隣接する凸溝3bとからなるト
ラック3を同心円状または螺旋状に複数本平行配置して
なり、前記各溝3a,3bは番地情報等を記録するセクタ識
別子部領域iとデータを格納するデータ部領域dとを対
としてそれぞれ構成されるセクタS1〜Snにて円周方向に
放射状に分割され、それぞれレーザ光を用いて前記各溝
のセクタS1〜Snに光学的あるいは磁気光学的に記録また
は再生を行う光ディスクにおいて、前記一方の溝には光
強度信号でセクタ識別子部13S1iに記録し、該セクタ識
別子部13S1i に続くデータ部13S1d には光磁気信号で記
録するとともに、前記セクタ識別子部13S1i に平行隣接
する他方の溝のセクタ識別子部14S1i には光磁気信号で
記録し、該セクタ識別子部14S1i に続き前記データ部13
S1d に隣接するデータ部14S1d には光強度信号で記録
し、隣接する溝毎に光強度信号と光磁気信号による記録
領域を交互に配置して構成する。
【0015】
【作用】凹溝3aのトラックにはセクタ識別部は光強度信
号,データ部は光磁気信号で記録を行い、隣接する凸溝
3bのトラックにはセクタ識別部は光磁気信号,データ部
は光強度信号で交互に記録を行うことにより、光ディス
ク上においてはどこの部分でも光強度記録を行っている
隣のトラックは光磁気信号で記録を行っており、また光
磁気信号で記録を行っているトラックの隣は光強度信号
で記録を行っている配置関係になるから信号検出原理の
相違によりクロストークの発生を防止することができ
る。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。図1は本発明の実施例を示す光ディスクの破断図を
示す。本実施例では光強度信号に対応するピット部は予
めレーザ光案内溝付基板に形成しておく。次にこの基板
にスパッタリング法により保護膜,記録膜,保護膜の順
序で成膜していく。この場合は、記録膜はカー効果を有
する希土類−遷移金属非結晶質合金を用いればよく、こ
こではTbFeCoを用いた。
【0017】保護膜は記録膜を酸化等から保護する効果
およびカー回転角を増大させるためのエンハンス効果を
合わせ持っているものであればよく、ここではTb−S
iO 2 を用いた。また、基板はポリカーボネイトを用い
た。本実施例では凹溝においてセクタ識別子部が光強度
信号、データ部が光磁気信号となるようにしたので、従
来の光ディスクと互換性を持つことが可能である。ま
た、凸溝におけるデータ部がプレビットとして与えられ
ているためパーシャルROMとして使用することが可能
となる。
【0018】本実施例では隣接トラックは必ず異なる記
録信号(光磁気信号であればその隣接トラックは光強度
信号、またはその逆)で記録されているため、クロスト
ークは凸溝に記録を行っていない従来の光ディスクと比
較して殆ど同程度(隣の信号が検出されない)である。
従来例として凹溝にビット長2.4 μmの光磁気信号を記
録した状態で凸溝を光磁気信号で再生するとキャリァレ
ベル(凹溝)−キャリァレベル(凸溝)=23dBが得
られた。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、従来と比較して約2倍
の高密度化を実現できる。しかも、光強度信号の隣は光
磁気信号、光磁気信号の隣は光強度信号が記録されてい
るため、トラック間に隙間をあけなくてもクロストーク
の影響は従来と同じ程度となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す光ディスクの破断図
である。
【図2】 従来の記録・再生可能な光ディスクの一例を
示す平面略図である。
【図3】 図2のトラックの部分拡大破断斜視図であ
る。
【図4】 図3のトラックに記録された領域の部分的拡
大破断斜視図である。
【符号の説明】
3 トラック 3a 凹溝 3b 凸溝 13S1i ,14S1i セクタ識別子部 13S1d ,14S1d データ部 i セクタ識別子部領域 d データ部領域 S1〜Sn セクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−246031(JP,A) 特開 昭64−42044(JP,A) 特開 平2−210642(JP,A) 特開 昭61−178752(JP,A) 特開 昭59−77648(JP,A) 特開 昭63−32751(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 7/007 G11B 7/24 565 G11B 11/10 511 G11B 11/10 506

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の深さと幅を有する凹溝と、当該凹
    溝に平行隣接する凸溝とからなるトラックを同心円状ま
    たは螺旋状に複数本平行配置してなり、前記各溝は番地
    情報等を記録するセクタ識別子部領域とデータを格納す
    るデータ部領域とを対としてそれぞれ構成されるセクタ
    にて分割され、それぞれレーザ光を用いて前記各溝のセ
    クタに光学的あるいは磁気光学的に記録または再生を行
    う光ディスクにおいて、 前記一方の溝には光強度信号でセクタ識別子部に記録
    し、該セクタ識別子部に続くデータ部には光磁気信号で
    記録するとともに、前記セクタ識別子部に平行隣接する
    他方の溝のセクタ識別子部には光磁気信号で記録し、該
    セクタ識別子部に続き前記データ部に隣接するデータ部
    には光強度信号で記録し、隣接する溝毎に光強度信号と
    光磁気信号による記録領域を交互に配置してなることを
    特徴とする光ディスク。
JP5497591A 1991-03-19 1991-03-19 光ディスク Expired - Fee Related JP2847993B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5497591A JP2847993B2 (ja) 1991-03-19 1991-03-19 光ディスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5497591A JP2847993B2 (ja) 1991-03-19 1991-03-19 光ディスク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04289539A JPH04289539A (ja) 1992-10-14
JP2847993B2 true JP2847993B2 (ja) 1999-01-20

Family

ID=12985657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5497591A Expired - Fee Related JP2847993B2 (ja) 1991-03-19 1991-03-19 光ディスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2847993B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001001409A1 (fr) * 1999-06-28 2001-01-04 Fujitsu Limited Support d'enregistrement magnetique et optique, procede et dispositif de reproduction d'un enregistrement magnetique et optique

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04289539A (ja) 1992-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0752701B1 (en) An optical information recording medium and an optical information recording/reproducing device
JP2001043536A (ja) 光ディスク
EP0193614B1 (en) Disk-shaped record carrier
US5179547A (en) Phase change optical information recording medium including means for preventing movement of the recorded portion
JPH0687308B2 (ja) 光ディスク及び光ディスク装置
JP2887296B2 (ja) 光学的情報記録媒体及び情報記録方法
JP2847993B2 (ja) 光ディスク
JPH05101540A (ja) 光デイスク
JPS60217541A (ja) 光デイスク
JP3313961B2 (ja) 光記録媒体と記録方法
JP2776230B2 (ja) 光ディスク
JPH0714170A (ja) 光ディスク装置
JPH0916965A (ja) 光ディスク及び光ディスクの記録パワー設定方法
JPS62270032A (ja) 光デイスク駆動装置
JPH02246032A (ja) 光ディスク
JP3704919B2 (ja) 光記録媒体及び記録再生方法
JPS62197929A (ja) 光デイスク駆動装置
JP3314565B2 (ja) 光学情報記録媒体の記録・再生方法
JP3031513B2 (ja) 光ディスクとその記録方法及び光ディスク装置
JPH03116538A (ja) 光ディスク
JPS6356610B2 (ja)
JPH0973631A (ja) 光記録媒体
JPH0233740A (ja) 光ディスク
JPS62208445A (ja) 光磁気記録方法
JPH03187043A (ja) 光ディスク

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981006

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees