JPH0687308B2 - 光ディスク及び光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク及び光ディスク装置Info
- Publication number
- JPH0687308B2 JPH0687308B2 JP59126042A JP12604284A JPH0687308B2 JP H0687308 B2 JPH0687308 B2 JP H0687308B2 JP 59126042 A JP59126042 A JP 59126042A JP 12604284 A JP12604284 A JP 12604284A JP H0687308 B2 JPH0687308 B2 JP H0687308B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- track
- area
- optical disc
- optical
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- Prior art date
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
- G11B7/2407—Tracks or pits; Shape, structure or physical properties thereof
- G11B7/24085—Pits
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/10—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
- G11B27/19—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier
- G11B27/28—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording
Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はレーザ光を微小に絞って、デジタルデータなど
の情報信号を再生、あるいは記録再生する光ディスク装
置とそれに用いる光ディスクに関する。
の情報信号を再生、あるいは記録再生する光ディスク装
置とそれに用いる光ディスクに関する。
従来例の構成とその問題点 光ディスクは、レーザ光を直径で約１μｍの微小光スポ
ットに絞って情報信号を記録再生できることから記録密
度が高く１ビット当りのメモリコストが安くできる点、
高速アクセスが可能な点、非接触で記録再生が行なえる
点から高密度大容量デジタルメモリとして注目されてい
る。
ットに絞って情報信号を記録再生できることから記録密
度が高く１ビット当りのメモリコストが安くできる点、
高速アクセスが可能な点、非接触で記録再生が行なえる
点から高密度大容量デジタルメモリとして注目されてい
る。
メモリとしての光ディスクは３種類に大別できる。その
１つはデジタル・オーディオ・ディスク（DAD）の如き
もので、予め情報信号を光ディスクにピット列のトラッ
クとして設けた再生専用型光ディスクである。２つ目
は、追記型光ディスクと呼ばれるもので記録層にレーザ
光の熱エネルギで穴を開けたり、記録層の光学的濃度を
局部的に変化させることによって１回の記録を可能とし
たもので、ユーザが記録再生できる長期保存用光ディス
クとして用いるのに好適である。
１つはデジタル・オーディオ・ディスク（DAD）の如き
もので、予め情報信号を光ディスクにピット列のトラッ
クとして設けた再生専用型光ディスクである。２つ目
は、追記型光ディスクと呼ばれるもので記録層にレーザ
光の熱エネルギで穴を開けたり、記録層の光学的濃度を
局部的に変化させることによって１回の記録を可能とし
たもので、ユーザが記録再生できる長期保存用光ディス
クとして用いるのに好適である。
もう一つは書き換え可能すなわち消去型光ディスクで、
レーザの熱エネルギを用いて記録層の光学的濃淡を可逆
的に変化せしめるものなどがあり、光ディスク装置は記
録再生光ビームとは別に消去光ビームを設けて好適な消
去条件で得ているものが提案されている。ところで、１
台の光ディスク装置で装置条件を何ら変えることなく、
上記３種の光ディスクを用いることは実際上極めて困難
といえる。これは、例えば追記型光ディスクに消去パワ
を有する消去光ビームを照射すると誤記録の現象が生じ
る恐れがあること、あるいは、良質な再生信号を得るた
めには光ディスクに照射する光ビームのパワー、あるい
はフォーカスやトラッキングなどの制御ゲインを異なら
しめる必要があり、これは、光ディスクの種類により、
記録光ビームパワや光ディスクの反射率が相違するため
必要とされる。
レーザの熱エネルギを用いて記録層の光学的濃淡を可逆
的に変化せしめるものなどがあり、光ディスク装置は記
録再生光ビームとは別に消去光ビームを設けて好適な消
去条件で得ているものが提案されている。ところで、１
台の光ディスク装置で装置条件を何ら変えることなく、
上記３種の光ディスクを用いることは実際上極めて困難
といえる。これは、例えば追記型光ディスクに消去パワ
を有する消去光ビームを照射すると誤記録の現象が生じ
る恐れがあること、あるいは、良質な再生信号を得るた
めには光ディスクに照射する光ビームのパワー、あるい
はフォーカスやトラッキングなどの制御ゲインを異なら
しめる必要があり、これは、光ディスクの種類により、
記録光ビームパワや光ディスクの反射率が相違するため
必要とされる。
このため、追記型光ディスクへの消去光ビームの照射禁
止や照射光パワなどのレーザ光の制御，制御ゲインの切
換え等を使用する光ディスクに応じてユーザがその都度
光ディスク装置を設定する事も可能となるが、非常に使
用勝手が悪い。
止や照射光パワなどのレーザ光の制御，制御ゲインの切
換え等を使用する光ディスクに応じてユーザがその都度
光ディスク装置を設定する事も可能となるが、非常に使
用勝手が悪い。
これを解消する方法として、光ディスクをカートリッジ
に収納し、このカートリッジに収納した光ディスクの種
類によって異ならしめた光ディスク識別用穴を設け、こ
の穴を光ディスク装置に設けたセンサで検出し、どの種
類の光ディスクが装着されているかを識別し、この識別
結果をもとに前述したレーザ光の制御なり制御ゲインの
変更を自動的に光ディスク装置が行ない、装着された光
ディスクにとって好適な状態にする方法が提案されてい
る。
に収納し、このカートリッジに収納した光ディスクの種
類によって異ならしめた光ディスク識別用穴を設け、こ
の穴を光ディスク装置に設けたセンサで検出し、どの種
類の光ディスクが装着されているかを識別し、この識別
結果をもとに前述したレーザ光の制御なり制御ゲインの
変更を自動的に光ディスク装置が行ない、装着された光
ディスクにとって好適な状態にする方法が提案されてい
る。
一方、一枚の光ディスクの中に、再生専用型光ディスク
と同質なトラック領域，追記型光ディスクと同質なトラ
ック領域，消去型光ディスクと同質なトラック領域の少
なくとも２つ、場合により３つのトラック領域を有する
光ディスクは、使用目的によっては非常に利用価値の高
いものである。しかし、異なるトラック領域が混在する
光ディスクでは、前述したユーザがその都度調整する方
法や、カートリッジとセンサの組合せによる方法は方法
論的には可能であるが、実用に供するには極めて困難と
いえる。
と同質なトラック領域，追記型光ディスクと同質なトラ
ック領域，消去型光ディスクと同質なトラック領域の少
なくとも２つ、場合により３つのトラック領域を有する
光ディスクは、使用目的によっては非常に利用価値の高
いものである。しかし、異なるトラック領域が混在する
光ディスクでは、前述したユーザがその都度調整する方
法や、カートリッジとセンサの組合せによる方法は方法
論的には可能であるが、実用に供するには極めて困難と
いえる。
発明の目的 本発明は、１枚の光ディスクの中に凹凸の再生専用領域
と記録膜の追記又は消去領域を混在させた光ディスクを
容易に実現させ、各領域の識別を確実かつ容易に行うこ
とが可能な光ディスク及びその装置を実現することを目
的とする。
と記録膜の追記又は消去領域を混在させた光ディスクを
容易に実現させ、各領域の識別を確実かつ容易に行うこ
とが可能な光ディスク及びその装置を実現することを目
的とする。
発明の構成 本発明の光ディスクは、スパイラル状もしくは同心円状
のトラックを有する光ディスクであって、ディスク径方
向に環状的に、凹凸のピットが形成されたデータ領域を
含む再生専用型の第１のトラック領域と、データ領域を
含む追記型又は消去型のうち少なくとも一方の第２のト
ラック領域を有し、前記第１と第２のトラック領域の中
でデータ領域とは異なる領域に、前記第１と第２のトラ
ック領域を識別する信号となる光学的に検出可能な凹凸
のピットが、各トラックに少なくとも１ヶ所予め設けら
れ、前記第１、第２のトラック領域上に同一の光学的記
録薄膜を設けたものである。
のトラックを有する光ディスクであって、ディスク径方
向に環状的に、凹凸のピットが形成されたデータ領域を
含む再生専用型の第１のトラック領域と、データ領域を
含む追記型又は消去型のうち少なくとも一方の第２のト
ラック領域を有し、前記第１と第２のトラック領域の中
でデータ領域とは異なる領域に、前記第１と第２のトラ
ック領域を識別する信号となる光学的に検出可能な凹凸
のピットが、各トラックに少なくとも１ヶ所予め設けら
れ、前記第１、第２のトラック領域上に同一の光学的記
録薄膜を設けたものである。
そして本発明はこの光ディスクを用いて再生、記録又は
消去動作を行うに際し、前記領域を識別する信号を読み
取り、前記各トラック領域の特性に合致させた再生、記
録又は消去動作の制御を行うことを特徴とする光ディス
ク装置を提供する。
消去動作を行うに際し、前記領域を識別する信号を読み
取り、前記各トラック領域の特性に合致させた再生、記
録又は消去動作の制御を行うことを特徴とする光ディス
ク装置を提供する。
実施例の説明 第１図は本発明の実施例による光ディスクのディスクフ
ォーマットの概略を示す外観図である。光ディスクのト
ラックはスパイラル状もしくは同心円状に形成される
が、以下の説明にはスパイラル状に形成されたものとし
て説明する。
ォーマットの概略を示す外観図である。光ディスクのト
ラックはスパイラル状もしくは同心円状に形成される
が、以下の説明にはスパイラル状に形成されたものとし
て説明する。
図において、１は光ディスクで、その中心部に光ディス
クを回転駆動（本実施例では矢印Ｒ方向に一定回転数で
駆動）するための中心穴２を有する。
クを回転駆動（本実施例では矢印Ｒ方向に一定回転数で
駆動）するための中心穴２を有する。
RA，RB，RCで示すディスク径方向に環状的な領域は各
々、ここでは追記型のトラック領域，再生専用型のトラ
ック領域，消去型のトラック領域とする。
々、ここでは追記型のトラック領域，再生専用型のトラ
ック領域，消去型のトラック領域とする。
追記型のトラック領域RAは、ここのトラック上には前述
した記録のみが可能な記録層が設けられ記録再生が可能
なトラックの領域であることを示し、他の再生専用型の
トラック領域RB，消去型のトラック領域RCも同じ主旨で
用いている。
した記録のみが可能な記録層が設けられ記録再生が可能
なトラックの領域であることを示し、他の再生専用型の
トラック領域RB，消去型のトラック領域RCも同じ主旨で
用いている。
３はインデックスフィールドである。
インデックスフィールド３はインデックスマーク４とジ
ャンピング領域５とから構成している。６はセクタで、
１トラックではS0〜Snまで（ｎ＋１）ケの等間隔なセク
タを有する。
ャンピング領域５とから構成している。６はセクタで、
１トラックではS0〜Snまで（ｎ＋１）ケの等間隔なセク
タを有する。
スパイラル状トラックでの１トラックはディスク１回転
相当のトラック長を有する。
相当のトラック長を有する。
それぞれのセクタ６は先頭部にセクタヘッダ領域７を、
そのあとにデータを記録するためのあるいは既に記録さ
れたデータを蓄積するデータフィールド（D0〜Dn）８を
有する。
そのあとにデータを記録するためのあるいは既に記録さ
れたデータを蓄積するデータフィールド（D0〜Dn）８を
有する。
セクタヘッダ領域７は、領域識別信号部9,セクタマーク
10,アドレスフィールド（A0〜An）11で構成している。
10,アドレスフィールド（A0〜An）11で構成している。
インデックスフィールド３のインデックスマーク４はス
パイラル状のトラックを光ディスクの１回転ごとに１ト
ラック戻ってもしくは行って常に同一のトラックをリト
レースするためのトラックジャンピングの起動信号とし
て用いる。図示しない光ディスク装置に設けた光学ヘッ
ドによって再生される再生信号から検出されたインデッ
クス信号により、光学ヘッドの絞りレンズをトラックと
垂直方向にトラックピッチ相当量駆動することによっ
て、ジャンピング領域５内でトラックジャンピングさせ
元のトラックに戻す。トラックジャンピングが正しく行
なわれたかどうかは、ジャンピング領域５に続くアドレ
スフィールド11,A0を読み取り確認する。
パイラル状のトラックを光ディスクの１回転ごとに１ト
ラック戻ってもしくは行って常に同一のトラックをリト
レースするためのトラックジャンピングの起動信号とし
て用いる。図示しない光ディスク装置に設けた光学ヘッ
ドによって再生される再生信号から検出されたインデッ
クス信号により、光学ヘッドの絞りレンズをトラックと
垂直方向にトラックピッチ相当量駆動することによっ
て、ジャンピング領域５内でトラックジャンピングさせ
元のトラックに戻す。トラックジャンピングが正しく行
なわれたかどうかは、ジャンピング領域５に続くアドレ
スフィールド11,A0を読み取り確認する。
領域識別信号部９には、再生専用型のトラック領域RB，
追記型のトラック領域RA，消去型のトラック領域RCにお
いて、同一のトラック領域では同じであるが、他の異な
る領域とでは異なる信号として後述の凹凸のピットとし
て設けている。このため、異なるトラック領域が混在す
る光ディスクであっても、どの種類のトラック領域であ
るかの識別は、領域識別信号部９を光学ヘッドにて再生
し、その再生信号を検出することによってなし得る。光
ディスク装置は、領域識別信号部９の再生信号を検出
し、その検出信号から装着されている光ディスクの中で
どの種類のトラック領域を再生しているかが識別でき、
これによって、例えば追記型のトラック領域であれば、
消去光ビームの照射を禁止するなど、追記型光ディスク
を記録再生するに好適な処置や制御を行なう。
追記型のトラック領域RA，消去型のトラック領域RCにお
いて、同一のトラック領域では同じであるが、他の異な
る領域とでは異なる信号として後述の凹凸のピットとし
て設けている。このため、異なるトラック領域が混在す
る光ディスクであっても、どの種類のトラック領域であ
るかの識別は、領域識別信号部９を光学ヘッドにて再生
し、その再生信号を検出することによってなし得る。光
ディスク装置は、領域識別信号部９の再生信号を検出
し、その検出信号から装着されている光ディスクの中で
どの種類のトラック領域を再生しているかが識別でき、
これによって、例えば追記型のトラック領域であれば、
消去光ビームの照射を禁止するなど、追記型光ディスク
を記録再生するに好適な処置や制御を行なう。
アドレスフィールド11には、クロック再生のクロック同
期を取るためのプレアンブル，アドレスの始まりを検出
するためのアドレスマーク，トラック１本に１つ割当て
られたトラックアドレス，各セクタに１つ割当てられた
セクタアドレス等を有し、又、セクタマーク10はセクタ
アドレスのより高い検出能力を発するために用いるもの
であるがそれらの詳細は省略する。
期を取るためのプレアンブル，アドレスの始まりを検出
するためのアドレスマーク，トラック１本に１つ割当て
られたトラックアドレス，各セクタに１つ割当てられた
セクタアドレス等を有し、又、セクタマーク10はセクタ
アドレスのより高い検出能力を発するために用いるもの
であるがそれらの詳細は省略する。
次に第２図に従ってディスク構造について説明する。第
２図は光ディスクの半径方向を一部断面で示した概念的
な斜視図である。
２図は光ディスクの半径方向を一部断面で示した概念的
な斜視図である。
追記型，消去型のトラック領域では光学的案内トラック
として光ディスク上の記録再生領域全面に溝を有する溝
付きトラックとして、再生専用型のトラック領域では前
述のデータフィールドに予めデータを有するトラック構
成にしている。
として光ディスク上の記録再生領域全面に溝を有する溝
付きトラックとして、再生専用型のトラック領域では前
述のデータフィールドに予めデータを有するトラック構
成にしている。
図において、RA領域は追記型もしくは消去型のトラック
領域のトラックを示し、RB領域は再生専用型のトラック
領域のトラックを示す。又、θA領域はデータフィール
ド８を、θＢは領域識別信号部９やインデックスマーク
４等の予めフォーマットされている領域を示す。
領域のトラックを示し、RB領域は再生専用型のトラック
領域のトラックを示す。又、θA領域はデータフィール
ド８を、θＢは領域識別信号部９やインデックスマーク
４等の予めフォーマットされている領域を示す。
図で基材12は透明もしくは半透明の材質が用いられる。
RA領域のトラック13は幅w,深さd,トラックピックｐの溝
14と凹凸の形のピット列15とによって連続したスパイラ
ル状のトラック13となる。第２図に示すごとく、RAおよ
びRBの両トラック上全域上には厚さｔの記録薄膜16が蒸
着などの方法で形成され、その上に保護層17が設けられ
る。溝14の深さd,幅ｗは光学的に検出可能なトラックと
して機能するよう設計されている。
RA領域のトラック13は幅w,深さd,トラックピックｐの溝
14と凹凸の形のピット列15とによって連続したスパイラ
ル状のトラック13となる。第２図に示すごとく、RAおよ
びRBの両トラック上全域上には厚さｔの記録薄膜16が蒸
着などの方法で形成され、その上に保護層17が設けられ
る。溝14の深さd,幅ｗは光学的に検出可能なトラックと
して機能するよう設計されている。
溝14部に微小に絞った光ビーム17を照射することで、デ
ータの記録や再生等が行なわれる。18は光学的濃度変化
を起こしたピットを示す。
ータの記録や再生等が行なわれる。18は光学的濃度変化
を起こしたピットを示す。
領域識別信号部９などの予め光ディスクにフォーマット
する信号は、光学的に検出可能な形の凹凸構造のピット
列15として必要な長さ設けられる。RB領域は再生専用型
のトラック領域のトラックを示し、θA領域すなわちデ
ータフィールド９には再生したいデータを予めトラック
13′のように光学的に検出可能な形の凹凸形構造のピッ
ト列として設けてもよいし、又、トラック13″で示すよ
うに、Ａ領域の溝14と同様な溝14′に再生したいデータ
を更に凹凸形構造のピット列として設けてもよい。尚、
再生専用型のトラック領域の蒸着膜としては前述した記
録薄膜17と同じものが形成されてもさしつかえないた
め、記録薄膜17は全面形成でよく、ディスク製造上好都
合となる。
する信号は、光学的に検出可能な形の凹凸構造のピット
列15として必要な長さ設けられる。RB領域は再生専用型
のトラック領域のトラックを示し、θA領域すなわちデ
ータフィールド９には再生したいデータを予めトラック
13′のように光学的に検出可能な形の凹凸形構造のピッ
ト列として設けてもよいし、又、トラック13″で示すよ
うに、Ａ領域の溝14と同様な溝14′に再生したいデータ
を更に凹凸形構造のピット列として設けてもよい。尚、
再生専用型のトラック領域の蒸着膜としては前述した記
録薄膜17と同じものが形成されてもさしつかえないた
め、記録薄膜17は全面形成でよく、ディスク製造上好都
合となる。
第３図は本発明の別の実施例による光ディスクのディス
クフォーマットの概略を示す外観図である。第１図で説
明したものと同一のものと考えられるものは同一の符号
を付している。
クフォーマットの概略を示す外観図である。第１図で説
明したものと同一のものと考えられるものは同一の符号
を付している。
第３図で示す実施例の光ディスクは第１図で示したもの
に比し、データ容量は減るが、夫々の領域で異なる記録
膜を有する場合の光ディスクの製造を容易にすることが
できる。
に比し、データ容量は減るが、夫々の領域で異なる記録
膜を有する場合の光ディスクの製造を容易にすることが
できる。
第３図に示すように、追記型のトラック領域RAと再生専
用型のトラック領域RBという異なるトラック領域の境界
に境界トラック領域RDを設けている。
用型のトラック領域RBという異なるトラック領域の境界
に境界トラック領域RDを設けている。
再生専用型のトラック領域RBと消去型のトラック領域RC
の境界トラック領域RDを設ける。
の境界トラック領域RDを設ける。
境界トラック領域RDは前記の異なるトラック領域を連続
したトラックピッチで連結する。
したトラックピッチで連結する。
尚、第１図，第３図の実施例では、各々のセクタのヘッ
ド領域ごとに領域識別用信号を設けたが、これはセクタ
というデータを記録再生する最小単位ごとにトラック領
域の識別を行なうことが出来るので、識別の信頼性を高
めるということ、及び識別のためのディスク回転待ち時
間が少なくてすむ利点がある。しかし、１トラックに１
ヶ所、例えばインデックスマークの直前に設けることに
よっても本発明の主旨からはずれないことはいうまでも
ない。
ド領域ごとに領域識別用信号を設けたが、これはセクタ
というデータを記録再生する最小単位ごとにトラック領
域の識別を行なうことが出来るので、識別の信頼性を高
めるということ、及び識別のためのディスク回転待ち時
間が少なくてすむ利点がある。しかし、１トラックに１
ヶ所、例えばインデックスマークの直前に設けることに
よっても本発明の主旨からはずれないことはいうまでも
ない。
発明の効果 本発明は、凹凸の再生専用トラック領域と追記又は消去
トラック領域を有する光ディスクを実現するに際し、予
め領域識別用の情報信号を凹凸の形のピットとして設け
る構造にしているため、光学ヘッドにて上記信号を再生
して、その再生信号から前述の領域の識別を検出でき、
識別のための特別な検出センサが不要であるとともに、
この凹凸は光ディスク製造工程で確実に誤りなく製造で
きる。又、ディスク照射光パワーなどの条件が異なる再
生専用型と追記型あるいは消去型のトラック領域が混在
する光ディスクをユーザが何ら調整することなしで１台
の光ディスク装置で誤りの恐れなく使用でき、信頼性、
使用性も高い。
トラック領域を有する光ディスクを実現するに際し、予
め領域識別用の情報信号を凹凸の形のピットとして設け
る構造にしているため、光学ヘッドにて上記信号を再生
して、その再生信号から前述の領域の識別を検出でき、
識別のための特別な検出センサが不要であるとともに、
この凹凸は光ディスク製造工程で確実に誤りなく製造で
きる。又、ディスク照射光パワーなどの条件が異なる再
生専用型と追記型あるいは消去型のトラック領域が混在
する光ディスクをユーザが何ら調整することなしで１台
の光ディスク装置で誤りの恐れなく使用でき、信頼性、
使用性も高い。
また、本発明は、記録膜が存在しても凹凸からの光学的
検出が可能であり、記録膜を各領域上に一体形成できる
ため、ディスクの製造も容易であるとともに、凹凸識別
信号は予め形成するものであり、使用者側での作成は一
切不要でかつ大量製造も容易となり、高性能光ディスク
の実現に大きく寄与するものである。
検出が可能であり、記録膜を各領域上に一体形成できる
ため、ディスクの製造も容易であるとともに、凹凸識別
信号は予め形成するものであり、使用者側での作成は一
切不要でかつ大量製造も容易となり、高性能光ディスク
の実現に大きく寄与するものである。
第１図は本発明の一実施例の光ディスクの平面図、第２
図は第１図のディスク構造を示す一部断面を有する斜視
図、第３図は本発明の別の実施例の光ディスクの平面図
である。 １……光ディスク、RA，RB，RC……トラック領域、RD…
…境界トラック領域、６……セクタ、７……セクタヘッ
ド領域、９……領域識別信号。
図は第１図のディスク構造を示す一部断面を有する斜視
図、第３図は本発明の別の実施例の光ディスクの平面図
である。 １……光ディスク、RA，RB，RC……トラック領域、RD…
…境界トラック領域、６……セクタ、７……セクタヘッ
ド領域、９……領域識別信号。
Claims (3)
- 【請求項１】スパイラル状もしくは同心円状のトラック
を有する光ディスクであって、ディスク径方向に環状的
に、凹凸のピットが形成されたデータ領域を含む再生専
用型の第１のトラック領域と、データ領域を含む追記型
又は消去型のうち少なくとも一方の第２のトラック領域
を有し、前記第１と第２のトラック領域の中でデータ領
域とは異なる領域に、前記第１と第２のトラック領域を
識別する信号となる光学的に検出可能な凹凸のピット
が、各トラックに少なくとも１ヶ所予め設けられ、前記
第１、第２のトラック領域上に同一の光学的記録薄膜を
設けたことを特徴とする光ディスク。 - 【請求項２】各トラックが、ディスク回転方向にセクタ
ヘッダ領域とデータフィールドとを有するセクタを備
え、識別する信号となる凹凸がセクタヘッダ領域に設け
られていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
の光ディスク。 - 【請求項３】スパイラル状もしくは同心円状のトラック
を有する光ディスクであって、ディスク径方向に環状的
に、凹凸のピットが形成されたデータ領域を含む再生専
用型の第１のトラック領域と、データ領域を含む追記型
又は消去型のうち少なくとも一方の第２のトラック領域
を有し、前記第１と第２のトラック領域の中でデータ領
域とは異なる領域に、前記第１と第２のトラック領域を
識別する信号となる光学的に検出可能な凹凸のピット
が、各トラックに少なくとも１ヶ所予め設けられ、前記
第１、第２のトラック領域上に同一の光学的記録薄膜を
設けた光ディスクを用いて再生、記録又は消去動作を行
うに際し、前記領域を識別する信号を読み取り、前記各
トラック領域の特性に合致させた再生、記録又は消去動
作の制御を行うことを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59126042A JPH0687308B2 (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 光ディスク及び光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59126042A JPH0687308B2 (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 光ディスク及び光ディスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS615442A JPS615442A (ja) | 1986-01-11 |
| JPH0687308B2 true JPH0687308B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=14925216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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-
1984
- 1984-06-19 JP JP59126042A patent/JPH0687308B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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