JPH0129619Y2 - - Google Patents

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JPH0129619Y2
JPH0129619Y2 JP1983136731U JP13673183U JPH0129619Y2 JP H0129619 Y2 JPH0129619 Y2 JP H0129619Y2 JP 1983136731 U JP1983136731 U JP 1983136731U JP 13673183 U JP13673183 U JP 13673183U JP H0129619 Y2 JPH0129619 Y2 JP H0129619Y2
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click
rotation
shaft
cam member
engagement
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JP1983136731U
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JPS6047026U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、通信機における周波数同調ダイヤル
等の回転動作をクリツク的又は自由回転的に選択
できるようにするための装置に関する。
(従来技術) 近年、通信機器の多機能化に伴い、周波数同調
ダイヤルをクリツク的又は自由回転的のいずれに
も使用できることが要望されている。
我々は先に、斯る機能を備えた回転軸用動作切
換装置を提案した(特公昭57−28980号公報)が、
これは機械的機構により作動するものであつたた
め、近年の高度に電子化された機器には不向きな
場合もあつた。即ち、先に提案したものにおいて
は、モード切換スイツチに連動してダイヤル軸を
フリー又はクリツクに切り換わるように構成した
ものであるが、近年の無線機器はモード切換を電
子的に行わせたり、周波数のみならずモードまで
もメモリーできるようになつているものも提供さ
れているため、それらの機能に対応させてダイヤ
ル軸の動作(クリツク・フリー)を自動制御する
ことは困難である。
(考案の目的) 本考案は上記した点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、周波数ダイヤル等の動作切換
(フリー・クリツク)を電気的信号により切り換
えることができるようにして、上記したような無
線機器の多機能化に対応できるようにした回転軸
用動作切換装置を提供することにある。
(考案の構成) 本考案に係る回転軸用動作切換装置は、ダイヤ
ル軸等の回転軸の回転を選択的にステツプ回動と
するステツプ回動手段を備えていて周波数同調ダ
イヤル等の回転動作をクリツク的又は自由回転的
に選択切換えできるようになつている回転軸用動
作切換装置において、電磁プランジヤと、電磁プ
ランジヤの第一次の作動により一方向へ回転する
と共に第二次の作動により他方向へ回転して順次
この回転を繰返すようになつているカム部材と、
上記回転軸に設けられたクリツクデイスクと、上
記カム部材の一方向への回転により上記クリツク
デイスクに係合して該係合状態を保持すると共に
カム部材の他方向への回転によりクリツクデイス
クとの係合状態が解除されるようになつているク
リツク用係合部材と、上記カム部材の2位置検出
をするスイツチとを備えていることを特徴とす
る。
(実施例) 本考案に係る回転軸用動作切換装置の実施例を
図面に基づいて説明する。図中、1はダイヤル
軸、2は該ダイヤル軸1に設けられたクリツクデ
イスクであつて外周には波状の凹凸が設けられて
いる。3は電磁プランジヤであつて、出入自在の
可動シヤフト4が設けられており、通電を解除す
ると戻りバネ4aにより復帰するようになつてい
る。この可動シヤフト4の先端は連接棒5を介し
てカム部材6の一端側6aに連結されている。
実施例において上記カム部材6は円形に成形さ
れており、他端6bはシヤフト7により枢支され
ている。カム部材6の上面には連接棒5に設けら
れたピン溝5aに係合するピン6cが立設されて
いる。上記ピン溝5aは2カ所の係合溝5c,5
dを有する略ハート形に形成されており、ピン6
cはいずれかの係合溝5c又は5dに係合できる
ようになつている。連接棒5の裏面には係合突起
5bが、また、フレームA側には上記係合突起5
bに対応して係合凸部8が夫々突設されている。
上記シヤフト7にはカム9が設けられており、カ
ム9は上記カム部材6の回動と一体的に回動する
ようになつている。10はクリツク用係合部材で
あつて、鋼球11と、該鋼球11を保持するため
の保持板12と、該保持板12に設けられ上記鋼
球11をクリツクデイスク2側に弾発的に押圧す
るよう付勢するための板バネ13とから構成され
ており、その一端14はカム9の押圧接点になつ
ていて、他端15はシヤフト16により枢支され
ている。
上記連接棒5の両側方には板バネ17が配置さ
れており、連接棒5が揺動するとバネ端18,1
9に接触し、その動作が規制されるようになつて
いる。20は上記カム部材10の2位置検出がで
きるように配置されたスイツチであつて、図示例
ではマイクロスイツチが使用されているが光電ス
イツチや磁気スイツチでも良いことは勿論であ
る。
上記した構成においてその動作例を第3図乃至
第5図に基づいて説明する。第3図A〜Dは本装
置の基本的な動作状態、第4図Aは第3図Aに示
す状態におけるクリツク用係合部材10の状態、
第4図Bは第3図Cに示す状態におけるクリツク
用係合部材10の状態、第5図はソレノイドに印
加する電圧のレベルを示し、a〜dは夫々第3図
A〜Dに夫々対応する。
先ず、第5図aに示すようにソレノイドに電圧
が印加されないで電磁プランジヤ3が作動してい
ない場合には、ピン6cは係合溝5c側に係合し
ており、且つ係合突起5bと係合凸部8は係合状
態にある。この位置においてクリツク用係合部材
10はクリツクデイスク2から離れた位置にあ
り、ダイヤル軸1はフリーで回転させることがで
きる。またスイツチ20はオフ状態にある。次に
第5図bに示すようにソレノイドに電圧を印加し
た場合には、第3図Bに示すように可動シヤフト
4が引き込まれ、カム部材6が回転する(この場
合係合突起5bと係合凸部8との係合は解除され
る)。この位置において第5図cに示すようにソ
レノイドへの通電を遮断すると可動シヤフト4は
戻りバネ4aによつて元位置に復帰するが、カム
部材6は慣性によりさらに回転しピン6cは係合
溝5d側に係合することとなる。この状態におい
ては、係合突起5bと係合凸部8とが第3図Aに
示す状態と逆の状態で係合することとなり、全機
構は自己保持され、カム9は第4図Bに示すよう
にクリツク用係合部材10を押圧し鋼球11はク
リツクデイスク2に押圧される。したがつてダイ
ヤル軸1はクリツク的に回動することとなり、ス
イツチ20はオン状態となる。次に、第5図dに
示すようにソレノイドに再通電されると係合突起
5bと係合凸部8との係合は解除され、通電を停
止すると第3図Aに示す状態となりダイヤル軸は
フリーになる。以上要するに、係合突起5bと係
合凸部8との係合状態に応じて矢示V又は矢示W
の力が発生し、また、ピン6cが係合溝5c又は
5dに選択的に係合することにより、戻りバネ4
aにより加えられる力の方向が変化し、カム部材
6は矢示X又は矢示Y方向に回動するためソレノ
イドに電圧を印加して遮断する度にカム9の位置
が2位置的に切り換わり、ダイヤル軸1のクリツ
ク・フリーを切り換えることができるようになつ
ている。
なお、図示例ではカム部材6によつてスイツチ
20のオン・オフをさせるようになつているが、
これに限らず、例えば、クリツク用係合部材10
によつて作動させるようにしてもよいことは勿論
である。スイツチ20からのオン・オフ信号はク
リツク又はフリーの検出信号としてマイクロコン
ピユーター等に入力することができ、ソレノイド
の自動制御を行なわせることがで可能となる。
(考案の効果) 本考案に係る回転軸用動作切換装置によれば、
ソレノイドに瞬時に通電するだけで周波数同調ダ
イヤル等の回転動作をクリツク的又は自由回転的
に切り換えることができる。しかも、その切り換
えに応じた2位置検出用信号が得られるため、電
子的にクリツク・フリーを制御することもでき、
例えば、メモリーされたモードに対して、SSBモ
ードのときにはフリーに、FMモードのときには
クリツクに夫々自動的設定することが可能とな
り、オールモード型通信機に最適である。また、
ソレノイドに消費される電力は僅かであるため、
発熱も少ない等の優れた特長がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る回転軸用動作切換装置の実
施例を示し、第1図は平面図、第2図は側面図、
第3図は電磁プランジヤとカム部材との動作関係
を示す平面図、第4図Aはクリツクデイスクがフ
リー状態である場合におけるクリツク用係合部材
とクリツクデイスクとの位置関係を示す平面図、
第4図Bはクリツクデイスクがクリツク状態であ
る場合におけるクリツク用係合部材とクリツクデ
イスクとの位置関係を示す平面図、第5図は電磁
プランジヤへの印加電圧のレベルを示すグラフで
ある。 1……ダイヤル軸、2……クリツクデイスク、
3……電磁プランジヤたるソレノイド、6……カ
ム部材、10……クリツク用係合部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ダイヤル軸等の回転軸の回転を選択的にステツ
    プ回動とするステツプ回動手段を備えていて周波
    数同調ダイヤル等の回転動作をクリツク的又は自
    由回転的に選択切換えできるようになつている回
    転軸用動作切換装置において、 電磁プランジヤと、電磁プランジヤの第一次の
    作動により一方向へ回転すると共に第二次の作動
    により他方向へ回転して順次この回転を繰返すよ
    うになつているカム部材と、上記回転軸に設けら
    れたクリツクデイスクと、上記カム部材の一方向
    への回転により上記クリツクデイスクに係合して
    該係合状態を保持すると共にカム部材の他方向へ
    の回転によりクリツクデイスクとの係合状態が解
    除されるようになつているクリツク用係合部材
    と、上記カム部材の2位置検出をするスイツチと
    を備えていることを特徴とする回転軸用動作切換
    装置。
JP13673183U 1983-09-05 1983-09-05 回転軸用動作切換装置 Granted JPS6047026U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13673183U JPS6047026U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 回転軸用動作切換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13673183U JPS6047026U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 回転軸用動作切換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6047026U JPS6047026U (ja) 1985-04-02
JPH0129619Y2 true JPH0129619Y2 (ja) 1989-09-08

Family

ID=30307338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13673183U Granted JPS6047026U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 回転軸用動作切換装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6246183B2 (ja) * 2015-12-21 2017-12-13 株式会社東海理化電機製作所 シフト装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728980A (en) * 1980-07-25 1982-02-16 Iseki Agricult Mach Automatic screen clogging preventer for downflow type grain dryer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5819601Y2 (ja) * 1975-06-04 1983-04-22 松下電器産業株式会社 テイイチテイシソウチ

Patent Citations (1)

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JPS5728980A (en) * 1980-07-25 1982-02-16 Iseki Agricult Mach Automatic screen clogging preventer for downflow type grain dryer

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6047026U (ja) 1985-04-02

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