JP2001121449A - 電動工具のオン／オフ切替及び回転数制御装置 - Google Patents
電動工具のオン／オフ切替及び回転数制御装置Info
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- H01H3/32—Driving mechanisms, i.e. for transmitting driving force to the contacts
- H01H3/46—Driving mechanisms, i.e. for transmitting driving force to the contacts using rod or lever linkage, e.g. toggle
Abstract
(57)【要約】
【課題】 単独の操作素子によってオン／オフ切替装置
及び回転数制御装置の双方を動作させることができ、長
い使用期間にわたって摩耗が少なく、しかも優れた機能
を保持し、コトスパフォーマンスがよい電動工具を得
る。 【解決手段】 操作素子１，５によりオフ位置から第１
の移動行程にわたりオン位置に切り換えるスイッチ２
と、センサ３を有する別個の回転数制御装置とを機能的
に結合し、第１移動行程以後に更に継続移動する際に操
作素子１の瞬間的位置に関連する押圧値及び／又は操作
素子１の移動量をタペット４により把握し、この押圧値
及び／又は移動量に対応するモータのための回転数制御
信号を電動工具の駆動モータに供給する。
及び回転数制御装置の双方を動作させることができ、長
い使用期間にわたって摩耗が少なく、しかも優れた機能
を保持し、コトスパフォーマンスがよい電動工具を得
る。 【解決手段】 操作素子１，５によりオフ位置から第１
の移動行程にわたりオン位置に切り換えるスイッチ２
と、センサ３を有する別個の回転数制御装置とを機能的
に結合し、第１移動行程以後に更に継続移動する際に操
作素子１の瞬間的位置に関連する押圧値及び／又は操作
素子１の移動量をタペット４により把握し、この押圧値
及び／又は移動量に対応するモータのための回転数制御
信号を電動工具の駆動モータに供給する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、押圧素子又は摺動
キー等の操作素子によって動作可能な電動工具のための
オン／オフ切替装置及び回転数制御装置に関するもので
ある。
キー等の操作素子によって動作可能な電動工具のための
オン／オフ切替装置及び回転数制御装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】上述の技術分野の電動工具としては、ド
リルハンマー、組合せハンマー、ドリル装置、揺動グラ
インダ等があり、制御及び駆動電子装置によって回転数
を好適には、無段階に変化させることができるようにし
ている。上述の技術の市販の電動工具は回転数制御を例
えば、押圧素子によって操作するスイッチを介して行っ
ており、このスイッチはスイッチ接点の他に制御リン
ク、特にポテンショメーターを有し、例えば、ポテンシ
ョメーターのスライダのタップ位置は瞬間的な押圧素子
の位置に依存する。モータ用電子回路の回転数基準値の
ための信号はスライダのタップから取り出す。ポテンシ
ョメーターの抵抗トラックはカプセルで包囲され、密閉
されているにもかかわらずほこりの侵入を防ぐのは困難
である。また時間が経つと摩耗し、電動工具は頻繁に整
備しなければならなくなる。抵抗トラックにほこりの粒
子が少しでも付着すると、機能が中断するか、又は耐用
寿命が極端に短くなる。更に、個別の用途を考慮して切
替及び回転数制御装置を製造しなければならず、また在
庫を保有しておかねばならない。
リルハンマー、組合せハンマー、ドリル装置、揺動グラ
インダ等があり、制御及び駆動電子装置によって回転数
を好適には、無段階に変化させることができるようにし
ている。上述の技術の市販の電動工具は回転数制御を例
えば、押圧素子によって操作するスイッチを介して行っ
ており、このスイッチはスイッチ接点の他に制御リン
ク、特にポテンショメーターを有し、例えば、ポテンシ
ョメーターのスライダのタップ位置は瞬間的な押圧素子
の位置に依存する。モータ用電子回路の回転数基準値の
ための信号はスライダのタップから取り出す。ポテンシ
ョメーターの抵抗トラックはカプセルで包囲され、密閉
されているにもかかわらずほこりの侵入を防ぐのは困難
である。また時間が経つと摩耗し、電動工具は頻繁に整
備しなければならなくなる。抵抗トラックにほこりの粒
子が少しでも付着すると、機能が中断するか、又は耐用
寿命が極端に短くなる。更に、個別の用途を考慮して切
替及び回転数制御装置を製造しなければならず、また在
庫を保有しておかねばならない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】根本的な問題として
は、特に、電動工具の駆動モータの回転数のためのポテ
ンショメーターとして制御リンクを使用する際に、摩
耗、摩損、振動等が問題になることが知られており、こ
の問題を解決しなければならない。調整可能な押圧素子
によって圧力センサの所定駆動モータ回転数を、圧力ば
ね上で横方向に延在するアームに対して長手方向に移動
自在のタペットを作用させて制御リンクの変更を電気的
に行うことがヨーロッパ特許第４２３６７３号に記載さ
れており、同様の目的を達成するための圧力センサが米
国特許第３，３８６，０６７号に記載されており、この
場合、押圧素子のより長い行程にわたる移動に圧力セン
サの受圧構成が依存している。
は、特に、電動工具の駆動モータの回転数のためのポテ
ンショメーターとして制御リンクを使用する際に、摩
耗、摩損、振動等が問題になることが知られており、こ
の問題を解決しなければならない。調整可能な押圧素子
によって圧力センサの所定駆動モータ回転数を、圧力ば
ね上で横方向に延在するアームに対して長手方向に移動
自在のタペットを作用させて制御リンクの変更を電気的
に行うことがヨーロッパ特許第４２３６７３号に記載さ
れており、同様の目的を達成するための圧力センサが米
国特許第３，３８６，０６７号に記載されており、この
場合、押圧素子のより長い行程にわたる移動に圧力セン
サの受圧構成が依存している。
【０００４】この既知の回転数制御装置は、確かに上述
の電動工具に使用されるポテンショメーターに見られる
問題を回避することはできる。しかし、電動工具に全く
分離して動作する装置を設けているため、取り扱いが面
倒であり、装置の使用者は操作を注意深く行ったり、両
手で加工材料を工具ハウジングに対して位置決めした
り、２つの指を機敏に働かせて装置スイッチを操作しな
ければならないという欠点がある。更に、回転数制御リ
ンクの場合、装置の迅速な切替による反応が遅延すると
いう他の欠点がある。これにより、多種多様な理由から
外部から操作する特に機械的な操作リンクには、摩耗、
製造上及び使用上のコスト上昇、密閉の設けた等のため
好ましくない要因が付加される。
の電動工具に使用されるポテンショメーターに見られる
問題を回避することはできる。しかし、電動工具に全く
分離して動作する装置を設けているため、取り扱いが面
倒であり、装置の使用者は操作を注意深く行ったり、両
手で加工材料を工具ハウジングに対して位置決めした
り、２つの指を機敏に働かせて装置スイッチを操作しな
ければならないという欠点がある。更に、回転数制御リ
ンクの場合、装置の迅速な切替による反応が遅延すると
いう他の欠点がある。これにより、多種多様な理由から
外部から操作する特に機械的な操作リンクには、摩耗、
製造上及び使用上のコスト上昇、密閉の設けた等のため
好ましくない要因が付加される。
【０００５】
【課題を解決するための手段】これらのの問題を解決す
るため、本発明による電動工具のオン／オフ切替及び回
転数制御装置は、操作素子によりオフ位置から第１の移
動行程にわたりオン位置に切り換えるスイッチと、セン
サを有する別個の回転数制御装置とを機能的に結合し、
前記第１移動行程以後に更に継続移動する際に操作素子
の瞬間的位置に関連する押圧値及び／又は操作素子の移
動量を把握し、この押圧値及び／又は移動量に対応する
モータのための回転数制御信号を供給するようにしたこ
とを特徴とする。本発明によれば、単独の操作素子によ
って電動工具のためのオン／オフ切替装置及び回転数制
御装置の双方を動作させることができ、長い使用期間に
わたって摩耗が少なく、しかも優れた機能を保持し、コ
トスパフォーマンスがよくしかも単独の実施例で異なる
技術や異なる定格クラスの多くの電動工具に対応させる
ことができる。
るため、本発明による電動工具のオン／オフ切替及び回
転数制御装置は、操作素子によりオフ位置から第１の移
動行程にわたりオン位置に切り換えるスイッチと、セン
サを有する別個の回転数制御装置とを機能的に結合し、
前記第１移動行程以後に更に継続移動する際に操作素子
の瞬間的位置に関連する押圧値及び／又は操作素子の移
動量を把握し、この押圧値及び／又は移動量に対応する
モータのための回転数制御信号を供給するようにしたこ
とを特徴とする。本発明によれば、単独の操作素子によ
って電動工具のためのオン／オフ切替装置及び回転数制
御装置の双方を動作させることができ、長い使用期間に
わたって摩耗が少なく、しかも優れた機能を保持し、コ
トスパフォーマンスがよくしかも単独の実施例で異なる
技術や異なる定格クラスの多くの電動工具に対応させる
ことができる。
【０００６】本発明の好適な実施例においては、前記操
作素子を押圧素子とし、この押圧素子を片側で関節連結
した回動リンクにより構成し、前記スイッチを押圧スイ
ッチとし、このスイッチに直接隣接して固定した回転数
制御装置よりも前記スイッチを前記押圧素子の関節連結
ポイントに一層近接させて配置し、前記スイッチのオン
切替位置以後の押圧素子の移動によって動作するセンサ
操作リンクを設ける。この実施例によれば、タペットで
操作できるオン／オフ切替スイッチとセンサに設けた別
個の回転数制御装置とを隣接配置したため、簡単な構造
の片持ちヒンジ連結した回動リンクによって、例えば、
指で回動自在の押圧素子を操作し、オン／オフ切り替え
及び精度の高い回転数制御の双方を行うことができる。
作素子を押圧素子とし、この押圧素子を片側で関節連結
した回動リンクにより構成し、前記スイッチを押圧スイ
ッチとし、このスイッチに直接隣接して固定した回転数
制御装置よりも前記スイッチを前記押圧素子の関節連結
ポイントに一層近接させて配置し、前記スイッチのオン
切替位置以後の押圧素子の移動によって動作するセンサ
操作リンクを設ける。この実施例によれば、タペットで
操作できるオン／オフ切替スイッチとセンサに設けた別
個の回転数制御装置とを隣接配置したため、簡単な構造
の片持ちヒンジ連結した回動リンクによって、例えば、
指で回動自在の押圧素子を操作し、オン／オフ切り替え
及び精度の高い回転数制御の双方を行うことができる。
【０００７】しかし、押圧素子の場合切り替え操作に長
い行程にわたる移動があって空間的な理由から好ましく
ない場合には、他の好適な実施例として前記押圧素子を
互いに関節連結した回動自在リンクにより構成する。こ
の回動リンクは剛性を有する２個の構成素子により構成
し、これら双方の構成素子を一体の弾性ブリッジにより
連結し、又はヒンジ又は関節継手によって連結する。
い行程にわたる移動があって空間的な理由から好ましく
ない場合には、他の好適な実施例として前記押圧素子を
互いに関節連結した回動自在リンクにより構成する。こ
の回動リンクは剛性を有する２個の構成素子により構成
し、これら双方の構成素子を一体の弾性ブリッジにより
連結し、又はヒンジ又は関節継手によって連結する。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に、図面につき本発明の好適な
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【０００９】図１ａ，１ｂ，１ｃに回動自在の押圧素子
１の基本的な３つの異なる位置に示すように、本発明の
好適な実施の形態（第１実施例）は、互いに比較的に接
近させて配置した、上方からの押圧力によって操作する
スイッチ２と、回転数制御装置の一部をなすセンサ３
と，移動自在のタペット４により動作する圧力センサと
を有し、この圧力センサは変位センサ又は変位／圧力セ
ンサの組合せセンサとすることもできる。ばね等の伝動
機構によって、タペット４の移動行程を圧力値、及びこ
の圧力値に対応するモータ回転数のための制御信号を決
定することができる。図１の（ａ）は、押圧素子１が
「スイッチオフ」の位置にある状態を示す。この押圧素
子１を第１移動行程にわたり移動させることにより、先
ず、スイッチ２が制御リンク５の動作によってオン‐状
態に切り替わる（図１（ｂ）参照）。使用者の指で押圧
素子を更に回動させ、このオン‐状態を越えて押圧素子
１を動作させると、センサ３のタペット４が多少直線的
に移動し、このセンサ３は移動量に比例した電気的制御
信号を発生する。図１の（ｃ）から明らかなように、こ
の場合、スイッチ２は制御リンク５の比較的大きな継続
移動を伴うことが必至である。
１の基本的な３つの異なる位置に示すように、本発明の
好適な実施の形態（第１実施例）は、互いに比較的に接
近させて配置した、上方からの押圧力によって操作する
スイッチ２と、回転数制御装置の一部をなすセンサ３
と，移動自在のタペット４により動作する圧力センサと
を有し、この圧力センサは変位センサ又は変位／圧力セ
ンサの組合せセンサとすることもできる。ばね等の伝動
機構によって、タペット４の移動行程を圧力値、及びこ
の圧力値に対応するモータ回転数のための制御信号を決
定することができる。図１の（ａ）は、押圧素子１が
「スイッチオフ」の位置にある状態を示す。この押圧素
子１を第１移動行程にわたり移動させることにより、先
ず、スイッチ２が制御リンク５の動作によってオン‐状
態に切り替わる（図１（ｂ）参照）。使用者の指で押圧
素子を更に回動させ、このオン‐状態を越えて押圧素子
１を動作させると、センサ３のタペット４が多少直線的
に移動し、このセンサ３は移動量に比例した電気的制御
信号を発生する。図１の（ｃ）から明らかなように、こ
の場合、スイッチ２は制御リンク５の比較的大きな継続
移動を伴うことが必至である。
【００１０】
【実施例】図２の第２の実施例では、スイッチ２の制御
リンク５の長い継続移動を、回動自在及び移動自在の押
圧素子１によって回避する。図２の３つの基本位置から
明らかなように、図２の（ａ）は「スイッチオフ」、図
２の（ｂ）はモータの回転数が極めて低い「スイッチオ
ン」、図２の（ｃ）はスイッチ２のオン切替後にモータ
回転数が最も高い又は最大であっても制御リンク５が全
く又はほとんど移動していない押圧素子の回動及び移動
状態を示し、これにより、スイッチの全体の高さを低く
することができる。
リンク５の長い継続移動を、回動自在及び移動自在の押
圧素子１によって回避する。図２の３つの基本位置から
明らかなように、図２の（ａ）は「スイッチオフ」、図
２の（ｂ）はモータの回転数が極めて低い「スイッチオ
ン」、図２の（ｃ）はスイッチ２のオン切替後にモータ
回転数が最も高い又は最大であっても制御リンク５が全
く又はほとんど移動していない押圧素子の回動及び移動
状態を示し、これにより、スイッチの全体の高さを低く
することができる。
【００１１】図３の第３の実施例では、２個の剛性の構
成素子１ａ，１ｂを弾性ブリッジ１ｃにより、例えば、
適当な材料を薄くした部分によって一体に連結した可撓
性の押圧素子を有する。弾性ブリッジ１ｃは関節のよう
な継手、ヒンジ等を使用することができる。双方の構成
素子１ａ，１ｂを剛性体とし、図示のように、一方では
制御リンク５を動作させるのに使用し、他方ではセンサ
‐タペット４を動作させるのに使用する。押圧素子１を
操作すると（図３（ｂ）参照）、先ずスイッチ２がオン
になり、このとき制御リンク５は既に最終位置に達して
いる。押圧素子１を更に押圧しても、制御リンク５に密
着又は載置している構成素子１ａはそれ以上下方に移動
しない。構成素子１ａの傾動、及び図３の（ｃ）に示す
ように、場合によっては僅かに回転することもできる弾
性ブリッジ１ｃにより、押圧素子１の構成素子１ｂの内
方又は下方の移動を生じ、知覚できる次第に増大する背
圧に抗して操作することにより、センサ３のタペット４
が押し込まれる。有利なことに、この実施例によれば、
制御リンク５の継続移動が小さいスイッチ２を使用でき
る。更に有利な点としては、一方では、押圧素子１の押
し込みの際に、スイッチ２の動作に関するはっきりと知
覚できる触感情報、及びそれに続く回転数制御装置のセ
ンサの動作に関する次第に上昇する圧力情報が指に伝わ
り、従って、おおよそのモータ回転数に関する情報を感
知することができる。
成素子１ａ，１ｂを弾性ブリッジ１ｃにより、例えば、
適当な材料を薄くした部分によって一体に連結した可撓
性の押圧素子を有する。弾性ブリッジ１ｃは関節のよう
な継手、ヒンジ等を使用することができる。双方の構成
素子１ａ，１ｂを剛性体とし、図示のように、一方では
制御リンク５を動作させるのに使用し、他方ではセンサ
‐タペット４を動作させるのに使用する。押圧素子１を
操作すると（図３（ｂ）参照）、先ずスイッチ２がオン
になり、このとき制御リンク５は既に最終位置に達して
いる。押圧素子１を更に押圧しても、制御リンク５に密
着又は載置している構成素子１ａはそれ以上下方に移動
しない。構成素子１ａの傾動、及び図３の（ｃ）に示す
ように、場合によっては僅かに回転することもできる弾
性ブリッジ１ｃにより、押圧素子１の構成素子１ｂの内
方又は下方の移動を生じ、知覚できる次第に増大する背
圧に抗して操作することにより、センサ３のタペット４
が押し込まれる。有利なことに、この実施例によれば、
制御リンク５の継続移動が小さいスイッチ２を使用でき
る。更に有利な点としては、一方では、押圧素子１の押
し込みの際に、スイッチ２の動作に関するはっきりと知
覚できる触感情報、及びそれに続く回転数制御装置のセ
ンサの動作に関する次第に上昇する圧力情報が指に伝わ
り、従って、おおよそのモータ回転数に関する情報を感
知することができる。
【００１２】図４，５，６の更に他の実施例では操作素
子を回転ノブ６により構成する。図４の実施例では図４
の（ａ）に示すように、回転ノブ６は第１角度範囲にわ
たり矢印８の方向に右方に回転することができ、先ず、
制御リンク５が下方に押し下げられ、スイッチ２をオン
位置に切り替える。同時にタペット４は上方に引き上げ
られ、圧力センサ、変位センサ、又は組合せの変位／圧
力センサとすることができるセンサ３に、特に、移動量
に比例した回転数制御のための電気的制御信号を発生す
る。図４の（ｂ）の中間位置から明らかなように、この
ときスイッチ２はオン状態に切り替わっており、センサ
３はほぼ許容最大行程に達しており、この回転ノブの位
置では装備した電動工具はほぼ最大の回転数に達する。
子を回転ノブ６により構成する。図４の実施例では図４
の（ａ）に示すように、回転ノブ６は第１角度範囲にわ
たり矢印８の方向に右方に回転することができ、先ず、
制御リンク５が下方に押し下げられ、スイッチ２をオン
位置に切り替える。同時にタペット４は上方に引き上げ
られ、圧力センサ、変位センサ、又は組合せの変位／圧
力センサとすることができるセンサ３に、特に、移動量
に比例した回転数制御のための電気的制御信号を発生す
る。図４の（ｂ）の中間位置から明らかなように、この
ときスイッチ２はオン状態に切り替わっており、センサ
３はほぼ許容最大行程に達しており、この回転ノブの位
置では装備した電動工具はほぼ最大の回転数に達する。
【００１３】図５の（ａ）及び（ｂ）の実施例はセンサ
３を、互いに離れたともにセンサシステムをなす２個の
構成素子又は構成グループにより構成し、例えば、回転
ノブ６に固定し、回転ノブ６と一緒に回転方向８に回転
する永久磁石７を有し、この永久磁石７は、スイッチ２
がオン状態に切り替わった後、永久磁石７によって経時
的に励起可能な１個又はそれ以上のホール素子９の領域
に達し、これにより、電子的回転数制御装置をトリガす
るか、又は複数個のホール素子によって所定の回転数の
直接的な基準値のための２値信号を発生する。
３を、互いに離れたともにセンサシステムをなす２個の
構成素子又は構成グループにより構成し、例えば、回転
ノブ６に固定し、回転ノブ６と一緒に回転方向８に回転
する永久磁石７を有し、この永久磁石７は、スイッチ２
がオン状態に切り替わった後、永久磁石７によって経時
的に励起可能な１個又はそれ以上のホール素子９の領域
に達し、これにより、電子的回転数制御装置をトリガす
るか、又は複数個のホール素子によって所定の回転数の
直接的な基準値のための２値信号を発生する。
【００１４】センサシステム３は他の構成とすることも
でき、例えば、光電スイッチの構成とすることもでき
る。この場合、永久磁石７の代わりに発光素子を使用
し、構成グループを直線状の受光素子アレイ９とし、回
転角度に基づいて受光素子アレイに対する発光素子によ
る照射が電動工具駆動の所定の回転数を設定するように
する。
でき、例えば、光電スイッチの構成とすることもでき
る。この場合、永久磁石７の代わりに発光素子を使用
し、構成グループを直線状の受光素子アレイ９とし、回
転角度に基づいて受光素子アレイに対する発光素子によ
る照射が電動工具駆動の所定の回転数を設定するように
する。
【００１５】図６（ａ），（ｂ）の実施例は図５
（ａ），（ｂ）の実施例とほぼ対応しているが、 図６
（ａ），（ｂ）の実施例のオン／オフスイッチ２には上
方にばね負荷した制御リンク５を設け、オフ位置では回
転ノブ６に設けた隆起部１０により押し下げられた状態
に保持される点が異なる。回転ノブ６を矢印８の方向に
回転することにより、隆起部１０は制御リンク５を解放
し、制御リンク５は弾発的に上方に移動し、スイッチ２
をオン状態に切り替える。
（ａ），（ｂ）の実施例とほぼ対応しているが、 図６
（ａ），（ｂ）の実施例のオン／オフスイッチ２には上
方にばね負荷した制御リンク５を設け、オフ位置では回
転ノブ６に設けた隆起部１０により押し下げられた状態
に保持される点が異なる。回転ノブ６を矢印８の方向に
回転することにより、隆起部１０は制御リンク５を解放
し、制御リンク５は弾発的に上方に移動し、スイッチ２
をオン状態に切り替える。
【００１６】この実施例の利点は、厳密さが要求される
ことなく以下のことが得られる点である。即ち、‐スイ
ッチ２はコストパフォーマンスのよい大量生産される市
販の製品を使用できる。‐スイッチ２に近接させて配置
できるセンサ３を、密封して磨耗を受けずに作動する構
造部分、又は非接触で連係動作する素子によって構成さ
れるセンサシステムとすることができ、特に、大量生産
される電動工具の大量生産部品として供給される。‐市
販の多くの手持ち工具と同様に、切替及び回転数制御装
置は単に押圧素子又は回転ノブによって操作することが
できる。
ことなく以下のことが得られる点である。即ち、‐スイ
ッチ２はコストパフォーマンスのよい大量生産される市
販の製品を使用できる。‐スイッチ２に近接させて配置
できるセンサ３を、密封して磨耗を受けずに作動する構
造部分、又は非接触で連係動作する素子によって構成さ
れるセンサシステムとすることができ、特に、大量生産
される電動工具の大量生産部品として供給される。‐市
販の多くの手持ち工具と同様に、切替及び回転数制御装
置は単に押圧素子又は回転ノブによって操作することが
できる。
【図１】 （ａ），（ｂ），（ｃ）は本発明による電動
工具のための押圧素子によって動作する切替及び回転数
制御装置の好適な実施の形態（第１実施例）の異なる位
置を示す説明図である。
工具のための押圧素子によって動作する切替及び回転数
制御装置の好適な実施の形態（第１実施例）の異なる位
置を示す説明図である。
【図２】 （ａ），（ｂ），（ｃ）は本発明による電動
工具のための押圧素子によって動作する切替及び回転数
制御装置の第２実施例の異なる位置を示す説明図であ
る。
工具のための押圧素子によって動作する切替及び回転数
制御装置の第２実施例の異なる位置を示す説明図であ
る。
【図３】 （ａ），（ｂ），（ｃ）は本発明による電動
工具のための押圧素子によって一方ではオン／オフスイ
ッチを回動自在の押圧素子によって動作させ、他方では
回転数制御装置のセンサを動作させる動作する切替及び
回転数制御装置の第３実施例の異なる位置を示す説明図
である。
工具のための押圧素子によって一方ではオン／オフスイ
ッチを回動自在の押圧素子によって動作させ、他方では
回転数制御装置のセンサを動作させる動作する切替及び
回転数制御装置の第３実施例の異なる位置を示す説明図
である。
【図４】 （ａ），（ｂ）は回転ノブとしての操作素子
の２個の制御位置を示す本発明による第４の実施例の説
明図である。
の２個の制御位置を示す本発明による第４の実施例の説
明図である。
【図５】 （ａ），（ｂ）は他の回転ノブとしての操作
素子の２個の制御位置を示す本発明による第５の実施例
の説明図である。
素子の２個の制御位置を示す本発明による第５の実施例
の説明図である。
【図６】 （ａ），（ｂ）は更に他の回転ノブとしてこ
の回転ノブに設けた隆起部によりオン／オフスイッチを
動作させる操作素子の２個の制御位置を示す本発明によ
る第６の実施例の説明図である。
の回転ノブに設けた隆起部によりオン／オフスイッチを
動作させる操作素子の２個の制御位置を示す本発明によ
る第６の実施例の説明図である。
1 押圧素子 1a,1b 構成素子 1c 弾性ブリッジ 2 スイッチ 3 センサ 4 タペット 5 制御リンク 6 回転ノブ 7 永久磁石 9 受光素子アレイ 10 隆起部 11
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター ヘルマン ドイツ国 86836 オーベルマイチンゲン ドロッセルヴェーク １アー
Claims (7)
- 【請求項１】 操作素子（１，５）によりオフ位置から
第１の移動行程にわたりオン位置に切り換えるスイッチ
（２）と、センサ（３）を有する別個の回転数制御装置
とを機能的に結合し、前記第１移動行程以後に更に継続
移動する際に操作素子（１）の瞬間的位置に関連する押
圧値及び／又は操作素子（１）の移動量を把握し、この
押圧値及び／又は移動量に対応するモータのための回転
数制御信号を供給するようにしたことを特徴とする電動
工具のオン／オフ切替及び回転数制御装置。 - 【請求項２】 前記操作素子を押圧素子とし、この押圧
素子（１）を片側を関節連結した回動リンクにより構成
し、前記スイッチ（２）を押圧スイッチとし、このスイ
ッチ（２）に直接隣接して固定した回転数制御装置より
も前記スイッチ（２）を前記押圧素子（１）の関節連結
ポイントに一層近接させて配置し、前記スイッチ（２）
のオン切替位置以後の押圧素子（１）の移動によって動
作するセンサ操作リンク（４）を設けた請求項１記載の
電動工具のオン／オフ切替及び回転数制御装置。 - 【請求項３】 前記押圧素子を互いに関節連結した回動
自在リンク（１ａ，１ｂ、１ｃ）により構成した請求項
２記載の電動工具のオン／オフ切替及び回転数制御装
置。 - 【請求項４】 前記操作素子を回転ノブ（６）とし、第
１回転角度範囲にわたる回転により前記スイッチ（２）
をオン状態に切り替え、第１回転角度範囲以上の範囲の
回転により前記回転数制御装置のためのセンサ（３）を
動作させるようにした請求項１記載の電動工具のオン／
オフ切替及び回転数制御装置。 - 【請求項５】 センサを、前記回転ノブ（６）に連結し
た永久磁石（７）とともに前記回転ノブ（６）を第１回
転角度以上に回転することにより動作可能となる磁気セ
ンサとし、前記回転ノブ（６）の前記第１回転角度以上
の継続回転に対応して前記回転数制御装置を動作させる
請求項４記載の電動工具のオン／オフ切替及び回転数制
御装置。 - 【請求項６】 前記磁気センサ（３）をホール素子
（７）とした請求項５記載の電動工具のオン／オフ切替
及び回転数制御装置。 - 【請求項７】 前記回転ノブ（６）に連結した隆起部
（１０）によって前記スイッチ（２）を操作するように
した請求項４記載の電動工具のオン／オフ切替及び回転
数制御装置。
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|---|---|---|---|
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ID=7920736
Family Applications (1)
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| JP2000267221A Pending JP2001121449A (ja) | 1999-09-03 | 2000-09-04 | 電動工具のオン／オフ切替及び回転数制御装置 |
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- 2000-09-04 JP JP2000267221A patent/JP2001121449A/ja active Pending
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