JPH01294284A - ディスクカートリッジ用シャッタ及びその製造方法 - Google Patents

ディスクカートリッジ用シャッタ及びその製造方法

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JPH01294284A
JPH01294284A JP63125186A JP12518688A JPH01294284A JP H01294284 A JPH01294284 A JP H01294284A JP 63125186 A JP63125186 A JP 63125186A JP 12518688 A JP12518688 A JP 12518688A JP H01294284 A JPH01294284 A JP H01294284A
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    • G11B23/0308Shutters

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディスクが収納され上記ディスクの少なくと
も信号記録面の一部を外方に臨ませる開口部が形成され
たカートリッジに移動自在に取付けられ、上記開口部を
開閉するディスクカートリッジ用シャッタ及びその製造
方法に関する。
〔従来の技術] 従来、所定の情報信号が書き込まれあるいは書き込まれ
た光ディスクや光磁気ディスク等の保護を図るため、上
記ディスクを合成樹脂からなる上下一対のハーフを突き
合わせ結合して形成したカートリッジ内に収納し、この
カートリッジに上記ディスクを収納したままディスクプ
レーヤ等の記録再生装置に装着して使用するようにした
ディスクカートリッジが用いられている。
このディスクカートリッジは、ディスクを収納したまま
記録再生装置に装着されてなるものであるので、上記カ
ートリッジの相対向する両生面には、このカートリッジ
に収納したディスクの信号記録面を径方向に亘って臨ま
せるとともに上記ディスクを回転操作するディスク回転
駆動装置のディスクテーブルの進入を可能となす開口部
が形成されている。そのため、上記開口部を介して塵芥
がカートリッジ内に侵入し、あるいはディスクカートリ
ッジの取り扱い時に手指がディスクに触れ信号記録面に
指紋の油脂成分等の汚れを付着させてしまい、この汚れ
によって、情報信号の書込み及び/又は読み取り時に信
号の欠落を生じさせてしまう。
そこで、この種のディスクカートリッジは、カートリッ
ジの両生面に亘って断面コ字状に形成されシャッタが嵌
合するように移動自在に取付けられ、記録再生装置に装
着されない非使用時に上記シャッタによって上記開口部
を閉塞するように構成されてなる。
ところで、上記シャッタは、上記開口部を開閉操作する
ため、ディスクカートリッジの記録再生装置への装脱操
作に関連して繰り返し移動操作される。また、上記シャ
ッタは、カートリッジの中央部から前端面側に亘って左
右方向の中央位置に上記カートリッジの面積に比し大き
く開口して形成されてなる開口部を閉塞するに足る大き
さに形成されている。さらに、上記シャッタは、カート
リッジの両生面に亘って嵌合するように配設されるので
、ディスクカートリッジの記録再生装置への円滑な装脱
操作を保証するため、上記カートリッジの各主面から突
出することなく且つカートリッツを厚くするこなく上記
カートリッジの両生面に形成した凹状部内に位置するに
足る薄いものであることが要求される。
すなわち、上記ディスクカートリッジに用いられるシャ
ッタは、薄いものであって十分に機械的強度を保証し得
るに足るものとして形成される必要がある。そこで、上
記シャッタは、薄いステンレス板等の金属板を材料とし
、この金属板材料を打ち扱き断面コ字状に折曲して形成
されている。
〔発明が解決しようとする課題] ところで、上記シャッタは、金属板材料の平滑となした
表面に何らの処理を施すことなく打ち抜き折曲して形成
されている。そのため、ディスクカートリッジの取り扱
い時に、シャッタの表面に手指が触れることにより付着
する指紋等の油脂成分等の汚れが掘めて目立ってしまう
。すなわち、金属板材料が有する特有の光沢と上記汚れ
部分の光沢の差が著しいものとなるためである。
また、金属板材料からなるシャッタの装飾を考慮して、
表面に微細な溝を平行に形成したいわゆるヘアーライン
を施したものが用いられている。
しかし、このようなヘアーラインを施したものにあって
も、手指が触れ指紋の油脂成分等の汚れが付着すると、
汚れの付着した部分と付着しない部分との光沢の差が著
しくなり、ヘアーラインを施したことによる装飾効果を
減じてしまう。さらに、上記へアーラインは、微細な溝
によって形成されてなるものであるため、極めて傷付き
易いものである、そして、ヘアーラインに直交するよう
な傷は掻めて目立ってしまう。
特に、傷付きや汚れの目立ちにくい合成樹脂製のカート
リッジに傷付き易く汚れの目立つ金属製のシャッタを取
付けたディスクカートリッジにあっては、上記シャッタ
の傷付きや汚れが生ずるとディスクカートリッジ全体の
外観を著しく損ねてしまう。
そこで、本発明は、傷付きや汚れによって外観を著しく
損ねることがなく、さらに傷付きや汚れによって発生す
る腐食を防止し、耐久性のあるディスクカートリッジ用
のシャッタを提供することを目的に提案れたものである
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上述したような目的を達成するため、ディス
クが収納され上記ディスクの少なくとも信号記録面の一
部を外方に臨ませる開口部が形成されたカートリッジに
移動自在に取付けられ、上記開口部を開閉する覆板とこ
の覆板が連設される連結板とを有する金属板からなるデ
ィスクカートリッジ用シャッタにおいて、少なくとも上
記開口部を開閉する覆板の表面に被着前に比し反射率を
高める被膜を被着させてなるものである。
さらに、本発明は、上記被膜を有するシャッタの製造方
法である。
〔作用] 本発明は、シャッタの覆板の表面に被着した被着前に比
し反射率を高める被膜によって、手指が触れ指紋の油脂
成分等の汚れや傷が目立たなくなり、腐食の防止となる
〔実施例〕
以下、本発明の具体的な実施例を、図面を参照して説明
する。
本発明に係るシャッタは、第1図に示すように構成され
たディスクカートリッジに適用さてなるものである。
この本発明が適用されるディスクカートリッジは、第1
図に示すように、合成樹脂からなる上下一対のハーフ1
. 2を突き合わせ結合して形成したカートリッジ3内
に所定の情報信号が書き込まれあるいは書き込まれた光
ディスクや光磁気ディスク等のディスク4を回転可能な
状態で収納している。上記カートリッジ3の相対向する
両主面には、このカートリッジ3に収納したディスク4
の信号記録面を径方向に亘って臨ませるとともに上記デ
ィスク4を回転操作するディスク回転駆動装置のディス
クテーブルの進入を可能となす開口部5が形成されてい
る。
そして、上記カートリッジ3には、このディスクカート
リッジが記録再生装置に装着されない非使用時に上記開
口部5を閉塞するシャッタ6が移動自在に取付けられて
いる。このシャッタ6は、薄いステンレス板の如き金属
板によって形成され、第1図及び第2図に示すように上
記カートリッジ3の両主面に形成された開口部5をそれ
ぞれ閉塞するに足る大きさの一対の覆板7.7とこれら
覆板7.7を・端部で一体に連結する連結板8とからな
り、全体をもって略断面コ字状に形成されてなる。この
シャッタ6は、各覆板7.7をカートリッジ3の両主面
の開口部5の周縁を含んで上記カートリッジ3の一例側
に亘って形成された凹状部11内に位置させ、カートリ
ッジ3の前端面倒から上記両主面に亘って嵌合するよう
にして配設され、上記連結板8を上記カートリッジ3の
前端面倒にスライド可能に支持されたスライド部材9に
ビス10によって固定することによって上記カートリッ
ジ3に対し移動自在に取付けられる。また、上記シャッ
タ6の連結板8には、ディスクカートリッジを記録再生
装置に装着したとき、上記ンヤソタ6の開閉操作を行う
シャッタ開閉機構のシャッタ開閉ピンが係合するピン係
合孔12が切欠き形成されている。すなわち、上記シャ
ッタ6は、ディスクカートリッジを記録再生装置への装
着操作に関連して係合ピンを上記ピン係合孔12に係合
させるシャッタ開閉機構によって上記開口部5を開閉す
るように移動操作される。
ところで、上記ンヤノク6の各覆板7,7の表面には、
第3図に示すように、微細な溝を平行に形成したいわゆ
るヘアーライン13が施されている。さらにシャッタ6
の覆板7.7を含む表面全面には、被着前に比し反射率
を上げる被膜14が全面に亘って施されている。この被
膜14は、エポキシ系あるいはアクリル系の樹脂塗料を
塗布後焼き付は処理を施すことによって形成される。す
なわち、被着前に比し反射率を上げる被膜14が施され
た覆板7,7の表面は、被着前に比し光沢が上げられる
上述のように被膜14を形成したシャッタ6は次のよう
な工程をもって形成される。
まず、シャッタ6を形成するための一側面にヘアーライ
ン13等の装飾処理が施された薄いステンレス板等の金
属板材料20の一側面に、第4図(A)に示すように、
上述の如き被着前に比し反射率を上げる被膜14を施す
0次いで、この被膜14が施された金属板材料20から
、第4図(B)に示すように、シャッタ6の展開形状の
打ち抜き材料21を打ち抜き形成する。そして、この打
ち抜き材料21を上記被膜14が外側面に臨むように折
曲し、一対の覆板7.7と連結板8を備えたシャッタ6
を形成する。
なお、上記被膜14は、一対の覆板7.7と連結板8を
備えたシャッタ6として形成した後に形成するようにし
てもよい。
このようにシャッタ6として形成した後に被膜14を形
成するようにする方法によれば、必要個所にのみ確実に
被着することができる。
また、上記被膜14は、外観上置も目立つ覆板7.7の
表面に少なくとも形成されればよく、連結板8の表面等
には被膜14を形成する際の樹脂塗料の被着工程を配慮
して適宜施したものであってよい。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明は、少なくともディスクカート
リッジに取付けたときに最も目立つシャッタの覆板の表
面に被着前に比し反射率を高める被膜を被着したことに
よって、手指が触れ指紋の油脂成分等の汚れや傷が付い
ても、これら汚れや傷を目立たなくさせることができ、
傷付きや汚れによって外観を著しく損ねることを防止で
きる。
さらに、傷付きや汚れによって発生する腐食を防止し、
耐久性のあるものとすることができる。
また、あらかじめ上記被膜を形成した金属板材料からシ
ャッタを形成するようにした方法によれば、上記被膜の
形成が極めて容易であり、被膜を形成することによるシ
ャッタ製造工程の複雑化を防止できる。
さらに、シャッタを形成した後、上記被膜を形成するよ
うにした方法によれば、必要個所に的確に上記被膜の形
成を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシャッタが取付けられるディスク
カートリッジの斜視図であり、第2図は上記ツヤツタの
斜視図であり、第3図は上記シャッタの断面図である。 第4図は本発明に係るシャッタの製造工程を示すもので
あって、第4図(A)は金属板材料に被膜を施した状態
の断面図であり、第4図(B)は上記金属板材料から打
ち抜いた打ち抜き材料を示す平面図であり、第4図(C
)は上記打ち抜き材料を折曲した状態の斜視図である。 3・・・カートリッジ 6・・・シャッタ 7・・・覆板 8・・・連結板 14・・・破膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ディスクが収納され上記ディスクの少なくとも信
    号記録面の一部を外方に臨ませる開口部が形成されたカ
    ートリッジに移動自在に取付けられ、上記開口部を開閉
    する覆板とこの覆板が連設される連結板とを有する金属
    板からなるディスクカートリッジ用シャッタにおいて、 少なくとも上記開口部を開閉する覆板の表面に被着前に
    比し反射率を高める被膜を被着させてなるディスクカー
    トリッジ用シャッタ。
  2. (2)ディスクが収納され上記ディスクの少なくとも信
    号記録面の一部を外方に臨ませる開口部が形成されたカ
    ートリッジに移動自在に取付けられ、上記開口部を開閉
    する覆板とこの覆板が連設される連結板とを有する金属
    板からなるディスクカートリッジ用シャッタの製造方法
    において、 金属板材料の一側面側に被着前に比し反射率を高める被
    膜を被着させた後、上記金属板材料をシャッタの展開形
    状に打ち抜き、その後上記打ち抜き材料を上記被膜を被
    着した一側面が外側面に臨むように折曲して覆板と連結
    板とを形成してなるディスクカートリッジ用シャッタの
    製造方法。
  3. (3)ディスクが収納され上記ディスクの少なくとも信
    号記録面の一部を外方に臨ませる開口部が形成されたカ
    ートリッジに移動自在に取付けられ、上記開口部を開閉
    する覆板とこの覆板が連設される連結板とを有する金属
    板からなるディスクカートリッジ用シャッタの製造方法
    において、 金属板材料をシャッタの展開形状に打ち抜き、次いで上
    記打ち抜き材料を折曲して覆板と連結板とを形成し、そ
    の後上記打ち抜き材料を折曲形成した後、少なくとも上
    記覆板の外側面に被着前に比し反射率を高める被膜を被
    着させてなるディスクカートリッジ用シャッタの製造方
    法。
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