JPH01294192A

JPH01294192A - エスカレータのガイドレール

Info

Publication number: JPH01294192A
Application number: JP12048588A
Authority: JP
Inventors: Masayuki Yamato; 正幸大和
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-05-19
Filing date: 1988-05-19
Publication date: 1989-11-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明はエスカレータのガイドレールの転動面の繋ぎ
方に関する。

（従来の技術）エスカレータの踏段のゴム車輪が走行するガイドレール
は、一般に、エスカレータの据付現場において組込まれ
る。このガイドレールはゴム車輪が転勤走行する転動面
とこれと直角な案内用の側面とからなり、その断面はＬ
字形を成している。

このガイドレール複数本を繋ぎ合わせて一本の長いガイ
ドレールに仕上げる。そのさい、そのガイドレールの転
動面の接続部分には段差がなく、その上を走行するエス
カレータの踏段のゴム車輪がガタつかず、踏段の乗り心
地が良いことが要求される。

このため、その接続作業は、ガイドレールの長さ調整切
断、溶接、仕上げ等の面倒な作業を狭い場所でやり、平
滑な接続転動面を得るのに苦労している。

これらの面倒な作業を少なくするため、従来のものは第
５図に示すように、ガイドレール１の転動面２に裏板３
を取付けた上、ガイドレール１の斜めの切欠き４に合う
接続ピース５を裏板３に取付はボルト６により取付け、
ゴム車輪の転動面に段差を生じないでガイドレールを繋
ぐ方法がとられていた。

取り付はボルトは図示のようにガイドレール側面（案内
面）７よりゴム車輪の転勤領域の外側に位置するように
しておく必要がある。

（発明が解決しようとする課題）しかしこの方法では、裏板のガイドレールへの取付けが
面倒なことと、取付ボルトをゴム車輪転勤領域からずら
して取付けなければならない為、十分な取付スペースが
得られないなどの問題があった。

本発明はこれを解消するため、接続ピースの位置決め、
固定が容易で、かつ接続ピース取付ボルトがゴム車輪転
勤領域面に現れない接続方法としたものである。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明は、第１図で、ガイドレール１の先端を斜めに切
った切欠き４と合致し、かつガイドレール転動面２と同
一板厚を有する台形形状の接続ピース８と、その裏面に
接続ピース８より外側に張り出す大きさのコの字形サポ
ート９を取付け、その張り出し分をガイドレール裏面に
密着させることにより、接続ピースをガイドレールと同
一面に位置決めし、またガイドレールの切欠き面と接し
て位置決めされた接続ピースをコの字形サポートを介し
て、長穴を有するＬ字形サポート１０によりガイドレー
ルの裏板１１と接合しておく。

（作用）転動面２と接続ピース８の表面はコの字形サポート９に
よりその裏面同士が同一面になり、従って同一板厚のそ
の表面も面一となる。さらに接続ピースはガイドレール
の切欠きに接触する位置でＬ字形サポートによりねじ止
め固定される。

（実施例）第１図〜第４図にもとづいて実施例について説明する。

二本のガイドレール１．１のそれぞれの先端を向かい合
わせに斜め（ハの字状）に切って切欠き４を設け、ガイ
ドレール１，１の先端の側面（案内面）７には、ねじ穴
を有し転動面より下方に伸びる裏板１１をねしまたは溶
接により取付ける。接続ピース８はガイドレール切欠き
４に合う台形形状で、裏面に、袖１２．１２にねし穴を
有するコの字形サポート９を一体に固定する。

両袖１３．１３に長穴を設けたＬ字形サポート１０で接
続ピース８のコの字形サポートつとガイドレールの裏板
１１とをねじ止めで固定する。このときＬ字形サポート
１０の長穴を利用して、ガイドレールに対する長さ方向
と直角方向の位置決め調整を行う。

なお、コの字形サポート９はブロック状のものでも機能
的には同様である。

［発明の効果］本発明により接続ピースを固定するための裏板の取付け
が容易になり、またガイドレールの転動面に接続ピース
取付ボルトがなく、ガイドレール下方で取付けるのでそ
の取付けに制約がない。

接続ピースの位置決め、固定が容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるガイドレールの正面図、第２図は
第１図の要部詳細斜視図、第３図は第１図の側面図、第
４図はＬ字形サポートの斜視図、第５図は従来のガイド
レール正面図。１−・・ガイドレール　　　２・・・ガイドレール転動
面３．１１・・・裏板　　　　　４・・・切り欠き５．
８・・・接続ピース　　９・・・コの字形サポート１０
・・・Ｌ字形サポート

Claims

【特許請求の範囲】先端同士を向合わせて直列に配置したガイドレールと、
これらの間に位置してこれらの転動面を繋ぐ接続ピース
と、前記ガイドレールと前記接続ピースとをねじ止め固
定するＬ字形サポートとよりなり、かつこれらガイドレ
ールと接続ピースとＬ字形サポートがそれぞれ次の構造
よりなることを特徴としたエスカレータのガイドレール
。（１）ガイドレール転動面と同一板厚を有し外形を台形
に形成し、さらに、ガイドレールの長さ方向に直角で、
その転動面に垂直な袖１２を有して、ガイドレール裏面
に接するまで外側に張出したコの字形サポートをその裏
面に一体に設けた接続ピース。（２）向き合ったそれぞれの先端を接続ピースの台形斜
辺と合わせて切欠き、先端部分のガイドレール側面に、
転動面より下方に伸びる裏板を一体に設けた二本のガイ
ドレール。（３）前記裏板と前記接続サポートとを一体
にねじ止め固定するねじ用の長穴を設けた袖１３を有す
るＬ字形サポート。