JP2005225600A - マンコンベアのガイドレール - Google Patents

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Abstract

【課題】 反転レールを本体レールに溶接することなく接続固定し、反転レールの取り付け及び取り外しの作業を容易にかつ簡便にすることができ、かつ、取り付け精度高く取り付けることのできるマンコンベアのガイドレールを提案する。
【解決手段】 無端状に循環移動する複数の踏段の後輪ローラを転動自在に支持し、この後輪ローラ6を一方の折り返し部から他方の折り返し部まで案内する本体レール7a、7b、7c、7dと、この折り返し部において、前記本体レール7a、7b、7c、7dと連結され前記踏段ローラを転動自在に支持するとともに移動方向を反転させる略U字型の反転レール8aと、このこの本体レール7a、7dと反転レール8aとを締結固定し、前記本体レール7a、7d及び反転レール8aの転動面と同一面になる転動面を有する接続部材11a、11bとを備えるガイドレール。
【選択図】 図1

Description

この発明は、マンコンベアのガイドレールに関する。
エスカレータや動く歩道といったマンコンベアは、踏段チェーンにより無端状に連結された複数の踏段を備え、この踏段の前輪ローラ及び後輪ローラを支持案内するために、ガイドレールが、踏段の循環移動経路に沿って設けられる。後輪ローラを支持案内するためのガイドレールは、踏段チェーンを駆動する駆動スプロケットと従動スプロケットとの間にわたって設けられる本体レールと、この本体レールに連結され、後輪ローラの折り返し部となる駆動スプロケット又は従動スプロケット近傍において後輪ローラの移動方向を反転させる略U字型の反転レールとを有している。
本体レールと反転レールは、別個の部材として製造されるから、マンコンベアを設置するときには、その設置する現場において、本体レールに反転レールを取り付ける作業を要する。また、マンコンベアのリニューアルや改修工事の際にも、反転レールの交換や取り付け作業が行われる。
従来、反転レールを本体レールに取り付けるには、反転レールを取り付け位置まで移動させて仮固定し、所定の位置に調整した後、反転レールと本体レールとの接続端部を溶接により接合し、しかる後に踏段ローラの転動面に生じている溶接ビード部をグラインダーで研削してフラットな転動面を得て、溶接接合部で段差が生じないようにしていた。
しかしながら、このような溶接接合による反転レールの本体レールへの取り付けでは、溶接により生じる歪などによって目標寸法精度が十分に得られない場合があり、寸法調整に時間及び労力を要することがあった。
また、取り付け作業を行う作業者の技量、熟練度などによって溶接の溶け込み量などにばらつきが生じるため、品質管理が難しく、十分な信頼性を担保し得ないおそれがあった。
また、溶接による接合では、溶接ビード部をグライダーで研削して踏段ローラ転動面を平滑化する作業が必然的に伴われるから、溶接時において踏段ローラ転動面に多少の段差の形成を許容してしまい、その結果、必要以上に研削加工を行って、結局、寸法精度の劣化を招くおそれがあった。
また、マンコンベアのリニューアル作業時や、踏段チェーンが調整範囲を超えて伸びた場合に、反転レールを、マンコンベアが設置されている現地で交換する場合においては、溶接接合部をいったん切断して反転レールを取り外し、再び接続部を溶接した後、踏段ローラ転動面に段差が出ないように研削する作業を要することから、交換作業に時間、労力が嵩んでいた。かかる反転レール自体の取り付け、交換の場合のみならず、スプロケット駆動軸や従動軸についての交換の場合にも、反転レールをいったん取り外す必要があるので、やはり、交換作業に時間、労力が嵩む問題があった。
なお、現場によっては、溶接に必要な空間が得られないなどの理由により、溶接機を使用できない場合がある。このような場合には、本体レールに孔加工やネジ加工を施し、反転レールを、この加工された本体レールに係合する形状に設計し、取り付けることが行われていた。しかしながら、このようなレールでは、現地加工が多くなり、反転レールの取り付けたときに踏段ローラの転動面に段差が生じやすい。したがって踏段ローラがこの段差を通過するときに異音や振動が発生してマンコンベアの利用者に違和感を与える原因になる。
この発明は、上述した問題を有利に解決するもので、反転レールの取り付け及び取り外しの作業を容易にかつ簡便にすることができ、かつ、高い寸法精度で取り付けることのできるマンコンベアのガイドレールを提案することを目的とする。
この発明は、無端状に循環移動する複数の踏段の踏段ローラを支持し、前記踏段ローラを一方の折り返し部から他方の折り返し部まで案内する本体レールと、前記折り返し部において前記本体レールと連結され、前記踏段ローラを転動自在に支持すると共に移動方向を反転させる略U字型の反転レールと、前記本体レールと反転レールとを締結固定し、前記本体レール及び前記反転レールの転動面と同一面となる転動面を有する接続部材と、を備えることを特徴とするマンコンベアのガイドレールである。
この発明のマンコンベアのガイドレールは、本体レールと反転レールとを従来技術のように溶接接合するのではなく、接続部材を用いてボルトなどによって締結固定する構成としている。そのため、反転レールの取り付け、取り外しの作業を容易にかつ短時間に行うことができ、また、反転レールを精度高く取り付けることができる。しかも、この本体レールと反転レールとを締結固定する接続部材が、本体レール及び反転レールにおける踏段ローラの転動面と同一面になる転動面を具備することから、本体レールと反転レールとの取り付け部における段差を低減又は、無くすことができるので、マンコンベアの利用者に違和感を与えることがない。
以下、図面を用いてこの発明をより具体的に説明する。
図1に、この発明のガイドレールの第1の実施形態を、マンコンベアの駆動側の踏段スプロケット(駆動スプロケット)近傍の側面図で示す。また、図2は図1の正面図である。
図1及び図2において、マンコンベアは、図示しない踏段チェーンにより無端状に連結された複数の踏段1(図1参照)を備えている。この踏段1を連結する踏段チェーンは、駆動軸2aに取り付けられた駆動スプロケット2及び従動軸3aに取り付けられた従動スプロケット3(図7及び図8参照)に巻きかけられ、駆動スプロケット2に図示しない駆動装置から駆動力が伝達されることにより、この踏段チェーンを介して踏段1が循環移動する。
この踏段1はそれぞれ前後2つずつの踏段ローラを備える。この踏段ローラのうち、前輪ローラ4は、踏段チェーンと連結して駆動され、後輪ローラ6は、この前輪ローラ4に追従して移動する。
これらの前輪ローラ4及び後輪ローラ6を支持案内するために、ガイドレール5a、5b、7a、7b、7c、7dが、踏段1の循環移動経路に沿って設けられる。すなわち、前輪ローラ4を支持案内するために、駆動スプロケット2と従動スプロケット3との間にわたってガイドレール5a及びガイドレール5bが設けられる。また、後輪ローラ6を支持案内するために、駆動スプロケット2と従動スプロケットとの間にわたって上下一組の本体レール7a、7bと、その下方に配置された上下一組の本体レール7c、7dとが設けられる。さらに、後輪ローラ6の折り返し部となる駆動スプロケット2近傍においてこれら上下一組の本体レール7a、7b及び上下一組の本体レール7c、7dに連結されて、後輪ローラ6を反転させる略U字型の反転レール8aが設けられる。なお、これらのガイドレールは、図示しない取付具を介してトラスの横梁9により支持される。
この後輪ローラ6のガイドレールを構成する本体レール7a、7b、7c、7dと反転レール8aとの接続について従来、溶接により接合されていたところ、第1の実施形態では、本体レール7aと反転レール8aとの突合せ端部において、接続部材11aを配し、この接続部材11aを介して、本体レール7aと反転レール8aとをボルト締結により接続固定する。また同様に、本体レール7dと反転レール8aとの突合せ端部においては、接続部材11bを配し、この接続部材11bを介して本体レール7dと反転レール8aとをボルト締結により接続固定する。
本体レール7dと反転レール8aとの突合せ端部について、図3及び図4、図5を用いてより具体的に説明する。なお、本体レール7aと反転レール8aとの突合せ端部においても同様の構成とすることができることはいうまでもない。
図3は、本体レール7dと反転レール8aとの突合せ端部近傍を示す平面図であり、図4は、その側面図、そして、図5はその斜視図である。
接続部材11bは、本体レール7dと反転レール8aとの突合せ端部に配置される接続片12と、この接続片12を本体レール7d及び反転レール8aとともに支持する支持材13とを備える。
支持材13は、側壁及び底壁を有して横断面においてL形をなすものであり、この支持材13の側壁にて本体レール7dが、ビス16で締結固定されるとともに、この本体レール7dの底面に突設されたネジ棒18を、支持材13に設けられた貫通孔を貫かせてナット19で締結することにより、本体レール7dが支持材13に固定される。
また、支持材13と反転レール8aとは、予め溶接により接合されている。かかる溶接接合以外に、反転レール8aの底面にネジ棒を突設し、このネジ棒を支持材13の底壁に設けられた貫通孔を貫かせてナットで締結することにより、この反転レール8aを支持材13に固定することもできる。
接続部材11bの接続片12は、略三角形状の板状で、その上面を後輪ローラ6の転動面12aとしており、支持材13に支持された状態で、転動面12aが本体レール7d及び反転レール8aにおける踏段ローラの転動面7da、8aaと同一面になるように、本体レール7d及び反転レール8aの底壁と同じ厚みを有している。そして、この接続片12の底面にはネジ棒12bが突設されており、このネジ棒12bを支持材13に設けられた貫通孔を貫かせ、スペーサ14を介してナット15で締結することにより、接続片12が支持材13に固定される。
以上述べた構成により、接続部材11bを介して本体レール7dと反転レール8aとがボルト締結により接続固定される。また、本体レール7dの上方に設けられる本体レール7cは、図1に示す反転レール取り付けボルト17により反転レール8aとボルト締結により接続固定される。このように上下一組の本体レール7c、7dに反転レール8aをボルトにより締結固定するようにしたから、反転レール8aの取り付け、取り外しの作業を溶接接合に比べて容易にかつ短時間に行うことができ、また、反転レール8aを精度高く取り付けることができる。
図3ないし図5において、本体レール7d及び反転レール8aの突合せ端部はそれぞれ、後輪ローラ6の転動面である底壁7da、8aaが斜めに切断加工されており、そして、接続部材11bの接続片12は、後輪ローラ6の転動面12aが、この本体レール7d及び反転レール8aの切断加工された突き合わせ端部に合う略三角形状を有している。このようにして、本体レール7dと接続片12とが、後輪ローラ6の転動面においてこの後輪ローラ6の転動方向に対し斜めの角度をもって接続され、同様に、反転レール8aと接続片12とが、後輪ローラ6の転動面においてこの後輪ローラ6の転動方向に対し斜めの角度をもって接続される構成、すなわち、本体レール及び反転レールとが、前記接続部材を介し踏段ローラの転動軌道において不断に接続される構成により、後輪ローラ6が本体レール7d及び反転レール8aの突合せ端部を通過するとき、後輪ローラ6は、段差なく同一平面上を連続的に通過することになる。したがって、後輪ローラ6の通過時に段差が生じないことから、異音や振動の発生を防止することができる。また、本体レール7d及び反転レール8aの突き合わせ端部における斜めの底壁切断角度と、後輪ローラの幅との兼ね合いにより、本体レール7dと反転レール8aとの間に多少の間隙が生じても後輪ローラ6の通過時には段差が生じない。したがって、取り付け時のすり合わせ作業を簡便に行うことができる。
上述した接続片12は、塗装などにより着色することができる。このように接続片を作業者の注意を引く黄色などに着色することにより、識別性が向上し、メンテナンス時の作業能率が向上する。
なお、反転レール8aを本体レール7a、7b及び7c、7dに取り付けるときには、後輪ローラ6が移動する軌道に沿うように、反転レール8aは駆動スプロケット2に平行になるよう取り付ける必要がある。ところが、反転レール8aは、略U字型を有し、駆動スプロケット2と平行に調整するのには時間と労力がかかる。
そこで、図6に反転レールの横断面を含む模式図を示すように、調整ボルト21を、反転レール8aの側壁に形成された貫通孔22を通して駆動スプロケット2に当接するように、この反転レール8aにナット23を介して回転可能に取り付ける。このような調整ボルト21を、反転レール8aに3箇所で取り付け、各調整ボルト21の反転レール8aから駆動スプロケット2に向かう突き出し部の長さの調整により反転レール8aと駆動スプロケット2との距離を所定距離に保つようにした状態で反転レール8aを本体レール7a、7b及び7c、7dに取り付けることにより、反転レール8aを駆動スプロケット2に平行に取り付けるのを容易に行うことができる。なお、調整ボルト21は、反転レール8aの取り付け作業後にはこの反転レール8aから取り外す。図1は、反転レール8aを本体レール7a、7b及び7c、7dに取り付けた後の状態、すなわち、調整ボルト21を、反転レール8aを取り外して貫通孔22が表出している状態を示しているが、調整ボルト21が後輪ローラ6と干渉しない長さである場合には、調整ボルト21を反転レール8aに取り付けたままマンコンベアの運転を行うこともできる。
次に、図7ないし図9を用いて、本発明の第2の実施形態を説明する。
図7は、マンコンベアの従動側の踏段スプロケット(従動スプロケット)近傍の正面図であり、また、図8は図9の側面図である。また、図1ないし図6と同一部材については同一符号を付している。
従動スプロケット3近傍においても、踏段1の前輪ローラ4及び後輪ローラ6を支持案内するために、ガイドレール5a、5b、5c、7a、7b、7c、7dが、踏段1の循環移動経路に沿って設けられる。すなわち、前輪ローラ4を支持案内するために、駆動スプロケット2と従動スプロケット3との間にわたってガイドレール5a、ガイドレール5b及び5cが設けられる。また、後輪ローラ6を支持案内するために、駆動スプロケット2と従動スプロケット3との間にわたって上下一組の本体レール7a、7bと、その下方に配置された上下一組の本体レール7c、7dとが設けられる。さらに、後輪ローラ6の一方の折り返し部となる従動スプロケット3近傍においてこれら上下一組の本体レール7a、7b及び上下一組の本体レール7c、7dに連結されて、後輪ローラ6を反転させる略U字型の反転レール8bが設けられる。なお、これらのガイドレールは、図示しない取付具を介してトラスの横梁9により支持される。
第2の実施形態では、本体レール7aと反転レール8bとの上側の突合せ端部において、接続部材11cを配し、この接続部材11cを介して、本体レール7aと反転レール8bとをボルト締結により接続固定する。また同様に、本体レール7dと反転レール8bとの突合せ端部においては、接続部材11dを配し、この接続部材11dを介して本体レール7dと反転レール8bとをボルト締結により接続固定する。
本体レール7dと反転レール8bとの突合せ端部について、図9及び図10を用いてより具体的に説明する。なお、本体レール7aと反転レール8bとの突合せ端部においても同様の構成とすることができることはいうまでもない。
図9は、本体レール7dと反転レール8bとの突合せ端部近傍を示す平面図であり、図10は、その側面図である。なお、図3及び図4と同一部材については同一符号を付して説明を省略する。
図9及び図10において、接続部材11dは、本体レール7dと反転レール8bとの突合せ端部に配置される接続片22と、この接続片22を本体レール7d及び反転レール8bとともに支持する支持材13とを備える。接続片22は、略長方形の板状で、その上面を後輪ローラ6の転動面22aとしており、支持材13に支持された状態で、転動面22aが本体レール7d及び反転レール8bにおける踏段ローラの転動面7da、8baと同一面になるように、本体レール7d及び反転レール8bの底壁と同じ厚みを有している。そして、この接続片22の底面にはネジ棒22bが突設されており、このネジ棒22bを支持材13に設けられた貫通孔を貫かせ、スペーサ14を介してナット15で締結することにより、接続片22が支持材13に固定される。この接続片22は、塗装などにより着色することができる。
以上述べた構成により、接続部材11dを介して本体レール7dと反転レール8bとがボルト締結により接続固定される。また、本体レール7dの上方に設けられる本体レール7cは、図7に示す反転レール取り付けボルト17により反転レール8bとボルト締結により接続固定される。かくして、上下一組の本体レール7c、7dに反転レール8aをボルトにより締結固定するようにしたから、第1の実施形態と同様に、反転レール8aの取り付け、取り外しの作業を溶接接合に比べて容易にかつ短時間に行うことができ、また、反転レール8aを精度高く取り付けることができる。
図9及び図10において、本体レール7d及び反転レール8bの突合せ端部はそれぞれ、後輪ローラ6の転動部である底壁7da、8baで一部を切り欠くように切断加工されており、そして、接続部材11dの接続片22は、後輪ローラ6の転動面22aが、この本体レール7d及び反転レール8bの切断加工された切り欠き部に合う形状を有している。このようにして、本体レール7dと接続片22とが、後輪ローラ6の移動軌道において同一平面上で常に後輪ローラ6と接するように接続され、同様に、反転レール8bと接続片22とが、後輪ローラ6の移動軌道において同一平面上で常に後輪ローラ6と接するように接続される構成になる。このような構成により、第1の実施形態と同様に、後輪ローラ6が本体レール7d及び反転レール8bの突合せ端部を通過するとき、後輪ローラ6は、同一平面上を連続的に通過することになる。したがって、後輪ローラ6の通過時に段差が生じないことから、異音や振動の発生を防止することができる。
さらに、第2の実施形態においては、本体レール7dの側壁には、この本体レール7dと支持材13とを締結固定するための孔が、本体レール7dと反転レール8bとの距離を拡縮する方向に延びる長円形をなして形成されている。この長円形の孔にビス16の軸部を通過させて締結固定することにより、本体レールと反転レールとの間隔を調整することができる。したがって、踏段チェーンが伸びた場合であっても、この踏段チェーンの伸び代に対応させて本体レールと反転レールとの間隔を調整することができる。なお、長円形の孔は、図示した本体レール7dに設ける場合に限定されず、例えば、支持材13と反転レール8bとを締結固定するために支持材13の底壁に設けることもできる。
この反転レール8bを本体レール7dに取り付けるときには、図6に示した第1の実施形態と同様に、調整ボルト21を、反転レール8bの側壁に形成された貫通孔22を通して従動スプロケット3に当接するように、この反転レール8bにナット23を介して回転可能に取り付けることにより、反転レール8bを従動スプロケット3に平行に取り付けるのを容易に行うことができる。
マンコンベアの駆動側の踏段スプロケット近傍の側面図である。 マンコンベアの駆動側の踏段スプロケット近傍の正面図である。 本体レールと反転レールとの突合せ端部近傍を示す平面図である。 本体レールと反転レールとの突合せ端部近傍を示す正面図である。 本体レールと反転レールとの突合せ端部近傍を示す斜視図である。 反転レールの横断面を含む模式図である。 マンコンベアの従動側の踏段スプロケット近傍の正面図である。 マンコンベアの従動側の踏段スプロケット近傍の側面図である。 本体レールと反転レールとの突合せ端部近傍を示す平面図である。 本体レールと反転レールとの突合せ端部近傍を示す正面図である。
符号の説明
1 踏段
2 駆動スプロケット
3 従動スプロケット
4 前輪ローラ
5a、5b、5c ガイドレール
6 後輪ローラ
7a、7b、7c、7d 本体レール
8a、8b 反転レール
11a、11b、11c、11d 接続部材
12 接続片
13 支持材
22 接続片
21 調整ボルト

Claims (4)

  1. 無端状に循環移動する複数の踏段の踏段ローラを支持し、前記踏段ローラを一方の折り返し部から他方の折り返し部まで案内する本体レールと、
    前記折り返し部において前記本体レールと連結され、前記踏段ローラを転動自在に支持すると共に移動方向を反転させる略U字型の反転レールと、
    前記本体レールと反転レールとを締結固定し、前記本体レール及び前記反転レールの転動面と同一面となる転動面を有する接続部材と、
    を備えることを特徴とするマンコンベアのガイドレール。
  2. 前記接続部材が着色されたことを特徴とする請求項1に記載のマンコンベアのガイドレール。
  3. 前記踏段ローラの折り返し部に設けられたスプロケットに当接して該スプロケットと前記反転レールとの距離を所定距離に調整するための調整ボルトが、前記反転レールに取り付けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のマンコンベアのガイドレール。
  4. 前記本体レールと前記反転レールとが、前記踏段の移動方向の間隔を調整可能に前記接続部材に締結固定されたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のマンコンベアのガイドレール。
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