JPS6323669Y2 - - Google Patents

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JPS6323669Y2
JPS6323669Y2 JP1983068568U JP6856883U JPS6323669Y2 JP S6323669 Y2 JPS6323669 Y2 JP S6323669Y2 JP 1983068568 U JP1983068568 U JP 1983068568U JP 6856883 U JP6856883 U JP 6856883U JP S6323669 Y2 JPS6323669 Y2 JP S6323669Y2
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JP
Japan
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groove
pedestal
mounting
piping
nut
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983068568U
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English (en)
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JPS59174473U (ja
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Publication date
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Priority to JP6856883U priority Critical patent/JPS59174473U/ja
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Publication of JPS6323669Y2 publication Critical patent/JPS6323669Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は配管を所定位置に固定する配管固定部
材の両端を極めて簡単に固定可能な配管のスライ
ド金具に関する。
従来、バンドなどを用いて配管を支持したもの
を床面上に一定高さに支持・固定する技術として
は、実公昭55−54131号公報等に記載の技術が知
られている。即ち床面上に2本の全ネジ付ボルト
を立設し、該ボルトの間に配管を置き、該配管の
円周部を支持するバンドの両端取付片を前記ボル
トに一対のナツト(2個)で上下から挟み込んで
固定する技術である。
しかし前記技術では、バンドの両端取付片の固
定において、ナツトをボルトの先端から所定の位
置まで回動せしめて移動するのが、非常にめんど
うな作業であるという欠点があつた。即ち、1本
のバンドを固定するのに4個のナツトを移動せし
める必要があり、更にバンドが2本(配管2段を
支持する)の場合には8個のナツトを移動せしめ
る必要があり、作業性が非常に悪く、その改善が
望まれていた。
本考案は上記欠点を解消するためになされたも
ので、その目的はめんどうな作業を必要とせず、
簡単に配管固定部材を固定可能なスライド金具を
提供することにあり、本考案の他の目的は、簡単
に作れ、かつ経済的なスライド金具を提供するこ
とにある。
本考案の上記目的は、両端に取付部を有する台
座と、該台座上に平行に立設されて該台座に直交
する方向にスライド溝部が形成されかつ該スライ
ド溝部に平行な開口部の両側に沿つてリツプが形
成された溝形支持部とからなり、該支持部がボル
トの頭又はナツトのいずれかを前記溝部に摺動可
能に係合させ、該ボルトの頭とナツトの間に前記
リツプ及び配管固定部材の両端縁に形成された取
付片を挟み込んで固定可能な固定部をなす配管の
スライド金具であつて、一枚板に設けられた折曲
線及び切断線の各部分を折曲、切断することによ
り、該一枚板の中央部分で前記台座及び取付部を
形成すると共に、左右端部分で前記溝形支持部を
形成したことを特徴とする配管のスライド金具に
よつて達成される。
以下、本考案の実施例を添付図面に基き説明す
る。
図において、1は床面上に止具によつて取付け
るための小孔2を有する取付部3が両端に設けら
れた台座である。4は該台座1上の取付部3の内
側に前記台座1に直交するように立設された溝形
支持部であつて、5は該支持部のスライド溝部、
6は該溝部5に平行な開口部7の両側に沿つて形
成されたリツプである。
台座1の両端の取付部3は、取付床面が平滑の
場合には第1図に示すように同一平面上に設けて
もよいが、凹凸を有する場合には、第3図に示す
ように高さhだけ下げた所に設けることによつて
対応することができる。なお第1図のように作製
したときは、平滑面への取付の場合、両面接着テ
ープなどにより固定することも可能であるし、か
つ床面いつぱいに配管することも可能である。
8は配管9を支持する配管固定部材で、サドル
バンド、ローラーバンドが用いられる。サドルバ
ンドは第1図に示すものであり、ローラーバンド
はサドルの部分がローラーに置換されたもので、
配管9の長手方向への移動において便利である。
10は配管固定部材8の両端縁にボルト・ナツト
11を介して連結された取付片、12はボルト1
2aの頭、13は前記溝部5に摺動可能に係合さ
れたナツトである。該取付片10にはボルト12
aが通れる孔14が設けられているが、ボルト1
2aに上方から引つかけられる凹部であつてもよ
い。
配管9を所定の位置に固定するには、ボルト1
2aの頭12とナツト13との間に、前記取付片
10とリツプ6を挾み込んで、該ボルト12aと
ナツト13を締めればよく、取付片10はリツプ
6とボルト頭12の間に支持.固定される。
上記固定において、溝部5にナツト13を係合
せしめしたが、これと逆にボルト12aの頭12
を係合せしめてもよいことはもとよりである。ま
た、ボルトと2つのナツトを用いてもよい。
本実施例の第1図に示すスライド金具は第4図
に示すような1枚板(方形状板)を切断、折曲に
よつて形成される。第4図において、外隔以外の
実線は切断線を示し、点線は折曲線を示す。斜線
部は切り取られる部分を示す。なお符号は折曲に
よつて得られるスライド金具の各部に対応する部
分を示す。即ち、一枚板の中央部分で前記台座及
び取付部を形成すると共に、左右端部分で前記溝
形支持部を形成するのが、本考案の特徴の一つで
ある。
本考案において一枚板に切断線、折曲線を入れ
るには、あらかじめ十分な計画が必要である。な
お第4図に示すように計画すれば簡単に作れる
が、同様に第5図に示すようにしても簡単に作
れ、この完成後のスライド金具は台座1の面積が
広いものとなり安定感のあるものとなる。
本考案によれば、上記説明から明らかなように
従来のようなナツトの回動かつ移動作業を必要と
せず、溝部に係合させたナツト又はボルトの頭を
スライドさせるだけでよいので、簡単に配管固定
部材を所定の位置に支持・固定できる。また本考
案によれば、リツプ等に配管の床面からの高さを
示すための目盛等を設けるのが容易である。しか
も一枚板の中央部分で前記台座及び取付部を形成
すると共に、左右端部分で前記溝形支持部を形成
したので、台座と溝形支持部を一枚板から形成で
き、製作が容易で、かつ経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は第1図の−線断面図、第3図は本考案の
他の実施例を示す概略部分斜視図、第4図及び第
5図は本考案に係るスライド金具を1枚の板で形
成する場合の折曲線及び切断線を示す平面図であ
る。 図中、1は台座、3は取付部、4は溝形支持
部、5は溝部、6はリツプ、7は開口部、8は配
管固定部材、9は配管、10は取付片、12はボ
ルト頭、13はナツトを各々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端に取付部を有する台座と、該台座上に平行
    に立設されて該台座に直交する方向にスライド溝
    部が形成されかつ該スライド溝部に平行な開口部
    の両側に沿つてリツプが形成された溝形支持部と
    からなり、該支持部がボルトの頭又はナツトのい
    ずれかを前記溝部に摺動可能に係合させ、該ボル
    トの頭とナツトの間に前記リツプ及び配管固定部
    材の両端縁に形成された取付片を挟み込んで固定
    可能な固定部をなす配管のスライド金具であつ
    て、一枚板に設けられた折曲線及び切断線の各部
    分を折曲、切断することにより、該一枚板の中央
    部分で前記台座及び取付部を形成すると共に、左
    右端部分で前記溝形支持部を形成したことを特徴
    とする配管のスライド金具。
JP6856883U 1983-05-10 1983-05-10 配管のスライド金具 Granted JPS59174473U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6856883U JPS59174473U (ja) 1983-05-10 1983-05-10 配管のスライド金具

Applications Claiming Priority (1)

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JP6856883U JPS59174473U (ja) 1983-05-10 1983-05-10 配管のスライド金具

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Publication Number Publication Date
JPS59174473U JPS59174473U (ja) 1984-11-21
JPS6323669Y2 true JPS6323669Y2 (ja) 1988-06-29

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ID=30198740

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JP6856883U Granted JPS59174473U (ja) 1983-05-10 1983-05-10 配管のスライド金具

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3805430B2 (ja) * 1996-05-30 2006-08-02 株式会社アカギ 配管用スライド金具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57184380U (ja) * 1981-05-20 1982-11-22

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JPS59174473U (ja) 1984-11-21

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