JPH01286865A - 厚膜型サーマルヘッド - Google Patents
厚膜型サーマルヘッドInfo
- Publication number
- JPH01286865A JPH01286865A JP11791588A JP11791588A JPH01286865A JP H01286865 A JPH01286865 A JP H01286865A JP 11791588 A JP11791588 A JP 11791588A JP 11791588 A JP11791588 A JP 11791588A JP H01286865 A JPH01286865 A JP H01286865A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- heat
- generating area
- temperature
- tcr
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 10
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 4
- 244000126211 Hericium coralloides Species 0.000 abstract description 3
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 abstract description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 2
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 3
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 2
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 2
- KJTLSVCANCCWHF-UHFFFAOYSA-N Ruthenium Chemical compound [Ru] KJTLSVCANCCWHF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052707 ruthenium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001925 ruthenium oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- WOCIAKWEIIZHES-UHFFFAOYSA-N ruthenium(iv) oxide Chemical compound O=[Ru]=O WOCIAKWEIIZHES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/345—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads characterised by the arrangement of resistors or conductors
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（イ）産業上の利用分野
この発明は、厚膜型サーマルヘッドの改良に関する。
（ロ）従来の技術
厚膜型サーマルヘッドは、基板上に共通電極及び個別電
極を形成し、両型極上に跨がるように厚膜の抵抗体を形
成してなるものである。この抵抗体は、ルテニウム（Ｒ
ｕ）酸化物、バインダ等よりなるペーストを基板表面に
付着し、これを焼成することにより形成される。
極を形成し、両型極上に跨がるように厚膜の抵抗体を形
成してなるものである。この抵抗体は、ルテニウム（Ｒ
ｕ）酸化物、バインダ等よりなるペーストを基板表面に
付着し、これを焼成することにより形成される。
さて、この抵抗体の抵抗値の温度依存性は、−般的にＴ
ＣＰ係数を使って定量化される。ＴＣＰ係数の定義は次
式による。
ＣＰ係数を使って定量化される。ＴＣＰ係数の定義は次
式による。
ここで、Ｒｔは評価温度Ｔでの抵抗値、Ｒ７゜は標準温
度Ｔ０での抵抗値である。
度Ｔ０での抵抗値である。
標準温度は、通常２５°Ｃ（室温）とされる。２５°Ｃ
以上での温度係数は普通ｒ ｈｏｔＴｃＲ」、２５°Ｃ
以下ではｒｃｏｌｄＴ ＣＲ」と呼ばれる。通常は、２
５°Ｃにおいて、ｒｈｏｔＴｃＲ４とｒｃｏｌｄＴ Ｃ
ＲＪとが共に最小となるよう、すなわち、第１図中破線
で示すように２５°Ｃで最も抵抗値が小さくなるよう抵
抗体の組成が調整される。
以上での温度係数は普通ｒ ｈｏｔＴｃＲ」、２５°Ｃ
以下ではｒｃｏｌｄＴ ＣＲ」と呼ばれる。通常は、２
５°Ｃにおいて、ｒｈｏｔＴｃＲ４とｒｃｏｌｄＴ Ｃ
ＲＪとが共に最小となるよう、すなわち、第１図中破線
で示すように２５°Ｃで最も抵抗値が小さくなるよう抵
抗体の組成が調整される。
（ハ）発明が解決しようとする課題
上記従来の厚膜型サーマルヘッドでは、１ドツトに対す
る発熱領域が第４図に示すように長方形であり、周囲は
例えば１００°Ｃ前後であるのに、４００°Ｃまで達す
る温度集中領域が生じる（なお、この温度集中は印加す
るパワーに比例する）。このため、抵抗体が破損したり
、印字品位が低下する問題点があった。
る発熱領域が第４図に示すように長方形であり、周囲は
例えば１００°Ｃ前後であるのに、４００°Ｃまで達す
る温度集中領域が生じる（なお、この温度集中は印加す
るパワーに比例する）。このため、抵抗体が破損したり
、印字品位が低下する問題点があった。
この発明は上記に鑑みなされたもので、発熱領域内での
温度集中を軽減できる厚膜型サーマルヘッドの提供を目
的としている。
温度集中を軽減できる厚膜型サーマルヘッドの提供を目
的としている。
（ニ）課題を解決するための手段及び作用上記課題を解
決するため、この発明の厚膜型サーマルヘッドは、絶縁
基板上に電極を形成し、この電極上に厚膜抵抗体を形成
してなるものにおいて、前記抵抗体の抵抗値のＴＣＲ係
数を発熱領域中心部温度で高くして、発熱領域周辺温度
で最も小さくなるよう調整したことを特徴とするもので
ある。
決するため、この発明の厚膜型サーマルヘッドは、絶縁
基板上に電極を形成し、この電極上に厚膜抵抗体を形成
してなるものにおいて、前記抵抗体の抵抗値のＴＣＲ係
数を発熱領域中心部温度で高くして、発熱領域周辺温度
で最も小さくなるよう調整したことを特徴とするもので
ある。
従って、発熱領域の周辺部で抵抗値が中心部に対して相
対的に低くなり、発熱領域周辺部で発熱効率が上がり、
全体としてはパワーが落とせるから温度の集中を軽減す
ることができる。
対的に低くなり、発熱領域周辺部で発熱効率が上がり、
全体としてはパワーが落とせるから温度の集中を軽減す
ることができる。
（ホ）実施例
この発明の一実施例を第１図乃至第３図に基づいて以下
に説明する。
に説明する。
第２図は、この実施例に係る厚膜型サーマルヘッド１の
要部平面図、第３図は、同サーマルヘッド１の要部断面
図である。２はアルミナセラミックス等よりなる絶縁基
板で、この絶縁基板２上には、金（Ａｕ）等よりなる、
共通電極３及び個別電極４、・・・、４が形成される。
要部平面図、第３図は、同サーマルヘッド１の要部断面
図である。２はアルミナセラミックス等よりなる絶縁基
板で、この絶縁基板２上には、金（Ａｕ）等よりなる、
共通電極３及び個別電極４、・・・、４が形成される。
共通電極３は、基板２の側縁２ａに沿って形成されてお
り、一定間隔で櫛歯部３ａ、・・・、３ａが列設されて
いる。個別電極４の先端部４ａは、これら櫛歯部３ａと
互いに噛み合うように配置される。
り、一定間隔で櫛歯部３ａ、・・・、３ａが列設されて
いる。個別電極４の先端部４ａは、これら櫛歯部３ａと
互いに噛み合うように配置される。
櫛歯部３ａ、個別電極先端部４ａ上には、発熱抵抗体５
が形成される。発熱抵抗体５は、酸化ルテテニウム、バ
インダ等よりなるペーストを基板２上に印刷し、これを
炉内で焼成して形成されるものである。抵抗体５の温度
依存性は、第１図中に実線で示すように、１００°Ｃ前
後で最も抵抗値のＴＣＲ係数が低くなるよう調整されて
いる。この調整は、前記ペーストに添加するＴＣＰ修正
剤の量を加減して行なう。
が形成される。発熱抵抗体５は、酸化ルテテニウム、バ
インダ等よりなるペーストを基板２上に印刷し、これを
炉内で焼成して形成されるものである。抵抗体５の温度
依存性は、第１図中に実線で示すように、１００°Ｃ前
後で最も抵抗値のＴＣＲ係数が低くなるよう調整されて
いる。この調整は、前記ペーストに添加するＴＣＰ修正
剤の量を加減して行なう。
この実施例サーマルヘッド１では、抵抗体５の櫛歯部３
ａ、３ａで挟まれる部分が、１ドツトに対応する発熱領
域６となる。共通電極３と個別電極４との間に電圧が印
加されると、抵抗体５内に電流が流れ、発熱領域６が発
熱するわけであるが、この実施例サーマルヘッド１は温
度が低い（１００°Ｃ前後）発熱領域６０周辺部での発
熱効率が高くなる。これは、抵抗体５の抵抗値のＴＣＲ
係数が１００°Ｃ前後で最も低くなるからである。従っ
て、同じ発熱量を得るのに、この実施例サーマルヘッド
１は従来のサーマルヘッドよりもパワーが小さくてすむ
から、発熱領域中心部の温度を従来よりも低くすること
ができ、抵抗体５の破損の危険性が軽減され、印字品位
も向上する。
ａ、３ａで挟まれる部分が、１ドツトに対応する発熱領
域６となる。共通電極３と個別電極４との間に電圧が印
加されると、抵抗体５内に電流が流れ、発熱領域６が発
熱するわけであるが、この実施例サーマルヘッド１は温
度が低い（１００°Ｃ前後）発熱領域６０周辺部での発
熱効率が高くなる。これは、抵抗体５の抵抗値のＴＣＲ
係数が１００°Ｃ前後で最も低くなるからである。従っ
て、同じ発熱量を得るのに、この実施例サーマルヘッド
１は従来のサーマルヘッドよりもパワーが小さくてすむ
から、発熱領域中心部の温度を従来よりも低くすること
ができ、抵抗体５の破損の危険性が軽減され、印字品位
も向上する。
なお、電極、抵抗体の配置等は上記実施例に限定される
ものではな（適宜設計変更可能である。
ものではな（適宜設計変更可能である。
（へ）発明の詳細
な説明したように、この発明の厚膜型サーマルヘッドは
、抵抗体の抵抗値のＴＣＰ係数が発熱領域中心部温度で
高く、発熱領域周辺部温度で最も小さくなるよう調整し
たものであるから抵抗体の破損の危険性を軽減できると
共に、印字品位を向上できる利点を有している。
、抵抗体の抵抗値のＴＣＰ係数が発熱領域中心部温度で
高く、発熱領域周辺部温度で最も小さくなるよう調整し
たものであるから抵抗体の破損の危険性を軽減できると
共に、印字品位を向上できる利点を有している。
第１図は、この発明の一実施例に係る厚膜型サーマルヘ
ッドの抵抗体抵抗値の温度依存性を従来と比較して示す
図、第２図は、同サーマルヘッドの要部平面図、第３図
は、同サーマルヘッドの要部断面図、第４図は、従来の
厚膜型サーマルヘッド抵抗体の発熱領域温度分布を示す
図である。 ２：基板、 ３：共通電極、 ４：個別電極、 ５：抵抗体、 ６：発熱領域。 特許出願人 ローム株式会社代理人 弁
理士 中 村 茂 信第１図 湯度（°Ｃ） 第４図 第２図 ４：イ固３す（１−イりた
ッドの抵抗体抵抗値の温度依存性を従来と比較して示す
図、第２図は、同サーマルヘッドの要部平面図、第３図
は、同サーマルヘッドの要部断面図、第４図は、従来の
厚膜型サーマルヘッド抵抗体の発熱領域温度分布を示す
図である。 ２：基板、 ３：共通電極、 ４：個別電極、 ５：抵抗体、 ６：発熱領域。 特許出願人 ローム株式会社代理人 弁
理士 中 村 茂 信第１図 湯度（°Ｃ） 第４図 第２図 ４：イ固３す（１−イりた
Claims (1)
- （１）絶縁基板上に電極を形成し、この電極上に厚膜抵
抗体を形成してなる厚膜型サーマルヘッドにおいて、 前記抵抗体の抵抗値のＴＣＲ係数を発熱領域中心部温度
で高くして、発熱領域周辺温度で最も小さくなるよう調
整したことを特徴とする厚膜型サーマルヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11791588A JPH01286865A (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 厚膜型サーマルヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11791588A JPH01286865A (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 厚膜型サーマルヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01286865A true JPH01286865A (ja) | 1989-11-17 |
Family
ID=14723328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11791588A Pending JPH01286865A (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 厚膜型サーマルヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01286865A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11231331B2 (en) * | 2017-09-05 | 2022-01-25 | Littelfuse, Inc. | Temperature sensing tape |
-
1988
- 1988-05-13 JP JP11791588A patent/JPH01286865A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11231331B2 (en) * | 2017-09-05 | 2022-01-25 | Littelfuse, Inc. | Temperature sensing tape |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH01286865A (ja) | 厚膜型サーマルヘッド | |
| JPS633972A (ja) | サ−マルヘツドの製造方法 | |
| JP2795050B2 (ja) | サーマルヘッド | |
| JP2582397B2 (ja) | 薄膜型サーマルヘッド | |
| JPH01113261A (ja) | サーマルヘッド | |
| JPH07108694A (ja) | サーマルヘッド及びこれを用いた印字装置 | |
| JPH0532297Y2 (ja) | ||
| JPH07112740B2 (ja) | サーマルヘッド | |
| JPH0550630A (ja) | サーマルヘツドおよびその製造方法 | |
| JP2564555B2 (ja) | 厚膜型サ−マルヘッドの製造方法 | |
| JPH0717070B2 (ja) | サ−マルヘツド | |
| JPS58203070A (ja) | サ−マルヘツド | |
| JP3472755B2 (ja) | サーマルヘッドおよびその製造方法 | |
| JPH0539892Y2 (ja) | ||
| JP2613304B2 (ja) | 厚膜型サーマルヘッド | |
| JP2537559B2 (ja) | 厚膜型サ―マルヘッド | |
| JPS58211469A (ja) | サ−マルヘツドおよびその製造方法 | |
| JPS6022563Y2 (ja) | 抵抗体 | |
| JPH06255155A (ja) | サーマルヘッドとサーマルヘッドの製造方法 | |
| JPS61287767A (ja) | 熱印字ヘツド | |
| JPH07290738A (ja) | サーマルヘッド | |
| JPS6225068A (ja) | サ−マルプリンタヘツド | |
| JPS61192567A (ja) | サ−マルプリントヘツド | |
| JPH01135659A (ja) | 厚膜サーマルヘツド | |
| JPH068052B2 (ja) | 厚膜サーマルヘッドの製造方法 |