JPH0128161Y2 - - Google Patents

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JPH0128161Y2
JPH0128161Y2 JP1983014328U JP1432883U JPH0128161Y2 JP H0128161 Y2 JPH0128161 Y2 JP H0128161Y2 JP 1983014328 U JP1983014328 U JP 1983014328U JP 1432883 U JP1432883 U JP 1432883U JP H0128161 Y2 JPH0128161 Y2 JP H0128161Y2
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JP
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locking
holes
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masonry wall
portions
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JP1983014328U
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Publication of JPH0128161Y2 publication Critical patent/JPH0128161Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はセラミツクブロツク、レンガ、コンク
リートブロツク等で構築する建物の組積造壁体上
に臥梁を構築するのに使用する枠材に関する。
上記の臥梁のとして、捨て型枠を使用し、その
型枠をそのまま臥梁の一部として一体化してしま
うものが、例えば実開昭55−141622号公報に記載
されて、既に知られているところであるが、この
公報に記載のものは、一対の〕状型枠フレームか
らなり、その開口面を内側にして組積造壁体上に
対向配置し、連結杆等を残置することになるセパ
レータで互いを緊締固定するものである。
しかし、上記一対の〕状型枠フレームは、当該
臥梁の内外側面を、対称にしかも同様の仕上げ面
に形成することになるので、例えば、外側面を内
側面とは異なる仕上げにしようとする場合には、
別途所要の外装を施す必要があり、また、上記〕
状型枠フレームでは屋内に別の梁を跨架するのに
さらに適当な手段を講じなければならない。
本考案は、このような欠点もしくは不便を解消
することを目的とする。
以下には図示の実施例について説明する。
1はセラミツクブロツク2で構築した建物の組
積造壁体、3,4は組積造壁体1の上端の内外側
辺縁部分に設立するガラス繊維補強コンクリート
製の内、外側枠板で、それぞれ構築しようとする
臥梁の内側面と外側面に対応する形状に成型され
ている。
内側枠板3は幅1000m/m、高さ320m/m、
奥行300m/mで、下半部分である垂直部3aの
上端から後方に形成した水平部3bとその後端か
ら上方に形成した上半部分である垂直部3cが側
面L字形をなしているとともに、垂直部3aの下
端縁の中央部分及び左右部分の互いに所要の間隔
をおいて係止部3dを前方に向け水平に形成して
いる。
係止部3dは台形状の基端部の先を矩形状に延
出した先端部とした板状で、その先端部と基端部
とに貫通孔5,6を形成している。
外側枠板4は幅1000m/m、高さ320m/mの
直板状で、上端部を裏側に直角に折曲し、下端部
の裏側であつて、その下端縁より少なくても上記
係止部3dの厚さ以上の距離をおいた上方位置に
水平に突出した係止部4aを一体に形成してい
る。
係止部4aは、上側が円弧面4bをなし、下側
が水平面4cをなしていて、前記内側枠板3の各
係止部3dの貫通孔5に対応する3箇処に、他の
部分よりも薄肉でかつ上下側面が平面をなす凹部
4dを形成し、その各凹部4dに貫通孔7を形成
している。
なお、上記内、外側枠板3,4の幅及び高さは
セラミツクブロツク2の幅の約3倍、高さの約2
倍に相当し、内側枠板3の係止部3dの長さはセ
ラミツクブロツク2の厚さに相当しているもので
ある。
しかして、上記内、外側枠板3,4によつて組
積造壁体1の上端に臥梁を構築するには、まず内
側枠板3を、組積造壁体1の上端に3個のセラミ
ツクブロツク2に対し1個の割合で所要個数(1
個のみ図示)互いに隣接させて、各係止部3dが
各セラミツクブロツク2の上端中央において上端
長手方向に直交し、かつその先端がセラミツクブ
ロツク2の上端外側辺縁に、基端部が上端内側辺
縁にそれぞれ合致し、組積造壁体1の上端に突出
した縦鉄筋8が係止部3d同士の間のところに位
置する状態にして設立する。上記において、各セ
ラミツクブロツク2の各係止部3dの貫通孔5,
6に、対応するところに予め設立したボルト9,
10を貫通孔5,6に挿通させ、貫通孔6に挿通
したボルト10にナツト11を緊締して各内側枠
板3を固定する(第2,5図)。
次に上記組積造壁体1の上端に列設された各内
側枠板3の係止部3d及び水平部3bの上方の処
に臥梁用の鉄筋12を配置しその所要部分と縦鉄
筋8とを連結する(第5図)。
つづいて、外側枠板4を各内側枠板3に対し1
個ずつ対向させ(1個のみ図示)、係止部4aを
係止部3dの先端部分に乗載し、かつ係止部4a
の各貫通孔7に対応する前記ボルト9を挿通させ
て設立し、その各ボルト9にナツト13を緊締し
て固定するとともに、両端を直角に折曲した仮止
板14を対向する内、外側枠板3,4の上端間に
跨架して両端折曲部をその上端部に係合させ、こ
れら内、外側枠板3,4の上側部分が開かないよ
うに係止する。かくして断面略横L字形の空処A
を有する型枠Bが構成されるものである。
次に上記型枠Bの空処Aの水平部3bの処(第
5図2点鎖線15)より上側のa′部分と下側の
a″部分とのうち、まずa″部分にコンクリート16
を打設し、それがある程度硬化した後(4〜6時
間後)a′部分に同じくコンクリート16を打設
し、これら両部分のコンクリート16が硬化した
のち仮止板14を取り外す(第5,6図)。
このようにして、臥梁17が構築されるもの
で、型枠Bの内、外側枠板3,4は鉄筋コンクリ
ート層16と、その硬化にともない一体化して、
梁17の内、外側面部分を構成している。
しかして、この臥梁17の上面外側半部(第6
図左側半部)にはセラミツクブロツク18を積層
して上階分の壁体を構築し、上面内側半部(同図
右側半部)には梁19を載置するものである。
なお、内、外側枠板の形状寸法は上記実施例の
ものに限らず、構築しようとする臥梁の形状、寸
法に対応したものであればよいこと明らかであ
る。
本考案は叙上の構成よりなるので、次の効果を
奏する。
内側枠板3の下端縁の各係止部3dを組積造壁
体1の上端に、該組積造壁体1に予め植立のボル
ト9,10を貫通孔5,6に挿通させて乗載し、
上記ボルト10をナツトで緊締したのち、外側枠
板4を、その係止部4aの内側枠板3の上記係止
部3dに、ボルト9を貫通孔7に挿通させて乗載
し、そのボルト9を同じくナツトで緊締すること
によつて、所要の型枠を簡単かつ迅速に組み立て
ることができ、その型枠を中に打設するコンクリ
ートと一体化させて所期の臥梁を構築できるもの
である。
上記において、外側枠板4の係止部4aが、該
外側枠板4の下端縁より少なくても上記係止部3
dの厚さ以上の距離をおいた上方位置に突出して
いるので、外側枠板4の下端部によつて、内側枠
板3の上記係止部3dの端縁及び各係止部3d間
に形成されている空処の前側を覆うことができ
る。
また、その臥梁の上面外側半部(第6図左半
部)には所要のブロツクを積層して上階分の壁体
を構築し、上面内側半部(同図右図側半部)には
梁を載置できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は内側枠
板の斜視図、第2図は組積造壁体の上端に内、外
側枠板を設立して型枠を構成した状態を示した要
部の斜視図、第3,4図は外側枠板の係止部の側
面図及び裏面図、第5図は上記型枠内に臥梁用の
鉄筋を配置した状態を示した側面図、第6図は臥
梁を構築した状態を示した断面図である。 1……組積造壁体、3d,4a……係止部、3
……内側枠板、4……外側枠板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下半部分である垂直部3aの上端から後方に形
    成した水平部3bとその後端から上方に形成した
    上半部分である垂直部3cが側面L字形をなして
    いるとともに、垂直部3aの下端縁に、組積造壁
    体1の上端に乗載される複数の板状の係止部3d
    を互いに所要の間隔をおいて水平に形成し、その
    各係止部3dの先端部分と基端部分には、組積造
    壁体1に植立のボルト9,10を挿通させる貫通
    孔5,6をそれぞれ形成してなる繊維補強コンク
    リート製の内側枠板3と、下端縁より少なくても
    上記係止部3dの厚さ以上の距離をおいた上方位
    置に係止部4aを水平に突出し、その係止部4a
    の各係止部3dの貫通孔5に対応する位置に上記
    ボルト9を挿通する貫通孔7を形成してなる同じ
    く繊維補強コンクリート製の外側枠板4とからな
    ることを特徴とする臥梁用枠材。
JP1432883U 1983-02-04 1983-02-04 臥梁用枠材 Granted JPS59122313U (ja)

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JP1432883U JPS59122313U (ja) 1983-02-04 1983-02-04 臥梁用枠材

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JP1432883U JPS59122313U (ja) 1983-02-04 1983-02-04 臥梁用枠材

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Publication Number Publication Date
JPS59122313U JPS59122313U (ja) 1984-08-17
JPH0128161Y2 true JPH0128161Y2 (ja) 1989-08-28

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ID=30145694

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JP1432883U Granted JPS59122313U (ja) 1983-02-04 1983-02-04 臥梁用枠材

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4916451A (ja) * 1972-03-30 1974-02-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4916451A (ja) * 1972-03-30 1974-02-13

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JPS59122313U (ja) 1984-08-17

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