JPH01276156A - 補助排気装置 - Google Patents

補助排気装置

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JPH01276156A
JPH01276156A JP63103988A JP10398888A JPH01276156A JP H01276156 A JPH01276156 A JP H01276156A JP 63103988 A JP63103988 A JP 63103988A JP 10398888 A JP10398888 A JP 10398888A JP H01276156 A JPH01276156 A JP H01276156A
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auxiliary
exhaust
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は電子写真複写機やプリンタ等の機器から外部
に排出される排気を、任意の方向に排出可能とするため
の補助排気装置に関する。
[従来の技術J 従来、上記電子写真複写!1等の機器の内部には、原稿
を照明するための光源や、転写用紙上に転写されたトナ
ー像を加熱することにより定着するための定着器、ある
いは複写機の各部材を駆動するための電源など、熱を放
出する部材が設置されている。これらの熱源から熱が放
出されると、複写機の内部の温度が上昇し、複写機内に
設けられている部材が熱的に劣化したり、現像器内のト
ナーにブロッキングが生じたりする。そこで、これを防
止するため、複写機等の機器には、内部の熱気を外に放
出するための排気装置が設けられている。
上記排気装置としては、第22図に示すようなものがあ
る。すなわち、複写機本体80内には、熱によって転写
用紙上にトナー像を定着する定着器等の発熱源81が設
置されている。そこで、定着器等の発熱[81から発生
する熱によって、複写機本体80内が高温になるのを防
止するため、複写機本体80内には、ファン82が設け
られている。このファン82は、吸気口83から複写機
本体80内に導入される空気を、発熱源81から発生す
る熱とともに吸込口84から吸引ダクト85を介して吸
込み、吐出ダクト86及びフィルタ87を介して複写機
本体80の側壁に間口された排出口88より、外部に排
出するように構成されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、このような従来技術の場合には、次のような問
題点を有している。すなわち、上記の装置にあっては、
複写機本体80の側壁に設けられた排出口88から熱気
をそのまま側方へ排出するようになっているため、複写
機本体80の排気口88側に壁や家具等の障害物89が
あると、排気口88から排出される熱気が障害物によっ
て偏向され、複写機の操作者に当たることがあり、不快
感を与えるという問題点があった。特に、最近は複写機
が大型化あるいは高速化しているため、複写機本体から
排出される熱囲も多く、排出される空気の温度も高温と
なっている。また、複写はの高機能化に伴って、複写機
を操作する時間も長時間化する傾向にある。そのため、
複写機等から排出される熱気による上記の問題が顕著に
なっている。
[課題を解決するための手段コ そこで、この発明は、上記従来技術の問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、複写
機等の機器から排出される排気を任意の方向に排出可能
とすることにより、li写灘等の機器から排出される排
気によって操作者に不快感を与えることのない補助排気
装置を提供することにある。
すなわち、この発明は、内部に発熱源を有し、この発熱
源から放出される熱を排気口から排気手段により外部に
排出する機器に使用される補助排気装置において、上記
機器の外部にその排気口から排出される空気を内部に導
入可能に装着される補助排気装置本体と、この補助排気
装置本体の異なった方向に開口された複数の補助排気口
と、これらの補助排気口を選択的に閉塞可能な閉塞部材
とを備えるように構成されている。
この発明に係る補助排気装置が適用される装置としては
、電子写真複写機やプリンタ等が挙げられるが、これに
限定されるものではなく、他の機器でも適用可能なこと
は勿論である。
上記補助排気装置本体としては、例えば金属やプラスチ
ック等によって直方体の箱形状に形成されたものが用い
られる。
また、この補助排気装置本体に設けられる補助排気口ど
しては、例えば矩形状に形成されたものが用いられるが
、その形状及び数は任意である。
さらに、上記補助排気装置本体を機器に取付ける手段と
しては、マグネットによるものや、マジックテープ(商
品名)、フック等を用いたものでも良く、あるいは補助
排気装置本体に脚部を設けてこれを支持するようにした
ものでも勿論良い。
[作用〕 この発明においては、補助排気装置本体を機器の装着し
て、機器の排出口から排出される空気を補助排気装置本
体の内部に導入可能とし、補助排気装置本体に設けられ
た補助排気口のうち、所望の方向の補助排気口のみを残
して他の排気口を閉塞部材によって閉塞づることにより
、機器の排気口から排出される空気を任意の方向に排出
可能とするものである。
[実施例] 以下にこの発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第7図はこの発明に係る補助排気装置を適用し得る電子
写真複写機を示すものである。図において、1は複写機
本体であり、この複写機本体1は、金属やプラスチック
等によってほぼ密閉された直方体状の箱型に形成されて
いる。この複写機本体1内には、原稿の画像を複写する
ために必要な種々の部材が収容されており、原石の画像
を複写可能となっている。
すなわら、プラテンガラス2上に載置された原稿3は、
光84によって照明され、原稿3からの反射光像は、ミ
ラー5.6.7.8.9.10及びレンズ11を介して
感光体ドラム12上に走査露光される。この感光体ドラ
ム12は、予め帯電器下によって一様に帯電された後、
上記のごとく原稿3の画像が露光され、感光体ドラム1
2上には、静電潜像が形成される。この静電潜像は、現
像器13によって現像されてトナー像となる。
上記現像器13によって現像されたトナー像は、給紙カ
セット14から供給される所定サイズの転写用紙15上
に、転写コロトロン16の帯電によって転写される。上
記トナー像が転写された転写用紙15は、分離コロトロ
ン17の帯電によって感光体ドラム12から分離された
後、加熱加圧することにより定着する定着器18に搬送
されて、トナー像が転写用紙15上に定着される。この
トナー酸が定着された転写用紙15は、排出トレイ19
上に排出される。
このように、複写機本体1内には、画像の形成に必要な
種々の部材が収容されているが、これらの部材のうち光
源4、定着器18、あるいは図示されていないが各部材
を駆動するための電源等の部材は、熱を発生するため、
複写機本体1内の温度を上げる熱源となっている。
そのため、複写機本体1内には、第8図に示すように、
内部の熱気を外部に排出するためのファン20 h<設
けられている。このファン20は、吸気口21から複写
機本体1内に導入される空気を、発熱源から発生する熱
とともに吸込口22から吸引ダクト23を介して吸込み
、吐出ダクト24及びフィルタ25を介して複写機本体
1の側壁1aに設けられた排出口26より、外部に高温
の空気を排出するようになっている。この排気口26に
は、ルーパー26aが設けられている。
第1図はこの発明に係る補助排気装置の一実施例を示す
ものである。すなわち、27は補助排気装置本体であり
、この補助排気装置本体27は、複写機本体外壁面1a
の排気口26に対応した位置に装着されるようになって
いる。上記補助排気装置本体27は、金属やプラスチッ
ク等によって直方体の箱形状に形成されており、その大
きさは、複写機本体1の排気口26を覆うに充分な大き
さとなっている。この補助排気装置本体27の複写機側
側壁27aには、複写機本体1の排気口26から排出さ
れる排気を導入するための導入口28が開口されており
、この導入口28の大きさは、複写機本体1の排気口2
6より大きく設定されている。なお、導入口28の大き
さは、排気口26と等しく設定しても勿論よい。
また、補助排気装置本体の複写機側の側壁27aには、
第1図に示すように、補助排気装置本体27を複写機本
体1に着脱自在に装着するためのマグネット29.29
が固着されている。このマグネット29は、第2図に示
すように、硬質ゴム等からなろライナ30を介して、補
助排気装置本体の側壁27aにビス31止めされている
。さらに、補助排気装置本体の導入口28の周囲には、
複写機本体の側壁1aとの隙間を密閉するためのスポン
ジゴム等からなるガスケット32が設けられており、こ
のガスケット32は、断面コ字形状に形成されたホルダ
32aに固着されている。ガスケット32は、補助排気
装置本体27を複写機本体1に装着する以前は、第3図
に示すように、マグネット2つの表面より吐出する寸法
に設定されており、補助排気装置本体27を複写機本体
1に装着した際、第2図に示すように、ガスケット32
が弾性変形して気密状態を保持するようになっている。
上記補助排気装置本体27には、第1図及び第4図に示
すように、導入口28と対向する壁面27bを除いた3
方の壁面27c、27d、27eに、矩形状の補助排気
口33a、33b、33Cが開口されている。これらの
補助排気口33a、33b、33cは、蓋体34a、3
4b、34cによって開閉自在となっている。上記蓋体
34a、34b、34Cは、マグネット、粘着テープあ
るいはビス等によって容易に@脱自在となっている。
そして、所望の補助排気口33a、33b、33Cを除
いて、他の補助排気口を蓋体34a、34b、34cで
閉塞することにより、複写機本体1の排気口26から排
出される空気を任意の方向に排出可能となっている。こ
の補助排気口33a、33b、33cには、第5図及び
第6図に示すように、必要に応じてルーパー35等が設
けられる。
以上の構成において、この実施例に係る補助排気装置で
は、次のようにして排気が行なわれる。
すなわち、複写機によって原稿3の複写を行なうと、こ
の複写動作に伴って複写機本体1の内部に設けられたフ
ァン20が駆動され、複写機本体内1の昇温した空気を
排気口26から外部に排出する。室内の常温空気は、吸
気口21より礪内に入り、定着器18や電源部等の高温
部を通過することにより、高温部から熱が伝達され高温
空気となり、ファン20の吸引ダクト23の先端に設け
られた吸込口22から吸引ダクト23内に吸引され、フ
ァン20により昇圧され吐出ダクト24、フィルタ25
を通り、排出口26から室内へ排出される。
いま、第5図に示すように、複写機本体1の排気口26
の側方に壁又は家具等の障害物36がある場合において
、複写機本体1の背面側に排気する場合について説明す
る。
この場合、補助排気装置本体27に設けられた補助排気
口のうち、複写機の背面側のもの33aを除いて、蓋体
34b、34Gによって閉塞する。
こうすることによって、複写機本体1の排気口26から
排出された空気は、第6図に示すように、補助排気装置
本体27に設けられた導入口28から補助排気装置本体
27内に導入されるが、この補助排気装置本体27には
、複写機本体1の背面側に位置する補助排気口33aの
みしか開口されていないため、この補助排気口33aか
ら複写機本体1の背面側に偏向されて排出される。
そのため、複写機本体1の排気口26から側方に排出さ
れる高温の排気が、排気口26の側方に位置する障害物
36によって偏向されて操作者に当たり、不快感を与え
るのを防止することができる。
ところで、上記補助排気装置において、第9図に示すよ
うに、補助排気口33の外部に位置する室内空気の静的
圧力は大気圧に等しいため、ファン20により排気に加
えられる静的な圧力エネルギは、吸込口21、吸引ダク
ト23、吐出ダクト24、フィルタ25及び排気口26
の抵抗による損失エネルギと略等しくなるような風速条
件で流れ、補助排出口33aを通過した排気の静圧は、
大気圧と等しくなるようになっている。従って、高温部
をどの程度冷却するかによって決まる必要な風速条件を
満たすようにファン20で加える圧力が設計される。
このような装置では、複写機の所期の冷却性能を満足す
るため、すなわち、所期の風速で空気が流れるようにす
るためには、補助排気口33の外部に位置する空気の静
圧を常に大気圧に保つ必要がある。
すなわち、複写機本体の排気口26から排出される空気
は、補助排気装置本体27の内部を通過し、補助排気口
33から排出される。この補助排気口33を排気が通過
する時に抵抗により圧力エネルギが損失され、補助排気
口33の出口では、大気圧に等しくなっているため、補
助排気装置本体27内の静的な圧力は、その抵抗損失に
見合った分だけ大気圧力よりも高い圧力になっている。
ところで、抵抗により損失する圧力エネルギは、通路の
形状が同じであれば、そこを通過する空気の速度の2乗
に比例する。例えば補助排気口33の構造と複写機本体
1の排出口26の構造とが空気力学的に相似とし、補助
排気装置本体27の補助排気口33の方の有効通過面積
を複写機本体の排出口26の3倍にすれば、補助排気口
33を通過する時の速度は、複写機本体の排出口26の
通過速度の1/3となり、抵抗は1/9となる。
これに対して、複写機本体1内の抵抗による圧力エネル
ギの損失は、排気口26のみではなくフィルタ25、ダ
クト23.24、吸気口21等の箇所でも発生し、その
値は大きいため、これら全体の損失に比べ上記の補助排
気装置体の補助排気口33の損失は、無視できるほど小
さくなる。
従って、補助排気装置本体の補助排気口33の面積を十
分大きくとることにより、補助排気装置を装着した場合
でもその内部の静的圧力は略大気圧となり、冷N1性能
への影響が回避できる。
第10図はこの発明の第2実施例を示すものであり、前
記第1実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施例では、複写機本体1の外壁1aには
排気口26.26が複数個(図示例では2個)設けられ
ている。補助排気装置本体27内には、上記排気口26
.26に対応して2個のチャンバ37.38が設けられ
ており、これらのチャンバ37.38は、1つのマニホ
ールドチャンバ39に連通している。上記2つのチャン
バ37.38及びマニホールドチャンバ39は、仕切り
壁40,41によって互いに仕切られており、仕切り壁
41には、チャンバ37.38とマニホールドチャンバ
39を連通する連通孔42.43が開口されている。ま
た、補助排気口33a、33bは、チャンバ37.38
側にではなく、マニホールドチャンバ39に設けられて
いる。これらのチャンバ37.38及びマニホールドチ
ャンバ39は、複写機本体の排気口26.26の大きさ
に対応した大きさとなっており、排気口26.26から
排気された空気が相互に干渉して排気特性が変化するの
を防止するようになっている。その他の構成及び作用は
前記実施例と同一であるので、その説明を省略する。
第11図はこの発明の第3実施例を示すものであり、前
記第2実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施例では、複写機本体1のファン20の
送風によって排気を所望の方向に排出するのではなく、
補助排気装置本体27内に設けられた加圧用ファン44
.45によって強制的に排出するようになっている。す
なわち、補助排気装置本体のチャンバ37.38に連続
した収容室39−内には、加圧用のファン44.45が
2機設置されている。これらの加圧用ファン44.45
は、吸気ダクト46.47を介してチャンバ37.38
にそれぞれ連通されている。
また、加圧用ファン44.45の排出側には、排出ダク
ト48.49が接続されており、排気を所定の場所に強
制的に行なうようになっている。なお、加圧用ファン4
4.45の排気吸込口を直接的にチせンバ37.38の
吸気口に取付けても良い。
ところで、このように補助排気装置本体27内に加圧用
のファン44.45を設けた場合には、複写機本体1の
排気口26から排出される空気は、チャンバ37.38
、加圧用ファン44.45及び排気ダクト48.49内
を通過し、ダクト48.49先端の放出口48a、49
aを出て初めて大気に開放される。
このような補助排気装置においては、補助排気装置本体
27内の静的な圧力は、第12図に示すように、加圧用
ファン44.45の運転条件によって決まる。例えば、
このファン44.45の吸引能力が非常に大きい場合、
ファン44.45は補助排気装置本体27内を介して複
写機が排出する空気の量以上の空気を吸引しようとする
結果、複写機本体1には、所期の設定母以上の空気が流
れ込み、複写機本体1内の高温部が過冷却される。
また、逆に、加圧用ファン44.45の送ff1l能力
が複写機が排出する出に比べて小さすぎる場合、加圧用
ファン44.45が複写機本体1内のファン20の抵抗
となり、装置全体を流れる空気邑が低下し、複写機本体
1内の高温部の冷んjが不十分となる。
このように、加圧用ファン44.45が吸込み過ぎの場
合、補助排気装置本体27内の静的圧力は大気圧よりも
低く、吸込み不足の場合には逆に大気圧よりも高くなる
。従って、補助排気装置本体27内の静圧が大気圧に等
しくなるよう加圧用ファン44.45による補助排気装
置本体27内での吸込み圧力を調整する必要がある。
また、加圧用ファン44.45の排出部にはダクト48
.49が取付けられているが、このダクト48.49及
びその放出口48a、49aの位置は一定ではなく、複
写機及び補助排気装置が設置された場所の周囲の状況に
合せてダクト長さが決められ、放出条件が設定される。
従って、排気ダクト48.49及び放出口48a、49
aで損失される圧力エネルギは一定ではなく、標準的な
ものを想定して加圧用ファン44.45の能力が設定さ
れる。
上記の装置において、排気ダクト48.49が短い等の
理由により、補助排気装置外部の損失が標準的に設定し
たものよりも小さい場合には、ファン44.45で与え
られる圧力エネルギが、補助排気装置本体27の吸気口
28、吸気ダクト46.47、排気ダクト48.49等
で消費されるものより大きくなり、複写機を過冷却する
ようになる。
そこで、これを防止するには、第13図に示すように、
補助排気装置本体27内の連通口42.43に、その通
過面積を加減できるゲート50を設け、上記のように装
置外部の抵抗が低い場合には、その分このゲート50で
抵抗を加えるようにゲート50を絞ることにより、装置
全体を通過する空気量は、所期の値となり、補助排気装
置本体27内の静圧を大気圧と等しくなるように調整す
ることができる。
上記ゲルト50としては、例えば、第14図に示すよう
に、仕切り壁41に設けられた連通口42.43の開度
を調整可能な三ケ月状の板材により形成したものが用い
られる。そして、上記ゲート50を支点51を中心とし
て回動させることにより、ファン44.45による圧力
エネルギを調節可能となっている。この静圧のチエツク
は一例としては、第15図の通りマノメータ52をチャ
ンバ37.38壁に取付けて行なうほか、他の圧力セン
サを使っても良い。
なお、ゲート50は、これをチャンバ37.38の連通
口42.43に設ける例を示したが、場所は吸気ダクト
46.47の途中でも、吸気ダクト46.47の出口で
も良い。
第16図はこの発明の第4実施例を示すものであり、前
記第3実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施例では、加圧用ファン44.45で加
圧した排気を直接排気ダクト48.49によって外部に
排出するのではなく、これらの加圧用ファン44.45
で加圧した空気を−・端マニホールドチャンバ39で混
合し、それから排気ダクト53によって外部に排出する
ようになっている。なお、加圧用ファン44.45の排
出口44a、45aをマニホールドチャンバ39に直接
接続しても良い。
第17図乃至第19図は補助排気装置の取付は構造の他
の実施例を示すものである。第17図はマジックテープ
55(商品名)を使った実施例である。一方のマジック
テープ55を複写機本体の外壁1aに、他方を補助排気
装置本体の側壁27aにそれぞれ接着し、両マジックテ
ープ55.55を圧着することにより、補助排気装置本
体27が複写機本体1に取付けられる。第18図はフッ
ク56とフック受57を使った実施例である。
第19図は補助排気装置本体27の重量を支持するため
に、補助排気装置本体27の下面に支持脚58を設けた
例を示す。この実施例においては、補助排気装置本体2
7の重量は主として支持脚58により支持し、伯のマグ
ネット等の付着部材と併用するようになっている。なお
、支持脚58は3個以上あっても良い。
なお、補助排気装置本体27の内壁面に、断熱材を兼ね
た吸音体を貼りつければ、消音効果があり、また補助排
気口33及び途中の連通口42.43の開口面積を複写
機本体1の排気口26の面積より十分大きくすれば、こ
の補助排気装置の設置により排気口26で発生する排気
騒音をかなり低減させる効果があり、複写機設置室内の
作業環境改善に寄与する。
第20図はこの発明のさらに他の第5実施例を示すもの
であり、前記実施例と同一の部分には同一の符号を付し
て説明すると、この実施例では、補助排気装置本体27
が強制的に排気を行なう加圧ファン44.45を備えて
いる場合、この加圧ファン44.45を駆動するための
配線を複写機本体1側に何等加工することなく、複写機
の作動と連動して加圧ファン44.45を駆動すること
ができるようになっている。すなわち、加圧ファン44
.45を備えた補助排気装置を複写機に取付けた場合に
は、補助排気装置を複写機の動作と連動させて作動させ
る必要があるため、補助排気装置と複写機とを電気的に
接続する必要が生じ、そのための配線等を行なう必要が
あり、補助排気装置の取付けが面倒となる。
そこで、この実施例では、複写機側に特別な加工を施す
ことなく、補助排気装置に設けらえた加圧ファンを、複
写機の動作と連動して駆動可能としたものである。
第20図はこの実施例に係る補助排気装置を駆動するた
めの電気回路の概略構成を示すものである。図において
、60は複写機本体1に設けられたファン20の作動状
態を検知する検知器、61は検知器60からの出力信号
を増幅する増幅器、62は増幅器61からの出力信号に
よって複写機本体1のファン20の駆動を判別する検知
信号判別器、63は検知信号判別器62からの信号によ
って後述するリレーを作動させるための駆動器、64は
加圧用ファン44.45の駆動をオンオフ4るためのリ
レー、65はリレー64の開閉によって加圧ファン20
への通電を制御する電源供給器である。
第21図は上記電気回路をさらに具体的に示したもので
ある。上記検知器60は、複写様本体1のファン20が
作動中に発生する磁界を検知するテレホンピックアップ
型磁界検知器からなり、この検知器60は、複写機本体
1のファン20が設けられている排気口26の近傍に接
着等の手段によって取付けられる。この検知器60は、
信号ケーブル66を介して補助排気装置内に設けられる
電気回路の増幅器61に接続されている。この増幅器6
1の出力は、平滑回路67を介して電圧比較器68に入
力され、電圧比較器68によって基準電圧発生器6つか
らの基準電圧と比較される。
電圧比較器68からの出力は、チャタリング防止用のロ
ーパスフィルタ等からなる信号安定器70を介して駆動
器63に送られ、この駆動器63は上記のごとくリレー
64に接続されている。
上記電源供給器65は、電源コード71によって100
V交流電源に接続された直流安定化電源72を備えてい
る。また、リレー64には、漏電遮断器73を介して1
00v交流電圧が印加されており、リレー64の接点6
4a、64bは、加圧ファン44に接続されている。図
中、46は加圧ファン20の吸気ダクト、48は排気ダ
クト、73は加圧ファン44が作動状態にあることを示
′?j運転表示ランプである。
以上の構成において、この実施例に係る補助排気装置で
は、次のようにして排気が行なわれる。
すなわち、複写機の複写動作に伴って、複写機本体1に
設けられたファン20が駆動されると、第21図に示す
ように、複写機本体1の排気口26の近傍に固着された
検知器60によって、ファン20の駆動が検知される。
上記検知器60からの出力は、信号ケーブル66を介し
て電気回路の増幅器61に入力されて増幅された後、平
滑回路67によって平滑化される。この平滑回路67の
出力は、電圧比較器68によって基準電圧と比較される
。この基準電圧は、複写機本体1のファン20が停止状
態のときに平滑回路67から出力される電圧よりも高く
、しかもファン20が作動状態のときに平滑回路67よ
り出力される電圧よりも低く予め設定されている。従っ
て、複写機本体1のファン20が駆動されている場合に
は、平滑回路67の出力は、高電圧となっているため、
電圧比較器68からの出力は、高電圧となっている。
上記電圧比較器68からの高電圧出力は、信号安定器7
0によって安定化された後、駆動器63を介してリレー
64のコイル64cに供給される。
このリレー64は、閉じた状態となって接点64a、6
4bが繋がるため、加圧ファン44には、100Vの交
流電圧が印加され、回転駆動される。
このように、複写機本体1の側壁1aに検知器60を固
着するだけで、同等特別な加工を施すことなく、複写機
本体1のファン20の動作と連動して補助排気装置の加
圧ファン44を駆動することができる。
なお、図示の実施例では加圧ファンが1つの場合につい
て説明したが、複数あっても勿論良い。
前記実施例では検知手段として、磁界検知式テレホンピ
ックアップ型検知器を用いた場合ついて説用したが、複
写機本体1のファン20が運転時に出す騒音を検知する
マイクロホン型検知器を用いても良いことは勿論である
[発明の効果] この発明は以上の構成及び作用よりなるもので、複写機
等の機器から排出される排気を任意の方向に排出するこ
とができ、複写機等の機器から排出される排気によって
操作者に不快感を与えるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る補助排気装置の取付は状態を示
す斜視図、第2図は取付手段を示す断面図、第3図は取
付手段の取付は前の状態を示す断面図、第4図は第1図
のIV−■線断面図、第5図は第1図に示す装置の使用
状態を示す斜視図、第6図は第5図のVl −Vl線断
面図、第7図はこの発明に係る補助排気装置を適用し得
る複写機を示す構成図、第8図は複写機の排気装置を示
す概略図、第9図はこの発明に係る装置の作用を示す説
明図、第10図はこの発明の第2実施例を示す断面図、
第11図はこの発明の第3実施例を示す断面図、第12
図は第3実施例の装置の作用を示す説明図、第13図は
同じく第3実施例の変形例を示す説明図、第14図は同
変形例に用いられるゲートを示す使用状態の説明図、第
15図は第3実施例の他の変形例を示す説明図、第16
図はこの発明の第4実施例を示す断面図、第17図及び
第18図はこの発明に係る補助排気装置の取付は構造の
それぞれ他の例を示す要部断面図、第19図は同じくこ
の発明に係る補助排気装置の取付は構造の他の例を示す
斜視図、第20図はこの発明の第5実施例を示す回路図
、第21図は同実施例のさらに詳しい回路を示すブロッ
ク図、第22図は複写機の排気装置を示す説明図である
。 [符号の説明] 1・・・複写機本体 26・・・排気装置 27・・・補助排気装置本体 28・・・導入口 33・・・補助排気口 34・・・蓋体 第4図       第5図 第6図 34c 33c 第8図 箱 22232024 第10図 第11図 第12図 第13図 37、.27 42   i9’ 第14図 に 第15図 第16図 第17図      第18図 第19図 1、 第20図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部に発熱源を有し、この発熱源から放出される
    熱を排気口から排気手段により外部に排出する機器に使
    用される補助排気装置において、上記機器の外部にその
    排気口から排出される空気を内部に導入可能に装着され
    る補助排気装置本体と、この補助排気装置本体の異なつ
    た方向に開口された複数の補助排気口と、これらの補助
    排気口を選択的に閉塞可能な閉塞部材とを備えたことを
    特徴とする補助排気装置。
  2. (2)上記補助排気装置本体が導入された排気を強制的
    に排出するための加圧用ファンを備えていることを特徴
    とする請求項第1項記載の補助排気装置。
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