JPH01272483A - 感熱記録体の製造方法 - Google Patents

感熱記録体の製造方法

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JPH01272483A
JPH01272483A JP63101943A JP10194388A JPH01272483A JP H01272483 A JPH01272483 A JP H01272483A JP 63101943 A JP63101943 A JP 63101943A JP 10194388 A JP10194388 A JP 10194388A JP H01272483 A JPH01272483 A JP H01272483A
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JP
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acid
water
color developer
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heat
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Application number
JP63101943A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Tsuchida
哲夫 土田
Fumio Seyama
勢山 文雄
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Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/30Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers
    • B41M5/333Colour developing components therefor, e.g. acidic compounds

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は感熱記録体の製造方法に関し、特に裔速記録適
性に優れ、且つ白色度の高い感熱記録体を効率良く製造
する方法に関するものである。
「従来の技術」 従来、無色ないし淡色の塩基性染料と呈色剤との呈色反
応を利用し、熱により両売色物質を接触せしめて発色像
を得るようにした感熱記録体は良く知られている。
かかる記録体を使用する感熱ファクシミリ−1感熱プリ
ンター等の記録装置は、近年著しく改良され、高速化が
進められている。そのため、使用される感熱記録体も当
然記録感度の大巾な向上が要求されており、これに関す
る多くの提案がなされている。しかし、記録感度の向上
に伴い、特に記録層の白色度が低下する等の新たな欠点
が付随するため必ずしも満足すべき結果が得られていな
い。
例えば、記録感度を高めるために、塩基性染料や呈色剤
の分散液をサンドミルやアトライター等の粉砕機で微粉
砕する方法が提案されているが、この方法では粉砕機の
メディアとして0.6〜1511程度のガラスピーズ、
鉄球、セラミックス、オツタワサンド等が使用されるた
め、粉砕処理に伴って、(1)メディアが摩耗して混入
してくる。(2)大電力が必要である。(3)分散の程
度が分散時間、メディアの量、分散温度などで変動し、
得られる記録体の性能が変化する。(4)粉砕機の内壁
が削られ有機酸塩が生成して得られる分散液が赤紫色を
帯びる等の欠点が付随する。
「発明が解決しようとする課題」 かかる現状に鑑み、本発明者等は上記の如き欠点を伴う
ことなく感熱記録体の記録感度を向上させる方法につい
て鋭意研究の結果、特に記録層を構成する主成分である
呈色剤を、実質的に水不溶性の有機溶剤に溶解後、水中
へ注いでエマルジョン化して得られる分散液として支持
体上に塗布すると、従来法の如く単に呈色剤粉末を水系
で分散して微粉砕する方法に比較して得られる記録体の
白色度と記録感度の向上効果が極めて顕著であり、しか
も粉砕機の使用に伴う上記の如き欠点も解消されること
を見出し本発明を完成するに至った。
「課題を解決するための手段」 本発明は、支持体上に無色ないし淡色の塩基性染料と該
染料と接触して呈色し得る呈色剤を含有する感熱記録層
を設けた感熱記録体の製造方法において、該呈色剤を実
質的に水不溶性の有機溶剤に溶解後、水中へ注いでエマ
ルジョン化して得られる分散液として支持体上に塗布す
るごとを特徴とする感熱記録体の製造方法である。
「作用」 本発明の方法では、呈色剤を先ず実質的に水不溶性の有
機溶剤に溶解し、その溶液を水中に注いでエマルジョン
化して得られる分散液を感熱塗液に調製して支持体上に
塗布するものであるが、塗液調製に先立ち、分散液から
有機溶剤を留去してもよい。
また、呈色剤の有機溶剤溶液を水中に注いでエマルジョ
ン化する際には、水中に予め通常使用されている各種の
界面活性剤、分散剤、水溶性高分子、ラテックス類、金
属塩類、各種多価金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩、無
機顔料等を添加してもよく、さらに、呈色剤は2種以上
同時に分散することも可能であり、各種公知の熱可溶性
物質や酸化防止剤等と同時に分散することもできる。
而して、本発明の方法で使用される呈色剤としては、従
来から感熱記録体で使用されている各種の呈色剤があり
、例えば下記が例示されるが、勿論これらに限定される
ものではない。
4− tert−ブチルフェノール、α−ナフトール、
β−ナフトール、4−アセチルフェノール、4−ter
 t−オクチルフェノール、4+  4 ’−5ec−
ブチリデンジフェノール、4−フェニルフェノール、4
.4′−ジヒドロキシ−ジフェニルメタン、4゜4′−
イソプロピリデンジフェノール、ハイドロキノン、4.
4′−シクロヘキシリデンジフェノール、メチルビス(
4−ヒドロキシフェニル)アセテート、エチルビス(4
−ヒドロキシフェニル)アセテート、ベンジルビス(4
−ヒドロキシフェニル)アセテート、4.4’−(p−
フェニレンジイソプロピリデン)ジフェノール、4.4
’−(m−フェニレンジイソプロピリデン)ジフェノー
ル、4.4’−ジヒドロキシジフェニルサルファイド、
4.4′−チオビス(6−tert−ブチル−3−メチ
ルフェノール)、4.4’−ジヒドロキシジフェニルス
ルフォン、4−ヒドロキシ−41−イソプロポキシジフ
ェニルスルホン、4−ヒドロキシ−3′4′−テトラメ
チレンジフェニルスルホン、2,2′−ジアリル−4,
4′−ジヒドロキシジフェニルスルホン、ヒドロキノン
モノベンジルエーテル、4−ヒドロキシベンゾフェノン
、2.4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2.4゜4′
−トリヒドロキシベンゾフェノン、2.2’。
4.4′−テトラヒドロキシベンゾフェノン、4−ヒド
ロキシフタル酸ジメチル、4−ヒドロキシ安息香酸メチ
ル、4−ヒドロキシ安息香酸エチル、4−ヒドロキシ安
息香酸プロピル、4−ヒドロキシ安息香酸−5ec−ブ
チル、4−ヒドロキシ安息香酸ペンチル、4−ヒドロキ
シ安息香酸フェニル、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル
、4−ヒドロキシ安息香酸トリル、4−ヒドロキシ安息
香酸クロロフェニル、4−ヒドロキシ安息香酸フェニル
プロピル、4−ヒドロキシ安息香酸フェネチル、4−ヒ
ドロキシ安息香酸−p−クロロベンジル、4−ヒドロキ
シ安息香酸−4−メトキシベンジル、3.3′−ジクロ
ルチオ尿素、ノボラック型フェノール樹脂、フェノール
重合体などのフェノール性化合物、安息香酸、4−te
rt−ブチル安息香酸、4−クロル安息香酸、4−ニト
ロ安息香酸、トリクロル安息香酸、テレフタル酸、3−
sec−ブチル−4−ヒドロキシ安息香酸、3−シクロ
へキシル−4−ヒドロキシ安息香酸、3.5−ジメチル
−4−ヒドロキシ安息香酸、サリチル酸、3−イソプロ
ピルサリチル酸、3−tert−ブチルサリチル酸、3
−ベンジルサリチル酸、3−(α−メチルベンジル)サ
リチル61.3−りOJL/ −5−(α−メチルベン
ジル)サリチル酸、3,5.−ジーtert−ブチルサ
リチル酸、3−フェニル−5−(α、α−ジメチルベン
ジル)サリチル酸、3,5−ジーα−メチルベンジルサ
リチル酸などの芳香族カルボン酸、およびこれらフェノ
ール性化合物、芳香族カルボン酸と例えば亜鉛、マグネ
シウム、アルミニウム、カルシウム、チタン、マンガン
、スズ、ニッケルなどの多価金属との塩、チオシアン酸
亜鉛のアンチピリン錯体等の錯化合物などの有機酸性物
質等が挙げられる。
本発明の方法で使用される有機溶剤は、呈色剤の溶解度
が5以上、好ましくは10以上である実質的に水不溶性
の有機溶剤であり、水への溶解度は3以下、好ましくは
1以下のものが望ましい。
具体的にはトルエン、キシレン、クロルベンゼン、ジク
ロルベンゼン、エチルベンゼン、メチルイソブチルケト
ン、tert−ブチルメチルケトン、クロロホルム、ジ
クロルエタン、トリクロルエチレン等が挙げられる。
かかる有機溶剤に溶解して得られる呈色剤溶液の濃度は
5%以上、好ましくは10%以上、より好ましくは20
%以上に調製するのが望ましく、そのために加熱処理を
施してもよい。また、得られた呈色剤溶液を水中へ注い
でエマルジョン化する際の条件は、常温、常圧であって
も、加熱下や加圧条件下であってもよい。
なお、水中には予め分散剤を添加しておくのがより好ま
しく、分散剤としては、例えばアルキル硫酸エステルの
アルカリ塩、アルキルナフタレンスルホン酸のアルカリ
塩、オレイン酸アミドスルホン酸のアルカリ塩、ジアル
キルスルホコハク酸のアルカリ塩等のアニオン性界面活
性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレン脂肪酸エステル等のノニオン性界面活性剤、
アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、寒天、ゼラチン
等の天然高分子物質、カルボキシメチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロース、カルボキシメチル化澱粉、
リン酸化澱粉、リグニンスルホン酸ナトリウム等の半合
成高分子物質、エチレン・無水マレイン酸共重合体、ス
チレン・無水マレイン酸共重合体、アクリル酸重合体、
アクリル酸・メタクリル酸メチル共重合体、アクリル酸
・アクリルアミド共重合体、ビニルベンゼンスルホン酸
重合体等の重合体や共重合体のアルカリ塩、ポリビニル
アルコール、ポリアクリルアミド等の合成高分子物質等
が挙げられるが、勿論これらに限定されるものではなく
、2種以上を併用してもよい。
分散剤の使用量は、呈色剤100重量部に対して1〜3
0重量部重量部箱囲で調節するのが好ましく、呈色剤溶
液のエマルジョン化に際してはプロペラミキサー、ホモ
ミキサー、ケディーミル、アジター、ジェットミキサー
、パラブラインアジター、ホモジナイザー、ダンシング
アジテーク−等の各種分散機が使用される。
かくして調製された呈色剤分散液は、そのまま感熱塗液
に配合して使用してもちよいが、例えば常圧蒸留、水薫
気蒸留、減圧蒸留等の処理によって有機溶剤を留去して
から使用してもよい。
本発明において、呈色剤と組合せて用いられる塩基性染
料については特に限定されるものではな(、各種の無色
ないし淡色の塩基性染料が用いられる。代表的な具体例
としては3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)
−6−ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス(p−ジ
メチルアミノフェニル)フタリド、3−(p−ジメチル
アミノフェニル)−3−(1,2−ジメチルインドール
−3−イル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェ
ニル”)−3−(2−メチルインドール−3−イル)フ
タリド、3.3−ビス(1,2−ジメチルインドール−
3−イル)−5−ジメチルアミノフタリド、3.3−ビ
ス(1,2−ジメチルイノド−ルー3−イル)−6−シ
メチルアミノフタリド、3,3−ビス(9−エチルカル
バゾール−3−イル)−6−シメチルアミノフタリド、
3゜3−ビス(2−フェニルインドール−3−イル)−
6−シメチルアミノフタリド、3−p−ジメチルアミノ
フェニル−3−(1−メチルピロール−3−イル)−6
−シメチルアミノフタリド等のトリアリールメタン系染
料、4.4′−ビス−ジメチルアミノベンズヒドリルベ
ンジルエーテル、N−ハロフェニル−ロイコオーラミン
、N−2,4゜5−トリクロロフェニルロイコオーラミ
ン等のジフェニルメタン系染料、ベンゾイルロイコメチ
レンブルー、p−ニトロベンゾイルロイコメチレンブル
ー等のチアジン系染料、3−メチル−スピロ−ジナフト
ピラン、3−エチル−スピロ−ジナフトピラン、3−フ
ェニル−スピロ−ジナフトピラン、3−ベンジル−スピ
ロ−ジナフトピラン、3−メチル−ナフト(6′−メト
キシベンゾ)スピロピラン、3−プロピル−スピロ−ジ
ベンゾピラン等のスピロ系染料、ローダミン−B−アニ
リノラクタム、ローダミン(p−ニトロアニリノ)ラク
タム、ローダミン(0−クロロアニリノ)ラクタム等の
ラクタム系染料、3−ジメチルアミノ−7−メトキシフ
ルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メトキシフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−メトキシフルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジ
エチルアミノ−6,7−シメチルフルオラン、3−(N
−エチル−p−トルイジノ)−7−メチルフルオラン、
3−ジエチルアミノ−7−N−アセチル−N−メチルア
ミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−N−メチル
アミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ジベンジ
ルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−N−メ
チル−N−ベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルア
ミノ−7−N−クロロエチル−N−メチルアミノフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−7−N−ジエチルアミノフ
ルオラン、3−(N−エチル−p−)ルイジノ)−6−
メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3− (N−
エチル−p−トルイジノ)−6−メチル−7−(p−)
ルイジノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチ
ル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ジブチルアミ
ノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−
ジエチルアミノ−7−(2−カルボメトキシ−フェニル
アミノ)フルオラン、3−(N−エチル−N−イソアミ
ルアミノ)−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラ
ン、3−(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)−
6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ピロ
リジノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、
3−ピペリジノ−6−メチル−7−フェニルアミノフル
オラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−キシリ
ジノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−クロ
ロフェニルアミノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−
7−(0−クロロフェニルアミノ)フルオラン、3−(
N−エチル−N−テトラヒドロフルフリルアミノ)−6
−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−
メチル−N−n−プロピルアミノ)−6−メチル−7−
フェニルアミノフルオラン、3−(N−エチル−N−イ
ソブチルアミノ)−6−メチル−7−フェニルアミノフ
ルオラン、3−(N−メチル−N−n−へキシルアミノ
)−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−
(N−エチル−N−n−へキシルアミノ)−6−メチル
−7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−エチル−
N−シクロペンチルアミノ)−6−メチル−7−フェニ
ルアミノフルオラン等のフルオラン系染料等が挙げられ
るが、勿論二種以上の併用も可能である。また、塩基性
染料の分散液は、一般に水を分散媒体とし、ボールミル
、アトライター、サンドミル等の攪拌・粉砕機で分散し
て調製されるが、呈色剤と同様に実質的に水不溶性の有
機溶剤に溶解後、水中へ注いでエマルジョン化する方法
で調製してもよい。
かくして得られた前記呈色剤分散液と塩基性染料分散液
は、一般に混合されて感熱塗液に調製さるが、塩基性染
料100重量部に対して呈色剤が50〜700重量部、
好ましくは100〜500重量部程度となるように混合
される。
かかる塗液中には、通常バインダーとしてデンプン類1
ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、ゼラチン、カゼイン、アラビ
アガム、ポリビニルアルコール、スチレン・無水マレイ
ン酸共重合体塩、スチレン・アクリル酸共重合体塩、ス
チレン・ブタジェン共重合体エマルジョン等が全固形分
の10〜40重量%、好ましくは15〜30重量%程度
配合される。
さらに、塗液中には各種の助剤を添加することができ、
例えばジオクチルスルフオコハク酸ナトリウム、ドデシ
ルベンゼンスルフオン酸ナトリウム、ラウリルアルコー
ル硫酸エステル・ナトリウム塩、脂肪酸金属塩等の分散
剤、トリアゾール系等の紫外線吸収剤、その他項泡剤、
蛍光染料、着色染料等が挙げられる。また、感熱記録体
が記録機器あるいは記録ヘッドとの接触によってスティ
ッキングを生じないように、塗液中にステアリン酸、ポ
リエチレン、カルナバロウ、パラフィンワックス、ステ
アリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、エステルワッ
クス等の分散液やエマルジョン等を添加することもでき
る。
さらに、本発明の所望の効果を阻害しない範囲で、例え
ばステアリン酸アミド、ステアリン酸メチレンビスアミ
ド、オレイン酸アミド、バルミチン酸アミド、ヤシ脂肪
酸アミド等の脂肪酸アミド、1.1.3−)リス(2−
メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェニ
ル)ブタン、2.2′−メチレン−ビス(4−メチル−
6tert−ブチルフェノール)等のヒンダードフェノ
ール頻、1゜2−ビス(フェノキシ)エタン、■、2−
ビス(4−メチルフェノキシ)エタン、1,2−ビス(
3−メチルフェノキシ)エタン、2−ナフトールベンジ
ルエーテル、1.4−ジベンジルオキシナフタレン等の
エーテル類、安息香酸フェニルエステル、ジベンジルテ
レフタレート、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸フェニ
ルエステル、シュウ酸ジベンジルエステル、p−ベンジ
ルオキシ安息香酸ベンジルエステル等のエステル類や各
種公知の熱可融性物質を併用することもできる。
加えて、記録ヘッドへのカス付着を改善するためにカオ
リン、クレー、タルク、炭酸カルシウム、焼成りレー、
酸化チタン、珪藻土、微粒子状無水シリカ、活性白土等
の無機顔料を添加することもできる。
支持体としては、紙、プラスチックフィルム、合成紙等
が用いられるが、価格、塗布適性等の点で紙が最も好ま
しく用いられる。また記録層を形成する感熱塗液の支持
体への塗布量は特に限定されず、通常、乾燥重量で2〜
12 g/m” 、好ましくは3〜10 g/m”程度
の範囲で調節される。
なお、記録層上には記録層を保護する等の目的でオーバ
ーコート層を設けることも可能であり、支持体の裏面に
保護層を設けたり、支持体に下塗り層を設けることも勿
論可能で、感熱記録体製造分野における各種の公知技術
が付加し得るものである。
かくして得られる本発明の感熱記録体は、高速記録特性
に極めて優れているのみならず、白紙部の白色度も高く
、極めて実用性の高い記録体である。
「実施例」 以下に実施例を示し、本発明をより具体的に説明するが
、勿論これらに限定されるものではない。
また、特に断らない限り例中の部および%はそれぞれ重
量部および重量%を示す。
実施例1 4.4′−イソプロピリデンジフェノール100部をト
ルエン100部に溶解した溶液を、ポリビニルアルコー
ル5部を含有する水300部中にホモミキサーで撹拌し
ながら添加して分散した。次に、水蒸気蒸留でトルエン
を除去して呈色剤の30%水分散液を得た。
実施例2〜4 トルエンの代わりに以下の有機溶剤を用いた以外は実施
例1と同様にして呈色剤の水分散液を得た。
実施例2:メチルイソブチルケトン 実施例3:クロルベンゼン 実施例4ニトリクロルエチレン 実施例5〜10 4.4′−イソプロピリデンジフェノールの代わりに以
下の呈色剤を用いた以外は実施例1と同様にして呈色剤
の水分散液を得た。
実施例5:p−ヒドロキシ安息香酸ベンジルエステル 実施例6:4−ヒドロキシ−4′−イソプロポキシジフ
ェニルスルホン 実施例7:4−ヒドロキシ−3’、4’−テトラメチレ
ンジフェニルスルホン 実施例8:2.2’−ジアリル−4,4′−ジヒドロキ
シジフェニルスルホン 実施例9:n−ブチル−ビス(4−ヒドロキシフェニル
)アセテート 実施例10:4.4’−シクロヘキシリデンシフフェノ
ール 実施例11 4.4′−イソプロピリデンジフェノール60部と1.
2−ビス(3−メチルフェノキシ)エタン40部をトル
エン100部に溶解した溶液を、ポリビニルアルコール
5部を含有する水251中にホモミキサーで撹拌しなが
ら添加して分散した。次に、水蒸気藩留でトルエンを除
去して呈色剤と熱可溶性物質の33%水分散液を得た。
実施例12 ■ A?fJL1!整 3−(N−シクロヘキシル−N−ブチルアミノ)−6−
メチル−7−フェニルアミノフルオラン       
      1部部メチルセルロース5%水溶液   
  5部水                    
   40部この組成物をサンドミルで平均粒子径が2
μmとなるまで粉砕した。
■ B液調成 1.2−ビス(3−メチルフェノキシ)エタン    
                         
20部メチルセルロース5%水f’J液    10部
水                     80部
この組成物をサンドミルで平均粒子径が2μmとなるま
で粉砕した。
■ 記録層の形成 A液55部、B液110部、実施例1の呈色剤水分散液
100部、酸化珪素顔料(吸油量180/100g)3
0部、20%酸化澱粉水溶液150部、水85部を混合
、撹拌して得た塗液を5部g/m”の原紙に乾燥重量が
7.5g/n?となるように塗布乾燥して感熱記録紙を
得た。
実施例13〜18 実施例1の呈色剤水分散液の代わりに以下の分散液を用
いた以外は実施例12と同様にして感熱記録紙を得た。
実施例13:実施例5の分散液 実施例14:実施例6の分散液 実施例15:実施例7の分散液 実施例16:実施例8の分散液 実施例17:実施例9の分散液 実施例18:実施例10の分散液 実施例19 B液110部と実施例1の呈色剤水分散液10θ部の代
わりに実施例11の呈色剤と熱可溶性物質の水分散液を
150部使用した以外は実施例12と同様にして感熱記
録紙を得た。
比較例1 実施例1の呈色剤水分散液の代わりに、以下のC液を使
用した以外は実施例I2と同様にして感熱記録紙を得た
■ C液調成 4.4′−イソプロピリデンジフェノール30部 ポリビニルアルコール5%水溶液  30部水    
                  40部この組成
物をサンドミルで平均粒子径が2μmとなるまで粉砕し
た。
比較例2〜7 4.4′−イソプロピリデンジフェノールの代わりに以
下の呈色剤を用いた以外は比較例1と同様にして感熱記
録紙を得た。
比較例2:p−ヒドロキシ安患香酸ベンジルエステル 比較例3:4−ヒドロキシ−4′−イソプロポキシジフ
ェニルスルホン 比較例4:4−ヒドロキシ−3’、4’−テトラメチレ
ンジフェニルスルホン 比較例5:2.2’−ジアリル−4,4′−ジヒドロキ
シジフェニルスルホン 比較例6:n−ブチル−ビス(4−ヒドロキシフェニル
)アセテート 比較例’7:4,4’−シクロへキシリデンシフフェノ
 −ル かくして得られた15種類の感熱記録紙を薄膜ヘッド(
キョーセラ■製)を有する感熱印字実験装置で印加電圧
:16V、パルス巾:o、3o、o。
35、 0.40 m5ecで印字し、その印字濃度と
白紙部の濃度をマクベス濃度計(RD−100R型。
アンバーフィルター使用)で測定して結果を表−1に記
載した。
「効果」 表−1の結果から明らかなように、本発明の感熱記録体
は、発色感度が高く、高速記録特性に極めて優れており
、しかも白紙部の白色度も高く、極めて実用性の高い感
熱記録体であった。
表−1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  支持体上に無色ないし淡色の塩基性染料と該染料と接
    触して呈色し得る呈色剤を含有する感熱記録層を設けた
    感熱記録体の製造方法において、該呈色剤を実質的に水
    不溶性の有機溶剤に溶解後、水中へ注いでエマルジョン
    化して得られる分散液として支持体上に塗布することを
    特徴とする感熱記録体の製造方法。
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