JPH01271318A - 搬送装置 - Google Patents
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- JPH01271318A JPH01271318A JP10092188A JP10092188A JPH01271318A JP H01271318 A JPH01271318 A JP H01271318A JP 10092188 A JP10092188 A JP 10092188A JP 10092188 A JP10092188 A JP 10092188A JP H01271318 A JPH01271318 A JP H01271318A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G49/00—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
- B65G49/05—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
- B65G49/06—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
- B65G49/063—Transporting devices for sheet glass
- B65G49/064—Transporting devices for sheet glass in a horizontal position
Landscapes
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ、産業上の利用分野
本発明は搬送装置に関するものである。
口、従来技術
一般に、被搬送物が前工程で処理された後に、例えばコ
ンベヤなどを用いてこの被搬送物が搬送され、さらに後
工程の処理に入るという連続的な処理プロセスがある。
ンベヤなどを用いてこの被搬送物が搬送され、さらに後
工程の処理に入るという連続的な処理プロセスがある。
この連続的な処理プロセスでは、例えば後工程て゛何ら
かの異常が発生した場合には、この後工程の作業を停止
するだIではなく、前工程の作業をも停止しなければな
らない。
かの異常が発生した場合には、この後工程の作業を停止
するだIではなく、前工程の作業をも停止しなければな
らない。
しかし、このように前工程の作業をも停止することは生
産上過大な損害を招くことになる。そこで、従来は、前
工程と後工程との間の搬送工程に滞留部を設けて一時的
に被搬送物を留めておく方法が採られている。この方法
を以下に第7図で説明する。
産上過大な損害を招くことになる。そこで、従来は、前
工程と後工程との間の搬送工程に滞留部を設けて一時的
に被搬送物を留めておく方法が採られている。この方法
を以下に第7図で説明する。
まず、正常時には第7図(A)に示す通り前工程80で
処理された被搬送物Wは、第一のコンベヤ82で搬送さ
れ、滞留部83を通り、更に第二のコンベヤ84で搬送
されて後工程81に送られて処理される。
処理された被搬送物Wは、第一のコンベヤ82で搬送さ
れ、滞留部83を通り、更に第二のコンベヤ84で搬送
されて後工程81に送られて処理される。
次に、異常時、つまり、第7図(B)に示す通り、例え
ば後工程81に異常が発生した場合には前工程80で処
理された被搬送物Wは、正常時と同様に第一のコンベヤ
82で搬送され、更に滞留部83に搬送される。しかし
、この時被搬送物Wは、この滞留部83に一時的に留め
られる(この例では被搬送物Wの数は3つ、)ので、第
二のコンベヤ84に搬送されない。従って、被搬送物W
が滞留部83で一時的に留められている間に、後工程8
1の異常を解決することができるので、前工程80を停
止しなくとも再び作業を開始することができる。
ば後工程81に異常が発生した場合には前工程80で処
理された被搬送物Wは、正常時と同様に第一のコンベヤ
82で搬送され、更に滞留部83に搬送される。しかし
、この時被搬送物Wは、この滞留部83に一時的に留め
られる(この例では被搬送物Wの数は3つ、)ので、第
二のコンベヤ84に搬送されない。従って、被搬送物W
が滞留部83で一時的に留められている間に、後工程8
1の異常を解決することができるので、前工程80を停
止しなくとも再び作業を開始することができる。
しかし、上述のように従来、滞留部83は、何の付加価
値が生じないにもかかわらず、搬送方向に沿って被搬送
物Wが留められるためにかなりのスペースをとられると
いう欠点があった。また、搬送再開始時に滞留部83に
留められていた下流側の被搬送物W、が所定の位置まで
搬送され、更に上流側の被搬送物W、が所定の位置まで
搬送される間に、この両者の間隔分だけの時間的なロス
が生じるため、被搬送物Wの搬送速度が遅くなるという
欠点もあった。
値が生じないにもかかわらず、搬送方向に沿って被搬送
物Wが留められるためにかなりのスペースをとられると
いう欠点があった。また、搬送再開始時に滞留部83に
留められていた下流側の被搬送物W、が所定の位置まで
搬送され、更に上流側の被搬送物W、が所定の位置まで
搬送される間に、この両者の間隔分だけの時間的なロス
が生じるため、被搬送物Wの搬送速度が遅くなるという
欠点もあった。
ハ0発明の目的
本発明の目的は、上述の欠点を改善すること、つまり、
搬送方向のスペースが小さくなり、搬送再開始時の搬送
を含めてその搬送速度を速くすることができる搬送装置
を提供することにある。
搬送方向のスペースが小さくなり、搬送再開始時の搬送
を含めてその搬送速度を速くすることができる搬送装置
を提供することにある。
二0発明の構成
本発明は、被搬送物を搬送する搬送手段と、正常時には
この搬送手段からの前記被搬送物を受けて更に搬送しか
つ異常時には前記被搬送物を滞留させるための滞留手段
とを有する搬送装置において、前記被搬送物の前記滞留
時に、複数の前記被搬送物が前記搬送の方向とは異なる
方向にて非接触状態で位置的に互いに重なり合って前記
滞留手段に保持されることを特徴とする搬送装置に係る
ものである。
この搬送手段からの前記被搬送物を受けて更に搬送しか
つ異常時には前記被搬送物を滞留させるための滞留手段
とを有する搬送装置において、前記被搬送物の前記滞留
時に、複数の前記被搬送物が前記搬送の方向とは異なる
方向にて非接触状態で位置的に互いに重なり合って前記
滞留手段に保持されることを特徴とする搬送装置に係る
ものである。
なお、上記「互いに重なり合う」とは、互いに重なり合
っている部分がほぼ完全に一致している場合のみならず
、部分的に一致している場合をも含むものである。
っている部分がほぼ完全に一致している場合のみならず
、部分的に一致している場合をも含むものである。
ホ、実施例
以下、本発明の詳細な説明する。
以下の例は、液晶表示装置用ガラス基板の熱処理工程と
熱処理済みの上記基板をカセットに収容させる工程との
間に、前記滞留部を設けた搬送装置の例である。
熱処理済みの上記基板をカセットに収容させる工程との
間に、前記滞留部を設けた搬送装置の例である。
先ず、上記熱処理に好適な連続熱処理炉の構造について
説明する。
説明する。
半導体部品や、セラミックス基板にスクリーン印刷によ
って所定の回路パターンを形成し、焼成してなる厚膜集
積回路、或いは配向膜や偏向膜が形成された液晶表示装
置用ガラス基板等の電子部品の熱処理にあっては、塵埃
の付着によって電子部品の品質が甚だしく劣化するので
、清浄な雰囲気中で熱処理がなされる必要があるや 上記電子部品の熱処理を塵埃のない清浄な雰囲気中で連
続的に行う熱処理炉として、炉内に摺動する部分がなく
、従って本例では、塵埃の発生しない所謂ウオーキング
ビーム式搬送機構を用いた連続熱処理炉を採用している
。
って所定の回路パターンを形成し、焼成してなる厚膜集
積回路、或いは配向膜や偏向膜が形成された液晶表示装
置用ガラス基板等の電子部品の熱処理にあっては、塵埃
の付着によって電子部品の品質が甚だしく劣化するので
、清浄な雰囲気中で熱処理がなされる必要があるや 上記電子部品の熱処理を塵埃のない清浄な雰囲気中で連
続的に行う熱処理炉として、炉内に摺動する部分がなく
、従って本例では、塵埃の発生しない所謂ウオーキング
ビーム式搬送機構を用いた連続熱処理炉を採用している
。
このウオーキングビーム搬送機構は、長形の炉本体の長
さ方向の一端側入口から他端側出口に亘って炉本体内を
貫通する複数本の位置固定された平行棒材からなる固定
ビームと、この固定ビームに平行して上記と同様に炉本
体内を貫通する複数本の平行棒材からなりかつ前記固定
ビームに対する関係位置が上下及び長さ方向の前後に変
位可能に設けられた移動ビームとを備えている。そして
、駆動装置によって前記移動ビームを駆動して、この移
動ビームを前記固定ビームに対して上昇、前進、下降、
後退の順に反復して周期的に変位運動させることにより
、炉本体内で被加熱物を前記両ビームに交互に載置させ
るようにしながら炉本体の長さ方向に漸次搬送するよう
に構成されている。
さ方向の一端側入口から他端側出口に亘って炉本体内を
貫通する複数本の位置固定された平行棒材からなる固定
ビームと、この固定ビームに平行して上記と同様に炉本
体内を貫通する複数本の平行棒材からなりかつ前記固定
ビームに対する関係位置が上下及び長さ方向の前後に変
位可能に設けられた移動ビームとを備えている。そして
、駆動装置によって前記移動ビームを駆動して、この移
動ビームを前記固定ビームに対して上昇、前進、下降、
後退の順に反復して周期的に変位運動させることにより
、炉本体内で被加熱物を前記両ビームに交互に載置させ
るようにしながら炉本体の長さ方向に漸次搬送するよう
に構成されている。
このような搬送機構を備えた連続熱処理炉は、通常、鋼
片や鋼管等の熱処理に使用されている。
片や鋼管等の熱処理に使用されている。
第3図及び第4図はウオーキングビーム式搬送機構を備
えた連続熱処理炉を示し、第3図は搬送方向に沿う断面
図、第4図は第3図のIV−IV線矢視断面図である。
えた連続熱処理炉を示し、第3図は搬送方向に沿う断面
図、第4図は第3図のIV−IV線矢視断面図である。
炉壁、天井、炉床は断熱材3からなっていて、これらは
鋼板製外殻5に覆われ、天井と炉床との内側には平板状
の赤外線ヒータ2が配置され、炉内周面はヒータ2をも
含めてセラミックス又は石英からなる被覆層4によって
被覆されている。これらによって筒状の炉本体1が構成
され、支持台23を介して基台8に据付けられる。また
、炉本体1の一端には開口1aによって装入口が形成さ
れ、他端には開口1bによって排出口が形成されている
。
鋼板製外殻5に覆われ、天井と炉床との内側には平板状
の赤外線ヒータ2が配置され、炉内周面はヒータ2をも
含めてセラミックス又は石英からなる被覆層4によって
被覆されている。これらによって筒状の炉本体1が構成
され、支持台23を介して基台8に据付けられる。また
、炉本体1の一端には開口1aによって装入口が形成さ
れ、他端には開口1bによって排出口が形成されている
。
炉本体1内を貫通して、複数(この例では2本)の位置
固定された固定ビーム6.6と、固定ビーム6.6と平
行にかつ上下動時に固定ビーム6.6に当接又は接触し
ないように配設された移動可能な複数(この例では2本
を1組とする2組)の移動ビーム9A、9B、9A、9
Bとが位置している。また、固定ビーム6は開口1a、
lbを通って炉外へ突出し、移動ビーム9A、9Bは同
じ高さに位置していて、移動ビーム9Aは開口1aを通
って炉外へ突出可能とし、移動ビーム9Bは開口1bを
通って炉外へ突出可能としである。固定ビーム6及び移
動ビーム9A、9Bは、いずれも石英製とし、被加熱物
の当接による発塵を防止するようにしている。固定ビー
ム6は、基台8上に立設された支柱7.7によって炉本
体外で支持されている。移動ビーム9A、9Bは、上下
及び長さ方向の前後に運動可能な移動架枠11に固定さ
れた支柱10.10に炉本体外で支持されている。
固定された固定ビーム6.6と、固定ビーム6.6と平
行にかつ上下動時に固定ビーム6.6に当接又は接触し
ないように配設された移動可能な複数(この例では2本
を1組とする2組)の移動ビーム9A、9B、9A、9
Bとが位置している。また、固定ビーム6は開口1a、
lbを通って炉外へ突出し、移動ビーム9A、9Bは同
じ高さに位置していて、移動ビーム9Aは開口1aを通
って炉外へ突出可能とし、移動ビーム9Bは開口1bを
通って炉外へ突出可能としである。固定ビーム6及び移
動ビーム9A、9Bは、いずれも石英製とし、被加熱物
の当接による発塵を防止するようにしている。固定ビー
ム6は、基台8上に立設された支柱7.7によって炉本
体外で支持されている。移動ビーム9A、9Bは、上下
及び長さ方向の前後に運動可能な移動架枠11に固定さ
れた支柱10.10に炉本体外で支持されている。
移動ビーム9A、9Bは次のようにして上下及び長さ方
向の前後に駆動するようにしである。
向の前後に駆動するようにしである。
即ち、炉本体1の両端近くにはリンク支持部材12.1
2が基台8上に立設され、リンク支持部材12.12に
はL字形のリンク13.13が回動可能に軸支され、リ
ンク13.13の先端にはローラ14.14が回動可能
に軸支され、ローラいに連続されていて、一方のリンク
13のリンクパー15との連結部は、基台8上に支持部
材16を介して回動可能に取り付けられた油圧シリンダ
17のピストンロッド端部に連結させである。これらに
よって上下動駆動機構24Aが構成される。
2が基台8上に立設され、リンク支持部材12.12に
はL字形のリンク13.13が回動可能に軸支され、リ
ンク13.13の先端にはローラ14.14が回動可能
に軸支され、ローラいに連続されていて、一方のリンク
13のリンクパー15との連結部は、基台8上に支持部
材16を介して回動可能に取り付けられた油圧シリンダ
17のピストンロッド端部に連結させである。これらに
よって上下動駆動機構24Aが構成される。
図示しない駆動源によって油圧シリンダ17を作動させ
、リンク13.13を時計方向に回動させるとローラ1
4.14が時計方向に公転しながら下降し、ローラ14
.14に載置された移動架枠11が下降して移動ビーム
9A、9日は破線矢印りのように下降し、固定ビーム6
よりも下方に位置する。この状態から油圧シリンダ17
を駆動させてリンク13.13を反時計方向に回動させ
ると、ローラ14.14は反時計方向に公転しながら上
昇し、移動ビーム9A、9Bは実線矢印Uで示すように
上昇して固定ビーム6よりも上方に位置し、固定ビーム
6に載置されていた被搬送物Wは移動ビーム9A、9日
に載置される。
、リンク13.13を時計方向に回動させるとローラ1
4.14が時計方向に公転しながら下降し、ローラ14
.14に載置された移動架枠11が下降して移動ビーム
9A、9日は破線矢印りのように下降し、固定ビーム6
よりも下方に位置する。この状態から油圧シリンダ17
を駆動させてリンク13.13を反時計方向に回動させ
ると、ローラ14.14は反時計方向に公転しながら上
昇し、移動ビーム9A、9Bは実線矢印Uで示すように
上昇して固定ビーム6よりも上方に位置し、固定ビーム
6に載置されていた被搬送物Wは移動ビーム9A、9日
に載置される。
基台8には軸受20aを備えた2枚の駆動軸支持板20
.20が立設され、雄ねじが螺刻された駆動軸19が、
軸受20a、20aによって駆動軸支持板20.20に
回動可能に支持され、モータ18によって回動するよう
になっている。駆動軸19には、その雄ねじに螺合する
雌ねじが螺設された往復動駆動部材22が組合わされて
いて、往復動駆動部材22は駆動軸支持板20.20間
に固定された案内軸21に案内され、モータ18の駆動
による駆動軸19の回動によって往復動駆動部材22が
前進、後退するようになっている。
.20が立設され、雄ねじが螺刻された駆動軸19が、
軸受20a、20aによって駆動軸支持板20.20に
回動可能に支持され、モータ18によって回動するよう
になっている。駆動軸19には、その雄ねじに螺合する
雌ねじが螺設された往復動駆動部材22が組合わされて
いて、往復動駆動部材22は駆動軸支持板20.20間
に固定された案内軸21に案内され、モータ18の駆動
による駆動軸19の回動によって往復動駆動部材22が
前進、後退するようになっている。
往復動駆動部材22は移動架枠11から延設された延設
部11aの図示しない貫通孔を貫通して上方に突出して
いて、往復動駆動部材22の上記前進、後退に伴って移
動架枠11が前進、後退するようにしである。これらに
よって前進、後退駆動機構24日が構成される。
部11aの図示しない貫通孔を貫通して上方に突出して
いて、往復動駆動部材22の上記前進、後退に伴って移
動架枠11が前進、後退するようにしである。これらに
よって前進、後退駆動機構24日が構成される。
前進、後退駆動機構24日の上記駆動により、移動架枠
11はローラ14.14を回動させながらこれらの上を
前進又は後退し、これに伴って支柱10.10を介して
移動架枠11に取付けられた移動ビーム9A、9Bが前
進又は後退する。
11はローラ14.14を回動させながらこれらの上を
前進又は後退し、これに伴って支柱10.10を介して
移動架枠11に取付けられた移動ビーム9A、9Bが前
進又は後退する。
次に、前記の上下動駆動機構24A及び前進、後退駆動
機構248によって被搬送物を炉本体内で搬送し、熱処
理を施す方法を説明する。
機構248によって被搬送物を炉本体内で搬送し、熱処
理を施す方法を説明する。
まず、ヒータ2に給電して炉本体1内を所定の温度分布
に加熱する。次に、第3図のように移動ビーム9A、9
日を固定ビーム6の下方に位置さlる。それには、図示
しない駆動源により油圧シリンダ17を駆動してリンク
パー15により連動するリンク13.13を時計方向に
回動させることにより、ローラ14.14を下降させて
移動架枠11を下降させる。また、モータ18を比較的
高速で運転して往復動駆動部材22を駆動することによ
り移動架枠11を矢印Rの向きに速やかに移動させて、
移動ビーム9A、9Bを被加熱物搬送方向に対して所定
位置まで後退させておく。
に加熱する。次に、第3図のように移動ビーム9A、9
日を固定ビーム6の下方に位置さlる。それには、図示
しない駆動源により油圧シリンダ17を駆動してリンク
パー15により連動するリンク13.13を時計方向に
回動させることにより、ローラ14.14を下降させて
移動架枠11を下降させる。また、モータ18を比較的
高速で運転して往復動駆動部材22を駆動することによ
り移動架枠11を矢印Rの向きに速やかに移動させて、
移動ビーム9A、9Bを被加熱物搬送方向に対して所定
位置まで後退させておく。
以上の準備態勢をとってから、被搬送物(この例では厚
さ1 mm程度の液晶表示装置用ガラス基板)Wは炉の
装入口1a側の後述するフォーク26.27上に載置さ
せる。そして、油圧シリンダ17を上記と逆に駆動して
、リンク13.13を反時計方向に回動させローラ14
.14を上昇させることにより、移動ビーム9A、9B
を矢印Uの方向に上昇させる。この上昇過程で、フォー
ク26.27の上に載っていた被搬送物Wは移動ビーム
9Aにより押し上げられてフォーク26.27から離れ
、移動ビーム9Aにより保持される。その後、モータ1
8を所定の時間だけ低速運転して往復動駆動部材22を
前記と逆に駆動することにより、移動ビーム9A、9B
を矢印Fの方向に所定の距離だけ徐々に移動させる。こ
れにより、被搬送物Wが搬送方向に緩やかに搬送される
。次に、最初のようにシリンダ17を駆動して、リンク
13.13を介しローラ14.14を下降させる(第3
図の矢印D)ことにより、移動ビーム9A、9Bを始め
の低位置に下降させる。この下降過程で、被搬送物Wは
前記と逆に移動ビーム9A、9Bの上から固定ビーム6
の上に移し変えられる。この後、最初に述べたようにモ
ータ18を高速で運転して往復動駆動部材22を駆動し
、移動ビーム9A、9日を速やかに始めの所定位置まで
後退させる。
さ1 mm程度の液晶表示装置用ガラス基板)Wは炉の
装入口1a側の後述するフォーク26.27上に載置さ
せる。そして、油圧シリンダ17を上記と逆に駆動して
、リンク13.13を反時計方向に回動させローラ14
.14を上昇させることにより、移動ビーム9A、9B
を矢印Uの方向に上昇させる。この上昇過程で、フォー
ク26.27の上に載っていた被搬送物Wは移動ビーム
9Aにより押し上げられてフォーク26.27から離れ
、移動ビーム9Aにより保持される。その後、モータ1
8を所定の時間だけ低速運転して往復動駆動部材22を
前記と逆に駆動することにより、移動ビーム9A、9B
を矢印Fの方向に所定の距離だけ徐々に移動させる。こ
れにより、被搬送物Wが搬送方向に緩やかに搬送される
。次に、最初のようにシリンダ17を駆動して、リンク
13.13を介しローラ14.14を下降させる(第3
図の矢印D)ことにより、移動ビーム9A、9Bを始め
の低位置に下降させる。この下降過程で、被搬送物Wは
前記と逆に移動ビーム9A、9Bの上から固定ビーム6
の上に移し変えられる。この後、最初に述べたようにモ
ータ18を高速で運転して往復動駆動部材22を駆動し
、移動ビーム9A、9日を速やかに始めの所定位置まで
後退させる。
上記のようにして、移動ビーム9A、9Bは固定ビーム
6に対して移動変位するのを1サイクルとして繰り返し
駆動させる。この駆動で、前進を緩速、後退を急速にす
るのは、時間的な加熱特性曲線が段階状にならないよう
、緩やかに温度変化させるためである。このように前進
と後退とで移動速度を変えるには、例えば、回転数を容
易に変化させられるモータが駆動用モータ18として便
利に使用できる。
6に対して移動変位するのを1サイクルとして繰り返し
駆動させる。この駆動で、前進を緩速、後退を急速にす
るのは、時間的な加熱特性曲線が段階状にならないよう
、緩やかに温度変化させるためである。このように前進
と後退とで移動速度を変えるには、例えば、回転数を容
易に変化させられるモータが駆動用モータ18として便
利に使用できる。
前述した移動ビーム9A、9Bの周期的な変位運動によ
り、被搬送物Wは炉本体1内を前記の距離ずつ徐々に搬
送方向に搬送されて、所定の温度領域を所定の時間で通
過し、所要の熱処理が施される。
り、被搬送物Wは炉本体1内を前記の距離ずつ徐々に搬
送方向に搬送されて、所定の温度領域を所定の時間で通
過し、所要の熱処理が施される。
移動ビームは、固定ビーム6と同数としても良いのであ
るが、刀−炉内で破損した場合、被搬送物Wが落下する
のを防ぐため、固定ビーム6の2本に対して移動ビーム
9A、9Bを2本ずつにしている。
るが、刀−炉内で破損した場合、被搬送物Wが落下する
のを防ぐため、固定ビーム6の2本に対して移動ビーム
9A、9Bを2本ずつにしている。
炉本体1の装入口1a側には、固定ビーム30及び移動
ビーム31を有するウオーキングビーム搬送装置29、
カセットプラットフォーム28、フォーク26を有する
移載装置25が位置し、被搬送物Wを多数(この例では
40枚)収容したカセット40が、ウオーキングビーム
搬送装置29によって搬送され、カセットプラットフォ
ーム28に載置される。更に、被搬送物Wはフォーク2
6によってカセットプラットフォーム上のカセット40
から移動ビーム9Aに1枚ずつ移載されるようになって
いる。炉本体1の排出口1b側には、固定ビーム37及
び移動ビーム38を有する滞留部50A、装入口側と同
様の移載装置25、同しくカセットプラットフォーム2
8、同じくウオーキングビーム搬送装置29が位置して
いて、処理済みの被搬送物Wは、移動ビーム9日から、
滞留部50Aを経て、移載装置25のフォーク26によ
ってカセットプラットフォーム28上の空のカセット4
0に2枚ずつ順次装入される。空のカセット40は、排
出口1b側のウオーキングビーム搬送装置29によって
供給され、排出口1b側のカセットプラットフォーム2
8に移載される。
ビーム31を有するウオーキングビーム搬送装置29、
カセットプラットフォーム28、フォーク26を有する
移載装置25が位置し、被搬送物Wを多数(この例では
40枚)収容したカセット40が、ウオーキングビーム
搬送装置29によって搬送され、カセットプラットフォ
ーム28に載置される。更に、被搬送物Wはフォーク2
6によってカセットプラットフォーム上のカセット40
から移動ビーム9Aに1枚ずつ移載されるようになって
いる。炉本体1の排出口1b側には、固定ビーム37及
び移動ビーム38を有する滞留部50A、装入口側と同
様の移載装置25、同しくカセットプラットフォーム2
8、同じくウオーキングビーム搬送装置29が位置して
いて、処理済みの被搬送物Wは、移動ビーム9日から、
滞留部50Aを経て、移載装置25のフォーク26によ
ってカセットプラットフォーム28上の空のカセット4
0に2枚ずつ順次装入される。空のカセット40は、排
出口1b側のウオーキングビーム搬送装置29によって
供給され、排出口1b側のカセットプラットフォーム2
8に移載される。
第5は上述した被搬送物の搬送の経路を示す要部概略平
面図である。
面図である。
装入口側(図に於いて左側)のウオーキングビーム29
によって搬送されてくるカセット40ば、カセットプラ
ットフォーム28に載置され、カセット40に対して移
載装置25のフォーク26が矢印a方向に移動してカセ
ット40中の未処理の被搬送物Wを1枚ずつ支持する。
によって搬送されてくるカセット40ば、カセットプラ
ットフォーム28に載置され、カセット40に対して移
載装置25のフォーク26が矢印a方向に移動してカセ
ット40中の未処理の被搬送物Wを1枚ずつ支持する。
カセット40中では被搬送物Wは僅かな間隔を以て上下
に重なるようにして収容されていて、フォーク26は、
前進して上から順に被搬送物Wの下側に挿入され、次の
上昇で被搬送物Wを支持し、次いで後退してカセット4
0から離脱する。カセットプラットフォーム28は被搬
送物Wの取り出し毎に上昇して次の被搬送物Wの取り出
しに備える。被搬送物Wを支持したフォーク26は、矢
印すのように移動し、フォーク26に支↑カ丘た被搬送
物Wは炉本体の移動ビーム9Aに移される。この移換え
は1枚ずつ順次行われ、移動ビーム9A、9日の前述し
た動作によって被搬送物Wは搬送方向に沿って炉本体中
を移動しながら熱処理が施される。カセットプラットフ
ォーム28上で被搬送物Wが全部持去られて空になった
カセット40は、搬送方向に直交するウオーキングビー
ム搬送装置33によって所定位置に搬送される。この搬
送は固定ビーム34及び移動ビーム35によってなされ
る。
に重なるようにして収容されていて、フォーク26は、
前進して上から順に被搬送物Wの下側に挿入され、次の
上昇で被搬送物Wを支持し、次いで後退してカセット4
0から離脱する。カセットプラットフォーム28は被搬
送物Wの取り出し毎に上昇して次の被搬送物Wの取り出
しに備える。被搬送物Wを支持したフォーク26は、矢
印すのように移動し、フォーク26に支↑カ丘た被搬送
物Wは炉本体の移動ビーム9Aに移される。この移換え
は1枚ずつ順次行われ、移動ビーム9A、9日の前述し
た動作によって被搬送物Wは搬送方向に沿って炉本体中
を移動しながら熱処理が施される。カセットプラットフ
ォーム28上で被搬送物Wが全部持去られて空になった
カセット40は、搬送方向に直交するウオーキングビー
ム搬送装置33によって所定位置に搬送される。この搬
送は固定ビーム34及び移動ビーム35によってなされ
る。
熱処理の終了した被搬送物Wは、移動ビーム9Bによっ
て滞留部50Aに移される。滞留部50Aは、プーリ5
9にベル!−60を配されたベルト搬送装置であって、
被搬送物Wが上下方向に3枚滞留可能に構成されている
。この構造については、第1図及び第2図によって後に
詳述する。この滞留部50Aは、排出口側で移載装置2
5に支障をきたした場合、これに対応する時間を稼げる
ようになっている。移載装置25のフォーク26は、矢
印C方向に移動して滞留部50A上の被搬送物Wを支持
し、次いで矢印d方向に移動して、カセットプラットフ
ォーム28上の空のバスケット40に2枚ずつ次々と装
入する。矢印d方向の移動の途中で、3個のブツシャ2
5aによって被搬送物Wは位置補正される。かくして、
処理済みの被搬送物Wを所定枚数収容したカセット40
は、排出口側(図に於いて右側)のウオーキングビーム
搬送装置33(固定ビーム34及び移動ビーム35を有
する)によって所定位置に搬送される。
て滞留部50Aに移される。滞留部50Aは、プーリ5
9にベル!−60を配されたベルト搬送装置であって、
被搬送物Wが上下方向に3枚滞留可能に構成されている
。この構造については、第1図及び第2図によって後に
詳述する。この滞留部50Aは、排出口側で移載装置2
5に支障をきたした場合、これに対応する時間を稼げる
ようになっている。移載装置25のフォーク26は、矢
印C方向に移動して滞留部50A上の被搬送物Wを支持
し、次いで矢印d方向に移動して、カセットプラットフ
ォーム28上の空のバスケット40に2枚ずつ次々と装
入する。矢印d方向の移動の途中で、3個のブツシャ2
5aによって被搬送物Wは位置補正される。かくして、
処理済みの被搬送物Wを所定枚数収容したカセット40
は、排出口側(図に於いて右側)のウオーキングビーム
搬送装置33(固定ビーム34及び移動ビーム35を有
する)によって所定位置に搬送される。
第1図及び第2図は上下方向に被搬送物を位置させるこ
とによってこの被搬送物を滞留させるための滞留部を有
する搬送装置63を示し、第1図は概略斜視図、第2図
は■−■線矢視側面図である。
とによってこの被搬送物を滞留させるための滞留部を有
する搬送装置63を示し、第1図は概略斜視図、第2図
は■−■線矢視側面図である。
第1図及び第2図により本発明に基づく搬送装置を詳細
に説明する。2個を1組として2組のプーリ59.59
が、基台8上に立設された第一の支持柱61.61に回
転可能に支持され、プーリ59.59にはベルト60.
60が掛けられ、図示しない駆動装置によってプーリ5
9.59が回転するようにしである。ベルト60.60
には被搬送物Wが載置され、プーリ59.59の回転に
よって被搬送物Wが搬送される。第一の支持柱61.6
1には第一の支持板61aが取り付けられ、第一の支持
板61aに固定された軸受61b、61bにはアーム6
1c、61cが揺動可能に支持されていて、その先端に
回転可能に支持されたテンションブーIJ62.62が
ばね61d、61dの作用によってベルト60.60を
押し上げるようにして、ベルト60.60が弛まないよ
うにしである。
に説明する。2個を1組として2組のプーリ59.59
が、基台8上に立設された第一の支持柱61.61に回
転可能に支持され、プーリ59.59にはベルト60.
60が掛けられ、図示しない駆動装置によってプーリ5
9.59が回転するようにしである。ベルト60.60
には被搬送物Wが載置され、プーリ59.59の回転に
よって被搬送物Wが搬送される。第一の支持柱61.6
1には第一の支持板61aが取り付けられ、第一の支持
板61aに固定された軸受61b、61bにはアーム6
1c、61cが揺動可能に支持されていて、その先端に
回転可能に支持されたテンションブーIJ62.62が
ばね61d、61dの作用によってベルト60.60を
押し上げるようにして、ベルト60.60が弛まないよ
うにしである。
基台8上にはモータを内蔵する上下動駆動装置56が固
定され、上下動駆動装置56に送りねじ55bが垂直に
取付けられ、送りねじ55bに螺合する雌ねじを設けた
第一のブラケット52には第二の支持板51が取付けら
れている。また、基台8には、ガイドバー53が立設さ
れ、その先端に取付けられたベアリング取付は板54に
ベアリング55aが固定され、送りねじ55bの先端部
ドパ−53が貫通孔52aに嵌太し、上下動駆動装置5
6の駆動による送りねじ55bの回動によって第一のブ
ラケット52がガイドバー53に案内されて上下動する
ようになっている。第二の支持板51上には第二の支持
柱5o、50が立設し、第二の支持柱50.50には夫
々ベルト6o、6゜を挟むように対向する第二のブラケ
ット50d150d、50dを介して第一の載置部材5
0a、第二の載置部材50b、第三のiW!置部柱部材
50Cルト60.60の外側に水平かつ搬送方向に沿っ
て上下方向に取付けられている。以上の部分によって滞
留部50Aが構成される。
定され、上下動駆動装置56に送りねじ55bが垂直に
取付けられ、送りねじ55bに螺合する雌ねじを設けた
第一のブラケット52には第二の支持板51が取付けら
れている。また、基台8には、ガイドバー53が立設さ
れ、その先端に取付けられたベアリング取付は板54に
ベアリング55aが固定され、送りねじ55bの先端部
ドパ−53が貫通孔52aに嵌太し、上下動駆動装置5
6の駆動による送りねじ55bの回動によって第一のブ
ラケット52がガイドバー53に案内されて上下動する
ようになっている。第二の支持板51上には第二の支持
柱5o、50が立設し、第二の支持柱50.50には夫
々ベルト6o、6゜を挟むように対向する第二のブラケ
ット50d150d、50dを介して第一の載置部材5
0a、第二の載置部材50b、第三のiW!置部柱部材
50Cルト60.60の外側に水平かつ搬送方向に沿っ
て上下方向に取付けられている。以上の部分によって滞
留部50Aが構成される。
なお、第1図及び第2図に示すように、送りねじ55b
には円板57aが同軸に固定されていて、円板57aの
外周面には一定ピッチで白黒の縞模様57bが図示しな
い中心線に平行に設けられている。円板57aの外周面
に対向して発光ダイオード58aとフォトトランジスタ
58bとからなるフォトカブラ58が配設されていて、
発光ダイオード58aからの反射光がフォトトランジス
タ58に入るようにしである。フォトトランジスタ58
bには、加算計数器CUC1滞留部制御回路DCが順次
接続し、滞留部制御回路は上下動駆動装置56に接続し
ている。送りねじ55bが回転を開始すると、フォトト
ランジスタ58bが縞模様57bの白地部からの反射光
を受光し、加算計数器CUCがこの白地部の数をカウン
トする。
には円板57aが同軸に固定されていて、円板57aの
外周面には一定ピッチで白黒の縞模様57bが図示しな
い中心線に平行に設けられている。円板57aの外周面
に対向して発光ダイオード58aとフォトトランジスタ
58bとからなるフォトカブラ58が配設されていて、
発光ダイオード58aからの反射光がフォトトランジス
タ58に入るようにしである。フォトトランジスタ58
bには、加算計数器CUC1滞留部制御回路DCが順次
接続し、滞留部制御回路は上下動駆動装置56に接続し
ている。送りねじ55bが回転を開始すると、フォトト
ランジスタ58bが縞模様57bの白地部からの反射光
を受光し、加算計数器CUCがこの白地部の数をカウン
トする。
滞留部制御回路DCは、上記カウント数が所定の数に達
した時、上下動駆動装置56に信号を送って送りねじ5
5bの回転を停止させ、各載置部材50a、50b、5
0Cを所定位置まで上下動させている。これら各部分に
よって上下動駆動機構55Aが構成される。
した時、上下動駆動装置56に信号を送って送りねじ5
5bの回転を停止させ、各載置部材50a、50b、5
0Cを所定位置まで上下動させている。これら各部分に
よって上下動駆動機構55Aが構成される。
以下、第3図において、ウオーキングビーム搬送装置を
備えた連続熱処理炉の処理を前工程とし、移載装置25
の移載作業を後工程として、本発明に基づく搬送装置の
動作を第2図について説明する。
備えた連続熱処理炉の処理を前工程とし、移載装置25
の移載作業を後工程として、本発明に基づく搬送装置の
動作を第2図について説明する。
即ち、移載装置25(第3図及び第5図参照)に異常が
生じた場合について説明すると、前工程で熱処理された
被搬送物Wは、ウオーキングビームにより搬送され、移
動ビーム9B(第3図及び第5図参照)からベルト搬送
装置63のベルト60に移載される。さらに、この被搬
送物Wが、ベルト60によって搬送されて搬送装置63
の中央に位置した時、被搬送物Wは、滞留部50Aの第
一の載置部材50aが上昇してこれに載置され、−点鎖
線矢印U2の方向に上昇する。同様にして、滞留部50
Aの第二の載置部材50b及び第三の載置部材50Cに
夫々被搬送物Wが順次載置されて、被搬送物Wは第2図
に仮想線で示す位置まで上昇して滞留する。
生じた場合について説明すると、前工程で熱処理された
被搬送物Wは、ウオーキングビームにより搬送され、移
動ビーム9B(第3図及び第5図参照)からベルト搬送
装置63のベルト60に移載される。さらに、この被搬
送物Wが、ベルト60によって搬送されて搬送装置63
の中央に位置した時、被搬送物Wは、滞留部50Aの第
一の載置部材50aが上昇してこれに載置され、−点鎖
線矢印U2の方向に上昇する。同様にして、滞留部50
Aの第二の載置部材50b及び第三の載置部材50Cに
夫々被搬送物Wが順次載置されて、被搬送物Wは第2図
に仮想線で示す位置まで上昇して滞留する。
次に、上述のように被搬送物Wが滞留している間に移載
装置25の異常を解決して、再び移載装置25の作動を
開始する場合について説明する。
装置25の異常を解決して、再び移載装置25の作動を
開始する場合について説明する。
上述のように第2図に仮想線で示す位置まで上昇した被
搬送物Wは、今度は逆に、まず第三〇載置部材50Cに
載置されたものから第二の載置部材50b、第一の載置
部材50aと順次矢印07の方向に下降し、ベルト60
.60に載置されて搬送される。
搬送物Wは、今度は逆に、まず第三〇載置部材50Cに
載置されたものから第二の載置部材50b、第一の載置
部材50aと順次矢印07の方向に下降し、ベルト60
.60に載置されて搬送される。
ここで、本実施例で注目すべきことは、滞留部50Aが
、被搬送物Wの滞留時に、複数の被搬送物W(ここでは
3枚の板状搬送物)を搬送方向に対して垂、直方向に上
下に非接触状態で互いに重なり合って保持するように構
成されていることである。つまり、被搬送物Wが上下方
向に滞留しているので、平面のスペースが節約できる。
、被搬送物Wの滞留時に、複数の被搬送物W(ここでは
3枚の板状搬送物)を搬送方向に対して垂、直方向に上
下に非接触状態で互いに重なり合って保持するように構
成されていることである。つまり、被搬送物Wが上下方
向に滞留しているので、平面のスペースが節約できる。
さらに、被搬送物Wが上下方向に非接触状態で完全に重
なり合って位置しているので、位置のずれがなく、搬送
再開始時の被搬送物Wの搬送が所定位置から正確にでき
、しかもその搬送速度が速くなる。また、上下動駆動機
構55Aが別に設計できるので、更に効果的に搬送速度
を速くできる。
なり合って位置しているので、位置のずれがなく、搬送
再開始時の被搬送物Wの搬送が所定位置から正確にでき
、しかもその搬送速度が速くなる。また、上下動駆動機
構55Aが別に設計できるので、更に効果的に搬送速度
を速くできる。
なお、本実施例では第3図において、ウオーキングビー
ム搬送装置を備えた熱処理炉の非出口側(図において右
側)に搬送装置63を用いて説明したが、装入口側(図
において左側)に用いてもよい。この場合、移載装置2
5の移載作業が前工程となり、熱処理炉の焼成処理が後
工程となって前記と同様に説明できる。
ム搬送装置を備えた熱処理炉の非出口側(図において右
側)に搬送装置63を用いて説明したが、装入口側(図
において左側)に用いてもよい。この場合、移載装置2
5の移載作業が前工程となり、熱処理炉の焼成処理が後
工程となって前記と同様に説明できる。
次に、上述の実施例の変形例を第6図に示す。
図に示すように滞留部71は、上述の実施例で用いた載
置部材50a、50b、50C(この例では直接には載
置しない。)に、例えば2個のL字形のフック70(こ
の例ではこれが載置部材となる。)を例えば2個ずつ夫
りに取り付けて、これに仮想線で示す被搬送物Wを載置
するようにしてもよい。
置部材50a、50b、50C(この例では直接には載
置しない。)に、例えば2個のL字形のフック70(こ
の例ではこれが載置部材となる。)を例えば2個ずつ夫
りに取り付けて、これに仮想線で示す被搬送物Wを載置
するようにしてもよい。
以上、本発明の詳細な説明したが、上述の搬送手段とし
て1.ベルト搬送の他にもローラ搬送やウオーキングビ
ーム搬送等にも適用できる。また、滞留手段の数及び高
さ位置は適宜であってよく、載置部材の形状、寸法は被
搬送物の形状、寸法に応じて適宜の形状、寸法とする。
て1.ベルト搬送の他にもローラ搬送やウオーキングビ
ーム搬送等にも適用できる。また、滞留手段の数及び高
さ位置は適宜であってよく、載置部材の形状、寸法は被
搬送物の形状、寸法に応じて適宜の形状、寸法とする。
また、被搬送物は、液晶表示装置用ガラス基板のような
板状の電子部品以外の種々の部品、半製品、完成品の搬
送に適用でき、被搬送物は固体のほか、容器に収容され
た流体又は粉砕であっても良い。また、搬送装置を構成
する各搬送手段は、前述のベルトコンベヤ、ローラコン
ベヤめほか、被搬送物の形状、大きさに応じて適宜の搬
送手段とすることができる。また、滞留時には、被搬送
物を上下方向に正しく重ねるようにするほか、搬送方向
に少しずつずらして部分的に重ねるようにしても良く、
搬送方向に直角又は適宜の角度を以て水平に位置させ、
水平方向に重ねるようにすることもできる。
板状の電子部品以外の種々の部品、半製品、完成品の搬
送に適用でき、被搬送物は固体のほか、容器に収容され
た流体又は粉砕であっても良い。また、搬送装置を構成
する各搬送手段は、前述のベルトコンベヤ、ローラコン
ベヤめほか、被搬送物の形状、大きさに応じて適宜の搬
送手段とすることができる。また、滞留時には、被搬送
物を上下方向に正しく重ねるようにするほか、搬送方向
に少しずつずらして部分的に重ねるようにしても良く、
搬送方向に直角又は適宜の角度を以て水平に位置させ、
水平方向に重ねるようにすることもできる。
へ0発明の効果
本発明に係る搬送装置は、上述のように被搬送物の滞留
時に、複数の前記搬送物が前記搬送の方向とは異なる方
向にて非接触状態で位置的に互いに重なり合って前記滞
留手段に保持されているのアウト1頗る好都合である。
時に、複数の前記搬送物が前記搬送の方向とは異なる方
向にて非接触状態で位置的に互いに重なり合って前記滞
留手段に保持されているのアウト1頗る好都合である。
その上、滞留時の被搬送物の移動を、搬送とは別の移動
手段によることができるので、この移動手段の設計上の
自由度が大きくなり、この移動を迅速に行うように移動
手段を設計することができる。このように設計すること
により、被搬送物の正常な搬送時はもとより、滞留後の
搬送再開始時の被搬送物の搬送が速くなり、生産性が向
上する。
手段によることができるので、この移動手段の設計上の
自由度が大きくなり、この移動を迅速に行うように移動
手段を設計することができる。このように設計すること
により、被搬送物の正常な搬送時はもとより、滞留後の
搬送再開始時の被搬送物の搬送が速くなり、生産性が向
上する。
第1図〜第6図は本発明の実施例を示すものであって、
第1図は滞留部を有する搬送装置の斜視図、第2図は第
1図の■−■線矢視側面図、第3図は連続熱処理装置の
搬送方向に沿う断面図、 第4図は第3図のIV−IV線矢視側面図、第5図は連
続熱処理装置及びその周辺の要部概略平面図、 第6図は他の例による滞留部の要部斜視図である。 第7図(A)及び(日)は従来の搬送装置の要部概略平
面図である。 なお、図面に示す符号において、 50.53.61・・・・・・・・・支持柱50A、7
1A・・・・・・・・・滞留部50a・・・・・・・・
・第一の載置部材50b・・・・・・・・・第二の載置
部材50C・・・・・・・・・第三の蔵置部材50d、
54・・・・・・・・・ブラケット51.61a・・・
・・・・・・支持板52・・・・・・・・・駆動用部材 55A・・・・・・・・・上下動駆動機構55a・・・
・・・・・・ベアリング 55b・・・・・・・・・送りねじ 56・・・・・・・・・上下動駆動装置59.62・・
・・・・・・・プーリ 60・・・・・・・・・ベルト 63・・・・・・・・・搬送装置 70・・・・・・・・・L字形フック W・・・・・・・・・被搬送物 である。
1図の■−■線矢視側面図、第3図は連続熱処理装置の
搬送方向に沿う断面図、 第4図は第3図のIV−IV線矢視側面図、第5図は連
続熱処理装置及びその周辺の要部概略平面図、 第6図は他の例による滞留部の要部斜視図である。 第7図(A)及び(日)は従来の搬送装置の要部概略平
面図である。 なお、図面に示す符号において、 50.53.61・・・・・・・・・支持柱50A、7
1A・・・・・・・・・滞留部50a・・・・・・・・
・第一の載置部材50b・・・・・・・・・第二の載置
部材50C・・・・・・・・・第三の蔵置部材50d、
54・・・・・・・・・ブラケット51.61a・・・
・・・・・・支持板52・・・・・・・・・駆動用部材 55A・・・・・・・・・上下動駆動機構55a・・・
・・・・・・ベアリング 55b・・・・・・・・・送りねじ 56・・・・・・・・・上下動駆動装置59.62・・
・・・・・・・プーリ 60・・・・・・・・・ベルト 63・・・・・・・・・搬送装置 70・・・・・・・・・L字形フック W・・・・・・・・・被搬送物 である。
Claims (1)
- 1、被搬送物を搬送する搬送手段と、正常時にはこの搬
送手段からの前記被搬送物を受けて更に搬送しかつ異常
時には前記被搬送物を滞留させるための滞留手段とを有
する搬送装置において、前記被搬送物の前記滞留時に、
複数の前記被搬送物が前記搬送の方向とは異なる方向に
て非接触状態で位置的に互いに重なり合って前記滞留手
段に保持されることを特徴とする搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10092188A JPH01271318A (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10092188A JPH01271318A (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | 搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01271318A true JPH01271318A (ja) | 1989-10-30 |
Family
ID=14286811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10092188A Pending JPH01271318A (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | 搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01271318A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009538263A (ja) * | 2006-05-26 | 2009-11-05 | サン−ゴバン グラス フランス | ライン生産炉上の加熱物体 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52131377A (en) * | 1976-04-27 | 1977-11-04 | Central Glass Co Ltd | Method of encasing plate glass and its system |
JPS5836824A (ja) * | 1981-08-27 | 1983-03-03 | Nikkei:Kk | タイル素地移送方法および装置 |
-
1988
- 1988-04-22 JP JP10092188A patent/JPH01271318A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52131377A (en) * | 1976-04-27 | 1977-11-04 | Central Glass Co Ltd | Method of encasing plate glass and its system |
JPS5836824A (ja) * | 1981-08-27 | 1983-03-03 | Nikkei:Kk | タイル素地移送方法および装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009538263A (ja) * | 2006-05-26 | 2009-11-05 | サン−ゴバン グラス フランス | ライン生産炉上の加熱物体 |
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