JPH0126936Y2 - - Google Patents
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- JPH0126936Y2 JPH0126936Y2 JP497685U JP497685U JPH0126936Y2 JP H0126936 Y2 JPH0126936 Y2 JP H0126936Y2 JP 497685 U JP497685 U JP 497685U JP 497685 U JP497685 U JP 497685U JP H0126936 Y2 JPH0126936 Y2 JP H0126936Y2
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- valve
- valve seat
- synthetic resin
- stem
- valve stem
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Landscapes
- Lift Valve (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は弁孔を開閉するための弁体に関する。
弁孔を開閉するために用いられる弁体において
は、閉鎖状態における漏洩を極小にするために弁
座と接離自在に対向する弁シートを合成樹脂から
形成する場合がある。このような合成樹脂製弁シ
ートを弁ステムと連結する場合、従来は圧入、ね
じ結合、かしめ付などの手段によつていたので、
弁ステムと弁シートとの間の微小隙間に浸入した
洗浄用等の異種流体が実用時に浸出して正規の流
体を汚損し易く、特に超高純度の流体を取扱う場
合に不具合であつた。
は、閉鎖状態における漏洩を極小にするために弁
座と接離自在に対向する弁シートを合成樹脂から
形成する場合がある。このような合成樹脂製弁シ
ートを弁ステムと連結する場合、従来は圧入、ね
じ結合、かしめ付などの手段によつていたので、
弁ステムと弁シートとの間の微小隙間に浸入した
洗浄用等の異種流体が実用時に浸出して正規の流
体を汚損し易く、特に超高純度の流体を取扱う場
合に不具合であつた。
本考案は上記事情のもとになされたもので、そ
の目的とするところは、弁ステムと弁シートとの
連接部に異種流体が浸入するようなことがなく、
特に超高純度の流体を取扱う弁装置に好適な弁体
を提供することにある。
の目的とするところは、弁ステムと弁シートとの
連接部に異種流体が浸入するようなことがなく、
特に超高純度の流体を取扱う弁装置に好適な弁体
を提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案は、合成樹脂成弁シートと弁ステムとの
連接部に、上記合成樹脂と同系の合成樹脂をコー
テイングしてなるシール部を設けるようにしたこ
とを特徴とするものである。
連接部に、上記合成樹脂と同系の合成樹脂をコー
テイングしてなるシール部を設けるようにしたこ
とを特徴とするものである。
本考案は、上述のように弁ステムと弁シートと
の連接部に弁シートと同系の合成樹脂をコーテイ
ングしてなるシール部を設けるようにしたので、
弁ステムと弁シートとの連接部外面がシール部に
よつて被覆されるとともに、隙間があつてもシー
ル部によつて充填されることになるので、異種流
体の浸入を許容するような隙間が生ずるようなこ
とがなく、かつ追加コストが僅少ですむ。したが
つて、異種流体の浸出により正規流体かつ汚損さ
れるのを確実に防止することができ、特に超高純
度の流体を取扱う弁装置に好適な弁体を安価に提
供することができる。
の連接部に弁シートと同系の合成樹脂をコーテイ
ングしてなるシール部を設けるようにしたので、
弁ステムと弁シートとの連接部外面がシール部に
よつて被覆されるとともに、隙間があつてもシー
ル部によつて充填されることになるので、異種流
体の浸入を許容するような隙間が生ずるようなこ
とがなく、かつ追加コストが僅少ですむ。したが
つて、異種流体の浸出により正規流体かつ汚損さ
れるのを確実に防止することができ、特に超高純
度の流体を取扱う弁装置に好適な弁体を安価に提
供することができる。
以下、本考案を図示の一実施例について説明す
る。第1図において弁箱1には弁室2、流路3お
よび4、弁孔5、弁座6等が形成されており、弁
室2内には軸方向に変位自在な弁体7と、この弁
体7を開方向に付勢するばね部材8とが設けられ
ている。弁体7は、弁座6と接離自在に対向する
合成樹脂製弁シート9と、この弁シート9を支持
する弁ステム10とを備えている。図示例におい
ては弁シート9が弁ステム10の凹所11に圧入
されている。弁箱1に螺合する弁軸12は内端部
が介挿部材13を介して弁ステム10に圧接する
とともに、外端部にはハンドル14が取付けられ
ており、ハンドル14を回動操作することにより
弁体7を駆動して開閉動作を行なわせるようにな
つている。以上の一般的構成は従来装置における
と同様であつてよい。
る。第1図において弁箱1には弁室2、流路3お
よび4、弁孔5、弁座6等が形成されており、弁
室2内には軸方向に変位自在な弁体7と、この弁
体7を開方向に付勢するばね部材8とが設けられ
ている。弁体7は、弁座6と接離自在に対向する
合成樹脂製弁シート9と、この弁シート9を支持
する弁ステム10とを備えている。図示例におい
ては弁シート9が弁ステム10の凹所11に圧入
されている。弁箱1に螺合する弁軸12は内端部
が介挿部材13を介して弁ステム10に圧接する
とともに、外端部にはハンドル14が取付けられ
ており、ハンドル14を回動操作することにより
弁体7を駆動して開閉動作を行なわせるようにな
つている。以上の一般的構成は従来装置における
と同様であつてよい。
上記弁体7には、第2図に略示するように弁シ
ート9と弁ステム10との連接部および好ましく
はその近傍外面にシール部15が設けられてい
る。このシール部15は弁シート9と同系の合成
樹脂をコーテイングすることによつて形成されて
いる。たとえば、高温に適しかつ吸着ガスの放出
量が少ないという点で特に超高純度の流体を取扱
う場合に多用されるポリイミド系樹脂から弁シー
ト9を形成した場合には、同系の樹脂を適宜溶剤
に溶かすなどして上記連接部に塗付したのち、乾
燥固化させることによつて形成される。また、半
導体製造ライン等に使用されるような場合には、
半導体用絶縁膜と同等な、特に不純物の少ない合
成樹脂を用いるのがよい。要すれば図示のように
弁シート9の全面にシール部を形成するようにし
てもよい。
ート9と弁ステム10との連接部および好ましく
はその近傍外面にシール部15が設けられてい
る。このシール部15は弁シート9と同系の合成
樹脂をコーテイングすることによつて形成されて
いる。たとえば、高温に適しかつ吸着ガスの放出
量が少ないという点で特に超高純度の流体を取扱
う場合に多用されるポリイミド系樹脂から弁シー
ト9を形成した場合には、同系の樹脂を適宜溶剤
に溶かすなどして上記連接部に塗付したのち、乾
燥固化させることによつて形成される。また、半
導体製造ライン等に使用されるような場合には、
半導体用絶縁膜と同等な、特に不純物の少ない合
成樹脂を用いるのがよい。要すれば図示のように
弁シート9の全面にシール部を形成するようにし
てもよい。
上記構成によれば、弁シート9と弁ステム10
との連接部にシール部15を設けるようにしたの
で、弁シート9を比較的硬質なポリイミド系樹脂
から形成したため弁ステム10との間に若干の隙
間16(第2図)を生ずるようなことがあつて
も、この隙間16はシール部15によつて充填、
封鎖されるので流体が浸入するようなことがな
い。しかも、シール部15をコーテイングによつ
て形成するだけでよいから追加コストは僅少であ
る。
との連接部にシール部15を設けるようにしたの
で、弁シート9を比較的硬質なポリイミド系樹脂
から形成したため弁ステム10との間に若干の隙
間16(第2図)を生ずるようなことがあつて
も、この隙間16はシール部15によつて充填、
封鎖されるので流体が浸入するようなことがな
い。しかも、シール部15をコーテイングによつ
て形成するだけでよいから追加コストは僅少であ
る。
なお、本考案は上記実施例のみに限定されるも
のではなく、たとえば弁シート9と弁ステム10
との連結構造は第3図に略示するようなねじ結合
や、第4図に略示するようなかしめ付などの場合
にも適用可能であり、その他、本考案の要旨とす
るところの範囲内で種々の変更ないし応用が可能
である。
のではなく、たとえば弁シート9と弁ステム10
との連結構造は第3図に略示するようなねじ結合
や、第4図に略示するようなかしめ付などの場合
にも適用可能であり、その他、本考案の要旨とす
るところの範囲内で種々の変更ないし応用が可能
である。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は同例における要部の概略説明図、第3図およ
び第4図は要部の変形例を略示する説明図であ
る。 6……弁座、7……弁体、9……弁シート、1
0……弁ステム、12……弁軸、15……シール
部。
図は同例における要部の概略説明図、第3図およ
び第4図は要部の変形例を略示する説明図であ
る。 6……弁座、7……弁体、9……弁シート、1
0……弁ステム、12……弁軸、15……シール
部。
Claims (1)
- 弁座と接離自在に対向する合成樹脂製弁シート
と、この弁シートを支持する弁ステムとを有する
ものにおいて、上記弁シートと弁ステムとの連接
部に上記合成樹脂と同系の合成樹脂をコーテイン
グしてなるシール部を設けるようにしたことを特
徴とする弁体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP497685U JPH0126936Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP497685U JPH0126936Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61122460U JPS61122460U (ja) | 1986-08-01 |
JPH0126936Y2 true JPH0126936Y2 (ja) | 1989-08-11 |
Family
ID=30481066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP497685U Expired JPH0126936Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0126936Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015155714A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | 株式会社フジキン | 弁体および高温用弁 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5985314B2 (ja) * | 2012-09-07 | 2016-09-06 | 株式会社堀場エステック | 弁要素及び流体制御弁 |
JP6894667B2 (ja) * | 2016-03-28 | 2021-06-30 | ナブテスコ株式会社 | シール構造、弁及びシール構造の製造方法 |
-
1985
- 1985-01-18 JP JP497685U patent/JPH0126936Y2/ja not_active Expired
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015155714A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | 株式会社フジキン | 弁体および高温用弁 |
WO2015125828A1 (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | 株式会社フジキン | 弁体および高温用弁 |
TWI644045B (zh) * | 2014-02-20 | 2018-12-11 | 日商富士金股份有限公司 | Valve body and high temperature valve |
US10731763B2 (en) | 2014-02-20 | 2020-08-04 | Fujikin Incorporated | Valve element and high-temperature-oriented valve |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61122460U (ja) | 1986-08-01 |
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