JPH01199069A - 弁装置 - Google Patents

弁装置

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Publication number
JPH01199069A
JPH01199069A JP2087088A JP2087088A JPH01199069A JP H01199069 A JPH01199069 A JP H01199069A JP 2087088 A JP2087088 A JP 2087088A JP 2087088 A JP2087088 A JP 2087088A JP H01199069 A JPH01199069 A JP H01199069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
valve
valve element
seat
sheet material
Prior art date
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Pending
Application number
JP2087088A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhide Kimura
木村 安秀
Shiro Fukumoto
福本 司郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2087088A priority Critical patent/JPH01199069A/ja
Publication of JPH01199069A publication Critical patent/JPH01199069A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、切換弁や湯水混合栓等の各種の弁構造を備え
た弁装置に関する。
〔従来の技術〕
水又は空気等の流体の配管系に備えるバルブ類として、
従来から各種のものが採用され、流体の性質や用途に応
じて適切なものを選定することによって速やかな流体の
流れを実現するようにしている。これらのバルブの中で
、円筒体又は円錐体等の弁体を流路内に回転可能に配置
し、貫通させた孔を流路とするプラグバルブ等も広く利
用されている。このプラグバルブは、たとえば湯水混合
栓や切換弁等にも適用され、弁体が回転してその回転角
度によって流量を変化させることが構造面での一つの特
徴である。
このような円筒体等の弁体を回転させる構造では、シー
ルのためのパツキンが弁体の周面に密着するように配置
することが必要である。パツキンは、一般に利用されて
いる0リングやガスケット等が主であり、弁体の円周方
向の周面をシールするために環状としたものが多い。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、パツキンによるシール圧が弁体に作用するの
で、弁体を回転させるときにはこのシール圧が摩擦抵抗
となる。したがって、特に弁体を回転させる起動時には
大きな回転トルクを必要とするほか、操作力をかなり大
きくしなければならない。
一方、近来になって、大規模な給湯設備等では湯と水の
混合及び供給先への流路変更等をシステム化したものが
採用されるようになった。これは給湯温度や流量等を自
動制御によって調整するもので、弁体の回転及び回転角
度も電動モータにより操作される。しかし、前記のよう
にシール圧による摩擦抵抗が大きいと、弁体の回転トル
クもこれに応じて大きくする必要があるので、電動モー
タも大型になる。このため、装置容量が増えるので、据
付は位置に制限を受けたり、設備費用も高くなる。また
、パツキン自体の摩滅も激しいために保守点検の頻度も
多くなり、ランニングコストの上昇も避けられない。
このような問題に対し、弁体の回転を円滑にするためグ
リース等の潤滑剤をパツキンとの摺動面に塗布すること
も一般に行われている。しかしながら、潤滑剤は比較的
高価であるうえ、潤滑剤の塗布工程を要することから経
済性の面で難点がある。これに加えて、潤滑剤の効果に
は永続性がなく、更に飲料水を通過流体とするときには
潤滑剤の混入の恐れもあるため、弁構造を特殊なものと
する必要があり、更に一層高価なものとなってしまう。
そこで、本発明は、大きな回転トルクを必要とすること
なく弁体をスムーズに回転させることができしかも安価
な製品を提供できるようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の弁装置は、以上の目的を達成するために、本体
の内部に中空円筒状の弁体を回転可能に収納し、前記弁
体の周壁に開設した流路口を前記本体に設けた流路口に
合わせることによって流路を開閉する弁装置であって、
前記本体の内壁又は弁体の外周壁の少なくともいずれか
一方に弗素含有樹脂のシート材を設けたことを特徴とす
る。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例により本発明の特徴を具体的に
説明する。
第1図は混合、弁を例とした本発明の弁装置の一実施例
を示す縦断面図である。
図において、中空円筒状の本体1の内部には、本体1と
同軸上で回転可能な弁体2が収納されている。本体10
周壁には、周方向2個所に水流入口1a及び湯流入口1
bが開けられ、下端には混合水の流出口1cを設けてい
る。これらの水流人口1a及び湯流入口1bは、それぞ
れ給水流路及び給湯流路(いずれも図示せず)に接続さ
れ、流出口1cには供給先まで配管される供給管(図示
せず)が連結される。
弁体2は、その上端にスピンドル2aを一体化したもの
として形成され、スリップワッシャ2bを介してリテー
ナプラグ2cにより軸線方向を拘束されている。そして
、スピンドル2aには、自動制御によって回転方向及び
回転角度が設定される電動モータ(図示せず)が駆動源
として接続される。また、弁体2の内部は中空状であり
、周壁には水流人口3a及び湯流入口3bを開設し、下
端の開放部分を混合水流出口3Cとしている。
弁体2の上部側及びスピンドル2aの周面には0リング
4a、 4bがそれぞれ配置され、更に水流人口3a及
び湯流入口3bを含めた周面には筒状のパフキン5が一
体化されている。この筒状のパツキン5は、中空の円筒
体状に形成されて弁体2の外周面に一体化されるもので
、水流人口3a及び湯流入口3bに嵌まり込む突部5a
を形成している。また、パツキン50周面には複数の突
条5bを設け、この突条5bを本体1の内壁側に押し当
てることによって水流入口3a及び湯流入口3b周りを
シールする。
一方、本体lの内壁には、弗素含有樹脂を素材としたシ
ート材6が設けられる。このシート材6は、たとえば四
弗化エチレン樹脂に特殊充填材を加えた化合物等を素材
とするもので、薄肉のシート状としたものを円筒状に成
形し、これを本体1の内部に差し込んで適切な接着剤を
利用して貼り付ける。また、特殊充填材としては、たと
えばポリイミド樹脂、カーボン及びグラファイト等が挙
げられ、これらはシール面に密着するパツキン5の素材
に応じて採用する。このような特殊材を四弗化エチレン
樹脂に添加すると、耐摩耗性に優れたものが得られ、ま
た線膨張係数もパツキン5のそれに近似した9、0  
Xl0−’/l:程度のものが得られる。
このように弗素を含有したシート材6を本体1の内壁に
設けたことにより、弁体2が回転してパツキン5がシー
ト材6面を摺動しても、摩耗が少ないほか、弗素含有樹
脂の特性によって摺動抵抗も小さくなる。このため、弁
体2の回転に大きな操作力を必要とすることがなく、駆
動用のモータの出力トルクも小さなものが採用できる。
また、パツキン5の摺動面の摩耗量も小さくなり、シー
ルが良好に保たれるほか保守点検の頻度も低下する。更
に、従来のようにグリース等を塗布する必要もないので
、製造工数の低減によって安価に製品を提供できる。
第2図は切換弁を例として示す本発明の他の実施例を示
すものである。
切換弁においては、本体1の下端が水又は混合水の流入
口10aとなり、周壁には二つの第1.第2の流出口1
0b、10cを開設している。そして、本体1内に回転
可能に収納した弁体2には単一の流出口11を開け、こ
の流出口11を本体1の第1゜第2の流出口10b、1
0cのいずれか一方に合わせることによって流路を変更
して供給先を変えることができる。その他の構造は、第
1図に示したものとほぼ同様である。
弁体2に設けたパツキン5の周面に弗素含有樹脂のシー
ト材I2を貼り付けている。つまり、第1図の実施例で
は本体1の内壁に弗素含有樹脂のシート材を設けたのに
対し、本実施例では弁体2側に弗素含有樹脂のシート材
を設けたのである。また、第3図はシート材12の貼り
付は状態を示す拡大断面図であり、突条5b及びその間
の平坦部の全域にシート材12が貼り付けられている。
そして、シート材12はパツキン5表面の平坦部を接合
面の一部として持つので、シート材12が貼り付けやす
いほか、剥がれ難いという利点がある。
以上の構成においても、前記実施例で既に説明したよう
に、弗素樹脂の特性を利用することによって弁体2の速
やかな回転が実現できると共に、シール面の磨滅が少な
い良好な弁構造を得ることができる。
なお、第1図及び第2図のいずれの例においても、シー
ト材6.12は弗素樹脂用として適切な、たとえばエポ
キシ系の接着材を用いて貼り付ける。
そして、この砧り付けの前段階で、シート材6を金属ナ
トリウムのアンモニア液等を利用した化学的表面処理を
施せば、強固な接合が可能となり本体1の内壁から剥離
することはない。また、本体lの内壁及びパツキン5の
周面にシート材6.12を一緒に設けてもよく、この場
合面シート材6゜12は硬度の異なるものを使用するの
が好ましい。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明の弁装置においては、回
転する弁体のシール面に弗素含有樹脂を素材としたシー
ト材を設けている。このため、弁体又は本体側のいずれ
かにゴム等のパツキンを設けてこれにシート材が密着す
るようにすれば、弗素樹脂の摺動抵抗が小さいという特
性を利用して弁体を円滑に回転させることができる。し
たがって、電動モータ等を利用して弁体を回転駆動する
ものでは、回転トルクが小さくて済むのでモータの容量
等を小型化でき、コスト低減が図れる。また、弗素樹脂
を含有させたシート材は、パツキンの磨滅を抑えること
ができ、常に良好なシールが得られると共に耐久性の向
上も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は混合弁に本発明を適用したときの断面図、第2
図は切換弁の場合を示す断面図、第3図は弁体の外周に
シート材を設けたときの要部拡大断面図である。 1:本体      2:弁体 3a:水流入口    3b=湯流入口4a、 4b 
: Oリング  5:パッキン6:シート材    I
Qa:流入口 10b=第1の流出口 10C:第2の流出口11:流
出口     12:シート材特許出願人     東
陶機器株式会社代 理 人     小 月  益(ほ
か2名)第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、本体の内部に中空円筒状の弁体を回転可能に収納し
    、前記弁体の周壁に開設した流路口を前記本体に設けた
    流路口に合わせることによって流路を開閉する弁装置で
    あって、前記本体の内壁又は弁体の外周壁の少なくとも
    いずれか一方に弗素含有樹脂のシート材を設けたことを
    特徴とする弁装置。
JP2087088A 1988-01-30 1988-01-30 弁装置 Pending JPH01199069A (ja)

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JP2087088A JPH01199069A (ja) 1988-01-30 1988-01-30 弁装置

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JP2087088A JPH01199069A (ja) 1988-01-30 1988-01-30 弁装置

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JPH01199069A true JPH01199069A (ja) 1989-08-10

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JP2087088A Pending JPH01199069A (ja) 1988-01-30 1988-01-30 弁装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05118915A (ja) * 1991-04-08 1993-05-14 Im Inst Fuer Mikroelektron 赤外線検出器において放射線を結合する方法とその装置
JPH0571551U (ja) * 1992-03-05 1993-09-28 前澤化成工業株式会社 ボールバルブ
JPH0643433U (ja) * 1992-11-17 1994-06-10 象印マホービン株式会社 水路切換弁
JP2008185157A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Inax Corp シリンダ式バルブにおけるパッキンの組付構造

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