JPH01268604A - 懸濁状農薬組成物 - Google Patents

懸濁状農薬組成物

Info

Publication number
JPH01268604A
JPH01268604A JP9516888A JP9516888A JPH01268604A JP H01268604 A JPH01268604 A JP H01268604A JP 9516888 A JP9516888 A JP 9516888A JP 9516888 A JP9516888 A JP 9516888A JP H01268604 A JPH01268604 A JP H01268604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
water
aluminum oxide
composition
gum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9516888A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2688822B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Morimoto
森元 良彰
Kyoichi Adachi
安達 享一
Masaru Kaneko
勝 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kumiai Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kumiai Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP63095168A priority Critical patent/JP2688822B2/ja
Publication of JPH01268604A publication Critical patent/JPH01268604A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2688822B2 publication Critical patent/JP2688822B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水に望溶性の農薬活性成分を有効成分とし、低
粘度で長期間にわたって安定な性状を保持する!!l濁
状層状農薬組成物するものである。
(従来の技術) 従来、水又は有機溶剤にm溶性の農薬活性成分は液剤化
又は乳剤化が困難であることから、粉剤、水和剤等の製
剤形態で使用されてきた。このうち粉剤は製剤化が容易
であること。
またそのまま散布できること等の利点もあるが、散布に
際して周囲への飛散が多い等の欠点を有する。llた水
和剤は水に希釈して散布するため、水を媒体として農薬
活性成分が均一に効率良く作物に付着するという利点を
有するものの水和剤を水に希釈する際に粉立つため、使
用者の安全衛生面で好ましくない。
近年、微粒子化した農薬活性成分を水に分散懸濁させた
懸濁状農薬組成物、すなわちゾル剤又はフロアブルと呼
ばれる製剤(以下ゾル剤と云う)が多く用いられるよう
になった。
ゾル剤は水和剤と同様に水で希釈して、又は原液の状雇
で散布される。このゾル製剤は液状であるため水希釈時
の粉立ちが無いこと、水和剤に比べ計量が容易であるこ
と等の優れた特性を有する これまで、ゾル剤としては水111溶性の農薬活性成分
に水、溶剤、陰イオン及び非イオン性界面活性剤並びに
カルボキシメチルセルロース等の水溶性高分子を加えて
懸濁化した製剤(特公昭58−24401号)、非イオ
ン系界面活性剤とヘテロポリサッカライドガムを加えて
水中に懸濁化した製剤(特公昭53−46889号)、
非イオン系界面活性剤とへテロ多糖類ガムを加えて湿式
粉砕し水中に懸濁した製剤(特開昭52−428226
号)、界面活性剤とコロイド状含水ケイ酸アルミニウム
を加えて懸濁した製剤(特公昭54−11368号)等
が知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前述の従来技術によるゾル剤では貯蔵安
定性において満足できる製剤が得られず、m濁させた成
分の沈降分離、更には沈降分離物が再分離不可能なハー
ドケーキング層を形成するに至る場合がある。貯蔵安定
性を充分満足ならしめるためには増粘剤を増量しゾル剤
の粘度を高く設定することが通常行われる。
しかし、これによって、貯蔵安定性は改良される反面製
剤粘度が高いことによる問題1例えば使用場面において
容器から製剤を取り出し難くなること、計量容器への付
着残量が多くなり計量が不正確となること、空中散布に
おいて原液散布に支障をきたすこと等が発生する。更に
は生産湯面における問題としては例えば容器への充填速
度が遅くなり1作業能率が低下すること等がある。
本発明者らはかかる問題を解決することを目的として、
つまり低粘度で取扱い易く、かつ貯蔵安定性が優れると
いう従来技術からは相反する二つの特性を併せもつゾル
剤の開発に取り組み多数の添加剤及びそれらの組み合わ
せ等について膨大な試験を繰り返した結果、微粒子状酸
化アルミニウムとヘテロポリサッカライドガム又は更に
これらに特定の炭化水素溶剤を配合することにより貯蔵
安定性に優れ、かつ粘度の低いという取り扱い及び使用
に際し好ましい物理性状を有する製剤が得られることを
見出し本発明を完成した。
CRMを解決するための手段) 本発明の懸濁状農薬組成物の一つは(a)水難溶性の農
薬活性成分の1種又は2種以上、(b)微粒子状酸化ア
ルミニウム及び<c>ヘテロポリサッカライドガムを含
有してなり、これらの各成分を水性溶媒にS濁させたも
のである。ここで水性溶媒とは水又は水に他の溶媒を加
えたものである。水は!5薬組成物に対し通常20〜6
0重量%配合される。
更に1本発明の1!!!濁状農薬組成物の他の一つは(
a)水N溶性の農薬活性成分の1種又は28以上、(b
)微粒子状酸化アルミニウム、(c)ヘテロポリサッカ
ライドガム及び(d)炭素数9〜17のメタン列炭化水
素が90ffi量%以上の炭化水素溶剤を含有してなる
このS濁状農薬組成物の粘度は10〜3006P8であ
り。
好ましくは10〜200cpsである。尚、ここで云う
粘度は、B型粘度計(BLn:!、東京計器株式会社製
)を用いて測定するものであり、測定条件としては使用
ローターNo、2゜回転数は30rpm、測定温度は2
0℃によるものである。
本発明に用いられる農薬活性成分は水MrB性であれば
特に制限はないl活性性成分の配合量は懸濁状農薬組成
物に対して、5〜60重量%である。
I5薬活性成分として次のものが挙げられる。
5−メチル−1,2,4−hリアゾロ(3,4−b)ベ
ンゾチアゾール(トリジクラゾール)。
2−メチル−3′−インプロポキシベンズアニリド(メ
プロニル)、 テトラクロロイソフタロニトリル(TPN)。
マンガニーズエチレンビス(ジチオカーバメート)(マ
ンネブ)。
ジメチル 4.4’−0−フェニレンビス(3−チオア
ロファネート)(チオファネートメチル)。
1−(4−クロロベンジル)−1−シクロペンチル−3
−フェニルウレア(ベンジクロン)。
4.5.6.7−チトラクロロフタリド(フサライド)
8−オキシキノリン鋼。
水酸化第2銅等の殺菌剤、 0.0−ジメチル 0−〔2−クロロ−1−(2,4−
ジクロロフェニル)ビニル〕ホスフェート(ジメチルビ
ンホス)。
1−ナフチル N−メチルカーバメート(NAC)。
m−トリル N−メチルカーバメート(MTMC)。
3.4−キシリル N−メチルカーバメート(MPMC
)。
2−sac−ブチル−4,6−シニトロフエニル 3−
メチルクロトネート(ビナパクリル)。
5−(4−フェノキシブチル)  N、N−ジメチルチ
オカーバメート(フェノチオカルブ)。
2−sac−プチルフェニノν N−メチルカーバメー
ト(BPMC)。
2−(4−エトキシフェニル)−2−メチルピロピル−
3−フェノキシベンジルエーテル(エトフェンブロック
ス)。
0.0−ジメチル o−(3−メチル−4−二トロフェ
ニル)チオホスフェート(MEP)等の殺虫剤及び殺ダ
ニ剤。
2−クロロ−4,6−ビス(エチルアミノ)−1,3,
5−トリアジン(cAT)。
2−クロロ−4−エチルアミノ−6−イソプロビルアミ
ノ−1,3,5−トリアジン(ゲザブリム)。
N−(1−エチルプロピル)3.4−ジメチル−2,6
−シニトロアニリン(ペンデイメタリン)。
5−(4−クロロベンジル)  N、N−ジエチルチオ
カーバメート(ペンチオカーブ)。
2−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ−N−メチルア
セトアニリド(メフェナセット)。
メチル α−(4,6−シメトキシビリミジンー2−イ
ルカルバモイルスルファモイル)−0−トリアート(ペ
ンスルフロンメチル)等の除草剤が挙げられる。
これらの農薬活性成分は2種以上を混合して使用するこ
とができる。この場合、殺菌剤、殺虫剤及び除草剤の組
み合わせでもよい、また1、1′−イミニオジ(オクタ
メチレン)ジグアニジウム=トリアセタート、S−メチ
ル N−〔(メチルカーバメート(オキシコチオアセト
イミデート、O,S−ジメチル N−アセチルホスホロ
アミドチオエート等の水溶性の農薬活性成分を配合する
こともできる。
本発明に使用する微粒子状酸化アルミニウムは一次粒子
の平均粒径が50nm以下であるものを意味し、例えば
気相法と呼ばれる極りで特殊な型造法によって得られる
ものである。
気相法とは、ハロゲン化アルミニウムを気相中で火焔加
水分解する方法であり、この方法で得られる酸化アルミ
ニウムは。
粒径が極めて微小であること、結晶構造が土としてデル
タ型であること、見掛は比重が約75g/Qと小さいこ
と等の特徴があり、例えばアルミニウムオキサイドC(
商品名、西ドイツ、デグサ社!!りが知られている。
従来、他の産業分野で用いられている酸化アルミニウム
は原料のボーキサイトを水酸化ナトリウムで水酸化アル
ミニウムとし、これを高温で焼成処理するいわゆるバイ
ヤー法と称される方法で製造され1本発明で用いる微粒
子状酸化アルミニウムとは基本的にその性質が異なる。
バイヤー法によるものは、−数粒子の粒径が1〜20μ
mと大きいこと、結晶構造がアルファー型であること、
見掛けの比重が500〜1200 g / Qと大きい
こと等気相法によるものとは極めて顕著な差異を有する
次に、本発明に使用されるヘテロポリサッカライドガム
は増粘効果を有する天然の高分子であり、キサンタンガ
ム、ウニランガム、グアーガム又はローカストビーンガ
ム等が挙げられる。キサンタンガムは微生物の醗酵作用
によって生産される直航状の高分子量の多糖類で1分子
量は約200万で。
構成*W類はグルコース、マンノース、グルクロン酸か
らなる。
これら微粒子状酸化アルミニウムとヘテロポリサッカラ
イドガムとの配合量は農薬組成物に対して通f#o、0
1〜21!1量%程度である。また、微粒子状酸化アル
ミニウムとヘテロポリサッカライドガムとの配合比は通
常前者1重量部に対し後者0.02〜4重量部、好まし
くは0.1〜2重量部の範囲である。
また、炭素数9〜17のメタン列炭化水素を90重量%
以上含む炭化水素溶剤は灯油留分を高度に精製すること
により得られるものであり、純度の高いメタン列炭化水
素(パラフィン系炭化水素)を含有してなる。その組成
及び性状は炭素数9〜17のパラフィン系炭化水190
ffif%以上、ナフテン系炭化水素7重量%以下、芳
香族系炭化水素3重量%以下であり、95%留出温度が
270℃以下のものが挙げらろ。
商品名として0号ソルベント(日本石油化学工業株式会
社製)等がある。これらは農業用に使用されているケロ
シン及び流動パラフィン等とはその組成及び性状が異な
る。この炭化水素溶剤の配合量は、農薬組成物に対し1
〜25重量%、好ましくは5〜20重量%である。
本発明のsPl状農薬組成物には農薬活性成分を水に分
散させるために界面活性剤としてリグニンスルホン酸塩
、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン
酸塩のホルマリン縮合物、アルキルナフタレンスルホン
酸塩、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル
硫酸塩、マレイン酸スチレンコポリマー等の7ニオン性
面活性剤及びポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタンオ
レイン酸エステル等のノニオン性界面活性剤の1種又は
2種以上を加えることができる。その配合量は懸濁状農
薬組成物の1〜10!!量%である。
更に、本発明の懸濁状農薬組成物にはプロピレングリコ
ール、エチレングリコール、グリセリン、硫酸アンモニ
ウム、塩化アンモニウム、尿素等の凍結防止剤をS濁状
農薬組成物に対して、5〜151!量%、またシリコー
ン等の消泡剤を100〜11000pp、その他分解防
止剤等の添加剤を配合することができる。
また1M物生長調i剤、誇り1剤、忌避剤、肥料、香料
1着色剤、増粘剤、安定剤及びその他の添加剤等を配合
することができる。
次に本5!町の懸濁状農薬組成物の製造法を説明する。
まず。
所定量の微粒子状酸化アルミニウム及びヘテロポリサッ
カライドガム更に必要により他の成分を所定量の水に加
え、撹拌機にて分散させる0次に界面活性剤及び予め粗
粉砕した農薬活性成分を加え、必要に応じて、更に凍結
防止剤、消泡剤等を加え、高速撹拌機により混合分散さ
せる。この混合物を湿式粉砕機、例えばサンドグライン
ダーSL型(五十嵐機械株式会社製)、ダイノミルKD
L型(WAB社製)、アトライターMA−IS型(三井
三池株式会社製)等を用いて農薬活性成分の大部分が1
0μm以下、好ましくは0.1〜7μmの範囲の所望の
平均粒子径となるように湿式粉砕を行い目的の懸濁状農
薬組成物を得る。
以下余白 次に、本発明の実施例を挙げて具体的に説明するが1本
発明はこれらにより何ら限定されるものではない、なお
、各実施例における部及び%は全で重量部、重量%を示
す。
実施例 1 微粒子状酸化アルミニウム0.5部及びキサンタンガム
0゜15部を水48.35部に混合分散させ、これに粗
粉砕したメプロニル40部、β−ナフタレンスルホン酸
ナトリウムのホルマリン縮合物3.5部、アルキルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム0.5部、エチレングリコー
ル7部を加えると共にシリコーンAF−118N(M化
学工業株式会社製以下同じンを製剤に対し200ppm
加え、高速撹拌機にて30分間混合した後、湿式粉砕機
にて粉砕しゾル製剤を得た。
実MIN  2 実施例1のキサンタンガム0.15部を水48.35部
をウニランガム0.12部及び水48.38部におきか
え均質なゾル製剤を得た。
実施例 3 実施例1のキサンタンガム0.15部をグアーガム0.
15部におきかえ均質なゾル製剤を得た。
実施例 4 実施例1のキサンタンガム0.15部を水48.3’5
部をローカストビーンガム0.23部及び水48.27
部におきかえ均質なゾル製剤を得た。
実施例 5 実施例1のキサンタンガム0.15部及び水48.35
部をキサンタンガム0.07部、メタン列炭化水素を含
む溶剤(メタン列炭化水素99.9%、ナフテン系炭化
水素0.1%、メタン列炭化水素の炭素数9〜13.9
5%留出温度190℃)5部及び水43.43部におき
かえ均質なゾル製剤を得た。
実施例 6 実施例1のキサンタンガム0.15部及び水48.35
部をキサンタンガム0.1部及び水48.4部におきか
え均質なゾル製剤を得た。
実施例 7 実施例1のキサンタンガム0.15部を水48.35部
をキサンタンガム0.07部、ウニランガム0.07部
及び水48゜35部におきかえ均質なゾル製剤を得た。
実施例 8 微粒子状酸化アルミニウム0.3部及びウニランガム0
.12部を水48.58部に混合分散させ、これに粗粉
砕したTPN40部、ポリオキシエチレンスチレン化フ
ェニルエーテル硫酸塩3部、エチレングリコール8部を
加えると共にシリ:I−ンAF−118Nを製剤に対し
200ppm加え、高速撹拌機にて30分間混合した後
、湿式粉砕機にて粉砕しゾル製剤を得た。
実施例 9 実施例8のウニランガム0.12部を水48.58部を
ウニランガム0.06部、メタン列炭化水素を含む溶剤
(メタン列炭化水、1394%、ナフテン系炭化水素5
%、芳香族系炭化水素1%、メタン列炭化水素の炭素数
12〜15.95%留出温度250℃)5部及び水43
.64部におきかえ均質なゾル製剤を得た。
実施例 10 微粒子状酸化アルミニウム1.4部、グアーガム0.0
4部を水65.56部に混合分散させ、これに粗粉砕し
たトリジクラゾール20部、ポリオキシエチレンスチレ
ン化フェニルエーテル2部、アルキルナフタレンスルホ
ン酸ナトリウム3部、エチレングリコール8部を加える
と共にシリコーンAF−418Nを製剤に対し200p
pm加え、高速撹拌機にて30分間混合した後、湿式粉
砕機にて粉砕しゾル製剤を得た。
実施例 11 微粒子状酸化アルミニウム0.4部、ローカストビーン
ガム0.25部を水72.35部に混合分散させ、これ
に粗粉砕したベンスルフロンメチル10部、リグニンス
ルホン酸ナトリウム4部、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル3部、尿素10部を加えると共にシリコーンAF
−118Nを製剤に対し200ppm加え、高速撹拌機
にて30分B混合した後。
湿式粉砕機にて粉砕しゾル製剤を得た。
実施例 12 微粒子状酸化アルミニウム0.5部、ローカストビーン
ガム0.2部を水43.3部に混合分散させ、これに粗
粉砕したベンスルフロンメチル2部、ベンチオカーブ4
0部、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル
硫酸塩4部、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム
2部、エチレングリコール8部を加えると共にシリコー
ンAF−118Nを製剤に対し200ppm加え、高速
撹拌機にて30分間混合した後、湿式粉砕機にて粉砕し
ゾル製剤を得た。
′A施例 13 微粒子状酸化アルミニウム0.7部及びグアーガム0.
15部を水45.15部に混合分散させ、これに粗粉砕
したエトフェンブロックス20部、ベンジクロン20部
、ポリオキシエチレンアルキルエーテル3部、ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテルi1!酸塩3部、プ
ロピレングリコール8部を加えると共にシリコーンAF
−118Nを製剤に対し200ppm加え、高速撹拌機
にて30分間混合した後、湿式粉砕機にて粉砕しゾル製
剤を得た。
実施例 14 微粒子状酸化アルミニウム0.5部及びキサンタンガム
0゜18部を水46.32部に混合分散させ、これに粗
粉砕したフサライド40部、ポリオキシエチレンスチリ
ルフェニルエーテル2部、マレイン酸スチレンコポリマ
ー3部、エチレングリコール8部を加えると共にシリコ
ーンAF−118Nを製剤に対し200ppm加え、高
速撹拌機にて30分間混合した後、ii式粉砕機にて粉
砕しゾル製剤を得た。
実施例 15 実施例14のキサンタンガム0.18部及び水46.3
2部をキサンタンガム0.1部、メタン列炭化水素を含
む溶剤(メタン列炭化水素98%、ナフテン系炭化水素
1.5%、芳香族系炭化水素0.5%、メタン列炭化水
素の炭素数13〜17.95%留出温度265℃)10
部及び水36.4部におきかえ均質なゾル製剤を得た。
実施例 16 微粒子状酸化アルミニウム0.5部及びキサンタンガム
0゜13部を水45.37部に混合分散させ、これに粗
粉砕したジメチルビンホス40部、リグニンスルホン酸
ナトリウム4部、ポリオキシエチレン脂肪酸エスレル3
部、エチレングリコール7部を加えると共にシリコーン
AF−118Ntt製剤に対し200pPm加え、高速
撹拌機にて30分間混合した後、湿式粉砕機にて粉砕し
ゾル製剤を得た。
次に、参考例として試験例に比較のために用いた製剤を
示す。
参考例 1 実施例1の微粒子状酸化アルミニウム0.5部、キサン
タンガム0.15部及び水48.35部をキサンタンガ
ム0.2部及び水48.8部におきかえ均質なゾル製剤
を得た。
参考例 2 実施例1の微粒子状酸化アルミニウム0.5部、キサン
タンガム0.15部及び水48.35部をキサンタンガ
ムQ、35部及び水48.65部におきかえ均質なゾル
製剤を得た。
参考例 3 実施例1の微粒子状酸化アルミニウム0.5部、キサン
タンガム0.15部及び水48.35部を微粒子状酸化
アルミニウム1.5部及び水47.5部におきかえ均質
なゾル製剤を得た。
参考例 4 実施例1の微粒子状酸化アルミニウム0.5部、キサン
タンガム0.15部及び水48.35部を微粒子状酸化
アルミニウム2.5部及び水46.5部におきかえ均質
なゾル製剤を得た。
参考例 5 実施例1の微粒子状酸化アルミニウム0.5部をバイヤ
ー法により*造した酸化アルミニウム0.5部におきか
え均質なゾル製剤を得た。
参考例 6 実施例1の微粒子状酸化アルミニウム0.5部、キサン
タンガム0.15部及び水48.35部をコロイド状含
水ケイ酸アルミニウム1部及び水48部におきかえ均質
なゾル製剤を得た。
参考例 7 実施例1の微粒子状酸化アルミニウム0.5部、キサン
タンガム0.15部及び水48.35部をコロイド状含
水ケイ酸アルミニウム1.8部及び水47.2部におき
かえ均質なゾル製剤を得た。
参考例 8 実施例IJの微粒子状酸化アルミニウム0.4部、ロー
カストビーンガム0.25部及び水72.35部をロー
カストビーンガム0.3部、粉末シリカ0.7部及び水
72部におきかえ均質なゾル製剤を得た。
参考例 9 実施例13の微粒子状酸化アルミニウム0.7部、グア
ーガム0.15部及び水45.15部を微粒子状酸化ア
ルミニウム1.5部及び水44.5部におきかえ均質な
ゾル製剤を得た。
参考例 10 *流側8の微粒子状酸化アルミニウム0.3部、ウニラ
ンガム0.12部及び水48.58部をバイヤー法によ
り製造した酸化アルミニウム0.8部、ウニランガム0
.12部及び水48.08部におきかえ均質なゾル製剤
を得た。
参考例 11 実施例14の微粒子状酸化アルミニウム0.5部、キサ
ンタンガム0.18部及び水/16.32部をキサンタ
ンガム0゜2部及び水46.8部におきかえ均質なゾル
製剤を得た。
参考例 12 実施例1の微粒子状酸化アルミニウム0.5部、キサン
タンガム0.15部をカルボキシメチルセルロース0.
65部におきかえ均質なゾル製剤を得た。
(発明の効果) 本発明による懸濁状農薬組成物は貯蔵安定性に優れ長期
間保存しても懸濁した成分の沈降分離がほとんどみられ
ず、また沈降分離物が再分散不可能なハードケーキング
層を形成することもない、更に型剤の粘度を低くするこ
とが可能となり、それによってIIi造場面において湿
式粉砕効率の向上、容器への充填が容易となること、使
用場面において正確な計量が容易なこと、包装容器から
の取りだしが容易であること、水中での分散性が良く散
布液の調製が容易となること及び空中散布での原液散布
において散布性が良好で、安定した薬剤散布が可能とな
る。
本発明によるS円状5薬組成物は微粒子状酸化アルミニ
ウムとへテロポリサンカライドガムを配合することによ
り充分目的を達することができるが、更に炭素数9〜1
7のメタン列炭化水素を90%以上含む石油系炭化水素
溶剤を配合することにより効果の向上が見られる。
次に、試験例を挙げて本発明の奏する効果を説明する。
試験例 1 貯蔵安定性試験 ゾル製剤500gを500mQ容のガラス瓶に入れ40
”Cの恒温室に2ケ月間静置保存した。1ケ月毎にゾル
製剤の分離沈降性を測定した。調査は、液全体の高さに
対する上澄部分の高さの割合(%)で算出した。また調
定終了後ガラス捧を静かに入れ、ハードケーキング層の
形成の有無をamした。
貯蔵安定性は上澄液部の割合が小さいほど良好であり、
また、ハードケーキング層の形成はゾル製剤として不適
である。
結果を第1表に示す。
951表 表巾串はハードケーキング層の発生を示す。
試験例 2 粘度試験 試験例1で用いた試料につき倒立を30回繰り返し行っ
た後、粘度を測定した。測定はB型粘度計(BL型、東
京計器株式会社製)を用い、測定条件はロータNo、2
.ロータ回転数30rpm、1lIl+定温度20℃と
した。結果を第2表に示す。
試験例3 水中における分散性試験 250m!容メスシリンダーに水250mJlを入れ、
ピペットよりゾル製剤を滴下して分散状態を観察し1次
の4段階の評価を行った。
O:分散状態が極めて良好、薬剤は水の中で容易に拡散
し分散する。ゾルIB剤として最も好ましい製剤である
0;分散状態が良好、薬剤は水の中で一部拡散しなから
液滴の形で水中を落下するが底に着くまでには概ね分散
してしまう、ゾル製剤として好ましい製剤である。
Δ:分散状態がやや悪い、薬剤の大部分が液滴の形で底
まで落下するがメスシリンダーを振れば分散する。実用
場面において開運となる場合がある。
×:分散状態が悪い、薬剤は液滴の形で底まで落下し、
メスシリンダーを振っても容易に分散しない、ゾル製剤
として不適である。
結果を第2表に示す。
試験例46器からの排出性試験 ゾル製剤500gを直径6.5cm、高さ15cmの通
常液伏農薬に使用される500mA容ポリエチレン容器
に入れ、40℃の恒温器に2ケ月間貯蔵し、1ケ月毎に
容器からの排出性を次の方法で測定した。
ポリエチレン容器の倒立を30回繰り返し行った後、容
器を倒立し、ゾル製剤を排出させ容器の口より落ちる液
滴の間隔が10秒以上となった時点における排出重量を
秤った。当初充填した製剤量に対する排出重量の割合(
%)を算出し排出性とした。この場合、ハードケーキン
グ層を形成したものについても同様な操作を行った。ハ
ードケーキング層を特に破壊することはしない、排出性
が高いもの程容器内残留量が少なく良好であることを意
味し、IB造場面においてはこの排出性の程度が取り扱
いの難易性の重要な指標の一つとなる。
結果を第2表に示す。
表中粘度の単位はcpsであり、排出性の単位は%であ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)水難溶性の農薬活性成分の1種又は2種以
    上、(b)微粒子状酸化アルミニウム及び(c)ヘテロ
    ポリサッカライドガムを含有することを特徴とする懸濁
    状農薬組成物。
  2. (2)(a)水難溶性の農薬活性成分の1種又は2種以
    上、(b)微粒子状酸化アルミニウム、(c)ヘテロポ
    リサッカライドガム及び(d)炭素数9〜17のメタン
    列炭化水素が90重量%以上の炭化水素溶剤を含有する
    懸濁状農薬組成物。
  3. (3)組成物の粘度が10〜300cpsである特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の懸濁状農薬組成物。
JP63095168A 1988-04-18 1988-04-18 懸濁状農薬組成物 Expired - Lifetime JP2688822B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63095168A JP2688822B2 (ja) 1988-04-18 1988-04-18 懸濁状農薬組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63095168A JP2688822B2 (ja) 1988-04-18 1988-04-18 懸濁状農薬組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01268604A true JPH01268604A (ja) 1989-10-26
JP2688822B2 JP2688822B2 (ja) 1997-12-10

Family

ID=14130233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63095168A Expired - Lifetime JP2688822B2 (ja) 1988-04-18 1988-04-18 懸濁状農薬組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2688822B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0543401A (ja) * 1991-08-07 1993-02-23 Nissan Chem Ind Ltd 水性懸濁状農薬製剤
JPH06247817A (ja) * 1993-02-19 1994-09-06 Sintokogio Ltd 銀系無機抗菌剤の微粒子懸濁液、及びその製造方法。
JPH09143007A (ja) * 1995-11-17 1997-06-03 Hokko Chem Ind Co Ltd 水性懸濁農薬製剤および懸濁安定化剤
JPH09208404A (ja) * 1996-02-08 1997-08-12 Agro Kanesho Co Ltd 長期保存安定性を有する農薬水性懸濁組成物
WO1997037538A1 (de) * 1996-04-09 1997-10-16 Bayer Aktiengesellschaft Neue, insektizide suspensionskonzentrate
JPH10310501A (ja) * 1997-05-09 1998-11-24 Hokko Chem Ind Co Ltd 水性懸濁製剤包装物およびその散布方法
JP2010095498A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Hokko Chem Ind Co Ltd 保存性の改良された水性懸濁製剤包装物及び水性懸濁製剤の保存方法
JP2017075144A (ja) * 2015-10-15 2017-04-20 三井化学アグロ株式会社 水性懸濁状農薬組成物
JP2018016621A (ja) * 2016-07-13 2018-02-01 日産化学工業株式会社 水性懸濁状農薬組成物

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5186121A (ja) * 1975-01-20 1976-07-28 Takeda Chemical Industries Ltd
JPS6242901A (ja) * 1985-08-19 1987-02-24 Kumiai Chem Ind Co Ltd 懸濁状農薬組成物

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5186121A (ja) * 1975-01-20 1976-07-28 Takeda Chemical Industries Ltd
JPS6242901A (ja) * 1985-08-19 1987-02-24 Kumiai Chem Ind Co Ltd 懸濁状農薬組成物

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0543401A (ja) * 1991-08-07 1993-02-23 Nissan Chem Ind Ltd 水性懸濁状農薬製剤
JPH06247817A (ja) * 1993-02-19 1994-09-06 Sintokogio Ltd 銀系無機抗菌剤の微粒子懸濁液、及びその製造方法。
JPH09143007A (ja) * 1995-11-17 1997-06-03 Hokko Chem Ind Co Ltd 水性懸濁農薬製剤および懸濁安定化剤
JPH09208404A (ja) * 1996-02-08 1997-08-12 Agro Kanesho Co Ltd 長期保存安定性を有する農薬水性懸濁組成物
WO1997037538A1 (de) * 1996-04-09 1997-10-16 Bayer Aktiengesellschaft Neue, insektizide suspensionskonzentrate
JP2000508300A (ja) * 1996-04-09 2000-07-04 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト 新規な殺虫懸濁濃厚液
US6855330B2 (en) 1996-04-09 2005-02-15 Bayer Aktiengesellschaft Insecticide suspension concentrates
JPH10310501A (ja) * 1997-05-09 1998-11-24 Hokko Chem Ind Co Ltd 水性懸濁製剤包装物およびその散布方法
JP2010095498A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Hokko Chem Ind Co Ltd 保存性の改良された水性懸濁製剤包装物及び水性懸濁製剤の保存方法
JP2017075144A (ja) * 2015-10-15 2017-04-20 三井化学アグロ株式会社 水性懸濁状農薬組成物
JP2022003097A (ja) * 2015-10-15 2022-01-11 三井化学アグロ株式会社 水性懸濁状農薬組成物
JP2018016621A (ja) * 2016-07-13 2018-02-01 日産化学工業株式会社 水性懸濁状農薬組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2688822B2 (ja) 1997-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7332457B2 (en) Agricultural chemical suspensions
CN103501602B (zh) 用于农业油基于配制剂的结构化剂和乳化剂
AU6432290A (en) Stabilization of non-aqueous suspensions
BR112018014401B1 (pt) Composições pulverizadas sólidas com substâncias ativas de superfície em carreadores solúveis em água sólidos, seu processo para a produção e uso das mesmas
JPS6058881B2 (ja) 安定な水性懸濁農薬組成物
JPH01268604A (ja) 懸濁状農薬組成物
BR112020003204B1 (pt) Composições agrícolas contendo sistemas tensoativos estruturados
JPS62212303A (ja) 顆粒状殺生剤組成物
CN105028457A (zh) 一种吡虫啉悬浮剂及其制备方法
Haas et al. Influence of polymeric surfactants on pesticidal suspension concentrates: dispersing ability, milling efficiency and stabilization power
JPH0786081B2 (ja) 懸濁状農薬組成物
JPS6358801B2 (ja)
JPS60104002A (ja) 安定なる水中懸濁状農薬製剤
JP5203169B2 (ja) 水田用水性懸濁農薬組成物
JPH01283201A (ja) 安定なる水中懸濁状農薬組成物
JP2926495B2 (ja) 懸濁状農薬組成物
JP3746831B2 (ja) 水懸濁状農薬製剤
JPS5824401B2 (ja) アンテイナルケンダクジヨウノウヤク
JPH0774124B2 (ja) 水系農薬製剤組成物の調製方法及び該調製方法によって得られる水系農薬製剤組成物
JPH09241102A (ja) 水懸濁状農薬製剤
JPH07116001B2 (ja) 懸濁状農薬組成物
JP3284569B2 (ja) 水中油型農薬組成物およびその製造法
WO2002091829A1 (en) Thickened organic fluid/surfactant compositions and use thereof in pesticidal compositions
JPH0334904A (ja) 懸濁状殺菌剤組成物
JP2949811B2 (ja) 懸濁状農薬組成物

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 11