JPH01268353A - テレビジョン偏向装置 - Google Patents

テレビジョン偏向装置

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JPH01268353A
JPH01268353A JP1059496A JP5949689A JPH01268353A JP H01268353 A JPH01268353 A JP H01268353A JP 1059496 A JP1059496 A JP 1059496A JP 5949689 A JP5949689 A JP 5949689A JP H01268353 A JPH01268353 A JP H01268353A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は偏向回路のための保護装dに関するものであ
る。
(発明の背景) この発明は、例えば、偏向電流の振幅がラスタ歪みを補
正するために比較的広い範囲にわたって変化あるいは変
調されるような偏向回路などに用いることかできる。偏
向電流振幅の変調は、例えば外側及び内側の左右ピンク
ッション歪みの補正などを行うために望ましい。
典型的には、水平偏向回路は、偏向第1スイツチ、水平
偏向巻線及び各トレース期間中に偏向巻線に偏向電流に
供給するトレースキャパシタンスとを含む出力段を備え
ている。リトレース期間中には、偏向巻線の両端間に第
1のリトレースキャパシタンスか結合されて、リトレー
ス共振回路を形成する。リトレース期間中、フライバッ
ク変成器を通してエネルギが補給される。
〔発明の概要〕
この発明の一態様を実施した水平偏向回路においては、
す1−レース期間中に、双方向性変調t52スイッチの
動作を通して、変調スイッチング′屯流が形成される。
第1のリトレースキャパシタンスを含むリトレース共振
回路に結合された変調第2スイツチは、水平リトレース
中に、垂直周波数の放物線電圧に従って位相変調される
導通時間を持っている。変調第2スイツチと並列に第2
のりトレースキャパシタか結合されている。変調第2ス
イツチはトレース期間中に導通し、リトレース期間中の
可変な時点でターンオフされる。導通時には、変調第2
スイツチは第2のりトレースキャパシタの両端間に、こ
の第2のりトレースキャパシタ両端間電圧をゼロにクラ
ンプする低インピーダンスを形成する。その結果、制御
可能な振幅と変更可能な幅とを有する可制御リトレース
パルス電圧が、リトレース期間の一部分で変調第2スイ
ツチか非導通の時に、第2のりトレースキャパシタの両
端間に生成される。第2のりトレースキャパシタの両端
間のりトレース電圧は第1のりトレースキャパシタの両
端間に発生するりトレース電圧の大きさを変化され、こ
のようにして、外側及び内側ピンクッション歪みを補正
するように所要の偏向巻線電流の変調か行われる。
第1と第2のスイッチは、与えられた偏向サイクルの一
部分の期間中に直列に結合される第1と第2のトランジ
スタスイッチのそれぞれによって形成することかできる
。これらの第1と第2のトランジスタスイッチを過電流
状態から保護することが望ましい場合かある。
この発明の一態様を実施したテレビジョン偏向装置は、
偏向巻線とリトレースキャパシタンスを含む偏向共振回
路を備えている。第1の偏向周波数に関係した周波数の
入力第1信号の信号源か設けられる。スイッチとして動
作し、入力第1信号に応答し、偏向共振回路に結合され
る第1のトランジスタか、偏向巻線中に第1の偏向周波
数の偏向電流を生成するために用いられる。スイッチと
して働く第2のトランジスタが共振回路と第1のトラン
ジスタスイッチとに、ある与えられた偏向サイクル中第
1と第2のトランジスタか導通して直列に結合されるよ
うに結合されている。第1と第2のトランジスタスイッ
チには、これらの第1と第2のトランジスタスイッチが
導通状態となって直列に結合される時に、これらの2つ
のトランジスタスイッチを流れる電流を生成するために
、入力供給電圧の源か結合されている。第2のトランジ
スタには変調用の第2の信号の信号源か結合されており
、第2のトランジスタの導通を第2の信号に従って変調
する。第2のトランジスタスイッチの制御端子に結合さ
れる制御信号か生成される。この制御信号は、この信号
の発生時に、第1と第2のトランジスタスイッチを流れ
る電流を大幅に減じる。
この発明の別の特徴によれば、過電圧保護のために、第
1と第2のトランジスタスイッチ相互間に結合された端
子にスイッチング構成が結合される。
〔実施例の説明〕
この発明の一態様を実施した第2図の水平偏向回路25
0は、例えば、A66EASOOXO1型FSカラー陰
極線管における水平偏向を与えるものである。
回路250は、水平周波数flIて動作するスイッチン
グトランジスタQlと逆方向に並列(アンチパラレル)
に接続されたダンパダイオードDQ+とを有し、これら
のトランジスタとダイオードは1つの集積回路として形
成されている。リトレースキャパシタンスC1がトラン
ジスタQlとダイオードDQ+とに並列に結合されてい
る。また、偏向巻線し□か5字修正トレースキャパシタ
ンスC5と直列に結合されて1つの回路分枝を形成して
おり、この回路分枝は、トランジスタQl、ダイオード
DQ+及びリトレースキャパシタンスC1の各々と並列
に結合された、水平リトレース中にリトレース共振回路
100を形成する。
図には詳細に示していないか、水平発振器と位相検出器
とを含む位相制御段101が水平同期信号H8に応答す
る。信号H1は、例えば、図示されていないテレビジョ
ン受像機のビデオ検波器から取出される。段101はト
ランジスタQ6を通して駆動電圧101aを駆動変成器
T2の1次巻線72Aに供給する。1次巻線T2Mは2
次巻線T2bに変成器結合されている。巻線Tubは、
抵抗R1とR2とを含む電圧ドライバを介してトランジ
スタQ1のベース−エミッタ接合に結合されていて、水
平周波数f、のベース駆動電流ibを生成する。フライ
バック変成器TIの1次巻線W1かB十電圧源とトラン
ジスタQlのコレクタとの間に接続されている。変成器
TIの2次巻線W2か段+01に結合されていて、巻m
 Ln中の水平偏向電流12を信号H,に同期させる駆
動電圧101aを生成するための帰還リトレース信号H
,を供給する。
この発明の1つの特徴を備えた切換型(スイッチト)ラ
スク補正回路200は、スイッチングトランジスタQ2
のスイッチングのタイミングを制御する左右(E−W)
制御回路300を含んでいる。
′トランジスタロ2はトレース期間を通して導通状態に
あり、リトレース期間中のある期間内で非導通となる。
この非導通になる時間は制御し得るものである。トラン
ジスタQ2のコレクタはトランジスタQlのエミッタと
りトレースキャパシタCIとの間の接続端子50に結合
されている。トランジスタQ2のエミッタは小さな電流
サンプリング抵抗R101を介して接地されている。ト
ランジスタQ2と並列に結合されているダンパダイオー
ドDQ2はトランジスタQ2と1つの集積回路として形
成されている。トランジスタQ2のコレクタと接地導線
との間に第2のリトレースキャパシタンスC2か結合さ
れている。変成器TIの巻線W4の両端間に発生するり
トレース電圧vrか、整流タイオート(図示せず)を含
むアルタ電源556にアルタ電圧を生成するために用い
られる高電圧を形成する。
この発明の説明のために、初めに、トランジスタQ2が
トレース及びリトレースの期間の全体を通して導通状態
に維持されるという第1の極端な動作状態を表わす第1
の例を仮定する。この場合、偏向回路250は公知の態
様で、但し、左右歪み補正なしで偏向電流12を生成す
る。後て述べるように、電流12は、この場合、最大ピ
ーク・ピーク振幅となる。
同しく、説明の目的のために仮定する第2の例は第2の
極端な動作状態を表わし、スイッチングトランジスタQ
2かりトレース期間全体を通してカットオフにある。第
2の例においては、リトレース中、一対の共振回路が形
成される。第2図における第1のりトレース共振回路1
00は、リトレースキャパシタンスci、6線LII及
びトレースキャパシタCsを含む。第2の共振回路はフ
ライバック変成器の巻線W1とこれに直列に結合された
リトレースキャパシタンスC2とを含む。これらのりト
レース共振回路の各々を別々に検討すると、各リトレー
ス共振回路は所要の正規リトレース周波数より低い周波
数に同調されている。これらの共振回路は合成共振回路
を形成する。従って、合成共振回路の合成共通りトレー
ス周波数はその成分周波数の各々よりも高く、所要の正
規リトレース周波数(これは、例えば、PAL方式では
43 K11zである)に等しくなるようにされる。
前に述べたように、変成器T1の2次巻線W2は水平回
期リトレース信号Hrを供給する。信号H,の各パルス
は偏向巻&9L、4中のりトレース期間を表わす。水平
同期信号H,,は位相制御段101に供給されて、帰還
同期情報を提供する。信号H1のパルス中に含まれる同
期情報は偏向巻線り、中の電流12の位相を表わす。信
号H,と水平同期パルスH,は段101に含まれている
水平発振器出力信号の位相と周波数の調整に用いられる
第2の仮定した例においては、変成器TIの1次巻!I
aw +は、複合共振回路を形成するキャパシタCIと
C2を含む容量性分圧器を通してリトレース共振回路1
00に結合されている。この合成リトレース共振回路は
、マウスティース(ねずみの歯)歪みを生じることなく
適正な同期をとることを可能とする。このような複合リ
トレース共振回路を形成することの効果については、米
国特許第4.634.937号に詳細な説明かある。
トレース期間中、巻&IW、中の電流i、はトランジス
タQlを通り、トランジスタQ2を通ってアースに流れ
る。リトレース中、キャパシタC1を通って流れる電流
i、はりトレース電流i4としてキャパシタC2を通っ
ても流れ、このリトレースキャパシタンスC2の両端間
にリトレース電圧V2を生じさせる。
直列接続されたキャパシタンスCIと02の両端間に発
生するりトレース電圧v1の振幅は調整されるB十電圧
によって安定化される。従って、電圧v1は左右変調に
よって実質的な影響を受けないという利点かある。巻線
L 11の両端間及びキャパシタCIの両端間に発生す
るりトレース電圧v4は偏向′ili流12の振幅を決
定する。リトレース電圧V、はりトレース電圧V、から
りトレース電圧v2を差引いたものに等しい。トランジ
スタQ2か非導通であるリトレースの後半ではトランジ
スタQ2の電流12は0なのて、リトレース電流電流1
1の実質的に全て′か電流i4としてキャパシタC2を
流れて、リトレース電圧v2を生成する。その結果、リ
トレース期間の全体にわたってトランジスタQ2か非導
通とする第2の仮定例においては、電圧V2は最大振幅
となる。従って、電圧■、の振幅は極小値となり、また
、偏向電流12も、第2の仮定例では極小となる。
偏向電流の変調はりトレース期間の前半においてトラン
ジスタQ2のターンオフの時点をマウスティース歪みか
減少するように変調することによって行うことかてきる
。キャパシタCIの値を例えば、C2の値のほぼ2倍に
選び、巻線W1のインダクタンスの値を巻線り、の値の
ほぼ2倍に選ぶことにより、リトレース周波数は、トラ
ンジスタQ2か導通しているリトレースの前半と、トラ
ンジスタQ2か非導通のりトレースの後半の両方におい
て同一になる。従って、巻線W、における電圧v1の偏
向電流12に対する位相はトランジスタQ2の導通状態
によって影響を受けることはない。リトレース時間と、
変成器T1の巻線W4中の電圧V、から生成されるリト
レース電圧v7とは、リトレース中、トランジスタQ2
のコンダクタンスの状態によって実質的な影響を受けな
いのて、上記のターンオフ時間の変調は許容てきる。
第1図a〜hは第2図の回路の動作の説明に供する理想
的な波形を示す。第2図と第1図て同じ記号及び番号は
同じ素子及び機能を示す。
第2図の左右(E−W)制御回路300はトランジスタ
Q2のベースを駆動するパルス状電圧■3を発生する。
電圧v3はトランジスタQ2をトレース期間の全体を通
して導通状態にする。リトレース中、電圧v:lの立下
り縁は第1図aの範囲t2〜t3で位相変調される。従
って、第2図のスイッチンクトランジスタQ2は第1図
aの時間t2より前に導通状態となり、時間t2後の範
囲t2〜t3中の位相変調された時点てカットオフ状態
に切換えられる。導通状態となると、トランジスタQ2
はリトレース電圧v2を0にクランプし、電圧V2の発
生の時点を変える。
第2図の変成器TIの巻線W、中の電流i、は巻線L工
とキャパシタCIとを含む共振回路100に流入する。
共振回路100からは、電流iIは、第2図のトランジ
スタQ2か非導通の時、分割されて?lQi、と13が
形成される。トランジスタQ2かターンオフすると、第
1図dに示す減少する電流i4が、電流11とi4か0
となるリトレース期間の中央て生じる第1図dの時間t
4まて、第2図のキャパシタC2を充電する。その結果
、第1図eの電圧v2はリトレースの中央部でそのピー
ク振幅に達する。リトレースの後半では、次第に負方向
に大きくなる第1図dの負の電流i、か電圧v2か負に
なるまて、第2図のキャパシタンスC2を放電する。電
圧v2が充分に負になると、ダイオードDQ2が導通を
開始し、′1!圧v2をダイオードDQ2の順方向電圧
−〇、6■にクランプする。
外側ピンクッション歪みの補正を行うには、偏向電流1
2の振幅は走査線か頂部または底部にある時よりも中央
部にある時の方か大きくなければならない。ラスタの頂
部では、トランジスタQ2は第1図aの時間t2でター
ンオフされ、これが時間的に最も早い。第1図eの電圧
v2は時間t2の後から増大し始める。リトレースの中
間より後では、電圧v2は時間t6でOになるまで減少
する。ラスタの頂部では、トランジスタQ2は時間t2
てターンオフされるので、電圧v2のピーク振幅は最大
となり、従って、第1図fの電圧V4のピーク振幅は最
小となる。ラスタの頂部から中央部に向けて、第1図a
の電圧V3の立下り縁によって決まるトランジスタQ2
のターンオフ時間は期間t2〜t3の中て次第に遅くな
る。その結果、第2図の電圧V2のピーク振幅か低下し
、電圧V、のピーク振幅が増大し、偏向電流12のピー
ク振幅が増大する。ラスタの中央部ては、電圧v2は第
1図eの時間t3て増大し始め、各水平期間の時間t5
て0になる、ラスタの中央から底部に向かって、第2図
のトランジスタQ2のターンオフ時間は第1図aの時間
t、からt2へ次第に進んて行き、その結果、第2図の
電圧V2か増加し、電圧v4は減少し、偏向電流12は
減少する。従って、偏向TW、 T&i 2はリトレー
ス電圧V4に比例し、また、トランジスタQ2のターン
オフ時間に従って変調されるリトレース電圧v2に反比
例する。
第1図aの電圧v3の立下り縁は、第1図e、f及びh
の波形と共に示されている垂直周波数の包路線を得るた
めに、垂直周波数でパラボラ状に位相変調されている。
第2図のトランジスタQ2のターンオフ時間の変化も、
第1図eの電圧■2かリトレースの終了近くでOになる
時間を変調する。
水平リトレース中の電圧V2のリトレースパルス波形の
中心は、垂直走査中、水平リトレース時1ift t 
4の中心に対して同じになるように維持される。従って
、第2図の電圧V4とV2は電圧V。
に対して同相に維持される。その結果、信号H1は偏向
電流12と同相に維持される。
巻&i W 2の両端間に生じた信号H1は偏向電流1
2の位相についての位相情報を与える。信号Hrは段1
01の水平発振器をビデオ信号の同期パルスHsに同期
させるために段101に供給される。キャパシタC2が
巻線W、を巻線L□に結合して複合共振回路を形成する
ので、信号H,の位相情報は偏向電流12の位相情報と
実質的に同じである。トランジスタQ2の動作の切換え
によって、インダクタンス性素子をトランジスタQ2と
直列に結合する必要がなくなるという利点か得られる。
さらに、このトランジスタQ2の動作かスイッチされる
ということによりトランジスタQ2における電力消費が
小さくなる。従って、トランジスタQ2にヒートシンク
を設ける必要かなくなる。従来のダイオード変調器のよ
うな他の左右ピンクッション歪み補正回路より優れた点
は、偏向電流12かトレースの後半にはダンパーダイオ
ードを流れず、偏向損失が低くなり、また、非対称な直
線性誤差も小さくなることである。
前に述べたように、リトレース中、偏向共振回路100
は、トランジスタQ2か非導通になった後、高インピー
ダンスを持つキャパシタC2によってフライバック変成
器TIに結合される。トランジスタQ2が非導通となる
と、アルタ電圧整流タイオード(図示せず)か導通する
。キャパシタC2の高インピーダンスは、リトレース中
の共振回路1(l[)のりトレース周波数より実質的に
低く、マウスティース歪みに関係した周波数において、
巻線WIとL 11とを実質的に分離する。これによっ
て、マウスティース歪みとして知られるラスタの歪みか
防止される。このマウスティース歪みがどのようにして
防止されるかについては、1988年3月10日付イギ
リス特許出願第8805758号に詳細か説明されてい
る。
キャパシタCIとC2の相互接続点50は、トレース期
間の全体にわたってトランジスタQ2によりアース電位
にクランプされている。従って、「オルガンパイプ(O
rgan Pipe)Jと称されるラスタ妨害は現われ
ない。オルガンパイプ形うスク妨害は、上述のようなり
ランプを行わない場合に、発振性の電流が流れる、即ち
、フライバ・ンク変成器の1次電流にリンギングか生じ
るために発生する。このようなリンギングは、トランジ
スタQlかトレース期間の全体を通じてトランジスタQ
2によってアースにクランプされるので抑圧される。
タンパタイオートDQ1とDQ2はそれぞれに対応する
トランジスタと集結回路技術によって形成すると、個別
部品の数をさらに少なくできるという利点が得られる。
第2図の左右制御回路300は、トランジスタQ3とQ
4によって形成される差動増幅器と、スイッチングトラ
ンジスタQ2を駆動するダーリントンドライバトランジ
スタQ5とを含んでいる。
トランジスタQ3とQ4を含む差動増幅器は、垂直パラ
ボラ電圧V6と第2図に示す波形を持つ電圧v5の指数
関数的に整形されたランプ部分V 6 Bとを比較する
。比較される電圧の交差点か第1図aの制御電圧v:l
のタイミングを決める。
第2図の電圧v5を発生するために、変成器TIの′0
5線W3.に生じる第2図の水平リトレースパルスHw
3か抵抗R4を通してツェナダイオードD3に供給され
る。キャパシタC4、抵抗R5及びダイオードD2を含
むスピードアップ回路か。
急速な立上り時間の前縁を有するゲートパルスVD:l
をダイオードD3の両端間に生じさせる。パルスの前縁
の立上りを速くすれば、それに応して左右制御回路30
0のダイナミックレンジも大きくなる。ダイオードD3
の両端間のパルスVOZは抵抗R6とR7とを介してキ
ャパシタ゛C5及び抵抗R9とに加えられ、電圧v5の
指数関数形ランプ部分v5.が生成される。指数関数的
に増加する頂部V5Mを有するパルス電圧v5はトラン
ジスタQ4のベースに供給される。鋸歯状波電圧か重畳
された第2図の垂直周波数パラボラ電圧■2が、通常の
垂直偏向回路350の直流素子キャパシタCeから、キ
ャパシタC8、抵抗R20及びR+9を介してトランジ
スタQ、のベースに供給される。
抵抗R14,R15及びR16はトランジスタQ3のベ
ースに直流バイアスを与える。抵抗R13を通してトラ
ンジスタQ3のベースと積分キャパシタC6とに結合さ
れる電圧v2が負帰還を与えて、電圧V2の垂直周波数
の包A8線が、キャパシタCcに発生するパラボラ電圧
V、に追随するようにする。
サンプリング抵抗R,の両端間に生じる垂直鋸歯状電圧
vRsは抵抗RIOとR9とを通してキャパシタC5に
結合されて電圧V、を生しさせる。電圧Vγは電圧VR
5によって決まるピーク振幅の指数関数的上向きランプ
(upra■p)部分を持つ、この′重圧V、は制御回
路300のトランジスタQ4のベースに供給される。同
じようにして、電圧V□もキャパシタCcを通してトラ
ンジスタQ3のベースに供給される。電圧V□が差動形
式で供給されるので、VR5がトランジスタQ3とQ4
のスイッチング動作に実質的な影響を与えることが防止
される。トランジスタQ3のベースに生じる垂直パラボ
ラ電圧V6は水平ランプ電圧v5と比較される。電圧v
5とv6の交差点が前述したように、電圧v3の前縁と
後縁のタイミングを決める。
電圧V5の指数関数形ランプ部分Viaは、リトレース
中、第1図すの電流i、のレベルの減少を補償すること
により、左右変調器回路200に直線性を与える。この
直線化は、第1図aの時間t2の近くにおける電圧v3
の少量の変調によって、時間t3の近くにおける電圧v
3の同量の変調によってもたらされる場合よりも大きな
振幅変調が第1図eの電圧v2に与えられることによっ
て行われる。これは、第1図すとdの電流i、とi4の
各々の振幅が時間t3よりも時間t2において高いこと
、及び、電圧v2かfr4・dtの値に比例するためで
ある。指数関数的形状のランプ電圧v5は第1図gの時
間1.よりも時間t2てより急峻である。従って、トラ
ンジスタQ3のベースにおけるある電圧変動に対しては
、電圧v3の変調は時間t:Iの近傍におけるよりも時
間t2の近傍における方が小さくなる。このように、電
圧v5の指数関数的な形状を持つランプ部分v5aは左
右ラスタ歪み補正回路200の動作を直線化する。抵抗
R15は電圧v5の直流平均値を上げる。
ビーム電流の関数としての画面の幅の変動の補正(これ
は、アンチブリージング(anti−breathin
g)とも言われる)はトランジスタQ3のベースを介し
て与えることかできる。
負荷抵抗R12とトランジスタQ3のコレクタとの相互
接続点に結合されたベースを持つトランジスタQ5はそ
のコレクタに結合されている負荷抵抗R17からトラン
ジスタQ2にベーストライブを与える。トランジスタQ
5のコレクタは、キャパシタC7と抵抗R18の並列回
路を介して、トランジスタC2のターンオフを速くする
ために、電圧vコの立下り部分の遷移を速くするように
結合されている。トランジスタQ2を急速にターンオフ
すると、第1図Cの時間t、の直後に電流i3を中断さ
せることができ、t、とt4の間の全変調範囲を利用す
ることかできるようになる。例示すれば、第2図のトラ
ンジスタQ2のターンオフの遅れは1g秒以下である。
Q2の代りにMOSFETを用いると、このターンオフ
の遅れを更に短くすることかできる。このような速いタ
ーンオフは、例えば、2xf、というような高い周波数
の偏向電流を必要とする。場合に望ましい。
この発明の1つの特徴を実施した保護ダイオードDiか
トランジスタQ2のコレクタと変成器TIの1次巻線W
lの端子WIaとの間に結合されている。ダイオード、
D Iは、電源か最初にターンオンされた時に生じるよ
うな過大ピーク電圧からトランジスタQ2を保護する。
トランジスタQ2は電圧V2を最大350vに制限する
このダイオードDIによって保護される。好まし°〈は
、変成器T2は1次巻線と2次巻線との間に400■の
絶縁性源を持つ。
遠隔制御受信機201はオン/オフ制御信号201aを
発生し、この信号は+12V調整器のオン/オフトラン
ジスタQ7に供給される。トランジスタQ7か非導通の
時は、出力供給電圧+12Vか生成されて、位相制御段
101か通常動作時(power−up時)には付勢さ
れるようにする。待機モードへの遷移時に、トランジス
タQ6のベースへベースドライブを供給する位相制御段
101はトランジスタQ6をターンオフさせる。
例えば、通常動作から待機モード動作への遷移の後、第
2図の変成器T2の1時巻線T2□にはエネルギか依然
として蓄積されている可能性かある。このエネルギは、
変成器T2の2次巻線72Mの両端間の電圧101aの
大きさがOに減少するまて偏向トランジスタQlにベー
ス電流ibを生成しつづける。その結果、最後の偏向サ
イクルはその持続時間か長くしかも限界のはっきりしな
い時間となる。この持続時間はトランジスタQlか導通
を停止するまで続く。その結果、* R1+ 、  i
 2及びi:lか過度に増加してトランジスタQ1とQ
2を破壊する可使性がある。
この発明の別の特徴によれば、上記のような可使性を防
!ヒするために、オン/オフ制御信号201aは抵抗R
81と導体555とを通して、トランジスタロ2ヘペー
ストライブを与えるトランジスタQ5のベース電極に供
給され、それによって、トランジスタQ2は通常動作時
から待機モートへの遷移の直後にターンオフとされる。
トランジスタQlとQ2は直列に結合されているので、
トランジスタQ2をターンオフすると、両方のトランジ
スタ中の電流か流れなくなる。このようにして、トラン
ジスタQlとQ2の保護か行われる。しかし、このよう
な急速遮断構成を用いた場合には、陰極線管(図示せず
)がビームスポットの関係した損傷を受けないようにす
るための急速スポット抑圧回路か必要となる場合もある
この発明の更に別の特徴を実施した保護構成は、上述し
た急速スポット抑圧回路を必要としない。この保護回路
構成は第2図に示されている。
この好ましい構成においては、ダイオードD10と抵抗
R91の直列接続を含む帰還構成が、点線で示したよう
に、トランジスタQ2のエミッタと、導体555を介し
て、トランジスタQ5のベースとの間に接続されている
。このような帰還構成を用いるとトランジスタQ2のエ
ミッタか電流サンプリング抵抗R101を介してアース
され、電!i:+が抵抗Rlotの両端間でサンプルさ
れることになる。このようにして、抵抗R101の両端
間に現われる抵抗V。6はトランジスタQ5のベース電
圧を制御する。抵抗R101の両端間の電圧V。Cか+
1.8Vを超えると、トランジスタQ5か■。0によっ
てターンオンされ、トランジスタQ2のベースドライブ
を低減させる。このようにして、電流i3は、例えば、
抵抗R1旧がlΩの時は1.8 Aのピークに制限され
る。
ダイオードDIOと抵抗R91によって与えられる帰還
が、動作中、特に、通常動作から待機モードへの遷移中
、直列に結合されるトランジスタQlとQ2とを保護す
る。このような帰還構成は、前述した信号201aがト
ランジスタQ5のベースに結合される構成と共に、ある
いは、それに代えて用いてもよい。例えば、これら2つ
の構成を共に用いると電流i3は実質的に、たとえば、
0に減じられて、所望の過電流保護を与え、あるいは、
オン/オフ動作を生じさせる。
第3図aは、導体555か切離されて保護回路の動作が
生じないようにされた場合に、通常動作のパワーアップ
モードと待機モードとの間の遷移の直後における第2図
の電流i3の波形の包路線を示す。同様に、第3図すは
、導体555か接続されて保護回路か動作できるように
した場合の第2図の電流i3の波形の包絡線を表わす。
第3図すの電流i3は最高1.8Aに制限されている。
同様に、第3図Cは保護回路が非作動状態の時の1rL
流12の包絡線を示し、第3図dは保護回路か動作可能
とされた場合の第2図のトランジスタQlのコレクタ電
流の包路線を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図a13至りは第2図の回路の説明に供する理想波
形を示す図、第2図は外側ピンクッション補正構成を含
む、この発明の一態様を具備した偏向回路を示す図、第
3図a乃’ldは第2図の回路の電流保護を説明するた
めの波形を示す図である。 L、・・・・偏向巻線、CI・・・・リトレースキャパ
シタンス、100・・・・偏向共振回路、101・・・
・入力第1信号の信号源、Ql・・・・第1のトランジ
スタ、Q2・・・・第2のトランジスタ、B+・・・・
入力供給電圧源、300・・・・変調第2信号の信号源
、201・・・・制御信号(オン/オフ信号)を発生す
る手段(遠隔制御受信機)、Wl・・・・第1のインダ
クタンス、DI・・・・第1と第2のトランジスタに結
合されたスイッチング手段、200・・・・側方ピンク
ッション補正回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)偏向巻線とリトレースキャパシタンスとを含む偏
    向共振回路と、 第1の偏向周波数に関係した周波数の入力第1信号の信
    号源と、 スイッチとして動作し、上記入力第1信号に応動し、か
    つ、上記偏向共振回路に結合されて、上記偏向巻線中に
    上記第1の偏向周波数の偏向電流を生じさせる第1のト
    ランジスタと、 上記偏向共振回路と上記第1のトランジスタとに結合さ
    れている第2のトランジスタであって、ある所定の偏向
    サイクル中、上記第1のトランジスタとこの第2のトラ
    ンジスタが導通し、かつ、直列に結合されるようにされ
    た第2のトランジスタと、 上記第1と第2のトランジスタに結合されていて、これ
    ら2つのトランジスタが導通して直列に結合された時に
    これらのトランジスタを流れる電流を発生するための入
    力供給電圧源と、 上記第2のトランジスタに結合されており、この第2の
    トランジスタの導通を変調する変調第2信号の信号源と
    、 上記第2のトランジスタの制御端子に結合される制御信
    号であって、この信号が生成される時、上記第1と第2
    のトランジスタを流れる電流を実質的に減少させる上記
    制御信号を発生する手段と、 を含むテレビジョン偏向装置。
  2. (2)偏向巻線とリトレースキャパシタンスとを含む偏
    向共振回路と、 第1の偏向周波数に関係した周波数の入力第1信号の信
    号源と、 第1のインダクタンスと、 上記入力信号に応答し、上記偏向共振回路と上記第1の
    インダクタンスとに結合されて、ある所定の偏向サイク
    ル中、上記偏向巻線中に偏向電流を発生させ、また、上
    記所定の偏向サイクルのリトレース期間に上記第1のイ
    ンダクタンス中に第1のリトレースパルス電圧を発生さ
    せる第1のトランジスタスイッチと、 上記偏向共振回路と上記第1のトランジスタスイッチに
    対して、ある所定の偏向サイクルの一部において、上記
    第1のトランジスタと直列に結合されるように結合され
    た第2のトランジスタスイッチと、 この第2のトランジスタスイッチに結合されており、こ
    のトランジスタスイッチの導通を変調する変調第2信号
    の信号源と、 上記第1と第2のトランジスタスイッチの相互接続点に
    結合された第1の端子と、第1の所定の電圧レベルが発
    生する第2の端子とを有し、上記第2のトランジスタス
    イッチの主電流導通端子に生じる第2のリトレースパル
    ス電圧が過大電圧状態を示す第2の所定の電圧レベルを
    超えた時、上記第2のトランジスタスイッチの上記主電
    流導通端子を上記第2の端子に結合するスイッチング手
    段と、 を有する、保護構成を備えたテレビジョン偏向装置。
  3. (3)偏向巻線とリトレースキャパシタンスとを有する
    偏向共振回路と、 第1の偏向周波数に関係した周波数の入力第1信号の信
    号源と、 この入力第1信号に応答し、上記偏向共振回路に結合さ
    れ、上記偏向巻線中に上記第1の偏向周波数の偏向電流
    を発生させる手段と、 オン/オフ制御信号を発生する遠隔制御受信機と、 変調第2信号の信号源と、 この第2信号に応動し、上記偏向電流発生手段に結合さ
    れており、側方ピンクッション補正を与えるように上記
    偏向電流を変調する側方ピンクッション補正回路であっ
    て、上記オン/オフ制御信号に応答して、その動作が停
    止して、上記偏向電流の生成を阻止し、かつ、偏向装置
    を待機状態にする側方ピンクッション補正回路と、 を含むテレビジョン偏向装置。
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