JPH0126809B2 - - Google Patents
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- JPH0126809B2 JPH0126809B2 JP59138575A JP13857584A JPH0126809B2 JP H0126809 B2 JPH0126809 B2 JP H0126809B2 JP 59138575 A JP59138575 A JP 59138575A JP 13857584 A JP13857584 A JP 13857584A JP H0126809 B2 JPH0126809 B2 JP H0126809B2
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- JP
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- jig
- slider
- press
- angle
- cylinder head
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/25—Movable or adjustable work or tool supports
- B23Q1/44—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms
- B23Q1/50—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with rotating pairs only, the rotating pairs being the first two elements of the mechanism
- B23Q1/52—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with rotating pairs only, the rotating pairs being the first two elements of the mechanism a single rotating pair
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ワーク又は作業機の支持角度を切替
え変更する装置に関するものであり、以下説明の
便宜のため、シリンダヘツドにバルブシートを圧
入する際に該シリンダヘツドの支持角度を変更す
る装置を例にとつて説明する。
え変更する装置に関するものであり、以下説明の
便宜のため、シリンダヘツドにバルブシートを圧
入する際に該シリンダヘツドの支持角度を変更す
る装置を例にとつて説明する。
従来、シリンダヘツドにバルブシートを圧入す
る場合は、圧入機を例えば垂直の圧入角度に設置
し、バルブ孔の軸線が上記圧入角度と一致するよ
う、この場合は軸線が垂直になるようにシリンダ
ヘツドを支持し、しかる後圧入するようにしてい
る。
る場合は、圧入機を例えば垂直の圧入角度に設置
し、バルブ孔の軸線が上記圧入角度と一致するよ
う、この場合は軸線が垂直になるようにシリンダ
ヘツドを支持し、しかる後圧入するようにしてい
る。
ところでシリンダヘツドの機種が異なると、バ
ルブ孔の軸線の角度も異なるものであり、従つて
上記シリンダヘツドの支持装置においては、シリ
ンダヘツドの支持角度をその機種に応じて変更で
きるようにする必要がある。
ルブ孔の軸線の角度も異なるものであり、従つて
上記シリンダヘツドの支持装置においては、シリ
ンダヘツドの支持角度をその機種に応じて変更で
きるようにする必要がある。
そこで、従来から上記シリンダヘツドの支持角
度を変更できるようにした装置が種々考案されて
おり、その1例として特開昭58−4324号公報に記
載されているものがあつた。これは、治具テーブ
ル上にシリンダヘツドを直立セツトし、テーブル
をラツク、ピニオン機構を用いて割出し旋回駆動
し、これによりシリンダヘツドの支持角度を変更
するようにしたものであつた。
度を変更できるようにした装置が種々考案されて
おり、その1例として特開昭58−4324号公報に記
載されているものがあつた。これは、治具テーブ
ル上にシリンダヘツドを直立セツトし、テーブル
をラツク、ピニオン機構を用いて割出し旋回駆動
し、これによりシリンダヘツドの支持角度を変更
するようにしたものであつた。
ところで上記圧入作業等においては、シリンダ
ヘツドを所定の支持角度に回動せしめた後、該角
度位置に確実に固定し、しかる後圧入する必要が
あるが、上記従来例装置では、上記割出し装置の
他に上記固定するための駆動装置が必要となるも
のであつた。
ヘツドを所定の支持角度に回動せしめた後、該角
度位置に確実に固定し、しかる後圧入する必要が
あるが、上記従来例装置では、上記割出し装置の
他に上記固定するための駆動装置が必要となるも
のであつた。
本発明は、かかる従来の状況に着目してなされ
たもので、ワーク等の支持角度の変更と、該ワー
ク等を変更後の角度位置に所定の反力でもつて固
定する反力規制とを単一の駆動源により行なうこ
とができ、装置の構造を簡単にできる治具角度変
更装置を提供することを目的としている。
たもので、ワーク等の支持角度の変更と、該ワー
ク等を変更後の角度位置に所定の反力でもつて固
定する反力規制とを単一の駆動源により行なうこ
とができ、装置の構造を簡単にできる治具角度変
更装置を提供することを目的としている。
本発明は、治具角度変更装置において、ワーク
又は作業機を支持する治具台を基台に揺動自在に
支持し、該治具台にトルクリミツタを介してピニ
オン部材を一体回動可能に取付けるとともに、上
記基台にスライダを摺動自在に載置し、該スライ
ダに上記ピニオン部材と噛合するラツク部材を取
付け、さらに該スライダに上記治具台の押圧部と
当接可能の高さの異なる複数のストツパ部を形成
し、上記スライダを複数位置に移動制御するよう
にしたものであり、これによりスライダを複数位
置に移動せしめると、治具台の押圧部が所定高さ
のストツパ部に押圧状態で当接し、治具台が所定
の支持角度に回動されるとともに、該角度位置に
所定の反力でもつて固定されるようにしたもので
ある。
又は作業機を支持する治具台を基台に揺動自在に
支持し、該治具台にトルクリミツタを介してピニ
オン部材を一体回動可能に取付けるとともに、上
記基台にスライダを摺動自在に載置し、該スライ
ダに上記ピニオン部材と噛合するラツク部材を取
付け、さらに該スライダに上記治具台の押圧部と
当接可能の高さの異なる複数のストツパ部を形成
し、上記スライダを複数位置に移動制御するよう
にしたものであり、これによりスライダを複数位
置に移動せしめると、治具台の押圧部が所定高さ
のストツパ部に押圧状態で当接し、治具台が所定
の支持角度に回動されるとともに、該角度位置に
所定の反力でもつて固定されるようにしたもので
ある。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示し、
図において、1は床面等に固着された基台であ
り、該基台1上には前、後の軸受2がボルト締め
固定されている。該両軸受2のベアリング3によ
り支持軸4が回転自在に支承され、該支持軸4の
上記軸受2内側には2つの治具台5の基部が嵌装
され、該治具台5と支持軸4とは連結ピン6によ
り固着されており、これにより治具台5は基台1
に対して揺動自在に軸支されている。上記各治具
台5は、略L字状のもので、該両治具台5の横辺
部5a間にはワークを支持するための支持レール
7a〜7cが架設され、また該支持レール7a,
7b間にはワークを搬送するための搬送キヤリア
8が該支持レール7a,7bに沿つて配設されて
いる。該キヤリア8は第1図紙面直角方向に延び
る円柱状のもので、これには適当な間隔をあけて
多数の押圧片8aが設けられている。
図において、1は床面等に固着された基台であ
り、該基台1上には前、後の軸受2がボルト締め
固定されている。該両軸受2のベアリング3によ
り支持軸4が回転自在に支承され、該支持軸4の
上記軸受2内側には2つの治具台5の基部が嵌装
され、該治具台5と支持軸4とは連結ピン6によ
り固着されており、これにより治具台5は基台1
に対して揺動自在に軸支されている。上記各治具
台5は、略L字状のもので、該両治具台5の横辺
部5a間にはワークを支持するための支持レール
7a〜7cが架設され、また該支持レール7a,
7b間にはワークを搬送するための搬送キヤリア
8が該支持レール7a,7bに沿つて配設されて
いる。該キヤリア8は第1図紙面直角方向に延び
る円柱状のもので、これには適当な間隔をあけて
多数の押圧片8aが設けられている。
また、上記各治具台5の縦辺部5bの下端部に
は、押圧部材であるカムフオロー11が取付けら
れており、これは上記治具台5に固定されたカム
軸11aと、これに回転自在に装着されたカム1
1bとからなるものである。さらにまた、上記各
治具台5の横辺部5aの右端部には水平ストツパ
26が固着され、該ストツパ26に螺着された調
節ボルト26aは基台1に固着された受け部材2
7に当接するようになつており、これにより各治
具台5は水平位置に保持される。
は、押圧部材であるカムフオロー11が取付けら
れており、これは上記治具台5に固定されたカム
軸11aと、これに回転自在に装着されたカム1
1bとからなるものである。さらにまた、上記各
治具台5の横辺部5aの右端部には水平ストツパ
26が固着され、該ストツパ26に螺着された調
節ボルト26aは基台1に固着された受け部材2
7に当接するようになつており、これにより各治
具台5は水平位置に保持される。
また、進行方向(第2図左向き)前側の治具台
5の縦辺部5bの上端にはストツパ取付ブラケツ
ト9が取付けられ、該ブラケツト9の上記搬送キ
ヤリア8上方部分にはストツパシリンダ10が取
付けられており、該シリンダ10はその当接部1
0aをワークの前端に当接せしめてワークの搬送
方向の位置決めを行なうためのものである。
5の縦辺部5bの上端にはストツパ取付ブラケツ
ト9が取付けられ、該ブラケツト9の上記搬送キ
ヤリア8上方部分にはストツパシリンダ10が取
付けられており、該シリンダ10はその当接部1
0aをワークの前端に当接せしめてワークの搬送
方向の位置決めを行なうためのものである。
そして、上記支持軸4の中央には、所定トルク
以上になるとすべりを生じてトルクを伝達しなく
なるトルクリミツタ12が設けられており、該ト
ルクリミツタ12はキー等により上記支持軸4に
固着されたリミツタ本体12aと、これの両側部
に配設された押圧プレート12b、皿ばね12c
及びトルク調節ナツト12dからなる。また上記
リミツタ本体12aの両端部と各押圧プレート1
2bとの間にはピニオン部材であるスプロケツト
13が配設されており、これにより該スプロケツ
ト13は上記トルクリミツタ12を介して治具台
5と一体に回動可能になつている。
以上になるとすべりを生じてトルクを伝達しなく
なるトルクリミツタ12が設けられており、該ト
ルクリミツタ12はキー等により上記支持軸4に
固着されたリミツタ本体12aと、これの両側部
に配設された押圧プレート12b、皿ばね12c
及びトルク調節ナツト12dからなる。また上記
リミツタ本体12aの両端部と各押圧プレート1
2bとの間にはピニオン部材であるスプロケツト
13が配設されており、これにより該スプロケツ
ト13は上記トルクリミツタ12を介して治具台
5と一体に回動可能になつている。
また、上記基台1のスプロケツト13下方部分
には、スライダ14が摺動自在に載置されてお
り、該スライダ14の上面中央には、横断面コ字
状のラツク支持部材15が固着され、該ラツク支
持部材15の各横辺部上端には、ラツク部材であ
るチエン16が固着されており、該チエン16は
上記スプロケツト13と噛合可能になつている。
には、スライダ14が摺動自在に載置されてお
り、該スライダ14の上面中央には、横断面コ字
状のラツク支持部材15が固着され、該ラツク支
持部材15の各横辺部上端には、ラツク部材であ
るチエン16が固着されており、該チエン16は
上記スプロケツト13と噛合可能になつている。
そして、上記スライダ14の上面には2個のス
トツパ部材17が固着されており、該各ストツパ
部材17は上記各治具台5の下側外方に位置して
いる。該ストツパ部材17には外方に順に高くな
る第1〜第3ストツパ部17a〜17cが形成さ
れており、各ストツパ部17a〜17c間は緩や
かな斜面になつており、該各ストツパ部材17は
上記各治具台4のカムフオロー11のカム11b
と当接可能になつている。
トツパ部材17が固着されており、該各ストツパ
部材17は上記各治具台5の下側外方に位置して
いる。該ストツパ部材17には外方に順に高くな
る第1〜第3ストツパ部17a〜17cが形成さ
れており、各ストツパ部17a〜17c間は緩や
かな斜面になつており、該各ストツパ部材17は
上記各治具台4のカムフオロー11のカム11b
と当接可能になつている。
上記基台1のスライダ14下方には、駆動シリ
ンダ18が固着され、該シリンダ18のピストン
ロツド18aは、上記スライダ14の下面に固着
された接続プラケツト14aに連結されている。
また、上記スライダ14には3個の位置決め用リ
ミツトシユー20が取付けられており、また、上
記軸受2の該各リミツトシユー20に対応する位
置には3個のリミツトスイツチ19が取付けられ
ており、このリミツトスイツチ19、上記駆動シ
リンダ18等により、スライダ14を所定の位置
に移動するためのスライダ駆動装置が構成されて
いる。
ンダ18が固着され、該シリンダ18のピストン
ロツド18aは、上記スライダ14の下面に固着
された接続プラケツト14aに連結されている。
また、上記スライダ14には3個の位置決め用リ
ミツトシユー20が取付けられており、また、上
記軸受2の該各リミツトシユー20に対応する位
置には3個のリミツトスイツチ19が取付けられ
ており、このリミツトスイツチ19、上記駆動シ
リンダ18等により、スライダ14を所定の位置
に移動するためのスライダ駆動装置が構成されて
いる。
また、上記前、後の治具台5間上方には、圧入
機21のコラムプレート21aが配設されてお
り、該プレート21aには圧入シリンダ22が固
着され、該圧入シリンダ22のピストンロツド2
2aには圧入用当接プレート23が固着されてい
る。そして該当接プレート23下方にはロボツト
アーム25が位置しており、該アーム25の先端
部には圧入ヘツド24のヘツド本体24aが取付
けられており、これにより該圧入ヘツド24は垂
直の圧入角度に保持され、かつ水平面内で移動で
きるようになつている。また、上記ヘツド本体2
4aに上下動自在に支持されたパーツチヤツク2
4bはスプリングにより上方に付勢され、該パー
ツチヤツク24bの上端部には上記当接プレート
23が押圧可能になつており、また該パーツチヤ
ツク24bの下端部24cにはバルブシート31
が保持される。
機21のコラムプレート21aが配設されてお
り、該プレート21aには圧入シリンダ22が固
着され、該圧入シリンダ22のピストンロツド2
2aには圧入用当接プレート23が固着されてい
る。そして該当接プレート23下方にはロボツト
アーム25が位置しており、該アーム25の先端
部には圧入ヘツド24のヘツド本体24aが取付
けられており、これにより該圧入ヘツド24は垂
直の圧入角度に保持され、かつ水平面内で移動で
きるようになつている。また、上記ヘツド本体2
4aに上下動自在に支持されたパーツチヤツク2
4bはスプリングにより上方に付勢され、該パー
ツチヤツク24bの上端部には上記当接プレート
23が押圧可能になつており、また該パーツチヤ
ツク24bの下端部24cにはバルブシート31
が保持される。
次に作用効果について説明する。
本実施例装置では、ワークであるシリンダヘツ
ド30を搬送キヤリア8により水平状態でバルブ
シート圧入ステーシヨンに搬送し、該シリンダヘ
ツド30を本角度変更装置により所定の支持角度
に位置決めし、しかる後バルブシート30を該シ
リンダヘツド30のバルブ孔に圧入機21により
圧入するものである。また、本角度変更装置はシ
リンダヘツド30の支持角度を3通りに変更でき
るものであり、まず最も大きい圧入角のシリンダ
ヘツドにバルブシートを圧入する場合について説
明する。
ド30を搬送キヤリア8により水平状態でバルブ
シート圧入ステーシヨンに搬送し、該シリンダヘ
ツド30を本角度変更装置により所定の支持角度
に位置決めし、しかる後バルブシート30を該シ
リンダヘツド30のバルブ孔に圧入機21により
圧入するものである。また、本角度変更装置はシ
リンダヘツド30の支持角度を3通りに変更でき
るものであり、まず最も大きい圧入角のシリンダ
ヘツドにバルブシートを圧入する場合について説
明する。
まず、シリンダヘツド30をバルブシート圧入
ステーシヨンに搬送する場合には、本角度変更装
置はその水平ストツパ26の調節ボルト26aが
受け部材27に当接し、また駆動シリンダ18が
伸張してスライダ14はその前進位置にあり、そ
のため該角度変更装置は水平状態にあり、これの
支持レール7a,7bは図示しない搬送レールと
一直線をなしている。この状態でシリンダヘツド
30を上記搬送レール上に載置し、ストツパシリ
ンダ10を伸張し、搬送キヤリア8を押圧片8a
が起立するよう回動せしめ、その後該キヤリア8
を軸方向に移動せしめる。するとシリンダヘツド
30は押圧片8aに押されて上記搬送レール上か
ら支持レール7a,7b上に摺動し、該シリンダ
ヘツド30は上記圧入ステーシヨンに移動すると
上記ストツパシリンダ10の当接部10aに当接
し、これにより位置決めされる。
ステーシヨンに搬送する場合には、本角度変更装
置はその水平ストツパ26の調節ボルト26aが
受け部材27に当接し、また駆動シリンダ18が
伸張してスライダ14はその前進位置にあり、そ
のため該角度変更装置は水平状態にあり、これの
支持レール7a,7bは図示しない搬送レールと
一直線をなしている。この状態でシリンダヘツド
30を上記搬送レール上に載置し、ストツパシリ
ンダ10を伸張し、搬送キヤリア8を押圧片8a
が起立するよう回動せしめ、その後該キヤリア8
を軸方向に移動せしめる。するとシリンダヘツド
30は押圧片8aに押されて上記搬送レール上か
ら支持レール7a,7b上に摺動し、該シリンダ
ヘツド30は上記圧入ステーシヨンに移動すると
上記ストツパシリンダ10の当接部10aに当接
し、これにより位置決めされる。
そして、上記シリンダヘツド30を所定の支持
角度、この場合はバルブ孔が垂直になる角度でも
つて支持するには、上記駆動シリンダ18を収縮
させる。するとスライダ14とともにチエン16
が後退し、これに噛合しているスプロケツト13
が第1図反時計回りに回動し、これに伴つて各治
具台5も反時計回りに回動する。そして各治具台
5のカム11bがストツパ部材17の第1ストツ
パ部17aに当接する。そしてさらに上記駆動シ
リンダ18が収縮すると、スプロケツト13はこ
れに応じてさらに回動するが、治具台5はカム1
1bが第1ストツパ部17aに当接しているためこ
れ以上回動せず、そのためトルクリミツタ12の
リミツタ本体12aとスプロケツト13間にすべ
りが生じ始めるとともに、この最大支持角度に対
応したリミツトスイツチ19がオンし、この検出
信号により駆動シリンダ18の収縮動作は停止
し、これによりシリンダヘツド30は最大支持角
度、即ちこれのバルブ孔の軸線が垂直となる支持
角度に位置決めされる。またこの際、治具台5は
上記トルクリミツタ12の設定トルクに応じたト
ルクでもつてストツパ部材17に押圧されてお
り、その結果シリンダヘツド30は上記支持角度
に上記設定トルクに応じた力でもつて固定された
こととなる。なお、この場合、上記トルクリミツ
タ12の設定トルクを調節ナツト12dにより調
節することにより、上記固定力を調節できる。
角度、この場合はバルブ孔が垂直になる角度でも
つて支持するには、上記駆動シリンダ18を収縮
させる。するとスライダ14とともにチエン16
が後退し、これに噛合しているスプロケツト13
が第1図反時計回りに回動し、これに伴つて各治
具台5も反時計回りに回動する。そして各治具台
5のカム11bがストツパ部材17の第1ストツ
パ部17aに当接する。そしてさらに上記駆動シ
リンダ18が収縮すると、スプロケツト13はこ
れに応じてさらに回動するが、治具台5はカム1
1bが第1ストツパ部17aに当接しているためこ
れ以上回動せず、そのためトルクリミツタ12の
リミツタ本体12aとスプロケツト13間にすべ
りが生じ始めるとともに、この最大支持角度に対
応したリミツトスイツチ19がオンし、この検出
信号により駆動シリンダ18の収縮動作は停止
し、これによりシリンダヘツド30は最大支持角
度、即ちこれのバルブ孔の軸線が垂直となる支持
角度に位置決めされる。またこの際、治具台5は
上記トルクリミツタ12の設定トルクに応じたト
ルクでもつてストツパ部材17に押圧されてお
り、その結果シリンダヘツド30は上記支持角度
に上記設定トルクに応じた力でもつて固定された
こととなる。なお、この場合、上記トルクリミツ
タ12の設定トルクを調節ナツト12dにより調
節することにより、上記固定力を調節できる。
そして次にバルブシート31を圧入するには、
上記状態において、ロボツトが圧入ヘツド24を
これのパーツチヤツク24bが上記シリンダヘツ
ド30のバルブ孔に一致するよう移動させ、この
状態において圧入シリンダ22が伸張する。する
と当接プレート23が圧入ヘツド24のパーツチ
ヤツク24bを下降せしめ、該パーツチヤツク2
4bの下端部24cがシリンダヘツド30のバル
ブ孔に挿入され、これによりバルブシート31が
バルブ孔内に圧入される。
上記状態において、ロボツトが圧入ヘツド24を
これのパーツチヤツク24bが上記シリンダヘツ
ド30のバルブ孔に一致するよう移動させ、この
状態において圧入シリンダ22が伸張する。する
と当接プレート23が圧入ヘツド24のパーツチ
ヤツク24bを下降せしめ、該パーツチヤツク2
4bの下端部24cがシリンダヘツド30のバル
ブ孔に挿入され、これによりバルブシート31が
バルブ孔内に圧入される。
また、上記圧入角より小さい中間の圧入角を有
するシリンダヘツドをこれのバルブ孔の軸線が垂
直になるように位置決めするには、上記駆動シリ
ンダ18をさらに収縮せしめる。すると上記カム
11bにストツパ部材17の傾斜部が当接し、カ
ム11bと基台1間にくさびが挿入されたのと同
様になり、これによりトルクリミツタ12がすべ
りを生じて治具台5は時計回りに少し回動し、シ
リンダヘツド30の傾き角も小さくなり、カム1
1bに第2ストツパ部17bが当接すると該中間
の支持角度に対応するリミツトスイツチ19がオ
ンして駆動シリンダ18が停止し、これによりシ
リンダヘツド30は中間の支持角度に、上記設定
トルクに応じた力でもつて固定されたこととな
る。なお、最小圧入角度を有するシリンダヘツド
を位置決めする場合は、カム11bに第3ストツ
パ部17cが当接するよう駆動シリンダ18をさ
らに収縮せしめればよい。
するシリンダヘツドをこれのバルブ孔の軸線が垂
直になるように位置決めするには、上記駆動シリ
ンダ18をさらに収縮せしめる。すると上記カム
11bにストツパ部材17の傾斜部が当接し、カ
ム11bと基台1間にくさびが挿入されたのと同
様になり、これによりトルクリミツタ12がすべ
りを生じて治具台5は時計回りに少し回動し、シ
リンダヘツド30の傾き角も小さくなり、カム1
1bに第2ストツパ部17bが当接すると該中間
の支持角度に対応するリミツトスイツチ19がオ
ンして駆動シリンダ18が停止し、これによりシ
リンダヘツド30は中間の支持角度に、上記設定
トルクに応じた力でもつて固定されたこととな
る。なお、最小圧入角度を有するシリンダヘツド
を位置決めする場合は、カム11bに第3ストツ
パ部17cが当接するよう駆動シリンダ18をさ
らに収縮せしめればよい。
このように本実施例では、治具台5のカム11
bを所望高さのストツパ部17a〜17cに押圧
状態で当接せしめるようにしたので、一本の駆動
シリンダ18によりシリンダヘツド30を所望の
支持角度に切替えて位置決めでき、またこの際該
シリンダヘツド30を該支持角度にトルクリミツ
タ12の設定トルクに応じた力でもつて固定でき
る。
bを所望高さのストツパ部17a〜17cに押圧
状態で当接せしめるようにしたので、一本の駆動
シリンダ18によりシリンダヘツド30を所望の
支持角度に切替えて位置決めでき、またこの際該
シリンダヘツド30を該支持角度にトルクリミツ
タ12の設定トルクに応じた力でもつて固定でき
る。
なお、上記実施例では、シリンダヘツド30の
圧入作業を例にとつて説明したが、本発明はシリ
ンダヘツドに限らず、支持角度を変更する必要の
あるあらゆるワークの支持角度の変更に適用でき
ることは勿論であり、また、スライダ14におけ
るストツパ部17は、ピニオン部材13の径を大
きくすれば段差方向を実施例とは反対方向に設定
することもでき、さらに本発明はワークに限らず
作業機の支持角度にも適用でき、例えばワーク支
持部を一定角度に設置し、圧入機を所望の支持角
度でもつて支持する場合にも本発明を適用でき
る。
圧入作業を例にとつて説明したが、本発明はシリ
ンダヘツドに限らず、支持角度を変更する必要の
あるあらゆるワークの支持角度の変更に適用でき
ることは勿論であり、また、スライダ14におけ
るストツパ部17は、ピニオン部材13の径を大
きくすれば段差方向を実施例とは反対方向に設定
することもでき、さらに本発明はワークに限らず
作業機の支持角度にも適用でき、例えばワーク支
持部を一定角度に設置し、圧入機を所望の支持角
度でもつて支持する場合にも本発明を適用でき
る。
以上のように本発明に係る治具角度変更装置に
よれば、基台にワーク又は作業機を支持する治具
台を揺動自在に支持し、かつ該基台にスライダを
摺動可能に載置するとともに、該治具台にトルク
リミツタを介してピニオン部材を、上記スライダ
に該ピニオン部材に噛合するラツク部材を取付
け、さらに該スライダに上記治具台の押圧部と当
接可能な高さの異なる複数のストツパ部を形成
し、上記スライダを複数位置に移動させるように
したので、単一の駆動源により治具台の支持角度
を変更でき、かつ該治具台を所定の力でもつて上
記支持角度に固定でき、その結果構造が簡単にな
つて装置を小型にできる効果がある。
よれば、基台にワーク又は作業機を支持する治具
台を揺動自在に支持し、かつ該基台にスライダを
摺動可能に載置するとともに、該治具台にトルク
リミツタを介してピニオン部材を、上記スライダ
に該ピニオン部材に噛合するラツク部材を取付
け、さらに該スライダに上記治具台の押圧部と当
接可能な高さの異なる複数のストツパ部を形成
し、上記スライダを複数位置に移動させるように
したので、単一の駆動源により治具台の支持角度
を変更でき、かつ該治具台を所定の力でもつて上
記支持角度に固定でき、その結果構造が簡単にな
つて装置を小型にできる効果がある。
第1図は本発明の一実施例による治具角度変更
装置の断面正面図、第2図はその一部断面側面図
である。 1……基台、5……治具台、11……押圧部
(カムフオロー)、12……トルクリミツタ、13
……ピニオン部材(スプロケツト)、14……ス
ライダ、16……ラツク部材(チエン)、17…
…ストツパ部材、17a〜17c……ストツパ
部、18……スライダ駆動装置(シリンダ)。
装置の断面正面図、第2図はその一部断面側面図
である。 1……基台、5……治具台、11……押圧部
(カムフオロー)、12……トルクリミツタ、13
……ピニオン部材(スプロケツト)、14……ス
ライダ、16……ラツク部材(チエン)、17…
…ストツパ部材、17a〜17c……ストツパ
部、18……スライダ駆動装置(シリンダ)。
Claims (1)
- 1 ワ−ク又は作業機の支持角度を切替え変更す
る装置であつて、基台に揺動可能に軸支されワー
ク又は作業機を支持する治具台と、該治具台にト
ルクリミツタを介して一体回動可能に取付けられ
たピニオン部材と、該ピニオン部材に噛合するラ
ツク部材と、上記治具台の押圧部と当接可能でか
つ上記ラツク部材の移動方向に高さの異なる複数
のストツパ部を有し上記ラツク部材と一体移動
し、かつ基台上に載置されたスライダと、上記所
望のストツパ部材が治具台の押圧部に当接するよ
う上記スライダを複数位置に移動せしめるスライ
ダ駆動装置とを備えたことを特徴とする治具角度
変更装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13857584A JPS6119521A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | 治具角度変更装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13857584A JPS6119521A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | 治具角度変更装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6119521A JPS6119521A (ja) | 1986-01-28 |
JPH0126809B2 true JPH0126809B2 (ja) | 1989-05-25 |
Family
ID=15225332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13857584A Granted JPS6119521A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | 治具角度変更装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6119521A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6334398B1 (en) * | 2000-04-28 | 2002-01-01 | Tokyo Electron Limited | Variable gap stop which can be used in a semiconductor processing device |
JP5099902B2 (ja) * | 2008-03-27 | 2012-12-19 | ダイハツ工業株式会社 | シリンダヘッド用圧入装置 |
JP5330514B2 (ja) * | 2009-06-23 | 2013-10-30 | 平田機工株式会社 | 圧入治具、圧入装置及び圧入方法 |
JP2014087907A (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-15 | Mitsubishi Motors Corp | 圧入装置 |
CN116833703B (zh) * | 2023-07-14 | 2023-12-15 | 青岛银菲特精密机械有限公司 | 一种行星减速机的自动装配系统及装配方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720604B2 (ja) * | 1976-01-16 | 1982-04-30 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720604U (ja) * | 1980-07-10 | 1982-02-02 |
-
1984
- 1984-07-04 JP JP13857584A patent/JPS6119521A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720604B2 (ja) * | 1976-01-16 | 1982-04-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6119521A (ja) | 1986-01-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |