JPH10157669A - 自動車用ガラスの位置決め装置 - Google Patents

自動車用ガラスの位置決め装置

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JPH10157669A
JPH10157669A JP31782396A JP31782396A JPH10157669A JP H10157669 A JPH10157669 A JP H10157669A JP 31782396 A JP31782396 A JP 31782396A JP 31782396 A JP31782396 A JP 31782396A JP H10157669 A JPH10157669 A JP H10157669A
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glass
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Takashi Yoshida
吉田  隆
Masayuki Nakamura
正幸 中村
Masakazu Kanda
政和 神田
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G49/00Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
    • B65G49/05Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
    • B65G49/06Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
    • B65G49/067Sheet handling, means, e.g. manipulators, devices for turning or tilting sheet glass

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  • Automatic Assembly (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 形状の異なる複数種類の自動車用ガラスを位
置決めすることが可能な汎用性の高い位置決め装置を提
供する。 【解決手段】 基準角度設定手段33は、シリンダ39
で支軸35回りに角度を調整し得る基準角度設定部材3
8をシリンダ32で前進させ、4個の支持手段23〜2
6上に位置補正可能に支持したガラスG1 の略直線状の
第1端縁E1 に当接させる。センタリング手段40は、
シリンダ47で一対の押圧部材44f,44rを相互に
接近するように移動させ、ガラスG1 の略平行な第2、
第3端縁E 2 ,E3 を挟持する。押圧位置決め手段49
は、支軸64回りに回転自在に支持したアーム65の両
端に設けた一対の位置決め部材66f,66rを前進さ
せ、ガラスG1 を基準角度設定手段33に向けて押圧し
て前記第1端縁E1 を基準角度設定部材38に密着させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、略直線状の第1端
縁と、この第1端縁の両端に連なって略平行に延びる第
2端縁及び第3端縁とを備えたガラスを位置決めするた
めの自動車用ガラスの位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車体開口部に接着される自動車用ガラス
の周縁部にロボットで接着剤を塗布するとき、接着剤の
塗布不良を防止するために前記ガラスを正しく位置決め
する必要がある。自動車のフロントガラスやリヤガラス
の形状は車種が異なっても略同一であるため、従来はそ
れらガラスの四方を押圧部材で押圧するだけで位置決め
することが可能であった(特開平6−40367号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リクリエー
ショナルビークル等に装着されるクオータガラスの形状
は車種により大幅に異なっており、複数機種のリクリエ
ーショナルビークルを同一の生産ラインで組み立てる場
合に、従来の位置決め装置で形状の異なる複数種類のク
オータガラスの位置決めを行うことは困難である。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、形状の異なる自動車用ガラスを位置決めすることが
可能な汎用性の高い自動車用ガラスの位置決め装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明では、先ず基準角度設定手段の基準角度設定部材を支
軸回りに所定角度傾斜させるとともに、基準角度設定手
段を支持手段上に支持したガラスに向けて移動させて基
準角度設定部材をガラスの第1端縁に当接させる。続い
てセンタリング手段の一対の押圧部材でガラスの第2、
第3端縁を挟持してセンタリングし、更に押圧位置決め
手段の位置決め部材でガラスを押圧して第1端縁を前記
基準角度設定部材に密着させることにより、ガラスを正
しく位置決めする。
【0006】請求項2に記載された発明では、押圧位置
決め手段をガラスに向けて移動させると、一対の位置決
め部材の一方がガラスに当接してアームが支軸回りに回
転することにより、他方の位置決め部材もガラスに当接
する。これにより、ガラスの形状が種々に異なっていて
も、一対の位置決め部材が均等な押圧力でガラスに当接
する。
【0007】請求項3に記載された発明では、押圧位置
決め手段の押圧部材がガラスを押圧するとき、押圧方向
と直交する方向にガラスが位置ずれしようとしても、そ
の位置ずれが補助位置決め部材により規制される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0009】図1〜図10は本発明の一実施例を示すも
ので、図1は位置決め装置の全体斜視図、図2は図1の
2方向矢視図、図3は図2の3方向矢視図、図4は図3
の4−4線断面図、図5は図1の5方向矢視図、図6は
図5の6方向矢視図、図7は第1クオータガラスの位置
決め作用説明図、図8は第2クオータガラスの位置決め
作用説明図、図9は第3クオータガラスの位置決め作用
説明図、図10は第4クオータガラスの位置決め作用説
明図である。
【0010】本実施例の位置決め装置は、自動車用クオ
ータガラスの周縁部を脱脂してそこにプライマを塗布す
る脱脂/プライマ塗布ステーションと、自動車用クオー
タガラスの周縁部に接着剤を塗布する接着剤塗布ステー
ションとの間の位置決めステーションに設けられる。位
置決めステーションにおいてクオータガラスを正しく位
置決めすることにより、そのクオータガラスをシャトル
コンベアで前記接着剤塗布ステーションの接着剤塗布位
置に正確に移載し、予めティーチングされた経路に沿っ
て作動するロボットによる接着剤の塗布作業を正確に行
うことが可能となる。
【0011】本実施例の位置決め装置により位置決めさ
れるクオータガラスは、図2に示す第1クオータガラス
1 、図8に示す第2クオータガラスG2 、図9に示す
第3クオータガラスG3 及び図10に示す第4クオータ
ガラスG4 の4種類である。これら4種類のクオータガ
ラスG1 〜G4 は寸法及び形状において大幅に異なって
いるが、その共通点として何れのクオータガラスG1
4 も、略直線状の第1端縁E1 と、この第1端縁E1
の両端に連なって略平行に延びる第2端縁E2及び第3
端縁E3 とを備えている。尚、第1〜第3クオータガラ
スG1 〜G3 は、第1端縁E1 に対向する第4端縁E4
を更に備えている。
【0012】図1〜図4に示すように、第1〜第4クオ
ータガラスG1 〜G4 の搬送方向は、左右一対の縦通材
21,22に沿う矢印aで示されており、第1〜第4ク
オータガラスG1 〜G4 は図示せぬシャトルコンベアに
よって第1〜第3吸着パッド23〜25及び弾性支持部
材26上に支持される位置に搬送される。第1〜第3吸
着パッド23〜25は吸着及び吸着解除を切り換えるこ
とが可能であり、位置決め時には第1〜第4クオータガ
ラスG1 〜G4 がスライドできるように第1〜第3吸着
パッド23〜25を吸着解除する。
【0013】搬送方向aの左側の縦通材21に固定した
固定テーブル27の上面に、前記第1、第2吸着パッド
23,24と、第1〜第4クオータガラスG1 〜G4
有無を確認する光電管スイッチ28とが設けられる。固
定テーブル27の上面に前記搬送方向aと直交する2本
のガイドレール29,29が敷設されており、これらガ
イドレール29,29にスライドガイド30…を介して
スライドテーブル31が支持される。固定テーブル27
に支持したシリンダ32の出力ロッド321 がスライド
テーブル31に設けたブラケット311 に接続されてお
り、シリンダ32を伸縮駆動することによりスライドテ
ーブル31がガイドレール29,29に沿ってスライド
する。
【0014】スライドテーブル31の上面に設けられた
基準角度設定手段33は、スライドテーブル31に固定
されたベース部材34と、このベース部材34に上下方
向の支軸35を介して揺動自在に枢支された揺動部材3
6と、揺動部材36に対して搬送方向aに往復スライド
自在に支持されて一対のスプリング37,37で中立位
置に付勢された基準角度設定部材38とを備える。ベー
ス部材34に支持したシリンダ39の出力ロッド391
が揺動部材36に接続されており、シリンダ39を伸長
駆動すると揺動部材36及び基準角度設定部材38が支
軸35回りに揺動する。これにより、基準角度設定部材
38は第1〜第4クオータガラスG1 〜G4 のそれぞれ
傾斜角度が異なる第1端縁E1 に当接可能である。
【0015】スライドテーブル31の上面に設けられた
センタリング手段40は、スライドテーブル31に敷設
された一対のガイドレール41f,41rと、これらガ
イドレール41f,41rにそれぞれスライドガイド4
2f,42rを介して摺動自在に支持された一対のアー
ム43f,43rと、両アーム43f,43rの先端に
設けられて第1〜第4クオータガラスG1 〜G4 の第
2,第3端縁E2 ,E3を押圧する一対の押圧部材44
f,44rと、両アーム43f,43rの下面に設けら
れて相互に平行に延びる一対のラック45f,45r
と、スライドテーブル31に回転自在に支持されて両ラ
ック45f,45rに噛合するピニオン46と、スライ
ドテーブル31に設けられて出力ロッド471 が一方の
アーム43fに接続されたシリンダ47とから構成され
る。尚、押圧部材44f,44rは第1〜第4クオータ
ガラスG1 〜G4 の第2、第2端縁E2 ,E3 の傾斜に
倣うように、上下方向の軸回りに首振り自在に支持され
ている。
【0016】従って、シリンダ47を収縮駆動して一方
のアーム43fをガイドレール41fに沿ってスライド
させると、前記一方のアーム43fと一体の一方のラッ
ク45fによりピニオン46を介して他方のラック45
rが駆動されるため、この他方のラック45rと一体の
他方のアーム43rがガイドレール41rに沿ってスラ
イドする。その結果、一対の押圧部材44f,44rが
相互に接近するように駆動され、第1〜第4クオータガ
ラスG1 〜G4 の第2、第3端縁E2 ,E3 を挟持す
る。
【0017】次に、搬送方向aの右側の縦通材22に設
けられた押圧位置決め手段49の構造を、図1、図5及
び図6を参照して説明する。
【0018】押圧位置決め手段49は前記縦通材22に
固定した固定テーブル50を備えており、この固定テー
ブル50にはステー51及び支柱52を介して前記弾性
支持部材26が支持されるとともに、ブラケット53を
介してシリンダ54が支持される。シリンダ54の回転
及び伸縮が可能な出力ロッド541 には下向きにテーパ
ーした円錐台形状の第1補助位置決め部材55が固定さ
れており、シリンダ54の出力ロッド541 を90°に
亘って回転させることにより、第1補助位置決め部材5
5は鉛直に起立して第1〜第4クオータガラスG1 〜G
4 の搬送面に突出する位置と、水平に倒伏して前記搬送
面の下方に退避する位置との間を移動可能である(図6
参照)。更にシリンダ54の出力ロッド541 は伸縮可
能であり、出力ロッド541 を収縮させることにより、
起立位置にある第1補助位置決め部材55を搬送方向a
と逆方向に移動させることができる。
【0019】また搬送方向aの右側の縦通材22に固定
した固定テーブル56には、ステー57及び支柱58を
介して前記第3吸着パッド25が支持される。固定テー
ブル56に前記搬送方向aと直交する方向に敷設された
1本のガイドレール59に、スライドガイド60,60
及びブラケット61を介してスライドテーブル62が支
持される。固定テーブル56に支持したシリンダ63の
出力ロッド631 がスライドテーブル62に接続されて
おり、シリンダ63を伸縮駆動することによりスライド
テーブル62がガイドレール59に沿って移動する。
【0020】スライドテーブル62の上面に支軸64を
介してアーム65の中間部が回転自在に支持されてお
り、このアーム64の両端に下向きにテーパーした円錐
台形状の2本の主位置決め部材66f,66rが固定さ
れる。前記アーム65は、ブラケット61から延びるス
テー67との間に設けたリターンスプリング68によ
り、図2に示す基準位置に向けて付勢される。またスラ
イドテーブル62に設けたステー69の先端に、下向き
にテーパーした円錐台形状の第2補助位置決め部材70
が固定される。
【0021】前記2個の主位置決め部材66f,66
r、第1補助位置決め部材55及び第2補助位置決め部
材70を下向きにテーパーさせたことにより、その押圧
荷重によって下向きの押圧分力を発生させ、第1〜第4
クオータガラスG1 〜G4 の浮き上がりを防止すること
ができる。
【0022】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用を、第1〜第4クオータガラスG1 〜G4 のそれ
ぞれについて説明する。 第1クオータガラスG1 第1クオータガラスG1 を図示せぬシャトルコンベアに
よって図2の矢印a方向に搬送し、第1〜第3吸着パッ
ド23〜25及び弾性支持部材26上に支持した後、図
7に示すように基準角度設定手段33のシリンダ39を
伸長駆動して支軸35回りに基準角度設定部材38を所
定角度傾斜させるとともに、シリンダ32を伸長駆動し
てスライドテーブル31と一体に基準角度設定部材38
を第1クオータガラスG1 に向けて移動させる。その結
果、基準角度設定部材38が第1クオータガラスG1
略直線状の第1端縁E1 に当接する。
【0023】続いて、センタリング手段40のシリンダ
47を収縮駆動して一対の押圧部材44f,44rを相
互に接近するように移動させ、それら押圧部材44f,
44rで第1クオータガラスG1 の第2、第3端縁
2 ,E3 を押圧してセンタリングする。このとき、基
準角度設定部材38に第1端縁E1 を当接させた第1ク
オータガラスG1 が搬送方向aに沿って前後移動して
も、基準角度設定部材38が第1クオータガラスG1
一体でスプリング37,37に抗して揺動部材36に対
してスライドすることにより、前記移動が吸収される。
【0024】続いて、押圧位置決め手段49のシリンダ
63を伸長駆動して2個の主位置決め部材66f,66
r及び1個の第2補助位置決め部材70を有するスライ
ドテーブル56を第1クオータガラスG1 に向けて移動
させるとともに、シリンダ54を収縮駆動して起立位置
にある第1補助位置決め部材55を第1クオータガラス
1 に向けて移動させる。その結果、2個の主位置決め
部材66f,66rが第1クオータガラスG1 の第4端
縁E4 を押圧することにより、第1端縁E1 を基準角度
設定部材38に確実に密着させ、更に第1補助位置決め
部材55が第1クオータガラスG1 の第2端縁E2 に当
接することにより、主位置決め部材66f,66rが傾
斜した第4端縁E4 を押圧する際に発生した矢印a方向
の荷重を受け止める。このとき、両端に2個の主位置決
め部材66f,66rを有するアーム65が支軸64回
りに回転し、両主位置決め部材66f,66rを均等な
荷重で第1クオータガラスG1 の第4端縁E4 に当接さ
せることができる。
【0025】尚、上述した第1クオータガラスG1 の位
置決め時には、第2補助助位置決め部材70は使用され
ない。
【0026】而して、第1クオータガラスG1 は、その
外周に当接する基準角度設定部材38、押圧部材44
f,44r、主位置決め部材66f,66r及び第1補
助位置決め部材55によって正しく位置決めされる。そ
して前記基準角度設定部材38、押圧部材44f,44
r、主位置決め部材66f,66r及び第1補助位置決
め部材55を原位置に復帰させた後、第1クオータガラ
スG1 はシャトルコンベアによって接着剤塗布ステーシ
ョンに搬送される。 第2クオータガラスG2 図8に示すように、第2クオータガラスG2 の形状は略
矩形状であるため、基準角度設定部材38は傾斜するこ
となく前進して第1端縁E1 に当接する。続いて、セン
タリング手段40の一対の押圧部材44f,44rで第
2クオータガラスG2 の第2、第3端縁E2 ,E3 を押
圧してセンタリングした後、押圧位置決め手段49の2
個の主位置決め部材66f,66r及び1個の第2補助
位置決め部材70を第2クオータガラスG2 に向けて移
動させるとともに、起立位置にある第1補助位置決め部
材55を第2クオータガラスG2 に向けて移動させる。
その結果、2個の主位置決め部材66f,66rが第2
クオータガラスG2 の第4端縁E4 を押圧して第1端縁
1 を基準角度設定部材38に確実に密着させ、更に第
1補助位置決め部材55が第2クオータガラスG2 の第
2端縁E2 を押圧して第3端面E3 を第2補助位置決め
部材70に当接させる。
【0027】而して、第2クオータガラスG2 は、その
外周に当接する基準角度設定部材38、押圧部材44
f,44r、主位置決め部材66f,66r、第1補助
位置決め部材55及び第2位置決め部材70によって正
しく位置決めされる。 第3クオータガラスG3 図9に示すように、第3クオータガラスG3 は傾斜した
第1端縁E1 を有するため、基準角度設定部材38は所
定角度傾斜した状態で前進して第1端縁E1 に当接す
る。センタリング手段40の一対の押圧部材44f,4
4rは、前述した第1、第2クオータガラスG1 ,G2
と同様に第3クオータガラスG3 の第2、第3端縁
2 ,E3 を押圧してセンタリングする。押圧位置決め
手段49の2個の主位置決め部材66f,66rは隣接
する第3、第4端縁E3 ,E4 間の頂点A近傍を押圧し
て第1端縁E1 を基準角度設定部材38に圧接する。こ
のとき、第1、第2補助位置決め部材55,70は使用
されず、第1補助位置決め部材55は水平に倒伏して退
避した状態に保持される。 第4クオータガラスG4 図10に示すように、第4クオータガラスG4 は概略三
角形の形状を有するもので、第1端縁E1 に連なる第
2、第3端縁E2 ,E3 は該第1端縁E1 の近傍におい
て略平行に延びており、また第1端縁E1 から離れた第
2、第3端縁E2,E3 の先端に頂点A備えている。そ
の位置決めは前述した第3クオータガラスG3 のそれと
実質的に同一であり、センタリング手段40は第1端縁
1 の近傍の第2、第3端縁E2 ,E3 を挟持してセン
タリングするとともに、押圧位置決め手段49の2個の
主位置決め部材66f,66rは頂点A近傍を押圧して
第1端縁E1 を基準角度設定部材38に圧接する。この
とき、第4クオータガラスG 4 は第1〜第3吸着パッド
23〜25に支持されており、弾性支持部材26は使用
されない。
【0028】以上説明したように、基準角度設定手段3
3、センタリング手段40及び押圧位置決め手段49を
用いて第1〜第4クオータガラスG1 〜G4 の位置決め
を行うので、寸法及び形状の異なる複数種類のクオータ
ガラスG1 〜G4 の位置決めを共通の位置決め装置で達
成することが可能となり、位置決め装置の汎用性を高め
て設備費を削減することが可能になる。
【0029】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
【0030】例えば、本発明が適用される自動車用ガラ
スの形状は実施例の第1〜第4クオータガラスG1 〜G
4 に限定されず、略直線状の第1端縁E1 と、この第1
端縁E1 の両端に連なって略平行に延びる第2端縁及び
第3端縁とを備えたものであれば任意の形状の自動車用
ガラスに対して適用可能である。
【0031】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載された発
明によれば、ガラスを水平姿勢で位置補正自在に支持す
る支持手段と、上下方向に延びる支軸回りに角度調節可
能であり、且つ第1端縁に対して接近・離反可能な基準
角度設定部材を有する基準角度設定手段と、第2端縁及
び第3端縁を挟持してセンタリングする一対の押圧部材
を有するセンタリング手段と、ガラスを前記基準角度設
定手段に向けて押圧することにより、第1端縁を前記基
準角度設定部材に圧接して位置決めする位置決め部材を
有する押圧位置決め手段とを備えているので、押圧位置
決め手段の位置決め部材でガラスを押圧してガラスの第
1端縁を基準角度設定手段に基準角度設定部材に圧接す
るとともに、センタリング手段の一対の押圧部材でガラ
スの第2端縁及び第3端縁を挟持して正確に位置決めす
ることができる。
【0032】しかも略直線状の第1端縁と、この第1端
縁の両端に連なって略平行に延びる第2端縁及び第3端
縁とを備えたガラスであれば、その他の部分の形状の如
何に関わらず位置決めすることができるので、位置決め
装置の汎用性を高めて設備費を削減することができる。
【0033】また請求項2に記載された発明によれば、
押圧位置決め手段は上下方向に延びる支軸回りに回転自
在に支持されたアームを備えており、このアームの両端
部に一対の位置決め部材を設けたので、位置決め部材が
当接する部分のガラスの形状が種々に異なっていても、
そのガラスを均等な押圧力で的確に押圧することができ
る。
【0034】また請求項3に記載された発明によれば、
押圧位置決め手段は、第2端縁及び第3端縁の少なくと
も一方を、第1端縁からみてセンタリング手段よりも遠
い位置で位置決めする補助位置決め部材を設えているの
で、押圧位置決め手段によるガラスの押圧時に、その押
圧方向と直交する方向へのガラスの位置ずれを補助位置
決め部材で規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】位置決め装置の全体斜視図
【図2】図1の2方向矢視図
【図3】図2の3方向矢視図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】図1の5方向矢視図
【図6】図5の6方向矢視図
【図7】第1クオータガラスの位置決め作用説明図
【図8】第2クオータガラスの位置決め作用説明図
【図9】第3クオータガラスの位置決め作用説明図
【図10】第4クオータガラスの位置決め作用説明図
【符号の説明】
23 第1吸着パッド(支持手段) 24 第2吸着パッド(支持手段) 25 第3吸着パッド(支持手段) 26 弾性支持部材(支持手段) 33 基準角度設定手段 35 支軸 38 基準角度設定部材 40 センタリング手段 44f 押圧部材 44r 押圧部材 49 押圧位置決め手段 55 第1補助位置決め部材(補助位置決め部
材) 64 支軸 65 アーム 66f 主位置決め部材(位置決め部材) 66r 主位置決め部材(位置決め部材) 70 第2補助位置決め部材(補助位置決め部
材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略直線状の第1端縁(E1 )と、この第
    1端縁(E1 )の両端に連なって略平行に延びる第2端
    縁(E2 )及び第3端縁(E3 )とを備えたガラス(G
    1 〜G4 )を位置決めするための自動車用ガラスの位置
    決め装置において、 ガラス(G1 〜G4 )を水平姿勢で位置補正自在に支持
    する支持手段(23〜26)と、 上下方向に延びる支軸(35)回りに角度調節可能であ
    り、且つ第1端縁(E 1 )に対して接近・離反可能な基
    準角度設定部材(38)を有する基準角度設定手段(3
    3)と、 第2端縁(E2 )及び第3端縁(E3 )を挟持してセン
    タリングする一対の押圧部材(44f,44r)を有す
    るセンタリング手段(40)と、 ガラス(G1 〜G4 )を前記基準角度設定手段(33)
    に向けて押圧することにより、第1端縁(E1 )を前記
    基準角度設定部材(38)に圧接して位置決めする位置
    決め部材(66f,66r)を有する押圧位置決め手段
    (49)と、を備えたことを特徴とする自動車用ガラス
    の位置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧位置決め手段(49)は上下方
    向に延びる支軸(64)回りに回転自在に支持されたア
    ーム(65)を備えており、このアーム(65)の両端
    部に一対の前記位置決め部材(66f,66r)を設け
    たことを特徴とする、請求項1記載の自動車用ガラスの
    位置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧位置決め手段(49)は、第2
    端縁(E2 )及び第3端縁(E3 )の少なくとも一方
    を、第1端縁(E1 )からみて前記センタリング手段
    (40)よりも遠い位置で位置決めする補助位置決め部
    材(55,70)を設えたことを特徴とする、請求項1
    記載の自動車用ガラスの位置決め装置。
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