JP4675754B2 - ガラス位置決め供給方法及びその装置 - Google Patents

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Description

本発明は、大略矩形状のガラス板を位置決めして供給する方法及びその装置に関する。
自動車の製造ラインにおけるウインドガラスの取り付けステーションでは、ロボット等によるウインドガラスの周縁への接着剤の塗布作業や、ロボット等によるウインドガラスの自動車車体への取り付け作業が行われる。そして、従来、これらの作業を精度良く行うために、当該作業位置においてウインドガラスを位置決めする位置決め装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この種の位置決め装置は、台車によって搬送された複数のウインドガラスを一枚ずつ台車から取り出して位置決めを行うために、作業効率が低い不都合がある。しかも、この種の位置決め装置は、形状の異なる多種のウインドガラスを位置決めするために、その構成が複雑となるだけでなくコスト高となる不都合がある。
特開平10−157669号公報
かかる不都合を解消して、本発明は、ガラス板の位置決め作業を軽減してガラス板の搬送や供給を効率良く行うことができ、しかも、構造を簡単として飛躍的なコストの低減が可能となるガラス位置決め供給方法及びその装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、自動車の製造ラインのガラス取り付けステーションでガラスを位置決めして供給するガラス位置決め供給方法において、自動車に取り付けられるガラス板を起立状態で位置決めし且つ該ガラス板を出し入れ自在に支持するガラス支持手段を備える移動自在のガラス保持台に、ガラス板を投入して保持させるガラス板投入工程と、該ガラス板投入工程によりガラス板を位置決め支持したガラス保持台を、所定のガラス供給位置に移送する移送工程と、該移送工程により移送されたガラス保持台を、所定のガラス供給位置において停止させると共に解除自在に固定する保持台固定工程とを備え、保持台固定工程においては、前記ガラス供給位置に設けられた乗り上げブロックに、前記ガラス保持台に備える乗り上げローラが乗り上げることにより該ガラス保持台の停止及び固定が行われ、前記ガラス板投入工程におけるガラス板の位置決めは、前記移送工程によるガラス保持台の移送がなされたとき、ロボットが自動車に該ガラス板を取り付けるために該ガラス板を把持する位置となるように行われることを特徴とする。
本発明のガラス位置決め供給方法は、例えば、自動車の製造ラインにおいて、ロボット等により自動車車体へのガラス板(ウインドガラス等)の取り付け作業が行われる、所謂ガラス取付ステーション等へのガラス板の供給に適した方法である。
本発明のガラス位置決め供給方法によれば、先ず、ガラス板投入工程によって、ガラス保持台にガラス板を投入する。ガラス保持台には、ガラス板を起立状態で位置決めし且つ該ガラス板を出し入れ自在に支持するガラス支持手段が設けられている。これによって、ガラス保持台に投入されたガラス板は、ガラス支持手段により位置決めされた状態でガラス保持台に保持される。なお、ガラス保持台は、移動自在に設けられているものであり、具体的には台車或いはパレットであることが挙げられる。
次いで、移送工程によって、ガラス保持台を所定のガラス供給位置に移送する。所定のガラス供給位置は、具体的には、例えば、前記取付ステーションにおけるロボットの把持位置が挙げられる。
そして、保持台固定工程によって、ガラス供給位置のガラス保持台を停止させて固定する。このとき、ガラス板はガラス保持台のガラス支持手段により既に位置決めされているので、ガラス保持台を停止固定するだけでガラス供給位置におけるガラス板の位置決めが完了する。
このように、ガラス板を位置決め支持したガラス保持台を、ガラス供給位置で停止させ固定するだけでよいので、従来のようにガラス供給位置にガラス板を位置決めするための構成複雑な装置を設けることなく、ガラス供給位置におけるガラス板の位置決めを迅速且つ容易に行うことができ、ガラス板の位置決め作業を軽減してガラス板の搬送や供給を効率良く行うことができる。
また、本発明は、自動車の製造ラインのガラス取り付けステーションでガラスを位置決めして供給するガラス位置決め供給装置において、自動車に取り付けられるガラス板を起立状態で位置決めし且つ該ガラス板を出し入れ自在に支持するガラス支持手段を備える移動自在のガラス保持台と、ガラス板を位置決め支持したガラス保持台を、所定のガラス供給位置に移送する移送手段と、該移送手段により移送されたガラス保持台を、所定のガラス供給位置において停止させると共に解除自在に固定する保持台固定手段とを備え、前記ガラス保持台は、その下部に乗り上げローラを備え、前記保持台固定手段は、前記ガラス供給位置に移送された前記ガラス保持台の乗り上げローラが乗り上げることにより該ガラス保持台の停止及び固定を行う乗り上げブロックを備え、前記ガラス保持台におけるガラス板の位置決めは、前記移送手段によるガラス保持台の移送がなされたとき、ロボットが自動車に該ガラス板を取り付けるために該ガラス板を把持する位置となるように行われることを特徴とする。
本発明のガラス位置決め供給装置は、例えば、自動車の製造ラインにおいて、ロボット等により自動車車体へのガラス板(ウインドガラス等)の取り付け作業が行われる、所謂ガラス取付ステーション等へのガラス板の供給に適した装置である。
本発明のガラス位置決め供給装置は、移送手段によってガラス保持台を所定のガラス供給位置に移送し、所定のガラス供給位置で保持台固定手段によってガラス保持台を固定する。なお、所定のガラス供給位置は、具体的には、例えば、前記取付ステーションにおけるロボットの把持位置が挙げられる。
一方、ガラス保持台は移送手段によってガラス供給位置に移送されるに先立ってガラス板をガラス支持手段により位置決め状態で保持している。これにより、保持台固定手段がガラス保持台を固定した時点で、所定のガラス供給位置でのガラス板の位置決めが完了する。なお、ガラス保持台は、移動自在に設けられているものであり、具体的には台車或いはパレットであることが挙げられる。
このように、本発明のガラス位置決め供給装置によれば、従来のようにガラス供給位置にガラス板を位置決めするための構成複雑な装置を設けることなくガラス供給位置におけるガラス板の位置決めを迅速且つ容易に行うことができるので、ガラス板の位置決め作業を軽減してガラス板の搬送や供給を効率良く行うことができ、更に、構造簡単でコストを低減することができる。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は自動車製造ラインにおけるガラス取付ステーションを模式的に示す説明図、図2は本実施形態のガラス位置決め供給装置の説明的平面図、図3は台車のベースフレームの説明的底面図、図4は台車のガラス保持フレームの説明的側面図、図5は図4の説明的IV矢示図、図6は移送手段の連結手段を示す説明的正面図、図7は移送手段の連結手段を示す説明的側面図、図8は台車固定手段の固定台を示す説明的側面図、図9は台車固定手段の規制レールを示す説明図である。
本実施形態のガラス位置決め供給装置1は、図1に示すように、自動車の製造ラインのガラス取付ステーションAに設けられ、該ガラス取付ステーションAに設けられたガラス供給位置Bに自動車のウインドガラスW(ガラス板)を供給する。図1において、2は車体Cの搬送路、3はガラス取付作業用ロボットである。ガラス取付作業用ロボット3は、本実施形態のガラス位置決め供給装置1によりガラス供給位置Bに供給されたウインドガラスWを把持し、搬送路2に沿って搬送された車体Cに取り付ける。なお、図示しないが、ガラス取付ステーションAにおいては、ガラス取付作業用ロボット3によるウインドガラスWの取り付けに先立って、ウインドガラスWに接着剤等を塗布する処理スペースが設けられている場合もある。
次に、本実施形態のガラス位置決め供給装置1構成を説明する。ガラス位置決め供給装置1は、図2に示すように、台車4(ガラス保持台)と、該台車4を移送する移送手段5と、該移送手段5に連設された台車固定手段6(保持台固定手段)とを備えている。移送手段5は、台車4を台車固定手段6に向かって移送する。台車固定手段6は前記ガラス供給位置B(図1参照)に設けられている。
台車4は、図1に示すように、ベースフレーム7と、該ベースフレーム7上に固設されたガラス保持フレーム8とを備えている。図3に示すように、ベースフレーム7の四隅部には、下方に延びる4つの脚9が設けられ、各脚9の下端には夫々キャスター10が設けられている。ベースフレーム7の下面側には、前端部に互いに水平方向に対向する一対の規制ローラ11が設けられ、後端部に水平に延びる連結バー12が設けられている。また、図3に示すように、ベースフレーム7には、各脚9の内側位置に乗り上げローラ13,14が設けられている。各乗り上げローラ13,14は、ベースフレーム7の後部側に位置する一対の乗り上げローラ14同士の間隔より、ベースフレーム7の前部側に位置する一対の乗り上げローラ13同士の間隔が大とされている。また、ベースフレーム7の後部側に位置する一対の乗り上げローラ14の前面側には第1当接板15が設けられており、ベースフレーム7の前部側に位置する両乗り上げローラ13の間には第2当接板16が設けられている。
ガラス保持フレーム8は、図4に示すように、柱状の複数の枠材を組立てて形成され、ベースフレーム7上に固定或いは着脱自在に連結された底枠8aと、該底枠8aの後端に起立する後側枠8bとを備えている。また、底枠8aには第1支持手段17が、後側枠8bには第2支持手段18が、共に複数のウインドガラスWを位置決め支持するためのガラス支持手段として設けられている。また、後側枠8bの上端には、底枠8aに対向する天枠8cが組み付けられており、天枠8cの前端と底枠8aの前端とは連結枠8dにより連結されている。
第1支持手段17は、図4及び図5に示すように、複数の前下部位置決めローラ19と、複数の後下部位置決めローラ20とを備えている。各前下部位置決めローラ19は、前部支軸21に所定間隔を存して回転自在に支持されている。前部支軸21は、その両端が一対の前部軸受22によって支持されている。前部軸受22は、ガラス保持フレーム8の底枠8aに立設されている。また、前部軸受22は、底枠8aに連結固定された固定部22aと、該固定部22aに上下方向にスライド自在に設けられて前部支軸21を連結する可動部22bとによって構成されている。固定部22aと可動部22bとは螺子部材22cによって連結されており、螺子部材22cの螺合解除によって前部支軸21の高低位置の調節が可能とされている。
前下部位置決めローラ19には、図5に示すように、断面視V字状の支持溝19aが全周に形成されている。支持溝19aはウインドガラスWの厚みに対応する寸法に形成されており、ウインドガラスWを挿入して支持するようになっている。
各後下部位置決めローラ20は、図4及び図5に示すように、後部支軸23に回転自在に支持されている。後部支軸23は、その両端が一対の後部軸受24によって支持されている。後部軸受24は、前部軸受24の後方位置に所定の距離を存してガラス保持フレーム8の底枠8aに立設されている。また、後部軸受24は、前部軸受22よりも高さ寸法が低く形成されており、これによって、後部支軸23を介して各後下部位置決めローラ20を各前下部位置決めローラ19より低い位置に支持している。後下部位置決めローラ20は、図5に示すように、前下部位置決めローラ19と同じ形状に形成されており、断面視V字状に形成された支持溝20aを備えている。
第2支持手段18は、図4及び図5に示すように、複数の後部位置決めローラ25を備えている。各後部位置決めローラ25は、支軸26に所定間隔を存して回転自在に支持されている。支軸26は、その両端が一対の軸受27によって支持されている。軸受27は、ガラス保持フレーム8の後側枠8bに水平に延設されている。また、後部位置決めローラ25は、図5に示すように、前下部位置決めローラ19や後下部位置決めローラ20と同じ形状に形成されており、断面視V字状に形成された支持溝25aを備えている。
移送手段5は、図2に示すように、台車4の一側のキャスター10を台車4の移送方向に案内するキャスター案内路28と、台車4を移送方向に牽引する台車牽引手段29とを備えており、該台車牽引手段29は、台車4を連結する連結手段30を備えている。
キャスター案内路28は、図2に示すように、一対の対向する案内枠31によってキャスター10(図3参照)の両側を規制し、台車4を移送方向に円滑に案内する。
台車牽引手段29は、図2に示すように、前記台車固定手段6に向かって台車4の移送方向に沿って延びる一対の案内レール32と、該案内レール32に摺動自在に支持された摺動板33と、該摺動板33にピストンロッド34の先端が連結されて該摺動板33を案内レール32に沿って摺動させる移送用シリンダ35とを備えている。また、摺動板33には前記連結手段30が設けられている。
連結手段30は、図2及び図6に示すように、一対の係止部材36と、両係止部材36を揺動軸37を介して同軸に揺動自在に支持する支持部材38と、両係止部材36を揺動させる揺動駆動手段39と、両係止部材36を所定の姿勢にロックするロック手段40とを備えている。
両係止部材36は共に同一形状に形成されており、その上端部には、図7に示すように、前記台車4の連結バー12に係止するための係止凹部41が形成されている。また、図6に示すように、両係止部材36は互いに連結部材42により一体に連結されている。
揺動駆動手段39は、図7に示すように、摺動板33上に設けられた係止部材駆動用シリンダ43を備え、係止部材駆動用シリンダ43のピストンロッド44の先端が連結部材42に連結されている。
ロック手段40は、図6に示すように、係止部材36を支持する前記支持部材38に設けられ、突没自在の係合ピン45と、該係合ピン45の突没を駆動するピン駆動用シリンダ46とによって構成される。係合ピン45は、係止部材36に向かって突出したとき係止部材36に形成されている係合孔46(図7参照)に係合する。係合孔46は係止部材36の揺動角度に応じて複数設けられている。
台車固定手段6は、図2及び図8に示すように、ガラス供給位置Bに設けられた一対の固定台47と、両固定台47の上面に前記乗り上げローラ13,14に対応して設けられた4つの乗り上げブロック48,49とを備えている。各固定台47の後部側の乗り上げブロック49に隣接して、前記台車4の第1当接板15に当接して台車4を停止させるストッパ50が設けられている。また、両固定台47の間には、図2及び図9に示すように、前記台車4の両規制ローラ11間に介入して台車4の移送方向に直交する方向への動きを規制しつつ移送方向に案内する規制レール51が設けられている。なお、図2において符号51aで示すものは、規制レール51の移送方向終端部に設けられた前記台車4の両規制ローラ11用のストッパである。
更に、図2に示すように、各固定台47の間には、前記移送用シリンダ35を連結板52を介して更に前方に移動させる固定用シリンダ53が設けられている。該連結板52は各固定台47の前方に延出する一対の案内レール54により案内され、固定用シリンダ53は、そのピストンロッド55の伸長により、乗り上げブロック48,49への乗り上げローラ13,14の乗り上げ移動、及び、ストッパ50への第1当接板15の圧接動作の駆動を行う。また、規制レール51の終端部(前端部)の一側には、乗り上げブロック48,49に乗り上げローラ13,14が乗り上げた後に、ストッパ50に第1当接板15が当接する際の衝撃を緩和するための緩衝手段56が設けられている。
次に、本実施形態のガラス位置決め供給装置1の作動を説明する。先ず、図1を参照して、台車4のガラス保持フレーム8にウインドガラスWを投入する(ガラス板投入工程)。このとき、図4に示すように、起立させた状態のウインドガラスWをガラス保持フレーム8の前方斜め上方から第1支持手段17上に載置するようにしてガラス保持フレーム8内に投入する。これにより、図5に示すように、ウインドガラスWの下縁は、第1支持手段17の高低差を有する前下部位置決めローラ19の支持溝19aと後下部位置決めローラ20の支持溝20aとに挿入され、ウインドガラスWの後側縁は、第2支持手段18の後部位置決めローラ25の支持溝25aに挿入される。このとき、支持溝19a,20a,25aが断面視V字状に形成されていることにより、ウインドガラスWの下縁及び後側縁が支持溝19a,20a,25a内に円滑に案内される。しかも、前下部位置決めローラ19が後下部位置決めローラ20よりも高い位置にあるので、ウインドガラスWの下縁は傾斜して支持され、ウインドガラスWは自重によってその後側縁を後部位置決めローラ25に圧接する。このようにして第1支持手段17と第2支持手段18とによって支持されたウインドガラスWは、その自重によって各ローラ19,20,25の支持溝19a,20a,25aに係止されて位置決め状態が維持される。
ウインドガラスWを位置決め保持した台車4は、図1に示すように、キャスター10によって移動自在となっている。これにより、移送手段5の近傍においてガラス保持フレーム8へのウインドガラスWの投入を行わずに、他の場所(例えば、ウインドガラスWが製造される場所)で台車4のガラス保持フレーム8にウインドガラスWを投入し、キャスター10及び他の輸送手段を用いて移送手段5による移送位置に搬入してもよい。
次いで、図2を参照して、台車4のキャスター10を移送手段5のキャスター案内路28に進入させ、台車4の連結バー12を、移送手段5の連結手段30に設けられた係止部材36上に位置させる。このとき、係止部材36は、係止部材駆動用シリンダ43のピストンロッド44の伸長により後方に傾倒した状態とされ、且つ、その姿勢がロック手段40によってに維持されている。これにより、台車4の連結バー12は係止部材36の係止凹部41内に受け入れられる。同時に、台車4の規制ローラ11間に台車固定手段6から延出している規制レール51の始端部が侵入する。
続いて、図6及び図7を参照して、係止部材36は、係止部材駆動用シリンダ43のピストンロッド44の収縮により揺動されて前方に傾倒した状態とされ、その姿勢がロック手段40によってに維持される。これにより、台車4の連結バー12は係止部材36の係止凹部41に係止された状態となる。
次いで、図2を参照して、移送用シリンダ35のピストンロッド34が収縮されて、摺動板33及び連結手段30を介して台車4が台車固定手段6に向かって移送される(移送工程)。
そして、移送手段5によって移送された台車4の乗り上げローラ13,14が台車固定手段6の固定台47に設けられた乗り上げブロック48,49近傍に位置すると、固定用シリンダ53のピストンロッド55が伸長し、これに伴って、図8に示すように、台車4の乗り上げローラ13,14が固定台47の乗り上げブロック48,49に乗り上げ、キャスター10がフロアから離反する。同時に、台車4の第1当接板15がストッパ50に当接する。このとき、第1当接板15とストッパ50との当接に先立って、台車4の第2当接板16が台車固定手段6の緩衝手段56に当接し、第1当接板15がストッパ50に当接する際の衝撃が緩和される。台車4の第1当接板15がストッパ50に当接することにより、台車4の移送が停止される。そして、ストッパ50と係止部材36との挟持状態により移送方向に沿った台車4の動きが規制され、台車4の規制ローラ11が規制レール51を挟んでいることにより移送方向に直交する方向への台車4の動きが規制されて、固定台47上の台車4が位置決めされる(保持台固定工程)。
このように、本実施形態のガラス位置決め供給装置1によれば、ウインドガラスWが予め台車4に位置決め状態で保持されているので、移送手段5によって台車4を移送し、ガラス供給位置で台車固定手段6によって台車4を固定するだけで、ガラス供給位置BにおけるウインドガラスWの位置決めを完了することができる。これにより、ガラス取付ステーションAにおけるガラス取付作業用ロボット3による自動車車体CへのウインドガラスWの取り付け作業等を精度良く円滑に行うことができる。
自動車製造ラインにおけるガラス取付ステーションを模式的に示す説明図。 本発明の一実施形態のガラス位置決め供給装置の説明的平面図。 台車のベースフレームの説明的底面図。 台車のガラス保持フレームの説明的側面図。 図4の説明的V矢示図。 移送手段の連結手段を示す説明的正面図。 移送手段の連結手段を示す説明的側面図。 台車固定手段の固定台を示す説明的側面図。 台車固定手段の規制レールを示す説明図。
符号の説明
1…ガラス位置決め供給装置、4…台車(ガラス保持台)、5…移送手段、6…台車固定手段(保持台固定手段)、8…ガラス支持フレーム(ガラス支持手段)、13,14…乗り上げローラ、48,49…乗り上げブロック

Claims (2)

  1. 自動車の製造ラインのガラス取り付けステーションでガラスを位置決めして供給するガラス位置決め供給方法において、
    自動車に取り付けられる四角形状のガラス板を起立状態で位置決めし且つ該ガラス板を出し入れ自在に支持するガラス支持手段を備える移動自在のガラス保持台に、ガラス板を投入して保持させるガラス板投入工程と、
    該ガラス板投入工程によりガラス板を位置決め支持したガラス保持台を、所定のガラス供給位置に移送する移送工程と、
    該移送工程により移送されたガラス保持台を、所定のガラス供給位置において停止させると共に解除自在に固定する保持台固定工程とを備え、
    保持台固定工程においては、前記ガラス供給位置に設けられた乗り上げブロックに、前記ガラス保持台に備える乗り上げローラが乗り上げることにより該ガラス保持台の停止及び固定が行われ
    前記ガラス板投入工程におけるガラス板の位置決めは、前記移送工程によるガラス保持台の移送がなされたとき、ロボットが自動車に該ガラス板を取り付けるために該ガラス板を把持する位置となるように行われることを特徴とするガラス位置決め供給方法。
  2. 自動車の製造ラインのガラス取り付けステーションでガラスを位置決めして供給するガラス位置決め供給装置において、
    自動車に取り付けられる四角形状のガラス板を起立状態で位置決めし且つ該ガラス板を出し入れ自在に支持するガラス支持手段を備える移動自在のガラス保持台と、
    ガラス板を位置決め支持したガラス保持台を、所定のガラス供給位置に移送する移送手段と、
    該移送手段により移送されたガラス保持台を、所定のガラス供給位置において停止させると共に解除自在に固定する保持台固定手段とを備え、
    前記ガラス保持台は、その下部に乗り上げローラを備え、
    前記保持台固定手段は、前記ガラス供給位置に移送された前記ガラス保持台の乗り上げローラが乗り上げることにより該ガラス保持台の停止及び固定を行う乗り上げブロックを備え
    前記ガラス保持台におけるガラス板の位置決めは、前記移送手段によるガラス保持台の移送がなされたとき、ロボットが自動車に該ガラス板を取り付けるために該ガラス板を把持する位置となるように行われることを特徴とするガラス位置決め供給装置。
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