JPH01268082A - 半導体素子および半導体レーザ素子 - Google Patents

半導体素子および半導体レーザ素子

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JPH01268082A
JPH01268082A JP9555788A JP9555788A JPH01268082A JP H01268082 A JPH01268082 A JP H01268082A JP 9555788 A JP9555788 A JP 9555788A JP 9555788 A JP9555788 A JP 9555788A JP H01268082 A JPH01268082 A JP H01268082A
Authority
JP
Japan
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layer
group
doped
type semiconductor
type
Prior art date
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Pending
Application number
JP9555788A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Kono
河野 敏弘
Yuichi Ono
小野 佑一
Shinichi Nakatsuka
慎一 中塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、キャリア濃度分布の均一な半導体レーザ素子
の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、技術ではp−n接合を有するデバイスにおいてp
およびn形半導体層は、アプライド フイズイツクス 
レター 34 (4)15ヘブラリイ1979 第26
5頁(Appl、Phys、Latt、 34(4)1
5February 1979.P2S5)に記載のよ
うに、それぞれの導電形に相当する不純物を1種類のみ
ドーピングすることにより形成されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、ドーパントの同相拡散にっいて配慮
がなされておらず、例えばp形ドーパントとして拡散係
数の大きいZnを用いた場合、Znが隣接するn形半導
体層に拡散するためn形半導体層内の膜厚方向のZnl
fi度分布(キャリア濃度分布)が不均一になりキャリ
ア濃度の制御が困難になる等の問題があった。この問題
は、n形半導体層が薄い場合は特に顕著である。
本発明の目的は、2層内の膜厚方向のキャリア濃度分布
を均一にし、その制御性を良くすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、n形半導体層に隣接するn形半導体層にも
上記n形半導体層のアクセプタ不純物と同種の不純物を
ドーピングすることにより達成される。但し、n形半導
体層のドナー不純物は、このアクセプタ不純物と容易に
化合物を作らない■族元素を用いる必要があり、更に、
アクセプタ濃度を補償するようドナー濃度を高めに設定
する必要がある。
〔作用〕 n形半導体層に隣接するn形半導体層にP形半導体層に
ドーピングした不純物と同種のアクセプタ不純物(例え
ばZ n )をドナー不純物と同時にドーピングすると
p −n接合近傍におけるアクセプタ不純物の濃度差が
無くなるため、n形半導体層からn形半導体層へのアク
セプタ不純物の固相拡散が抑制され、P形半導体層のキ
ャリア濃度を所望の値に制御することが容易になる。但
し、有機金属気相成長法の場合、ドナー不純物として■
族のSe等を用いると、気相中でSaとZnが容易に化
合物を作るため、ドーピング層の導電形およびキャリア
濃度の制御を同時に行なうことが困難になる。したがっ
て、■!族のアクセプタ不純物(例えばz n r M
g )に対しては、IV族のドナー不純物(例えばSi
、Sn)を用いる必要がある。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
有機金属気相成長(MOCVD)法によりn−G a 
A s基板1上にn −G a A sバラフッ層2(
Ss:キャリア濃度I X 10”aIl−”) 、n
 −G a O,B3A Q O,117A sクラッ
ド層3(Se:キャリア濃度8 X 1017cm”)
 、多重量子井戸(MQW)活性層4 、 p −G 
ao、saA Qo、a7A sクラッド層5(Zn:
キャリア濃度6 X 1017cn+−’) 、 p 
−G a o、aA (l o、zA s低AM濃度層
6(Zn:キャリア濃度6 X 10 ”c+s−”)
およびn −G a A s電流ブロック層7 (Si
、Zn:キャリア濃度4×10 ”c+m−”)を順次
積層する。電流ブロック層7では、SiとZnを同時に
ドーピングし最終的にはn形でキャリア濃度が4 X 
1018cm−’となるよう調整する0例えば、本実施
例ではZnをキャリア濃度6 X 1017car−3
相当分、Siをキャリア濃度4.6 X 10”cm−
’相当分ドーピングした。その後、CVD、ホトリソグ
ラフィ、ドライエツチング工程によりn −G a A
 s電流ブロック層をストライブ状に除去する。更にそ
の後p −G a o、aA Q o、aA s埋込層
8(Zn:キャリア濃度2 X 10 ”am−8) 
、およびp −G a A sキャップ層9(Zn:キ
ャリア濃度2 X 10 ”c+s−’)をMOCVD
法で積層しnおよびp形層用電極を蒸着後チップ化する
。但し、p −G a A sキャラプ層の表面はオー
ミックコンタクトを取りやすくするため101O〜10
 ”am−”のキャリア濃度となるようZnをドーピン
グした。MOCVDにおけるSs、Zn、Siのドーピ
ングソース材としては、それぞれHas a 、 (C
Ha)zZ n 、 S i xHeを用いた。また、
■族元素のソースとしては(CHa)aGa、(CHa
)aAQを用い、■族元素のソースとしてはA s H
sを用いた。
従来、電流ブロック層7にはSeのみをドーピングして
いたが、これでは低Aμ濃度層6と電流ブロック層7の
界面でZnの濃度差が生じるためp−クラッド層5およ
び低AQ濃度層6中のZnが電流ブロック層7中に拡散
する。その結果、低AQa度層6およびp−クラッド層
中のZn濃度が低下し、所望のキャリア濃度より小さく
なる。
この現象は、低AQ濃度層およびp−クラッド層の厚み
が薄い程顕著であり、これらの層のキャリア感度の制御
が難しくなる。p−クラッド層のキヤリア濃度の低下は
素子の温度特性の悪化を招き信頼性の低下の要因となり
得る。本実施例においては、低AQ′a度層およびp−
クラッド層のZnの電流ブロック層側への拡散を抑制す
るため、電流ブロック層にSiとZnを同時にドーピン
グし、かつZnによるアクセプタ濃度を補償するようS
iのドーピング量を調整した。ここでドナー不純物とし
てSiを用いたのは、次の理由による。
VI族元素のSsとZnではMOCVDにおける成長リ
アクタ内の気相中で容易に化合物を形成する。
Seは非常に′ドーピング効率が高く成長n囲気中にお
ける濃度もZn濃度に対して1桁以上小さい。
したがって気相中でZn5eのような化合物を形成した
場合、成長層中にはほとんどSsが取り込まれないこと
になる。実際にSeキャリア濃度4XIO”δc+++
−’−Znをキャリア濃度6 X 1017c+m−8
相当分を同時に流してみたが、得られた成長層のキャリ
ア濃度は5.5 X 1017cm−’でp形であった
。しかし、SiとZnの組合せて上記成長を行なうとZ
n濃度分だけ低くなったn形層が得られた。以上のよう
に、p形およびn形不純物を同時にドーピングする場合
、■族のアクセプタ不純物とIV族のドナー不純物の組
合せで用いる必要がある。上記以外に■族のアクセプタ
不純物としてはMg、■族のドナー不純物としてはSn
等がある。
本実施例により得られた素子では、電流ブロック層にS
iおよびZnを同時にドーピングすることにより、p−
クラッド層内のZnの電流ブロック層内への拡散を抑制
できるためp−クラッド層のキャリア濃度の制御性が良
くなり素子特性が安定化する。実際に、本実施例による
p−クラッド層のキャリア濃度のウェーハ間ばらつきは
、p−クラッド層厚に依存せず、従来の±50%程度か
ら±20%程度に向上した。
なお1本実施例では、電流ブロック層のみに同時ドーピ
ングしたが、p−クラッド層のzn″はn−クラッド層
側へも拡散することが予想される。
したがってn−クラッド層にも同時ドーピングすること
により、より一層の効果が期待できる。また、MOCV
D法のみならず液相成長法によるレーデの製造において
も同様の効果が期待でき、更にデバイス構造は本実施例
により示した構造に限らない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、半導体レーザの電流ブロック層に■族
のドナー不純物(例えばSi)および■族のアクセプタ
不純物(例えばZn)を同時ドーピングすることにより
p−クラッド層内のZnの電流ブロック層内への拡散を
抑制できるためp −クラッド層のキャリア濃度の制御
性が良くなり素子特性が安定化する効果がある。
実際に、本発明により得られたウェーハにおいて、p−
クラッド層のキャリア濃度のウェーハ間ばらつきはP−
クラッド層厚に依存せず従来の±50%程度から±20
%程度に向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の半導体レーザの断面図であ
る。 1− n −G a A s基板、2− n −G a
 A sバッファ層、 3− n −G a o、o3
A 110.87A Sクラッド層。 4 ・M Q W活性層、5− p −Gao、aaA
 Q o、a7Asクラッド層、6−= p −G a
 o、aA Q o*zA s低AQ濃度層、7・・・
n−GaAstll流ブロック層、8・・・p −G 
a o、aA Q o、aΔS埋込層、 9・、・p 
 GaAsキャップ層、10・・・n形層用電極、11
・・・p形層用電極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、p−n接合を有するIII−V族化合物半導体素子に
    おいて、n形半導体層にはII族のアクセプタ不純物とI
    V族のドナー不純物がドーピングされており、かつp形
    半導体層には上記K、K族のアクセプタ不純物がドーピ
    ングされていることを特徴とする半導体素子。 2、n形の半導体基板と、該半導体基板上に順次積層さ
    れたn形の第1のクラッド層、該第1のクラッド層より
    禁制帯幅が小さくかつ屈折率が大きい活性層、該活性層
    より禁制帯幅が大きくかつ屈折率が小さいp形の第2ク
    ラッド層、共振器長手方向の両端面間全体に上記第2の
    クラッド層に達するストライプ溝を有するn形の電流ブ
    ロック層およびp形の半導体層と、上記第1、第2のク
    ラッド層に各々電気的に接続された電極を有するIII−
    V族化合物半導体レーザ素子において、上記電流ブロッ
    ク層にはII族のアクセプタ不純物とIV族のドナー不純物
    がドーピングされており、上記第2のクラッド層には上
    記II族のアクセプタ不純物がドーピングされていること
    を特徴とする半導体レーザ素子。
JP9555788A 1988-04-20 1988-04-20 半導体素子および半導体レーザ素子 Pending JPH01268082A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0669599A (ja) * 1992-05-27 1994-03-11 Gold Star Co Ltd 半導体レーザダイオード及びその製造方法

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