JPH012677A - 電動式遊技機における打球発射機構 - Google Patents

電動式遊技機における打球発射機構

Info

Publication number
JPH012677A
JPH012677A JP63-130520A JP13052088A JPH012677A JP H012677 A JPH012677 A JP H012677A JP 13052088 A JP13052088 A JP 13052088A JP H012677 A JPH012677 A JP H012677A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
drive
front frame
operating
mounting board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63-130520A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS642677A (en
Inventor
安藤 利男
Original Assignee
株式会社三共
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三共 filed Critical 株式会社三共
Priority to JP63-130520A priority Critical patent/JPH012677A/ja
Publication of JPS642677A publication Critical patent/JPS642677A/ja
Publication of JPH012677A publication Critical patent/JPH012677A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、モータ等によって打球を弾発して遊技する
電動式遊技機における打球発射機構に関するものである
[従来の技術] 従来の電動式遊技機においては、遊技機の前面枠の下部
に配設された操作ハンドルを回動することにより接読に
連結された長尺状のコイルばねの強弱を調節して打球の
飛送距離を調節し得るように構成された打球発射機構が
主流を占めていた。
また、打球を弾発駆動する打球発射装置を構成する各部
品が前面枠下部裏面に広範囲に雑然と配置されていた。
更に、このような電動式遊技機において、コイルばねの
初期設定を行うためには、コイルばねの一端に取り付け
られる調節片に穿設された係止穴の係止位置を変えるこ
とにより、コイルばねの長さを変化させて調節していた
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記した構成の電動式遊技機においては、前面
枠の裏面に広い組み付はスペースを必要とし、かつ打球
発射機構を構成する各部品を所定の位置に精度よく組み
付けることができず、打球発射機構に要求される正確性
に欠けるという問題があった。また、打球発射装置が故
障して、それを直そうとしても打球発射装置を構成する
部品が広範囲に配置されているため、作業性が悪いとい
う問題があった。更に、打球杆の弾発力の初期設定を行
う際にも、係止穴の係止位置を変えるときに弾発動作を
休止して行わなければならず、打球を弾発しながら設定
することができない。このため弾発力の初期設定に時間
が掛かるという問題があった。
この発明は、上記した問題点に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、前面枠裏面への組み付はスペー
スが小さく、かつ前面枠の所定の位置に極めて整然と精
度よく組み付けられると共に、打球を弾発しながら打球
杆の弾発力の初期設定ができる電動式遊技機における打
球発射機構を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、この発明に係る打球発
射機構は、前面枠下部に形成した窓孔な覆うように、前
面枠の前面側には空室を形成した操作ハンドルカバー体
を、また裏面側には打球発射装置の取付基板を取り付け
、操作ハンドルカバー体の空室を前記窓孔と連続させて
操作ハンドルカバー体と取付基板とにより作用空間を形
成し、前記取付基板は、その後面側に駆動モータと、打
球杆と、打球力調節装置の操作部とを少なくとも備え、
その前面側に駆動モータにより回転駆動する駆動羽根と
、該駆動羽根と係脱自在な駆動レバーを有する駆動カバ
ーと、前記打球杆に駆動カバーの作動を伝達するハンド
ル軸を軸支する軸受を収容した軸受筒とを備え、前記操
作ハンドルカバー体は、その前面側に遊技者が操作でき
る操作ハンドルが突出され、その後面側の前記空室内に
前記操作ハンドルと連動する力伝達機構が設けられ、前
記軸受筒の外周には、前記力伝達機構により回動する巻
取リングと、該巻取リングに一端を、前記駆動カバーに
他端を係止されたコイルスプリングと、を貫挿し、前記
打球力調節装置の操作部を前記打球杆の回動範囲外に設
けると共に、その操作により前記巻取リングの位置を変
位させて打球杆の初期弾発力を調節し得るように構成さ
れるものである。
[作 用コ 前面枠の裏面に直接取り付ける取付基板に打球発射装置
を構成する各部品が集約して設けられるので、電動式遊
技機前面枠の裏面の狭いスペースに極めて簡単に取り付
けられると共に、各部品相互の位置関係が取付基板上で
精度よく配置されている。また、取付基板の後面には、
打球発射装置を構成する部品のうち駆動モータと打球杆
と打球力調節装置の操作部が少なくとも設けられている
ため、前面枠裏面に余分な部品が配置されないので、前
面枠裏面下部における各種の作業性が向上する。更に、
打球力調節装置の操作部が取付基板の後面側であって、
打球杆の回動範囲の外に配置されるため、打球杆が回動
動作して打球の弾発中でも、操作部を操作することによ
り、打球杆の弾発力の初期設定を行うことができる。
[実施例] 以下、図面を参照して、この発明に係る実施例を説明す
る。まず、第5図を参照して、本発明に係る打球発射機
構を取り付けた電動式遊技機の全体の構成について説明
する。第5図は、電動式遊技機の裏面図である。図にお
いて、図示しない遊技盤の裏面を覆う機構板4には、図
示しない入賞装置に入賞したセーフ玉を制御して所定個
数の賞球を排出せしめるための各種の機構、いわゆる裏
機構装置が形成されており、また、図示及下方の前面枠
3の裏面には、後述する操作ハンドル5と共に本考案に
係る打球発射機構を構成する打球発射装置30が固定さ
れている。なお、前記前面枠3は、外枠2に開閉自在に
軸支されていると共に、外枠2の下部前面に固定される
前面当て板1aの上部に載置されるようになっている。
打球発射機構を構成する操作ハンドル5と打球発射装置
30との関係を第6図及び第7図を参照して説明すると
、第6図は、前面枠3と打球発射装置30、下皿6、操
作ハンドル5を有する操作ハンドルカバー体9との関係
を示す分解斜視図である。図において、前面枠3の下方
部には窓孔7が開設され、前面枠3の裏面から該窓孔7
を塞ぐように打球発射装置30の取付基板31が取り付
けられている。そして、該窓孔7の空間部内には、後に
詳述する基板前面側に突出する巻取リング44、コイル
スプリング46、駆動カバー47、駆動羽根58、第2
伝達リング59(以上、第)図参照)等が位置する。な
お、前面枠3に取付基板31を取り付ける際には、取付
基板31に突設された位置決めピン33a、33bを前
面枠3に貫設されたガイド穴8a、8bに挿通した後に
ビスで固着すればきわめて正確に取り付けられるもので
ある。一方、窓孔7の前方は、その前面側に遊技者が操
作できる操作ハンドル5が突設された操作ハンドルカバ
ー体9によって覆われている。
操作ハンドルカバー体9は、取付ネジ棒10a〜10c
を前面枠3に貫設された取付穴11a〜11C及び取付
基板31の貫通孔37a〜37C(第7図参照)に挿入
し、その後、図示しない螺着部材(例えば、ナツト)で
螺着されることによって前面枠3に固定される。なお、
図示の実施例においては、位置決めピン33a、33b
がガイド穴8a、8bから突出するほど長く形成されて
いるが、これを短く形成して構成しても良い。
第6図において、操作ハンドルカバー体9の左側には、
下皿6や灰皿を形成した皿枠体12が装飾カバ一体13
とともに前面枠3に固定されている。すなわち、皿枠体
12には、取付ネジ棒14a〜14cが突設され、これ
が装飾カバ一体13の貫通孔15a〜15cを貫通して
、更に、前面枠3に貫設された取付穴16a〜16cを
貫通して螺着されることにより皿枠体12及び装飾カバ
一体13が前面枠3に固定されるものである。なお、下
皿6に対応する位置には、装飾カバ一体13に開口17
aが、前面枠3には、賞球出口17bがそれぞれ形成さ
れ、賞球を下皿6に導くようになっている。また前面枠
3の左側裏面には各種の効果音を発するスピーカー18
が取り付けられており、音が前方に伝わるように装飾カ
バ一体13及び前面枠3に逃し穴19a、19bがそれ
ぞれ形成されている。
第7図は、打球発射機構を構成する操作ハンドルカバー
体9と打球発射装置30との関係を示す斜視図である。
操作ハンドルカバー体9には、前記したように、その前
面側に遊技者が回動操作する操作ハンドル5が突設され
、その後面側には、凹状の空室21が形成されている。
この空室21には、操作ハンドル5の回動動作を伝達す
る力伝達機構としてのプーリ22、索条23、及び第1
の伝達リング20が配置されている。この第1伝達リン
グ20には、係合凹凸部20aが形成され、この係合凹
凸部20aと取付基板31に設けられた後述する第2伝
達リング59の係合凹凸部59bとが係合して操作ハン
ドル5の回転を打球発射装置30側に伝達し巻取リング
44を回転せしめて弾発力を調節するようになっている
。また、操作ハンドルカバー体9と前記取付基板31と
が前面枠3の窓孔7を挟持するように取り付けられた場
合に、窓孔7の空間部と空室21とによって作用空間2
4(第6図参照)が形成される。なお、操作ハンドルカ
バー体9には、位置決めボス25a、25bが形成され
ており、これを前面枠3の図示しないガイド穴に挿入す
ることにより、操作ハンドルカバー体9の前面枠3への
取付が容易に行われるようになっている。
次に、打球発射装置30の詳細を第1図ないし第4図に
基づいて説明すると、第1図は、打球発射装置30を後
面側から見た斜視図、第2図は、打球発射装R30を前
面側から見た斜視図、第3図は、打球発射装置30の前
面側から見た分解斜視図、第4図は、打球発射装置30
の断面図であり、(a)は、全体を表わし、(b)は、
打球力調節装置A部分を表わす。図において(特に第3
図を中心にして説明する)、略正方形状の取付基板31
の前記前面枠3の裏面に当接する面側(以下基板前面側
といい、その反対側を基板後面側という)に軸受筒32
及び対角線上に位置決めピン33a、33bが形成され
るとともに、取付基板31自体には、大円孔34、円弧
穴35、取付穴36、貫通孔37a〜37c及び多数の
ビス穴が貫設されている。軸受筒32内の両端には、軸
受としての2個のベアリング41a、41bがカラー4
2を介して圧入されている。ベアリング41a、41b
の内径には、円柱状のハンドル軸40が基板後面側から
嵌入され、該ハンドル軸40は、その一端側に形成され
たフランジ部40aと、その他端部に形成された角状の
ネジ部40bに螺着される2個のナツト43a、43b
とによってベアリング41a、41b及びカラー42を
挟持して回転自在に軸支される。ハンドル軸40のフラ
ンジ部40aの更に外側には、角状のネジ部40cと円
形のネジ部40dが形成されている。また、ネジ部40
bの端面には、止めネジ穴40eが形成されている。軸
受筒32の外周には、弾発用付勢バネとしてのコイルス
プリング46が貫挿されるとともに、その基部には、巻
取リング44が回転自在に遊嵌される。巻取リング44
は、その外周縁に索条61の一端を係止するとともに、
該索条61を嵌める案内溝44aが形成され、また、そ
のフランジ部に前記コイルスプリング46の一端46a
を係止する打球力調節溝44bが複数形成される。更に
、コイルスプリング46の一端46aが打球力調節溝4
4bに嵌入係止された後に、その係止状態を保持するバ
ネ性の固定スプリング45を嵌入するリング溝44cが
形成されている。一方、コイルスプリング46の他端4
6bは、樹脂製の駆動カバー47に穿設された係止穴4
7bに挿入固定される。駆動カバー47の中心には、角
状の取着穴47aが貫設されており、この取着穴47a
に前記ハンドル軸40の角状のネジ部40bが挿通され
てビス49で前記止めネジ穴40eに螺着されることに
よって、駆動カバー47がハンドル軸40に固定される
。更に、駆動カバー47には、駆動レバー48が一体的
に成形されており、駆動レバー48の先端に回転ローラ
48aが取付基板31に対向して回転自在に取着されて
いる。一方、ハンドル軸40の基板後面側に突出するネ
ジ部40cには、該ネジ部40cの長さよりも若干厚い
肉厚を有する打球杆50の基部に穿設された取着孔50
aが嵌入され、ワッシャー53及びナツト54で前記ネ
ジ部40dを螺着して打球杆50をハンドル軸50に固
定している。従って、この打球杆50と前記駆動カバー
47及び駆動レバー48とは、ハンドル軸40を中心に
して一体的に回動するハンドル軸系部材を構成するもの
である。また、打球杆50には、その先端に直接パチン
コ玉を弾発する槌先バネ51が、その略中央側面には、
パチンコ玉を発射位置に送る玉送りレバーと係合する連
係レバー52がそれぞれ固着されている。なお、打球杆
50を係止せしめる上部係止ゴム55及び下部係止ゴム
56がそれぞれ取付基板31の基板後面側に取付位置調
整可能なゴム止着板55a、56aを介して固定されて
いる。
前記軸受筒32の図示右方に形成された前記大円孔34
には、駆動モーター57が基板後面側から臨設固定され
、該駆動モーター57の回転駆動軸に固着された駆動羽
根58を大円孔34から挿通して基板前面側に突出し、
該羽根58と前記駆動レバー48の回転ローラ48aと
が駆動モーター57の回転により係脱自在となって駆動
レバー48を一定角度間で揺動せしめる。
大田孔34の上方に位置する取付孔36には、前記操作
ハンドル5の回動操作により回転する第2伝達リング5
9がビス60によって回転自在に!i+b着されている
。この第2伝達リング59は、外周縁に前記索条61の
他端を係止するとともに、該索条61を嵌める半円形の
案内溝部59aが形成され、更にその前面側に係合凹凸
部59bが形成されている。また、第2伝達リング59
は、常には反時計方向に付勢されて係止突起62で係止
されている。
索条61は、その一端を巻取リング44に係止され、そ
の他端を第2伝達リング59に係止されているが、更に
、その略中間位置で前記円弧穴35に臨んでいる位置調
節可能な案内部材としての回転ローラ63によって案内
されている。案内部材としての回転ローラ63は、打球
力調節装置Aの一部を構成する。この打球力調節装置A
は、前記位置決めピン33bの基板後面側に延長されて
いる支点軸ピン64に遊嵌される調整部材65と、取付
基板31にビスで固定される円筒状の固定部材68と、
該固定部材68内で支点軸ピン64に案内されて摺動す
る回転部材73と、付勢部材としてのコイルスプリング
76とから構成されている。また、打球力調節装置Aは
、前記ハンドル1lh40.によって回動自在に軸支さ
れる打球杆50の下方に位置し、このため、打球杆50
が回動動作していても打球力調節装置Aの操作を行うこ
とができるようになっている。前記調整部材65には、
その一端に取付ピン66が固着され、該ピン66が前記
円弧穴35に挿通されて案内部材としての回転ローラ6
3を基板前面側で回転自在に軸支している。また、取付
ピン66と反対側には、支点軸ピン64が貫通される貫
通孔65aを挾んで2個の係合ピン67a、67bが突
設されている。固定部材68は、円筒状の固定部材本体
68aとドーナッツ状の蓋板68bとからなり、円筒状
の固定部材本体68aには、その底縁に取付片69a、
69bが一体的に形成されて、この取付片69a、69
b間の空間内で調整部材65が所定角度回転自在となっ
ている。そして、この取付片69a、69bの内周より
内側に突出した部分には、保合部としての歯形溝70が
刻設されている。一方、固定部材本体68aの上縁には
、係合溝71a、71bが形成されて蓋板68bの係合
突起?2a、72b (72bは、図示せず)が係合さ
れるようになっている。回転部材73は、円筒板の頂部
を有する断面T字状の回転部材本体73aと、操作部と
しての操作ツマミ73bとからなり、回転部材本体73
aには、その円筒板頂部の全周に亘って係合部としての
歯形溝74が放射状に刻設されて前記固定部材本体68
aの歯形溝70と係合するようになっているとともに、
2個の挿入孔75a、75bが貫設されて前記調整部材
65の係合ピン67a、67bが挿入される。
また、前記支点軸ピン64が挿通される回転部材本体7
3aの円柱軸部の外周には、付勢部材としてのコイルス
プリング76が前記蓋板68bと回転部材本体73aの
円筒板頂部とで挟持されるように介挿され、常に回転部
材73が下方へ押圧されて相互の歯形溝70と74とが
係合するように付勢している。一方、回転部材本体73
aの円柱軸部の先端は、蓋板68bより外側に突出して
操作ツマミ73bが一体的に固着される。従って。
このように構成された回転ローラ63の打球力調節装置
Aは、操作ツマミ73bを第4図(b)に示す矢印方向
に引くことによって回転部材本体73aの歯形溝74と
固定部材本体68aの歯形溝70との係合状態が解除さ
れて回転部材73が回転し得る状態となっている。そし
て、この時調整部材65の係合ピン67a、67bが依
然として回転部材本体73aの挿入孔75a、75b内
に挿入した状態となっているので、操作ツマミ73bを
回転すると調整部材65も同時に回転し、回転ローラ6
3の位置を換えることができる。そして位置を調節した
後に、操作ツマミ73bを引くのを止めて離すことによ
って、再び歯形溝70と歯形溝74とがコイルスプリン
グ76の付勢力によって係合状態となるので変更後の位
置を保持することができる。
第9図は、打球力調節装置Aの他の態様を示す断面図で
(前記の態様に相当する部品には同一番号を付した)、
図において、取付基板31に取付片69a、69bによ
って取着された固定部材68の固定部材本体68aの内
周には、取付基板31側に対向する面に歯形溝70を有
する係合片82a、82bが突設されている。一方、固
定部材本体68a内を摺動する回転部材73の回転部材
本体73aは、その一端を取付基板31に設けられた貫
通孔を通って取付基板31の反対側に突出して調整部材
65が固着されるとともに、その他端には操作部として
の操作ツマミ73bが固着されている。更に、回転部材
本体73aには、固定部材本体68aの内周に接する係
合円盤83が形成され、該係合円盤83の外周には、前
記歯形溝70と係合する歯形溝74が刻設されている。
そして、固定部材68の蓋板68bと回転部材73の操
作ツマミ73bとの間には、コイルスプリング76が介
挿され、常には相互の歯形溝70と74とが係合するよ
うに付勢されている。なお、調整部材65の一端には、
案内部材としての回転ローラ63が索条61を案内する
ように取り付けられている。
以上の構成よりなる打球力調節装WAの作用について説
明する。遊技者が操作ハンドル5を回動して第1伝達リ
ング20を回動せしめ、これと係合する第2伝達リング
59を回動することによって索条61を巻き取ってコイ
ルスプリング46の弾発力を強めることができる。一方
、電動式遊技機1の製造時に弾発力の初期設定をする場
合、又は遊技場において、長期間の使用でコイルスプリ
ング46が伸びたときの弾発力の初期設定をする場合に
は、電動式遊技機1の裏側から手前側に突出している操
作ツマミ73bを引いて所望角度だけ回転せしめて、第
8図に示されるように案内部材としての回転ローラ63
の位置を上下方向に8勅することによって索条61を介
してコイルスプリング46の張力を変化せしめることが
できる。
また、第9図の態様における打球力調節装置Aにおいて
は、(b)に示すように、操作ツマミ73bを押圧して
所望角度だけ回転せしめることによって、案内部材とし
ての回転ローラ63の位置を移動できる。また、上記の
ような打球力調節装置Aにおいては、操作ツマミ73b
が打球杆5oの回動範囲の外にあるため、遊技者が操作
ハンドル5を操作して打球を弾発しながら、操作ツマミ
73bを回転操作することができるので、所望の弾発力
を手際よく調節することができる。なお、図示の実施例
では、打球力調節装置Aの全体が取付基板31の後面側
に配置されたものが示されているが、取付基板31の後
面側には、少なくとも操作部としての操作ツマミ73b
だけが臨んでいればよい。
以上、説明したように、この実施例においては、前面枠
3の裏面に直接取り付ける取付基板31に打球発射装置
30を構成する各部品が集約して設けられるので、電動
式遊技機1の前面枠3の裏面の狭いスペースに打球発射
装置30が極めて簡単に取り付けられると共に、各部品
相互の位置関係が取付基板31上で精度よく配置されて
いるので、長期間に亘って正確に弾発することができる
。また、取付基板31の後面には、打球発射装置30を
構成する部品のうち駆動モータ57と、打球杆50と、
打球力調節装置Aの操作ツマミ73bを配置し、その他
の部品、すなわち、打球杆50を支持する軸受筒32や
、打球杆50に弾発力を付与するコイルスプリング46
や、打球杆5゜に回動力を付与する駆動羽根58及び駆
動レバー48や、操作ハンドルカバー体9に突設される
操作ハンドル5の回動動作を伝達する力伝達機構20(
プーリ22及び索条23を含む)や、該力伝達機構によ
って前記コイルスプリング46の付勢力を変化させる巻
取リング44等が取付基板31と操作ハンドルカバー体
9とで構成される作用空間24内に配置されるので、前
面枠3下部裏面に余分な部品が配置されず、前面枠3裏
面下部の構造が整然となり、各種の作業性が向上する。
また、弾発力の初期設定を行う打球力調節装置Aの操作
ツマミ73bが取付基板31の後面側に設けられると共
に、打球杆50の回動範囲外に設けられるため、前面枠
3を開放した状態で簡単に調節することができると共に
、操作ハンドル5を操作して打球を弾発しながら操作ツ
マミ73bを回転操作することにより、所望の初期弾発
力を手際よく調節することができる。
なお、上述した実施例においては、打球力調節装置Aを
打球杆50の下方に位置するものを示したが、これに限
らず、打球杆50の回動範囲の外であれば、取付基板3
1上のどの位置であってもよい。
「発明の効果」 以上、説明したところから明らかなように、この発明に
おける打球発射機構は、前面枠の裏面に直接取り付ける
取付基板に打球発射装置を構成する各部品が集約して設
けられるので、電動式遊技機の前面枠の裏面の狭いスペ
ースに打球発射装置が極めて簡単に取り付けられると共
に、各部品相互の位置関係が取付基板上で精度よく配置
されているので、長期間に亘って正確に弾発することが
できる。また、取付基板の後面には、打球発射装置を構
成する部品のうち駆動モータと、打球杆と、打球力調節
装置の操作部を配置したので、前面枠下部裏面に余分な
部品が配置されず、前面枠裏面下部の構造が整然となり
、各種の作業性が向上する。また、弾発力の初期設定を
行う打球力調節装置の操作部が取付基板の後面側に設け
られると共に、打球杆の回動範囲外に設けられるため、
前面枠を開放した状態で簡単に調節することができると
共に、操作ハンドルを操作して打球を弾発しながら操作
部を回転操作することにより、所望の初期弾発力を手際
よく調節することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、打球発射装置を後面側から見た斜視図、第2
図は、打球発射装置を前面側から見た斜視図、第3図は
、打球発射装置の前面側から見た分解斜視図、第4図は
、打球発射装置の断面図であり、(a)は全体を表わし
、(b)は打球力調節装置部分を表わす。第5図は、打
球発射装置を取り付けた電動式遊技機の裏面図、第6図
は、前面枠と打球発射装置、下皿、操作ハンドルを有す
る操作ハンドルカバー体との関係を示す分解斜視図、第
7図は、操作ハンドルカバー体と打球発射装置の関係を
示す斜視図、第8図は、打球発射装置の正面図解図、第
9図は、打球力調節装置の他の態様を示す断面図である
。 1・・電動式遊技機 3・・前面枠 5・・操作ハンドル 7・・窓孔 9・・操作ハンドルカバー体 21・・空室24・・作
用空間 30・・打球発射装置31・・取付基板 32
・・軸受筒 40・・ハンドル軸 41a、41b・・ベアリング(軸受)44・・巻取リ
ング 46・・コイルスプリング 47・・駆動カバー 48・・駆動レバー51・・打球
杆 57・・駆動モータ 58・・駆動羽根 73b・・操作ツマミ(操作部) A・・打球力調節装置 力伝達機構として、20・・第1伝達リンク22・・プ
ーリ 23・・索条 特許出願人 株式会社 三  共

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 前面枠下部に形成した窓孔を覆うように、前面枠の前面
    側には空室を形成した操作ハンドルカバー体を、また裏
    面側には打球発射装置の取付基板を取り付け、操作ハン
    ドルカバー体の空室を前記窓孔と連続させて操作ハンド
    ルカバー体と取付基板とにより作用空間を形成し、 前記取付基板は、その後面側に駆動モータと、打球杆と
    、打球力調節装置の操作部とを少なくとも備え、その前
    面側に駆動モータにより回転駆動する駆動羽根と、該駆
    動羽根と係脱自在な駆動レバーを有する駆動カバーと、
    前記打球杆に駆動カバーの作動を伝達するハンドル軸を
    軸支する軸受を収容した軸受筒とを備え、 前記操作ハンドルカバー体は、その前面側に遊技者が操
    作できる操作ハンドルが突出され、その後面側の前記空
    室内に前記操作ハンドルと連動する力伝達機構が設けら
    れ、 前記軸受筒の外周には、前記力伝達機構により回動する
    巻取リングと、該巻取リングに一端を、前記駆動カバー
    に他端を係止されたコイルスプリングと、を貫挿し、 前記打球力調節装置の操作部を前記打球杆の回動範囲外
    に設けると共に、その操作により前記巻取リングの位置
    を変位させて打球杆の初期弾発力を調節し得るようにし
    た電動式遊技機の打球発射機構。
JP63-130520A 1988-05-27 電動式遊技機における打球発射機構 Pending JPH012677A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-130520A JPH012677A (ja) 1988-05-27 電動式遊技機における打球発射機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-130520A JPH012677A (ja) 1988-05-27 電動式遊技機における打球発射機構

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7052588A Division JPH01241934A (ja) 1988-03-23 1988-03-23 同期判定方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS642677A JPS642677A (en) 1989-01-06
JPH012677A true JPH012677A (ja) 1989-01-06

Family

ID=

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4810200B2 (ja) 遊技機における打球力調整用操作装置
JPH012677A (ja) 電動式遊技機における打球発射機構
JPH0460677B2 (ja)
JPH07289693A (ja) 弾球遊技機の操作ハンドル装置
JP2872788B2 (ja) 遊技機のハンドル
JPH0440691Y2 (ja)
JPH048939Y2 (ja)
JPS5850977A (ja) パチンコ機の打球発射装置
JPH0520385Y2 (ja)
JPS6238689Y2 (ja)
JPH0833755A (ja) 弾球遊技機の発射装置
JPH0226529Y2 (ja)
JPH0531226A (ja) 遊技機の操作ハンドル
JPS6137276A (ja) 弾球遊技機における打球発射装置
JP4633631B2 (ja) 遊技機
JPS6332468B2 (ja)
JP2001017627A (ja) 遊技機用操作ハンドル
JP2001149542A (ja) 弾球遊技機の操作ハンドル装置
JPH0533176Y2 (ja)
JPS6279074A (ja) パチンコ機の打球発射装置
JPS62197384U (ja)
JP4002707B2 (ja) パチンコ遊技機における打球発射ハンドルの組付構造
JPH10230042A (ja) 遊技球発射装置
JP2007215609A (ja) パチンコ機
JPH0216776Y2 (ja)