JPH0216776Y2 - - Google Patents

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JPH0216776Y2
JPH0216776Y2 JP1984041396U JP4139684U JPH0216776Y2 JP H0216776 Y2 JPH0216776 Y2 JP H0216776Y2 JP 1984041396 U JP1984041396 U JP 1984041396U JP 4139684 U JP4139684 U JP 4139684U JP H0216776 Y2 JPH0216776 Y2 JP H0216776Y2
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ball
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【考案の詳細な説明】 考案の分野 この考案は弾球遊技機の打球装置に関し、特に
電動式打球機構を有するパチンコ遊技機やコイン
遊技機などの弾球遊技機において、打球強さを調
節するための操作部を回動して打球強さを調節し
た状態で、遊技者の打球強さ調節量固定操作によ
つて操作部の調節状態を固定できるような機構を
含む弾球遊技機の打球装置に関するものである。
従来技術の説明 第1図は弾球遊技機に設けられている従来の電
動式打球機構の一例の具体的な図解図である。図
において、打球ハンドル11は握部111の外周
に打球強さを表わす目盛部112が形成され、該
目盛部112に対応するように打球強さを調節す
るための調節リング113が回動自在に設けられ
ている。この打球ハンドル11は、支持部材12
で弾球遊技機の前面パネル(図示せず)に固着さ
れる。調節リング113は、支持部材12に軸支
されている軸131の一端に連結されている。軸
131の他端(先端)には、半円状の調節プレー
ト132が固着されている。この調節プレート1
32のワイヤ接続部133にはワイヤ135の一
端が接続され、該ワイヤ135がローラ134を
介して連結レバー136の下端に接続されてい
る。連結レバー136の上端には、ピン137が
設けられていて、該ピン137を調節板138の
長手方向に形成されている複数個の透孔のいずれ
かと係合させることによつて、ばね139の強さ
が粗調整される。このばね139は、その一端が
ばね調節板138の端部に連結され、その他端は
打球杆141と一体的に形成されている取付具1
42に連結されている。打球杆141は支持部材
143で、回動自在に支承されている。取付具1
42には、後述の打球カム161の円弧状部で押
圧されまたは押圧を解除されることにより該打球
カム161と係合または解除状態となるピン14
4が形成されている。
前記連結レバー136の中心部の周壁には、カ
ム151が形成されていて、該カムに当接してス
イツチ15が配置されている。このスイツチ15
は、調節リング113を操作して打球強さを調節
したとき、連結レバー136の回動とともにカム
151が回動することにより、該カム151の外
周突起部で押圧されて作動し、作動信号を打球指
令信号として導出するものである。なお、スイツ
チ15に代わる他の例として、たとえば遊技機の
前面にスイツチ15′を設けたり、操作ハンドル
11の外周の一部へ押圧によつて作動する突起部
を形成し該突起部が押圧されることにより作動す
るスイツチを設けているものもある。
前記打球杆141を電気的に駆動するための打
球用モータ16の回転軸(または変速した軸)に
は、前記打球カム161が固着されている。この
モータ16は、前記スイツチ15の作動によつて
電源を供給されて回転駆動する。このときモータ
16の回転駆動によつて、羽根状の打球カム16
1が矢印a方向に回転駆動されるため、打球カム
161の円弧状部がピン144を矢印b方向(左
下方向)へ押し下げて、打球杆141を矢印c方
向へ引き、さらに打球カム161の回動により円
弧状部とピン144との係合状態が解除される
と、打球杆141がばね139の引張力によつて
矢印c方向とは逆方向に引張られる。このよう
に、ばね139の張力によつて打球杆141を付
勢して、打球位置へ導かれたパチンコ球を打球す
るものである。
ところが、従来の電動式打球機構は、パチンコ
球を打球操作する場合、調節リング113を常に
一定の回動位置となるように均等な力で調節して
保持しなければならないため、遊技者が長時間パ
チンコ遊技すると、手首や腕などに疲労を感じや
すいという問題点があつた。
考案が解決しようとする課題 すなわち、従来の技術においては、遊技中にお
いては、遊技者が操作部を調整して打球強さを所
望のものに調整した状態でその操作部の打球強さ
調整状態を手の力により保持しなければならず、
長時間の打球操作に伴なつて遊技者が腕や手首な
どに疲労感を感じるという欠点を有していた。
そこで、その欠点を解決する手段として、操作
部を操作し任意の打球強さ調整状態で操作部を固
定できるようにするべく、操作部の操作に連動し
て互いに相対移動する押圧片およびギヤを設け、
前記操作部を所望の打球力に調整した状態で前記
押圧片を押圧することにより該押圧片の先端に設
けられているラツクが前記ギヤに噛合して前記操
作部が所望の打球強さ状態で固定されるように構
成することが考えられる。このように構成するこ
とにより、遊技者が所望の打球強さに調整した状
態で押圧片を押圧するのみで、その操作部が所望
の打球強さ状態で固定されるために、遊技者が長
時間打球操作しても腕や手首に疲労感を感じるこ
とを極力防止し得る。
しかし、このラツクとギヤの噛合による操作部
の固定方式の場合には、ラツクとギヤとが噛合可
能な位置でのみ操作部が固定可能となるのであ
り、打球強さ調整がラツクとギヤとの歯のピツチ
に制約されてしまいアナログ的な無段階調整がで
きず微妙な細かい打球強さができないという欠点
が生じる。そこで、ラツクを針状部材に変え、前
記ギヤを弾性部材に変え、前記押圧片を押圧する
ことにより前記針状部材が前記弾性部材に突き刺
さるように構成し、打球強さ調整を無段階に行な
えるようにすることも考えられる。しかし、この
場合には、使用する毎に前記弾性部材に針穴があ
き弾性部材が早期に劣化して装置の寿命が短くな
る欠点が生じる。
この考案の目的は、かかる実情に鑑み、操作部
を操作して所望の打球強さに調整した後比較的弱
い力であつても操作部の打球強さ状態を固定的に
保持でき、しかも、装置の短命化を極力防止しな
がらも打球強さ調整がアナログ的な無段階に調整
可能な弾球遊技機の打球装置を提供することであ
る。
課題を解決するための手段 本考案は、 遊技者の操作によつて打球強さを調整するため
の操作部を含み、該操作部の操作量に相関する電
動力でパチンコ球を打球する弾球遊技機の打球装
置において、 遊技者が押圧自在な押圧片と該押圧片の押圧時
に該押圧片と圧接する圧接部材とが、前記操作部
の操作に連動して互いに相対移動するように設け
られ、 前記圧接部材は、前記押圧片への圧接面が滑ら
かな面に構成されるとともに前記押圧片と前記圧
接面との圧接時に両者の摩擦力により任意の打球
強さ調整状態で前記操作部が固定されるように構
成されていることを特徴とする。
作 用 本考案によれば、打球強さを調整するための操
作部を遊技者が操作することにより操作部の操作
量に相関する電動力でパチンコ球が弾発発射され
る。前記操作部の操作に連動して互いに相対移動
する押圧片と該押圧片の押圧時に該押圧片と圧接
する圧接部材とが設けられており、遊技者が所望
の打球強さに操作部を調整した状態で前記押圧片
を押圧することにより、前記押圧片と前記圧接部
材の圧接面とが圧接状態となり、その両者の摩擦
力により任意の打球強さ調整状態で前記操作部が
固定される。しかも、前記圧接部材の前記押圧片
への圧接面が滑らかな面に構成されているととも
に摩擦力により前記操作部を固定するように構成
されているため、操作部による打球強さ調整をア
ナログ的に無段階に調整できながらも、使用に伴
なつて前記圧接部材に針穴等の傷が生じることが
なく、圧接部材の劣化が極力防止できる。
考案の実施例 第2図はこの考案の一実施例の打球装置の特徴
部分である打球ハンドル20の図解図である。第
2図のうちaはその正面図であり、bはその側面
から見た内部構造を明らかにする縦断面図であ
る。
この実施例の打球ハンドル20の特徴は、回動
操作させることにより打球強さを調整するための
回動操作部材21の内側にリング状のたとえばゴ
ムでできた弾性部材22を固着し、この弾性部材
22の周面を圧接可能な押圧部材23を回動操作
部材21に対して相対的に固定的に設けたことで
ある。それゆえこの実施例では、2つの押圧部材
23がリング状の弾性部材22の周面を挾むよう
に圧接できるので、押圧部材23を軽く押圧する
ことにより、弾性部材22言い換えれば回動操作
部材21を所定の回動位置で確実に停止させるこ
とができる。
以下この打球ハンドル20の構成と動作につき
詳細に説明をする。
打球ハンドル20は、遊技盤面に対して直交方
向に設けられるものである。その取付構造を具体
的に説明すると、遊技盤に関連して、すなわち遊
技盤のたとえば下方部に固着された支持部材20
0に支持ガイド24が固着されている。支持ガイ
ド24にはその中央部分を貫通する孔が形成され
ていて、この孔に後述する軸25が挿通される。
支持ガイド24の前方側、すなわち第2図bに
おいて左側から回動操作部材21が装着される。
回動操作部材21はその外形が椀状形状であつ
て、裏面側の中央部には円柱状の突起部211が
形成されている。該突起部211の中央には、軸
25がたとえばねじ26で固着されている。軸2
5は回動操作部材21の中心軸に沿つてその裏面
側に延びている。この軸25を上述のように支持
ガイド24の中心孔に挿通することにより、回動
操作部材21は支持ガイド24に対して回動自在
に装着される。
回動操作部材21の裏面側に形成された円柱状
突起部211の端面外周部には、たとえばゴムな
どでできた圧接部材の一例の円板状の弾性部材2
2が、たとえばねじ27で固着されている。この
弾性部材22の外周面には、断面V字状の溝22
1が切られている。
支持ガイド24の前方端側には1対の押圧部材
23が取付けられている。1対の押圧部材23は
支持ガイド24の中心軸に対して対称的に取付け
られ、かつ上記弾性部材22の周面に形成された
溝211に対向するように取付けられている。押
圧部材23は、たとえば円弧状の形状をしてお
り、一端が支持点231としてねじ28等により
回動自在に支承されている。そして該押圧部材2
3の開放端側側面に形成された突起部232と支
持ガイド24の突出部241との間には、押圧部
材23を外方向に押し上げ、押圧部材23が弾性
部材22と接触しないように保つ復帰用ばね23
3が設けられている。押圧部材23の少なくとも
開放端側の一部外周面は支持ガイド24の外周面
から突出しており、この部分を遊技者が指などで
押圧することにより、押圧部材23は復帰用ばね
233の力に抗して中心側に移動され、弾性部材
22の溝221と押圧部材23の押圧部234と
が圧接されるように構成されている。
なお、軸25の前方端部(第2図bでは右側)
には、第1図に示すような半円状の調節プレート
132等が取付けられる。
次にこの実施例の操作ハンドル20の操作につ
いて説明する。遊技者が打球遊技する場合は、回
動操作部材21を回動させることにより打球強さ
を調節できる。そして所望の打球強さが得られる
状態まで回動操作部材21を回動し、その状態で
押圧部材23を押圧すると、押圧部材23の押圧
部234が弾性部材22の溝221に押しつけら
れることにより、回動操作部材21の回動状態を
そのまま固定できることになる。
なお、この実施例では、押圧部材23を1対設
け、円盤状の弾性部材22の外周面を両側から挾
むような構成としたので、押圧部材23と弾性部
材22との圧接がより確実にできるという利点を
有する。また、弾性部材22の周面に断面V字状
の溝を切つたので、上記圧接に伴なう摩擦力の増
強を図り、回動操作部材21の回動状態の固定が
より確実にできるという利点も有する。
上記実施例では、円盤状の弾性部材22を用い
たが、弾性部材はたとえばリング状の弾性部材と
することもできる。
また、押圧部材23は1対でなく、1つだけ設
けるようにしてもよい。
弾性部材22の外周面には溝221を形成せず
とも、該外周面に押圧部材23が圧接され、その
摩擦力によつて回動操作部材21の回動状態を固
定できるような構成であれば、どのような構成で
あつてもよい。
この考案の特徴は、上記説明した打球操作ハン
ドルの部分にあるので、打球発射機構の全体の詳
しい説明は省略するが、第1図に示すような機構
のものに限らず、電動式のあらゆる打球発射機構
に適用できることを指摘しておく。
考案の効果 以上のように、本考案によれば、押圧片を押圧
するという比較的小さな操作力により所望のの打
球強さ調整となつている操作部を固定することが
でき、遊技者が長時間打球操作しても腕や手首な
どに疲労感を感じることなく、しかも、その打球
強さ調整をアナログ的に無段階に調整できるた
め、微妙な細かい打球強さ調整を行なうことがで
き、遊技者の思い通りの打球強さに調整した状態
で弾球遊技ができ、かつ、圧接部材の劣化に伴な
う装置の短命化が極力防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の打球装置を示す図解図である。
第2図はこの考案の一実施例の打球ハンドルの図
解図である。 図において、20は打球ハンドル、21は回動
操作部材、22は弾性部材、23は押圧部材を示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 遊技者の操作によつて打球強さを調整するため
    の操作部を含み、該操作部の操作量に相関する電
    動力でパチンコ球を打球する弾球遊技機の打球装
    置において、 遊技者が押圧自在な押圧片と該押圧片の押圧時
    に該押圧片と圧接する圧接部材とが、前記操作部
    の操作に連動して互いに相対移動するように設け
    られ、 前記圧接部材は、前記押圧片への圧接面が滑ら
    かな面に構成されるとともに前記押圧片と前記圧
    接面との圧接時に両者の摩擦力により任意の打球
    強さ調整状態で前記操作部が固定されるように構
    成されていることを特徴とする、弾球遊技機の打
    球装置。
JP4139684U 1984-03-22 1984-03-22 弾球遊技機の打球装置 Granted JPS6047583U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4139684U JPS6047583U (ja) 1984-03-22 1984-03-22 弾球遊技機の打球装置

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JP4139684U JPS6047583U (ja) 1984-03-22 1984-03-22 弾球遊技機の打球装置

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Publication Number Publication Date
JPS6047583U JPS6047583U (ja) 1985-04-03
JPH0216776Y2 true JPH0216776Y2 (ja) 1990-05-09

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JP4139684U Granted JPS6047583U (ja) 1984-03-22 1984-03-22 弾球遊技機の打球装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002085662A (ja) * 2000-09-19 2002-03-26 Asama:Kk 玉発射用スプリングの張力を可変にしたパチンコ玉発射装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5391779U (ja) * 1976-12-24 1978-07-27
JPS5641745Y2 (ja) * 1978-12-02 1981-09-30

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JPS6047583U (ja) 1985-04-03

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