JP2529207Y2 - 弾球遊技機の打球固定装置 - Google Patents

弾球遊技機の打球固定装置

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JP2529207Y2
JP2529207Y2 JP1540591U JP1540591U JP2529207Y2 JP 2529207 Y2 JP2529207 Y2 JP 2529207Y2 JP 1540591 U JP1540591 U JP 1540591U JP 1540591 U JP1540591 U JP 1540591U JP 2529207 Y2 JP2529207 Y2 JP 2529207Y2
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内 正 博 竹
菜 芳 生 若
結 誠 田
内 英 勝 竹
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株式会社竹屋
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電動式打球機構を有する
パチンコ遊技機やコイン遊技機等の弾球遊技機に装備さ
れ、遊技者の打球状態を維持し仮固定できる弾球遊技機
の打球装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、弾球遊技機の打球装置は発射操作
ダイヤルの回動量に応じて発射力の強弱を制御するコイ
ルスプリングの付勢力を調節すると共に発射操作ダイヤ
ルから手を放した時は停止するものが提供されている。
【0003】このような従来装置においては、遊技者が
打球を所望の発射勢に保持するためには前記コイルスプ
リングの付勢力に抗して発射操作ダイヤルを手の力によ
って一定の回動量に保持しなければならず、遊技が長時
間に及ぶと腕や手首等に疲労を感じるという問題点があ
り、従って打球遊技領域の目標の位置に集中して発射す
ることは困難となる。そして、この疲労を少なくするた
め発射操作ダイヤルと握持部との僅かな隙間にマッチ棒
やコイン等の異物を無理やり挿入させ同発射操作ダイヤ
ルを固定して遊技を行う遊技者が多く、このためマッチ
棒が発射操作ダイヤル内部に侵入して故障したりコイン
によって合成樹脂製の操作ハンドルを傷つけたり破損し
たりしその修理や交換が必要となり不経済であると共
に、遊技場のイメージダウンになっている。また、遊技
中例えばフィーバー等の特賞状態になった時、遊技者が
何等かの理由で打球装置から手を離したい場合でも、継
続して打球を発射しなければ特賞の恩恵が得られず、従
って遊技者は苦痛を伴って打球操作を継続しなければな
らず、このような不都合は早期改善が望まれていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前記した不都
合に鑑みなされたもので、その目的とするところは、発
射操作ダイヤルを無段階的に固定でき遊技者が所望する
発射力で打球を遊技領域の目標の位置に集中して発射で
きると共に、遊技者が打球装置に触れなくても継続して
遊技球を発射することができる弾球遊技機の打球装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために本考案に係わる弾球遊技機の打球装置は、ハンド
ル固定部とハンドル本体部で形成し、該ハンドル本体部
は握持部と発射操作ダイヤルと胴体部で形成し、該胴体
部の挿入枠内壁に略三角状のストッパー部を設けた半円
状の可動片を装着し、該ストッパー部下部に略楕円状の
偏心カムを形成し、該偏心カムは胴体部の固定枠外壁に
設けた固定レバーと略一体に回動自在に軸着し、固定レ
バー操作時に偏心カムに連動してストッパー部が発射操
作ダイヤルを固定できるよう構成したことを特徴とする
ものである。
【0006】
【作 用】発射操作ダイヤル30を回動すると支軸31
より図1に示す回転部13にワイヤー18を巻き込んで
コイルスプリング17を張引する一方、打球発射モータ
ー(図示省略)を駆動させ発射杵作動軸9を介して発射
杵15を回動し、その回動に抗する前記コイルスプリン
グ17の付勢力により同発射杵15は復元し遊技球は弾
発される。従って遊技者は所望する発射勢にするため発
射操作ダイヤル30を回動自在に操作して打球の飛距離
を調節し、図6に示す遊技領域5の目標の位置に発射す
る。
【0007】次に、発射操作ダイヤル30の操作部34
を調節した位置に保持し、固定レバー50を回動して同
発射操作ダイヤル30を固定し打球の飛距離を一定に維
持する。この固定レバー50は、常時は図3に示すよう
に略垂直状に位置し、可動片47は挿入枠46と遊間部
52を有して偏心カム49の短径部に支えられるように
重合し、ストッパー部48はその先端部が外枠36と前
記遊間部52より小さな間隔を有して停止している。そ
して図5に示すように固定レバー50を略90度回動す
ると、偏心軸51に連動して偏心カム49が回動し、同
偏心カム49の長径部が可動片47を挿入枠46と重合
するまで押圧し、ストッパー部48は外枠36を圧接し
て発射操作ダイヤル30を固定する。従って遊技者は打
球装置2に触れることなく、遊技領域5の目標の位置に
集中して遊技球を発射できる。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づき説明すれば、弾球遊技機
1の打球装置2はハンドル固定部10とハンドル本体部
20に大別形成され、ハンドル本体部20は握持部21
と発射操作ダイヤル30と胴体部40とで形成される。
【0009】本実施例の要部を構成するハンドル本体部
20の発射操作ダイヤル30と胴体部40を詳述すれば
発射操作ダイヤル30は、図1に示すように遊技者が直
接回動操作する握持部21に対して回動自在となるよう
回動溝32,32を形成した操作部34と、該操作部3
4の略中央に一体的に固着延設される支軸31で構成さ
れる。同支軸31は後述する胴体部40を固着する取付
基板11の軸受部19に固定する所定長さに形成する。
【0010】次に胴体部40を説明する。前記握持部2
1と嵌合する胴体部40は中央に軸受部41を設け、背
面に支持筒を配備した前面開口部周縁に、前記操作部3
4と嵌合する固定枠45と、該固定枠45と微少の段差
を設けて一体的に挿入枠46を形成し、同挿入枠46の
上部に予め後述するストッパー部48の作用時突出欠切
部53を形成する。前記挿入枠46の内側内壁に薄板帯
材で可動片47を貼設する。可動片47は胴体部40の
挿入枠46の略内周半円長さとなし、該可動片47の一
端部に略三角状のストッパー部48を設け、ストッパー
部48の三角頂点を前記欠切部53に臨ませ、他端を挿
入枠46の下方位置に貼設し、ストッパー部48が後述
する偏心カム49の摺動圧で上下に作動するよう設け
る。また胴体部40のストッパー部48に当接して略楕
円状の偏心カム49を設け、背面部に偏心カム49を制
御する固定レバー50を設け、前記ストッパー部48下
部に穿設した軸孔に挿通した偏心軸51で両装置を一体
的に軸支する。従って固定レバー50の傾動に基づき偏
心カム49が摺動し、ストッパー部48が上限壁まで押
上がるため、操作部34の外枠36内面に当接し発射操
作ダイヤル30を固定する。
【0011】尚、前記可動片47は弾性のあるプラスチ
ック等の合成樹脂で成型するのが良く、ストッパー部4
8及び偏心カム49との接合面には摩耗を防ぐため例え
ばラバー等を被着するのが望ましい。また、偏心カム4
9は前記した楕円状に限らず真円状等その形状は限定せ
ず、更に摩耗耐久性の高い硬質の合金等で成型するのが
望ましい。また、発射操作ダイヤル30の外枠36内面
側にストッパー部48と噛合する例えばギア状等の溝を
形成し、同発射操作ダイヤル30の固定状態をより強固
なものにしても良い。
【0012】前記のように形成したハンドル本体部20
を図1に示すハンドル固定部10に装置する。ハンドル
固定部10は長方形状の取付基板11に集約して設けら
れ、該取付基板の前面においては発射杵15の支軸16
を配して球力調整部14を設け、該球力調整部14の外
周にコイルスプリング17の一端を係止し周設されてい
る。コイルスプリング17の他端にはワイヤー18が回
転部13の回転軸に固着され図示しない回転歯車で一体
的に形成されたハンドル受部12に連動し回転部13の
内部に巻き込むようになっている。また、発射基板11
の背面部は打球を弾発する発射杵15や該発射杵15に
対して往復動作を付与する駆動モーター等が設けられて
いる。
【0013】以上のようにハンドル固定部10と一体的
に装着するハンドル本体部20で構成される打球装置2
は図6に示す弾球遊技機1の右側下部所定位置に配設さ
れ、遊技盤3の表面に略円状に形成した遊技領域5への
球の発射を制御調節する装置である。
【0014】以上は本考案に係わる一実施例であって、
実用新案登録請求の範囲であれば自由に設計変更できる
ことは言及するまでもない。
【0015】
【考案の効果】以上、説明したところから明かなよう
に、本考案の打球装置は固定レバーを回動操作するだけ
で発射操作ダイヤルが固定され一定の発射勢で打球を弾
発するので、遊技者は所望する打球の発射勢で確実に遊
技領域の目標の位置に集中して遊技球を発射可能とな
り、且つ長時間の遊技を行っても疲労度を少なくするこ
とができる。また、発射勢を一定に保持するために異物
を打球装置に挿入する遊技者は皆無になり、従って打球
装置を傷つけたり破損したりすることがなくなりその修
理や交換が減少し経済的になると共に、遊技場のイメー
ジアップにつながる。更に遊技中例えば特賞状態が成立
し遊技者は継続して打球を発射しなければ不利益になる
場合、同遊技者が何等かの理由で打球装置から手を離し
たい時でも前記固定レバーを操作することにより継続し
て遊技球を発射できる。また、前記打球装置は軽微な設
計により安価に提供することが可能となり実用価値が高
く産業上に効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】打球装置の分割状態を示す上方から見た斜視図
である。
【図2】発射操作ダイヤルと胴体部を装着した状態を示
す上方から見た斜視図である。
【図3】発射操作ダイヤルと胴体部を装着した状態で固
定レバーの未使用状態を示す表面から見た破断図であ
る。
【図4】発射操作ダイヤルと胴体部を装着した状態を示
す背面から見た断面図である。
【図5】発射操作ダイヤルと胴体部を装着した状態で固
定レバーの使用状態を示す表面から見た破断図である。
【図6】弾球遊技機の全体斜視図である。 1・・弾球遊技機、 2・・打球装置、5
・・遊技領域、 10・・ハンドル固定部、20
・・ハンドル本体部、 21・・握持部、30・
・発射操作ダイヤル、 34・・操作部、36・・
外枠、 40・・胴体部、46・・挿入枠、
47・・可動片、48・・ストッパー
部、 49・・偏心カム、50・・固定レバ
ー、 51・・偏心軸、52・・遊間部、
53・・欠切部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾球遊技機における打球を制御調節するハ
    ンドルを握持部と発射操作ダイヤルと胴体部で形成した
    ハンドル本体部において、前記胴体部内壁にストッパー
    部材を具備した可動片を装着し、該可動片を制御する偏
    心カムと、同偏心カムを胴体部の外から制御する固定レ
    バーを形成し、固定レバー操作で偏心カムを連動して、
    前記ストッパー部材で発射操作ダイヤルを固定できるよ
    う構成したことを特徴とする弾球遊技機の打球固定装
    置。
JP1540591U 1991-03-15 1991-03-15 弾球遊技機の打球固定装置 Expired - Lifetime JP2529207Y2 (ja)

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JPH04111380U JPH04111380U (ja) 1992-09-28
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JP5846904B2 (ja) * 2011-12-28 2016-01-20 株式会社三共 遊技機
JP5617093B2 (ja) * 2012-06-28 2014-11-05 株式会社ソフイア 遊技機

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JPH04111380U (ja) 1992-09-28

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