JP2530431Y2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2530431Y2
JP2530431Y2 JP7385491U JP7385491U JP2530431Y2 JP 2530431 Y2 JP2530431 Y2 JP 2530431Y2 JP 7385491 U JP7385491 U JP 7385491U JP 7385491 U JP7385491 U JP 7385491U JP 2530431 Y2 JP2530431 Y2 JP 2530431Y2
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JP
Japan
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operation handle
arrow
ball
pachinko machine
hitting
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JP7385491U
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JPH0515985U (ja
Inventor
恭介 加藤
Original Assignee
ダイコク電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、いわゆる電動式のパチ
ンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電動式のパチンコ機において
は、パチンコ機本体の前面に操作ハンドルを回動可能に
設けると共に、パチンコ機本体の裏側に操作ハンドルの
回動角度に応じてパチンコ球の打出し強さを調整する球
打出し機構を設けている。
【0003】このものでは、遊技者が操作ハンドルを回
動操作してパチンコ球の打出し強さを調整し、遊技を行
うようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、遊技者は遊技をしている間、操作ハンドルを握る一
定の姿勢を維持し続けなければならないため、長時間に
渡って遊技を続ける場合に、大きな疲労を感じるもので
あった。
【0005】本考案は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、長時間遊技を続ける場合でも、遊
技者の受ける疲労感を極力少なくできるパチンコ機を提
供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案のパチンコ機は、
本体の前面に操作ハンドルを回動可能に設け、その操作
ハンドルの回動に応じて球打出し機構の球の打出し強さ
を調整するようにしたものにおいて、前記本体とハンド
ルとの間を、前後方向へ伸縮可能な連結機構により連結
したところに特徴を有する。
【0007】
【作用】上記手段によれば、操作ハンドルの位置が連結
機構を介して前後方向に調整できるから、遊技者は操作
ハンドルを握ったまま姿勢を変えることができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例につき図1ないし図
6を参照して説明する。まず、パチンコ機前面の下方右
側部分を示す図5及び図6において、1はパチンコ機の
本体であり、本体1には連結機構2を介して操作ハンド
ル3が設けられている。
【0009】さて、連結機構2について、図1ないし図
3を参照して詳述する。
【0010】まず、図1において、本体1に形成された
孔4の内側には支持枠5が取付けられている。支持枠5
は、円筒状をなす支持部6と、支持部6の後端に形成さ
れた環状をなす座7と、支持部6の前端に形成された環
状をなす抜止部8とから構成されている。
【0011】支持枠5は、図2に示すように、座7に設
けられた4個のねじ9を本体1の裏面1aに螺合するこ
とにより、本体1に固定されている。また、座7には凸
状のストッパー10を有する扇状のストッパー部材11
が3個のねじ12により螺着されている。
【0012】上記支持部6の内側には円筒状をなす第1
の筒体13が回動可能に嵌め込まれている。第1の筒体
13は、その内面にこれの軸方向(前後方向)に延びる
溝部14,14を有し、図2に示すように、後方部に円
弧状をなす切欠部15を有している。このうち切欠部1
5には前記ストッパー10が嵌め込まれており、第1の
筒体13はストッパー10に沿って回動し、ストッパー
10によって切欠部15の段部15aが係止されること
によって、回動角度が約90度に規制されるようになっ
ている。また、ストッパー10は第1の筒体13の回動
角度を規制する機能の他に、第1の筒体13を抜止する
機能も有している。尚、第1の筒体13の後端部には、
ピン16が取着されている。
【0013】一方、第2の筒体17は、円筒状をなす筒
部18と、筒部18の後部外面に形成された嵌合凸部1
9,19と、筒部18の前端に形成された円盤状の座2
0とから構成されている。図3に示すように、第2の筒
体17の嵌合凸部19,19が前記第1の筒体13の溝
部14,14に嵌め込まれており、第2の筒体17が溝
部14に沿って、図1における前後方向(矢印A及び反
矢印A方向)へ摺動するようになっている。。
【0014】上記第2の筒体17の座20には操作ハン
ドル3が4個のねじ21(2個のみ図示する)によって
螺着されており、遊技者が操作ハンドル3を回動操作す
ると、第2の筒体17が一体的に回動し、更に、第1の
筒体13の溝部14が第2の筒体17の嵌合凸部19に
よって係止されることにより、第1の筒体13も操作ハ
ンドル3と一体的に回動する。
【0015】また、操作ハンドル3を押引操作すると、
第2の筒体17が、第1の筒体13の溝部14に沿って
矢印A及び反矢印A方向へ一体的に摺動する。従って、
連結機構2は前後方向へ伸縮可能になっている。尚、上
記支持枠5の抜止部8は、第2の筒体17が矢印A方向
へ摺動する際の抜止めとして機能するものである。
【0016】一方、上記本体1の裏側には球打出し機構
22が配設されている。以下、球打出し機構22につい
て図4を参照して説明する。
【0017】同図は球打出し機構22の要部構成を背面
から見た図である。同図において、23はパチンコ球2
4を打出す打球槌であり、打球槌23は軸25を中心に
矢印B方向及び反矢印B方向へ回動可能になっている。
また、打球槌23の側方に設けられたストッパー26
は、打球槌23の反矢印B方向へのそれ以上の回動を規
制するためのものである。
【0018】打球槌23の先端部にはばね27が取着さ
れており、このばね27の先端部に取着された打撃部2
8によって発射レール29上のパチンコ球24を図示し
ない盤面に打出すようになっている。
【0019】打球槌23の軸25の側方には凸部30が
形成されており、この凸部30にはローラ31が回転可
能に取付けられている。また、打球槌23における軸2
5のやや上方部には、フック32が取着されている。
【0020】打球槌23の側方には回動レバー33が配
設されている。回動レバー33は軸34を中心に矢印C
方向及び反矢印C方向に回動可能になっており、その下
方にはピン35が設けられている。
【0021】上記打球槌23と回動レバー33との間は
コイルばね36により連結されている。コイルばね36
は引張りコイルばねからなるものであり、その一端は打
球槌23のフック32に引掛けられ、他端は回動レバー
33の上方に取着されており、打球槌23を反矢印B方
向へ付勢している。
【0022】回動レバー33と前記第1の筒体13との
間は、プーリー37,37に掛渡されたワイヤー38に
よって連結されている。ワイヤー38の一端は第1の筒
体13のピン16に取着され、他端は回動レバー33の
ピン35に取着されている。而して、操作ハンドル3に
より第1の筒体13を図4中矢印D方向へ回動操作する
と、回動レバー33が軸34を中心に反矢印C方向へ回
動するようになっている。
【0023】打球槌23の凸部30の近傍にはカム39
が配設されている。カム39は弓状をなし、二点鎖線で
示すモータ40により矢印E方向へ回転するようになっ
ている。この場合、カム39の回転軌跡上に打球槌23
のローラ31が位置しており、カム39が回転すると、
そのカム39が一回転ごとにローラ31を叩くようにな
っている。
【0024】次に上記構成の作用について説明する。パ
チンコ球24(図4参照)を打出すには、遊技者が操作
ハンドル3を握り、それを図5中矢印D方向へ回動操作
する。すると、第2の筒体17及び第1の筒体13が図
4中矢印D方向へ一体的に回動し、ワイヤー38が矢印
F方向に引張られ、回動レバー33が軸34を中心に反
矢印C方向へ回動する。
【0025】また、この操作ハンドル3の回動に伴い、
図示しない始動スイッチがオンされてモータ40が通電
される。
【0026】モータ40が通電されると、カム39が矢
印E方向へ一定速度で回転される。そのカム39が打球
槌23のローラ31に当接して、これを押下げることに
より打球槌23がコイルばね36のばね力に抗して、二
点鎖線で示すように、矢印B方向へ回動される。そし
て、カム39がローラ31から外れると、上記コイルば
ね36の付勢力により打球槌23が勢い良く反矢印B方
向に引戻され、打球槌23の打撃部28がパチンコ球2
4を打撃し、パチンコ球24が発射レール29に沿って
盤面に弾き出される。打球槌23がこのような動作を繰
返すことにより、パチンコ球24が順次発射される。
【0027】遊技者がパチンコ球24の打出し強さを強
く調整したい場合には、操作ハンドル3を矢印D方向へ
更に回動操作すると、回動レバー33がコイルばね36
のばね力に抗して反矢印C方向へ更に回動される。これ
に伴い、回動レバー33と打球槌23との間のコイルば
ね36の引張り力が大きくなるから、打球槌23がパチ
ンコ球24を打撃する強さが大きくなり、パチンコ球2
4がより大きな力で打撃されるようになる。
【0028】逆に、パチンコ球24の打出し強さを弱く
調整したい場合には、操作ハンドル3を反矢印D方向へ
回動操作すると、回動レバー33の矢印C方向への回動
に伴いコイルばね36のばね力が小さくなり、パチンコ
球24の打出し強さが弱くなる。
【0029】一方、図5に示す状態から操作ハンドル3
の位置を前方に変える場合には、操作ハンドル3を矢印
A方向へ引出し操作する。すると、第2の筒体17が第
1の筒体13の第1の溝部14に沿って同方向へ移動し
て、図6に示すように、操作ハンドル3の位置が前方へ
変化し、遊技者は遊技姿勢を変えることができる。
【0030】逆に、図6に示す状態から操作ハンドル3
の位置を後方へ変える場合には、操作ハンドル3を押込
み操作すれば図5に示す状態に復帰する。
【0031】このとき、操作ハンドル3を引出したり押
込んだりした場合でも、操作ハンドル3を回動操作する
ことに伴い第1の筒体13が回動して球打出し機構22
を調整できるから、パチンコ球24の打出し強さを調整
することができる。
【0032】上記構成によれば次の効果を奏する。即
ち、本体1と操作ハンドル3との間を、前後方向へ伸縮
可能な連結機構2により連結したから、遊技者は、操作
ハンドル3を引出したり押込んだりすることにより操作
ハンドル3の位置を前後方向に変えることができる。こ
のため、遊技者は、適宜姿勢を変えながら遊技を行うこ
とができるようになり、その結果、遊技者の受ける疲労
感を軽減することが可能になる。
【0033】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように本考案の
パチンコ機によれば、本体と操作ハンドルとの間を前後
方向へ伸縮可能な連結機構により連結し、遊技者が操作
ハンドルを握ったまま遊技姿勢を変えることができるよ
うにしたので、長時間遊技を続ける場合でも、遊技者の
受ける疲労感を極力軽減し得るという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断側面図
【図2】連結機構部分を裏側から見た状態の斜視図
【図3】図1のイ−イ線に沿う断面図
【図4】球打出し機構部分の背面図
【図5】操作ハンドルが押込み状態にある場合を示す斜
視図
【図6】操作ハンドルが引出し状態にある場合を示す斜
視図
【符号の説明】
図面中、1は本体、2は連結機構、3は操作ハンドル、
5は支持枠、13は第1の筒体、14は溝部、17は第
2の筒体、19は嵌合凸部、22は球打出し機構、24
はパチンコ球(球)を示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の前面に操作ハンドルを回動可能に
    設け、その操作ハンドルの回動に応じて球打出し機構の
    球の打出し強さを調整するようにしたものにおいて、前
    記本体とハンドルとの間を、前後方向へ伸縮可能な連結
    機構により連結したことを特徴とするパチンコ機。
JP7385491U 1991-08-21 1991-08-21 パチンコ機 Expired - Lifetime JP2530431Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7385491U JP2530431Y2 (ja) 1991-08-21 1991-08-21 パチンコ機

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JP7385491U JP2530431Y2 (ja) 1991-08-21 1991-08-21 パチンコ機

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JPH0515985U JPH0515985U (ja) 1993-03-02
JP2530431Y2 true JP2530431Y2 (ja) 1997-03-26

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ID=13530161

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JP7385491U Expired - Lifetime JP2530431Y2 (ja) 1991-08-21 1991-08-21 パチンコ機

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JPH0515985U (ja) 1993-03-02

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