JP4174618B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾球遊技機の発射装置の発射力を強弱操作するための発射装置操作ハンドルに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばパチンコ機やアレンジボール式パチンコ機等の弾球遊技機は、遊技球を遊技盤面に向けて発射するための発射装置および発射装置の発射力を強弱操作するための発射装置操作ハンドルを備えている。
【0003】
従来、発射装置操作ハンドルの回動操作部の芯と弾球遊技機本体(弾球遊技機の前面)との交差角度はほぼ直角に固定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、普通、遊技店では弾球遊技機と椅子とが対になって設置されていて、遊技者は椅子に座って遊技を行うのであるが、椅子と弾球遊技機との相対位置すなわち椅子と発射装置操作ハンドルとの相対位置がほぼ固定されており、また各遊技者の体格や体型には違いがあるため、人によっては発射装置操作ハンドルを操作しにくかったり、そうでなくても長時間にわたって発射装置操作ハンドルを操作し続けると手や腕が疲労することもあった。
【0005】
本発明は、発射装置操作ハンドルの操作性を高め、併せて遊技者の疲労の軽減を図ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の弾球遊技機は、
正逆回動可能な回動操作部と、該回動操作部の回動変位量を電気的な信号に変換する変換手段とを備える発射装置の発射力を強弱操作するための発射装置操作ハンドルを装備した弾球遊技機において、
下受皿を支持するプラスチック製の下部前板の裏面側に取り付けられた裏板と、
前記下部前板と裏板とを共通に貫通する貫通穴と、
前記下部前板と一体成形されており、前記下部前板の前面から半円状に突出した挿通部、前記挿通部の内部に形成され後端は前記貫通穴に連通し前端は前記挿通部の前面側に揺動口として開口する空洞、及び前記挿通部の上下に突出する軸受部が設けられている軸保持部と、
複数箇所の凹部とそれらの間の山部とを備え、前記凹部を前記貫通穴に向き合わせて前記裏板の裏側に配されたラッチばねと
を弾球遊技機本体に備え、
前記発射装置操作ハンドルには、
前記回動操作部を保持する握部と、
先端から突出するラッチ用突起が設けられ基端側を前記握部に連結された連結部と、
前記回動操作部と前記ラッチ用突起との間になる位置で前記連結部に固着される一対の揺動軸と
を備え、
前記連結部を前記空洞及び前記貫通穴に挿通し、前記ラッチ用突起の先端を前記ラッチばねの凹部のいずれかにはまりこませ、前記揺動軸を、その軸方向を弾球遊技機の上下方向に沿わせて、前記軸受部に回動自在に保持させて前記連結部に固着することで前記発射装置操作ハンドルを弾球遊技機本体に装着し、
前記発射装置操作ハンドルを前記揺動軸を中心にして揺動させることにより、前記ラッチばねを弾性変形させて前記ラッチ用突起の先端がはまりこむ前記ラッチばねの凹部を変更し、前記回動操作部の芯と弾球遊技機本体との交差角度を変更可能としたので、遊技者は、自分に適した交差角度を選択して回動操作部を保持、操作できる。よって、操作し易くなり、遊技者の疲労も軽減される。発射装置操作ハンドルを揺動軸を中心にして揺動させるには、遊技者が例えば握部を持ってこれを揺動させるべく力を加えればよく、交差角度変更のための操作も簡単である。
なお、回動操作部の構造は公知の構造と同様でよく、変換手段は例えば公知の可変抵抗を使用すればよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例を図面を参照して説明することにより、発明の実施の形態を具体的に説明する。
【0016】
【実施例】
図1に示すように、本実施例の発射装置操作ハンドル(以下、単に操作ハンドルという)10は、弾球遊技機100の前面枠101の一部であって下受皿102を支持するプラスチック製の下部前板12によって保持されている。詳しくは後述するが、操作ハンドル10は、下部前板12と一体化されている。
【0017】
図2〜図5に示すように、下部前板12の裏面側には補強も兼ねる裏板13が取り付けられており、操作ハンドル10の軸保持部材14およびラッチばね保持部材16は、下部前板12と裏板13とを共通に貫通する貫通穴24を挟むようにして配されている。なお、軸保持部14は下部前板12と一体成形されておりラッチばね保持部材16は裏板13に接着されている。
【0018】
軸保持部材14は、半円状の挿通部18とその上下に突出する軸受部20とを備えている。この挿通部18の内部には貫通穴24に連通する空洞22が形成されており、挿通部18の前面側には貫通穴24に連通する揺動口25が開口している。
【0019】
ラッチばね保持部材16は、下部前板12に固着された一対の支持脚26、これら支持脚26に連接され貫通穴24に対面する背部28、背部28に立設された2本のビス保持部30からなり、背部28には突起揺動口29が設けられている。また、ラッチばね保持部材16の上下は開放されて、略コの字状である。そして、ビス保持部30には、2箇所の凹部32a、32bとそれらの間の山部34とを備えるラッチばね36がビス止めされている。
【0020】
これら挿通部18、貫通穴24、ラッチばね保持部材16を、ハンドル本体40が貫通している。
ハンドル本体40は、半球状の握部42、握部42に保持される回動操作部44、握部42に連接する連結部46、連結部46の先端から突出するラッチ用突起48からなっている。なお、回動操作部44は、芯Cを中心として回動可能であり(図4参照)、その回動に伴って握部42内に取り付けられている可変抵抗(図示しない)の接点位置すなわち抵抗値を変化させることができる。
【0021】
連結部46には、軸受部20に回動自在に保持される揺動軸50が固着されており、揺動軸50を中心として連結部46すなわちハンドル本体40を、揺動口25の範囲内で揺動させることができる。また、ラッチ用突起48の先端は、ラッチばね36の凹部32a、32bの形状に整合する形状で、図示のように凹部32a(32b)にはまりこむことができる。なお、下部前板12には、揺動軸50を軸受部20に挿通する際に、揺動軸50の通り道となる挿通用溝21が設けられている。
【0022】
さて、図2に示されるように、回動操作部44の芯Cと下部前板12すなわち図示しない弾球遊技機本体との交差角度がほぼ直角の場合に、遊技者が例えば握部42を持って、図2における反時計回り方向に揺動させる力を及ぼせば、ハンドル本体40が揺動軸50中心にして揺動する。その際、ラッチ用突起48の先端は、ラッチばね36を弾性変形させ、凹部32aから山部34を乗り越えるようにして凹部32bに移動する。そして、ラッチ用突起48の先端は凹部32bにはまりこんでラッチばね36の弾性力によって保持されるから、ハンドル本体40を揺動させる力を解除しても、ハンドル本体40は図3に示される位置にとどまる。また、ハンドル本体40が図3に示される位置にあるときに、時計回り方向の力を及ぼせば、前述の場合とは逆に、図3の位置から図2の位置に移動させることができる。
【0023】
このように、ハンドル本体40を図2に示される位置と図3に示される位置との間で変位させることができる。また、そのハンドル本体40の位置は、ラッチ用突起48の先端によりラッチばね36を弾性変形させる以上の力を加えない限り、ラッチばね36の働きによって保持される。したがって、遊技者は、例えば握部42を介してハンドル本体40を揺動させ、回動操作部44の芯Cと弾球遊技機本体との交差角度を、自分に適した交差角度にできる。よって、回動操作部44を操作し易くなり、遊技者の疲労も軽減される。
【0024】
また軸受部20が下部前板12(前面枠101)と一体成形されているので、軸受部20の強度はきわめて高くたとえハンドル本体40等に過大な荷重がかかっても破損するおそれはない。つまり、心ない遊技者がハンドル本体40等に過大な力をかけて壊そうとしても、この操作ハンドル10はそのような行為に耐えることができる。
【0025】
以上、実施例に従って、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の発射操作ハンドルを備える弾球遊技機の正面図である。
【図2】 実施例の発射操作ハンドルを弾球遊技機本体に直交させた状態の一部破断平面図である。
【図3】 実施例の発射操作ハンドルと弾球遊技機本体との交差角度を変えた状態の一部破断平面図である。
【図4】 実施例の発射操作ハンドルの前方上側からの斜視図である。
【図5】 実施例の発射操作ハンドルの後方下側からの斜視図である。
【符号の説明】
10…発射装置操作ハンドル 12…下部前板 14…軸保持部材
16…ラッチばね保持部材 18…挿通部 20…軸受部
22…空洞 24…貫通穴 25…揺動口 26…支持脚
28…背部 29…突起揺動口 30…ビス保持部
32a…凹部 32b…凹部 34…山部
40…ハンドル本体 42…握部 44…回動操作部
46…連結部 48…ラッチ用突起 50…揺動軸 C…芯
100…弾球遊技機
Claims (1)
- 正逆回動可能な回動操作部と、該回動操作部の回動変位量を電気的な信号に変換する変換手段とを備える発射装置の発射力を強弱操作するための発射装置操作ハンドルを装備した弾球遊技機において、
下受皿を支持するプラスチック製の下部前板の裏面側に取り付けられた裏板と、
前記下部前板と裏板とを共通に貫通する貫通穴と、
前記下部前板と一体成形されており、前記下部前板の前面から半円状に突出した挿通部、前記挿通部の内部に形成され後端は前記貫通穴に連通し前端は前記挿通部の前面側に揺動口として開口する空洞、及び前記挿通部の上下に突出する軸受部が設けられている軸保持部と、
複数箇所の凹部とそれらの間の山部とを備え、前記凹部を前記貫通穴に向き合わせて前記裏板の裏側に配されたラッチばねと
を弾球遊技機本体に備え、
前記発射装置操作ハンドルには、
前記回動操作部を保持する握部と、
先端から突出するラッチ用突起が設けられ基端側を前記握部に連結された連結部と、
前記回動操作部と前記ラッチ用突起との間になる位置で前記連結部に固着される一対の揺動軸と
を備え、
前記連結部を前記空洞及び前記貫通穴に挿通し、前記ラッチ用突起の先端を前記ラッチばねの凹部のいずれかにはまりこませ、前記揺動軸を、その軸方向を弾球遊技機の上下方向に沿わせて、前記軸受部に回動自在に保持させて前記連結部に固着することで前記発射装置操作ハンドルを弾球遊技機本体に装着し、
前記発射装置操作ハンドルを前記揺動軸を中心にして揺動させることにより、前記ラッチばねを弾性変形させて前記ラッチ用突起の先端がはまりこむ前記ラッチばねの凹部を変更し、前記回動操作部の芯と弾球遊技機本体との交差角度を変更可能とした
ことを特徴とする弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01637697A JP4174618B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01637697A JP4174618B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 弾球遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10211317A JPH10211317A (ja) | 1998-08-11 |
JP4174618B2 true JP4174618B2 (ja) | 2008-11-05 |
Family
ID=11914581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01637697A Expired - Lifetime JP4174618B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4174618B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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JP4848217B2 (ja) * | 2006-07-25 | 2011-12-28 | 株式会社足立ライト工業所 | 打球発射用ハンドル |
JP4543064B2 (ja) * | 2007-06-18 | 2010-09-15 | 株式会社内藤商会 | 遊技機 |
JP6319557B2 (ja) * | 2014-01-31 | 2018-05-09 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2017074129A (ja) * | 2015-10-13 | 2017-04-20 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
-
1997
- 1997-01-30 JP JP01637697A patent/JP4174618B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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---|---|
JPH10211317A (ja) | 1998-08-11 |
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