JPH04111380U - 弾球遊技機の打球固定装置 - Google Patents

弾球遊技機の打球固定装置

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JPH04111380U
JPH04111380U JP1540591U JP1540591U JPH04111380U JP H04111380 U JPH04111380 U JP H04111380U JP 1540591 U JP1540591 U JP 1540591U JP 1540591 U JP1540591 U JP 1540591U JP H04111380 U JPH04111380 U JP H04111380U
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operation dial
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内 正 博 竹
菜 芳 生 若
結 誠 田
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株式会社竹屋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】打球装置の発射操作ハンドルを仮固定し、一定
の発射力で打球を遊技領域の目標の位置に集中して発射
する。 【構成】弾球遊技機1の打球装置2はハンドル固定部1
0とハンドル本体部20とで形成し、該ハンドル本体部
20は握持部21と発射操作ダイヤル30と胴体部40
とで形成する。胴体部40の挿入枠46に可動片47の
一端を貼着し、他端を自由端とし上部に略三角状のスト
ッパー部48を設け、その下部に略楕円状の偏心カム4
9を偏心軸51で固定レバー50と回動自在に軸支す
る。 【効果】遊技者は発射操作ダイヤルを固定した後打球装
置に触れることなく遊技ができ、手首等の疲労を解消で
きる。 【図面】

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電動式打球機構を有するパチンコ遊技機やコイン遊技機等の弾球遊技 機に装備され、遊技者の打球状態を維持し仮固定できる弾球遊技機の打球装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、弾球遊技機の打球装置は発射操作ダイヤルの回動量に応じて発射力の強 弱を制御するコイルスプリングの付勢力を調節すると共に発射操作ダイヤルから 手を放した時は停止するものが提供されている。
【0003】 このような従来装置においては、遊技者が打球を所望の発射勢に保持するため には前記コイルスプリングの付勢力に抗して発射操作ダイヤルを手の力によって 一定の回動量に保持しなければならず、遊技が長時間に及ぶと腕や手首等に疲労 を感じるという問題点があり、従って打球遊技領域の目標の位置に集中して発射 することは困難となる。そして、この疲労を少なくするため発射操作ダイヤルと 握持部との僅かな隙間にマッチ棒やコイン等の異物を無理やり挿入させ同発射操 作ダイヤルを固定して遊技を行う遊技者が多く、このためマッチ棒が発射操作ダ イヤル内部に侵入して故障したりコインによって合成樹脂製の操作ハンドルを傷 つけたり破損したりしその修理や交換が必要となり不経済であると共に、遊技場 のイメージダウンになっている。また、遊技中例えばフィーバー等の特賞状態に なった時、遊技者が何等かの理由で打球装置から手を離したい場合でも、継続し て打球を発射しなければ特賞の恩恵が得られず、従って遊技者は苦痛を伴って打 球操作を継続しなければならず、このような不都合は早期改善が望まれていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記した不都合に鑑みなされたもので、その目的とするところは、発 射操作ダイヤルを無段階的に固定でき遊技者が所望する発射力で打球を遊技領域 の目標の位置に集中して発射できると共に、遊技者が打球装置に触れなくても継 続して遊技球を発射することができる弾球遊技機の打球装置を提供することにあ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するために本考案に係わる弾球遊技機の打球装置は、 ハンドル固定部とハンドル本体部で形成し、 該ハンドル本体部は握持部と発射操作ダイヤルと胴体部で形成し、 該胴体部の挿入枠内壁に略三角状のストッパー部を設けた半円状の可動片を装 着し、該ストッパー部下部に略楕円状の偏心カムを形成し、該偏心カムは胴体部 の固定枠外壁に設けた固定レバーと略一体に回動自在に軸着し、 固定レバー操作時に偏心カムに連動してストッパー部が発射操作ダイヤルを固 定できるよう構成したことを特徴とするものである。
【0006】
【作 用】
発射操作ダイヤル30を回動すると支軸31より図1に示す回転部13にワイ ヤー18を巻き込んでコイルスプリング17を張引する一方、打球発射モーター (図示省略)を駆動させ発射杵作動軸9を介して発射杵15を回動し、その回動 に抗する前記コイルスプリング17の付勢力により同発射杵15は復元し遊技球 は弾発される。従って遊技者は所望する発射勢にするため発射操作ダイヤル30 を回動自在に操作して打球の飛距離を調節し、図6に示す遊技領域5の目標の位 置に発射する。
【0007】 次に、発射操作ダイヤル30の操作部34を調節した位置に保持し、固定レバ ー50を回動して同発射操作ダイヤル30を固定し打球の飛距離を一定に維持す る。この固定レバー50は、常時は図3に示すように略垂直状に位置し、可動片 47は挿入枠46と遊間部52を有して偏心カム49の短径部に支えられるよう に重合し、ストッパー部48はその先端部が外枠36と前記遊間部52より小さ な間隔を有して停止している。そして図5に示すように固定レバー50を略90 度回動すると、偏心軸51に連動して偏心カム49が回動し、同偏心カム49の 長径部が可動片47を挿入枠46と重合するまで押圧し、ストッパー部48は外 枠36を圧接して発射操作ダイヤル30を固定する。従って遊技者は打球装置2 に触れることなく、遊技領域5の目標の位置に集中して遊技球を発射できる。
【0008】
【実施例】
以下、図面に基づき説明すれば、弾球遊技機1の打球装置2はハンドル固定部 10とハンドル本体部20に大別形成され、ハンドル本体部20は握持部21と 発射操作ダイヤル30と胴体部40とで形成される。
【0009】 本実施例の要部を構成するハンドル本体部20の発射操作ダイヤル30と胴体 部40を詳述すれば発射操作ダイヤル30は、図1に示すように遊技者が直接回 動操作する握持部21に対して回動自在となるよう回動溝32,32を形成した 操作部34と、該操作部34の略中央に一体的に固着延設される支軸31で構成 される。同支軸31は後述する胴体部40を固着する取付基板11の軸受部19 に固定する所定長さに形成する。
【0010】 次に胴体部40を説明する。 前記握持部21と嵌合する胴体部40は中央に軸受部41を設け、背面に支持 筒を配備した前面開口部周縁に、前記操作部34と嵌合する固定枠45と、該固 定枠45と微少の段差を設けて一体的に挿入枠46を形成し、同挿入枠46の上 部に予め後述するストッパー部48の作用時突出欠切部53を形成する。 前記挿入枠46の内側内壁に薄板帯材で可動片47を貼設する。可動片47は 胴体部40の挿入枠46の略内周半円長さとなし、該可動片47の一端部に略三 角状のストッパー部48を設け、ストッパー部48の三角頂点を前記欠切部53 に臨ませ、他端を挿入枠46の下方位置に貼設し、ストッパー部48が後述する 偏心カム49の摺動圧で上下に作動するよう設ける。 また胴体部40のストッパー部48に当接して略楕円状の偏心カム49を設け 、背面部に偏心カム49を制御する固定レバー50を設け、前記ストッパー部4 8下部に穿設した軸孔に挿通した偏心軸51で両装置を一体的に軸支する。従っ て固定レバー50の傾動に基づき偏心カム49が摺動し、ストッパー部48が上 限壁まで押上がるため、操作部34の外枠36内面に当接し発射操作ダイヤル3 0を固定する。
【0011】 尚、前記可動片47は弾性のあるプラスチック等の合成樹脂で成型するのが良 く、ストッパー部48及び偏心カム49との接合面には摩耗を防ぐため例えばラ バー等を被着するのが望ましい。また、偏心カム49は前記した楕円状に限らず 真円状等その形状は限定せず、更に摩耗耐久性の高い硬質の合金等で成型するの が望ましい。また、発射操作ダイヤル30の外枠36内面側にストッパー部48 と噛合する例えばギア状等の溝を形成し、同発射操作ダイヤル30の固定状態を より強固なものにしても良い。
【0012】 前記のように形成したハンドル本体部20を図1に示すハンドル固定部10に 装置する。ハンドル固定部10は長方形状の取付基板11に集約して設けられ、 該取付基板の前面においては発射杵15の支軸16を配して球力調整部14を設 け、該球力調整部14の外周にコイルスプリング17の一端を係止し周設されて いる。コイルスプリング17の他端にはワイヤー18が回転部13の回転軸に固 着され図示しない回転歯車で一体的に形成されたハンドル受部12に連動し回転 部13の内部に巻き込むようになっている。また、発射基板11の背面部は打球 を弾発する発射杵15や該発射杵15に対して往復動作を付与する駆動モーター 等が設けられている。
【0013】 以上のようにハンドル固定部10と一体的に装着するハンドル本体部20で構 成される打球装置2は図6に示す弾球遊技機1の右側下部所定位置に配設され、 遊技盤3の表面に略円状に形成した遊技領域5への球の発射を制御調節する装置 である。
【0014】 以上は本考案に係わる一実施例であって、実用新案登録請求の範囲であれば自 由に設計変更できることは言及するまでもない。
【0015】
【考案の効果】
以上、説明したところから明かなように、本考案の打球装置は固定レバーを回 動操作するだけで発射操作ダイヤルが固定され一定の発射勢で打球を弾発するの で、遊技者は所望する打球の発射勢で確実に遊技領域の目標の位置に集中して遊 技球を発射可能となり、且つ長時間の遊技を行っても疲労度を少なくすることが できる。 また、発射勢を一定に保持するために異物を打球装置に挿入する遊技者は皆無 になり、従って打球装置を傷つけたり破損したりすることがなくなりその修理や 交換が減少し経済的になると共に、遊技場のイメージアップにつながる。 更に遊技中例えば特賞状態が成立し遊技者は継続して打球を発射しなければ不 利益になる場合、同遊技者が何等かの理由で打球装置から手を離したい時でも前 記固定レバーを操作することにより継続して遊技球を発射できる。 また、前記打球装置は軽微な設計により安価に提供することが可能となり実用 価値が高く産業上に効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】打球装置の分割状態を示す上方から見た斜視図
である。
【図2】発射操作ダイヤルと胴体部を装着した状態を示
す上方から見た斜視図である。
【図3】発射操作ダイヤルと胴体部を装着した状態で固
定レバーの未使用状態を示す表面から見た破断図であ
る。
【図4】発射操作ダイヤルと胴体部を装着した状態を示
す背面から見た断面図である。
【図5】発射操作ダイヤルと胴体部を装着した状態で固
定レバーの使用状態を示す表面から見た破断図である。
【図6】弾球遊技機の全体斜視図である。 1・・弾球遊技機、 2・・打球装置、5
・・遊技領域、 10・・ハンドル固定部、20
・・ハンドル本体部、 21・・握持部、30・
・発射操作ダイヤル、 34・・操作部、36・・
外枠、 40・・胴体部、46・・挿入枠、
47・・可動片、48・・ストッパー
部、 49・・偏心カム、50・・固定レバ
ー、 51・・偏心軸、52・・遊間部、
53・・欠切部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾球遊技機における打球を制御調節するハ
    ンドルを握持部と発射操作ダイヤルと胴体部で形成した
    ハンドル本体部において、前記胴体部内壁にストッパー
    部材を具備した可動片を装着し、該可動片を制御する偏
    心カムと、同偏心カムを胴体部の外から制御する固定レ
    バーを形成し、固定レバー操作で偏心カムを連動して、
    前記ストッパー部材で発射操作ダイヤルを固定できるよ
    う構成したことを特徴とする弾球遊技機の打球固定装
    置。
JP1540591U 1991-03-15 1991-03-15 弾球遊技機の打球固定装置 Expired - Lifetime JP2529207Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012179465A (ja) * 2012-06-28 2012-09-20 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2013138739A (ja) * 2011-12-28 2013-07-18 Sankyo Co Ltd 遊技機

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JP2013138739A (ja) * 2011-12-28 2013-07-18 Sankyo Co Ltd 遊技機
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