JPH0438861Y2 - - Google Patents

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JPH0438861Y2
JPH0438861Y2 JP1986042507U JP4250786U JPH0438861Y2 JP H0438861 Y2 JPH0438861 Y2 JP H0438861Y2 JP 1986042507 U JP1986042507 U JP 1986042507U JP 4250786 U JP4250786 U JP 4250786U JP H0438861 Y2 JPH0438861 Y2 JP H0438861Y2
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pulley
ball
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wire
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電動的に打玉を弾発する打玉杆の打
玉強さの調節を右手又は左手のいずれでも可能な
ようにした電動式パチンコ遊技機に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
周知のように、電動式パチンコ遊技機は前枠の
右側下方に打玉操作ハンドルが配設され、遊技者
がこの打玉操作ハンドルを回動操作することによ
り打玉杆を発射方向へ付勢するばね調節装置の張
力を変化させて打玉杆の打玉強さを調節するよう
に構成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の電動式パチンコ遊技機にあつて
は打玉操作ハンドルが前枠の右側下方に配設され
ているだけであるため、遊技者が左利きの場合に
は打玉操作ハンドルの回動操作に非常な困難が強
いられている。また、遊技者が右利きの場合であ
つても打玉操作ハンドルを同じ手で長時間握つて
いると手首や肩が極度に疲労するものであつた。
〔考案の目的〕
したがつて、本考案の目的は、打玉操作ハンド
ルの回動操作による打玉杆の打玉強さの調節を右
手又は左手のいづれによつても可能なようにして
左利きの遊技者に対して便宜を図るとともに、右
利きの遊技者でも疲労を覚えたとき自由に手をか
えて打玉操作ハンドルの回動操作ができるような
新規な電動式パチンコ遊技機を提供することであ
る。
また、本考案の別の目的は、構造が簡単であ
り、しかも右手又は左手のいづれでも同じ作用力
で、かつ軽快に打玉強さの調節ができるような電
動式パチンコ遊技機を提供することである。
〔目的を達成するための手段〕
本考案は、前枠の前面下部に右手打玉操作ハン
ドル及び左手打玉操作ハンドルを設け、右手打玉
操作ハンドルの軸にピンを固植した回動体を固定
するとともに、前記ピンの回動円弧とほぼ一致す
る円弧溝を有する第1プーリを遊装してピンを円
弧溝に係合させ、左手操作ハンドルの軸には第2
プーリを固定し、打玉杆を発射方向へ付勢するば
ね調節装置に一端を接続したワイヤの他端を第1
プーリに止着し、また一端を第1プーリに止着し
たワイヤの他端を第2プーリに係着して成ること
を特徴としている。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面について説明す
る。第1図はこの考案の一実施例の電動式パチン
コ遊技機の正面図、第2図はこの考案の一実施例
の電動式打玉機構の全体を示す斜視図である。図
において、1は電動式パチンコ遊技機の前枠、2
は前枠1の後面部の遊技盤で、これに発射位置を
有する打玉誘導レール3が装設される。前枠1の
前面下部には払い出された景品玉を受ける上部玉
受皿4と、この上部玉受皿4からの溢れ玉を受け
る下部玉受皿5とが配設される。
しかして、前枠1の右側下方には右手打玉操作
ハンドル6aが前面に突出して設けられるととも
に、前枠1の左側下方には左手打玉操作ハンドル
6bが前面に突出して設けられる。なお右手打玉
操作ハンドル6aと左手打玉操作ハンドル6bと
は左右対称に構成されることを除いて同様に構成
されるので、同一部分を同一符号で示す。ただ
し、左手打玉操作ハンドルは末尾をaに代えてb
で示し、構成の説明を省略する。右手打玉操作ハ
ンドル6aは、前握持部材7aと保持筒8aを有
する後握持部材9aとの間に操作レバー10aを
回動自在に設けて構成され、これの取付けは前枠
1の前面に固定された支持部12aに保持筒8a
を嵌合してビス止めすることによつて達せられ
る。前記操作レバー10aには保持筒8a及び支
持部12aの内部を貫通して前枠1の裏側へ突出
する軸13aが一体に設けられ、この軸13aの
突出端にピン14を固植した半円状の回動体15
が固定されるとともに、第1プーリ16が遊装さ
れる。なお該軸13aの先端部にはワツシヤ52
が嵌挿され、かつストツプリング53が嵌着され
ていて、第1プーリ16の脱落を防止している。
この第1プーリ16の側面には前記ピン14の回
動円弧とほぼ一致する円弧溝17が透設され、こ
の円弧溝17にピン14が係合される。なお左手
打玉操作ハンドル6bの軸13bには半円状の第
2プーリ18が固定される。
前枠1の裏側には打玉弾発機構19が配設され
る。この打玉弾発機構19は取付プレート20を
有する。この取付プレート20のほぼ中央部分に
は打玉杆22が軸23により回動可能に支持さ
れ、これの打玉部21が打玉誘導レール3の発射
位置に臨まされる。打玉杆22にはアーム24が
固定され、このアーム24の先端にローラ25が
設けられている。26は前記打玉杆22を電気的
に駆動するためのモータで、これのモータ軸27
に固定されたカム28が前記ローラ25に係合し
て打玉杆22を弾発駆動するようになつている。
また、取付プレート20にはばね調節装置29
が設けられる。このばね調節装置29は第5図に
示すように取付プレート20に固植した支持軸3
0に回転自在に遊装される円板状の回動部材31
及び十字状の摘み部32′を有する円筒状の調節
部材32とで大略構成される。この回動部材31
及び調節部材32の相対する面には互いに噛合す
る断面V字状の係合歯33及び34が形成され、
前記支持軸30に通したコイルスプリング35に
より回動部材31及び調節部材32が圧接されて
常に緊密に噛合される。そして、回動部材31の
腕31′にはワイヤ36aの一端が接続され調節
部材32には打玉杆22に一端が連結されて該打
玉杆22を常に発射方向へ付勢するコイルばね3
7の他端が接続される。なお調節部材32をコイ
ルスプリング35に抗して前方へ移動させると両
係合歯33及び34の噛合が外れるので、調節部
材32を回わして回動部材31との噛合せ位置を
違えることによりコイルばね37の張力を自由に
調節することができる。前記ワイヤ36aの他端
は前記第1プーリ16の一部38に係着され、ま
た別のワイヤ36bの一端が第1プーリ16の一
部ー39に連結され、さらにその他端はガイドロ
ーラ40,40を介して第2プーリ18の一部に
挿通されて係着される。なお該第2プーリ18に
係着されたワイヤ36bの端部は、第2プーリ1
8に対して摺動可能となつており、第2プーリ1
8を矢示ロ方向へ回動した場合は、ワイヤ36b
は係止されてプーリと共に矢示ロ方向へ動くが、
右手打玉操作ハンドル6aの操作レバー10aを
回動し、第1プーリ16を介してワイヤ36bを
ロ方向へ移動させた場合は、ワイヤは摺動して第
2プーリ18は回動しない。
前記第1プーリ16にはピン部材41が形成さ
れ、モータ取付板43にはこのピン部材41に当
接して扇形のレバー体42が軸44により回動自
在に配設される。このレバー体42は第3図実線
のようにピン部材41が当接してこれを押圧する
ことでモータ26の電源スイツチ45をオフ状態
に維持するものである。また、レバー体42は右
手打玉操作ハンドル6aの前握持部材7aに設け
られた押しボタン46を押すと長杆51により突
き出されるカム体47により押圧されて電源スイ
ツチ45をオフさせるようになつている。その他
図中48はワイヤ36bがガイドローラ40,4
0から外れないようにするためのガイド片、49
は打玉杆22の回動範囲を規制するための弾性
体、50はコイルばね37の張力を緩めるための
補助ばねである。
上記のように構成した電動式パチンコ遊技機
は、遊技者が右手打玉操作ハンドル6aを握り操
作レバー10aを第1図において右回り方向へ回
動させると該操作レバー10aの軸13aと共に
回動体15が回動し、これのピン14が第1プー
リ16の円弧溝17と係合して第1プーリ16を
第3図において左回り方向へ回転させる。この第
1プーリ16の回転でワイヤ36aが第3図矢示
イ方向(左方向)へ引かれてばね調節装置29の
回動部材31と調節部材32が一体となつて回転
し、調節部材32の回転によりコイルばね37が
伸ばされてその引張力が強められるもので、操作
レバー10aの回動度合によつて打玉杆22の打
玉強さが自由に調節できる。なおこの場合にワイ
ヤ36bは矢示ロ方向へ移動するが、第2プーリ
18の端部で摺動し、第2プーリは回動しない。
また、前記第1プーリ16が回転すると第3図鎖
線のようにピン部材41がレバー体42から離れ
て該レバー体42による電源スイツチ45の押圧
が解除され、これによつてモータ26が回転駆動
する。そして、モータ軸27に固定されたカム2
8がローラ25に係合するこれによつて打玉杆2
2が反復作動しコイルばね37の弾発力で発射位
置の打玉を発射するものである。
一方、遊技者が左手打玉操作ハンドル6bを握
り操作レバー10bを第1図において左回り方向
へ回動させると、該操作レバー10bの軸13b
と共に第2プーリ18が回動し、この第2プーリ
18の回動によりワイヤ36bが第3図矢示ロ方
向(右方向)へ引かれて第1プーリ16を第3図
において左回り方向へ回転させる。なおこのとき
回動体15のピン14は第1プーリ16の円弧溝
17に係合しないため、回動体15に回転が伝達
されず第1プーリ16だけが回転する。そして、
この第1プーリ16の回転により前述した右手打
玉操作ハンドル6aの回動操作時と同じようにし
て打玉杆22の打玉強さが自由に調節できるもの
である。
なお2本のワイヤを第1プーリ16に止着する
位置および止着手段は特に限定しない。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の電動式パチンコ遊技
機によれば、前枠の前面に右手打玉操作ハンドル
及び左手打玉操作ハンドルを設けてどちらでも同
じように打玉杆の打玉強さが調節できるようにし
たものであるから、左利きの遊技者でも右利きの
遊技者と全く同じ条件で打玉強さの調節ができ
る。また、長時間遊戯して疲労を覚えたときには
休まないでも手を代えてそのまゝ遊戯を続けるこ
とができ、パチンコ遊戯をより一層楽しいものと
することができる。
更に本考案によれば、右手打玉操作ハンドル及
び左手打玉操作ハンドルをばね調節装置にプーリ
を介して2本のワイヤで連係し、これにより右、
左いずれでも打玉杆の打玉強さを調節できるよう
にしているので、構造が極めて簡単であるととも
に、2本のワイヤがそれぞれ独立しておるため、
長さの設定および取り替えが容易である。更にま
た本考案によれば、ばね調節装置及び打玉機構は
増設する必要がなく、従来どおり1組のみでよい
ので構造が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は電動式パチンコ遊技機の正面図、第2図は電動
式打玉機構の全体を示す斜視図、第3図は電動式
パチンコ遊技機の下部裏面図、第4図は右手操作
ハンドル部分の断面図、第5図はばね調節装置部
分の断面図、第6図は作用を説明する要部の正面
図である。 1……前枠、6a……右手打玉操作ハンドル、
6b……左手打玉操作ハンドル、13a……右手
打玉操作ハンドルの軸、13b……左手打玉操作
ハンドルの軸、14……ピン、15……回動体、
16……第1プーリ、17……円弧溝、18……
第2プーリ、22……打玉杆、29……ばね調節
装置、36a……ワイヤ、36b……ワイヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前枠の前面下部に右手打玉操作ハンドル6a及
    び左手打玉操作ハンドル6bを設け、右手打玉操
    作ハンドル6aの軸13aにピン14を固植した
    回動体15を固定するとともに、前記ピンの回動
    円弧と一致する円弧溝17を有する第1プーリ1
    6を遊嵌してピン14を円弧溝17に係合させ、
    また左手打玉操作ハンドル6bの軸13bには第
    2プーリ18を固定し、前記回動体15または第
    2プーリ18の回動により第1プーリ16を回動
    させて打玉強さを調節自在とすべく、打玉杆22
    を発射方向へ付勢するばね調節装置29に一端を
    接続したワイヤ36aの他端を第1プーリ16に
    止着し、また一端を第1プーリ16に止着したワ
    イヤ36aの他端を第2プーリ18に係着したこ
    とを特徴とする電動式パチンコ遊技機。
JP1986042507U 1986-03-24 1986-03-24 Expired JPH0438861Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986042507U JPH0438861Y2 (ja) 1986-03-24 1986-03-24

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JP1986042507U JPH0438861Y2 (ja) 1986-03-24 1986-03-24

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Publication Number Publication Date
JPS62155882U JPS62155882U (ja) 1987-10-03
JPH0438861Y2 true JPH0438861Y2 (ja) 1992-09-10

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5957681A (ja) * 1983-08-10 1984-04-03 株式会社ソフイア パチンコ機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6079481U (ja) * 1983-11-08 1985-06-03 ユニバ−サルテクノス株式会社 電動式パチンコ機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5957681A (ja) * 1983-08-10 1984-04-03 株式会社ソフイア パチンコ機

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JPS62155882U (ja) 1987-10-03

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