JPH0126713Y2 - - Google Patents

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JPH0126713Y2
JPH0126713Y2 JP4285584U JP4285584U JPH0126713Y2 JP H0126713 Y2 JPH0126713 Y2 JP H0126713Y2 JP 4285584 U JP4285584 U JP 4285584U JP 4285584 U JP4285584 U JP 4285584U JP H0126713 Y2 JPH0126713 Y2 JP H0126713Y2
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JP
Japan
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switching valve
clutch
hoisting
operating
hydraulic motor
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JP4285584U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、油圧モータから巻取ドラムに動力を
伝達し、かつ油圧で作動されるクラツチを有する
巻上ウインチの操作装置に関する。
従来、この種のウインチの操作装置は通常巻上
モータ操作レバーとクラツチ操作レバーの二本の
操作レバーを必要としており、例えばウインチ装
置を移動式クレーンに搭載した場合、運転席の前
方および側方には各種用途の操作レバーが多数配
置されているのでレバーの選択を誤つたり、ある
いは作業内容によつては二本の操作レバーに繁雑
な運転操作を求められたりするために、誤操作を
する可能性があり、危険防止上問題があつた。
これを第1図に示す従来のウインチ装置の作動
回路図により説明する。
この従来装置には、巻上モータ操作レバー1
1、クラツチ操作レバー18が装備されており、
運転者は運転席でこれらを選択、操作して各種の
荷役作業を行う。減圧弁12,13は巻上操作レ
バー11で操作されて一次側に導かれた操作用ポ
ンプ15からの吐出油を制御し、2次圧を主切換
バルブ2の両端のパイロツト室に導びく。
主切換バルブ2は、ポンプ1からの吐出油の方
向を制御してその圧油を油圧モータ3に供給しこ
れを駆動する。油圧モータ3の回転はクラツチ機
構を介して巻取ドラム5に伝達され吊荷を巻上
げ、巻下げまたは保持する。クラツチ操作用レバ
ー18は運転席に設けられており、切換弁19を
図の状態(左位置)に切換えると操作用ポンプ1
5からの吐出油がクラツチシリンダ5に供給され
巻取ドラム5の端部に設けたクラツチを接続す
る。(入れる。)また切換弁19が右位置に切換え
られるとクラツチシリンダ5は切換弁19を介し
油タンクに接続されクラツチは解除される。
操作用ポンプ15およびポンプ1はそれぞれリ
リーフ弁16,17を備えており、該弁16,1
7により最高圧を規制されている。
ところで、この種の巻上ウインチを備えた移動
式クレーン等において実用される作業を大別する
と(1)常時クラツチを接続したまま巻上ウインチを
使用する場合、すなわちクラツチを接続状態にし
これを解除することなく巻上モータ操作レバーを
操作して吊荷を巻上げ、巻下げまたは保持する場
合と、(2)巻上モータ操作レバーを中立位置にし油
圧モータを駆動しない状態において、クラツチを
解除し吊荷の自由降下を行う場合等がある。
第1図に示す従来装置で上記作業を行うには、
(1)の場合、クラツチ操作レバー18で切換弁19
を操作して図示の状態とし、操作用ポンプ15の
吐出油をクラツチシリンダ5に導びきクラツチを
接続した状態で巻上モータ操作レバー11を操作
することにより、油圧モータ3を停止または正、
逆方向に回転させることができ、(2)の作業を行う
場合には、巻上モータ操作レバー11を中立位置
に保持して油圧モータ3を停止しクラツチ操作レ
バー18を図の右位置に切換えてクラツチシリン
ダ5をタンクに接続しクラツチを解除すれば、吊
荷は自重により自然落下状態になる。
このように従来装置においては、運転者はその
都度二本の操作レバーのそれぞれを選択操作しな
ければならないという不便さと、上記(1)の作業で
吊荷を巻上げ中に誤つてクラツチ操作レバー18
を切換えた場合、それまで接続状態にあつたクラ
ツチが急に解除されて油圧モータ3の回転力が巻
取ドラムに伝達されなくなり、吊荷は急落下する
という危険があつた。
本考案は、上記の如き従来装置の操作上の不便
さと危険性とを解消することを課題とし、2本の
操作レバによる操作を1本の操作レバーと1箇の
切換スイツチで行い得るようにして運転操作を容
易にすることにより、これを解決したのである。
以下、本考案による一実施例を第2図、第3A
図および第3B図によつて説明する。なおこれら
に図示するものにおいて第1図と共通する符号は
同一物または均等物を示す。
電磁切換弁7は二つの一次側ポートがそれぞれ
操作用ポンプ15と油タンクに接続され、2次側
ポートはクラツチシリンダ5に接続され、常時は
クラツチシリンダ5を操作用ポンプ15に接続
し、クラツチは接続(入)状態にあるが、電磁切
換弁7の電磁操作部に通電する(励磁する)と2
次側ポートは油タンクに接続され、クラツチシリ
ンダの油圧を開放して図示しないスプリング力に
より油圧モータ3と巻取ドラム4との接続を解除
する。シヤトル弁14は一対の減圧弁12,13
の2次圧のうち高圧側を選択して圧力スイツチ8
に導く、この圧力スイツチ8は電磁切換弁7の電
磁操作部に接続されると共に、切換スイツチ9を
径て電源10に接続されている。この圧力スイツ
チ8は常時は電磁切換弁7を励磁する常閉接点を
有し、該接点は油圧モータ3が駆動されていると
きにはシヤトル弁14で選択された高圧油により
切換えられて開となり、上記電磁操作部への電流
を遮断する。また切換スイツチ9は通常運転者の
操作に便利な運転室内に設けられている。
次にこの考案の作動について説明する。
(1) 常時クラツチを接続したまま巻上ウインチを
使用する場合。
この場合には、予め切換スイツチ9は開とされ
電磁切換弁7は消磁されている。したがつて操作
用ポンプ15からの吐出油は電磁切換弁7を経由
してクラツチシリンダ5に導びかれクラツチは常
に接続(入)されている。この状態で巻上操作レ
バー11を中立位置にしたときの作動回路を例を
第2図に示す。この第2図の状態において、巻上
モータ操作レバー11を巻上または巻下位置に操
作すれば減圧弁12,13の2次圧は主切換バル
ブ2のパイロツト部に導びかれ主切換バルブ2を
右(又は左)位置に切換えポンプ1からの吐出油
を油圧モータ3に供給し、該モータを正または逆
方向に駆動するので、クラツチを介して巻取ドラ
ム4を回転させ吊荷を巻上げまたは巻下げる。ま
た巻上モータ操作レバー11を中立位置に戻すと
第2図の状態となり巻取ドラム4は回転を停止す
る。
(2) 巻上操作レバー11を中立位置にしておいて
クラツチを解除する場合。
例えば、クレーン作業時空フツクを自然落下さ
せたい場合、あるいはバケツト作業等で自然落下
を利用して効率のよい掘削をしたい場合等であ
る。この場合には切換スイツチ9が予め閉とされ
ている。
まず、この状態で巻上モータ操作レバー11を
中立位置に操作したときの作動回路を第3A図に
示す。この時、圧力スイツチ8にパイロツト圧は
作用しないので圧力スイツチ8は閉となつている
から電磁切換弁7は励磁され、クラツチシリンダ
5は電磁切換弁7を介して油タンクに接続されク
ラツチは解除されている。したがつて巻取ドラム
は自由に回転し得る。次に巻上モータ操作レバー
11を巻上または巻下位置に操作すると第3B図
に示す如く、減圧弁12,13の2次圧によつて
主切換弁2が右又は左に切換えられ、ポンプ1か
らの吐出油は主切換弁2を通つて油圧モータ3を
回転させると共に、減圧弁12,13の2次圧は
シヤトル弁14で高圧側が選択され圧力スイツチ
8の接点を開として電源10と電磁切換弁7との
接続を断ち、該切換弁7を消磁して操作用ポンプ
15からの吐出油をクラツチシリンダ5に導びき
クラツチを接続する。
したがつて、巻取ドラム5は油圧モータ3によ
り巻上または巻下方向に駆動される。このように
して(2)の作業を行う。
この状態で操作レバー11を中立位置に戻すと
主切換弁2が中立位置に復帰すると共に、圧力ス
イツチ8を閉じ電磁切換弁7が励磁され、クラツ
チシリンダ5がタンクに接続されるからクラツチ
が切れ、吊荷は自然落下する。
なお、上記実施例において、切換スイツチ9は
運転室内に設け、手動操作するのが好適である
が、これに限らず電気的に遠隔操作することもで
きることは云うまでもなく、またフートブレー
キ、油圧ブレーキ等は必要に応じて付設できるも
のである。
以上述べたように、本考案によれば運転者は、
作業目的に応じて予め切換スイツチを開または閉
に設定することにより、クラツチを接続したまま
巻上ウインチを使用する作業および自由落下作業
の二つの作業を容易に使い分けることができ、こ
れにより各作業の操作が簡単化されるとともに、
作業内容に適する運転操作を一本の巻上操作レバ
ーを操作するだけで行うことができるので、巻上
操作レバーとクラツチ操作レバーとを誤認するこ
とによる誤操作を避けることができ、また切換ス
イツチ、圧力スイツチを含む電磁切換弁操作電気
回路を採用したことにより、油圧回路は電磁切換
弁を一個用いるのみで構成することができる。更
に実際上必ずしも併設することを要しない制動機
構を排除して、これとは無関係に独立したクラツ
チ操作回路を構成し、制動回路系は必要があれば
適宜付設し得るようにしてあるので、構造簡単で
経済的な巻上ウインチ操作回路となつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の巻上ウインチの操作装置の作動
回路図系、第2図及び第3図は本考案の実施例の
作業態様を示す作動回路図である。 2:主切換バルブ、3:油圧モータ、5:クラ
ツチシリンダ、7:電磁切換弁、8:圧力スイツ
チ、9:切換スイツチ、10:電源、11:巻上
モータ操作レバー、12,13:減圧弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻取ドラム4を駆動する油圧モータ3、油圧モ
    ータ3を制御する主切換バルブ2、巻上モータ操
    作レバー11により操作され2次圧により主切換
    バルブ2をパイロツト操作する減圧弁12,1
    3、クラツチシリンダ5によりスプリング力に抗
    して巻取ドラム4と油圧モータ3を接続させるク
    ラツチ機構およびクラツチ機構を作動する油圧回
    路からなる巻上ウインチの操作装置において、上
    記油圧回路がクラツチシリンダ5を常時は油圧源
    に連通するが通電時にはこれを油タンクに連通す
    る電磁切換弁7を備え、電磁切換弁7の操作電気
    回路に順に電源10、切換スイツチ9および油圧
    モータ回転時減圧弁12,13の2次圧に応答し
    て常閉接点を開く圧力スイツチ8を設けたことを
    特徴とする巻上ウインチの操作装置。
JP4285584U 1984-03-27 1984-03-27 巻上ウインチの操作装置 Granted JPS60154392U (ja)

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JP4285584U JPS60154392U (ja) 1984-03-27 1984-03-27 巻上ウインチの操作装置

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JP4285584U JPS60154392U (ja) 1984-03-27 1984-03-27 巻上ウインチの操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60154392U JPS60154392U (ja) 1985-10-15
JPH0126713Y2 true JPH0126713Y2 (ja) 1989-08-09

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ID=30553984

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4285584U Granted JPS60154392U (ja) 1984-03-27 1984-03-27 巻上ウインチの操作装置

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