JP2562524Y2 - 油圧クレーン用ウインチのクラッチ・ブレーキ制御装置 - Google Patents

油圧クレーン用ウインチのクラッチ・ブレーキ制御装置

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JP2562524Y2
JP2562524Y2 JP7351992U JP7351992U JP2562524Y2 JP 2562524 Y2 JP2562524 Y2 JP 2562524Y2 JP 7351992 U JP7351992 U JP 7351992U JP 7351992 U JP7351992 U JP 7351992U JP 2562524 Y2 JP2562524 Y2 JP 2562524Y2
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章文 福井
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  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は移動式クレーン車等に
用いられる油圧駆動ウインチにおけるクラッチ・ブレー
キの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動式クレーン車等に用いられる油圧駆
動ウインチの従来の技術による油圧回路図を図4に示
す。図において、タンク2からの作動油は油圧ポンプ1
により高圧油となって、ウインチ操作バルブ3を通って
油圧モータ4を駆動し、該油圧モータ4と連結されてい
るウインチドラム5が駆動される。ウインチ操作バルブ
3における31 は巻下、32 は中立、33 は低速巻上の
バルブ位置である。
【0003】また、油圧ポンプ12(これは上記油圧ポ
ンプ1と同じでも差支えない)からの圧油は、アキュム
レータ11を蓄圧し、ウインチクラッチバルブ10を通
り、油路13を通った圧油は、クラッチシリンダ7に作
用してクラッチ6を作動し、油路14を通った圧油は、
ブレーキシリンダ15に作用してブレーキバンド8を解
除する方向に作動するようになっている。
【0004】次にこの従来の技術の作用について説明す
る。ウインチ操作バルブ3が中立位置32 に在り、クラ
ッチバルブ10が作業位置101 に在るときはクラッチ
6は作動状態(以下においてはONと記し、解除をOF
Fと記す)で、アキュムレータ11からの圧油も加わっ
てクラッチ6はONし、一方、ブレーキシリンダ15へ
通ずる油路14はクラッチバルブ10が作業位置101
にあるときは、油路16を通ってシャットルバルブ17
を介してタンク2に通ずるので、ブレーキシリンダ15
のスプリング151 により、ブレーキバンド8が作動
(以下においてはONと記し、解除をOFFと記す)す
る。
【0005】ウインチ操作バルブ3が上記と同じく中立
位置32 に在って、クラッチバルブ10をフリーホイー
ル位置102 に操作すると、クラッチ6はOFFにな
り、ブレーキシリンダ15はアキュムレータ11からの
圧油により、スプリング151が圧縮されてOFFにな
り、ウインチドラム5はフリー状態になる。
【0006】ウインチ操作バルブ3を中立位置32 以外
の31 または33 の位置に操作し、クラッチバルブ10
を作業位置101 に操作すると、クラッチON、ブレー
キOFFの状態になって、ウインチドラム5を巻下、ま
たは巻上で作動できるものである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のクラッチ・
ブレーキ制御装置においては、ウインチ駆動状態(クラ
ッチON、ブレーキOFF)が確保されていない場合
(例えばクラッチが半クラッチ状態のため、ブレーキを
OFFにすると吊荷の重量によってクラッチが滑り、吊
荷が落下する)には、作業の安全が保たれないという大
きい問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】この考案は上
記に鑑みなされたものであって、油圧駆動ウインチにお
けるクラッチ・ブレーキ制御装置であって、油圧源にア
キュムレータを具えた油圧回路において、該アキュムレ
ータの直後の油路に、ブレーキ回路遮断弁、及びアキュ
ムレータの圧力変動の情報を、電気または油圧の信号に
より、上記ブレーキ回路遮断弁に伝える手段を設けるこ
とにより、アキュムレータの圧力が規定圧から下がった
時、ブレーキ解除油圧回路を遮断して、ブレーキが解除
されないようにしたものである。
【0009】
【実施例】以下図面に基づいてこの考案の実施例につい
て説明する。図1はこの考案による第1実施例の油圧回
路図であって、上記図4と同様な機能を有する装置には
同じ符号を付してある。この第1実施例の最も特徴とす
るところは、アキュムレータ11の油路21にプレッシ
ャスイッチ22、及びブレーキ回路遮断弁23を設けた
ことであって、アキュムレータ11の圧力が、クラッチ
シリンダ7の規定圧より下がると、プレッシャスイッチ
22からの電気信号が電気回路線28を通ってブレーキ
回路遮断弁23に入って開位置232 から閉位置231
に切換わって、油路21の圧油が油路24を通ってシャ
ットルバルブ17へ連結されていたのが遮断され、ブレ
ーキシリンダ15がOFFにならないようにしたもので
ある。25はチェック弁、26、27はフィルタであ
る。そしてこの実施例においては、ブレーキ回路遮断弁
23がアキュムレータ11の直後に設けてあるので、高
い応答性が得られて誤作動の恐れがないと同時に、ウイ
ンチの個数が増してもブレーキ回路遮断弁23の個数は
1個で済むので回路の構成が複雑化しないものである。
【0010】図2はこの考案による第2実施例の油圧回
路図の要部を示し、上記第1実施例と異なるところは、
ブレーキ回路遮断弁23の設置位置をフィルタ26の下
流に設けることにより、図1におけるフィルタ27を廃
止したことを特徴とするものである。
【0011】図3はこの考案による第3実施例の油圧回
路図の要部を示し、上記第2実施例と異なるところはブ
レーキ回路遮断弁23が油圧制御方式であって、油路2
1からパイロット油路29が分岐してブレーキ回路遮断
弁23に油圧変動の情報を伝え、油路21の油圧が規定
圧より下がると、ブレーキ回路遮断弁23が開位置28
2 から閉位置281 に切り換わって、クラッチシリンダ
7の必要最低油圧を保つようにしたものである。
【0012】
【考案の効果】この考案は以上詳述したようにして成る
ので、油圧源にアキュムレータを具えた油圧駆動ウイン
チのクラッチ・ブレーキ制御装置において、アキュムレ
ータの油圧が規定油圧より下がって、クラッチが半クラ
ッチの状態になっても、吊荷の重量によりクラッチが滑
り、吊荷が落下するような危険は皆無になり、作業の安
全が非常に高められるという、大きい効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による第1実施例の油圧回路図であ
る。
【図2】この考案による第2実施例の油圧回路図の要部
を示す図である。
【図3】この考案による第3実施例の油圧回路図の要部
を示す図である。
【図4】従来の技術による油圧回路図である。
【符号の説明】
11 アキュムレータ 22 プレッシャスイッチ 23 ブレーキ回路遮断弁 29 パイロット油路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧駆動ウインチにおけるクラッチ・ブ
    レーキ制御装置であって、油圧源にアキュムレータ11
    を具えた油圧回路において、該アキュムレータ11の圧
    力が規定圧から下がった時、ブレーキ解除油圧回路を遮
    断して、ブレーキが解除されないように、アキュムレー
    タ11の直後の油路にブレーキ回路遮断弁23を設けた
    ことを特徴とする、油圧クレーン用ウインチのクラッチ
    ・ブレーキ制御装置。
JP7351992U 1992-09-30 1992-09-30 油圧クレーン用ウインチのクラッチ・ブレーキ制御装置 Expired - Lifetime JP2562524Y2 (ja)

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JPH0632479U JPH0632479U (ja) 1994-04-28
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