JP6604875B2 - クレーン - Google Patents
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図1は、クローラクレーン(以下、単にクレーンと記す)の外観を示す側面図である。クレーンは、クローラ式の走行体1と、走行体1上に旋回可能に搭載された旋回体2と、旋回体2に俯仰動可能に軸支されたブーム3とを有する。旋回体2には、後述するエンジン110(図2参照)やパイロットポンプ117(図2参照)、メインポンプ111(図2参照)等が搭載されている。旋回体2の前端部には運転室4が搭載され、後端部にはカウンタウエイト5が支持されている。旋回体2のブーム支持部の後方には、ライブマスト6が前後方向に回動可能に軸支されている。
(1)クレーンは、パイロットポンプ117から吐出される圧油が供給されることで、ウインチ装置の動作の制限を解除する制限解除装置として、ブレーキ解除シリンダ192およびブレーキ切換弁162ならびにドラムロック解除シリンダ191およびドラムロック切換弁161を備えている。ゲートロックバルブ151は、パイロットポンプ117から吐出される圧油の流れを遮断する遮断位置(Z)と、パイロットポンプ117から吐出される圧油が上記制限解除装置に供給されることを許容する許容位置(X)とを有する電磁切換弁である。パイロットポンプ117とゲートロックバルブ151との間には第1アキュムレータ181が設けられ、ゲートロックバルブ151と上記制限解除装置との間には、第2アキュムレータ182が設けられている。
(変形例1)
上述した実施の形態では、ゲートロックバルブ151が、遮断位置(Z)と許容位置(X)に切り換えられる電磁切換弁である例を説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、電磁切換弁に代えて、電磁比例弁を採用してもよい。この場合、ゲートロックレバー171がロック作動位置に操作されると、コントローラ190から消磁信号が出力され、電磁比例弁が全閉になり、パイロットポンプ117から吐出されるパイロット圧油の流れが遮断される(ブロックされる)。ゲートロックレバー171がロック解除位置に操作されると、コントローラ190から励磁信号が出力され、電磁比例弁が全開になり、パイロットポンプ117と油路141a,141bとが連通される。
上述した実施の形態では、パイロットポンプ117から吐出される圧油が供給されることで、ウインチ装置の動作の制限を解除する制限解除装置として、ブレーキ解除シリンダ192およびブレーキ切換弁162を有するブレーキ解除装置、ならびに、ドラムロック解除シリンダ191およびドラムロック切換弁161を有するドラムロック解除装置を例に説明したが、本発明はこれに限定されない。パイロットポンプ117から吐出される圧油により、ウインチ装置の動作の制限を解除する種々の制限解除装置を採用できる。
上述した実施の形態では、操作レバー115が操作されたか否かを、パイロット弁116a,116bで生成されるパイロット圧に基づいて判定する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。操作レバー115の操作角を検出する角度センサを設け、角度センサからの検出信号に基づいて、操作レバー115が操作されたか否かをコントローラ190が判定してもよい。なお、操作レバー115は、油圧パイロット式の操作レバーに限定されず、電気式の操作レバーを採用してもよい。
上述した実施の形態では、操作レバー115の操作が検出されたとき、ドラムロック切換弁161およびブレーキ切換弁162を切り換えてドラムロック装置およびパーキングブレーキ装置を解除する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。運転室104に、オペレータが操作するドラムロック解除スイッチ(不図示)およびブレーキ解除スイッチ(不図示)を設け、ドラムロック解除スイッチによる解除操作がなされるとコントローラ190によりドラムロック切換弁161を切り換えてドラムロック装置を解除し、ブレーキ解除スイッチによる解除操作がなされるとコントローラ190によりパーキングブレーキ装置を解除するようにしてもよい。
上述した実施の形態では、パイロットポンプ117が可変容量型の油圧ポンプである例について説明したが、本発明はこれに限定されない。パイロットポンプ117に固定容量型の油圧ポンプを採用してもよい。なお、固定容量型の油圧ポンプを採用した場合、ゲートロックバルブ151が遮断位置(Z)に切り換えられている状態が長時間継続すると、油路146内の圧力がリリーフセット圧Prに達し、リリーフ弁152により油がリリーフする状態が長時間継続することになる。このため、上述したように、可変容量型の油圧ポンプを採用することで損失馬力を低減し、燃費を向上することが好ましい。
上述した実施の形態では、ゲートロックバルブ151のスプールが遮断位置(Z)に切り換えられると、第1アキュムレータ181の後流側の油路146が遮断(ブロック)される例について説明したが、本明細書において、遮断とは、完全な遮断を意味するものではない。つまり、遮断とは、油路146から油路141a,141bやタンクTへ油が完全に通過できない状態にすることを意味するものではなく、僅かに油が通過することを含む。ゲートロックバルブ151の遮断位置(Z)とは、操作系を操作不能とすることができ、かつ、第1アキュムレータ181の圧力を上昇可能とすることができる位置のことを意味する。
Claims (3)
- パイロットポンプから吐出される圧油が供給されることで、ウインチ装置の動作の制限を解除する制限解除装置を備えたクレーンであって、
前記パイロットポンプから吐出される圧油の流れを遮断する遮断位置と、前記パイロットポンプから吐出される圧油が前記制限解除装置に供給されることを許容する許容位置とを有する制御弁と、
前記パイロットポンプから前記制御弁を介して前記制限解除装置に至る油路のうち、前記パイロットポンプと前記制御弁との間の油路に接続された第1蓄圧装置と、前記制御弁と前記制限解除装置との間の油路に接続された第2蓄圧装置と、を備えていることを特徴とするクレーン。 - 請求項1に記載のクレーンにおいて、
前記パイロットポンプは、前記第1蓄圧装置の圧力が所定圧力よりも高くなったときに、前記所定圧力よりも低いときに比べて前記パイロットポンプの傾転を小さくする可変容量型の油圧ポンプであることを特徴とするクレーン。 - 請求項1に記載のクレーンにおいて、
前記ウインチ装置及び前記第2蓄圧装置は、ブームに搭載され、
前記パイロットポンプ及び前記第1蓄圧装置は、旋回体に搭載されることを特徴とするクレーン。
Priority Applications (1)
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JP2016038251A JP6604875B2 (ja) | 2016-02-29 | 2016-02-29 | クレーン |
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JP2016038251A JP6604875B2 (ja) | 2016-02-29 | 2016-02-29 | クレーン |
Publications (2)
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JP2017154844A JP2017154844A (ja) | 2017-09-07 |
JP6604875B2 true JP6604875B2 (ja) | 2019-11-13 |
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ID=59807941
Family Applications (1)
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JP2016038251A Active JP6604875B2 (ja) | 2016-02-29 | 2016-02-29 | クレーン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6604875B2 (ja) |
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2016
- 2016-02-29 JP JP2016038251A patent/JP6604875B2/ja active Active
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JP2017154844A (ja) | 2017-09-07 |
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