JP2003261289A - 油圧ウインチの瞬時降下防止装置 - Google Patents

油圧ウインチの瞬時降下防止装置

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JP2003261289A
JP2003261289A JP2002062951A JP2002062951A JP2003261289A JP 2003261289 A JP2003261289 A JP 2003261289A JP 2002062951 A JP2002062951 A JP 2002062951A JP 2002062951 A JP2002062951 A JP 2002062951A JP 2003261289 A JP2003261289 A JP 2003261289A
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Masaaki Ebara
正明 江原
Koji Santo
幸治 山藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で適正なモータ保持圧を確保する
ことができる瞬時降下防止装置を提供する。 【解決手段】ブレーキによって制動されるウインチドラ
ムと、このウインチドラムを回転駆動する油圧ウインチ
モータ1と、このウインチモータ1の駆動源としての油圧
ポンプ7と、この油圧ポンプ7からの圧油の方向および流
れを制御し管路を通じてウインチモータ1に供給するコ
ントロールバルブ6と、このコントロールバルブ6を操作
するリモコン弁8と、ウインチドラム停止時に上記管路
の圧力を保持するカウンタバランス弁13とを有する油圧
ウインチにおいて、ウインチモータ駆動圧の一部を導入
し蓄圧するアキュムレータ14と、巻き上げ停止後に巻上
または巻下操作された際にアキュムレータ14に蓄積され
た蓄圧を巻上側の管路4aに導出するパイロットチェック
弁15とを備えてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ウインチの操
作においてブレーキ解除後に巻上げ、または巻下げを行
なった場合に負荷が瞬時降下することを防止する油圧ウ
インチの瞬時降下防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動ブレーキ式ウインチにおいて
は、ウインチの作動を制御するコントロールバルブが巻
上または巻下位置から中立位置に戻されたときに自動的
にブレーキを作動させ、同バルブが中立位置から巻上ま
たは巻下操作されたときに自動的にブレーキを解除する
ようになっている。
【0003】この場合、ブレーキ作動時においてコント
ロールバルブの中立位置復帰時点とブレーキ作動時点と
に僅かな時間差があるため、ウインチ駆動回路の巻上側
管路に負荷を支えるための圧力(モータ保持圧)を発生
させるカウンタバランス弁が設けられる。このカウンタ
バランス弁は、ブレーキが作動するまでの期間、負荷を
そのモータ保持圧によって保持するようになっている。
【0004】ブレーキが作動した後は、負荷はそのブレ
ーキによって支持されることになり、巻上側管路のウイ
ンチモータとカウンタバランス弁との間の保持圧ライン
に閉じ込められた圧油は、主にモータの内部リークとし
てドレン管路を通じてタンクに逃げる。それにより、巻
上側管路の圧は徐々に低下し、最終的にゼロとなる。
【0005】このため、負荷を宙吊り状態で停止させた
後、巻上または巻下操作を行なうと、ブレーキが解除さ
れてから負荷に見合った圧力が保持圧ラインに立つまで
の間で負荷が若干降下する。
【0006】このような負荷の瞬時降下を防止するもの
として、様々な構成の防止装置が提案されている。
【0007】例えば、特公昭60−52077号公報のもの
は、ブレーキ作動中、巻上ロープに作用する張力を検出
し、このロープ張力から、負荷を支えるのに必要なモー
タ保持圧を演算し、実際の巻上側管路圧がこの演算値と
等しくなるように保持圧ラインに圧力を加えるように構
成されている。
【0008】また、別の瞬時降下防止装置として、モー
タの回転が停止したとき(停止直前、停止時点、停止直
後)のモータ保持圧を圧力センサで検出してコントロー
ラに記憶しておき、次の巻上または巻下に際してモータ
保持圧が上記記憶値と等しくなるまで巻上側管路を加圧
するものも提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
ものは、ロープ張力から、吊りフックのロープ掛け数等
の他のパラメータを計算に入れて必要なモータ保持圧を
求めなければならず、算出値に誤差が生じやすいという
欠点がある。従って、重量物からなる負荷を微速で巻
上、巻下操作するのに適さない。
【0010】また、後者のものは、前者のものに比べる
とより正確にモータ保持圧を求めることができるもの
の、保持圧の検出値がオペレータによる操作の影響を受
けやすい。特にモータを急停止させたときのサージ圧に
よって保持圧が高めに検出されるとモータ保持圧が過大
になる虞れがある。
【0011】このように、従来の瞬時降下防止装置で
は、いずれも検出誤差を排除することができず適正なモ
ータ保持圧を確保することが難しいという問題がある。
また、各種センサ等によって検出した電気信号に基づい
てコントローラが演算処理を行い、電磁弁等を制御する
ように構成されているため回路構成が複雑になりコスト
高になるという問題もある。
【0012】本発明は以上のような従来の瞬時降下防止
装置における課題を考慮してなされたものであり、コン
トローラを介した複雑な制御を必要とせず簡単な構成で
適正なモータ保持圧を確保することができる油圧ウイン
チの瞬時降下防止装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、ブレーキによ
って制動されるウインチドラムと、このウインチドラム
を回転駆動する油圧ウインチモータと、このウインチモ
ータの駆動源としての油圧ポンプと、この油圧ポンプか
らの圧油の方向および流れを制御し管路を通じてウイン
チモータに供給するコントロールバルブと、このコント
ロールバルブを操作する操作手段と、ウインチドラム停
止時に上記管路の圧力を保持するカウンタバランス弁と
を有する油圧ウインチにおいて、ウインチモータ駆動圧
の一部を導入し蓄圧する蓄圧手段と、この蓄圧手段に蓄
積された蓄圧を巻上側の管路に導出する切換手段と、を
備えてなる油圧ウインチの瞬時降下防止装置である。
【0014】本発明に従えば、ウインチモータを巻上側
に駆動したときにその駆動圧に応じた圧力がモータ保持
圧として蓄圧手段に蓄積され、巻き上げを一旦停止させ
た後に巻上または巻下操作すると、蓄積された圧油が切
換手段を介して巻上側管路に導出される。それにより、
コントローラを介した複雑な制御を必要とせずに自己圧
を利用して適正なモータ保持圧を確保することができる
ようになる。
【0015】本発明において、上記蓄圧手段は、巻上側
管路におけるウインチモータとカウンタバランス弁との
間に設けられたアキュムレータで構成することができ、
切換手段は、そのアキュムレータと上記巻上側管路とを
連通または遮断するパイロットチェック弁で構成するこ
とができる。また、このパイロットチェック弁は、操作
手段の操作信号をパイロット信号として開くように構成
することが好ましい。
【0016】本発明に従えば、パイロットチェック弁が
アキュムレータからモータ保持圧を導出する際の切換弁
を兼ねるため、適正なモータ保持圧を確保するための回
路構成をさらにシンプルにすることができる。
【0017】本発明において、ブレーキとして油圧の導
入によって制動解除するネガティブブレーキを用いた場
合、操作手段の操作信号を受けて切り換えられそのネガ
ティブブレーキに対して制動解除用の圧油を供給する切
換弁を設け、この切換弁は操作手段からの操作信号を受
けてパイロットポートチェック弁が開いた後に切り換わ
るように構成することが好ましい。
【0018】本発明に従えば、操作信号を切換弁とパイ
ロットチェック弁とにそれぞれ導き、操作圧の増加につ
れてパイロットポートチェック弁、切換弁がこの順に開
くようにしたため、モータ保持圧が確保されてからブレ
ーキ解除を行なう一連の動作を確実に行なうことができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に
基づいて本発明を詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明に係る油圧ウインチの瞬時
降下防止装置の一実施形態を示したものである。
【0021】同図において、1は図示しないウインチド
ラムを回転駆動する油圧ウインチモータ、2はそのウイ
ンチモータ1を制動する自動ブレーキとしてのネガティ
ブブレーキ(通常は湿式の多板ブレーキまたは乾式のバ
ンドブレーキ、以下、ブレーキと呼ぶ)であり、バネ力
によって油圧モータ1を制動し、圧油P1が供給された
ときに制動を解除するようになっている。
【0022】モータ駆動回路3は、ウインチモータ1の
巻上側管路4および巻下側管路5を有し、パイロット式
のコントロールバルブ6を介してウインチモータ駆動用
の可変容量形油圧ポンプ(以下、油圧ポンプと呼ぶ)7
に接続されている。
【0023】コントロールバルブ6の両側パイロットポ
ート6a,6bは、レバー8aによって操作される操作
手段としてのリモコン弁8の二次側管路9a,9bに接
続されており、このリモコン弁8の操作によりコントロ
ールバルブ6が巻上(d位置)、中立(c位置)、巻下
(e位置)の各位置間で切り換わり、ウインチモータ1
の回転方向(巻上、停止、巻下)および速度が制御され
る。
【0024】10は操作ポンプ11とブレーキ2との間
に設けられた切換弁であり、この切換弁10のパイロッ
トポート10aは、二次側管路9aおよび9bにおいて
圧力の高い側の管路を選択するシャトル弁12に接続さ
れている。
【0025】上記切換弁10は、リモコン弁8が中立操
作されたときはばね圧によってa位置に復帰しタンクと
連通する。それによりブレーキ2のばね2aの付勢力が
働いてブレーキ2が作動する。また、レバー8aが巻上
または巻下操作されると、二次側管路9aおよび9bの
いずれか一方のリモコン圧P2またはP3が選択されて切
換弁10のパイロットポート10aに作用するため、切
換弁10はb位置に切り換わり、操作ポンプ11からの
解除圧P1が付勢力に抗してばね2aを圧縮し、ブレー
キ2の制動が解除される。
【0026】また、ウインチモータ1の巻上側管路4に
はカウンタバランス弁13が設けられている。
【0027】このカウンタバランス弁13は、モータ回
転数を制御し且つ安全弁として機能するほか、ウインチ
モータ1が停止してからブレーキ2が作動するまでの
間、モータ保持圧を発生させてウインチドラムが吊持し
ている負荷(吊荷)を保持するようになっている。
【0028】なお、ブレーキ2が作動した後は、負荷は
そのブレーキ2によって支持されるため、ウインチモー
タ1とカウンタバランス弁13との間の巻上側管路4a
に閉じ込められた圧油はウインチモータ1の内部リーク
として図示しないドレン管路を通じてタンクTに逃げる
ことになる。
【0029】このカウンタバランス弁13とウインチモ
ータ1との間に蓄圧手段としてのアキュムレータ14、
切換手段としてのパイロットチェック弁15が設けられ
ている。
【0030】詳しくは、アキュムレータ14はパイロッ
トチェック弁15を介して巻上側管路4aに接続されて
おり、そのパイロットチェック弁15のパイロットポー
ト15aには上述したリモコン圧P2またはP3が与えら
れるようになっている。
【0031】このパイロットチェック弁15は、通常は
チェック弁と変わりなく動作して巻上側管路4の圧油の
一部をアキュムレータ14に取り込んで逆流を防止して
いるが、パイロットポート15aにリモコン圧P2また
はP3が作用すると、その圧力で図示しないシール部が
開放され、アキュムレータ14から巻上側管路4aに対
して蓄積したモータ保持圧を導入するようになってい
る。
【0032】上記アキュムレータ14において、回路内
の圧力Pによって圧縮されたときの容積変化量をΔVと
すると、 ΔV=(P×V)/K となるようなバネ定数のものを選定すれば、実質的に負
荷の瞬時降下を防止することができる。
【0033】ただし、カウンタバランス弁13とウイン
チモータ1との間の巻上側管路4aの油量をV,油の弾
性係数をKとする。
【0034】次に、上記構成を有する瞬時降下防止装置
の動作について説明する。
【0035】図1において、操作レバー8aを巻上操作
すると、リモコン圧P2が切換弁10、パイロットチェ
ック弁15およびコントロールバルブ6にそれぞれ与え
られる。
【0036】図2はリモコン弁特性を示したものであ
り、ストローク量Sが増加するのにつれてリモコン圧P
が増加する。Paはパイロットチェック弁15が開弁す
るときの圧力を示し、Pbは切換弁10がb位置に切り
換わるときの圧力を示し、Pcはコントロールバルブ6
が中立位置から巻上または巻下位置に切り換わるときの
圧力を示している。
【0037】アキュムレータ14が蓄圧されてない状態
で巻上操作を開始すると、切換弁10に作用するリモコ
ン圧P2によって切換弁10がb位置に切り換わり、そ
れにより、解除圧P1がブレーキ2に導入されブレーキ
2の制動が解除される。
【0038】次に、コントロールバルブ6が中立位置a
から巻上位置bに切り換わり、油圧ポンプ7からの圧油
が巻上側管路4を通じてウインチモータ1に供給され
る。それによりウインチドラムが回転し、吊荷が吊り上
げられる。
【0039】このとき巻上側管路4に発生したウインチ
モータ駆動圧の一部がアキュムレータ14に蓄積され
る。すなわち、アキュムレータ14内には必ず吊荷重に
応じたモータ保持圧が蓄積されることになる。
【0040】パイロットチェック弁15は通常のチェッ
ク弁として機能しており、アキュムレータ14にモータ
保持圧を蓄積させるとともにその蓄圧の逆流を防止す
る。
【0041】次に、操作レバー8aを中立に戻しウイン
チモータ1を停止させると、リモコン圧P2が低下して
切換弁10がa位置に復帰しブレーキ2が作動する。従
って吊荷は宙吊り状態で支持される。この時点からカウ
ンタバランス弁13とウインチモータ1との間の巻上側
管路4aの圧力はウインチモータ1の内部リーク等によ
って徐々に低下し、最終的にゼロとなる。
【0042】次に、再び巻上操作を行なうと、リモコン
圧P2が切換弁10、パイロットチェック弁15および
コントロールバルブ6にそれぞれ与えられる。
【0043】リモコン圧がまずPa(図2参照)に達し
た時点で、パイロットチェック弁15が開き、アキュム
レータ14に蓄積されているモータ保持圧が、圧力の低
下した巻上側管路4aに導入される。
【0044】次に、リモコン圧P2がPbに達した時点
で、すなわち、巻上側管路4aの圧力が高くなった時点
で切換弁10がb位置に切り換わり、解除圧P1の導入
によってブレーキ2の制動が解除される。
【0045】このとき、巻上側管路4aには吊荷重に応
じたモータ保持圧が供給されているため、制動を解除し
ても吊荷が降下することはない。
【0046】次に、リモコン圧P2がPcに達した時点
で、コントロールバルブ6が巻上位置(e位置)に切り
換わって巻上側管路4→4aに管路圧が立ち、吊荷が円
滑に巻き上げられる。
【0047】なお、上記実施形態では吊荷重に応じたモ
ータ保持圧を自己圧として巻上側管路4aに導入してい
るため、巻上時にコントロールバルブから巻上側管路に
供給される圧油がモータ保持圧を上回るといったいわゆ
るジャンピングの発生を考慮する必要がない。
【0048】また、上記した実施形態ではウインチモー
タ1を停止させた後に巻上操作を行なった場合を例に取
り説明したが、パイロットチェック弁15には巻下リモ
コン圧P3も与えられるように構成しているため、ウイ
ンチモータ1を停止させた後に巻下操作を行なった場合
にも、同様に巻上側管路4aに圧油が導入される。従っ
て、巻下操作する場合にも吊荷の瞬時降下を防止するこ
とができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
請求項1の本発明によれば、ウインチモータを巻上側に
駆動したときにその駆動圧に応じた圧力がモータ保持圧
として蓄圧手段に蓄積され、巻き上げ停止後に巻上また
は巻下操作した際に、その蓄積したモータ保持圧が切換
手段を介して巻上側管路に導出されるように構成したた
め、コントローラを介した複雑な制御を必要とせずに自
己圧を利用して適正なモータ保持圧を確保し負荷の瞬時
降下を防止することができる。
【0050】請求項2の本発明によれば、蓄圧手段をア
キュムレータ、切換手段をそのアキュムレータと巻上側
管路とに介設されたパイロットチェック弁で構成し、こ
のパイロットチェック弁が、操作信号をパイロット信号
として開くようにしたため、パイロットチェック弁は、
アキュムレータに蓄積した圧油の逆流防止に加えモータ
保持圧を導出する際の切換弁を兼ねるため、適正なモー
タ保持圧を確保するための回路構成をさらにシンプルに
することができる。また、操作信号を外部パイロットと
したため、仮に操作信号ラインが破損してもモータが失
速することがなく安全である。
【0051】請求項3の本発明によれば、パイロットチ
ェック弁とネガティブブレーキに制動解除用の圧油を供
給する切換弁とにそれぞれ操作信号を導き、操作圧の増
加につれてパイロットポートチェック弁、切換弁がこの
順に開くようにしたため、モータ保持圧が確保されてか
らブレーキ解除を行なう一連の動作を確実に行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る瞬時降下防止装置の油圧回路図で
ある。
【図2】図1に示すリモコン弁のバルブ特性図である。
【符号の説明】
1 ウインチモータ 2 ブレーキ 3 モータ駆動回路 4 巻上側管路 5 巻下側管路 6 コントロールバルブ 7 油圧ポンプ 8 リモコン弁 9a,9b 二次側管路 10 切換弁 11 操作ポンプ 12 シャトル弁 13 カウンタバランス弁 14 アキュムレータ 15 パイロットチェック弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキによって制動されるウインチド
    ラムと、このウインチドラムを回転駆動する油圧ウイン
    チモータと、このウインチモータの駆動源としての油圧
    ポンプと、この油圧ポンプからの圧油の方向および流れ
    を制御し管路を通じて上記ウインチモータに供給するコ
    ントロールバルブと、このコントロールバルブを操作す
    る操作手段と、上記ウインチドラム停止時に上記管路の
    圧力を保持するカウンタバランス弁とを有する油圧ウイ
    ンチにおいて、 ウインチモータ駆動圧の一部を導入し蓄圧する蓄圧手段
    と、 この蓄圧手段に蓄積された蓄圧を巻上側の管路に導出す
    る切換手段と、を備えてなることを特徴とする油圧ウイ
    ンチの瞬時降下防止装置。
  2. 【請求項2】 上記蓄圧手段が、上記巻上側管路におけ
    る上記ウインチモータと上記カウンタバランス弁との間
    に設けられたアキュムレータからなり、上記切換手段
    が、そのアキュムレータと上記巻上側管路とを連通また
    は遮断するパイロットチェック弁からなり、このパイロ
    ットチェック弁は、上記操作手段の操作信号をパイロッ
    ト信号として開くように構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の油圧ウインチの瞬時降下防止装置。
  3. 【請求項3】 ブレーキとして油圧の導入によって制動
    解除するネガティブブレーキが用いられ、上記操作手段
    の操作信号を受けて切り換えられそのネガティブブレー
    キに対して制動解除用の圧油を供給する切換弁を有し、
    この切換弁は、上記操作手段からの操作信号を受けて上
    記パイロットポートチェック弁が開いた後に切り換わる
    ように構成されている請求項2記載の瞬時降下防止装
    置。
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