JP2006069801A - 油圧駆動ウインチの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吊荷荷重が大きい場合であっても初速を抑えてフリーフォール開始時のショック及びハンチングの発生を防止する。
【解決手段】選択スイッチ16によってフリーフォール指令が出されたときに、コントローラ15により減圧弁19の二次圧を低下させてシリンダ制御弁13を大容量位置イ側に作動させ、モータ容量を大容量側にセットする。そして、このモータ容量を巻下側リモコン弁8の操作量に比例して大容量から小容量に変化させるとともに、巻下側管路4の圧力を高めていくように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は油圧モータで駆動されるウインチドラムの回転を制御する油圧駆動ウインチの制御装置に関するものである。
従来、油圧駆動ウインチの制御装置として、特許文献1に示されているように、ウインチドラムにクラッチと、ネガティブ・ポジティブ両ブレーキとを設け、ドラム駆動、ドラム停止、フリーフォール(吊荷の自由落下)の各運転状態に応じてこれらクラッチ及びブレーキをオン・オフ制御するものが公知である。
しかし、この装置によると、フリーフォールのためにクラッチ及びポジティブブレーキとこれらの制御系が必要となるため、装置構成が複雑となり、コストが高くなる等の欠点があった。
そこで本出願人は、フリーフォールのためのクラッチ及びブレーキを不要とする装置として、特許文献2に示されているように、油圧モータの回転速度は同一流量でもモータ容量に反比例し、モータ容量が小さいほど回転速度が高くなる点に着目し、フリーフォール運転時にモータを小容量に設定することによりウインチドラムを高速で巻下回転させる技術を提案した。
特公昭63−35555号公報 特開平11−79679号公報
ところが、公知技術によると、フリーフォール運転の開始と同時にモータを小容量に切換える構成をとっているため、巻下げ側への急操作によってウインチドラムがいきなり高速で巻下回転する可能性がある。従って、吊荷荷重が大きくなるにつれてフリーフォール開始時の速度(初速)が速くなり、とくに重負荷でのフリーフォール開始時に車体にショックが発生するおそれがあった。
また、重負荷での初速が大きくなることから、カウンタバランス弁の動きが吊荷の動きに追従できずにハンチングを起こすおそれもあった。
そこで本発明は、吊荷荷重が大きい場合であっても初速を抑えてフリーフォール開始時のショック及びハンチングの発生を防止することができる油圧駆動ウインチの制御装置を提供するものである。
請求項1の本発明は、ウインチドラムと、このウインチドラムを駆動する可変容量型の油圧モータと、この油圧モータの油圧源としての油圧ポンプと、上記油圧モータに対する圧油の給排を制御するコントロールバルブと、このコントロールバルブを巻上側に操作する巻上操作手段と、コントロールバルブを巻下側に操作する巻下操作手段と、上記油圧モータの容量を制御するモータ容量制御手段と、フリーフォール指令を出力するフリーフォール指令手段と、フリーフォール制御手段とを備え、このフリーフォール制御手段は、上記フリーフォール指令手段からのフリーフォール指令に基づき上記モータ容量制御手段を作動させてフリーフォール運転を開始し、上記油圧モータの容量を上記巻下操作手段の操作量に比例して大容量から小容量に変化させるように構成されたものである。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、モータ容量制御手段として、油圧モータの容量を変化させるモータ容量調整用アクチュエータと、このアクチュエータを作動させる油圧パイロット式のアクチュエータ制御弁と、このアクチュエータ制御弁に導入されるパイロット圧を制御するパイロット圧制御弁と、上記巻下操作手段の操作量に応じてこのパイロット圧制御弁を制御するコントローラとを具備するものである。
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、上記フリーフォール制御手段は、上記巻下操作手段の操作量に比例して上記コントロールバルブから上記油圧モータに通じる巻下げ側管路の圧力を高めていくように構成されたものである。
請求項4の発明は、請求項3の構成において、コントロールバルブとして巻上側及び巻下側両パイロットポートを備えた油圧パイロット式のもの、巻下操作手段としてリモコン弁がそれぞれ用いられ、フリーフォール制御手段は、上記巻下側管路の圧力を設定圧力に制御する圧力制御弁を備え、フリーフォール指令手段からのフリーフォール指令に基づき上記リモコン弁の操作量に比例して上記圧力制御弁の設定圧力を変化させるように構成されたものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの構成において、コントロールバルブ切換手段を備え、このコントロールバルブ切換手段は、フリーフォール運転時に上記巻下操作手段からの切換え操作に優先して上記コントロールバルブを巻下げ側に切換えるように構成されたものである。
本発明によると、フリーフォール指令手段からフリーフォール指令が出されると、油圧モータの容量が巻下げ操作量に比例して大容量から小容量に変化する。すなわち、必ずモータ容量が大きい状態からフリーフォール運転が開始される。
従って、重負荷時でもフリーフォール開始時点での初速を抑えることができるため、フリーフォール開始直後に発生するショックを抑制できるとともにハンチングの発生を防止することができる。これにより、フリーフォール運転を安全に滑らかに行うことができる。
この場合、請求項3,4の発明によると、巻下げ操作を始めた時点では巻下げ側管路の圧力(巻下圧力)が低く設定されるため、フリーフォール開始直後のショック発生及びハンチングの発生を防止する効果が高い。
しかも、巻下げ圧力は操作手段の操作量に比例して高められるため、巻下操作量に応じてフリーフォール速度を増減することができる。
請求項5の発明によると、フリーフォール運転が開始されると、巻下操作手段の操作を待たずにコントロールバルブ切換手段が独自にコントロールバルブを巻下げ側に切換える。これにより、吊下げ負荷が加わっている状態でフリーフォール開始時から最大巻下げ速度に到達するまでの時間が短縮されるため応答性を高めることができる。
第1実施形態(図1〜図5参照)
1はウインチドラムで、このウインチドラム1の回転軸1aが可変容量型のウインチ用油圧モータ2に直結または減速機を介して連結され、同モータ2によってウインチドラム1が回転駆動される。
この油圧モータ2の駆動回路を構成する巻上側及び巻下側両管路3,4は、中立、巻上、巻下の三位置イ,ロ,ハを備えた油圧パイロット切換式のコントロールバルブ5を介して油圧ポンプ6に接続され、このコントロールバルブ5によってモータ2に対する圧油の給排(駆動、停止、駆動時の回転方向と速度)が制御される。
7はこのコントロールバルブ5を巻上側に操作する巻上操作手段としての巻上側リモコン弁、8は同バルブ5を巻下側に操作する巻下操作手段としての巻下側リモコン弁で、この両リモコン弁7,8の操作量に応じたパイロット圧(リモコン圧)がリモコン圧ライン9,10を通じてコントロールバルブ5の巻上側、巻下側両パイロットポート5a,5bに送られる。
なお、巻上側、巻下側両リモコン弁7,8は、通常、一体として構成され、一つのレバーで選択操作される。
11は動力巻下回転時に巻上側管路3に油圧ブレーキ力を発生させるブレーキ弁としてのカウンタバランス弁、Eは油圧ポンプ6を駆動するエンジン、Tはタンクである。
油圧モータ2の容量を制御するモータ容量制御手段について説明する。
12は油圧モータ2の傾転角を変えることによってモータ容量を変化させるモータ容量調整用アクチュエータとしてのシリンダ(以下、容量調整シリンダという)で、油圧モータ2は、同シリンダ12が縮小した状態で大容量に設定され、シリンダ伸長状態で小容量にセットされる。
この容量調整シリンダ12の伸長側油室12aは、油圧パイロット切換式のシリンダ制御弁(アクチュエータ制御弁)13を介して巻上側管路3に接続されている。
このシリンダ制御弁13は大容量位置イと小容量位置ロとを有し、大容量位置イでシリンダ伸長側油室12aがタンクTに連通して容量調整シリンダ12が縮小する(油圧モータ2が大容量にセットされる)。
一方、同制御弁13が小容量位置ロに切換わると、巻上側管路3の油がシリンダ伸長側油室12aに導入されることによりシリンダ12が伸長方向に作動する(油圧モータ2が小容量域にセットされる)。
13aはシリンダ制御弁13の小容量側パイロットポート、13bは大容量側パイロットポートである。
巻下げ側リモコン弁(操作手段)8のリモコン圧Piは圧力センサ14によって検出され、この圧力センサ14からの圧力信号がコントローラ15に入力される。
コントローラ15には選択スイッチ(フリーフォール指令手段)16が接続されている。この選択スイッチ16には通常の巻上げと巻下げを行う通常操作ボタン16aとフリーフォール操作ボタン16bとが備えられ、フリーフォール操作ボタン16bを押すと、コントローラ15に対してフリーフォール指令が与えられ、コントローラ15は予め設定されたモータ容量特性で油圧モータ2の容量を設定する。
図2は上記フリーフォール指令が出力された場合に設定されるモータ容量特性(リモコン圧Piとモータ容量Mqの関係)を示したものである。
同図に示すように、モータ容量は、リモコン圧Piが小さい場合には大きく、リモコン圧Piが増加するにつれて小さくなるように構成されている。
具体的には、シリンダ制御弁13の小容量側パイロットポート13aとパイロット油圧源17とを結ぶ容量切換ライン18に、コントローラ15によって制御されるパイロット圧制御弁としての電磁比例式の減圧弁19が設けられ、フリーフォール運転開始時においてリモコン圧Piが小さいときに、これを受けたコントローラ15からの信号によってこの減圧弁19の二次圧(シリンダ制御弁13の小容量側パイロットポート13aに入力されるパイロット圧)が低下するように構成されている。
これにより、シリンダ制御弁13が大容量位置イ側に作動し、モータ容量が大容量側にセットされる。
シリンダ制御弁13の大容量側ポート13bは、巻上側圧力検出ライン20によって巻上側管路3に接続され、巻上側管路3の圧力(巻上側圧力)が高くなるとシリンダ制御弁13が大容量側位置イ側に作動してモータ容量が増加する。
一方、巻上、巻下両側管路3,4をつなぐバイパス管路4aに、巻下側圧力を設定圧力に制御する油圧パイロット式の圧力制御弁21が設けられ、この圧力制御弁21のパイロットポートが、油圧パイロット式の設定圧力制御弁22を介して巻上側管路3に接続されている。
設定圧力制御弁22は、パイロットポート22aに入力されるパイロット圧に応じて連通から遮断に切換わる切換位置(図では便宜的に切換位置イ〜ハで示す)を有し、同制御弁22のパイロットライン23が、コントローラ15によって制御される電磁式のフリーフォール弁24を介して巻下側リモコン圧ライン10に接続されている。
なお、パイロットライン23は、巻上側管路3に設けられた油圧パイロット式の保持圧制御弁25のパイロットポート25aにも接続されている。
フリーフォール弁24は、通常運転時(フリーフォール運転時以外)は図示の非作用位置イにセットされ、この状態でパイロット油圧源26からの固定圧Pcが設定圧力制御弁22及び保持圧制御弁25に送られる。
一方、フリーフォール弁24は、フリーフォール指令が出されたときにコントローラ15からの信号によってイ位置からロ位置に切換わり、この状態でパイロットライン23に固定圧Pcに代わって巻下操作量に比例して変化するリモコン圧Piが供給される。
設定圧力制御弁22は、フリーフォール弁24がイ位置からロ位置に切換えられたとき、巻下げ側リモコン弁8が操作されていない状態ではイ位置にある。そして同リモコン弁8が巻下げ操作されると、その操作量に応じてロ位置→ハ位置と切換わる。
この設定圧力制御弁22がイ位置からハ位置に切換わるにつれて、圧力制御弁21はその設定圧が最小から最大まで変化し、これに伴って巻下側圧力(巻下側管路4の圧力)が最小から最大まで変化する。
一方、保持圧制御弁25は、フリーフォール指令が出されたときにリモコン圧Piによって連通位置に切換えられる。
このように、リモコン圧Piが小さい場合、すなわち、フリーフォール運転において巻下側リモコン弁8を操作し始めるときにモータ容量Mqを大きくし、且つ巻下側圧力を低くしておくと、フリーフォール運転開始直後はモータ容量Mqが大きいために油圧モータ2の回転に多くの油量を必要とすることにより初速が遅くなる。
その結果、重負荷時においてもフリーフォール開始直後に発生するショックが極めて小さくなるとともに、カウンタバランス弁11のハンチングの発生を防止でき、これによりフリーフォール運転を安全に行うことができる。
しかも、フリーフォール時の巻下速度はレバー操作量に比例して速くなるように構成しているため、安定して定常操作状態に移行させることができ、オペレータの意に沿った運転を行うことができる。
上記コントローラ15、フリーフォール弁24,設定圧力制御弁22及び圧力制御弁21はフリーフォール制御手段として機能する。
図3(a)は巻下側リモコン弁8のレバー操作量の変化状況、(b)はウインチドラム1の動き始めの回転数の変化状況をそれぞれ示したものである。
レバー操作によって巻下側管路4の圧力が上昇し、ウインチドラム1が回転を開始するが、巻下げ開始時にモータ容量を小さく設定した場合ではウインチドラム1の回転数が急激に増加し(グラフN1参照)、重負荷状態でのフリーフォール開始直後に大きなショックが発生するとともに、カウンタバランス弁11がハンチングを起こすおそれがある。
これに対し、この実施形態によるとウインチドラム1の回転数の増加が緩やかとなり、ショックを伴わずかつハンチングを起こすことなく滑らかなフリーフォール運転を行うことができる(グラフN2参照)。
第2実施形態(図4参照)
第2実施形態では、巻下側リモコン弁8からのリモコン圧Piと、その巻下げ側リモコン弁8とは別に設けられたコントロールバルブ切換手段としての電磁式のパイロット圧供給弁27からのパイロット圧Pjとのいずれか一方によってコントロールバルブ5を切換えるように構成している。
ただし、Pj>Piとする。また、28はリモコン圧Piとパイロット圧Pjの高位選択を行うシャトル弁である。
選択スイッチ16のフリーフォール操作ボタン16bが押されると、コントローラ15からの信号によりパイロット圧供給弁27がイ位置からロ位置に切換えられて、パイロット圧供給弁27からパイロット圧Pjが導出される。
そして、シャトル弁28でパイロット圧Pjとリモコン圧Piとの高位選択が行われ、Pj>Piであるためにパイロット圧Pjがコントロールバルブ5のパイロットポート5bに加えられる。
これにより、巻下側リモコン弁8の操作に優先してコントロールバルブ5が巻下げ位置ハに切換えられる。
この構成によれば、フリーフォール操作時に巻下側リモコン弁8からのリモコン圧Pi、すなわちリモコン弁8の巻下操作を待たずにコントロールバルブ5を素早く巻下げ位置に切換えることができる。従って、巻下げ開始時から巻下げ最高速度に至る時間を短縮することができ、加速性を高めることができる。
なお、フリーフォールモードが選択されない場合は、パイロット圧Pjが導出されず、巻下げ側リモコン弁8から導出されるリモコン圧Piがコントロールバルブ5のパイロットポート5bに導入されるため、通常の巻上げ、巻下げ操作を行うことができる。
第3実施形態(図5,6参照)
第3実施形態では、バイパス管路4aに設けられた電磁式の圧力制御弁29をコントローラ15で直接制御するように構成している。
すなわち、巻下側リモコン弁8のレバーストローク(リモコン圧Pi)に応じて圧力制御弁29の設定圧を低圧から高圧へ所定のパターンで変更するための設定圧力特性をコントローラ15のメモリ内に予め記憶しておき、圧力センサ14によって検出されるリモコン圧Piに応じてそのメモリから設定圧力を読み出し、圧力制御弁29に設定圧力信号として与えるようになっている。
図6は上記設定圧力特性を示したものであり、リモコン圧PiがP0からPAまでは設定圧力はP1で一定であり、リモコン圧がPAからPBに増加するにつれて設定圧力がP1からP2まで増加するようになっている。
この構成によれば、設定圧力特性を任意に設定することができ、しかも速度応答性が速く、操作フィーリングも優れるという利点がある。
本発明の第1実施形態を示す回路構成図である。 第1実施形態におけるリモコン圧とモータ容量の関係を示す図である。 (a)は第1実施形態における巻下側リモコン弁のレバー操作量の変化状況、(b)はウインチドラム1の動き始めの回転数の変化状況をそれぞれ示す図である。 本発明の第2実施形態を示す回路構成図である。 本発明の第3実施形態を示す回路構成図である。 第3実施形態におけるリモコン圧と圧力制御弁の設定圧力の関係を示す図である。
符号の説明
1 ウインチドラム
2 ウインチドラム用油圧モータ
5 コントロールバルブ
6 油圧ポンプ
7 巻上側リモコン弁
8 巻下側リモコン弁
12 モータ容量制御手段を構成するモータ容量調整用アクチュエータとしての容量調整シリンダ
13 同アクチュエータ制御弁としてのシリンダ制御弁
14 巻下操作量を検出する圧力センサ
15 フリーフォール制御手段及びモータ容量制御手段を構成するコントローラ
16 フリーフォール指令手段としての選択スイッチ
21 フリーフォール制御手段を構成する圧力制御弁
22 同設定圧力制御弁
24 同フリーフォール弁
27 コントロールバルブ切換手段としてのパイロット圧供給弁
28 同シャトル弁
29 フリーフォール制御手段を構成する圧力制御弁

Claims (5)

  1. ウインチドラムと、このウインチドラムを駆動する可変容量型の油圧モータと、この油圧モータの油圧源としての油圧ポンプと、上記油圧モータに対する圧油の給排を制御するコントロールバルブと、このコントロールバルブを巻上側に操作する巻上操作手段と、コントロールバルブを巻下側に操作する巻下操作手段と、上記油圧モータの容量を制御するモータ容量制御手段と、フリーフォール指令を出力するフリーフォール指令手段と、フリーフォール制御手段とを備え、このフリーフォール制御手段は、上記フリーフォール指令手段からのフリーフォール指令に基づき上記モータ容量制御手段を作動させてフリーフォール運転を開始し、上記油圧モータの容量を上記巻下操作手段の操作量に比例して大容量から小容量に変化させるように構成されたことを特徴とする油圧駆動ウインチの制御装置。
  2. モータ容量制御手段として、油圧モータの容量を変化させるモータ容量調整用アクチュエータと、このアクチュエータを作動させる油圧パイロット式のアクチュエータ制御弁と、このアクチュエータ制御弁に導入されるパイロット圧を制御するパイロット圧制御弁と、上記巻下操作手段の操作量に応じてこのパイロット圧制御弁を制御するコントローラとを具備することを特徴とする請求項1記載の油圧駆動ウインチの制御装置。
  3. 上記フリーフォール制御手段は、上記巻下操作手段の操作量に比例して上記コントロールバルブから上記油圧モータに通じる巻下側管路の圧力を高めていくように構成されたことを特徴とする請求項1または2記載の油圧駆動ウインチの制御装置。
  4. コントロールバルブとして巻上側及び巻下側両パイロットポートを備えた油圧パイロット式のもの、巻下操作手段としてリモコン弁がそれぞれ用いられ、フリーフォール制御手段は、上記巻下側管路の圧力を設定圧力に制御する圧力制御弁を備え、フリーフォール指令手段からのフリーフォール指令に基づき上記リモコン弁の操作量に比例して上記圧力制御弁の設定圧力を変化させるように構成されたことを特徴とする請求項3記載の油圧駆動ウインチの制御装置。
  5. コントロールバルブ切換手段を備え、このコントロールバルブ切換手段は、フリーフォール運転時に上記巻下操作手段からの切換え操作に優先して上記コントロールバルブを巻下げ側に切換えるように構成されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の油圧駆動ウインチの制御装置。
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JP2018017100A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 住友建機株式会社 ショベル

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