JPH01266678A - 部品図作成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明はＣＡＤシステムにより、プレス金型の部品図を
作成するための部品図作成方法に関する。

（従来の技術） プレス金型用ＣＡＤ／ＣＡＭシステムに求められる最も
重要な事項は、製品図を基にして、金型レイアウトの展
開、部品図の作成、ＮＣ工作機械による自動棚ニブログ
ラムの作成までが可能な限り自動化されているというこ
とである。このうち、ＣＡＤシステムによる設計結果の
出力の一つである部品図の作成について、これが自動作
成できるか否かは、システムの優劣を左右する重要なポ
イントとなる。

従来の同システムにおいては、上型ホルダー、バッキン
グプレート、ポンチプレート、ストリッパ、ダイ、下型
ホルダーなどのプレート類については、部品図の作成、
自動棚ニブログラムの作成まで自動化されている。

しかしながら、ポンチ類などの小物の部品図の作成につ
いては、金型レイアウト図の形状データから平面図を外
形状のみで作成したり、或いはその平面図にご＜・°簡
単な形状の側面図を付は加えたりする程度で、プレート
類への取付けのための引きねじや側面の段付形状などの
作図については自動化されていない。

（発明が解決しようとする課題） 上述のように従来のＣＡＤシステムでは、ポンチ類など
の小物の部品図については、取付は用の引きねじや側面
の段付１１状などについては、自動作図できないため、
後から手書きなどで追加修正しなければならず、自動化
率が低いものであった。

本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、ポンチなどの小物の部品図についても、これを自動
作図できる部品図作成方法を提供するにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明の部品図作成方法は、電算機によりプレス金型の
部品図を作成するものにおいて、製品図に基づいて作成
された金型のレイアウト図のうち、金型構成要素を表わ
す図形ごとに付された属性データを基に、記憶装置に記
憶されているパターン図形から複数の図形を選択してこ
れを組み合わせることにより、金型構成要素の部品図を
作成することを特徴とするものである。

（作用） プレス金型を設計する際、まず製品図を基にして金型の
レイアウト図を作成する。レイアウト図が作成されると
、ポンチなどの金型構成要素ごとに種々の属性が付され
る。

そして、ポンチなどの金型構成要素の部品図を作成する
場合、その属性データを基に、記憶装置に記憶されてい
るパターン図を取り出してこれを組み合わせることによ
り、部品図が自動作成される。

（実施例） 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

まず、第２図はＣＡＤシステムのハード構成を示すもの
で、１はグラフィックデイスプレー、２及び３は入力装
装置たるキーボード及びタブレット、４は記憶装置たる
外部記憶装置、５は図面として出力する図面出力装置、
６はプログラムの実行及び各機器の統括制御を行なう演
算処理装置である。

上記外部記憶装置４は金型設計プログラムを記憶する他
、金型構成要素の図形形状やプレス加工種類などから当
該金型構成要素に対し図形データと共に付加する各種の
属性データをいわゆるデータベース化して記憶すると共
に各種のパターン図形などを記憶している。この外部記
憶装置４が記憶するパターン図形としては、第４図に例
示するような例えばポンチの各種形状の平面図、第５図
に例示するような同ポンチの刃先側の各種形状の側面図
、第６図に例示するような同ポンチの根元側の各種形状
の側面図であり、夫々のパターン図には第４図乃至第６
図に（４１）、（４２）、・・・、（５１）、（５２）
、・・・、（６１）、（６２）。

・・・で示すように読み出し用の番号が付されている。

次に上記のような構成のＣＡＤシステムにより、部品図
を作成する場合の手順を説明する。

まず、キーボード２及びタブレット３を使用し、製品図
を基にして、いわゆる対話人力形式により第３図に示す
ような金型のレイアウト図を作成する。この第３図にお
いて、７〜１１は金型構成要素を表わす図形で、７はサ
イドカット、８〜１０は穴明け、１１はパイロットであ
り、これらの図形データは、読み呼び出し用の番号と共
に外部記憶装置４にファイルされる。また、金型構成要
素を表わす各図形データには、その図形形状及び大きさ
、キーボード２から入力された製品の板厚及び材質、プ
レス加工稚類などの加工条件を基に、データベースから
検索される各種の属性が付加される。この図形データと
共に付加される属性データとしては、サイドカットや穴
明けなどのプレス加工１−Ｊ類、市販品を使用するか、
製作するならワイヤーカット放電加工や研磨などどのよ
うな加工方法を採るかなどの加工区分、部品！を作成す
るについて使用するパターン図の番号、各部の寸法値、
プレート類への取付は構造、その取付けを引きねじによ
り行う場合には引きねじのＸ、Ｙ座標値や大きさや個麩
などである。

さて、上述のようにレイアウト図を作成し、各金型構成
要素毎に図形データ及び属性データが付与されると、次
ぎに各金型構成要素の部品図の作成に移る。この部品図
作成の処理手順をサイドカット７用のポンチを例にとっ
て、第１図のフローチャートに従い具体的に説明する。

即ち、まず部品図作成の指示を与えると、演算処理装置
６は、第１ステツプＳ１でサイドカット７用のポンチが
部品図を必要とするか否かを判断する。この第１ステツ
プＳ１の判断は、属性項目中の製作区分を検索し、サイ
ドカット７の加工に必要なポンチと同じ形状及び大きさ
のポンチがデータベースの購入品ファイルの中に存在す
るか否かによって判断する。購入品のファイル中に存在
する場合には、「ＮＯ」と判断されて第６ステツプＳ６
に移り、購入品目表にその内容を書き込んで処理を終る
。購入品目中になく、第１ステツプＳ１でｒＹＥｓｊと
判断された場合には、次の第２ステツプＳ２に移る。

さて、第２ステツプＳ２では、パターン図を使用してグ
ラフィックデイスプレー１上にまず側面図が作成される
が、演算処理装置６はまず属性項目のパターン図の番号
を検索し、そのパターン図及びパターン図に加えられる
寸法値データを外部記憶装置４から読み出して、これを
グラフィックデイスプレー１上に表示する。１枚の側面
図を作成するに複数のパターン図が必要な場合には、必
要な回数だけパターン図の検索及びその表示を繰り返し
、寸法線、寸法補助線及び寸法値を自動的にグラフィッ
クデイスプレー１に自動表示する。

サイドカット７の場合、その属性項目のパターン図番号
が「５４」及び「６４」の２ＰＪ類登録されているとす
ると、外部記憶装置４に記憶されている刃先パターン図
形のうちから「５４」のパターン図形と、根元パターン
図形のうちから「６４」のパターン図形とを検索してこ
れを第７図（ａ）に示すようにグラフィックデイスプレ
ー１上に自動表示すると共に、寸法線、寸法補助線、寸
法値Ａ、ＢＳＣを自動表示し、これにて側面図が完成さ
れる。このと、き、寸法値Ａ−Ｃは、サイドカット７用
のポンチを取り付けるプレートの寸法などから自動的に
演算されて付される。

次に、平面図の作成に移るが、この平面図が円や長方形
などの単純な図形の場合には、第４図のパターン図を使
用して側面図と同様に作成することができる。パターン
図を使用して平面図をも作成できる場合には、第２ステ
ツプＳ２で平面図も作成し、そして第３ステツプＳ３に
移行する。この平面図をもパターン図形の使用により作
成できる場合の例として、穴明け８の場合が挙げられ、
この場合には、第８図に示すように、平面図は第４図の
パターン図形「４１」から、側面図はパターン図形「５
１」と「６１」とから夫々作成できる。

サイドカット７の場合、第５図の平面図のパターン図形
中には、当該サイドカット７のパターン図形が存在せず
、従って属性項目のパターン図番号はｒ５４Ｊ、ｒ６４
Ｊ以外にないので、側面図の作成後、平面図を作成する
ことなく第３ステツプＳ３に移行する。

演算処理装置６は、第３ステツプＳ３で、パターン図以
外の図形が必要か否かを判断する。第２ステツプＳ２で
平面図も作製した場合には、この第３ステツプＳ３でｒ
ＮＯＪと判断され、第５ステヅブＳ、に移行して、図面
出力装置５により、第７図に示す図面を描くと共に、そ
の図面に図面番号、部品名、部品材質など必要な図面表
示項目を：ｉ：、入する。

第３ステツプＳ３でｒＹＥＳＪと判断された場合には、
次ぎの第４ステツプＳ４に移行する。サイドカット７の
場合には、第２ステツプＳ２でパターン図形を使用して
平面図を作成することができないので、この第３ステツ
プＳ３で「ＹＥＳ」と判断され、次の第４ステツプＳ４
に移行する。

すると、演算処理装置６は、外部記憶装置４に記憶され
ているサイドカット７の図形データ番号を検索し、必要
な数値だけオフセットして第７図（ｂ）に示すようにグ
ラフィックデイスプレー１上にサイドカット７用ポンチ
の平面図を表示する。

そして、側面図の段付形状から平面図に線が現れると判
断した場合には、その線を自動表示し、また属性項目に
より引きねじを付ける必要があると判断した場合には、
属性の引きねじデータに基づいて所定の位置にねじ形状
を自動表示する。この場合には、寸法に関する表示は自
動的になされないので、寸法値記入プログラムを使用し
てタブレット装置３により寸法値記入位置を指定するこ
とにより、寸法値Ｄ−に、その寸法線及び寸法補助線を
作成する。そして、寸法に関する表示を実行した後、演
算処理装置６は次ぎの第５ステツプＳ５に移り、図面出
力装置５により平面図及び側面図を１枚の図面に表示す
ると共に、図面番号、部品名、部品材質など必要な図面
表示項目を記入する。以上によりサイドカット７につい
ての図面作成が完了する。

［発明の効果］ 以上の説明から明らかなように本発明によれば、ポンチ
などの小物の部品図を作成する場合、金型のレイアウト
図から得られる属性・データを基に、記憶装置に記憶さ
れているパターン図を取り出してこれを組み合わせるこ
とにより必要な図面を自動的に作成することができるの
で、後で手書き修正するなどの必要がなく、自動作成率
が高く、ポンチなどの小物類の部品図を能率良く作成で
きるという優れた効果を得ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は図面作
成のフローチャート、第２図はＣＡＤシステムのハード
構成図、第３図はレイアウト図、第４図はポンチの平面
図のパターン図、第５図はポンチの刃先のパターン図、
第６図はポンチの根元のパターン図、第７図（ａ）及び
（ｂ）は作成したポンチの平面図及び側面図、第８図は
他のポンチの図面である。 図中、１はグラフィックデイスプレー、２はキーボード
、３はタブレット装置、４は外部記憶装置（記憶装置）
、５は図面出力装置、６は演算処理装置、７はサイドカ
ットである。 代理人　弁理士　　則　近　　憲　仏 間　　　　　　　　第　　子　　丸　　　健第　１　図 第２　図 フ 第３　図 第４図 （ｓｌ　　　　　（５２）　　　　　（５３）第５　図 第６　図 第７　図 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、電算機によりプレス金型の部品図を作成するものに
   おいて、製品図に基づき作成した金型のレイアウト図の
   うち、金型構成要素を表わす図形ごとに付された属性デ
   ータを基に、記憶装置に記憶されているパターン図形か
   ら複数の図形を選択してこれを組み合わせることにより
   、金型構成要素の部品図を作成することを特徴とする部
   品図作成方法。