JPH01266365A - 自動車用ブーツ - Google Patents

自動車用ブーツ

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JPH01266365A
JPH01266365A JP9389688A JP9389688A JPH01266365A JP H01266365 A JPH01266365 A JP H01266365A JP 9389688 A JP9389688 A JP 9389688A JP 9389688 A JP9389688 A JP 9389688A JP H01266365 A JPH01266365 A JP H01266365A
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JP
Japan
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copolymer rubber
olefin copolymer
automobile
parts
vulcanization
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Pending
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JP9389688A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Kikuchi
義治 菊地
Tetsuo Tojo
哲夫 東條
Keiji Okada
圭司 岡田
Hidetoki Nakahama
秀斉 仲濱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用ブーツに関し、さらに詳しくはメイン
テナンスフリーを可能とする高級自動車用ブーツに関す
るものである。
〔従来の技術〕
自動車の駆動軸と車輪のジヨイント部に取付けられるブ
ーツは駆動力の円滑な伝達に必要なグリースを散逸させ
ないようにカバーするという重要な役割を果たしている
自動車用ブーツは耐油性が要求されるため、−般にクロ
ロプレンゴムが使用されてきている。ところがクロロプ
レンゴムは耐オゾン性、耐動的疲労性、耐熱老化性が十
分でないため、経時的にブーツに亀裂を生じ1本来カバ
ーすべきグリースが散逸するという問題点があった。特
に自動車のエンジンルームの温度の上昇傾向は、この問
題を深刻なものとしている。
一方、自動車用ゴム部品はメインテナンスフリーの要請
が潜在的にあり、ブーツも例外ではなく、メインテナン
スフリーに対応する自動車用ブーツの出現が待ち望まれ
ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、上記問題点を解決するため、耐オゾン
性、耐動的疲労性、耐熱老化性に優れ、メインテナンス
フリーを可能にする自動車用ブーツを提供することであ
る。
【課題を解決するための手段〕
本発明は、塩素含意20〜40重量%、ムーニー粘度[
MLx+、(121”c)] 10〜190である塩素
化エチレンlα−オレフィン共重合ゴムを加硫した成形
体からなる自動車用ブーツである。
第1図は本発明の対象である自動車用ブーツの適用例を
示す斜視図である。図において、lはブーツで、駆動軸
2と車軸3のジヨイント部をカバーするように蛇腹状に
一体成形されている。
本発明における塩素化前のエチレン/α−オレフィン共
重合ゴムにおいて、α−オレフィンとしては炭素数3〜
10のものが好ましいが、プロピレンが特に好ましい。
エチレンlα−オレフィンの組成比は、モル基準で50
150ないし9515が好ましい。
エチレンlα−オレフィン共重合ゴムは、上記成分のほ
かに他の重合可能な成分を共重合してもよく、特にエチ
レン/α−オレフィン単位の総重量100gに対し、非
共役ポリエンを最大30mmol含有しているのが好ま
しい。このような非共役ポリエンとしては、5−ビニル
−2−ノルボルネン、5−エチリデン−2−ノルボルネ
ン、1,4−へキサジエンなどが例示できる。
エチレン/α−オレフィン共重合ゴムは上記各成分をラ
ンダム重合させて得られたゴム状重合体である。塩素化
エチレンlα−オレフィン共重合ゴムは、上記により得
られたエチレン/α−オレフィン共重合ゴムを塩素化す
ることにより得られる。
上記共重合ゴムの塩素化は、例えば共重合ゴムを粉砕し
て細粒化し、この細粒を水性けん濁状態にして、約70
〜90℃の温度で分子状塩素と接触させる方法、四塩化
炭素、テトラクロルエチレンのような塩素に対して安定
な溶媒中に共重合ゴムを溶解し、均一な溶液状態として
分子状塩素と接触させる方法、あるいはN−クロルアセ
トアミド、N−クロルサクシイミド、 1,3−ジクロ
ル−5,5−ジメチルヒダントインのような塩素化合物
をロールやバンバリーミキサ−などで共重合ゴム中に均
一に練り込み、塩素を遊離する温度に加熱する方法など
によって行われ、特に四塩化炭素等のハロゲン化物溶媒
中で、ラジカル開始剤の存在下に塩素を吹込む方法が好
ましい。
塩素化反応後は、次のようにして処理される。
水性けん濁状態での塩素化の場合、塩素化ゴムは水洗を
行なうことにより分子状塩素を除き、乾燥させる。溶液
状態での塩素化の場合には、反応溶液を過剰のメタノー
ルなどの塩素化ゴムの貧溶媒中に投入し、沈殿物を濾過
し、この溶媒で洗浄して乾燥させる。
本発明で使用する塩素化エチレン/α−オレフィン共重
合ゴムは、塩素含量として20〜40重量%、好ましく
は25〜35重量%であり、この範囲の塩素含量となる
ように塩素化が行われる。またムーニー粘度[MLL+
4(121℃)コは成形性、作業性等の見地から10〜
190、好ましくは20〜150、さらに好ましくは3
0〜120とされる。
本発明の自動車用ブーツは上記のような塩素化エチレン
/α−オレフィン共重合ゴムを加硫した成形体からなる
ものである。
本発明の自動車用ブーツにおいては、必須成分である塩
素化エチレン/α−オレフィン共重合ゴムに加えて、自
動車用ブーツを製造する上での加工性および要求性能に
応じてそれ自体公知の配合剤、例えば加硫剤、加硫助剤
、ゴム用補強剤、充填剤、軟化剤、金属活性化剤、オキ
シメチレン構造を持つ化合物、スコーチ防止剤、老化防
止剤、加工助剤等を配合することができる。
本発明の自動車用ブーツの加硫方法としては、トリアジ
ン加硫、有機過酸化物加硫などが有効である。
トリアジン加硫を行う場合、加硫剤としては、下記一般
式(1)で表わされるトリアジン化合物が使用される。
(式中、R工は−NR,R,、−〇R2または−SR2
を表わし、ここでR,、R3はそれぞれ水素原子、未置
換もしくは置換アルキル基、または未置換もしくは置換
アリール基を表わすものとする。) で表わされるトリアジンチオール類が使用される。
このような一般式(I)で表わされるトリアジンチオー
ル類として具体的には、トリアジン−2,4゜6−ドリ
チオール、2−ブチルアミノトリアジン−4,6−ジチ
オール、2−へキシルアミノトリアジン−4,6−ジチ
オール、2−ジエチルアミノトリアジン−4,6−ジチ
オール、2−ブトキシトリアジン−4,6−ジオール等
を挙げることができる。
加硫剤は塩素化エチレン/α−オレフィン共重合ゴム1
00gあたりI X 10−”〜2.5 X 10−”
モル、好ましくは1.5XIQ−’〜2X10−”モル
、さらに好ましくは3 X 10−”〜1.3 X 1
0−”モルの割合で配合される。
加硫剤の配合量が上記範囲よりも小さい場合には、好適
なゴム弾性を有する加硫物が得られず、また上記範囲よ
りも多量に配合すると伸びが低下し、実用に供し難くな
る傾向がある。
加硫剤としてトリアジン化合物を使用するときは加硫助
剤が添加される。加硫助剤は加硫速度を加工成形上実用
的なものとするために添加される。
加硫助剤としては、酸解離定数(pKa)が7以上の有
機塩基、あるいは有機塩素を発生しうる化合物が、塩素
化エチレン/α−オレフィン共重合ゴム100gに対し
て5 X 10−’〜2X10−”モル、好ましくはt
 x to−3〜t x to−”モル、1種単独であ
るいは2種以上混合して用いられる。
これらの加硫助剤としては、1,8−ジアザ−ビシクロ
(5,4,0)−ウンデセン−7、ラウリルアミン、ベ
ンジルアミン、ジベンジルアミン、N−メチルモルホリ
ン、ジシクロヘキシルアミン、ジブチルジチオカルバミ
ン酸亜鉛、ペンタメチレンジチオカルバミン酸ピペリジ
ン塩、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスル
フェンアミド、安息香酸・ジシクロヘキシルアミン塩、
安息香酸・ピペリジン塩、ジペンタメチレンチウラムテ
トラスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィド、
ヨウ化テトラメチルホスホニウム、塩化テトラメチルア
ンモニウム、臭化テトラブチルホスホニウム、臭化テト
ラブチルアンモニウム、ジステアリルジメチルアンモニ
ウムクロライドなどのオニウム塩が例示できる。
有機過酸化物加硫を行う場合、加硫剤としてはジクミル
ペルオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(第三ブ
チルペルオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2゜5
−ジ(ベンゾイルペルオキシ)ヘキサン、2,5−ジメ
チル−2,5−ジ(第三ブチルペルオキシ)ヘキシン−
3、ジ第三ブチルペルオキシド、ジ第三ブチルペルオキ
シ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、第三ブチ
ルヒドロペルオキシドを例示できるが、なかでもジクミ
ルペルオキシド、ジ第三ブチルペルオキシド、 ジ第三
ブチルペルオキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキ
サンが好ましく使用される。
有機過酸化物の使用量は、塩素化エチレン/α−オレフ
ィン共重合ゴム100重量部に対して通常3x to−
’〜5 X 10−”モル部、好ましくはlXl0−’
〜3X10−2モル部に選ぶ。
加硫剤として有機過酸化物を使用するときは、加硫助剤
の併用が好ましい。加硫助剤としては硫黄、p−キノン
ジオキシムなどのキノンジオキシム系、ポリエチレング
リコールジメタクリレートなどのメタクリレート系、ジ
アリルフタレート、トリアリルシアヌレートなどのフリ
ル系、その他マレイミド系、ジビニルベンゼンなどが例
示される。
このような加硫助剤は使用する有機過酸化物1モルに対
し1/2ないし2モル、好ましくは約等モル使用する。
ゴム用補強剤としては、例えばSRF、 GPE、 F
EF、MAF、 HAF、 l5AF、 SAF、 F
T、 MTなどの各種カーボンブラック、微粉けい酸な
どが適宜用いられる。
充填剤としては、例えば軽質炭酸カルシウム、重質炭酸
カルシウム、タルク、クレーなどが用いられる。これら
の補強剤および充填剤は、いずれも塩素化エチレン/α
−オレフィン共重合ゴム100重量部当り通常200重
量部以下、好ましくは150重量部以下の量で配合され
る。
また軟化剤としては、例えばプロセスオイル、潤滑油、
パラフィン、流動パラフィン、石油アスファルト、ワセ
リンなどの石油系物質、コールタール、コールタールピ
ッチなどのコールタール類、ヒマシ油、アマニ油、ナタ
ネ油、ヤシ油などの脂肪油、トール油、サブ、蜜ロウ、
カルナウバロウ、ラノリンなどのロウ類、リシノール酸
、パルミチン酸、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸
カルシウムなどの脂肪酸またはその金属塩、石油樹脂、
アタクチックポリプロピレン、クマロンインデン樹脂な
どの合成高分子物質、ジオクチルフタレート、ジオクチ
ルアジペート、ジオクチルセバケ−トなどのエステル系
可塑剤、その他マイクロクリスタリンワックス、サブ(
ファクチス)、液状ポリブタジェン、変性液状ポリブタ
ジェン、液状チオコール等を挙げることができる。
これらの軟化剤は、一般に塩素化エチレン/α−オレフ
ィン共重合ゴム100重量部当たり100重量部以下、
好ましくは70重量部以下の量で適宜配合される。
金属活性化剤として、酸化マグネシウム、高級脂肪酸亜
鉛、鉛丹、リサージ、酸化カルシウム等を使用し得る。
これらの金属活性化剤は、塩素化エチレン/α−オレフ
、イン共重合ゴム100重量部当たり3〜15皇蝕部、
好ましくは5〜lO重量部の範囲で使用するのがよい。
また、各様なゴム加工工程に対処するためには、オキシ
エチレン構造を持つ化合物の添加およびスコーチ防止剤
の添加が推奨できる。
オキシエチレン構造を持つ化合物としては、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ルなどが例示でき、通常これらは塩素化エチレン/α−
オレフィン共重合ゴム100重電部に対し0.1〜10
重坂部、好ましくは1〜5重量部用いられる。
スコーチ防止剤としては公知のスコーチ防止剤を用いる
ことができ、無水マレイン酸、チオイミド系化合物、ス
ルフェンアミド系化合物、スルホンアミド系化合物など
を例示できる。上記成分は通常塩素化エチレン/α−オ
レフィン共重合ゴム100重量部に対し0.2〜5重量
部、好ましくは0.3〜3重量部の割合で用いられる。
また、老化防止剤を使用すれば、本発明の自動車用ブー
ツの材料寿命を長くすることが可能であることも通常の
ゴムにおけると同様である。この場合に使用される老化
防止剤としては、例えばフェニルナフチルアミン、N、
N’−ジー2−ナフチル−P−フ二二レンジアミンなど
の芳香族第二アミン系、ジブチルヒドロキシトルエン、
テトラキス[メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシ)ヒドロシンナメートコメタンなどのフェノ
ール系安定剤、 ビス[2−メチル−4−(3−n−ア
ルキルチオプロピオニルオキシ)−5−t−プチルフェ
ニルコスルフィドなどのチオエーテル系安定剤、ジブチ
ルジチオカルバミン酸ニッケルなどのジチオカルバミン
酸塩系安定剤などが単独あるいは2種以上の併用で配合
される。
このような老化防止剤の使用量は塩素化エチレン/α−
オレフィン共重合ゴム100重量部に対して通常0.1
〜5重量部、好ましくは0.5〜3重量部の割合に選ぶ
次に加工助剤としては、通常のゴムの加工に使用される
ものが使用でき、リシノール酸、ステアリン酸、パルミ
チン酸、ラウリン酸、ステアリン酸バリウム、ステアリ
ン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、上記酸のエステル
類など、高級脂肪酸、その塩およびそのエステル類など
を例示できる。
これらの加工助剤は通常の場合には、塩素化エチレン/
α−オレフィン共重合ゴム100重電部に対して約10
重電部まで、好ましくは約1〜5重電部用いられる。
次にゴム配合物は、例えば次のような方法で調製される
。塩素化エチレン/α−オレフィン共重合ゴムおよび補
強剤、充填剤、軟化剤などの添加剤をバンバリーミキサ
−などのミキサー類を用いて約80〜170℃の温度で
約3〜lO分間混練した後、加硫剤、加硫助剤をオープ
ンロールなどのロール類を用いて追加混合し、ロール温
度約40〜80℃で約5〜30分間混練して分出し、リ
ボン状またはシート状のゴム配合物を調製する。あるい
は塩素化エチレン/α−オレフィン共重合ゴムおよび配
合剤を約80〜100℃に加熱された押出機に直接供給
し、滞留時間を約0.5〜5分間とることにより、ペレ
ット状のゴム配合物を調製することもできる。
こうして調製されたゴム配合物は、プレス成形機あるい
は射出成形機により、金型内で成形加硫される。金型の
温度は通常150〜270℃であり、加硫に要する時間
は1〜30分である。
以上のようにして製造された自動車用ブーツは耐油性、
耐オゾン性、耐熱老化性、耐動的疲労性が良好で、メイ
ンテナンスフリーに対応する優れた性能を示す。
本発明において、耐オゾン性、耐熱老化性が良好な理由
は明確ではないが、塩素化エチレン/α−オレフィン共
重合ゴムのポリマー主鎖が飽和結合であることに起因す
ると推測される。また耐動的疲労性が良好な理由は、ゴ
ム組成物として均一であり、破壊の始点となる部分が少
ないことに起因すると推測される。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、塩素化エチレン/α−オ
レフィン共重合ゴムを加硫した成形体を用いたので、耐
油性、耐オゾン性、耐熱老化性、耐動的疲労性が良好な
自動車用ブーツが得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
次の手順で自動車用ブーツを作製し、試験に供した。ま
ず下記表1に示す配合物を4.3Qバンバリーミキサ−
(神戸製鋼社製)で5分間混練した。
塩素化エチレン/プロピレン共重合ゴム1)    1
00.0ステアリン酸               
   2.0マグネシア2)            
      s、。
FEF・カーボン3)              5
0.0DOA 4)                
   20.01)エチレン/プロピレン(モル比):
 80/20、塩素含i: 30重量%、[MLl+4
 (121℃)]: 802)商品名;協和マグ#15
0、協和化学社製3)商品名: tfA#60、旭カー
ボン社製4)ジオクチルアジペート、和光純薬社製  
 ′ダンプアウトした混練物を14インチオープンロー
ル(日本ロール社製)に巻き付けた。ロール表面温度は
、前ロール/後ロール=60℃770℃であった。
ここで2−ジブチルアミノトリアジン−4,6−ジチオ
ール2.0重量部、安息香酸・ピペリジン塩3.0主波
部および安息香酸・ジシ゛クロヘキシルアミン塩1.0
重量部を添加した。2分間の混練後、厚さ約2mm、幅
約50mmのリボンで切出した。
次に型締圧100トン、最大射出容1405cjのゴム
用射出成形機(給田製作所製)へ上記リボンを供給し、
第1図のブーツを射出成形した。金型温度は180℃で
あり、射出時間は50秒、加硫時間は130秒であった
。離型も全くスムーズに行われた。
上記により製造されたブーツの一部を切りとり、次の試
験を行った。
耐オゾン性試験ニオシン濃度80pphm、伸長率50
%亀裂発生までの時間で評価 耐熱老化試験;熱老化条件135℃−70時間熱老化試
験前に対する物性の保持率 で評価 耐動的疲労試験:伸長率60%、300回/分伸長破断
までのサイクル数で評価 結果を表2に示す。
表2 項 目      結      果 耐オゾン性  tooo時間後も亀裂発生なし耐熱老化
性  引張強度保持率   100%伸び保持率   
  90% スプリング硬さ変化 +2 耐動的疲労性  10XIO’サイクルでも破断しない
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車用ブーツの適用例を示す斜視図であり、
1はブーツ、2は駆動軸、3は車軸である。 代理人 弁理士 柳 原   成

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塩素含量20〜40重量%、ムーニー粘度[ML
    _1_+_4(121℃)]10〜190である塩素化
    エチレン/α−オレフィン共重合ゴムを加硫した成形体
    からなる自動車用ブーツ。
JP9389688A 1988-04-15 1988-04-15 自動車用ブーツ Pending JPH01266365A (ja)

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