JPH01266261A - 不織布の接着方法 - Google Patents

不織布の接着方法

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JPH01266261A
JPH01266261A JP63088250A JP8825088A JPH01266261A JP H01266261 A JPH01266261 A JP H01266261A JP 63088250 A JP63088250 A JP 63088250A JP 8825088 A JP8825088 A JP 8825088A JP H01266261 A JPH01266261 A JP H01266261A
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JP
Japan
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nonwoven fabric
short fibers
sheets
hot air
bonding
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JP63088250A
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Koji Horimoto
堀本 耕次
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、不織布本来の風合及び柔軟性を損なうことな
く、不織布相互を接触させる方法に関する。
(従来技術及びその問題点) 従来、不織布同士を接着させる手段としては、液状の接
着剤を塗布して接着させる方法や、2枚以上の不織布を
重ねた後に、ニードルパンチで貼り合わせる方法等が採
用されている。
黙しながら、前者の方法では、接着に時間を要し且つ接
着剤の硬さによって腐食の柔軟性が失われるという欠点
がある。
また後者の方法では、各不織布の風合を維持することが
できないとともに、極端に厚く貼り合わせることが困難
であるという問題がある。
従って本発明の目的は、不織布本来の柔軟性及び風合を
損うことなく且つ短時間で不織布同士を接着させること
が可能な方法を提供するにある。
(問題を解決すべき手段) 本発明は、不織布相互の接着を行なうに際し、合成樹脂
性であって分枝構造を有する短繊維を介在させることに
よって上述した問題点を解決するものである。
即ち本発明によれば、不織布表面に、合成樹脂製であっ
て分枝構造の短繊維を分布させ、その上に他の不織布を
重ね、両不織布層中に熱風を通過させて前記合成樹脂製
短繊維を溶融させて不織布相互の接着を行なうことを特
徴とする不織布の接着方法が提供される。
(作 用) 本発明においては、分枝構造を有する短繊維を不織布上
に分布させて不織布相互の接着を行なうことが重要な特
徴である。
即ち、該短繊維は分枝構造を有しているため、不織布中
に入り込まず、不織布層上に有効に位置固定され、この
状態で該短繊維の溶融により不織布相互の接着が行なわ
れるので、原反不織布の柔軟性が良好に維持される。
例えば、液状接着剤や粉体状の接着剤を用いた場合、或
いは分枝構造を有しない短繊維を接着して用いた場合に
は、これらが不織布中に入り込むため、原反不織布の柔
軟性が著しく損われることとなる。
また、本発明は繊維を用いての接着であるから、接着に
よって原反不織布の風合を損なうおそれはなく、更に点
接着の集合となるため、通気性が良好に維持される。
更に本発明においては、熱風通過方式で加熱を行なうた
め、熱処理を速く行なうことが可能となり、且つ原反不
織布の性状変化が有効に防止される。
(発明の好適態様) 玉−員一血 本発明において接着すべき不織布としては、それ自体公
知の任意のものを使用することができる。
例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル
、ポリプロピレン等のポリオレフィン、綿等の天然材料
等の任意の素材、及びニードルパンチ、スパンボンド、
カーデイング等の任意の製法で得られたものでよい。
念處ILu撮旦 本発明において用いる合成樹脂製の短繊維は、不織布の
材料素材よりも低融点の熱可塑性樹脂から成るものが使
用されるが、複合繊維の場合には、繊維を構成する成分
の少なくとも一つが低融点のものであればよい。通常は
、ポリエチレンや;チレンービニルアルコール共重合体
等の低融点の熱可塑性樹脂が好適に使用される。
繊維としてはその製法を問わず、任意の製法で得られた
ものを使用することができ、例えば溶融紡糸、溶液紡糸
後にカットしたもの、フィルム、テープ等を解繊した後
にカットしたもの、フラッシュ法により得られた合成バ
ルブ等が使用される。
本発明で使用する短繊維は、例えば、ディスク又はコニ
カル型のりファイナ−を用いてソファイニングすること
により、少なくとも一つの分枝構造が与えられる。
本発明においてはフラッシュ法による合成バルブが、不
織布表面に付着しやすいことから特に好適である。
尚、本発明において使用する合成樹脂製の短繊維は、そ
の平均繊維長が0.1乃至10m+a、特に0.5乃至
5mmの範囲にあるもので、各繊維に少なくとも1個の
分枝を有するものが好適である。
平均繊維長が0.1mmよりも小さい場合には、不織布
表面に該繊維を分布させた際に該繊維が不織布内部に入
り込むため、接着に対する有効成分量の減少を来し、且
つ不織布の柔軟性、風合低下を招く傾向がある。
また、平均繊維長が10mmを超えると、該繊維を不織
布表面上に均一に分布することが困難となる。
邊」二n皿 本発明の接着方法は、上述した合成樹脂製の短繊維を不
織布表面上に分布させ、これに接着すべき他の不織布を
重ね熱風を通し、上記短繊維を溶融させることからなる
短繊維の分布量は、2乃至100 g/m2、特に5乃
至5037m”の範囲とすることが好適である。分布量
が2 gear”よりも小さい場合には十分な接着強度
が得られず、また1 0037m”よりも多くすると接
着層が厚くなり過ぎる結果、接着層の硬さが不織布の本
来の柔軟性を失わせる傾向を示す。
不織布層中を通して前記短繊維を溶融させるための熱風
は、不織布の融点よりも低く且つ短繊維の融点よりも、
高い温度とする。
熱風貫通は短時間でよく、短繊維の分布量によっても異
なるが、通常0.5乃至60秒間程度で十分である。
かくして本発明によれば、短時間で不織布相互の接着を
行なうことが可能となる。
上述した本発明方法は3枚以上の不織布の接着にも適用
することができ、この場合には各不織布間に短繊維を分
布させた後、熱風の貫通を行なうことにより、各層を同
時に接着することが可能となる。
(発明の効果) かかる本発明によれば、次の効果が達成される。
(イ)原反不織布の柔軟性及び風合を維持して接着を行
なうことが可能である。
即ち、合成樹脂製短繊維のホットメルトにより接着を行
なうこと及び該繊維は分校構造を有しているために不織
布内部に侵入しないことから、ホットメルト接着により
原反不織布の柔軟性等が変化するおそれはない。
(ロ)不織布の通気性を維持することができる。
繊維のホットメルトによる接着方式であるから、点接着
の集合となる結果、通気性が損われない。
(八)短繊維には分枝が形成されているので、不織布上
に該繊維を分布させた時、この短繊維の分枝が不織布表
面にからむため良好に位置固定され、全体にムラなく有
効に接着を行なうことができる。
粉体等を用いた場合には、不織布上に散布した後にそれ
が9動しやすいため、上記の様な効果は達成し難い。
(ニ)熱風通過方式で加熱を行なうため、熱処理速度を
大きくすることが可能となり、更にその結果として原反
不織布の変質を有効に回避できる。
(ネ)原物の不織布を容易に得ることができる。
即ち、重ね枚数を多くしても一度に熱処理を行なって容
易に接着を行なうことが可能となる。
ニードルパンチで貼り合わせる方法ではこの様な効果は
到底達成されない。
(へ)短繊維の分枝が不織布にからんだ状態で熱溶融が
行なわれるため、接着が確実に行なわれる。
上述した本発明の接着方法は、例えば洋服の肩当てパッ
ド等の製造に有利に利用される。
(実施例) 火!(W[11 坪量150g/m2のポリエチレンテレフタレート(P
ET)のニードルパンチ製不織布の表面に、分枝を有す
るポリエチレン製合成バルブ(商品名ケミベストFD3
80、平均繊維長0.7mm )を散布し、その上に同
じPET製不織布を重ねた。
次いで上下を金網で軽く押え、150℃の熱風を不織布
層中に10秒間通過させ、不織布相互の接着を行なった
。合成バルブの散布量と接着強度、柔軟性の関係を下記
第1表に示す。
第  1  表 坪量400 g/m2、厚さ3mmのポリプロピレン製
スパンボンド不織布の表面に、実施例1で用いたポリエ
チレン製合成バルブを10g/m’散布し、その上に同
じ不織布を重ねた。
これと同様の作業を繰り返して、間にポリエチレン製合
成バルブを散布した不織布を4枚重ねた。この上下を金
網で軽く押えながら、150℃の熱風を30秒間通過さ
せて接着を行なった。
この不織布の層間接着強度は170 Kgf/cmであ
り、柔軟性は原反の不織布と同様であった。
比較例1 実施例1において、合成バルブの変わりにポリエチレン
パウダー(H25000Sパウダー)に変える以外は同
様の操作を行なって不織布の接着を行なフた。
パウダーの散布量と接着強度、柔軟性との関係を第2表
に示す。
第  2  表

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)不織布表面に、合成樹脂製であって分枝構造の短
    繊維を分布させ、その上に他の不織布を重ね、両不織布
    層中に熱風を通過させて前記合成樹脂製短繊維を溶融さ
    せて不織布相互の接着を行なうことを特徴とする不織布
    の接着方法。
JP63088250A 1988-04-12 1988-04-12 不織布の接着方法 Expired - Fee Related JP2590364B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008114108A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Suminoe Textile Co Ltd 土木用遮光保護シート

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JPS5378374A (en) * 1976-12-20 1978-07-11 Teijin Ltd Production of bulky nonnwoven fabric
JPS55152852A (en) * 1979-05-15 1980-11-28 Honshu Paper Co Ltd Laminated dry nonwoven fabric and method
JPS58180651A (ja) * 1982-04-09 1983-10-22 花王株式会社 不織布の製造方法

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