JP3474044B2 - 積層体 - Google Patents

積層体

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JP3474044B2 JP31626895A JP31626895A JP3474044B2 JP 3474044 B2 JP3474044 B2 JP 3474044B2 JP 31626895 A JP31626895 A JP 31626895A JP 31626895 A JP31626895 A JP 31626895A JP 3474044 B2 JP3474044 B2 JP 3474044B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層体に関するも
のである。さらに詳しくは、通気性、透湿性、防水性、
柔軟性などに優れ、熱シール可能な多孔性の積層体に関
するものである。本発明に係る積層体は、熱シール技術
により最終製品に加工可能で、柔軟性を要求される寝具
などの基布としての用途の他、粉末、粒状の脱臭剤、吸
湿剤、芳香剤などを包装する包装体の用途がある。
【0002】
【従来の技術】従来、粉末、粒状の脱臭剤などの包装用
資材として、通気性、透湿性、防水性シートが使用され
ている。脱臭剤などの物品をこの種シートで包装する際
に、(a) 不織布などの基布に熱シール性を有する微多孔
性フィルムを積層した積層体を使用し、熱シール法によ
って包装することは知られていた。また、(b) 物品を熱
シール法によって包装する場合、熱シールした部分の強
度が低下するのを防ぐために、熱シール性を有する微多
孔性フィルム(i) と、微多孔性フィルム(i) より20℃
以上高い融点を有する熱可塑性樹脂製の基布(ii)とを積
層した積層体を使用し、微多孔性フィルム(i) 面同士を
熱シールする方法が知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとした課題】上記(a) 不織布などの
基布に熱シール性を有する微多孔性フィルムを積層した
積層体を製造する方法として、従来は主に、不織布など
の基布と微多孔性フィルムの両者を、全面に亘って熱溶
融法によって接着し積層する方法が採られていた。この
ため、得られた積層体は、硬質で、かつ、他の何かと接
触した際に硬い音を発するため、寝具などの用途には不
向きであった。上記(b) の積層体は、熱シールされる部
分が微多孔性フィルムのみであるため、シール部分の強
度が不十分で、使用中に破損することがあった。
【0004】本発明者らは、従来、通気性、透湿性、防
水性シートに存在していた上記諸欠点を排除し、柔軟性
があり、他の何かと接触した際に硬い音を発せず、か
つ、シール部分の強度が十分で、使用中に破損すること
がない製品を熱シール法によって製造することができる
積層体を提供することを目的として鋭意検討した結果、
本発明を完成するに至ったものである。
【0005】
【課題を解決するための技術手段】上記目的を達成する
ために、本発明は、次に示す(イ)〜(ヘ)の物性を有
するポリオレフィン系樹脂製多孔性フィルム(A) の片面
に、ポリオレフィン系樹脂製の不織布(B) を接着面積5
〜70%の範囲で積層し、他面に該ポリオレフィン系樹
脂の融点より20℃以上高い融点を有する熱可塑性樹脂
製の不織布(C) を接着面積5〜70%の範囲で積層して
なる積層体を必須とする。 (イ)通気度…30〜3000秒/100ml (ロ)透湿度…500〜20000gH2O/日 (ハ)耐水圧…500mmH2O以上 (ニ)平均孔径…0.01〜50μmの微孔 (ホ)空隙率…10〜70% (ヘ)厚さ…10〜200μm
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に係る積層体は、ポリオレフィン系樹脂製の多孔
性フィルム(A) {以下、単に多孔性フィルム(A) と記載
することがある。}を中央層とし、片面にポリオレフィ
ン系樹脂製の不織布(B) {以下、単に不織布(B) と記載
することがある。}を、他面に該ポリオレフィンの融点
より20℃以上高い融点を有する熱可塑性樹脂製の不織
布(C) {以下、単に不織布(C) と記載することがあ
る。}を、それぞれ特定の接着面積で積層されてなるこ
とを必須とする。
【0007】積層体の中央層は、ポリオレフィン系樹脂
製の多孔性フィルム(A) によって構成する。多孔性フィ
ルム(A) 製造用のポリオレフィン系樹脂は、高密度ポリ
エチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、
線条低密度ポリエチレンなどが挙げられる。これらは、
単独でも、2種類以上の混合物であってもよく、これら
に更に分岐状低密度ポリエチレンが混合されたものであ
ってもよい。ポリオレフィン系樹脂には、ポリエチレ
ン、ポリプロピレンなどが挙げられ、プロピレンの単独
重合体、またはプロピレンと他のα−オレフィンとの共
重合体であってもよい、ポリオレフィン系樹脂も、単独
でも、2種類以上の混合物であってもよい。これらポリ
オレフィン系樹脂は、そのメルトインデックス(ASTM D
-1238-70に準拠し 190℃、荷重2.16kgで測定したもの)
が0.01〜10g/10分の範囲のものが好ましい。
【0008】多孔性フィルム(A) は、本発明者らの実験
によれば、以下の物性を有するものがよいことが分かっ
た。 (イ)通気度が、30〜3000秒/100mlであるこ
と。ここで通気度とは、JIS L−1096に準拠し
て測定した値を意味する。通気度が30秒/100ml未
満であると、積層体を最終用途に使用した際に十分に通
気度、脱臭剤などを包装体として使用した際に吸臭機能
を発揮し得ないので好ましくない。通気度が3000秒
/100mlを越えると、通気性が大きすぎて空気中の水
蒸気だけでなく水滴をも透過し易くなるので好ましくな
い。
【0009】(ロ)透湿度が、500〜20000gH
2O/日であること。ここで透湿度とは、JIS Z−
0208に準拠して測定した値を意味する。透湿度が5
00gH2O/日未満であると、積層体を最終用途に使
用した際に十分に水蒸気を通さず、透湿の機能を発揮し
得ないので好ましくない。透湿度が20000gH2
/日を越える場合は、空気中の水蒸気だけでなく水滴を
も透過し易くなるので好ましくない。
【0010】(ハ)耐水圧が、500mmH2O以上で
あること。ここで耐水圧とは、JISL−1092に準
拠して測定した値を意味する。耐水圧が500mmH2
O未満であると、積層体が水と直接接触した際に低い水
圧で水が透過しやすいので好ましくない。 (ニ)平均孔径が、0.01〜50μmの微孔であるこ
と。ここで平均孔径は顕微鏡で測定した値を意味する。
平均孔径が0.01μm未満であると、空気、水蒸気な
どを通し難くなり、寝具などの基布、脱臭剤などを包装
体の用途に適さない。
【0011】(ホ)空隙率が、10〜70%であるこ
と。ここで空隙率とは、次式によって算出した値を意味
する。空隙率=[{(D0−D)/D0}×100
(%)]であり、D0は原反フィルムの密度(g/cm 3
であり、Dは延伸フィルムの密度(g/cm3)である。こ
の空隙率が10%未満であると、通気度、透湿度などを
上記範囲に調節することが困難になる。空隙率が70%
を越えると、多孔性フィルム(A) が自立性がなく強度に
も劣り、不織布(B) などとの接着が困難となり、好まし
くない。 (ヘ)厚さが、10〜200μmであること。厚さが1
0μm未満であると多孔性フィルム(A) が自立性がなく
強度にも劣り、不織布(B) などとの接着が困難となり、
好ましくない。200μmを越えると、最終製品の積層
体が厚くなりすぎるので、好ましくない。
【0012】上記物性を具備した多孔性フィルム(A)
は、例えば、特開昭59-62117号公報に記載されている方
法によって製造することができる。これによると、ポリ
オレフィン系樹脂に充填剤と液状またはワックス状の炭
化水素重合体を配合してなる樹脂組成物を、溶融成形し
て得たフィルムまたはシートを、延伸処理する方法によ
っている。
【0013】多孔性フィルム(A) の片面には、ポリオレ
フィン系樹脂製の不織布(B) が積層される。ここで、ポ
リオレフィン系樹脂とは、ポリエチレン系樹脂、ポリプ
ロピレン系樹脂などが挙げられる。ポリエチレン系樹脂
とは、ポリエチレン、エチレンを主成分としこれと共重
合可能な単量体との共重合体をいう。ポリエチレンに
は、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度
ポリエチレン、線条低密度ポリエチレンなどが挙げられ
る。エチレンと共重合可能な単量体として代表的なもの
としては、α−オレフィン類であり、具体的には、ブテ
ン、ヘキセン、オクテン、デセンなどが挙げられる。
【0014】不織布(B) は、通気性、透湿性、柔軟性な
どを有し、前記ポリオレフィン系樹脂製の多孔性フィル
ム(A) および後記する不織布(C) と接着性を有すること
が必要である。不織布は、製織、編組によらず繊維を布
状にしたものを言い、繊維シートの製法別に、乾式法、
湿式法、スパンボンド法などに分けられる。乾式法は、
1〜10cmの繊維長の繊維を用い、紡績用カードなどで
繊維を薄いシート状にし、ニードルパンチ(針をさして
繊維をからめる)、ステッチボンド(糸で縫いつけ
る)、接着(接着剤、熱融着繊維混用など)などで接合
するもので、かさ高性、弾力性に富むものが得られる。
【0015】湿式法は、数mmの短い繊維を水中に分散さ
せ、ポリエチレン系樹脂の繊維をバインダーとして、抄
紙機を利用してシート状にするもので、化学繊維紙とも
いわれるように紙状をしている。スパンボンド法は、化
学繊維を紡糸しながら、繊維を直接シート状に引き取っ
て不織布を作る方法で、乾式法によった不織布と同様、
かさ高で柔らかい上、強度にも優れている。不織布(B)
は、いずれの方法で製造されたものであってもよい。
【0016】上記多孔性フィルム(A) の他面には、不織
布(C) が積層されてなる。本発明者らの実験によれば、
不織布(C) を構成する熱可塑性樹脂の融点が、ポリオレ
フィン系樹脂の融点と差がない場合は、本発明に係る積
層体を熱融着法により最終製品に加工する際に、接着部
分が溶融してその強度が低下するので好ましくないこと
が分かった。本発明者らの実験によればさらに、不織布
(C) を構成する熱可塑性樹脂は、ポリオレフィン系樹脂
の融点より20℃以上高い融点を有する熱可塑性樹脂よ
り選ぶことが必要であることが分かった。融点がポリオ
レフィン系樹脂より20℃以上高い熱可塑性樹脂として
は、例えば、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、
レーヨンなどが挙げられる。不織布(C) には、これらポ
リアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、レーヨンなどの
単独またはこれらの混合物より調製した不織布が好まし
く、通気性、透湿性、柔軟性などを有し、前記不織布
(B)と接着性を有することが必要である。
【0017】不織布(C) は、ポリオレフィン系樹脂の融
点より20℃以上高い融点を有する熱可塑性樹脂、例え
ば、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂を原料とし
て、不織布(B) を製造すると同様の方法で容易に製造す
ることができる。不織布(B)および不織布(C) は、とも
に単位当りの重量が5〜80g/m2、中でも15〜4
0g/m2の範囲で選ぶのが好ましい。
【0018】本発明に係る積層体は、多孔性フィルム
(A) の片面に不織布(B) を、他面に不織布(C) を、それ
ぞれ接着面積が相互に対向する面の5〜70%範囲にな
るようにして接着されてなるものである。接着面積が5
%未満であると、得られる積層体は、最終製品に加工す
る際に接着部分が少ないため、接着部分が剥離して加工
操作が難かしくなり、他方接着面積が70%を越える
と、接着部分が広くなりすぎて積層体の通気性、透湿
性、柔軟性などが低下するので、いずれも好ましくな
い。
【0019】多孔性フィルム(A) の片面に不織布(B)
を、他面に不織布(C) を積層するには、(i) 多孔性フィ
ルム(A) に、まず不織布(B) または不織布(C) を積層
し、ついで残りの不織布を積層する方法、(ii)多孔性フ
ィルム(A) に不織布(B) と不織布(C) とを同時に積層す
る方法、などによることができる。
【0020】多孔性フィルム(A) の片面に不織布(B) を
積層するには、(i) ホットメルトタイプの接着剤を、挟
んだり、塗布したりして、加熱してメルトさせて押圧し
て接着する方法、(ii)多孔性フィルム(A) に溶融系接着
剤を塗布し、多孔性フィルム(A) と不織布(B) の間に挟
み、押圧して接着するドライラミネート法によって接着
する方法、(iii) 不織布(B) の繊維素表面を加熱溶融さ
せながら多孔性フィルム(A) を押圧して接着する方法、
などによることができる。上記(i) の方法で使用できる
ホットメルトタイプの接着剤としては、ポリアミド、ポ
リエステル、ポリオレフィンなどの樹脂製のフィルム、
テープ、ウェブなどが挙げられる。上記(i) 〜(iii) の
いずれの場合も、接着面は、線状、点、格子、ランダム
状などいずれであってもよい。
【0021】多孔性フィルム(A) の他面に不織布(C) を
積層するには、多孔性フィルム(A)の表面に、接着剤を
スプレーによってランダムに、グラビヤロールによって
線状、点状に塗布し、不織布(C) を積層・押圧して接着
する。使用できる接着剤としては、ウレタン系2液タイ
プ接着剤、エポキシ系2液タイプ接着剤、EVA系接着
剤、ポリエステル系接着剤、ゴム(クロロプレン、NB
R)系接着剤、アクリル系接着剤などが挙げられる。
【0022】本発明に係る積層体の厚さは、50μm〜
50mmの範囲になるように多孔性フィルム(A) 、不織布
(B) 、不織布(C) 、接着剤などを選ぶのがよい。積層体
の厚さが50μm未満であると、自立性がなく強度にも
劣り好ましくない。積層体の厚さが50mmを越えると、
柔軟性に乏しくなり好ましくない。
【0023】本発明に係る積層体は、以上説明した通り
であり、通気性、透湿性、防水性、柔軟性があり、他の
何かと接触した際に硬い音を発せず、かつ、シール部分
の強度が十分で、熱シール法によって加工してもシール
部の強度が低下しないので、寝具の外装材製造用に、脱
臭剤、吸湿剤、芳香剤などの包装用などの用途に使用す
ることができる。
【0024】
【実施例】本発明に係る積層体を図面に基づいて説明す
るが、本発明はその要旨を超えない限り以下の記載例に
限定されるものではない。図1は、本発明に係る積層体
の一例の部分切り欠き斜視図である。図において、1は
多孔性フィルム(A) 、2は不織布(B) 、3は不織布(C)
である。図には、接着部分を示していない。本発明に係
る積層体は、多孔性フィルム(A) を中央層とし、片面に
不織布(B) 、他面に不織布(C) が積層されてなるもので
ある。本発明に係る積層体から寝具の外装材を製造する
際には、不織布(B) 同士、不織布(C) 同士、または不織
布(B) と不織布(C) とを当接させて2枚の積層体を重ね
合せ、熱シール法によってシールすればよい。
【0025】
【発明の効果】本発明は、次のような特別に有利な効果
を奏し、その産業上の利用価値は極めて大である。 1.本発明に係る積層体は、多孔性フィルム(A) と不織
布(B) 、不織布(c) との接着面積を5〜70%の範囲で
接着しているので、多孔性フィルム(A) の小孔が塞がれ
ることがなく、多孔性フィルム(A) が有する優れた通気
性、透湿性、防水性が損なわれない。 2.本発明に係る積層体は、各層が多孔性フィルム(A)
、不織布(B) 、不織布(c) より構成した積層体であ
り、かつ、各層間の接着面積を5〜70%の範囲で選ば
れているので、柔軟性は損なわれず、積層体が他の何か
と接触した際にも硬い音を発することがない。
【0026】3.本発明に係る積層体を最終製品に加工
する際には、両表面に積層された不織布同士を熱融着法
によって接着されるが、熱融着される部分が微多孔性フ
ィルム(A) ではなく不織布(B) 、不織布(c) であり、し
かも2種類の不織布は融点が異なるので、熱融着部分の
強度が極端に低下することがなく、最終製品を使用して
いる間に熱融着部分が破損することがない。 4.本発明に係る積層体は、両表面層が不織布で構成さ
れているので、肌触りがよく、寝具などの表層材として
の用途に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る積層体の一例の部分切り欠き斜
視図である。
【符号の説明】
1:多孔性フィルム(A) 2:不織布(B) 3:不織布(C)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−138786(JP,A) 特開 平6−316022(JP,A) 特開 平7−47633(JP,A) 特開 昭63−276533(JP,A) 実開 昭64−36129(JP,U) 実開 昭64−34226(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次に示す(イ)〜(ヘ)の物性を有する
    ポリオレフィン系樹脂製の多孔性フィルム(A) の片面
    に、ポリオレフィン系樹脂製の不織布(B) を接着面積5
    〜70%の範囲で積層し、他面に該ポリオレフィン系樹
    脂の融点より20℃以上高い融点を有する熱可塑性樹脂
    製の不織布(C) を接着面積5〜70%の範囲で積層して
    なることを特徴とする積層体。 (イ)通気度…30〜3000秒/100ml (ロ)透湿度…500〜20000gH2O/日 (ハ)耐水圧…500mmH2O以上 (ニ)平均孔径…0.01〜50μmの微孔 (ホ)空隙率…10〜70% (ヘ)厚さ…10〜200μm
  2. 【請求項2】 多孔性フィルム(A) のポリオレフィン系
    樹脂が、ポリエチレン系樹脂である請求項1記載の積層
    体。
  3. 【請求項3】 不織布(C) の熱可塑性樹脂が、ポリアミ
    ド系樹脂、ポリエステル系樹脂、レーヨンなどの単独ま
    たはこれらの混合物より選ばれた材料よりなるものであ
    る、請求項1記載の積層体。
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