JPH0126524Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0126524Y2 JPH0126524Y2 JP15472382U JP15472382U JPH0126524Y2 JP H0126524 Y2 JPH0126524 Y2 JP H0126524Y2 JP 15472382 U JP15472382 U JP 15472382U JP 15472382 U JP15472382 U JP 15472382U JP H0126524 Y2 JPH0126524 Y2 JP H0126524Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- assembly base
- lid
- screw
- hole
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 2
- 238000007591 painting process Methods 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は、自動車のヘツドランプの点滅に応じ
てリツドを開閉させるリトラクタブルヘツドラン
プにおけるリツド取付構造に関する。
てリツドを開閉させるリトラクタブルヘツドラン
プにおけるリツド取付構造に関する。
従来技術
一般に、リトラクタブルヘツドランプにあつて
は、第1図に示すように、そのリツド1の閉成時
にリツド1の面とボンネツト2およびフエンダー
3の各面とが同一面になるようにリツド1のボデ
イへの組付けを位置精度良く行なわせる必要があ
る。
は、第1図に示すように、そのリツド1の閉成時
にリツド1の面とボンネツト2およびフエンダー
3の各面とが同一面になるようにリツド1のボデ
イへの組付けを位置精度良く行なわせる必要があ
る。
また、リツド1の位置決めをなしてそれをボデ
イに完全に取り付けた状態でボデイの塗装処理を
行なわせるのでは、その取付部品とボデイとの接
触面に塗装がのらずに錆対策上問題を生じてしま
う。そのため従来では、リツド1とボデイとをそ
れぞれ別途に塗装させたうえでリツド1をボデイ
に組み付けるようにしているが、色合せが難しい
ものになつてしまつている。
イに完全に取り付けた状態でボデイの塗装処理を
行なわせるのでは、その取付部品とボデイとの接
触面に塗装がのらずに錆対策上問題を生じてしま
う。そのため従来では、リツド1とボデイとをそ
れぞれ別途に塗装させたうえでリツド1をボデイ
に組み付けるようにしているが、色合せが難しい
ものになつてしまつている。
目 的
本考案は以上の点を考慮してなされたもので、
リツドのボデイへの組付けを位置精度良く行なわ
せることができるとともに、リツドをボデイに取
り付けた状態への塗装処理の問題を容易に解決す
ることができるようにしたリトラクタブルヘツド
ランプのリツド取付構造を提供するものである。
リツドのボデイへの組付けを位置精度良く行なわ
せることができるとともに、リツドをボデイに取
り付けた状態への塗装処理の問題を容易に解決す
ることができるようにしたリトラクタブルヘツド
ランプのリツド取付構造を提供するものである。
構 成
以下、添付図面を参照して本考案の一実施例に
ついて詳述する。
ついて詳述する。
第2図はリトラクタブルヘツドランプにおける
リツドの取付構造を示すもので、リツド1はその
下側両サイドにそれぞれ一体に取り付けられたリ
ツドベース4を介してアセンブリベース5に回動
自在に軸支されている(軸支部分をAで示す)と
ともに、図示しないアクチユエータのレバーによ
つてリツド1の後端部を引き下げまたは押し上げ
ることによつてリツド1の開または閉動作を行な
わせることができるように構成されている。
リツドの取付構造を示すもので、リツド1はその
下側両サイドにそれぞれ一体に取り付けられたリ
ツドベース4を介してアセンブリベース5に回動
自在に軸支されている(軸支部分をAで示す)と
ともに、図示しないアクチユエータのレバーによ
つてリツド1の後端部を引き下げまたは押し上げ
ることによつてリツド1の開または閉動作を行な
わせることができるように構成されている。
このようにリツド1が回動自在に軸支されたア
センブリベース5をボデイの所定箇所に取り付け
ることによつてリツド1のボデイへの装着がなさ
れるが、その際特に本考案ではアセンブリベース
5をボデイ側に多少の動きを許容して位置調整さ
せながらボルト締めにより取り付ける手段と、そ
の位置調整されたアセンブリベース5をボデイ側
に位置決め保持させる手段とをとるようにしてい
る。
センブリベース5をボデイの所定箇所に取り付け
ることによつてリツド1のボデイへの装着がなさ
れるが、その際特に本考案ではアセンブリベース
5をボデイ側に多少の動きを許容して位置調整さ
せながらボルト締めにより取り付ける手段と、そ
の位置調整されたアセンブリベース5をボデイ側
に位置決め保持させる手段とをとるようにしてい
る。
すなわち、第3図に示すように、アセンブリベ
ース5をボデイ側への取付け手段としては、アセ
ンブリベース5の上方部に穿設された縦方向の長
孔6,7およびその下部に切り欠かれた縦方向の
長孔8,9にそれぞれボルト10を通し、さらに
そのボルト10を第4図に示すように、ボデイ1
1側に突出形成された取付座17部分に穿設され
ている取付用の穴に通してナツト12で締め付け
るようにしている。また、アセンブリベース5の
ボデイに対する位置決め保持手段としては、アセ
ンブリベース5の位置調整がなされた状態で、ア
センブリベース5の上方部左端に穿設された長孔
13およびその下方部右端に穿設された長孔14
にそれぞれネジ座を有するU字形ワツシヤ15を
介して位置決め用のネジ16をネジ締めによつて
装着し、さらにそのネジ16の先端を第5図に示
すように、ボデイ11側に穿設されている位置決
め用の穴に差し込むようにしている。
ース5をボデイ側への取付け手段としては、アセ
ンブリベース5の上方部に穿設された縦方向の長
孔6,7およびその下部に切り欠かれた縦方向の
長孔8,9にそれぞれボルト10を通し、さらに
そのボルト10を第4図に示すように、ボデイ1
1側に突出形成された取付座17部分に穿設され
ている取付用の穴に通してナツト12で締め付け
るようにしている。また、アセンブリベース5の
ボデイに対する位置決め保持手段としては、アセ
ンブリベース5の位置調整がなされた状態で、ア
センブリベース5の上方部左端に穿設された長孔
13およびその下方部右端に穿設された長孔14
にそれぞれネジ座を有するU字形ワツシヤ15を
介して位置決め用のネジ16をネジ締めによつて
装着し、さらにそのネジ16の先端を第5図に示
すように、ボデイ11側に穿設されている位置決
め用の穴に差し込むようにしている。
しかして、このようなリツドの取付構造によれ
ば、リツド1が回動自在に軸支されたアセンブリ
ベース5をボデイ側に取り付ける際に、その調整
をなして部品のバラツキを吸収させながら位置精
度良く取り付けることができ、リツド1とボンネ
ツト2およびフエンダー3との面一化を容易に行
なわせることができるようになる。また、ボデイ
の塗装時には、取付用の各ボルト10をゆるめて
アセンブリベース5とボデイ11側の取付座17
との接触面に隙間を生じさせた状態で塗装を行な
わせれば、アセンブリベース5とボデイ11側の
取付座17との接触面にも塗装がのつて錆対策を
有効になすことができるとともに、リツドを取り
付けた状態のままで塗装が可能となつてボデイと
リツド1との色合せの問題もなくなる。なお、ボ
ルト10をゆるめてもアセンブリベース5のボデ
イに対する取付位置は位置決め用のネジ16によ
つて保持されており、塗装処理後にボルト10を
再度締め付けるだけでその取付位置の精度が保た
れるようになつている。
ば、リツド1が回動自在に軸支されたアセンブリ
ベース5をボデイ側に取り付ける際に、その調整
をなして部品のバラツキを吸収させながら位置精
度良く取り付けることができ、リツド1とボンネ
ツト2およびフエンダー3との面一化を容易に行
なわせることができるようになる。また、ボデイ
の塗装時には、取付用の各ボルト10をゆるめて
アセンブリベース5とボデイ11側の取付座17
との接触面に隙間を生じさせた状態で塗装を行な
わせれば、アセンブリベース5とボデイ11側の
取付座17との接触面にも塗装がのつて錆対策を
有効になすことができるとともに、リツドを取り
付けた状態のままで塗装が可能となつてボデイと
リツド1との色合せの問題もなくなる。なお、ボ
ルト10をゆるめてもアセンブリベース5のボデ
イに対する取付位置は位置決め用のネジ16によ
つて保持されており、塗装処理後にボルト10を
再度締め付けるだけでその取付位置の精度が保た
れるようになつている。
効 果
以上、本考案によるリトラクタブルヘツドラン
プのリツド取付構造にあつては、リツドが回動自
在に軸支されたアセンブリベースをボデイ側の複
数箇所に設けられた取付座にそれぞれボルト締め
によつて取り付けるものにおいて、アセンブリベ
ース側のボルト通し穴をボルト径よりも大きくす
ることによつてアセンブリベースのボデイに対す
る取付位置を調整可能にする手段と、アセンブリ
ベース側の少なくとも2箇所に設けられた通し穴
に、アセンブリベースを挟むように設けられるネ
ジ座を有するU字形ワツシヤを介して、その通し
穴よりも小さな径のネジをそのネジの頭部と前記
ネジ座でU字形ワツシヤを締めつけるように装着
し、そのネジの先端をボデイ側に設けられたネジ
の先端とほぼ同じ径の穴に差し込むことによつて
アセンブリベースのボデイに対する取付位置を保
持させる手段とをとるようにしたもので、リツド
のボデイへの取付けを位置精度良く行なわせるこ
とができるとともに、その位置精度を保持させた
まま塗装処理を良好に行なわせることができると
いう優れた利点を有している。
プのリツド取付構造にあつては、リツドが回動自
在に軸支されたアセンブリベースをボデイ側の複
数箇所に設けられた取付座にそれぞれボルト締め
によつて取り付けるものにおいて、アセンブリベ
ース側のボルト通し穴をボルト径よりも大きくす
ることによつてアセンブリベースのボデイに対す
る取付位置を調整可能にする手段と、アセンブリ
ベース側の少なくとも2箇所に設けられた通し穴
に、アセンブリベースを挟むように設けられるネ
ジ座を有するU字形ワツシヤを介して、その通し
穴よりも小さな径のネジをそのネジの頭部と前記
ネジ座でU字形ワツシヤを締めつけるように装着
し、そのネジの先端をボデイ側に設けられたネジ
の先端とほぼ同じ径の穴に差し込むことによつて
アセンブリベースのボデイに対する取付位置を保
持させる手段とをとるようにしたもので、リツド
のボデイへの取付けを位置精度良く行なわせるこ
とができるとともに、その位置精度を保持させた
まま塗装処理を良好に行なわせることができると
いう優れた利点を有している。
第1図はリトラクタブルヘツドランプのリツド
部分の外観を示す図、第2図はアセンブリベース
にリツドを回動自在に取り付けた状態を示す斜視
図、第3図はアセンブリベースのボデイへの取付
手段を示す斜視図、第4図はアセンブリベースを
ボデイ側の取付座にボルト締めによつて取り付け
た部分の側断面図、第5図はアセンブリベースを
ボデイ側にネジ止めした部分の側断面図である。 1……リツド、4……リツドベース、5……ア
センブリベース、11……ボデイ、17……ボス
(取付座)。
部分の外観を示す図、第2図はアセンブリベース
にリツドを回動自在に取り付けた状態を示す斜視
図、第3図はアセンブリベースのボデイへの取付
手段を示す斜視図、第4図はアセンブリベースを
ボデイ側の取付座にボルト締めによつて取り付け
た部分の側断面図、第5図はアセンブリベースを
ボデイ側にネジ止めした部分の側断面図である。 1……リツド、4……リツドベース、5……ア
センブリベース、11……ボデイ、17……ボス
(取付座)。
Claims (1)
- リツドが回動自在に軸支されたアセンブリベー
スをボデイ側の複数箇所に設けられた取付座にそ
れぞれボルト締めによつて取り付けるものにおい
て、アセンブリベース側のボルト通し穴をボルト
径よりも大きくすることによつてアセンブリベー
スのボデイに対する取付位置を調整可能にする手
段と、アセンブリベース側の少なくとも2箇所に
設けられた通し穴に、アセンブリベースを挟むよ
うに設けられるネジ座を有するU字形ワツシヤを
介して、その通し穴よりも小さな径のネジをその
ネジの頭部と前記ネジ座でU字形ワツシヤを締め
つけるように装着し、そのネジの先端をボデイ側
に設けられたネジの先端とほぼ同じ径の穴に差し
込むことによつてアセンブリベースのボデイに対
する取付位置を保持させる手段とをとるようにし
たことを特徴とするリトラクタブルヘツドランプ
のリツド取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15472382U JPS5958641U (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | リトラクタブルヘツドランプのリツド取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15472382U JPS5958641U (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | リトラクタブルヘツドランプのリツド取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5958641U JPS5958641U (ja) | 1984-04-17 |
JPH0126524Y2 true JPH0126524Y2 (ja) | 1989-08-08 |
Family
ID=30341929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15472382U Granted JPS5958641U (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | リトラクタブルヘツドランプのリツド取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5958641U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0318278Y2 (ja) * | 1985-11-21 | 1991-04-17 |
-
1982
- 1982-10-13 JP JP15472382U patent/JPS5958641U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5958641U (ja) | 1984-04-17 |
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