JPH0523104Y2 - - Google Patents

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JPH0523104Y2
JPH0523104Y2 JP1988155256U JP15525688U JPH0523104Y2 JP H0523104 Y2 JPH0523104 Y2 JP H0523104Y2 JP 1988155256 U JP1988155256 U JP 1988155256U JP 15525688 U JP15525688 U JP 15525688U JP H0523104 Y2 JPH0523104 Y2 JP H0523104Y2
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JP
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seat
armrest
bracket
frame
recess
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JP1988155256U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、車両用シートのリヤシート等に設
けられたセンターアームレストの取付け構造に関
するものである。
[従来の技術] 従来の車両用シートを第3図及び第5図を用い
て説明する。図において、1は車両用シートであ
るリヤシートであり、このリヤシート1は、シー
トクツシヨン2と、左右に分割された一方の第1
シートバツク3aと、他方の第2シートバツク3
bとからなる。上記第1、第2シートバツク3
a,3bは、図示しないリクライニングデバイス
などによりシートクツシヨン2に回動自在に設け
られている。上記第1シートバツク3aは、プレ
スなどにより成形されたバツクフレーム30と、
このバツクフレーム30に固定されたクツシヨン
材31と、上記バツクフレーム30及びクツシヨ
ン材31の表面側を被う表皮32とから構成さ
れ、分割側端部に縦長の凹部4を有しており、こ
の凹部4にアームレスト5を収納している。上記
アームレスト5は、上記凹部4の下側にネジ部材
であるボルト7a及びナツト7bで固定された2
個のブラケツト6,6の回動穴6d,6dにより
回動自在に保持されている、上記ボルト7aは、
シート表面側から挿通され、、シートバツク3a
の裏面より上記ナツト7bを螺着する。上記ブラ
ケツト6,6は、第5図に示すように、互いに対
向する如くL字状に成形された舌片であり、上記
凹部4の底面4aに取付ける基端である取付け片
6aと、上記アームレスト5を回動自在に保持す
る保持片6bとからなり、上記取付け片6aには
ボルト7aが挿通されるボルト穴6cが設けられ
ており、上記保持片6bにはアームレスト5の回
動ピン5a及びスペシヤルボルト8が挿通される
上記回動穴6dと、上記アームレスト5の回動規
制ピン5bが挿入され回動範囲を規制する規制穴
6eとが設けられている。
上記構成において、通常、アームレスト5は第
1シートバツク3aの凹部4に収納されており、
リヤシート1に搭乗者がある場合は、第1図に示
すように、アームレスト5を矢印F方向にシート
クツシヨン2の上面まで回動して使用する。
[考案が解決しようとする課題] 従来の車両用シートは以上のように構成されて
いるので、アームレスト5を回動するとブラケツ
ト6の取付け片6aやボルト7aのボルト頭が見
えて、見栄えが悪く、かつ搭乗車に危険である。
また、車両後部に荷物を積むときに第1、第2シ
ートバツク3a,3bを前方に回動してトランク
スペースを広げた際に、第1シートバツク3aの
背面からボルト7aの先端やナツト7bが飛出し
て危険であり、かつ荷物が傷ついたりする。ま
た、アームレストの取付け時に、バツクフレーム
30の4つのボルト穴とブラケツト6の取付け穴
6cとが合わせにくく作業性が悪いなどの問題点
があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、アームレスト使用時に取付け
片及びボルトが見えずに見栄えを向上し、かつシ
ートバツク背面に突起物がなく、アームレスト取
付け時の作業性のよい車両用シートを得ることを
目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案に係る車両用シートは、シートバツク
部内部のフレームに一方のブラケツトの基端を固
定してシートバツク部外方に突設させ、他方のブ
ラケツトの基端の取付け舌片を、凹部の底部に形
成した貫通孔を介してフレームの裏側方向に突出
させ、当該取付け舌片をネジ部材によつてシート
バツク部裏側のフレームに固定したものである。
[作用] この考案における車両用シートは、シートバツ
ク部内部のフレームに基端を固定してシートバツ
ク部外方に突設させた一方のブラケツトと、基端
の取付け舌片を、凹部の底部に形成した貫通孔を
介してフレームの裏側方向に突出させ、当該取付
け舌片をネジ部材によつてシートバツク部裏側の
フレームに固定した他方のブラケツトとにより、
アームレストを回動してもシートバツク表面側に
ブラケツトの基端が見えず、かつシートバツク背
面に突起物がない。
[実施例] 以下、この考案の一実施例である車両用シート
を第1図および第2図を用いて説明する。なお、
第3図および第5図と同じものは同一の符号を用
いて説明を省略する。図において、35はバツク
フレームであり、後述する第1、第2ブラケツト
61,62が固定される位置をシート表面側に凹
ませた波状の平板からなり、上記第2ブラケツト
62の取付け位置よりややシートの中央側に設け
られた貫通孔35aと、上記第2ブラケツト62
を固定するためのボルト7aが挿通されるボルト
穴35bとを有する。第1ブラケツト61は、L
字状に成形された舌片であり、取付け片61aと
保持片61bとからなり、この保持片62に回動
穴6dと規制穴6eとを有する。第2ブラケツト
62は、第2図に示すように、シートの外側方向
に突出する如くL字状に成形された舌片であり、
上記バツクフレーム35の裏面に貫通孔35aを
介して取付けられる取付け片62aと、アームレ
スト5を回動自在に保持する保持片62bとから
なり、上記取付け片62aにはボルト穴62c
が、上記保持片62bには回動穴62dと規制穴
62eとが設けられている。
上記第1ブラケツト61は溶接などによりバツ
クフレーム35に固定され、上記第2ブラケツト
62はアームレスト5に枢着されており、当該第
2ブラケツト62を貫通孔35aより挿入して、
バツクフレーム35の裏面に取付け片62aを臨
ませ、ボルト7aをシート裏面側より挿通してナ
ツト7bを螺着することで、第2ブラケツト62
をバツクフレーム35に固定する。次にスペシヤ
ルボルト8をアームレスト5に螺着して回動自在
にアームレスト5を保持する。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、シートバツ
ク部内部のフレームに一方のブラケツトの基端を
固定してシートバツク部外方に突設させ、他方の
ブラケツトの基端の取付け舌片を、凹部の底部に
形成した貫通孔を介してフレームの裏側方向に突
出させ、当該取付け舌片をネジ部材によつてシー
トバツク部裏側のフレームに固定したので、アー
ムレスト使用時に取付け片及びボルトが見えず、
かつシートバツク背面に突起物がないので、見栄
えがよく搭乗者に対する危険がなくなる。また、
アームレスト取付け時の作業性がよくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の一実施例であ
る車両用シートの部分断面図および部分斜視図、
第3図は従来の車両用シートの外観斜視図、第4
図は第3図のI−I断面図、第5図は従来の車両
用シートの部分斜視図である。 3a……第1シートバツク、4……凹部、5…
…アームレスト、7a……ボルト、7b……ナツ
ト、8……スペシヤルボルト、35……バツクフ
レーム、35a……貫通孔、61……第1ブラケ
ツト、62……第2ブラケツト、61a,62a
……取付け片、61b,62b……保持片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートバツク部の前部側に形成された縦長の凹
    部にアームレストを収納し、上記凹部の下側の左
    右に、前方に突出する如く設けられた2個のブラ
    ケツトの軸受けで上記アームレストの両端を回動
    自在に保持した車両用シートであつて、一方のブ
    ラケツトは、シートバツク部内部のフレームに基
    端を固定してシートバツク部外方に突設させ、他
    方のブラケツトは、その基端の取付け舌片を、凹
    部の底部に形成した貫通孔を介してフレームの裏
    側方向に突出させ、当該取付け舌片をネジ部材に
    よつてシートバツク部裏側のフレームに固定した
    ことを特徴とする車両用シート。
JP1988155256U 1988-11-29 1988-11-29 Expired - Lifetime JPH0523104Y2 (ja)

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JP1988155256U JPH0523104Y2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29

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JPH0274231U JPH0274231U (ja) 1990-06-06
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