JPH01263479A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ〉産業上の利用分野 本発明は冷却室を画成する断熱箱体の天壁の一部に開口
部を形成した冷却貯蔵庫に関するものである。

（口〉従来の技術 実公昭６１−３３４８９号公報には、庫内を画成し且つ
冷却器及び送風機を設置する断熱壁の、側壁−例に形成
された大きな前面開口に開閉自在なる断熱大扉を、天壁
に形成された上面開口に開閉自在な断熱小扉と着脱自在
な金属製容器とを、夫々設けて各開口を閉塞し、庫内に
は断熱大扉に直交し、且つ断熱小扉及び容器の直下に位
置する棚を設け、冷却器で熱交換された冷気を、容器及
び断熱〕」１扉の底面近傍に沿って吹き出すようにした
冷蔵庫が開示されている。

（ハ）発明が解決しようとする課題 斯かる従来技術の冷蔵庫は、金属製容器の底が庫内に突
出する底の深い容器を使用すると、該容器によって吐出
冷気の循環が妨げられて庫内の冷却効果が著しく低下す
ることになり、また、天壁の内面より窪んだ底の浅い容
器を使用すると、客器に吐出冷気が当たらず容器の冷却
効果が低下することになるため、限定された深さの容器
しか使用することができなかった。

本発明は、斯かる点に鑑み、極端な深さ制限を受けない
容器の使用を可能とし、しかも、容器の冷却を良好に行
なうことを目的とした冷却貯蔵庫を提供する。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、前面に開閉扉を備
え、前部に作業部分を形成する天壁の後部に開口部を有
し、且つ強制循環式冷却ユニッＩ・を配設した第１冷却
室を画成する断熱箱体と、前記開口部の上方に前記第１
冷却室と連通ずる第２冷却室を画成する上下面開口の断
熱突出壁体と、該壁体の開［」上部を閉塞するように前
記第２冷却室に配設される取出し自在な食材容器と、前
記冷却ユニツ１へからの吐出冷気の一部を前記第２冷却
室に導く案内部材を設けて成る冷却貯蔵庫である。

また、本発明は極端な深さ制限を受けない容器の使用を
可能にするために、強制循環式冷却ユニットを配設した
第１冷却室を画成すると共に、天壁の一部に開口部を形
成した断熱箱体と、該箱体の」二に載置され、前記開口
部の上方に前記第１冷却室と連通ずる第２冷却室を画成
して食材容器を取出し自在に収納する上ド面開「Ｉの断
熱突出壁体と、前記箱体と突出壁体とを連結する連結部
材を設けて成る冷却貯蔵庫である。

（ホ〉作用 本発明は、第２冷却室（１１〉を食材容器（２９）専用
に利用することができ、第２冷却室（１１）の存在は底
の深さを左程限定されることのない食材容器（２９）の
使用を可能にする。また、吐出冷気の一部は案内部材と
してのダクト（２６）の作用により、第２冷却室り１１
）に導かれ該室（１１〉に配設される食材容器（２９）
を良好に冷却することができる。

更に、断熱箱体（１）と断熱突出壁体（１０）を別構成
にすることにより、箱体（１）及び壁体（１０）の簡素
化を図ることができ、発泡治具の構造も簡素になる。

（へ〉実施例 以下に本発明の実施例を図面を参照して説明する。

（１）は第１冷却室（２）を画成する横長の断熱箱体で
、ステンレス製の内箱（３）及び外箱（４）と両箱間に
発泡充填された断熱材（５）によって構成されている。

該断熱箱体（１）は前面及び天壁（ＩＡ）の後部に横長
矩形状の開口部（６）及び（７）が夫々形成されており
、前面間１１部（６）は観音扉（８）にて開閉自在に閉
塞され、側方にはフンテンシングユニット（図示せず）
を収納する機械室（９）が並設ぴれている。

一方、断熱箱体（１）とは別構成にて断熱突出壁体（１
０）が製作される。この突出壁体（１０）は断熱箱体（
１）の天壁（ＩＡ）に形成した前記開口部（７）の上方
に第１冷却室（２）と連通ずる第２冷却室（１１）を画
一４＝ 成するもので、ステンレス製の内板（１２）及び外板（
１３）と画板間に発泡充填された断熱材（１４）によっ
て構成されており、前壁（ＩＯＡ＞は後壁（ＩＯＢ）よ
り低く形成されている。また、突出壁体く１０）は上下
面が夫々開口（１５）及び（１６）ｔ、ており、このう
ち、下面開口部（１６）は天壁（ＩＡ〉に形成した開口
部（７）に対応するものである。

而して、突出壁体〈１０）は断熱箱体（１）の上に載置
され、両者は連結部材として用意きれた複数のＬ字型連
結金具（１７）及び螺子＜１８）４ｊよって連結される
。即ち、突出壁体く１０）を断熱箱体（１〉の上に載置
したとき、室内側前部及び両側部と室外側後部に作られ
る段部に、夫々前記連結金具（１７）を配置した後、こ
れを螺子（１８〉によって断熱箱体（１）と突出壁体り
１０）に螺着することにより達成されるものである。

以上の様にして突出壁体（１０）が連結された断熱箱体
（１〉の天壁（ＩＡ）の」二面には作業部としてトップ
テーブル（１９）が取付けられる。トップテーブル（１
９）は前面に湾曲部を有し、後端に上向きのフランシ（
１９Ａ）を有し、このフランジ（１９Ａ）を突出壁体（
１０）の前壁（ＩＯＡ＞に螺着して固定される。この場
合、フランジ（１９Ａ）の上端縁が前壁（ＩＯＡ）より
その肉厚分突出しないように、前壁（ＩＯＡ＞の下部に
凹み（２０）を形成し、ここにフランジ（１９Ａ）、’
、Ｅ−収納する。この様な構成は前壁（ＩＯＡ）とフラ
ンジ（１９Ａ）間への汚れの侵入を防止するために効果
的である。

次に、断熱箱体く１〉の内部構造について説明する。第
１冷却室（２）の側部には、上部に吹田口（２１Ａ〉を
形成り−ると共に下部に吸込口（２１Ｂ＞を形成した冷
却カバー（２２）、該カバー（２２〉に覆われた冷却器
（２３）及び冷気循環送風機（２４）を配設して、強制
循環式の冷却ユニット（２５）を構成している。また、
冷却ユニット（２５）の前方に、入口開口（２６Ａ）を
有して吹出口（２１Ａ＞からの吐出冷気の一部を第２冷
却室（１１）に導くと共に、流入する冷気量に対して絞
られた出口開口（２６Ｂ）を有する案内部材としてのダ
ク１−（２６）が、第１冷却室（２）の上部に配設され
ている。（２７）は複数段に配設された棚である。

一方、突出壁体（１０）の内部構造において、（２８）
は内板（１２）と外板〈１３）を連結する樹脂製のブレ
ーカで、内板（１２）から外板（１３）への熱伝導を防
止するものである。また、ブレーカ（２８〉の上位には
、突出壁体（１０）の開口面より若干下に位置して載置
部材が取付けられる。該載置部材は、開口面より若干下
において開口部（１５）を閉塞するように、第２冷却室
（１１）に配設される上面を開口した食材容器（２９）
を取出し自在に支持するもので、第２冷却室（１１〉内
に位置する突出壁体く１０）の外板（１３）全周囲に開
口面と平行に固定した載置枠体（３０Ａ）及び該枠体（
３０Ａ）の前枠と後枠間に着脱自在に架設した複数の平
行した載置部（３０Ｂ）とにより成っている。これによ
ると、大きな容器（２９）は枠体＜３０Ａ）の前後に支
持され、小さな容器（２９）は載置部（３０Ｂ〉間に支
持される。

更に、突出壁体（１０〉の上面開口（１５）は、三枚の
透明樹脂製のカッ＜−（３１）によって閉塞される。核
力／＜−（３１）は夫々が中央で前後に二つ折りできる
ようにヒンジ（３２）によって連結されると共に、後部
を抜差ヒンジ（３３〉を介して突出壁体〈１０〉の後壁
（１０Ｂ＞の」二面に枢支され、着脱可能な構成になっ
ている。そして、突出壁体く１０）の背面には、取外さ
れたカバー（３１）を収納するだめの収納部（３４）が
形成される。この収納部（３４）は上述した突出壁体く
１０）の後壁（ＩＯＢ）のみ室外に段差部を形成する構
成によって明確なように、突出壁体く１０）の背面は断
熱箱体（１）の背面より引込んでおり、この引込みによ
り形成される空間を収納部（３４）として利用するもの
である。そして、収納部（３４）は二枚のカバー（３１
）を収納して支持するために、後壁（ＩＯＢ）の上下方
向に固定した各カバー（３１）ごとのガイド板（３５）
を有する。

以上の構成において、食材容器（２９）をその大小に応
じて載置枠体（３０Ａ）若しくは載置部（３０Ｂ）に載
置して、第２冷却室（１１）に収納配置する。而して、
冷却動作によって吹出口（２１Ａ）から吐出した冷気は
、第６図に示すように、第１冷却室（２）を冷却すると
共に、一部の冷気がダクＩ−（２６）によって第２冷却
室（１１）に導かれ、ここに収納された食材容器（２９
）を冷却する。この際、第２冷却室（１１）に流入した
冷気は、その流速が減じられるため、内部の静圧が高ま
ることになり、これにより、食材容器〈２９）によって
上部開口（１５）が完全密閉されなくても外気の侵入は
効果的に防止されることになる。

（ト）発明の効果 本発明は以上の様に、第１冷却室を画成する断熱箱体の
天壁後部に形成した開口部の上方に、第１冷却室と連通
ずる第２冷却室を画成する上下面開口の突出壁体を設け
ることにより、食材容器を収納する冷却空間を十分に確
保することができ、極端に深きを制限されない食材容器
の使用が可能となる。しかも、第１冷却室の冷却は勿論
、案内部材により第２冷却室の冷却も良好に行なうこと
ができる利点を奏する。

本発明は、断熱箱体と突出壁体を別々に製造し、両者を
連結部材によって連結することにより提供される冷却貯
蔵庫であるため、箱体及び壁体が簡素化し、夫々を製作
する段階における発泡治具の構造も簡素になり、また、
形状が簡素になることに伴い、断熱材の充填も容易且つ
確実に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の冷却貯蔵庫の実施例を示し、第１図は冷
却貯蔵庫の縦断側面図、第２図は正面図、第３図は平面
図、第４図は断熱箱体及び突出壁体の分解縦断正面図、
第５図は冷却貯蔵庫の分解縦断側面図、第６図は縦断正
面図、第７図は要部縦断側面図である。 （１）・・・断熱箱体、　（ＩＡ）・・・天壁、　（２
）・・・第１冷却室、　（７）・・・開口部、　（功）
・・・断熱突出壁体、（１１）・・・第２冷却室、　（
１７）・・・連結金具、　（１８〉・・・螺子、　（２
５）・・・冷却ユニット、　り２６）・・・ダクＩ・（
案内部材）、　＜２９）・・・食材容器。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、前面に開閉扉を備え、前部に作業部分を形成する天
   壁の後部に開口部を有し、且つ強制循環式冷却ユニット
   を配設した第１冷却室を画成する断熱箱体と、前記開口
   部の上方に前記第１冷却室と連通する第２冷却室を画成
   する上下面開口の断熱突出壁体と、該壁体の開口上部を
   閉塞するように前記第２冷却室に配設される取出し自在
   な食材容器と、前記冷却ユニットからの吐出冷気の一部
   を前記第２冷却室に導く案内部材を設けたことを特徴と
   する冷却貯蔵庫。 ２、強制循環式冷却ユニットを配設した第１冷却室を画
   成すると共に、天壁の一部に開口部を形成した断熱箱体
   と、該箱体の上に載置され、前記開口部の上方に前記第
   １冷却室と連通する第２冷却室を画成して食材容器を取
   出し自在に収納する上下面開口の断熱突出壁体と、前記
   箱体と突出壁体とを連結する連結部材を設けたことを特
   徴とする冷却貯蔵庫。