JPH01261732A - マイクロプログラムの試験のための擬似障害発生方法 - Google Patents

マイクロプログラムの試験のための擬似障害発生方法

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JPH01261732A
JPH01261732A JP63088982A JP8898288A JPH01261732A JP H01261732 A JPH01261732 A JP H01261732A JP 63088982 A JP63088982 A JP 63088982A JP 8898288 A JP8898288 A JP 8898288A JP H01261732 A JPH01261732 A JP H01261732A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マイクロプログラムの試験に関し、特に、障
害処理機能の試験のための擬似障害の発生に関する。
〔従来の技術〕
信頼性の向上のため、マイクロプログラムは障害処理ル
ーチンを含むのが普通であり、この障害処理ルーチンは
、典型的には、障害の発生を記録す、るとともに、障害
のために正しく行なわれなかった処理をリトライする。
障害処理ルーチンが正常に機能するか否かを試験するた
めには、試験中に擬似障害を発生することが必要である
最も初歩的な擬似障害発生方法は、被制御ハードウェア
からマイクロプログラム制御装置へのインタフェース信
号を、手動によりある状態に固定することである。やや
進んだ方法として、障害の発生を示す信号を擬似的に発
生する回路を設けることも行なわれている。また、被試
験マイクロプログラム中の適当なマイクロ命令を、エラ
ー状態を作り出すようなマイクロ命令に書替える方法も
知られている。更に、特開昭62−17839号公報に
記載された擬似障害発生装置は、その実行時に擬似障害
が発生すべきマイクロ命令のアドレスがセットされるア
ドレスコンベアレジスタと、エラー状態を作り出すマイ
クロ命令がセットされる代行命令レジスタを有し、読出
されたマイクロ命令のアドレスがアドレスコンベアレジ
スタにセットされたアドレスと一致した時に、この読出
されたマイクロ命令の代りに代行命令レジスタにセット
されたマイクロ命令を実行し、それと同時に、以後のア
ドレス一致信号を抑止して、それにより、所望のアドレ
スにあるマイクロ命令の実行時に1回だけ擬似障害を発
生する。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述のような従来の擬似障害発生方法又は装置によれば
、擬似障害状態が固定されるか、特定のマイクロ命令が
実行されるたびに必ず擬似障害が発生するか、あるいは
、擬似障害が特定のマイクロ命令の実行時に1回だけ発
生して終るかである。
すなわち、従来技術によったのでは、擬似障害の発生の
時期(マイクロプログラムによる処理の流れの中の位置
)と回数を、自由に設定することができない。したがっ
て、例えば、ルーチンの所定回数の反復の後に擬似障害
が発生されるとか、所定回数のりトライの後に正常状態
に戻るとか、更には、所定回数のルーチン反復・後に擬
似障害が発生され、かつ、所定回数のりトライ後に正常
状態に戻るというような、複雑な試験条件は、従来技術
によっては設定することができない。そして、このよう
な条件下での試験を経なければ、障害処理機能の試験は
十分とはいえない。
本発明の課題は、マイクロプログラムの障害処理機能の
試験のための擬似障害の発生を、その時期と回数に関し
て自由に制御できるようにし、それにより、前記のよう
な複雑な試験条件の設定を可能にすることにある。
[課題を解決するための手段〕 本発明は、擬似障害の発生回数を制御するために、実行
されるべきマイクロ命令のアドレスと擬似障害の発生点
として指定されたアドレスが一致した時に擬似障害を発
生するとともに、この一致の回数を計数する。そして、
その回数が任意に指定された数に達した時に、擬似障害
の発生を終了する。
また、処理の流れにおける擬似障害の発生位置を制御す
るために、経由点として指定されたアドレスのマイクロ
命令が実行された回数を計数し、この回数が指定された
数に達した後に、実行されるべきマイクロ命令のアドレ
スと擬似障害発生点として別に指定されたアドレスの一
致による擬似障害の発生を開始する。
更に、前述の二方法を結合して、後者の方法により擬似
障害の゛発生を開始し、その後、前者の方により、指定
された回数だけ擬似障害を発生する。
〔作用〕
第1の方法によれば、指定された処理の相次ぐ所定回数
の反復において擬似障害が発生され、その後に正常状態
に戻る。
また、第2の方法によれば、指定された処理が所定回数
だけ実行された後に擬似障害が発生され、それ以前には
、たとえ擬似障害発生点として指定されたアドレスのマ
イクロ命令が実行されても、擬似障害は発生されない。
更に、第3の方法によれば、指定された処理が所定回数
だけ実行された後に、指定された処理の相次ぐ所定回数
の反復において擬似障害が発生され、その後に正常状態
に戻る。
〔実施例〕
・第1図は、本発明を実現するマイクロプログラム制御
装置の一例をブロックダイヤグラムで示す。
マイクロプログラム実行部1は、通常のものであって、
簡明化のため図示は省略されているが、マイクロプログ
ラムを保持する制御メモリと、この制御メモリからマイ
クロ命令を順次読出す順序制御回路と、読出された各マ
イクロ命令を解読して制御信号を発生する回路と、それ
らに関連する回路とから成る。ただし、読出されようと
しているマイクロ命令のアドレスを保持する命令実行ア
ドレスレジスタ(IEAR) 2は、説明の便宜上、マ
イクロプログラム実行部1の外部にあるかのように図示
されている。
経由点アドレスレジスタ(RPAR) 3と、障害発生
アドレスレジスタ(EOAR) 4が、本発明に従って
設けられる。経由点アドレスレジスタ3は、1似障害が
発生される前に所定回数だけ経由すべきマイクロ命令の
アドレスを保持するためのものであり、障害発生アドレ
スレジスタ4は、その実行時に擬似障害が発生されるべ
きマイクロ命令のアドレスを保持するためのものである
。比較回路5は、命令実行アドレスレジスタ2の内容と
経由点アドレスレジスタ3の内容を比較し、それらが一
致すると、カウントダウン回路7を作動させて、カウン
タ8の内容を“1″′だけ減じる。カウンタ8には、そ
の初期値として、擬似障害を発生する以前に経由点アド
レスがアクセスされるべき回数(RPTCNT)がセッ
トされる。カウンタ8の計数値が(# O$1に達する
と、第1障害発生許可信号14が発生され、この信号1
4は、カウントダウン回路7を抑止するとともに、AN
D回路9の第1の入力を付勢する。
比較回路6は、命令実行アドレスレジスタ2の内容と障
害発生アドレスレジスタ4の内容を比較し、それらが一
致すると、障害発生アドレス一致信号16を発生し、こ
の信号16は、AND回路9の第2の入力を付勢する。
第1障害発生許可信号14の存在時に障害発生アドレス
一致信号16が発生すると、AND回路9の出力は、カ
ウントダウン回路10を作動させて、カウンタ11の内
容、を1”だけ減じる。カウンタ11には、その初期値
として、擬似障害が続けて発生されるべき回数(ERR
CNT)がセットされる。カウンタ11は、その計数値
が“Q ITでない限り、第2障害発生許可信号15を
発生する。カウンタ11の計数値が′″0″に達すると
、第2障害発生許可信号15の発生は停止され、同時に
、カウントダウン回路10は抑止される。
AND回路12は、第1障害発生許可信号14と、第2
障害発生許可信号15と、障害発生アドレス一致信号1
6を受けて、これらのすべてが存在すると、障害発生指
示信号17を発生し、障害発生回路13は、この障害発
生指示信号17に応答して、擬似障害信号18を発生す
る。擬似障害信号18は、例えば、エラー表示ラッチを
セットすることにより発生される。経由点アドレスレジ
スタ3と障害発生アドレスレジスタ4へのそれぞれのア
ドレス値のセットと、カウンタ8及び11へのそれぞれ
の初期値のセットは1手動で行なわれてもよいし、ある
いはサービスプロセッサを介して行なわれてもよい。
第2図は、第1図に示されたマイクロプログラム実行部
1で実行されるマイクロプログラムの一例の概要を示す
。このマイクロプログラム20は、割込処理ルーチン2
1と、被試験マイクロプログラム22を含み、被試験マ
イクロプログラム22は、障害処理ルーチン23を含む
、ただし、割込処理ルーチン21は、第1図に示された
実施例の動作には関与しない。
第3図は、被試験マイクロプログラム22の概要をフロ
ーチャートで示す、このマイクロプログラムは、処理A
が3回連続して正常終了すると正常終了し、その前にど
れかの処理Aがエラー終了するとエラー終了する。図で
は、3回の処理Aが別々に示されているが、実際には、
単一の処理Aサブルーチンが3回反復される。
第4図は、第3図における処理Aの詳細を示すフローチ
ャートである。図において、RTYCNTはすトライの
回数を表わし、CNTは反復の回数を表わす、ステップ
40及び41において、RTYCNT及びC= N T
がそれぞれ1′O”にリセットされた後。
処理B42が遂行される0判定43の結果、障害が検出
されなければ、ステップ44でCNTが((1jjだけ
増され、ステップ45でRTYCNTが110 Itに
リセットされた後1判定46においてCNTが“5”に
達していなければ、ステップ42〜46が反復され、C
NTが5″′に達すれば、正常終了となる。しかし、判
定43の結果、障害が検出されれば、リトライループに
入り、障害処理(障害の発生の報告、障害情報の収集・
記録など)47の後に、ステップ48でRTYCNTに
“1″が加えられた後、判定49においてRTYCNT
が3”に達していなければ、リトライが反復され、RT
YCNTが′3”に達すれば、エラー終了となる。要す
るに、処理Aは、処理Bを5回反復するサブルーチンで
あり、処理Bは2回までの連続リトライが許される。
前述のマイクロプログラムの試験のために、2回目の処
理Aの実行中に、擬似障害を連続して3回発生させるこ
とが望まれると仮定する。この試験条件の下においては
、2回目の処理Aにおいてエラー終了が起こるはずであ
るにの試験条件を実現するために、第1図において、経
由点アドレスレジスタ3に、第4図におけるステップ4
0に対応するマイクロ命′令のアドレス(RPTADH
)がセットされ、障害発生アドレスレジスタ4に、処理
B42に対応するマイクロ命令のアドレス(ERRAD
R)がセットされ、カウンタ8及び11には、それぞれ
数値パ2”及びIg 371がセットされる。第4図に
おいて、処理フローのそれぞれの点を指す矢印を持つ記
号RPTADR及びERRADRは、それぞれ、経由点
アドレス(RPTADH)及び障害発生アドレス(ER
RADH)がアクセスされる点を示す。
第1回の処理Aが開始されると、第4図における点RP
TADHにおいて、第1図に示された比較回路5は一致
を検出し、カウンタ8の計数値は′1″にカウントダウ
ンされる。産1障害発生許可信号14はまだ発生されな
い。その後、第4図における点ERRADRにおいて、
比較回路6は障害発生アドレス一致信号16を発生する
。しかし、第1障害発゛生許可信号14が発生されてい
ないので、カウンタ11の計数値は初期値“3”に保た
れ、また。
障害発生指示信号17も発生されず、そのため、擬似障
害信号18は発生されない、その結果、第4図の処理は
、ステップ44〜46を通って進行し、処理Bに戻る。
この時、比較回路6は再び障害発生アドレス一致信号1
6を発生するが、第1障害発生許可信号14が存在しな
いので、何事も起こらない、こうして、処理Bの5回の
反復の後、第1回の処理Aは正常終了する。
第2回目の処理Aが開始されると1点RPTADHにお
いて、比較回路5は一致信号を発生し、それにより、カ
ウンタ8の計数値は1′0”にカウントダウンされて、
以後その値に保たれ、その結果、第1障害発生許可信号
14が発生される。その後、点ERRADRにおいて、
比較回路6は障害発生アドレス一致信号16を発生する
。この時点において、カウンタ11の計数値は初期値“
3”であり、したがって、第2障害発生許可信号15は
既に発生されている。その結果、AND回路17は障害
発生指示信号17を発生し、これに応答して、擬似障害
信号18が発生される。その間、AND回路9の出力に
応答して、カウンタ11の計数値は′2′″にカウント
ダウンされる。今度は、第4図の判定43で障害が検出
され、その結果、ステップ47〜49を通って処理Bに
戻るリトライループが実行される。
この最初のりトライ中に、点ERRADRにおいて、比
較回路6は再び一致を検出して、障害発生アドレス一致
信号16を発生し、それにより、擬似障害信号18が再
び発生されるとともに、カウンタ11の計数値はパ1”
にカウントダウンされる。
この2度目の擬似障害の発生は、再びリトライループへ
の分岐を生じる。この2回目のりトライ中に、カウンタ
11の計数値はまだ11011に達していないので、も
う1度擬似障害が発生されて、リトライループへの分岐
が行なわれる。しかし、RTYCNTの値は既に113
 jlに達しており、その結果、エラー終了が決定され
る。なお、この3度目の擬似障害の発生と同時に、カウ
ンタ11の計数値は°″O”に達し、それにより、以後
のカウントダウンは阻止され、かつ、第2障害発生許可
信号15は終了して、擬似障害の発生は停止する。
他の試験条件の例として、カウンタ11の初期値をjJ
 21jに変更し、他の条件を前記の例と同じにすれば
、前記の例におけるのと同様に、第2回目の処理Aにお
いて擬似障害が発生し、リトライが2回行なわれる。し
かし、この場合には、2度目の擬似障害が最初のりトラ
イ中に発生されると同時に、カウンタ11の計数値は0
”になり、したがって、擬似障害は、2回目のりトライ
中及びその後はもはや発生されない。その結果、2回目
のりトライは成功し、したがって、2回目の処理Aは正
常終了し、結局、第3図の処理の全体が正常終了するは
ずである。
第5図は、本発明を実現するマイクロプログ′ラム制御
装置の他の一例をブロックダイヤグラムで示す、この実
施例では、第1図に示された実施例においてハードウェ
アにより実現された機能の一部が、マイクロプログラム
により実現される。第1図における経由点アドレスレジ
スタ3と障害発生アドレスレジスタ4の代りに、これら
のレジスタの役目を交互に果たす比較アドレスレジスタ
(CPAR)51が設けられる。比較回路52は、命令
実行アドレスレジスタ゛(IEAR) 2の内容と、比
較アドレスレジスタ51の内容を比較し、一致が検出さ
れると、アドレス一致信号55を発生する。AND回路
53は、マイクロプログラム実行部1が割込許可信号5
6を発生している時にアドレス一致信号55を受けると
、割込発生信号57を発生して、マイクロプログラム実
行部1に割込みを起こす。マイクロプログラム実行部1
は、所定の条件が満たされると、障害発生許可信号58
を発生する。この状態においてアドレス一致信号55が
発生されると、AND回路54は障害発生指示信号17
を発生して、障害発生回路13に擬似障害信号18を発
生させる。
マイクロプログラム実行部1中の制御メモリ内に経由点
アドレス(RPTADR)と、障害発生アドレス(ER
RADR)と、擬似障害が発生される以前に経由°点ア
ドレスがアクセスされるべき回数(RPTCNT)と、
擬似障害が続けて発生されるべき回数(ERRCNT)
とを保持するためのそれぞれの領域101.102,1
03,104が用意される。
代りに、それぞれのレジスタが設けられてもよい。
これらの領域又はレジスタへの値のセットは、第1図に
おけるレジスタ3,4及びカウンタ8゜11への値のセ
ットと同様にして、予め行なわれる。
最初に、マイクロプログラム実行部1は、比較アドレス
レジスタ51に経由点アドレス(RPTADH)をセッ
トし、かつ、割込許可信号56をON状態にし、障害発
生許可信号58をOFF状態にする。
したがって、命令実行アドレスは経由点アドレスと比較
され、一致が生じると、AND回路53は割込発生信号
57を発生し、これに応答して、割込処理ルーチン(第
2図21)が起動される。
割込処理のフローチャートは、第6図に示されている0
割込処理が開始されると、まず、割込許可信号56と障
害発生許可信号58がOFF状態にされ(ステップ61
.62) 、次いで、RPTCNTの値が調べられる(
ステップ63 ) 、 RPTCNTの値が′1”より
も大きければ、それからII I IIが引かれ(ステ
ップ64)、割込許可信号56はON状態に戻される(
ステップ65)、こうして、命令実行アドレスと経由点
アドレスが一致するたびに、割込みが生じて、RPTC
NTがカウントダウンされる。
RPTCNTが“1”に達した後に同様にして割込みが
発生すると、 RPTCNTの値の調査の結果、ステッ
プ66への分岐が行なわれて、 ERRCNTの値が調
べられ、この値が“Ojlより大きければ、それからi
t 1 nが引かれた(ステップ67)後、障害発生ア
ドレス(HRRADR)が比較アドレスレジスタ51に
セットされ(ステップ68)、続いて、障害発生許可信
号58がON状態に切替えられる(ステップ69)0割
込許可信号56は、OFF状態に維持される。しかし、
ERRCNTの値がII OIIならば、ステップ67
〜69の処理を行なうことなく、割込処理は終了する。
′障害発生許可信号58が前記のようにして発生されて
いる時に、命令実行アドレスが、今や比較アドレスレジ
スタ51の内容となっている障害発生アドレス(ERR
ADR)と一致して、アドレス一致信号55が発生され
ると、AND回路54は、障害発生指示信号17を障害
発生回路13に送り、擬似障害信号18を発生させる。
ただし、この時、割込許可信号56はON状態にないの
で、割込要求信号57は発生されない、この擬似障害が
検出される(例えば、第4図のステップ43において)
と、障害処理ルーチン(第2図23.第4図47)が起
動される。
第7図は、本実施例のための障害処理ルーチンをフロー
チャートで示す、このルーチンは、通常の障害処理(障
害の発生の記録等)75の前に、第5図の回路を制御す
るために、ステップ71〜74の処理を行なう、まず、
割込許可信号56と障害発生許可信号58がOFF状態
にされ(ステップ71,72)、次いで、ERRCNT
の値が調べられる(ステップ73)。そして、それが“
0”より大きければ、割込許可信号56がON状態に切
替えられて(ステップ74)、それにより、次に命令実
行アドレスと障害発生アドレスの一致が生じた時に、第
6図の割込処理により擬似障害が発生されるようにする
、しかし、もしもERRCNTの値が0”であれば、指
定された回数の擬似障害が既に発生され終ったので、割
込許可信号のON状態への切替えは行なわれず、それに
より、擬似障害の発生を終了する。
第5図ないし第7図に示された実施例において、第1図
に示された実施例におけるのと同じ試験条件、すなわち
、RPTCNTとERRCNTの初期値としてそれぞれ
“2″とit 3 nを与えて、第3図及び第4図に示
された被試験マイクロプログラムを試験してみる。初期
状態において、比較アドレスレジスタ51の内容は経由
点アドレス(RPTADH)である。
第1回の処理Aにおいて1点RPTADH(第4図)で
最初の割込みが生じ、第6図のステップ63において、
 RPTCNTの値は2”である。したがって、ステッ
プ64〜65が実行され、比較アドレスレジスタ51は
、経由点アドレス(RPTADH)を保持し続け、その
結果、第4図のステップ42〜46のループは、割込み
を生じることなく、無事に5回の反復を完了し、最初の
処理Aは正常終する。
ただし、RPTCNTの値は、第6図のステップ64に
より、“1”にカウントダウンされている。
2回目の処理Aにおいて、点RPTADHで2度目の割
込みが生じ、この時、RPTCNTの値は′1″である
。したがって、ステップ66への分岐が生じ、この時E
RRCNTは初期値の′″3”である。そこで、ERR
CNTの値は′2”にカウントダウンされ、かつ、比較
アドレスレジスタ51には障害発生アドレス(ERRA
DR)がセットされ、そして、擬似障害が発生され、そ
の結果、リトライが行なわれる。2回目のりトライに際
しても擬似障害が発生され、したがって、2回目の処理
Aはエラー終了となる。
他の条件を変えずに、ERRCNTの初期値のみを11
2 Nに変更すると、2回目の処理Aにおいて、最初の
りトライ中に点ERRADRで割込みが生じた時に、第
6図の割込処理は、擬似障害を発生して2回目のりトラ
イの原因を作るとともに、ステップ67において、ER
RCNTの値を“0″にカウントダウンする。したがっ
て、2回目のりトライの初期に行なわれる障害処理47
中のステップ73(第7図)において、’ ERRCN
T = Oが検出され、その結果1割込許可信号56を
ON状態に切替える機会が失われる。そうすると、2回
目のりトライ中に、点ERRADRにおいてアドレス一
致信号55が発生されても、割込発生信号57は発生さ
れないので。
第6図の割込処理ルーチンは起動されず、よって擬似障
害は発生されない。以後における処理Bの反復(ステッ
プ42〜46のループ)中も、割込許可信号56はOF
F状態に保たれ、それにより、割込処理(第6図)の起
動、ひいては擬似障害の発生を阻止する。したがって、
2回目の処理Aは正常終了し、更に、3回目の処理Aも
正常終了することになる。
前記の両実施例には、当業者の通常の知識による範囲で
、多くの変形がありうる1例えば、第1図において、2
個の比較回路5,6の代りに単一の比較回路を設けると
ともに、その入力源と出力光を切替えるためのそれぞれ
の切替回路を付加し、これらの切替回路がカウンタ8の
計数値により制御されて、カウンタ8の計数値が“0”
に達するまでは前記単一の比較回路を比較回路5として
接続し、この計数値が′0″に達した後はそれを比較回
路6として接続するように、構成してもよい。
また、2個のカウントダウン回路の代りに単一のカウン
トダウン回路を設けるとともに、それを前記と同様にカ
ウンタ8又はカウンタ11に選択的に接続するための切
替回路を、付加することもできる。
更に、第5図ないし第7図に示された実施例には、比較
回路52からの一致信号に応答してカウントダウンする
カウンタを設けてもよい、この変形において、マイクロ
プログラムは、このカウンタに最初はRPTCNTをセ
ットし、その計数値が“0”に達したことが割込みによ
って通知されると、今度はERRCNTをこのカウンタ
にセットするとともに、障害発生許可信号を発生し、そ
して、その計数値が再び“0″に達したことが割込みに
よって通知されると、障害発生許可信号をリセットする
〔発明の効果〕
本発明によれば、ルーチンの反復が含まれる場合でも、
マイクむプログラムによる処理の流れの中の任意に指定
された点において擬似障害を発生することができ、また
、任意に指定された回数だけ擬似障害を発生することも
できる。したがって、障害処理機能のために一層多様か
つ複雑な試験条件を設定することができ1.ひいては、
マイクロプログラムで制御される装置の信頼性の一層の
向上がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロックダイヤグラム、第
2図は被試験マイクロプログラムを含むマイクロプログ
ラムの一例の概要を示すブロックダイヤグラム、第3図
は第2図中の被試験マイクロプログラムの一例を示すフ
ローチャート、第4図は第3図中の一つの処理の詳細を
示すフローチャート、第5図は本発明の第2の実施例の
ブロックダイヤグラム、第6図は第5図に示され実施例
のための割込処理ルーチンのフローチャート、第7図は
第5図に示された実施例のための障害処理ルーチンのフ
ローチャートである。 1・・・マイクロプログラム実行部、2・・・実行され
るべきマイクロ命令のアドレスを受けるレジスタ、3・
・・経由点アドレスを保持するレジスタ、4・・・擬似
障害発生点アドレスを保持するレジスタ、5゜6・・・
比較回路、7,8・・・経由点アドレスを所定回数通っ
たことを検出するためのカウンタ、10゜11・・・擬
似障害発生点アドレスに所定回到達したことを検出する
ためのカウンタ、13・・・障害発生回路、51・・・
経由点アドレスの保持と擬似障害発生点アドレスの保持
に兼用されるレジスタ、52・・・比較回路、56・・
・割込許可信号、57・・・割込発生信号、58・・・
障害発生許可信号、63,64・・パ経由点通過回数を
検査する処理、65.66・・・擬似障害発生回数を検
査する処理、69・・・障害発生許可信号を発生するス
テップ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、それぞれのアドレスにより識別されるそれぞれの記
    憶位置に保持された複数のマイクロ命令から成るマイク
    ロプログラムの試験のために擬似障害を発生するために
    、実行されるべきマイクロ命令のアドレスと指定された
    アドレスの一致が生じた時に擬似障害を発生するステッ
    プと、前記一致の回数を計数するステップと、前記一致
    の回数が任意に指定された数に達した時に前記擬似障害
    の発生を終了するステップとを有する擬似障害発生方法
    。 2、それぞれのアドレスにより識別されるそれぞれの記
    憶位置に保持された複数のマイクロ命令から成るマイク
    ロプログラムの試験のために擬似障害を発生するために
    、実行されるべきマイクロ命令のアドレスと第1の指定
    されたアドレスの一致の回数を計数するステップと、前
    記一致の回数が第1の指定された数に達したことを検出
    するステップと、前記検出の後に第2の指定されたアド
    レスと実行されるべきマイクロ命令のアドレスの一致が
    生じた時に擬似障害を発生するステップとを有する擬似
    障害発生方法。 3、請求項2において、更に、第2の指定されたアドレ
    スと実行されるべきマイクロ命令のアドレスの前記一致
    を計数するステップと、第2の指定されたアドレスとの
    前記一致の回数が第2の指定された数に達した時に前記
    擬似障害の発生を終了するステップとを有する擬似障害
    発生方法。
JP63088982A 1988-04-13 1988-04-13 マイクロプログラムの試験のための擬似障害発生方法 Expired - Lifetime JP2668382B2 (ja)

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