JPH01260185A - 家具用ヒンジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特許請求の範囲第１項の大概念に従った、掛
け金締め機構を有する家具用ヒンジに関する。

この種の家具用ヒンジは、家具の内側の、扉と家具本体
との間に備えられている。その場合、リンクポットは扉
の内側の空所にねじ留めされている。リンクポットには
、リンクアームの付いた連結継手が備えてあり、それに
接してヒンジフレーム又は旋回アームが取り付けられて
いる。旋回アームは、カバーの湾曲柄部を形作っており
、それに続いて調節板及び固定用板がある。固定用板は
その側で、適当な方法で既に家具本体にねじ留めされて
いる基板と結合される。

家具の納入時には、その扉は原則として本来の家具本体
から切り離して納められる。そのため、家具用ヒンジの
一部は扉のところに、また他の家具用ヒンジ部品が家具
本体・の内側にある。使用者は家具を配置する際に、扉
または他の折りぶたを適当な方法で組立てなければなら
ない。即ち、使用者は家具用ヒンジの二つのヒンジ部品
を、つまり基板を扉に付け、旋回アームの所に固定用板
を使って結合しなければならない。

従来の技術とその問題点 公知の家具用ヒンジの場合には、ヒンジ部品の結合は、
ヒンジ部品を押してあけることにより、後に続く掛け金
でロックして実施される。

然しその際不都合なのは、長手方向に運ぶヒンジ部品の
ずらし行程が比較的長いことを要し、そのことが家具本
体への扉の組み付けを困難にしかねない点である。その
ほか、ヒンジ部品を押して寄せ集める際、この種の長手
方向の案内機構を比較的精密に設計しなければならず、
その点から家具用ヒンジが全体として高価になっている
。

それゆえ本発明の課題は、前記様式の家具用ヒンジの形
作りを次のように進めること、即ち構造的に単純な設計
として家具本体への扉の取り付けを容易にすること、及
びヒンジ部品をロックする際、個々のヒンジ部品の相互
間のゆるみの方向に対し自己静止作用が達成されること
である。

問題点を解決するための手段 この課題の解決のため、本発明は特許請求の範囲第１項
に記載されている特徴点を通じて具体化されている。

本発明の本質に従ってヒンジ部品、即ち基板と固定用板
とを、はぼ直角に向き合った形でまとめ、位置決めする
ことができる。

そのため固定用板上には、片側には単に鉤形をした保持
面が、他の側にはグリップノーズを有する、ばねで定位
置に保持される二腕てこが、備えられる。そこでは単純
な方式で、固定用板を基板上に留め金で固定した後、固
定用板が更に基板に直角にクリップ留めされる。

家具用ヒンジには、以上の点に関しては価格が手頃の、
クリップ留め可能なヒンジアーム（そで形蝶番）が実在
しており、特に流通機構を通して極めて汎用性の高いも
のとなっている。本発明によれば、従来慣用されていた
ヒンジ部品の押しひらき技術に頼ることを避け、導溝が
なくてすむため製作費を著しく節減することができる。

１つの好ましい形状設計として、湾曲したつかみ脚を有
する二腕てこが、固定用板の一脚の開口部を通って差し
込まれ、そこで管状ばねの作用で保持される。

二腕てこには、上方に突き出た弓形作動金具が備えであ
ると好都合であり、それが動作する時は容易に持ち上げ
られ、ヒンジ部品を相互に簡単な様式でゆるめることが
できる。

好ましい設計では、二腕てこのグリップノーズが湾曲し
た基板すべり面にほぼ直角に立っている。

これらグリップノーズは、ヒンジ部品に外から加わる力
の方向に作用するが、そこでは、荷重を受けた時のグリ
ップノーズが基板のすべり面の中へますます強く食い込
むように働くので好都合である。

基板は更に、端部でくさび面を有することが有利であり
、その個所は、固定用板の割当てられた傾斜取付け面上
に組立てられる。

このようにして、基板と固定用板とがその後端で円錐形
の相互の噛合い部を持つ方式を採るのが好都合であり、
簡単な様式で、ヒンジ部品の長手方向のずらし動作と引
き換えの信頼性が実現される。

形状の上で好ましいのは、基板がその正面において左側
と右側にその都度ノーズを持つもので、それが固定用板
の適当な間隙の中へ嵌まり込む。

このノーズは更に、横の小さな面を持つことが好都合で
あり、それは、固定用板との位置ぎめのときに挿入斜面
の形式に応じ横側のつばに沿ってすべるのである。

好ましい設計例では、基板に接するすべり面７の正面側
がすべり半径として形成されている。

二腕てこの湾曲した肩の所は、クリップ留めの際すべり
面に沿ってすべり、それにより個々の部品を慣用的な操
作で互いにクリップ留めすることができる。

他の形状設計では、二腕てこ自体をばねの力、特に曲げ
ばね又はばねクリップの形で構成することができ、そし
て固定用板の脚のところにねじ込みもしくはリベット留
め、あるいは挾みつけで固定される。

ある好ましい設計例では、基板に接するすべり面の曲率
半径が、二腕てこの回転中心から始まるグリップノーズ
の旋回半径より大きい。

ここでまた好都合な点は、すべり面上でのグリップノー
ズの停止つまり拘束が実現されることで、それは自己制
動の方式によりヒンジ部品相互の故意でないゆるみを阻
止するものである。

実施例 以下、本発明について単に設計の経路を示す図面に基づ
いて詳しく説明する。この際に、図面とその説明から始
まって更に発明の本質的特徴と発明の利点が判明する。

本発明の発明対象は、個々の特許請求の範囲の対象物か
ら判明することばかりでなく、個々の請求項目の組合せ
にも当てはまる。本発明の明細書（総括を含めて）及び
公開された報告や特性値のすべて、特に図面中に記載さ
れた空間的構成は、現在の技術水準に照して個別的に又
は組合せとして新規であるかぎり、本質的発明として本
発明に包含される。

第１図に示す通り、家具本体の側壁（４８）と扉（４７
）の一部が見えるが、ここで側壁（４８）に対し、既に
家具用ヒンジの基板（１）が固定ねじ（５１）を用いて
ねじ留めされている。

本発明に従って、このねじ留めされた基板（１）は、単
純な方式でその他のヒンジフレーム、特に固定用板（１
１）と結合されるが、それは、固定用板（１１）を基板
（１）に上から掛けた後、その物にクリップ留めするよ
うな要領で行われる。

第１図に示すように、その他のヒンジ部品は扉の中に固
定されたリンクポット（５３）、それから突き出ている
旋回アーム（５０）を具有している。これらは、第１，
７図に示す湾曲カバー（４４）にリンク機構で取り付け
られており、そして湾曲カバー（４４）に対しては更に
、第１図に示す通り、位置調節用ねじ（２０）及び固定
用ねじ（２２）を介して第１，６図の通りに、調節板（
４２）が固定される。この湾曲カバーには、第７図、第
７ａ図に示すように、横のっぽ（４３）があると好都合
であり、そのつばが内側に配置されたヒンジ部品を覆う
ことになる。

調節板（４２）にはまた、新たな調節及び固定用ねじ（
２１）を第１図のように用いて、固定用板（１１）が第
３図、第３ａ図、及び第３ｂ図の通りにねじ留めされる
。

以上のことから、扉（４７）にリンクポット（５３）と
ヒンジアーム（５０）が付いたもの、並びに湾曲カバー
（４４）に調節板（４２）と固定用板（１１）が付いた
ものが、ヒンジフレームの形をした１ユニツトとなり、
このフレームが本発明に従い今や本体側板（４８）にね
じ留めされた基板（１１）と結合したものになる。

これに加えて、固定用板（１１）は、第１図と第３，３
ａ及び３ｂ図で併せて示されるように、前方領域（１４
）の一番先に、内方を向く鉤形の保持面（１３）を有し
、鉤は１５に示す様式である。

それとは反対の側に、固定用板（１１）は上方に突き出
ている脚（４９）を有し、それに接して第１，５図に示
す管状ばね（３１）により二腕てこ（２６）が第１．４
．４ａ及び４ｂ図の通りにばね作用で位置決めされてい
る。管状ばね（３１）は、その場合脚（４９）の溝の中
へ嵌まり込むようにするのが好都合である。

更にこの二腕てこは、第４，４ｂ図から明らかな通り、
湾曲した停止肩部（３４）を有し、これの側面にグリッ
プノーズ及びストップノーズ（３６）が付いている。

基板（１）はその側に、第２，２ａ及び２ｂ図に示すよ
うに後方領域内に半径（６）を以て上方に湾曲するすべ
り面（７）を有するが、その正面側ですべり半径（８）
を持っていると好都合である。

前方領域内では、そのほか基板（１）に第２ａ図の通り
上方を向くさび面（３）があり、それに横のノーズ（４
）が付いている。

ユニットとしてのヒンジフレームは、ここでは固定用板
（１１）を介して基板（１）と以下のようにして結合さ
れる。

固定用板（１１）の鉤形の保持面（１３）は、基板（１
）の前部領域にあるくさび面（３）へ拘留めされ、その
際第２図に示す通り基板（１）の、小さな面（４０）を
有するノーズ（４）が、第３゜３ａ図にある固定用板（
１１）のっぽ（１７）に沿ってすべり、そして最後に固
定用板（１１）の間隙（１６）に達するようにするのが
好都合である。

後部領域では、固定用板（１１）に接して二腕てこ（２
６）が第４．４ａ、４ｂ図に従って配置されており、そ
こでは二腕てこ（２６）は、基板（１）の上にある固定
用板（１１）の掛け金を外すときにまず最初、停止肩部
（３４）のすべり面（３５）と共にすべり半径（８）を
有するすべり面（８）に沿ってすべり、最後に第５図に
ある通り一緒にして締め込む時に、グリップノーズ（３
６）が基板（１）のすべり面（７）に下から密接する。

このような簡単な方法でヒンジ部品と、基板（１）乃至
は本体側壁（４８）との結合がなされる。

好ましい方法は、第４．４ａ、４ｂと５図に併せて示す
通り、二腕てこ（２６）が湾曲したつかみ脚（２９）と
共に固定用板（１１）の−脚（４９）の開口部（３０）
から差し込まれ、そこで管状ばね（３１）によりばね作
用で保持されることである。

ここで二腕てこ（２６）は、固定用板（１１）の上に単
純な様式でばね作用で位置が定まり、そして上方に湾曲
した脚（２９）上に回転の中心（３８）を形成するが、
そこから、湾曲したすべり面（７）上にセットする時の
グリップノーズ（３６）の回転半径（３９）が始まって
いる。

ここで、基板（１）のすべり面（７）の半径（６）は、
二腕でこ（２６）の回転の中心（３８）から始まるグリ
ップノーズ（３６）の回転半径（３９）より大きい。

これにより、ヒンジが開く方向に力が加わった時、好ま
しい自己制止作用が得られる。即ちノーズ（３６）は、
すべり面（７）に接して爪を立て、そこで原則的には最
初に、二腕てこ（２６）の弓形作動片（２８）を持ち上
げることにより、第５図の矢印（４１）の方向に解放す
ることができる。

二腕てこ（２６）を解放する際、湾曲した肩（３７）は
第５図の通り矢印（５６）の方向へ旋回し、それにより
グリップノーズ（３６）はすべり面（７）から持ち上が
り、そしてヒンジフレームはくさび面（３）の所で掛け
金を外して基板（１）から解放できる。

二腕てこ（２６）のグリップノーズ（３６）は、基板（
１）の湾曲すべり面（７）にほぼ直角にセットされる。

こうして、回転の中心（３８）から生じる力と組合わさ
って、たまたまヒンジ部品に荷重がかがった時に、グリ
ップノーズ（３６）のすべり面（７）への拘束が支持さ
れ、その間グリップノーズ（３６）はますます強固に食
い込まれる。

基板（１）は端部でくさび面（９）を有し、これは、第
１，２ａ図と５図を組合せて見ると分るように、固定用
板（１１）の割当てて傾斜を設けた取付面（２３）で組
立てに役立つ。

基板（１）の上の固定用板（１１）を外す際に、第５図
に示す通り、基板（１）のくさび面（９）の設置状態が
固定用板（１１）の設置面（２３）（第３ａ図による）
に達し、それにより基板（１）に接した固定用板（１１
）の付加的くさび作用が始まり、それで長手方向へのヒ
ンジ部品の起り得るずれが食い止められるという利点が
ある。

一つの設計例では、二腕てこが自己ばね作用をもつよう
に構成され、特にうず巻きばね又はばねクリップ（ｌｅ
ｖｅｒ　ｓｐｒｉｎｇ）として使われる。特にまた、板
ばねもしくはばねクリップを長手方向に配置することも
できるが、それはヒンジ部品を後に一括してリンク形成
する時グリップするためである。

第２，２ａ及び２ｂ図に従って、基板（１）は後部領域
ですべり面（７）の間に隙間（１０）を有する。そこを
通って二腕てこ（２６）の首（５４）が基板（１）と固
定用板（１１）との−括締め込みの際につかみが行われ
る。するとそこで、二腕てこ（２６）から横の方へ突き
出ている停止肩部（３４）が、グリップノーズ（３６）
と共に下から基板（１）のすべり面（７）に接してセッ
トされる。

同様に、固定用板（１１）は隙間（２４）を有し、そこ
を通って二腕てこ（２６）の首（５４）のつかみが行わ
れ、そこで側方の脚が固定用板（１１）の後方端で取付
け面を形成し、そこで円錐形の後方噛合わせの方式によ
り基板のくさび面（９）を収容させるようになる。

固定用板（１１）は、滑らかな下側面（１８）を持つこ
とが好ましく、その状態で固定用板が、大きな力を伝達
しう、るように、基板（１１）の上に滑らかに載ってい
る。

湾曲カバー（４４）は、長円形の穴の様式による差し入
れ口（４５）、（４６）を有し、そこを通り抜けて第１
図の通り固定用ねじ（２２）と調節用ねじ（２０）をグ
リップするものであり、その際固定用・調節用のねじ（
２１）と関連して、調節用板（４２）の把持穴（５５）
及びその部分の案内ねじ（３３）の中で、よく知られた
要領で、家具用ヒンジの位置をその高さ、深さそして傾
斜に応じて調節することができる。

固定用板（１１）はその側で、調節・固定用のねじ（２
１）を介して案内ねじ（１９）の中で基板（１）にねじ
込まれる。

第８図から分るように、固定用及び調節用のねじ（’２
０）、（２１）及び（２２）を被覆するため、保護キャ
ップ（５２）が備えてあり、それは第１図による湾曲カ
バー（４４）の上に締め金で掛け外しされる。

第５図で知られるように、グリップノーズ（３６）は基
板（１）のすべり面（７）にほぼ直角に置かれ、特にこ
のグリップノーズ（３６）は二腕てこ（２６）の回転中
心（３８）の方向即ち起り得る引張り荷重の方向を向く
。それにより、位置ぎめされたヒンジ部品におけるてこ
の腕がヒンジ部品相互のゆるみを予防する意味がある。

本発明によるヒンジについては、もっと正確に言うと、
管状ばね（３１）のばね作用と関連して、すべり面（７
）でのグリップノーズ（３６）の開口部方向の自己制止
力が生じ、それにより組立ての費用自体が少なくてヒン
ジ部品を確実に相互結合することができる。

ヒンジ部品特に基板（１）に対するヒンジアームの固定
用板（１１）を、扉（４７）にほぼ直角にまとめること
により、本体側壁（４８）に接して扉（４７）を組立て
るのが容易になり、ヒンジ部品に費用のかかる導溝を設
ける必要はなくなる。

発明の効果 上記の如く本発明によれば、前述した形式の家−具用ヒ
ンジにおいて、家具本体への扉の取付けを容易ならしめ
、またヒンジ部品をロックする際、ここのヒンジ部品相
互間のゆるみの方向に対し自己制止作用が達成されるの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を組立て状態で示す縦断面図、
第２図は基板の平面図、第２ａ図は基板の縦断面図、第
２ｂ図は基板の後方側面図、第３図は固定用板の平面図
、第３ａ図は固定用板の縦断面図、第３ｂ図は固定用板
の横断面図と後方側面図、第４図は二腕てこの断面図、
第４ａ図は二腕てこの平面図、第４ｂ図は二腕てこの前
方正面図、第５図は第１図の掛け金締め機構部の詳細図
、第６図は調節板の平面図、第６ａ図は調節板の縦断面
図、第６ｂ図は調節板の横断面図、第７図は湾曲カバー
の断面図、第７ａ図は湾曲カバーの平面図、第８図は家
具用ヒンジの保護キャップの横断面図である。 （１）・・・基板、 （３）・・・くさび面、 （４）・・・ノーズ、 （６）・・・曲率半径 （７）・・・すべり面、 （８）・・・すべり半径、 （９）・・・くさび面、 （１１）・・・固定用板、 （１３）・・・保持面、 （１４）・・・つば、 （１６）・・・間隙、 （１７）・・・つば、 （２３）・・・取付け面、 （２６）・・・二腕てこ、 （２８）・・・弓形作動片、 （２９）・・・つかみ脚、 （３０）・・・開口部、 （３１）・・・管状ばね、 （３４）・・・停止肩部、 （３６）・・・グリップノーズ、 （４０）・・・小さな面、 （４９）・・・脚 （以　上） Ｃ）　　　　　ｎへ　　　　Ｃｈ Ｎ　　　　　　１１）　　　　　　＼Ｓａ ４ｔ　　３１ ＦＩ６５ Ｆ／（ｙ　６ａ　　　　　　　　　　　　　Ｆ／６６ｂ
Ｉ６６ Ｆ／（３７ａ Ｆ／６　Ｂ

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. （１）１つの基板上にヒンジアームを位置ぎめして取り
   付ける掛け金締め機構を有する家具用ヒンジであって、
   扉に固定したヒンジポットを具備し、このヒンジポット
   から突き出ている旋回アームと共に旋回アームの自由端
   に接して１つの湾曲カバーが取り付けられており、その
   上にヒンジに調節用板と固定用板がねじ留めされており
   、更に家具本体に基板が固定されており、この基板が固
   定用板とヒンジアームに接して静止結合しているものに
   おいて、表側にある固定用板は鉤形の保持面を有し、そ
   れは基板のくさび面と強制的ロックの形で噛み合ってい
   ること、並びに、固定用板の端部にはばね作用で取り付
   けた二腕てこが配置されており、その場合二腕てこはグ
   リップノーズの付いた、後方へ湾曲した停止肩部を有し
   ており、それは上方に曲がった基板のすべり面と係合す
   ることを特徴とする家具用ヒンジ。
2. （２）湾曲したつかみ脚を有する二腕てこが、固定用板
   の脚の開口部を通って差し込まれ、そこで管状ばねによ
   りばね作用で保持されることを特徴とする請求項（１）
   記載の家具用ヒンジ。
3. （３）二腕てこに接して上方へ突出する弓形作動片を備
   えることを特徴とする請求項（１）記載の家具用ヒンジ
   。
4. （４）二腕てこのグリップノーズを、基板の湾曲すべり
   面にほぼ直角に配置することを特徴とする請求項（１）
   記載の家具用ヒンジ。
5. （５）基板が端部にくさび面を有し、それは固定用板の
   傾斜配分をした取り付け面に密着していることを特徴と
   する請求項（１）記載の家具用ヒンジ。
6. （６）基板が正面の左側と右側にそれぞれノーズを有し
   、固定用板の間隙の中にそれらがはまり込んでいること
   を特徴とする請求項（１）記載の家具用ヒンジ。
7. （７）ノーズが横側にそれぞれ小さな面を有し、これら
   が挿入斜面の様式に従って固定用板と結合する際固定用
   板のつばに沿ってすべることを特徴とする請求項（６）
   記載の家具用ヒンジ。
8. （８）すべり面の正面がすべり半径として形成されてい
   ることを特徴とする請求項（１）記載の家具用ヒンジ。
9. （９）二腕てこがばね作用でうず巻きばね又はばねクリ
   ップとして構成されており、且つ固定用板の脚に固定さ
   れていることを特徴とする、請求項（１）記載の家具用
   ヒンジ。
10. （１０）すべり面の曲率半径が、二腕てこの回転の中心
    から始まるグリップノーズの回転半径より大きいことを
    特徴とする請求項（１）記載の家具用ヒンジ。