JPH0541792B2 - - Google Patents
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- JPH0541792B2 JPH0541792B2 JP60223847A JP22384785A JPH0541792B2 JP H0541792 B2 JPH0541792 B2 JP H0541792B2 JP 60223847 A JP60223847 A JP 60223847A JP 22384785 A JP22384785 A JP 22384785A JP H0541792 B2 JPH0541792 B2 JP H0541792B2
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- JP
- Japan
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- mounting plate
- sheet steel
- steel member
- hinge
- hinge arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 34
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 34
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000011900 installation process Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000005728 strengthening Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D7/00—Hinges or pivots of special construction
- E05D7/04—Hinges adjustable relative to the wing or the frame
- E05D7/0407—Hinges adjustable relative to the wing or the frame the hinges having two or more pins and being specially adapted for cabinets or furniture
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D5/00—Construction of single parts, e.g. the parts for attachment
- E05D5/02—Parts for attachment, e.g. flaps
- E05D5/0276—Parts for attachment, e.g. flaps for attachment to cabinets or furniture, the hinge having two or more pins
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/20—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for furniture, e.g. cabinets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hinges (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、U形の断面形状をもち且つ自己弾性
を有するシート鋼部材によつて取付板上に相対位
置調節可能に保持されたヒンジアームを含むヒン
ジに関するものである。
を有するシート鋼部材によつて取付板上に相対位
置調節可能に保持されたヒンジアームを含むヒン
ジに関するものである。
通常のヒンジにおいて、ヒンジアームは締付け
スクリユによつて取付板(又は螺番受具)に締結
され、前記締付けスクリユは長方形の穴を通して
突出して家具部分の奥行き方向へのヒンジアーム
の調節を可能にされている。
スクリユによつて取付板(又は螺番受具)に締結
され、前記締付けスクリユは長方形の穴を通して
突出して家具部分の奥行き方向へのヒンジアーム
の調節を可能にされている。
最近は、取付板へのヒンジアームの締結をスナ
ツプ嵌めする方法が例えば、ドイツ国特許出願公
開第3026796号明細書および同第3039328号明細書
において提案されている。これらはヒンジアーム
と取付板とより成るものが示され、互いに固定さ
れる2つの部品が、お互いにヒンジアームを取付
板の案内部分内に挿入し、かつヒンジアームを縦
方向に移動することによつて互いにスナツプ式に
係合する。ヒンジアームを取付板に係留させる類
似の方法がドイツ国特許出願公開2460127号明細
書に開示されている。また、ドイツ国特許出願公
開第3241284号明細書ではヒンジアームは取付板
の横方向の直列の歯刻みを有する案内部分内に挿
入され、かつ偏心部材である操作ハンドルによつ
て取付板に締付けられるように構成されている。
ツプ嵌めする方法が例えば、ドイツ国特許出願公
開第3026796号明細書および同第3039328号明細書
において提案されている。これらはヒンジアーム
と取付板とより成るものが示され、互いに固定さ
れる2つの部品が、お互いにヒンジアームを取付
板の案内部分内に挿入し、かつヒンジアームを縦
方向に移動することによつて互いにスナツプ式に
係合する。ヒンジアームを取付板に係留させる類
似の方法がドイツ国特許出願公開2460127号明細
書に開示されている。また、ドイツ国特許出願公
開第3241284号明細書ではヒンジアームは取付板
の横方向の直列の歯刻みを有する案内部分内に挿
入され、かつ偏心部材である操作ハンドルによつ
て取付板に締付けられるように構成されている。
取付板へのヒンジアームの上述の係留方法は、
家具部分が組立られるとき、ヒンジアームが極め
て速やかに固定できること、および取付作業には
工具を使用する必要が無いという利点を備えてい
る。しかし、上記の利点は、家具の扉がヒンジア
ームに取付けられるときは、扉はその取付け位置
に保持されねばならないので、あまり実用性があ
るとは言い難いものである。
家具部分が組立られるとき、ヒンジアームが極め
て速やかに固定できること、および取付作業には
工具を使用する必要が無いという利点を備えてい
る。しかし、上記の利点は、家具の扉がヒンジア
ームに取付けられるときは、扉はその取付け位置
に保持されねばならないので、あまり実用性があ
るとは言い難いものである。
しかしながら例えば、ヒンジアームを扉に取付
ける際には扉を一方の手で持ち、かつ取付けられ
るヒンジアームを他方の手で持つとき、もしヒン
ジアームが締付けねじを用いて扉に固定されるな
らば、ねじ回して締付けスクリユを緊結するに
は、しばしば別の人の手を借りねばならない問題
点があつた。
ける際には扉を一方の手で持ち、かつ取付けられ
るヒンジアームを他方の手で持つとき、もしヒン
ジアームが締付けねじを用いて扉に固定されるな
らば、ねじ回して締付けスクリユを緊結するに
は、しばしば別の人の手を借りねばならない問題
点があつた。
本発明の目的は、上記従来の問題点を解消し、
ヒンジアームの取付けおよび取外しが簡単であ
り、かつヒンジアームが取付板に取付けられた後
に、奥行き方向への調節ができるように弾性を持
つたスナツプ嵌め式固定手段を具備する簡単な構
造のヒンジを提供する点にある。
ヒンジアームの取付けおよび取外しが簡単であ
り、かつヒンジアームが取付板に取付けられた後
に、奥行き方向への調節ができるように弾性を持
つたスナツプ嵌め式固定手段を具備する簡単な構
造のヒンジを提供する点にある。
上記目的は本発明によれば、
U型の断面形状を有し、且つ自己弾性を有する
シート鋼部材によつて取付板上に相対位置調節可
能な手段によつて保持されたヒンジアームを含む
ヒンジにおいて、 前記シート鋼部材が、その全長の前方、後方の
2ケ所の部分において取付板の溝内にかみ合わさ
る締付部分を、その中央部分においてシート鋼部
材の両側部を内側に曲げて前記取付板に当接して
上方に向けて偏倚する拡張部材を、又その取付ら
れるべき取付板の扉に向く前端面に当接する折り
曲げ停止片部分を夫々有し、 前記シート鋼部材の内側にあつて、前記シート
鋼部材の締付部分の側板に添う部分を、前記添う
部分より前記締付部分の外側に突出する外向に折
り曲げられた部分を備えた前記シート鋼部材の内
側に添つて摺動可能なスライド部材を有すること
によつて、ヒンジアームを取付板面に対し垂直方
向に取付け、取外し可能に成した事を特徴とする
ヒンジ、によつて達成される。
シート鋼部材によつて取付板上に相対位置調節可
能な手段によつて保持されたヒンジアームを含む
ヒンジにおいて、 前記シート鋼部材が、その全長の前方、後方の
2ケ所の部分において取付板の溝内にかみ合わさ
る締付部分を、その中央部分においてシート鋼部
材の両側部を内側に曲げて前記取付板に当接して
上方に向けて偏倚する拡張部材を、又その取付ら
れるべき取付板の扉に向く前端面に当接する折り
曲げ停止片部分を夫々有し、 前記シート鋼部材の内側にあつて、前記シート
鋼部材の締付部分の側板に添う部分を、前記添う
部分より前記締付部分の外側に突出する外向に折
り曲げられた部分を備えた前記シート鋼部材の内
側に添つて摺動可能なスライド部材を有すること
によつて、ヒンジアームを取付板面に対し垂直方
向に取付け、取外し可能に成した事を特徴とする
ヒンジ、によつて達成される。
更に、本発明の一つの実施態様によれば、前記
取付板が前記取付板の溝の上方に溝の方向に向つ
て末広がりの傾斜面を有することにより、締付部
分が取付板の溝にかみ合わせれるのが容易にでき
て好都合である。ヒンジアームが取付板に一度保
持されると、拡張部材により締付部分に均等な上
方への引つ張り荷重が働き、シート鋼部材全体を
均等に上方へ偏倚する事となり、このシート鋼部
材自体の弾性により遊びの無いシート鋼部材の下
端部と取付板の溝との係合が得られ、ヒンジアー
ムは取付板に確実に保持される事となる。
取付板が前記取付板の溝の上方に溝の方向に向つ
て末広がりの傾斜面を有することにより、締付部
分が取付板の溝にかみ合わせれるのが容易にでき
て好都合である。ヒンジアームが取付板に一度保
持されると、拡張部材により締付部分に均等な上
方への引つ張り荷重が働き、シート鋼部材全体を
均等に上方へ偏倚する事となり、このシート鋼部
材自体の弾性により遊びの無いシート鋼部材の下
端部と取付板の溝との係合が得られ、ヒンジアー
ムは取付板に確実に保持される事となる。
また本発明の他の実施態様としては、前記スラ
イド部材が前記拡張部材の長さ方向に沿つて穿設
された一対の横方向溝穴に夫々遊嵌する側方突出
部を有し、前記シート鋼部材の長さ方向に沿つた
スライド部材の摺動を案内させることによつて、
スライド部材の摺動を容易にして、かつヒンジア
ームの取付板よりの離脱及び取付板上の装着をよ
り確実容易に行うことが出来る。
イド部材が前記拡張部材の長さ方向に沿つて穿設
された一対の横方向溝穴に夫々遊嵌する側方突出
部を有し、前記シート鋼部材の長さ方向に沿つた
スライド部材の摺動を案内させることによつて、
スライド部材の摺動を容易にして、かつヒンジア
ームの取付板よりの離脱及び取付板上の装着をよ
り確実容易に行うことが出来る。
また上記態様において、前記相対位置調整の可
能な手段としては、前記ヒンジアームに取付けら
れた奥行き調節用の偏心部材および扉接合部調節
用の調節スクリユにより、取付後のヒンジアーム
の位置調整を容易になし得る。
能な手段としては、前記ヒンジアームに取付けら
れた奥行き調節用の偏心部材および扉接合部調節
用の調節スクリユにより、取付後のヒンジアーム
の位置調整を容易になし得る。
図面を参照して本発明の1実施例を以下に説明
する。
する。
添付図面において、本発明とは直接関係のない
例えばヒンジケーシングおよびヒンジリンクの如
きヒンジの部品は図示および説明を省略した。
例えばヒンジケーシングおよびヒンジリンクの如
きヒンジの部品は図示および説明を省略した。
第1図から第4図までに示されるように、本発
明によるヒンジは、実質的に取付板6、ヒンジア
ーム1、シート鋼部材4の形に作られた保持部材
と、スライド部材5とより成る。シート鋼部材4
は、偏心部材3にびよう締めにされてヒンジアー
ム1に取付けられ、ヒンジアームと連結する。
明によるヒンジは、実質的に取付板6、ヒンジア
ーム1、シート鋼部材4の形に作られた保持部材
と、スライド部材5とより成る。シート鋼部材4
は、偏心部材3にびよう締めにされてヒンジアー
ム1に取付けられ、ヒンジアームと連結する。
その前方部分に、すなわちヒンジリングの側に
おいては、その端の部分においてヒンジアーム1
は接合部調節スクリユー2を有し、前記接合部調
節スクリユー2はヒンジアームの雌ねじに支持さ
れ、シート鋼部材4の溝穴13内に支持される。
おいては、その端の部分においてヒンジアーム1
は接合部調節スクリユー2を有し、前記接合部調
節スクリユー2はヒンジアームの雌ねじに支持さ
れ、シート鋼部材4の溝穴13内に支持される。
シート鋼部材4を取付板より離脱する為に、ス
ライド部材5が設けられている。
ライド部材5が設けられている。
第2図及び第4図から見られるように、スライ
ド部材5の部分はU断面を有している。
ド部材5の部分はU断面を有している。
スライド部材5の脚部7はシート鋼部材4の締
付部分4a,4bの近くに配列され、隣り合つた
締付部分4a,4bに平行な部分7a,7aと外
側にまげられた7b,7bの部分を各々有してい
る。
付部分4a,4bの近くに配列され、隣り合つた
締付部分4a,4bに平行な部分7a,7aと外
側にまげられた7b,7bの部分を各々有してい
る。
第3図から見られるように、スライド部材5は
シート鋼部材4の横方向の溝穴8内に支持され、
ヒンジアーム1がはづれる時、スライド部材5は
左に転置される。即ち、図1の矢印Lの方向に移
される。足7の7bの部分は、締付部分4a,4
bを離すように押し、ヒンジアーム1はシート鋼
部材4によつて取付板6から離される。
シート鋼部材4の横方向の溝穴8内に支持され、
ヒンジアーム1がはづれる時、スライド部材5は
左に転置される。即ち、図1の矢印Lの方向に移
される。足7の7bの部分は、締付部分4a,4
bを離すように押し、ヒンジアーム1はシート鋼
部材4によつて取付板6から離される。
本発明の特徴的構成によると、前記した締付部
分4a,4bはシート鋼部材4の前方部分および
後方部分に夫々対を成して形成される。また拡張
部材11は締付部分の各対間に配設されており、
この位置は弾性を有するシート鋼部材4の丁度中
央部分に達成される事となり、均等な上方への偏
倚力を前後の締付部分に印加する事となるので結
合力が強化され極めて好ましい。この事は下端縁
4cと溝10への嵌合を、ひいてはヒンジアーム
1の取付板6への保持を確実なものにする。
分4a,4bはシート鋼部材4の前方部分および
後方部分に夫々対を成して形成される。また拡張
部材11は締付部分の各対間に配設されており、
この位置は弾性を有するシート鋼部材4の丁度中
央部分に達成される事となり、均等な上方への偏
倚力を前後の締付部分に印加する事となるので結
合力が強化され極めて好ましい。この事は下端縁
4cと溝10への嵌合を、ひいてはヒンジアーム
1の取付板6への保持を確実なものにする。
また、更に本発明の特徴的構成による、第2図
および第4図に示されているように、スライド部
材5が前記締付部分4a,4bの側方に突出する
外向きに折り曲げられた部分7b,7bを備えた
平行な部分7a,7aとから成る脚部7を該締付
部分の内側に夫々対応して備えている。このよう
な構成により、スライド部材5を後方に向かつ
て、即ち第1図に示された矢印「L」の方向に沿
つて摺動すると前記の側方に突出する外向き折り
曲げられた部分7b,7bは第4図から判るよう
に前後の各締付部分の対を夫々同時に外側に押し
開き、取付板6の両側面に穿設された横方向に伸
びる溝10と締付部分の下端縁4cとの係合を解
除し、同時に、拡張部材11がシート鋼部材4を
取付板6に対して上方に偏倚しているので、溝1
0と下端縁4cとは上下に食い違い、その結果整
合不能な状態となり、ヒンジアーム1と取付板6
とは最早完全に分離された状態となる。
および第4図に示されているように、スライド部
材5が前記締付部分4a,4bの側方に突出する
外向きに折り曲げられた部分7b,7bを備えた
平行な部分7a,7aとから成る脚部7を該締付
部分の内側に夫々対応して備えている。このよう
な構成により、スライド部材5を後方に向かつ
て、即ち第1図に示された矢印「L」の方向に沿
つて摺動すると前記の側方に突出する外向き折り
曲げられた部分7b,7bは第4図から判るよう
に前後の各締付部分の対を夫々同時に外側に押し
開き、取付板6の両側面に穿設された横方向に伸
びる溝10と締付部分の下端縁4cとの係合を解
除し、同時に、拡張部材11がシート鋼部材4を
取付板6に対して上方に偏倚しているので、溝1
0と下端縁4cとは上下に食い違い、その結果整
合不能な状態となり、ヒンジアーム1と取付板6
とは最早完全に分離された状態となる。
他方、取付けに際しては上述したようにヒンジ
アームの中央部を取付板に対して押接し、溝10
に対し下端縁4cを係合可能なレベルに整合し、
次いでスライド部材5を前端方向へ押し込む事に
より前記した折り曲げられた部分7b,7bは締
付部分4a,4bから開放され、下端縁は溝に係
合し、依つてヒンジアーム1は取付板6に保持さ
れる。
アームの中央部を取付板に対して押接し、溝10
に対し下端縁4cを係合可能なレベルに整合し、
次いでスライド部材5を前端方向へ押し込む事に
より前記した折り曲げられた部分7b,7bは締
付部分4a,4bから開放され、下端縁は溝に係
合し、依つてヒンジアーム1は取付板6に保持さ
れる。
スライド部材5のシート鋼部材4内での摺動を
円滑にするために、上記脚部7の互いに平行な部
分7a,7aを該締付部分の内側に夫々対応して
備えられている。さらに、ヒンジアーム1が取付
板6から分離された状態でこれら部材が分解され
るのを防止するために、スライド部材5は、拡張
部材11に穿設された一対の横方向溝孔8に対応
する側方突出部分5aを左右に備えており、この
横方向溝孔8に前記側方突出部5aが前後方向移
動可能に遊嵌しており、スライド部材の締付部分
に対する円滑な摺動を案内している。
円滑にするために、上記脚部7の互いに平行な部
分7a,7aを該締付部分の内側に夫々対応して
備えられている。さらに、ヒンジアーム1が取付
板6から分離された状態でこれら部材が分解され
るのを防止するために、スライド部材5は、拡張
部材11に穿設された一対の横方向溝孔8に対応
する側方突出部分5aを左右に備えており、この
横方向溝孔8に前記側方突出部5aが前後方向移
動可能に遊嵌しており、スライド部材の締付部分
に対する円滑な摺動を案内している。
上述した取付板6に対するヒンジアーム1の保
持方法は寧ろ特殊であり、より簡易且つ一般的な
方法として、スライド部材5を前方に押し込んだ
不作動状態にしたヒンジアーム1を締付部分4
a,4bが取付板6の溝10の上方位置になるよ
うにもちきたし、次いで取付板に向けて垂直方向
に押接して溝10の下端縁4cとをスナツプ嵌め
するという方法がある。この方法をより円滑に実
施するために、取付板6は締付部分の下端縁4c
と溝10との係合を容易にする為に、溝10の上
方において末広がりの傾斜面12を備えている事
が好ましく、締付部分4a,4bは弾性効果を発
揮するために実際にはやや下方に向けて絞られて
おり、そのためナツプ嵌めに際し下端縁4cが傾
斜面12に沿つて円滑に嵌合位置まで案内され
る。
持方法は寧ろ特殊であり、より簡易且つ一般的な
方法として、スライド部材5を前方に押し込んだ
不作動状態にしたヒンジアーム1を締付部分4
a,4bが取付板6の溝10の上方位置になるよ
うにもちきたし、次いで取付板に向けて垂直方向
に押接して溝10の下端縁4cとをスナツプ嵌め
するという方法がある。この方法をより円滑に実
施するために、取付板6は締付部分の下端縁4c
と溝10との係合を容易にする為に、溝10の上
方において末広がりの傾斜面12を備えている事
が好ましく、締付部分4a,4bは弾性効果を発
揮するために実際にはやや下方に向けて絞られて
おり、そのためナツプ嵌めに際し下端縁4cが傾
斜面12に沿つて円滑に嵌合位置まで案内され
る。
以上述べたように、本発明によるヒンジはヒン
ジアームの外に簡単な数個の部材により構成され
るため、構造が極めて簡単であり、扉とヒンジア
ームの取付けに他人の手を煩わす事も無く、更に
扉の取付位置調節、特に奥行き方向の位置調節が
取付け後に極めて簡単に行え、また取付け位置の
再調節や扉の交換等、ヒンジアーム自体の取付板
からの取外しがスライド部材の引出し操作のみ
で、即ち螺子止め作業を必要とせずに行えるので
極めて容易であると言う効果を有している。
ジアームの外に簡単な数個の部材により構成され
るため、構造が極めて簡単であり、扉とヒンジア
ームの取付けに他人の手を煩わす事も無く、更に
扉の取付位置調節、特に奥行き方向の位置調節が
取付け後に極めて簡単に行え、また取付け位置の
再調節や扉の交換等、ヒンジアーム自体の取付板
からの取外しがスライド部材の引出し操作のみ
で、即ち螺子止め作業を必要とせずに行えるので
極めて容易であると言う効果を有している。
また、スナツプ嵌めに際しスライド部材を利用
すれば取付板に垂直な方向に大した力を加える必
要もなく一層取付けが簡単であるという効果も生
ずるものである。
すれば取付板に垂直な方向に大した力を加える必
要もなく一層取付けが簡単であるという効果も生
ずるものである。
第1図は、取付け状態のヒンジアームと取付板
の縦断面図、第2図及び第3図は、夫々第1図
中、−および−における断面図、第4図
は、取付板に取付けられた状態のヒンジアームの
一部切欠き平面図である。 〔図中の符号〕、1……ヒンジアーム、2……
接合部調節スクリユ、3……偏心部材、4……シ
ート鋼部材、4a,4b……締付部分、4c……
下端縁、5……スライド部材、5a……側方突起
部分、6……取付板、6a……前端面、7……脚
部、7a……平行な部分、7b……外向きに折り
曲げられた部分、8……横方向溝穴、9……折り
曲げ停止部分、10……溝、11……拡張部材、
12……傾斜面、13……溝穴。
の縦断面図、第2図及び第3図は、夫々第1図
中、−および−における断面図、第4図
は、取付板に取付けられた状態のヒンジアームの
一部切欠き平面図である。 〔図中の符号〕、1……ヒンジアーム、2……
接合部調節スクリユ、3……偏心部材、4……シ
ート鋼部材、4a,4b……締付部分、4c……
下端縁、5……スライド部材、5a……側方突起
部分、6……取付板、6a……前端面、7……脚
部、7a……平行な部分、7b……外向きに折り
曲げられた部分、8……横方向溝穴、9……折り
曲げ停止部分、10……溝、11……拡張部材、
12……傾斜面、13……溝穴。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 U型の断面形状を有し、且つ自己弾性を有す
るシート鋼部材4によつて取付板6上に相対位置
調節可能な手段によつて保持されたヒンジアーム
1を含むヒンジにおいて、 前記シート鋼部材が、その全長の前方、後方の
2ケ所の部分において取付板の溝10内にかみ合
わさる締付部分4a,4bを、その中央部分にお
いてシート鋼部材の両側部を内側に曲げて前記取
付板に当接して上方に向けて偏倚する拡張部材1
1を、又その取付られるべき取付板の扉に向く前
端面6aに当接する折り曲げ停止片部分9を夫々
有し、 前記シート鋼部材の内側にあつて、前記シート
鋼部材の締付部分の側板に添う部分7a,7a
を、前記添う部分より前記締付部分4a,4bの
外側に突出する外向に折り曲げられた部分7b,
7bを備えた前記シート鋼部材の内側に添つて摺
動可能なスライド部材5を有することによつて、
ヒンジアームを取付板面に対し垂直方向に取付け
取外し可能に成した事を特徴とするヒンジ。 2 前記取付板6が、前記取付板の溝10の上方
に溝の方向に向つて末広がりの傾斜面を有するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のヒン
ジ。 3 前記スライド部材5が、前記拡張部材11に
長さ方向に添つて穿設された一対の横方向溝穴8
に夫々遊嵌する側方突出部5aを有し、前記シー
ト鋼部材4の長さ方向に沿つたスライド部材の摺
動を案内していることを特徴とする特許請求の範
囲第1又は第2項記載のヒンジ。 4 前記相対位置調節の可能な手段が、前記ヒン
ジアームの先端部分に取付けられた奥行き調節用
の偏心部材3、および扉接合部調節用の調節スク
リユ2によることを特徴とする特許請求の範囲第
1項から第3項までのいづれか1項に記載のヒン
ジ。
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Publication Number | Publication Date |
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