JP3293429B2 - ガラスのストッパー構造 - Google Patents

ガラスのストッパー構造

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JP3293429B2 JP27704395A JP27704395A JP3293429B2 JP 3293429 B2 JP3293429 B2 JP 3293429B2 JP 27704395 A JP27704395 A JP 27704395A JP 27704395 A JP27704395 A JP 27704395A JP 3293429 B2 JP3293429 B2 JP 3293429B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のキャブの
ドアガラスをウィンドレギュレータに固定する部位に配
設され、ドアガラスの取り付け時における落下を防止す
るに好適なガラスのストッパー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、自動車のキャブ19
の側面に配置されるドア20のドアガラス9は、ドア2
0の内部に配置されるウィンドレギュレータ(図略)に
連結される。その連結はドアガラス9の下端部に固着さ
れるガラスホルダ10,11を前記ウィンドレギュレー
タ18の上端部に配置されるガイドレール17(図6)
に締結して行う。すなわち、図6に示すように、ドアガ
ラス9の下端部に固着されるガラスホルダ10,11を
ガイドレール17に締結して行う。より具体的に説明す
ると、図6,図7に示すように、ガラスホルダ10はド
アガラス9の下端部に嵌まり込んで接着剤等により固着
されるブロック12とその下方側に一体的に連結される
取付板13とからなり、取付板13にはねじ孔14が螺
刻される。一方、ガイドレール17は上面5aおよび下
面6aとこれ等を連結する側面7aとを折曲成形した横
断面形状がチャンネル状のものからなる。前記構造のガ
ラスホルダ10をガイドレール17に締結するには、図
7に示すようにブロック12の下端面21をガイドレー
ル17の上面5aに乗せつつ取付板13をガイドレール
17の側面7aに当て、ガイドレール17の取付孔8に
挿入したボルト15を取付板13のねじ孔14に螺着し
て、ガラスホルダ10をガイドレール17に密接せしめ
て固持することにより行う。なお、ドアガラス9の下端
部に固着されるもう1つのガラスホルダ11も前記とほ
ぼ同様な方法によりガイドレール17側に締結される
が、以下ではガラスホルダ10についてのみ説明する。
【0003】ドアガラスをウィンドレギュレータに固定
するための公知技術として特開平7−17243号公報
が上げられる。この「自動車のドアの窓底部と窓リフト
の慴動部との連結装置」は、窓底部(6)側に設けた雌
部(8)にノッチ(13)を設け、慴動部(4)側に設
けた雄部(12)にノッチ(13)を当接せしめてドア
の前後方向の位置合わせをし窓リフト部のセンタリング
を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実際上、ドアガラス9
をウィンドレギュレータ18に連結する場合には、比較
的重量物のドアガラス9を手で把持し、ドア20側に予
め装着されているウィンドレギュレータ18のガイドレ
ール17上にドアガラス9のガラスホルダ10を乗せ、
前記の位置合わせをしながらボルト15を取付板13の
ねじ孔14に挿入する作業が必要になる。この場合、図
8に示すように、ドアガラス9の把持具合によりドアガ
ラス内面9a側よりドアガラス外面9b側へ押し出す矢
印Cで示す力が作用するとガラスホルダ10のブロック
12の下端面21がガイドレール17の上面5aからす
べり外れ、ドアガラス9がガイドレール17から落下す
るという問題点が起り易い。そのため、ドアガラス9の
落下を防止しながらボルト15のねじ孔14への挿入作
業を行う等気をつかう必要があり、組み付け作業がきわ
めてやり難い。また、重量物のドアガラス9の組み立て
時における落下は危険であり、かつドアガラス9やその
周辺の部材に損傷を与えるという問題点もある。
【0005】前記した特開平7−17243号公報の公
知技術はドアの窓リフト部のセンタリングを自動化し、
ドア組立ラインの組立時間を短縮するだけのものであ
り、本発明の主眼点である組み立て時におけるドアガラ
スの落下防止は全然目的としておらず、構造上において
もドアの前後方向の位置合わせを有する内容以外は相異
するものである。
【0006】本発明は、以上の問題点を解決するもの
で、組み立て時におけるドアガラスの落下を防止すると
共に、ガラスホルダとガイドレールの取り付け位置合わ
せを容易にでき、組み立て作業性が向上し、安全作業が
できるガラスのストッパー構造を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、キャブのドアガラスの下端部に固着さ
れるガラスホルダをウインドレギュレータの上端部に設
けられているガイドレールに固定するためのガラスのス
トッパー構造であって、前記ガラスホルダは、前記ドア
ガラスの下端部に固着され前記ガイドレールの上面に支
持されるブロックと、該ブロックの下方側に突出して形
成され前記ガイドレールの側面に当接する取付板とを備
え、前記ガイドレールは、前記取付板の当接する部位か
ら側外方に延出すると共に前記ブロックの下面を支持可
能にする支持面を形成する連結部と、該連結部の延出端
に連結され前記ブロックの外側面と相対向する位置に配
設される突起部とを有することを特徴とする。また、前
記突起部および連結部が、前記ガイドレールに連結・固
定されるブラケットに一体的に折曲形成されるガラスの
ストッパー構造を特徴とするものである。
【0008】ドアガラス側に固着されたガラスホルダは
ガイドレール又はそれに連結・固定されたブラケットの
上面にそのブロックの下端面を乗せると共に連結部の支
持面により支持される。更に、ブロックはその外側面を
突起部により保持される。そのため、ブロックがガイド
レール等の上面から外れようとしても突起部に当り、外
れ防止される。また、ガラスホルダの前後方向への移動
は連結部の存在により規制される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のガラスのストッパ
ー構造を図面を参照して詳述する。図4に示すように、
ドアガラス9の下端部には前記の構造のブロック12お
よび取付板13を有するガラスホルダ10,11が固着
される。一方、ウィンドレギュレータ18(図6)の上
端部に配置されるガイドレール17の端部には突起部2
および連結部3等を形成したブラケット1が連結・固定
される。なお、突起部2および連結部3はガイドレール
17に直接形成してもよいが、以下の説明ではブラケッ
ト1を用いた場合についてのみ説明する。
【0010】図1乃至図3によりブラケット1の構造を
説明する。図1において、ブラケット1の右端側の横断
面構造はウィンドレギレータ18のチャンネル状の横断
面を有するガイドレール17と同一形状のチャンネル状
のものからなり、ガイドレール17の上下面および側面
に当接する上面5,下面6および側面7を折曲形成する
ものからなる。なお、ブラケット1はガイドレール17
に嵌まり込んで溶着される。ブラケット1の図1の左方
向側には突起部2と、支持面4を有する連結部3とが形
成される。図1乃至図3に示すように連結部3はブラケ
ット1の側面7に連結し外方に向かって傾斜して折曲さ
れた板状部材からなる。その上方側に形成される支持面
4はブラケット1の上面5に一端側を連結し、下方に向
かって下り傾斜して斜め面を形成するものからなる。勿
論、斜め面を形成しないものでもよい。連結部3の他端
側には突起部2が折曲形成される。なお、突起部2はブ
ラケット1の側面7とほぼ平行に形成され、その内面で
ガラスホルダ10のブロック12の外側面16を保持し
得るようにブラケット1の側面7と適宜間隔を隔てた位
置に形成される。また、ブラケット1の連結部3の近傍
の側面7にはボルト15の挿入用の取付孔8が穿孔され
る。
【0011】図1,図2に示すように、ドアガラス9の
下端部に固着されるガラスホルダ10は、角状のブロッ
ク12とその下端部に一体的に形成される取付板13と
からなり、取付板13にはボルト15が螺着されるねじ
孔14が螺刻される。
【0012】次に、以上の構造のブラケット1を有する
ガイドレール17を有するウィンドレギュレータ18と
ドアガラス9の連結方法を図1乃至図3により説明す
る。ドアガラス9の下端部に固着されたガラスホルダ1
0のブロック12の下端面21をブラケット1の上面5
上に乗せ、取付板13をブラケット1の側面7に当て
る。この状態でブロック12の下端面21は連結部3の
支持面4によっても支持される。また、取付板13の前
後方向の端面22(図4)は図3に示すように連結部3
に当接し前後方向への移動を規制する。この状態でドア
ガラス9が傾斜しようとするとガラスホルダ10の外側
面16が突起部2の内面に当り、傾斜が防止される。そ
のため、ガラスホルダ10のブロック12はブラケット
1の上面5から外れない。すなわち、ドアガラス9はブ
ラケット1上に正しく搭載された状態に保持される。従
って、ボルト15は取付孔8を介して取付板13のねじ
孔14に容易に螺着され、ガラスホルダ10をブラケッ
ト1に締結することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明のガラスのストッパー構造によれ
ば、次のような顕著な効果を奏する。 1)ドアガラスをウィンドレギュレータに連結する組み
付け作業時において、ドアガラスのガラスホルダがガイ
ドレール又はこれに連結・固定されるブラケットの突起
部および連結部により保持されるため、ドアガラスの傾
斜が規制されドアガラスの落下が生じない。これによ
り、ドアガラスとウィンドレギュレータとの連結作業が
きわめて容易に行われる。また、落下が防止されている
ため、安全作業ができる。 2)連結部によりガラスホルダは支持されると共に前後
方向の位置決めおよび前後方向への移動が規制されるた
め、ガラスホルダとガイドレール又はこれに連結される
ブラケットとの締結作業が容易に行われる。これにより
作業効率の向上が図れる。 3)突起部や連結部の形成は板材の折曲により容易に行
われ、安価に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガラスのストッパー構造のブラケット
の構造とガラスホルダとの連結構造を示す斜視図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1のB−B線断面図。
【図4】本発明におけるドアガラスとウィンドレギュレ
ータとの連結構造を示す部分斜視図。
【図5】自動車のキャブおよびドアまわりの構造を示す
斜視図。
【図6】従来のドアガラスとウィンドレギュレータとの
連結構造の概要を示す部分斜視図。
【図7】従来のドアガラスのガラスホルダとガイドレー
ルとの連結構造を示す断面図。
【図8】従来の問題点を説明するためのドアガラスのガ
ラスホルダまわりの断面図。
【符号の説明】
1 ブラケット 2 突起部 3 連結部 4 支持面 5 上面 5a 上面 6 下面 6a 下面 7 側面 7a 側面 8 取付孔 9 ドアガラス 10 ガラスホルダ 11 ガラスホルダ 12 ブロック 13 取付板 14 ねじ孔 15 ボルト 16 外側面 17 ガイドレール 18 ウィンドレギュレータ 19 キャブ 20 ドア 21 下端面 22 端面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブ(19)のドアガラス(9)の下
    端部に固着されるガラスホルダ(10)をウインドレギ
    ュレータ(18)の上端部に設けられているガイドレー
    (17)に固定するためのガラスのストッパー構造で
    あって、前記ガラスホルダ(10)は、前記ドアガラス
    (9)の下端部に固着され前記ガイドレール(17)の
    上面(5)に支持されるブロック(12)と、該ブロッ
    (12)の下方側に突出して形成され前記ガイドレー
    (17)の側面(7)に当接する取付板(13)とを
    備え、前記ガイドレール(17)は、前記取付板(1
    3)の当接する部位から側外方に延出すると共に前記ブ
    ロック(12)の下面を支持可能にする支持面(4)を
    形成する連結部(3)と、該連結部(3)の延出端に連
    結され前記ブロック(12)の外側面(16)と相対向
    する位置に配設される突起部(2)とを有することを特
    徴とするガラスのストッパー構造。
  2. 【請求項2】 前記突起部(2)および連結部(3)
    が、前記ガイドレール(17)に連結・固定されるブラ
    ケット(1)に一体的に折曲形成されるものである請求
    項1に記載のガラスのストッパー構造。
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