JPH0995131A - ガラスのストッパー構造 - Google Patents
ガラスのストッパー構造Info
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- JPH0995131A JPH0995131A JP27710195A JP27710195A JPH0995131A JP H0995131 A JPH0995131 A JP H0995131A JP 27710195 A JP27710195 A JP 27710195A JP 27710195 A JP27710195 A JP 27710195A JP H0995131 A JPH0995131 A JP H0995131A
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- glass
- holder
- guide rail
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車のキャブのドアガラスをウインドレギ
ュレータに連結する際のドアガラスの落下を防止し、組
立作業性の向上と安全性を確保する簡便構造のガラスの
ストッパー構造を提供する。 【解決手段】 ドアガラス9の下端部に固着されるガラ
スホルダ1はドアガラスに固着されるブロック2の下端
面4をガイドレール11の上面12に当接して支持され
ると共に、ブロック2の下方に形成される取付板3をガ
イドレール11の側面13に固定される保持具10に係
合せしめ、側方への移動を拘束されてガイドレール11
に支持される。取付板3は保持具10の挿入空間部18
に挿入され、側方および幅方向の移動を制限される。
ュレータに連結する際のドアガラスの落下を防止し、組
立作業性の向上と安全性を確保する簡便構造のガラスの
ストッパー構造を提供する。 【解決手段】 ドアガラス9の下端部に固着されるガラ
スホルダ1はドアガラスに固着されるブロック2の下端
面4をガイドレール11の上面12に当接して支持され
ると共に、ブロック2の下方に形成される取付板3をガ
イドレール11の側面13に固定される保持具10に係
合せしめ、側方への移動を拘束されてガイドレール11
に支持される。取付板3は保持具10の挿入空間部18
に挿入され、側方および幅方向の移動を制限される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアガラ
スをウインドレギュレータに固定する部位に配設され、
ドアガラスの取付時における落下を防止するに好適なガ
ラスのストッパー構造に関する。
スをウインドレギュレータに固定する部位に配設され、
ドアガラスの取付時における落下を防止するに好適なガ
ラスのストッパー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、自動車のキャブ24
の側面に配置されるドア25のドアガラス9は、ドア2
5の内部に配置されるウインドレギュレータ(図略)に
連結される。その連結は、ドアガラス9の下端部に固着
されるガラスホルダ1b,6を前記ウインドレギュレー
タの上端部に配置されるガイドレール11b(図9)に
締結して行う。即ち、図9に示すように、ドアガラス9
の下端部に固着されるガラスホルダ1b,6をガイドレ
ール11bに締結して行う。より具体的に説明すると、
図9に示すように、ガラスホルダ1bはドアガラス9の
下端部に嵌まり込んで接着材等により固着されるブロッ
ク2bと、その下方側に一体的に連結される取付板3b
とからなり、取付板3bにはねじ孔8bが螺刻される。
一方、ガイドレール11bは、上面12bおよび下面1
4bとこれ等を連結する側面13bとを折曲成形した横
断面形状がチャンネル状のものからなる。前記構造のガ
ラスホルダ1bをガイドレール11bに締結するには、
図9に示すように、ブロック2bの平坦な下端面4bを
ガイドレール11bの上面12bに乗せつつ取付板3b
をガイドレール11bの側面13bに当て、ガイドレー
ル11bの取付孔16bに挿入したボルト17bを取付
板3bのねじ孔8bに螺着してガラスホルダ1bをガイ
ドレール11bに密接せしめて固持することにより行
う。なお、ドアガラス9の下端部に固着されるもう1つ
のガラスホルダ6も前記とほぼ同様な方法によりガイド
レール11b側に締結されるが、以下の説明ではガラス
ホルダ1b側についてのみ説明する。
の側面に配置されるドア25のドアガラス9は、ドア2
5の内部に配置されるウインドレギュレータ(図略)に
連結される。その連結は、ドアガラス9の下端部に固着
されるガラスホルダ1b,6を前記ウインドレギュレー
タの上端部に配置されるガイドレール11b(図9)に
締結して行う。即ち、図9に示すように、ドアガラス9
の下端部に固着されるガラスホルダ1b,6をガイドレ
ール11bに締結して行う。より具体的に説明すると、
図9に示すように、ガラスホルダ1bはドアガラス9の
下端部に嵌まり込んで接着材等により固着されるブロッ
ク2bと、その下方側に一体的に連結される取付板3b
とからなり、取付板3bにはねじ孔8bが螺刻される。
一方、ガイドレール11bは、上面12bおよび下面1
4bとこれ等を連結する側面13bとを折曲成形した横
断面形状がチャンネル状のものからなる。前記構造のガ
ラスホルダ1bをガイドレール11bに締結するには、
図9に示すように、ブロック2bの平坦な下端面4bを
ガイドレール11bの上面12bに乗せつつ取付板3b
をガイドレール11bの側面13bに当て、ガイドレー
ル11bの取付孔16bに挿入したボルト17bを取付
板3bのねじ孔8bに螺着してガラスホルダ1bをガイ
ドレール11bに密接せしめて固持することにより行
う。なお、ドアガラス9の下端部に固着されるもう1つ
のガラスホルダ6も前記とほぼ同様な方法によりガイド
レール11b側に締結されるが、以下の説明ではガラス
ホルダ1b側についてのみ説明する。
【0003】ドアガラスをウインドレギュレータに固定
するための公知技術として特開平7−17243号公報
が上げられる。この「自動車のドアの窓底部と窓リフト
の慴動部との連結装置」は、窓底部(6)側に設けた雌
部(8)にノッチ(13)を設け、慴動部(4)側に設
けた雄部(12)にノッチ(13)を当接せしめてドア
の前後方向の位置合わせをし窓リフト部のセンタリング
を行うものである。
するための公知技術として特開平7−17243号公報
が上げられる。この「自動車のドアの窓底部と窓リフト
の慴動部との連結装置」は、窓底部(6)側に設けた雌
部(8)にノッチ(13)を設け、慴動部(4)側に設
けた雄部(12)にノッチ(13)を当接せしめてドア
の前後方向の位置合わせをし窓リフト部のセンタリング
を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実際上、ドアガラス9
をウインドレギュレータに連結する場合には、比較的重
量物のドアガラス9を手で把持し、ドア25側に予め装
着されているウインドレギュレータのガイドレール11
b上にドアガラス9に固着しているガラスホルダ1bを
乗せ、ガラスホルダ1bとガイドレール11bとの位置
合わせをしながらボルト17bを取付板3bのねじ孔8
bに螺合する作業が必要になる。この場合、図10に示
すように、ドアガラス9の把持具合によりドアガラス9
の内面側から外面側に向う矢印Cで示す力が作用する。
そのため、図10に示すように、ガラスホルダ1bのブ
ロック2bの下端面4bがガイドレール11bの上面1
2bからすべり外れ、ドアガラス9がガイドレール11
bから落下する問題点が起り易い。そのため、ドアガラ
ス9の落下を防止しながらボルト17bのねじ孔8bへ
の挿入作業を行うなどの気づかいが必要になる。従っ
て、組み付け作業がきわめてやり難い。また、重量物の
ドアガラス9の組み立て時における落下はきわめて危険
であり、かつドアガラス9やその周辺の部材に損傷を与
えるという問題点もある。
をウインドレギュレータに連結する場合には、比較的重
量物のドアガラス9を手で把持し、ドア25側に予め装
着されているウインドレギュレータのガイドレール11
b上にドアガラス9に固着しているガラスホルダ1bを
乗せ、ガラスホルダ1bとガイドレール11bとの位置
合わせをしながらボルト17bを取付板3bのねじ孔8
bに螺合する作業が必要になる。この場合、図10に示
すように、ドアガラス9の把持具合によりドアガラス9
の内面側から外面側に向う矢印Cで示す力が作用する。
そのため、図10に示すように、ガラスホルダ1bのブ
ロック2bの下端面4bがガイドレール11bの上面1
2bからすべり外れ、ドアガラス9がガイドレール11
bから落下する問題点が起り易い。そのため、ドアガラ
ス9の落下を防止しながらボルト17bのねじ孔8bへ
の挿入作業を行うなどの気づかいが必要になる。従っ
て、組み付け作業がきわめてやり難い。また、重量物の
ドアガラス9の組み立て時における落下はきわめて危険
であり、かつドアガラス9やその周辺の部材に損傷を与
えるという問題点もある。
【0005】前記した特開平7−17243強公報の公
知技術はドアの窓リフト部のセンタリングを自動化し、
ドア組立ラインの組立時間を短縮するだけのものであ
り、本発明の主眼点である組み立て時におけるドアガラ
スの落下防止は全然目的としておらず、構造上において
もドアの前後方向の位置合わせを有する内容以外は相異
するものである。
知技術はドアの窓リフト部のセンタリングを自動化し、
ドア組立ラインの組立時間を短縮するだけのものであ
り、本発明の主眼点である組み立て時におけるドアガラ
スの落下防止は全然目的としておらず、構造上において
もドアの前後方向の位置合わせを有する内容以外は相異
するものである。
【0006】本発明は、以上の問題点を解決するもの
で、組み立て時におけるドアガラスの落下を防止すると
共に、ガラスホルダとガイドレールとの位置合わせが容
易にでき、組み立て作業性が向上し、安全作業ができる
ガラスのストッパー構造を提供することを目的とする。
で、組み立て時におけるドアガラスの落下を防止すると
共に、ガラスホルダとガイドレールとの位置合わせが容
易にでき、組み立て作業性が向上し、安全作業ができる
ガラスのストッパー構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、キャブのドアガラスの下端部に固着さ
れるガラスホルダをウインドレギュレータの上端部に設
けられているガイドレールに固定するためのガラスのス
トッパー構造であって、前記ガイドレールは、上下面お
よび側面を折曲成形するチャンネル状の横断面を有する
ものからなり、前記ガラスホルダは、ドアガラスの下端
部に固着され前記ガイドレールの上面に支持される平坦
な下端面を形成するブロックと、前記下端面側から下方
に延設され前記ガイドレールの側面に当接係合可能な取
付板とを一体的構造に形成したものからなり、前記ガイ
ドレールの側面には前記ブロック及び/又は取付板の側
面に当接係合して前記ガラスホルダの少なくとも側方へ
の移動を拘束する保持具が固定されてなるガラスのスト
ッパー構造を構成するものである。更に具体的に、前記
保持具が前記ガラスホルダの取付板の挿入される挿入空
間部を形成する折曲成形部材であり、前記保持具が前記
挿入空間部に挿入された前記取付板の幅方向の少なくと
も一方向の移動を拘束する拘束面を有するものであり、
前記保持具が前記ガラスホルダのブロックの外側面に当
接し前記ガラスホルダの側方への移動を拘束する保持部
材を有するものであり、前記保持具が前記取付板の内面
が当接する当接面部と前記ブロックの外側面に当接する
保持部材とを一体的構造で形成するものからなり該保持
具に係合する前記ガラスホルダはその取付板がブロック
より幅狭く形成されやや外側方に張り出して形成される
ガラスのストッパー構造を特徴とするものである。
達成するために、キャブのドアガラスの下端部に固着さ
れるガラスホルダをウインドレギュレータの上端部に設
けられているガイドレールに固定するためのガラスのス
トッパー構造であって、前記ガイドレールは、上下面お
よび側面を折曲成形するチャンネル状の横断面を有する
ものからなり、前記ガラスホルダは、ドアガラスの下端
部に固着され前記ガイドレールの上面に支持される平坦
な下端面を形成するブロックと、前記下端面側から下方
に延設され前記ガイドレールの側面に当接係合可能な取
付板とを一体的構造に形成したものからなり、前記ガイ
ドレールの側面には前記ブロック及び/又は取付板の側
面に当接係合して前記ガラスホルダの少なくとも側方へ
の移動を拘束する保持具が固定されてなるガラスのスト
ッパー構造を構成するものである。更に具体的に、前記
保持具が前記ガラスホルダの取付板の挿入される挿入空
間部を形成する折曲成形部材であり、前記保持具が前記
挿入空間部に挿入された前記取付板の幅方向の少なくと
も一方向の移動を拘束する拘束面を有するものであり、
前記保持具が前記ガラスホルダのブロックの外側面に当
接し前記ガラスホルダの側方への移動を拘束する保持部
材を有するものであり、前記保持具が前記取付板の内面
が当接する当接面部と前記ブロックの外側面に当接する
保持部材とを一体的構造で形成するものからなり該保持
具に係合する前記ガラスホルダはその取付板がブロック
より幅狭く形成されやや外側方に張り出して形成される
ガラスのストッパー構造を特徴とするものである。
【0008】ドアガラスの下端部に固着されるガラスホ
ルダはチャンネル状のガイドレールの上面にブロックの
平坦な下端面を乗せて支持されると共に、その取付板を
ガイドレールの側面に当接して支持される。しかしなが
ら、この構造ではガラスホルダの側方に移動可能であ
る。そこで本発明はガイドレールの側面にガラスホルダ
のブロック及び/又は取付板に当接係合してその側方の
動きを拘束する保持具を設けたものである。この保持具
により、ガラスホルダは組み付け中においてもガイドレ
ール側に拘止される。そのため、ドアガラスの組み付け
中等にすべり落下等の問題が生じない。
ルダはチャンネル状のガイドレールの上面にブロックの
平坦な下端面を乗せて支持されると共に、その取付板を
ガイドレールの側面に当接して支持される。しかしなが
ら、この構造ではガラスホルダの側方に移動可能であ
る。そこで本発明はガイドレールの側面にガラスホルダ
のブロック及び/又は取付板に当接係合してその側方の
動きを拘束する保持具を設けたものである。この保持具
により、ガラスホルダは組み付け中においてもガイドレ
ール側に拘止される。そのため、ドアガラスの組み付け
中等にすべり落下等の問題が生じない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のガラスのストッパ
ー構造を図面を参照して詳述する。図1は、一般的な折
曲成形部材からなる保持具10を採用した場合の本発明
のガラスのストッパー構造を示す。図1に示すように、
ドアガラス9の下端部にはガラスホルダ1が固着され
る。ガラスホルダ1は、凹溝5内に嵌入されたドアガラ
ス9を挟持して接着材等によりドアガラス9の下端部に
固着されるブロック2と、その下端面4から下方に延設
されて一体的構造に形成される取付板3とを備えるもの
からなる。なお、取付板3にはねじ孔8が螺刻される。
ー構造を図面を参照して詳述する。図1は、一般的な折
曲成形部材からなる保持具10を採用した場合の本発明
のガラスのストッパー構造を示す。図1に示すように、
ドアガラス9の下端部にはガラスホルダ1が固着され
る。ガラスホルダ1は、凹溝5内に嵌入されたドアガラ
ス9を挟持して接着材等によりドアガラス9の下端部に
固着されるブロック2と、その下端面4から下方に延設
されて一体的構造に形成される取付板3とを備えるもの
からなる。なお、取付板3にはねじ孔8が螺刻される。
【0010】一方、ガイドレール11は、上面12,側
面13および下面14をそれぞれ折曲成形するチャンネ
ル状の横断面を有するものであり、側面13には取付孔
16が貫通形成される。
面13および下面14をそれぞれ折曲成形するチャンネ
ル状の横断面を有するものであり、側面13には取付孔
16が貫通形成される。
【0011】本例における保持具10は平板を折曲形成
したもので、内壁15と両拘束面19,19とで囲まれ
た挿入空間部18を形成するものからなり、そのフラン
ジ部19′,19′をガイドレール11の側面13に固
着したものからなる。図2にも示すように、挿入空間部
18はガラスホルダ1の取付板3が挿入可能な大きさを
有するものからなる。より詳細に説明すると、挿入空間
部18内に挿入された取付板3はガイドレール11の側
面13と保持具10の内壁15により側方への移動を拘
束されると共に、拘束面19,19により幅方向への移
動も拘束される。
したもので、内壁15と両拘束面19,19とで囲まれ
た挿入空間部18を形成するものからなり、そのフラン
ジ部19′,19′をガイドレール11の側面13に固
着したものからなる。図2にも示すように、挿入空間部
18はガラスホルダ1の取付板3が挿入可能な大きさを
有するものからなる。より詳細に説明すると、挿入空間
部18内に挿入された取付板3はガイドレール11の側
面13と保持具10の内壁15により側方への移動を拘
束されると共に、拘束面19,19により幅方向への移
動も拘束される。
【0012】図2に示すように、ドアガラス9の下端部
に固定されたガラスホルダ1は、そのブロック2の平坦
な下端面4をガイドレール11の上面12に当接して支
持されると共に、取付板3をガイドレールの側面13に
当てて支持される。このままでは前記したようにガラス
ホルダ1は組み付け中にガイドレール11からずれ落ち
る恐れがある。しかしながら、本発明では取付板3は保
持具10によりずれ落ち方向、すなわち、側方向への移
動が拘束される。従って、ガラスホルダ1はガイドレー
ル11上に安定保持される。ボルト17をガイドレール
11の取付孔16を通して取付板3のねじ孔8に螺合し
て締結することにより、ガラスホルダ1はガイドレール
11に固持される。また、本例では挿入空間部18に拘
束面19,19があるため、取付板3は幅方向への移動
も拘束され、より円滑な組み付け作業ができる。
に固定されたガラスホルダ1は、そのブロック2の平坦
な下端面4をガイドレール11の上面12に当接して支
持されると共に、取付板3をガイドレールの側面13に
当てて支持される。このままでは前記したようにガラス
ホルダ1は組み付け中にガイドレール11からずれ落ち
る恐れがある。しかしながら、本発明では取付板3は保
持具10によりずれ落ち方向、すなわち、側方向への移
動が拘束される。従って、ガラスホルダ1はガイドレー
ル11上に安定保持される。ボルト17をガイドレール
11の取付孔16を通して取付板3のねじ孔8に螺合し
て締結することにより、ガラスホルダ1はガイドレール
11に固持される。また、本例では挿入空間部18に拘
束面19,19があるため、取付板3は幅方向への移動
も拘束され、より円滑な組み付け作業ができる。
【0013】図3は図1で示した保持具の変形例を示す
ものであり、図1における保持具10の一方の拘束面1
9をなくしたものである。内壁15aと1つの拘束面1
9aによって形成される挿入空間部18aに取付板3を
挿入することにより、側方への移動と、拘束面19aの
ある幅方向への移動が拘束され、前記の例とほぼ同様な
効果を上げることができる。
ものであり、図1における保持具10の一方の拘束面1
9をなくしたものである。内壁15aと1つの拘束面1
9aによって形成される挿入空間部18aに取付板3を
挿入することにより、側方への移動と、拘束面19aの
ある幅方向への移動が拘束され、前記の例とほぼ同様な
効果を上げることができる。
【0014】図4乃至図7は、本発明のガラスのストッ
パー構造の他の例を示す。本例の場合には、ガラスホル
ダ1aの取付板3aはブロック2aの外側面23からや
や外方に張り出し、かつブロック2aの幅寸法よりやや
狭い幅のものから形成される。一方、ガイドレール11
の側面に溶接にて固着される保持具100は、取付孔2
2を有する平坦な当接面部20と、その幅方向の両端か
ら上方に向かって突出する保持部材の1つである弾性片
21,21とを一体的構造に形成するものからなる。な
お、当接面部20はガイドレール11の側面13に密接
し、その取付孔22は側面13の取付孔16と連通す
る。
パー構造の他の例を示す。本例の場合には、ガラスホル
ダ1aの取付板3aはブロック2aの外側面23からや
や外方に張り出し、かつブロック2aの幅寸法よりやや
狭い幅のものから形成される。一方、ガイドレール11
の側面に溶接にて固着される保持具100は、取付孔2
2を有する平坦な当接面部20と、その幅方向の両端か
ら上方に向かって突出する保持部材の1つである弾性片
21,21とを一体的構造に形成するものからなる。な
お、当接面部20はガイドレール11の側面13に密接
し、その取付孔22は側面13の取付孔16と連通す
る。
【0015】次に、以上の構造のガラスホルダ1aと保
持具100との係合状態を図6,図7により説明する。
ガラスホルダ1aはブロック2aの下端面4aをガイド
レール11の上面12に当接して支持されると共に、取
付板3aがその内面7aを保持具100の当接面部20
の外面に当接した状態で取り付けられる。この状態で保
持具100の弾性片21,21はガラスホルダ1aのブ
ロック2aの外側面23を押圧し、ブロック2aの側方
への移動を拘束する。すなわち、ガラスホルダ1aは保
持具100の当接面部20に取付板3aの内面7aを当
接し弾性片21によりブロック2aの外側面23を押圧
されることにより、側方への移動を拘束されてガイドレ
ール11上に保持される。以上により、組み付け中およ
び組み付け完了後においてガラスホルダ1aは確実にガ
イドレール11に保持され作業中にすべり落ちるなどの
トラブルが完全に防止される。
持具100との係合状態を図6,図7により説明する。
ガラスホルダ1aはブロック2aの下端面4aをガイド
レール11の上面12に当接して支持されると共に、取
付板3aがその内面7aを保持具100の当接面部20
の外面に当接した状態で取り付けられる。この状態で保
持具100の弾性片21,21はガラスホルダ1aのブ
ロック2aの外側面23を押圧し、ブロック2aの側方
への移動を拘束する。すなわち、ガラスホルダ1aは保
持具100の当接面部20に取付板3aの内面7aを当
接し弾性片21によりブロック2aの外側面23を押圧
されることにより、側方への移動を拘束されてガイドレ
ール11上に保持される。以上により、組み付け中およ
び組み付け完了後においてガラスホルダ1aは確実にガ
イドレール11に保持され作業中にすべり落ちるなどの
トラブルが完全に防止される。
【0016】本発明の保持具としては前記した形状,構
造のものに限らずガラスホルダ1,1aの側方への移動
を拘束すべくガイドレール11の側面に固着されたその
他のものが適用される。例えば、保持具100の応用例
として当接面部20をなくし、ガイドレール11の側面
13に基端側を固定した弾性片等の保持部材によりブロ
ック2aの外側面23を保持するようなものでもよい。
造のものに限らずガラスホルダ1,1aの側方への移動
を拘束すべくガイドレール11の側面に固着されたその
他のものが適用される。例えば、保持具100の応用例
として当接面部20をなくし、ガイドレール11の側面
13に基端側を固定した弾性片等の保持部材によりブロ
ック2aの外側面23を保持するようなものでもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、次のような顕著な効果
を奏する。 1)ドアガラスの下端部に固着されるガラスホルダはガ
イドレールの上面に保持されると共に保持具により側方
向の移動を拘束される。そのため、組み付け中において
ガラスホルダがガイドレールからずれ落ちることがな
く、円滑な、かつ安全な組み付け作業ができる。 2)保持具はガイドレールの側面に固着される板状部材
からなる簡便構造のもので、容易に、かつ安価に実施で
きる。 3)本発明の保持具によれば、ガラスホルダは幅方向の
自由移動も拘束されるため、ガラスホルダとガイドレー
ルとの位置合わせが容易になり、かつドアガラスの安全
保持がより一層向上する。
を奏する。 1)ドアガラスの下端部に固着されるガラスホルダはガ
イドレールの上面に保持されると共に保持具により側方
向の移動を拘束される。そのため、組み付け中において
ガラスホルダがガイドレールからずれ落ちることがな
く、円滑な、かつ安全な組み付け作業ができる。 2)保持具はガイドレールの側面に固着される板状部材
からなる簡便構造のもので、容易に、かつ安価に実施で
きる。 3)本発明の保持具によれば、ガラスホルダは幅方向の
自由移動も拘束されるため、ガラスホルダとガイドレー
ルとの位置合わせが容易になり、かつドアガラスの安全
保持がより一層向上する。
【図1】本発明のガラスのストッパー構造のガラスホル
ダとガイドレールとの構造を示す斜視図。
ダとガイドレールとの構造を示す斜視図。
【図2】図1のA−A線位置におけるガラスホルダとガ
イドレールとの連結構造を示す断面図。
イドレールとの連結構造を示す断面図。
【図3】本発明の保持具の他の例を示す斜視図。
【図4】本発明の更に別の例の保持具に係合するガラス
ホルダの構造を示す斜視図。
ホルダの構造を示す斜視図。
【図5】図4のガラスホルダが係合する保持具の構造を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図6】図4,図5に示したガラスホルダとガイドレー
ルに固着された保持具との係合状態を示す斜視図。
ルに固着された保持具との係合状態を示す斜視図。
【図7】図6のB−B線断面図。
【図8】自動車のキャブまわりの構造を示す斜視図。
【図9】従来のドアガラスとガイドレールとの連結構造
を示す断面図。
を示す断面図。
【図10】従来の問題点を説明するためのドアガラスの
ガラスホルダまわりの断面図。
ガラスホルダまわりの断面図。
1 ガラスホルダ 1a ガラスホルダ 2 ブロック 2a ブロック 3 取付板 3a 取付板 4 下端面 4a 下端面 5 凹溝 6 ガラスホルダ 7 内面 7a 内面 8 ねじ孔 8a ねじ孔 9 ドアガラス 10 保持具 10a 保持具 11 ガイドレール 12 上面 13 側面 14 下面 15 内壁 15a 内壁 16 取付孔 17 ボルト 18 挿入空間部 18a 挿入空間部 19 拘束面 19a 拘束面 19′ フランジ部 19 拘束面 20 当接面部 21 弾性片 22 取付孔 23 外側面 24 キャブ 25 ドア 100 保持具
Claims (5)
- 【請求項1】 キャブのドアガラスの下端部に固着され
るガラスホルダをウインドレギュレータの上端部に設け
られているガイドレールに固定するためのガラスのスト
ッパー構造であって、前記ガイドレールは、上下面およ
び側面を折曲成形するチャンネル状の横断面を有するも
のからなり、前記ガラスホルダは、ドアガラスの下端部
に固着され前記ガイドレールの上面に支持される平坦な
下端面を形成するブロックと、前記下端面側から下方に
延設され前記ガイドレールの側面に当接係合可能な取付
板とを一体的構造に形成したものからなり、前記ガイド
レールの側面には前記ブロック及び/又は取付板の側面
に当接係合して前記ガラスホルダの少なくとも側方への
移動を拘束する保持具が固定されることを特徴とするガ
ラスのストッパー構造。 - 【請求項2】 前記保持具が、前記ガラスホルダの取付
板の挿入される挿入空間部を形成する折曲成形部材であ
る請求項1に記載のガラスのストッパー構造。 - 【請求項3】 前記保持具が前記挿入空間部に挿入され
た前記取付板の幅方向の少なくとも一方向の移動を拘束
する拘束面を有するものである請求項2に記載のガラス
のストッパー構造。 - 【請求項4】 前記保持具が、前記ガラスホルダのブロ
ックの外側面に当接し、前記ガラスホルダの側方への移
動を拘束する保持部材を有するものである請求項1のガ
ラスのストッパー構造。 - 【請求項5】 前記保持具が、前記取付板の内面が当接
する当接面部と前記ブロックの外側面に当接する保持部
材とを一体的構造で形成するものからなり、該保持具に
係合する前記ガラスホルダは、その取付板がブロックよ
り幅狭く形成されやや外側方に張り出して形成されるも
のである請求項1又は4に記載のガラスのストッパー構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27710195A JPH0995131A (ja) | 1995-09-30 | 1995-09-30 | ガラスのストッパー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27710195A JPH0995131A (ja) | 1995-09-30 | 1995-09-30 | ガラスのストッパー構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0995131A true JPH0995131A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17578798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27710195A Pending JPH0995131A (ja) | 1995-09-30 | 1995-09-30 | ガラスのストッパー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0995131A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012246718A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車用ウインドガラスの昇降装置 |
-
1995
- 1995-09-30 JP JP27710195A patent/JPH0995131A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012246718A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車用ウインドガラスの昇降装置 |
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