JP5664082B2 - エレベータの戸開保持装置 - Google Patents
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Description
戸開保持装置16は、胴体部1と、この胴体部1とスライド可能な1対の鉤部2を有している。鉤部2には、突起2aと長穴2bが設けられている。これら鉤部2は長穴2bを介して任意の位置で固定できる固定部3により、胴体部1に固定される。また、突起2aは鉤部2のスライドを案内する機能を有する。
次に、図11(b)に示すように、乗場戸4a,4bの間に胴体部1を挟み込み、更に第2折り曲げ部5bの先端に当接するまで1対の鉤部2をスライドさせ、固定部3により鉤部2を固定する。
この構成であれば、戸開保持装置16が外れる事はほとんどなくなる。
続いて、図12(b)に示すように、乗場戸6aと戸当り枠8との間に胴体部1を挟み込み、各折り曲げ部7b,9に当接するまで1対の鉤部2をスライドさせ、固定部3により鉤部2を固定する。
これにより、中央両開きの戸と同様、片開きの戸においても、戸開保持装置16が外れる事はほとんどなくなる。
また、戸開保持装置16の取り付け作業は、乗場側(図11の上方)から作業員が乗場戸4a,4bを開け、昇降路側(図11の下方)に戸開保持装置16を出してから、手前に引く(図11(a)の矢印)ため、作業中に誤って戸開保持装置16を昇降路内に落としてしまう可能性もあった。更に、固定部3は昇降路側にあるため、工具を使って固定部3を締め付ける作業は不安定な作業にならざるを得ず、誤って工具を落としてしまう可能性もある。
更にまた、前記基部は中間にシル溝に挿入されるガイドシューを備えていることを特徴とするものである。
まず蝶ボルト47を緩め、第1ブラケット41と第2ブラケット42が直角になるように回転させておき、乗場側(図3の下方)の床面近くの低い位置で、乗場戸4bを少し開け、第1ブラケット41を昇降路側(図3の上方)に入れて、ストッパボルト44を乗場戸4bの裏面に当てる。次に第2ブラケット42を図3の位置に回転し、そのストッパボルト46を乗場戸4bの表面から当て、両ストッパボルト44と46とで乗場戸4bを挟み、蝶ボルト47で第1ブラケット41と第2ブラケット42とを締め付ける。更に第1ブラケット41にワイヤ27の一端を取り付ける。尚、最初から第1ブラケット41にワイヤ27の一端を取り付けておいてもよい。
そして、乗場側(図1(a)の下方)から乗場戸4a,4bを少し開け、基部21を昇降路側(図1(a)の上方)に入れて、図1(a)のように、基部21を横にし、ストッパボルト22,24を乗場戸4a,4bの第1折り曲げ部5aに接触させる。
更に、ピン34を手で回転させると、係止部30本体,ストッパボルト32及び回り止め33も一緒に回転するが、回り止め33が基部21に当たると、ストッパボルト32は回転を停止し、係止部30本体の回転に伴って左方に押し出される。このようにしてストッパボルト32を左方に移動させて、ストッパボルト22とで第1折り曲げ部5aを挟み付ける。
これにより、乗場戸4a,4bは所定寸法だけ開いた状態で固定される。外すときは前記と逆の手順で行う。
図において、図12と同一符号は同一のものを示している。50は乗場戸6aを案内する乗場シル、51はシル溝、52は上端がシル50に固定されたトーガードである。60は戸開保持装置で、基部61と係止部66を主要な構成要素としている。
係止部66は、一端にストッパ部67を備え、他側にはストッパボルト68が螺合されるとともに、このストッパボルト68に固定された補助具69を備えている。
次に、係止部66のストッパ部67を三方枠の戸当り枠8に押し付けて、補助具69を回すと、ストッパボルト68が回転しながら左方に伸びて第1折り曲げ部7aに当接する。
また、鉤部63の代わりに、図1のストッパボルト22や単なるストッパを設けて第1折り曲げ部7aの裏面に接触させる構成にしてもよい。更に鉤部62を三方枠の戸当り枠の折り曲げ部9に引っ掛けてもよい。
図において、70は戸開保持装置で、上下に長い断面L字形の基部71の下部には、鉤部72が固定され、その上方には載置具73が取り付けられ、またその上方には先端にストッパボルト74が螺合された係止部75が固定されている。このストッパボルト74には補助具76が固定されている。更にその上方には鉤部72と反対方向に係止部77が固定され、この係止部77にはストッパボルト78が螺合されたブラケット79が固定されている。またその上方には係止部80が固定され、この係止部80の先端にはストッパボルト81が螺合されるとともに、このストッパボルト81に固定された補助具82を備えている。
次に係止部77を、乗場戸6aの第2折り曲げ部7bの昇降路側から乗場戸6aの裏面に回し、ストッパボルト78を第1折り曲げ部7aの裏面に当てる。更に、係止部80の補助具82を回してストッパボルト81を左方に伸ばして第1折り曲げ部7aに押し当てることにより、戸開保持装置70を乗場戸6aに取り付ける。
また、図5では基部71が長くなっているが、各部品の設置間隔をもっと短くして小型化することができる。更に鉤部72を三方枠の戸当り枠の折り曲げ部9に引っ掛けてもよい。
5,7 折り曲げ部
5a,7a 第1折り曲げ部
5b,7b 第2折り曲げ部
8 三方枠の戸当り枠
9 三方枠の戸当り枠の折り曲げ部
20 主戸開保持具
21,61,71 基部
22,24,32,44,46,68,74,78,81 ストッパボルト
26 支持ブラケット
27 ワイヤ
30,66,75,77,80 係止部
31,67 ストッパ部
33 回り止め
34 ピン
35 外れ止め
40 固定器具
41 第1ブラケット
42 第2ブラケット
50 シル
51 シル溝
52 トーガード
60,70 戸開保持装置
62,63,72 鉤部
65 ガイドシュー
69,76,82 補助具
73 載置具
Claims (10)
- 幅方向の端部に折り曲げ部が形成され中央から左右に開く両開き乗場戸を、所定寸法だけ開けた状態で保持する戸開保持装置において、
前記乗場戸を所定寸法だけ開けた状態で保持する主戸開保持具と、
前記乗場戸の下方に固定される固定器具と、この固定器具と前記主戸開保持具とを連結するワイヤなどの索状体とを備え、
前記主戸開保持具は、前記両乗場戸の間に位置するように配置されるとともに前記両乗場戸の間口方向に伸縮可能な構成の係止部を有することを特徴とするエレベータの戸開保持装置。 - 前記折り曲げ部は、表面側から裏面側に直角に折り曲げられた第1折り曲げ部と、この第1折り曲げ部から更に直角に折り曲げられた第2折り曲げ部を有し、
前記主戸開保持具は、前記乗場戸を所定寸法だけ開けたときに、前記両乗場戸の第1折り曲げ部よりも戸開側に位置するストッパを両側に備えた基部と、
長手方向の両端部にそれぞれストッパを備えるとともに長手方向に伸縮可能な構成であり、前記両端部のストッパが前記両第1折り曲げ部に対向して前記両乗場戸の間に位置するように前記基部に支持され、前記基部のストッパとともに前記各第1折り曲げ部をそれぞれ表裏両面から挟む構成の係止部とを備え
前記係止部は前記基部に支持されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの戸開保持装置。 - 前記基部の中央には断面U字状の凹部を有する支持ブラケットが固定され、前記係止部は円柱形をなし、前記支持ブラケットの凹部で支持される構成であることを特徴とする請求項2に記載のエレベータの戸開保持装置。
- 前記係止部のストッパのうち、少なくとも一方は回り止めのついたストッパボルトであり、係止部の本体を回転することにより、係止部本体に対して前記ストッパボルトが前進・後退する構成であることを特徴とする請求項2又は3に記載のエレベータの戸開保持装置。
- 幅方向の戸閉側端部に、表面側から裏面側に直角に折り曲げられた第1折り曲げ部とこの第1折り曲げ部から更に直角に折り曲げられた第2折り曲げ部を有する折り曲げ部が形成され、左右どちらか一方に開く片開き乗場戸を、所定寸法だけ開けた状態で保持する戸開保持装置において、
前記乗場戸を所定寸法だけ開けた状態で、一側が昇降路内のトーガード又は三方枠の戸当り枠の折り曲げ部に引っ掛けられ、他側は前記第2折り曲げ部又は第1折り曲げ部に係合された基部と、
長手方向の両端部にそれぞれストッパを備えるとともに長手方向に伸縮可能な構成であり、前記両ストッパが前記第1折り曲げ部と前記三方枠の戸当り枠とに対向するように設けることにより、前記基部の前記他側とともに前記各第1折り曲げ部又は第2折り曲げ部を挟む係止部と、を備え、
前記基部と前記係止部とがワイヤなどの索状体で連結されていることを特徴とするエレベータの戸開保持装置。 - 前記係止部のストッパのうち、少なくとも一方は補助具のついたストッパボルトであり、この補助具でストッパボルトを回転することにより、係止部本体に対して前記ストッパボルトが前進・後退する構成であることを特徴とする請求項5に記載のエレベータの戸開保持装置。
- 前記基部は中間にシル溝に挿入されるガイドシューを備えていることを特徴とする請求項5又は6に記載のエレベータの戸開保持装置。
- 幅方向の戸閉側端部に表面側から裏面側に直角に折り曲げられた第1折り曲げ部と、この第1折り曲げ部から更に直角に折り曲げられた第2折り曲げ部が形成され左右どちらか一方に開く片開き乗場戸を、所定寸法だけ開けた状態で保持する戸開保持装置において、
基部を有し、この基部には、前記乗場戸を所定寸法開けた状態において、昇降路内のトーガード又は三方枠の戸当り枠の折り曲げ部に引っ掛けられる鉤部と、先端に螺合されたストッパボルトが前記三方枠の戸当り枠に接触する係止部と、前記鉤部と反対方向を向き前記第1折り曲げ部又は第2折り曲げ部に係合する係止部と、先端に螺合されたストッパボルトが前記第1折り曲げ部に接触する係止部と、が固定されており、
前記基部は中間にシルに載置される載置具を備えていることを特徴とするエレベータの戸開保持装置。 - 幅方向の戸閉側端部に表面側から裏面側に直角に折り曲げられた第1折り曲げ部と、この第1折り曲げ部から更に直角に折り曲げられた第2折り曲げ部が形成され左右どちらか一方に開く片開き乗場戸を、所定寸法だけ開けた状態で保持する戸開保持装置において、
基部を有し、この基部には、前記乗場戸を所定寸法開けた状態において、昇降路内のトーガード又は三方枠の戸当り枠の折り曲げ部に引っ掛けられる鉤部と、先端に螺合されたストッパボルトが前記三方枠の戸当り枠に接触する係止部と、前記鉤部と反対方向を向き前記第1折り曲げ部又は第2折り曲げ部に係合する係止部と、先端に螺合されたストッパボルトが前記第1折り曲げ部に接触する係止部と、が固定されており、
前記基部は中間にシル溝に挿入されるガイドシューを備えていることを特徴とするエレベータの戸開保持装置。 - 前記係止部のストッパボルトには補助具が設けられており、この補助具でストッパボルトを回転することにより、係止部本体に対して前記ストッパボルトが前進・後退する構成であることを特徴とする請求項8又は9に記載のエレベータの戸開保持装置。
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