JP3127035U - 親ロープ緊張器 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のロープ緊張器よりも確実に親ロープを張設した状態に保持することができるロープ緊張器を提供する。
【解決手段】それぞれロープスライドガイドを備えた緊張器本体1および補助部材2を、ロープスライドガイド3a、3bが対向する配置で、一対のリンク4、5によって連結して互いに対して並進運動可能とし、一対のリンクの互いに反対側の端部に、対応するロープスライドガイドに対向してロック爪15、16を設け、親ロープ25を、一方のロープスライドガイドおよびロック爪の間を通した後、プーリ12を介して折り返し、他方のロープスライドガイドおよびロック爪の間に通し、緊張器本体および補助部材の並進運動に伴って、ロック爪が、親ロープを対応するロープスライドガイドとの間に締付け固定するロック位置と、親ロープの締付け固定を解除するロック解除位置をとるようにする。
【選択図】図3

Description

本考案は、高所作業現場において、一方の固定点に一端部が固定された親ロープの他端部に設けられ、親ロープの他端部を他方の固定点に係止するとともに、前記親ロープを2つの前記固定点間に張設するための親ロープ緊張器の改良に関するものである。
従来、高所作業現場では、作業者は、墜落防止のために高所作業用安全帯を装着している。高所作業用安全帯には命綱が備えられており、この命綱の先端フックが適切な固定用構造物に係止されることにより、作業者が万一墜落した場合に、作業者は命綱を介して固定用構造物から吊下げられた状態となって、作業者の安全が確保されるようになっている。
ところで、命綱の先端フックを係止することができる適切な固定用構造物が存在しない場所では、通常、親ロープが水平に張設され、固定用構造物の代わりに、親ロープに命綱の先端フックが係止される。そして、この親ロープの張設のために親ロープ緊張器が使用される。
従来の親ロープ緊張器としては、例えば、特開平9‐151997号公報に記載のものがある。特開平9‐151997号公報に記載の親ロープ緊張器は、ロープ挿通枠と、そのロープ挿通枠に挿通された親ロープの外周に係合して親ロープを弛み止めする揺動自在の止爪と、ロープ挿通枠に挿通された親ロープの反転ガイド用の溝付きローラとを有するロープ弛み止め具に連結アームを介して安全装置付きのフックを連結したものからなっている。
さらに、ロープ弛み止め具は、ロープ挿通枠と操作枠とを平行に配置された2枚のリンクで接続し、各リンクのロープ挿通枠内に位置する一端部に、ロープ挿通枠に挿通された親ロープの弛み方向の移動時にその親ロープと係合して親ロープを弛み止めする止爪を設け、操作枠をスプリングによってロープ挿通枠から離反する方向に押圧し、その操作枠の親ロープ緊張方向の先端部に、親ロープ挿通枠に挿通された親ロープの反転ガイド用の溝付きローラを取り付けたものからなっている。
この構成によれば、親ロープは、弛み方向に移動するとき、ロープ挿通枠と2つの止爪の間に締付け固定され、すなわち、直線上に位置する2点でロックされるにすぎない。このため、万一作業者が墜落した場合、その衝撃力で、親ロープが緊張器から外れてしまうおそれがある。
したがって、本考案の課題は、従来のロープ緊張器よりも確実に親ロープを張設した状態に保持することができるロープ緊張器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案は、一方の固定点に一端部が固定された親ロープの他端部に設けられ、前記親ロープの他端部を他方の固定点に係止するとともに、前記親ロープを2つの前記固定点間に張設するための親ロープ緊張器であって、それぞれU字状断面のロープスライドガイドを備えた緊張器本体および補助部材を有し、前記緊張器本体および前記補助部材は、そのロープスライドガイドが互いに平行となりかつそのU字開口側が対向する配置で、平行な一対のリンクによって互いに連結されていて、互いに対して並進運動し得るようになっており、前記緊張器本体には、前記ロープの向きを反転させるためのプーリが回転自在に取り付けられ、前記親ロープの他端部が前記補助部材のロープスライドガイドに挿通された後、前記プーリを介して折り返され、前記緊張器本体のロープスライドガイドに挿通されるようになっており、一方の前記リンクの一端部および他端部に、または、前記一方のリンクの一端部および他方の前記リンクにおける前記一方のリンクの一端部と反対側の端部にそれぞれロック爪が設けられ、前記ロック爪は、対応する前記ロープスライドガイドに対向して配置されていて、前記緊張器本体および前記補助部材の前記並進運動による前記リンクの回動に伴い、前記並進運動が前記親ロープの弛む向きに生じるときは、前記親ロープを前記対応するロープスライドガイドとの間に締付け固定するロック位置をとるが、前記並進運動が前記親ロープの張られる向きに生じるときには、前記親ロープの締付け固定を解除するロック解除位置をとるようになっており、さらに、前記緊張器本体における前記プーリに関して前記ロープスライドガイドと反対側には、前記他方の固定点に係止するためのフックが連結されていることを特徴とする親ロープ緊張器を構成したものである。
上記構成において、前記親ロープ緊張器は、少なくとも一方の前記リンクを、前記ロック爪が常時前記ロック位置をとる向きに回動せしめるべく弾性付勢するバネを備えていることが好ましい。
また、前記親ロープ緊張器は、一方の前記リンクの一方の旋回点のまわりに該リンクとともに回動可能に取り付けられ、該リンクを該旋回点のまわりに強制的に回動させることによって前記ロック位置にある前記ロック爪を前記ロック解除位置に移動させるロック解除レバーを備えていることが好ましい。
上記課題を解決するため、また本考案は、一方の固定点に一端部が固定された親ロープの他端部に設けられ、前記親ロープの他端部を他方の固定点に係止するとともに、前記親ロープを2つの前記固定点間に張設するための親ロープ緊張器であって、それぞれU字状断面のロープスライドガイドを備えた緊張器本体および補助部材を有し、前記緊張器本体および前記補助部材は、そのロープスライドガイドが互いに平行となりかつそのU字開口側が対向する配置で、平行な一対のリンクによって互いに連結されていて、互いに対して並進運動し得るようになっており、前記緊張器本体には、前記ロープの向きを反転させるためのプーリが回転自在に取り付けられ、前記親ロープの他端部が前記補助部材のロープスライドガイドに挿通された後、前記プーリを介して折り返され、前記緊張器本体のロープスライドガイドに挿通されるようになっており、前記一対のリンクの一方の側の端部にそれぞれロック爪が設けられ、前記ロック爪は、対応する前記ロープスライドガイドに対向して配置されていて、前記緊張器本体および前記補助部材の前記並進運動による前記リンクの回動に伴い、前記並進運動が前記親ロープの弛む向きに生じるときは、前記親ロープを前記対応するロープスライドガイドとの間に締付け固定するロック位置をとるが、前記並進運動が前記親ロープの張られる向きに生じるときには、前記親ロープの締付け固定を解除するロック解除位置をとるようになっており、さらに、前記緊張器本体における前記プーリに関して前記ロープスライドガイドと反対側には、前記他方の固定点に係止するためのフックが連結されており、さらに、一方の前記リンクの一方の旋回点のまわりに該リンクとともに回動可能に取り付けられ、該リンクを該旋回点のまわりに強制的に回動させることによって前記ロック位置にある前記ロック爪を前記ロック解除位置に移動させるロック解除レバーを備えていることを特徴とする親ロープ緊張器を構成したものである。
本考案によれば、それぞれロープスライドガイドを備えた緊張器本体および補助部材を、ロープスライドガイドが対向する配置で、一対のリンクによって連結して互いに対して並進運動可能とし、一方のリンクの両端部、または一対のリンクの互いに反対側の端部に、対応するロープスライドガイドに対向してロック爪を設け、親ロープを、一方のロープスライドガイドおよびロック爪の間を通した後、プーリを介して折り返し、他方のロープスライドガイドおよびロック爪の間に通し、緊張器本体および補助部材の並進運動に伴って、ロック爪が、親ロープを対応するロープスライドガイドとの間に締付け固定するロック位置と、親ロープの締付け固定を解除するロック解除位置をとるようにしたので、ロック爪がロック位置にあるとき、親ロープは、プーリの外周面の一部を挟んで 両側のロック爪とロープスライドガイドとの間の3点で確実に固定される。したがって、万一作業者が墜落した場合であっても、親ロープが親ロープ緊張器から外れてしまうことがなく、作業者の安全が確保される。また、ロック解除レバーを用いてリンクを手動で回動させ、ロック爪をロック位置からロック解除位置へ移動させることで、張設された親ロープを簡単に解くことができる。
以下、添付図面を参照して、本考案の好ましい実施例について説明する。図1は、本考案の1実施例による親ロープ緊張器の分解斜視図である。図1を参照して、本考案によれば、実質上U字状断面を有する緊張器本体1と、実質上U字状断面を有する補助部材2が備えられる。緊張器本体1および補助部材2のそれぞれのU字状部分は、ロープスライドガイド3a、3bを形成している。
緊張器本体1および補助部材2は、ロープスライドガイド3a、3bが互いに平行となりかつそのU字開口側が対向するような配置で、平行な一対のリンク4、5によって互いに連結されていて、互いに対して並進運動し得るようになっている。さらに、緊張器本体1には、ロック解除レバー11が、一方のリンク4の一方の旋回点のまわりにリンク4とともに回動可能に取り付けられ、リンク4をその旋回点のまわりに強制的に回動させることができるようになっている。
この場合、一方のリンク4の一端部が緊張器本体1の一対の側壁部1a、1bの間に挿入され、さらに側壁部1aの外側にはロック解除レバー11が配置される。そして、リンク4の一端部の連結穴4bと、側壁部1a、1bの連結穴6bと、ロック解除レバー11の連結穴11bが整合せしめられた状態で、連結ピン10bとナット22bによって、リンク4、緊張器本体1およびロック解除レバー11が互いに連結ピン10bの軸のまわりに旋回可能に連結される。また、リンク4の他端部が補助部材2の一対の側壁部2a、2bの間に挿入され、さらに補助部材2の側壁部2a、2bが緊張器本体1の一対の側壁部1a、1bの間に挿入される。そして、リンク4の一端部の連結穴4a、側壁部2a、2bの連結穴8a、側壁部1a、1bの円弧状ガイド穴6aおよびロック解除レバー11の連結穴11aが互いに整合せしめられた状態で、連結ピン10aおよびナット22aによって、リンク4、補助部材2およびロック解除レバー11が互いに連結され、それによって、リンク4とロック解除レバー11は、連結ピン10aがガイド穴6aによって案内されるのに伴って連結ピン10bの軸のまわりに一体的に回動可能とされ、一方、リンク4と補助部材2は、互いに連結ピン10aの軸のまわりに旋回可能とされる。
また、他方のリンク5の一端部が緊張器本体1の一対の側壁部1a、1bの間に挿入され、リンク5の一端部の連結穴5bと、側壁部1a、1bの連結穴7bが整合せしめられた状態で、連結ピン9bとナット21bによって、リンク5および緊張器本体1が互いに連結ピン9bの軸のまわりに旋回可能に連結される。また、リンク5の他端部が補助部材2の一対の側壁部2a、2bの間に挿入され、さらに補助部材2の側壁部2a、2bが緊張器本体1の一対の側壁部1a、1bの間に挿入される。そして、リンク5の一端部の連結穴5a、側壁部2a、2bの連結穴8b、側壁部1a、1bの円弧状ガイド穴7aが互いに整合せしめられた状態で、連結ピン9aおよびナット21aによって、リンク5および補助部材2が互いに連結され、それによって、リンク5は、連結ピン9aがガイド穴7aによって案内されるのに伴って連結ピン9bの軸のまわりに旋回可能とされ、一方、リンク5と補助部材2は、互いに連結ピン9aの軸のまわりに旋回可能とされる。
緊張器本体1の一対の側壁部1a、1bの間には、また、ロープの向きを反転させるためのプーリ12が挿入され、側壁部1a、1bの連結穴13と、プーリ12の中央貫通穴12aとが整合せしめられた状態で、連結ピン14およびナット23によって、プーリ12が緊張器本体1に取り付けられて連結ピン14の軸のまわりに回転可能となっている。
図2は、図1の親ロープ緊張器における緊張器本体および補助部材のそれぞれの一方の側壁を取り除いた状態を示す図であり、(A)は、ロック爪がロック解除位置にある状態を、(B)はロック爪がロック位置にある状態をそれぞれ示している。なお、図2中、プーリ12は削除してある。また、図3は、図1の親ロープ緊張器に親ロープを装備した状態を示す図であり、(A)は、ロック爪がロック解除位置にある状態を、(B)はロック爪がロック位置にある状態をそれぞれ示している。
図2を参照して、リンク4の一端部(緊張器本体側)およびリンク5におけるリンク4の一端部と反対側の端部(補助部材側)に、それぞれ、ロック爪15、16が設けられる。ロック爪15は、リンク4端部から、プーリ12から遠ざかる方向にのびるとともに、ロープスライドガイド3aに対向して配置され、ロック爪16は、リンク5端部から、プーリ12に近づく方向にのびるとともに、ロープスライドガイド3bに対向して配置される。
そして、図3(A)に示されるように、親ロープ25の端部25aが補助部材2のロープスライドガイド3bとロック爪16の間に挿通された後、プーリ12を介して折り返され、緊張器本体1のロープスライドガイド3aとロック爪15の間に挿通されることにより、親ロープ25が親ロープ緊張器に装備される。
こうして、ロック爪15、16は、緊張器本体1および補助部材2の並進運動によるリンク4、5の回動に伴い、並進運動が親ロープ25の弛む向き(図3(B)の矢印Z方向)に生じるときは、親ロープ25を対応するロープスライドガイド3a、3bとの間に締付け固定するロック位置をとるが、並進運動が親ロープ25の張られる向き(図3(A)の矢印Y方向)に生じるときには、親ロープ25の締付け固定を解除するロック解除位置をとるようになっている。
また、図2に示されるように、一対のV字状バネ17a、17bがリンク5、6と緊張器本体1の側壁部1a、1bの間に配置され、バネ17a、17bの中央部がリンク5に関係する連結ピン9aに固定されるとともに、両端部が、それぞれ、リンク5に関係する連結ピン9bとリンク4に関係する連結ピン10aに固定される。こうして、リンク5、6は、バネ17a、17bの弾性力によって、ロック爪15、16が常時ロック位置をとる向きに回動すべく付勢される。
緊張器本体1のプーリ12に関してロープスライドガイド3a、3bと反対側において、一対の側壁部1a、1bの外側にフック連結部材18が嵌め込まれ、側壁部1a、1bの連結穴20と、フック連結部材18の連結穴18aが整合せしめられた状態で、連結ピン19とナット24によって、フック連結部材18が緊張器本体1に取付けられている。
フック連結部材18には、図3に示されるように、適当な固定点に係止するためのフック26が連結される。
次に、本考案の親ロープ緊張器の使用方法について説明する。図4は、本考案の親ロープ緊張器の使用状態を示す図である。図4を参照して、本考案の親ロープ緊張器は、親ロープ25の一端部に設けられる。親ロープ25の他端にはフック27が取付けられている。そして、親ロープ緊張器のフック26が、一方の固定点(柱28に取付けられた係止ロープ30に係止されるとともに、親ロープ25のフック27が、他方の固定点(柱29に取付けられた係止ロープ31)に係止される。そして、親ロープ25の先端側の部分25‘が引っ張られる。このとき、ロック爪15、16は、バネ17a、17bの弾性付勢力に抗してロック位置からロック解除位置に移動せしめられ、それによって、親ロープ25は、2つの固定点の間に張られる。ロープ部分25’の引張力が弱まり、張られた親ロープ25が緩む方向に力が生じると、ロック爪15、16は、バネ17a、17bの弾性付勢力の助けによってロック解除位置からロック位置に移動し、親ロープ25が2つの固定点の間に張設される。そして、張設された親ロープ25には、作業者に装着された高所作業用安全ベルトの命綱の先端フック32が係止される。
本考案の親ロープ緊張器においては、ロック爪15、16がロック位置にあるとき、親ロープ25は、プーリ12の外周面の一部を挟んで、ロック爪15とロープスライドガイド3aとの間、ロック爪16とロープスライドガイド3bとの間の3点で確実に固定される。したがって、万一作業者が墜落した場合であっても、親ロープ25が親ロープ緊張器から外れてしまうことがなく、作業者の安全が確保される。
張設された親ロープ25を解く場合には、ロック解除レバー11を用いてリンク4、5を手動で回動させ、ロック爪15、16をロック位置からロック解除位置へ移動させればよい。
図5は、本考案の別の実施例による親ロープ緊張器の図であり、(A)はロック爪がロック解除位置にある状態を、(B)はロック爪がロック位置にある状態をそれぞれ示している。明瞭化のため、図5中、プーリ12および補助部材の一方の側壁部2aは削除してある。図5の実施例は、図1の実施例と、ロック爪を設ける位置が相違しているだけである。したがって、図5中、図1に示したものと同じ構成要素については同一番号を付して詳細な説明を省略する。図5の実施例では、一対のリンク4、5の一方の側の端部にそれぞれロック爪15‘、16が設けられ、ロック爪15’、16は、対応するロープスライドガイド3bに対向して配置されている。
この実施例の場合にも、緊張器本体1および補助部材2の並進運動によるリンク4、5の回動に伴って、並進運動が親ロープの弛む向きに生じるときは、ロック爪15’、16は、親ロープを対応するロープスライドガイド3bとの間に締付け固定するロック位置(図5(B))をとるが、並進運動が親ロープの張られる向きに生じるときには、親ロープの締付け固定を解除するロック解除位置(図5(A))をとる。また、ロック解除レバー11を回動させることで、ロック爪15’、16をロック位置からロック解除位置に移動させることができる。
本考案の1実施例による親ロープ緊張器の分解斜視図である。 図1の親ロープ緊張器における緊張器本体および補助部材のそれぞれの一方の側壁を取り除いた状態を示す図であり、(A)は、ロック爪がロック解除位置にある状態を、(B)はロック爪がロック位置にある状態をそれぞれ示している。 図1の親ロープ緊張器に親ロープを装備した状態を示す図であり、(A)は、ロック爪がロック解除位置にある状態を、(B)はロック爪がロック位置にある状態をそれぞれ示している。 図1の親ロープ緊張器の使用状態を示す図である。 本考案の別の実施例による親ロープ緊張器の図であり、(A)はロック爪がロック解除位置にある状態を、(B)はロック爪がロック位置にある状態をそれぞれ示している。
符号の説明
1 緊張器本体
1a、1b 側壁部
2 補助部材
2a、2b 側壁部
3a、3b ロープスライドガイド
4、5 リンク
4a、4b、5a、5b 連結穴
6a、7a ガイド穴
6b、7b 連結穴
8a、8b 連結穴
9a、9b 連結ピン
10a、10b 連結ピン
11 ロック解除レバー
11a、11b 連結穴
12 プーリ
12a 中央貫通穴
13 連結穴
14 連結ピン
15、16 ロック爪
17a、17b バネ
18 フック連結部材
18a 連結穴
19 連結ピン
20 連結穴
21a、21b、22a、22b、23、24 ナット

Claims (4)

  1. 一方の固定点に一端部が固定された親ロープの他端部に設けられ、前記親ロープの他端部を他方の固定点に係止するとともに、前記親ロープを2つの前記固定点間に張設するための親ロープ緊張器であって、
    それぞれU字状断面のロープスライドガイドを備えた緊張器本体および補助部材を有し、前記緊張器本体および前記補助部材は、そのロープスライドガイドが互いに平行となりかつそのU字開口側が対向する配置で、平行な一対のリンクによって互いに連結されていて、互いに対して並進運動し得るようになっており、前記緊張器本体には、前記ロープの向きを反転させるためのプーリが回転自在に取り付けられ、前記親ロープの他端部が前記補助部材のロープスライドガイドに挿通された後、前記プーリを介して折り返され、前記緊張器本体のロープスライドガイドに挿通されるようになっており、一方の前記リンクの一端部および他端部に、または、前記一方のリンクの一端部および他方の前記リンクにおける前記一方のリンクの一端部と反対側の端部にそれぞれロック爪が設けられ、前記ロック爪は、対応する前記ロープスライドガイドに対向して配置されていて、前記緊張器本体および前記補助部材の前記並進運動による前記リンクの回動に伴い、前記並進運動が前記親ロープの弛む向きに生じるときは、前記親ロープを前記対応するロープスライドガイドとの間に締付け固定するロック位置をとるが、前記並進運動が前記親ロープの張られる向きに生じるときには、前記親ロープの締付け固定を解除するロック解除位置をとるようになっており、さらに、前記緊張器本体における前記プーリに関して前記ロープスライドガイドと反対側には、前記他方の固定点に係止するためのフックが連結されていることを特徴とする親ロープ緊張器。
  2. 少なくとも一方の前記リンクを、前記ロック爪が常時前記ロック位置をとる向きに回動せしめるべく弾性付勢するバネを備えていることを特徴とする請求項1に記載の親ロープ緊張器。
  3. 一方の前記リンクの一方の旋回点のまわりに該リンクとともに回動可能に取り付けられ、該リンクを該旋回点のまわりに強制的に回動させることによって前記ロック位置にある前記ロック爪を前記ロック解除位置に移動させるロック解除レバーを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の親ロープ緊張器。
  4. 一方の固定点に一端部が固定された親ロープの他端部に設けられ、前記親ロープの他端部を他方の固定点に係止するとともに、前記親ロープを2つの前記固定点間に張設するための親ロープ緊張器であって、
    それぞれU字状断面のロープスライドガイドを備えた緊張器本体および補助部材を有し、前記緊張器本体および前記補助部材は、そのロープスライドガイドが互いに平行となりかつそのU字開口側が対向する配置で、平行な一対のリンクによって互いに連結されていて、互いに対して並進運動し得るようになっており、前記緊張器本体には、前記ロープの向きを反転させるためのプーリが回転自在に取り付けられ、前記親ロープの他端部が前記補助部材のロープスライドガイドに挿通された後、前記プーリを介して折り返され、前記緊張器本体のロープスライドガイドに挿通されるようになっており、前記一対のリンクの一方の側の端部にそれぞれロック爪が設けられ、前記ロック爪は、対応する前記ロープスライドガイドに対向して配置されていて、前記緊張器本体および前記補助部材の前記並進運動による前記リンクの回動に伴い、前記並進運動が前記親ロープの弛む向きに生じるときは、前記親ロープを前記対応するロープスライドガイドとの間に締付け固定するロック位置をとるが、前記並進運動が前記親ロープの張られる向きに生じるときには、前記親ロープの締付け固定を解除するロック解除位置をとるようになっており、さらに、前記緊張器本体における前記プーリに関して前記ロープスライドガイドと反対側には、前記他方の固定点に係止するためのフックが連結されており、さらに、一方の前記リンクの一方の旋回点のまわりに該リンクとともに回動可能に取り付けられ、該リンクを該旋回点のまわりに強制的に回動させることによって前記ロック位置にある前記ロック爪を前記ロック解除位置に移動させるロック解除レバーを備えていることを特徴とする親ロープ緊張器。
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