JPH06284912A - 帯の締め張りに使用するラチェットバックル - Google Patents
帯の締め張りに使用するラチェットバックルInfo
- Publication number
- JPH06284912A JPH06284912A JP5096906A JP9690693A JPH06284912A JP H06284912 A JPH06284912 A JP H06284912A JP 5096906 A JP5096906 A JP 5096906A JP 9690693 A JP9690693 A JP 9690693A JP H06284912 A JPH06284912 A JP H06284912A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ratchet
- arms
- handle
- winding shaft
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60P—VEHICLES ADAPTED FOR LOAD TRANSPORTATION OR TO TRANSPORT, TO CARRY, OR TO COMPRISE SPECIAL LOADS OR OBJECTS
- B60P7/00—Securing or covering of load on vehicles
- B60P7/06—Securing of load
- B60P7/08—Securing to the vehicle floor or sides
- B60P7/0823—Straps; Tighteners
- B60P7/083—Tensioning by repetetive movement of an actuating member
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/21—Strap tighteners
- Y10T24/2175—Cargo tie down
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本体及びハンドルに十分な強度を得ると共
に、最終閉鎖位置での負荷の誤解放をより少なくし、ま
たラチェット駆動レバーを持ち易くし、更にラチェット
駆動レバーのスライド方向を安定させることができる、
帯の締め張りに使用するラチェットバックルを提供す
る。 【請求項１】 一対の平行なアーム１ａ及び１ｂを有
し、そのアーム間に渡された板からなる本体１と、アー
ム間に支えられた２枚の板で構成される巻取軸７と、一
対の平行なアーム２ａ及び２ｂと、そのアーム間に渡さ
れた板と、プラスチックグリップ１０及び１１からなる
ハンドル２と、本体アーム１ａ及び１ｂとハンドルアー
ム２ａ及び２ｂの間に巻取軸７上にある一対のラチェッ
トホイール５と、ラチェットホイール５を回転しないよ
うに固定するためのラチェット３と、帯を巻取るために
ラチェットホイール５を回転させるラチェット駆動レバ
ー４とから成る。
に、最終閉鎖位置での負荷の誤解放をより少なくし、ま
たラチェット駆動レバーを持ち易くし、更にラチェット
駆動レバーのスライド方向を安定させることができる、
帯の締め張りに使用するラチェットバックルを提供す
る。 【請求項１】 一対の平行なアーム１ａ及び１ｂを有
し、そのアーム間に渡された板からなる本体１と、アー
ム間に支えられた２枚の板で構成される巻取軸７と、一
対の平行なアーム２ａ及び２ｂと、そのアーム間に渡さ
れた板と、プラスチックグリップ１０及び１１からなる
ハンドル２と、本体アーム１ａ及び１ｂとハンドルアー
ム２ａ及び２ｂの間に巻取軸７上にある一対のラチェッ
トホイール５と、ラチェットホイール５を回転しないよ
うに固定するためのラチェット３と、帯を巻取るために
ラチェットホイール５を回転させるラチェット駆動レバ
ー４とから成る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、物体を所望の位置に保
持するために帯を張った状態に保持するための安全のた
めの装置を用いたラチェット装置による、帯の締め張り
に使用するラチェットバックルに関するものである。
持するために帯を張った状態に保持するための安全のた
めの装置を用いたラチェット装置による、帯の締め張り
に使用するラチェットバックルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の帯の締め張りに使用するラチェッ
トバックルは、米国特許No.4185360、に記載されている
ように、本体やハンドルのアームはそれぞれ独立した部
品で構成されており、それらを巻き取り軸や横棒、グリ
ップなどによって接合させている。また、ハンドル下部
に安全突出部を作り、ラチェットの切り欠き部と接触さ
せ、ラチェットとラチェットホイールとの係合を固定し
てハンドルが最終閉鎖位置にある時の巻取軸の逆回転を
防いでいる。更に帯の締め張りを解放する時にラチェッ
ト駆動レバーを引き、ハンドルを本体から１８０度近く
回転させるが、そのレバーの端を垂直に曲げて持ち手を
作っている。また、このラチェット駆動レバーのバネ装
置はひねりバネによっている。
トバックルは、米国特許No.4185360、に記載されている
ように、本体やハンドルのアームはそれぞれ独立した部
品で構成されており、それらを巻き取り軸や横棒、グリ
ップなどによって接合させている。また、ハンドル下部
に安全突出部を作り、ラチェットの切り欠き部と接触さ
せ、ラチェットとラチェットホイールとの係合を固定し
てハンドルが最終閉鎖位置にある時の巻取軸の逆回転を
防いでいる。更に帯の締め張りを解放する時にラチェッ
ト駆動レバーを引き、ハンドルを本体から１８０度近く
回転させるが、そのレバーの端を垂直に曲げて持ち手を
作っている。また、このラチェット駆動レバーのバネ装
置はひねりバネによっている。
【０００３】しかしながら、このように構成された従来
装置では、本体やハンドルのアームに帯からの引張り負
荷が相当かかるにもかかわらずそれぞれの２本のアーム
が独立しているために負荷に対する強度が弱い。更に、
ラチェットに切り欠きがあるため、本来の目的であるは
ずのラチェットホイールの固定のための負荷に対して、
ラチェットの強度が低くなってしまう。
装置では、本体やハンドルのアームに帯からの引張り負
荷が相当かかるにもかかわらずそれぞれの２本のアーム
が独立しているために負荷に対する強度が弱い。更に、
ラチェットに切り欠きがあるため、本来の目的であるは
ずのラチェットホイールの固定のための負荷に対して、
ラチェットの強度が低くなってしまう。
【０００４】また、従来装置では、ラチェット駆動レバ
ーの持ち手が小さいために高い負荷がかかっている時の
負荷の解放に対してレバーが持ちにくいと考えられ、更
にひねりバネを用いているためにラチェット駆動レバー
が巻取軸に対して垂直にスライドすることが難しくな
り、左右のラチェットホイールから均等に負荷を受ける
ことが難しくなる。
ーの持ち手が小さいために高い負荷がかかっている時の
負荷の解放に対してレバーが持ちにくいと考えられ、更
にひねりバネを用いているためにラチェット駆動レバー
が巻取軸に対して垂直にスライドすることが難しくな
り、左右のラチェットホイールから均等に負荷を受ける
ことが難しくなる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、本体及びハンドルに十分な強度を得ると共に、
ラチェットの強度を高め、なおかつ最終閉鎖位置での負
荷の誤解放をより少なくし、またラチェット駆動レバー
の持ち手を持ち易くして負荷の解放をし易くし、更にラ
チェット駆動レバーのスライド方向を安定させることが
できる帯の締め張りに使用するラチェットバックルを提
供することである。
目的は、本体及びハンドルに十分な強度を得ると共に、
ラチェットの強度を高め、なおかつ最終閉鎖位置での負
荷の誤解放をより少なくし、またラチェット駆動レバー
の持ち手を持ち易くして負荷の解放をし易くし、更にラ
チェット駆動レバーのスライド方向を安定させることが
できる帯の締め張りに使用するラチェットバックルを提
供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると、本発明の帯の締め張りに使用
するラチェットバックルは、一対の平行なアーム１ａ及
び１ｂとアーム間に渡された板からなる一枚の板でフレ
ームを構成する本体１と、アーム間に支えられた２枚の
板７ａ及び７ｂで構成する巻取軸７と、一対の平行なア
ーム２ａ及び２ｂとアーム間に渡された板からなる一枚
の板でフレームを構成するハンドル部品２とプラスチッ
クグリップ１０及び１１からなるハンドル２と、巻取軸
７上の本体アーム１ａ及び１ｂとハンドルアーム２ａ及
び２ｂの間にそれぞれ固定された一対のラチェットホイ
ール５ａ及び５ｂと、ラチェットホイール５を回転しな
いように係合するためのラチェット３と、帯を巻取るた
めにラチェットホイール５を回転させるラチェット駆動
レバー４とから成る。
符号を用いて説明すると、本発明の帯の締め張りに使用
するラチェットバックルは、一対の平行なアーム１ａ及
び１ｂとアーム間に渡された板からなる一枚の板でフレ
ームを構成する本体１と、アーム間に支えられた２枚の
板７ａ及び７ｂで構成する巻取軸７と、一対の平行なア
ーム２ａ及び２ｂとアーム間に渡された板からなる一枚
の板でフレームを構成するハンドル部品２とプラスチッ
クグリップ１０及び１１からなるハンドル２と、巻取軸
７上の本体アーム１ａ及び１ｂとハンドルアーム２ａ及
び２ｂの間にそれぞれ固定された一対のラチェットホイ
ール５ａ及び５ｂと、ラチェットホイール５を回転しな
いように係合するためのラチェット３と、帯を巻取るた
めにラチェットホイール５を回転させるラチェット駆動
レバー４とから成る。
【０００７】更に本発明では、本体１及びハンドル２と
巻取軸７はそれぞれ回転に関して独立であり、巻取軸７
とラチェットホイール５は固定され同時に回転し、ラチ
ェット３は本体アーム１ａ及び１ｂに設けられたスロッ
ト上にありスライド可能でありラチェットスプリング１
４によってラチェットホイール５に押しつけられ、ラチ
ェット駆動レバー４はハンドルアーム２ａ及び２ｂに設
けられたスロット上にありスライド可能でありスプリン
グ１５によってラチェットホイール５に押しつけられ、
ラチェット駆動レバー４とラチェットホイール５が係合
することにより巻取軸７を駆動させて帯を巻き取り、ラ
チェット３とラチェットホイール５が係合することによ
り巻取軸７の逆回転を防ぐ。また、ラチェット３の両端
に施錠穴３ｃを開け、ハンドルアーム２ａ及び２ｂの突
出部を２ｃ及び２ｄの２か所として最終閉鎖位置での安
全性を高め、負荷の誤解放をより少なくする。
巻取軸７はそれぞれ回転に関して独立であり、巻取軸７
とラチェットホイール５は固定され同時に回転し、ラチ
ェット３は本体アーム１ａ及び１ｂに設けられたスロッ
ト上にありスライド可能でありラチェットスプリング１
４によってラチェットホイール５に押しつけられ、ラチ
ェット駆動レバー４はハンドルアーム２ａ及び２ｂに設
けられたスロット上にありスライド可能でありスプリン
グ１５によってラチェットホイール５に押しつけられ、
ラチェット駆動レバー４とラチェットホイール５が係合
することにより巻取軸７を駆動させて帯を巻き取り、ラ
チェット３とラチェットホイール５が係合することによ
り巻取軸７の逆回転を防ぐ。また、ラチェット３の両端
に施錠穴３ｃを開け、ハンドルアーム２ａ及び２ｂの突
出部を２ｃ及び２ｄの２か所として最終閉鎖位置での安
全性を高め、負荷の誤解放をより少なくする。
【０００８】
【作用】この帯の締め張りに使用するラチェットバック
ルでは、ハンドル２を本体から持ち上げた時にラチェッ
ト駆動レバー４とラチェットホイール５が係合すること
により巻取軸７を駆動させて帯を巻き取り、次にハンド
ル２を本体へ降ろした時にはラチェット３とラチェット
ホイール５が係合することにより巻取軸７の逆回転を防
ぐ。
ルでは、ハンドル２を本体から持ち上げた時にラチェッ
ト駆動レバー４とラチェットホイール５が係合すること
により巻取軸７を駆動させて帯を巻き取り、次にハンド
ル２を本体へ降ろした時にはラチェット３とラチェット
ホイール５が係合することにより巻取軸７の逆回転を防
ぐ。
【０００９】更に帯を巻き取り、最高締張状態になり、
ハンドル２が図１のように最終閉鎖位置にある時、ラチ
ェット３の両端に開けられた施錠穴３ｃに本体２の安全
突出部分２ｃがはまり、またラチェット外面３ｄと安全
突出部分の先端面２ｄが接し、ラチェット３がラチェッ
トホイール５との係合から解放するのを防ぐ。
ハンドル２が図１のように最終閉鎖位置にある時、ラチ
ェット３の両端に開けられた施錠穴３ｃに本体２の安全
突出部分２ｃがはまり、またラチェット外面３ｄと安全
突出部分の先端面２ｄが接し、ラチェット３がラチェッ
トホイール５との係合から解放するのを防ぐ。
【００１０】更に、ハンドル２の渡し板及びハンドルア
ーム２ａ、２ｂのグリップ１０、１１付近の３か所には
リブが設けられ、帯の締め張り時にハンドルに生じる力
に対する強度を高めている。
ーム２ａ、２ｂのグリップ１０、１１付近の３か所には
リブが設けられ、帯の締め張り時にハンドルに生じる力
に対する強度を高めている。
【００１１】
【実施例】図１から図５に示した実施例では、本体１は
一対の平行なアーム１ａ及び１ｂとアーム間に渡された
板からなる一枚の板でフレームを構成している。巻取軸
７はアーム間に支えられた２枚の板７ａ及び７ｂで構成
され、その両端で軸カシメ板８と軸キャップ１３によっ
てつなげられ、中空鋲１６によって固定される。そして
巻取軸７は本体アーム１ａと１ｂに回転できるように据
えつけられている。一対のラチェットホイール５ａ及び
５ｂはそれぞれ巻取軸７上の本体アーム１ａ及び１ｂの
外側に固定され、このラチェットホイール５は巻き取り
軸７の両板７ａと７ｂの間に巻つけられた帯が巻き戻る
のを防ぐ。
一対の平行なアーム１ａ及び１ｂとアーム間に渡された
板からなる一枚の板でフレームを構成している。巻取軸
７はアーム間に支えられた２枚の板７ａ及び７ｂで構成
され、その両端で軸カシメ板８と軸キャップ１３によっ
てつなげられ、中空鋲１６によって固定される。そして
巻取軸７は本体アーム１ａと１ｂに回転できるように据
えつけられている。一対のラチェットホイール５ａ及び
５ｂはそれぞれ巻取軸７上の本体アーム１ａ及び１ｂの
外側に固定され、このラチェットホイール５は巻き取り
軸７の両板７ａと７ｂの間に巻つけられた帯が巻き戻る
のを防ぐ。
【００１２】本体アーム１ａと１ｂに作られたスロット
は、そこに据えつけられたラチェット３の動作のためで
ある。ラチェット３は一対の腕部分３ａと３ｂがあり、
ハンドルの突出部２ｃと重なる位置に施錠穴３ｃを設け
ている。ラチェット３はバネ１４によってスライド可能
となっている。そのバネ１４は一端を本体にあるブラン
ケットに接し、もう一端をラチェット３に接している。
このバネは、ハンドル２が本体１から持ち上げられた時
以外にはラチェットのアーム３ａと３ｂをラチェットホ
イールに対し係合させ、固定する。
は、そこに据えつけられたラチェット３の動作のためで
ある。ラチェット３は一対の腕部分３ａと３ｂがあり、
ハンドルの突出部２ｃと重なる位置に施錠穴３ｃを設け
ている。ラチェット３はバネ１４によってスライド可能
となっている。そのバネ１４は一端を本体にあるブラン
ケットに接し、もう一端をラチェット３に接している。
このバネは、ハンドル２が本体１から持ち上げられた時
以外にはラチェットのアーム３ａと３ｂをラチェットホ
イールに対し係合させ、固定する。
【００１３】帯は、ハンドル２が本体１に対して持ち上
げられ、次に下げられるとともに巻取軸７に巻取られて
いく。ボルト１７及びナット１８は本体アーム１ａと１
ｂにわたって取りつけられ固定され、例えば車の荷台の
壁などに対して帯を固定させる。
げられ、次に下げられるとともに巻取軸７に巻取られて
いく。ボルト１７及びナット１８は本体アーム１ａと１
ｂにわたって取りつけられ固定され、例えば車の荷台の
壁などに対して帯を固定させる。
【００１４】ハンドル２は一対の平行なアーム２ａ及び
２ｂとアーム間に渡された板からなる一枚の板でフレー
ムを構成し、プラスチックグリップ１０及び１１がグリ
ッププレート９を介してハンドルに固定されている。こ
れらのアーム２ａ及び２ｂはラチェットホイール５と軸
カシメ板８の間に回転可能なように支えられている。
２ｂとアーム間に渡された板からなる一枚の板でフレー
ムを構成し、プラスチックグリップ１０及び１１がグリ
ッププレート９を介してハンドルに固定されている。こ
れらのアーム２ａ及び２ｂはラチェットホイール５と軸
カシメ板８の間に回転可能なように支えられている。
【００１５】ハンドルアーム２ａ及び２ｂに作られたス
ロットにはラチェット駆動レバー４が据えつけられる。
ラチェット駆動レバー４には一対の腕４ａと４ｂが作ら
れ、そのラチェットホイールと反対方向にはプラスチッ
クレバー１３が固定されている。ラチェット駆動レバー
４はバネ１５によってスライド可能となっている。その
バネ１５は一端をハンドル渡し板から出ているブランケ
ットに接し、もう一端をラチェット駆動レバー４に接し
ている。このバネは、ハンドル２が本体１から持ち上げ
られた時にラチェットのアーム３ａと３ｂをラチェット
ホイールに対し係合させ、ラチェットホイール５を駆動
し巻取軸７を回転させ帯を巻き取る。更にプラスチック
レバー１３はハンドル２を持ち本体１に対する手の動き
をし易くする。
ロットにはラチェット駆動レバー４が据えつけられる。
ラチェット駆動レバー４には一対の腕４ａと４ｂが作ら
れ、そのラチェットホイールと反対方向にはプラスチッ
クレバー１３が固定されている。ラチェット駆動レバー
４はバネ１５によってスライド可能となっている。その
バネ１５は一端をハンドル渡し板から出ているブランケ
ットに接し、もう一端をラチェット駆動レバー４に接し
ている。このバネは、ハンドル２が本体１から持ち上げ
られた時にラチェットのアーム３ａと３ｂをラチェット
ホイールに対し係合させ、ラチェットホイール５を駆動
し巻取軸７を回転させ帯を巻き取る。更にプラスチック
レバー１３はハンドル２を持ち本体１に対する手の動き
をし易くする。
【００１６】そしてハンドル下部に作られた突出部２ｃ
及び２ｄは、ハンドルアーム２ａ及び２ｂに作られる。
ハンドル２が最終閉鎖位置にある時にこのそれぞれ２か
所の突出部はカム作用面を持っている。作業中、帯は本
体１に対して上下するハンドル２によって引っ張られ巻
き取られる。すると図４に示すようにハンドル２が上が
るにつれてラチェット駆動レバー４がラチェットホイー
ル５を回転させる。ラチェット３はハンドル２がラチェ
ットホイール５の歯のアーチ型部分をこえて降ろされる
時に、ラチェットホイール５をその位置に保持する。最
高締張状態になった時、ハンドル２は図２のような閉鎖
（施錠）位置に降ろされる。レバーがこの位置に来ると
２か所の安全突出部の先端面２ｃ及び２ｄはラチェット
３の施錠穴３ｃ及びラチェット外面３ｄと近接し、ラチ
ェットアーム３ａと３ｂはラチェットホイールと係合し
固定される。一度この位置に入ると、高振動下や周期的
張力変化のもとでさえラチェット３は安全突出部によっ
てラチェットホイールに対してその係合位置から離れる
のを防がれる。
及び２ｄは、ハンドルアーム２ａ及び２ｂに作られる。
ハンドル２が最終閉鎖位置にある時にこのそれぞれ２か
所の突出部はカム作用面を持っている。作業中、帯は本
体１に対して上下するハンドル２によって引っ張られ巻
き取られる。すると図４に示すようにハンドル２が上が
るにつれてラチェット駆動レバー４がラチェットホイー
ル５を回転させる。ラチェット３はハンドル２がラチェ
ットホイール５の歯のアーチ型部分をこえて降ろされる
時に、ラチェットホイール５をその位置に保持する。最
高締張状態になった時、ハンドル２は図２のような閉鎖
（施錠）位置に降ろされる。レバーがこの位置に来ると
２か所の安全突出部の先端面２ｃ及び２ｄはラチェット
３の施錠穴３ｃ及びラチェット外面３ｄと近接し、ラチ
ェットアーム３ａと３ｂはラチェットホイールと係合し
固定される。一度この位置に入ると、高振動下や周期的
張力変化のもとでさえラチェット３は安全突出部によっ
てラチェットホイールに対してその係合位置から離れる
のを防がれる。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明の帯の締め張りに使
用するラチェットバックルでは、本体及びハンドルのフ
レーム構造をそれぞれ一体化し、特にハンドルには３か
所にリブを設けたので、十分な強度を得ることができ、
そのため、フレームにかかる帯からの許容負荷を高める
ことができる。
用するラチェットバックルでは、本体及びハンドルのフ
レーム構造をそれぞれ一体化し、特にハンドルには３か
所にリブを設けたので、十分な強度を得ることができ、
そのため、フレームにかかる帯からの許容負荷を高める
ことができる。
【００１８】更に本発明の帯の締め張りに使用するラチ
ェットバックルでは、ラチェットの面積を広げその両端
に施錠穴を開け、またハンドルの突出部を２か所として
あり、ラチェットの強度を高めたので、最終閉鎖位置で
の負荷の誤解放をより少なくすることができる。
ェットバックルでは、ラチェットの面積を広げその両端
に施錠穴を開け、またハンドルの突出部を２か所として
あり、ラチェットの強度を高めたので、最終閉鎖位置で
の負荷の誤解放をより少なくすることができる。
【００１９】更に本発明の帯の締め張りに使用するラチ
ェットバックルでは、ラチェット駆動レバーの持ち手に
プラスチック部品を用いてあり、負荷の解放操作が容易
となるので、操作性を良くすることができる。
ェットバックルでは、ラチェット駆動レバーの持ち手に
プラスチック部品を用いてあり、負荷の解放操作が容易
となるので、操作性を良くすることができる。
【図１】本発明の一実施例に係るラチェットバックルの
正面図である。
正面図である。
【図２】該ラチェットバックルの底面図である。
【図３】該ラチェットバックルの背面図である。
【図４】該ラチェットバックルのハンドル操作状態での
正面図である。
正面図である。
【図５】該ラチェットバックルの図１におけるＡ−Ａ′
水平断面図である。
水平断面図である。
１ 本体 ２ ハンドル ３ ラチェット ４ ラチェット駆動レバー ５ ラチェットホイール ６ ワッシャー ７ 巻取軸 ８ 軸カシメ板 ９ グリッププレート １０ グリップＡ １１ グリップＢ １２ プラスチックレバー １３ 軸キャップ １４ ラチェットスプリング １５ バネ １６ 中空鋲 １７ ボルト １８ ナット
Claims (2)
- 【請求項１】 一対の平行なアーム１ａ及び１ｂを有
し、そのアーム間に渡された板からなる本体１と、アー
ム間に支えられた２枚の板で構成される巻取軸７と、一
対の平行なアーム２ａ及び２ｂと、そのアーム間に渡さ
れた板と、プラスチックグリップ１０及び１１からなる
ハンドル２と、本体アーム１ａ及び１ｂとハンドルアー
ム２ａ及び２ｂの間に巻取軸７上にある一対のラチェッ
トホイール５と、ラチェットホイール５を回転しないよ
うに固定するためのラチェット３と、帯を巻取るために
ラチェットホイール５を回転させるラチェット駆動レバ
ー４とから成り、本体１及びハンドル２と巻取軸７はそ
れぞれ回転に関して独立であり、巻取軸７とラチェット
ホイール５は固定され、同時に回転し、ラチェット３は
本体アーム１ａ及び１ｂに設けられたスロット上にあり
スライド可能であり、ラチェット駆動レバー４はハンド
ルアーム２ａ及び２ｂに設けられたスロット上にありス
ライド可能であり、ラチェット駆動レバー４とラチェッ
トホイール５が係合することにより巻取軸７を駆動させ
て帯を巻き取り、ラチェット３とラチェットホイール５
が係合することにより巻取軸７の逆回転を防ぐようにし
た帯の締め張りに使用するラチェットバックル。 - 【請求項２】 ラチェット３の両端に施錠穴３ｃを開
け、ハンドルアーム２ａ及び２ｂの突出部を２ｃ及び２
ｄの２か所として最終閉鎖位置での安全性を高め、負荷
の誤解放をより少なくした請求項１に記載の帯の締め張
りに使用するラチェットバックル。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5096906A JPH06284912A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 帯の締め張りに使用するラチェットバックル |
| US08/197,070 US5426826A (en) | 1993-03-31 | 1994-02-16 | Ratchet buckle assembly |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5096906A JPH06284912A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 帯の締め張りに使用するラチェットバックル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06284912A true JPH06284912A (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=14177415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5096906A Pending JPH06284912A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 帯の締め張りに使用するラチェットバックル |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5426826A (ja) |
| JP (1) | JPH06284912A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5855045A (en) * | 1997-03-12 | 1999-01-05 | Takigen Manufacturing Co. Ltd. | Ratchet buckle assembly |
| KR100386961B1 (ko) * | 2001-04-03 | 2003-06-09 | 타이완인더스트리얼파스너코포레이션 | 스트랩 버클 |
| KR20190003213U (ko) * | 2018-06-20 | 2019-12-30 | 신성혁 | 래칫버클 |
| JP2021025315A (ja) * | 2019-08-06 | 2021-02-22 | 国土交通省関東地方整備局長 | 建機用盗難防止装置 |
Families Citing this family (34)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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