JP4955019B2 - 引張装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、スノーチェン、特に、確実にきちんとはまるようにするために自動的に引き締まるスノーチェーンに関する。より具体的には、本発明は、巻取装置と引張コードとを含む引張装置を有する自動引き締め式スノーチェーンであって、陸上車の車輪上での使用のために固定されたときの引っ張られたモードと、巻取装置に相互連結された引張コードが解放されて巻取装置から延出し、車輪にスノーチェーンを固定する前にスノーチェーンを陸上車の車輪に係合しやすくする別個の延長されたモードとを有するスノーチェーンに関する。他の実施形態においては、本発明は、複数のコードが1つの巻取装置によって引っ張られる場合に自動的に引き締まる自動引き締め式スノーチェーンに関する。さらなる実施形態においては、本発明は、引張コードもしくは複数の引張コードにばねによる付勢をかけ、かつ/または汚れ、ゴミおよび湿気の侵入に強いスノーチェーン用の引張装置に関する。これらの発明の提供および使用の方法も開示される。
自動引き締め式スノーチェーンは、牽引力の低下が予想される通常とは異なる表面(すなわち、氷または雪で覆われた表面、オフ・ロードまたは僻地の地形)上を走行中に車両に改善された牽引力を提供するために用いられている。数多くの州が、潜在的危険を緩和するために一定の気象条件下でスノーチェーンを使用することを求めている。スノーチェーンのいくつかの型では最初のチェーン装着後に引き締め直しが必要とされ、その場合、車両をゆっくりと前方または後方に動かした後に車輪チェーンの全てを引き締め直すことが必要である。適切な性能を発揮させるとともに耐久性を高めるためには、スノーチェーンがきちんとはまっていることが不可欠である。ケーブルを引き締め直さなければならないことは、使用者にとって負担であるし、もし忘れたり怠ったりすると損害の大きい結果を招く。
スノーチェーンがきちんとはまっていることがそのように不可欠であることから、自動引き締め式スノーチェーンが開発されている。これらの装置のうちの1つが、フランクリン(Franklin)への米国特許第6,213,421号に開示されている。フランクリンの特許には牽引装置用のクランプロックが開示されている。該ロックは、ハウジング内の巻取装置に連結された1つのクランプロープを有する。巻取装置は巻取方向に予め引っ張られている。巻取装置の周りには側方に歯が設けられている。ハウジングには次の3つの位置を有する作動レバーが取り付けられている。すなわち、クランプロープがハウジング内またはハウジング外へ動くことを可能にする第1のキャッチ位置と、ロープがハウジング内へ動き得るようにロープをロック解除し、それによりクランプロープを引き締める第2の巻取位置と、クランプロープが現在位置にロックされる第3のロック位置である。このレバーは、つめを制御する。クランプロープがハウジングに引き込まれ得るかまたはハウジングから引き出され得るか否かは、巻取装置上の歯につめが係合しているかどうかによって決まる。
この種の引張装置を有する自動引き締め式スノーチェーンは、両手で車両の車輪に固定することが難しい。使用者は、引張装置をよりしっかり把持したりスノーチェーン上の対応するフックをつかんだりするためにコードから手を放さざるを得ない場合がある。コードがハウジング内に引き戻されてしまうのを防ぐために、使用者は、コードをいずれの方向にもロックしてコードを延長された位置に保持しなければならない。そして、コードをさらに延長させるためにはロック解除しなければならず、コードまたは対応するフックのいずれかを解放することが再度必要になる。さらに、1つのコードを引き締めることしかできない自動引き締め式スノーチェーン引張装置は、各コードを引き締めるために各スノーチェーンに多数の自動引き締め式引張装置が必要となるので、費用効果が低い。
さらに懸念されることとして、この種の自動引き締め式スノーチェーン引張装置は、縁が平坦な2つのハウジング部品同士をただ単にねじ止めすることによって作られている。このタイプの接合部には汚れ、ゴミおよび湿気が容易に侵入し、ハウジング内部の機構を損傷させ得る。さらに、作動レバーの使用によって、汚れ、ゴミおよび湿気が容易に装置に入り込んで損傷を与える経路が生じてしまう。また、引張コードは一般に圧着または鋳造された端部を備えており、これらの端部のうちの1つがグロメット(grommet)を通され、グロメットおよびコードはその後組み立て時に引張装置に組み込まれる。圧着または鋳造された端部を受け入れるためには、グロメットの開口部がコードの直径よりもかなり大きくなければならず、そして、その大きさの違いによって、汚れ、ゴミおよび湿気が容易に装置に入り込んで損傷を与える経路を提供する別の領域ができてしまう。
発明の概要
本発明は、車両の車輪に取り付けるための自動引張式スノーチェーンであって、スノーチェーンと引張装置とを含む自動引張式スノーチェーンを提供する。引張装置は、(1)一連のハウジング歯を含む上部と、下部と、上部及び下部の接合時に上部と下部とによって形成される少なくとも1つの孔とを有するハウジングと、(2)ハウジングに相互連結されたレバーと、(3)コードと、(4)ハウジング歯と噛み合うように構成および配置された、上面に設けられた一連のラチェット歯と、下面と、コードを収容するために十分なスペースが設けられた上面と下面との間の溝とを含み、コードが相互連結されたラチェットスプールと、(5)ラチェットスプールに相互連結され、ラチェットスプールに巻取方向への付勢をかけるように構成および配置された引張ばねと、(6)ハウジングの下部の上面とラチェットスプールの下面との間に位置してラチェットスプールをハウジング歯の方向に付勢する波形ばねとを含み、引張装置がスノーチェーンを車輪に固定することができるように、スノーチェーンが引張装置に相互連結され、コードがスノーチェーンに連結可能である。スノーチェーンは、ロープ、ワイヤ、ワイヤロープ、鎖などからなる牽引ケーブルなどであってもよい。
本発明の目的は、より効果的に引き締めすることができ、且つ、より簡単に装着することができる自動引き締め式スノーチェーンを提供することである。本発明の別の目的は、複数のコードを1つの巻取装置、好ましくはラチェットスプールで引き締め得る自動引き締め式スノーチェーンを提供することである。本発明のさらに別の目的は、ハウジング内部への汚れ、ゴミおよび湿気の侵入に強い引張装置を有する自動引き締め式スノーチェーンを提供することである。
本発明は、2つの動作モードを有する自動引き締め式スノーチェーンを提供することによって、これらおよびその他の目的を達成する。1つ目は、使用者がコードをハウジングから延長させ、ハウジング内へコードを巻き取らせることなくコードをつかんだ手を放すことを可能にする延長されたまたは延長しているモードである。巻出方向への動きのみを可能にする能力は、ラチェットスプールが下降位置にあるときに生じ、その場合、スプールは、巻取方向に付勢されているが、巻取方向への回転を阻止される。ラチェットスプールを下降位置にするために、使用者は、作動レバーがハウジングに垂直になるまで作動レバーを上げる。この動作は、カムレバーにラチェットスプールを押し下げさせる。ラチェットスプールが下降位置にあるとき、ラチェット歯は、ハウジング歯から外れ、それによりいずれの方向へも動くことが可能になる。しかしながら、巻取方向への動きは、ラチェットスプールの下面の留め具によって防止される。留め具は、ストッパの区域に押し込まれてそこでストッパによって阻止され、それによりラチェットスプールが巻取方向に完全な1回転、半回転または好ましくは4分の1回転よりも多く回転するのを止める。使用者がコードの延長を続けることを望む場合は、コードをさらに引き出すだけでよい。
2つ目は、コードが巻取方向にのみ動き得る自動引き締めモードである。このモードは、コードが係合して使用中であり、使用者が、コードが延長し得ない状態でスノーチェーン上に一定の張力を維持することを望むときのためのものである。このモードで動作させるために、使用者は、作動レバーがハウジングに隣接する位置へとパチンと戻るまで作動レバーを下げる。作動レバーが下がっているとき、ラチェットスプールは上昇している。したがって、ハウジング歯とラチェット歯とが係合して、巻取方向への動きのみを可能にする。ラチェットスプールが上昇位置にあるときは、そうでないときには巻取方向へのラチェットスプールの小さくはない動きを防止するストッパは留め具を阻止することはできない。
本発明の他の実施形態においては、ラチェット歯およびハウジング歯はオーバーカットされてもアンダーカットされてもよい。好適な実施形態においては、それぞれの歯が、ラチェットスプールおよびハウジングの縦軸(vertical axis)cに垂直な水平面bに対して90度の角度よりも約3〜約30度、好ましくは約5〜約25度大きい角度でアンダーカットされる。最も好適な実施形態においては、それぞれの歯は、ラチェットスプールおよびハウジングの縦軸cに垂直な水平面bに対して90度の角度よりも約20度大きい角度でアンダーカットされる。したがって、歯がアンダーカットされており、装置が巻取モードにあり、コードが外向きに強く引っ張られているとき、コードが外向きに強く引っ張られるほど、ラチェット歯がより深く係合し、巻出方向に動くコードにより強く抵抗する。これは、タイヤと道路表面との間の相互作用の結果、極めて重大な量の振動が生じるとき、正常な状態において特に重要である。
本発明の引張装置の別の実施形態においては、同一の巻取装置つまりラチェットスプールにすべてが相互連結された複数のコードが、ハウジングの異なる孔つまり開口部から延出し得る。3つを超えるコードを1つの引張装置から延出させることが可能ではあるが、このような装置は、ラチェットスプールの空間が限られていることと、使用時に各コードに不均一な力がかかり得ることと、より多数のコードを巻き取るために必要となり得るより大きな巻取力をスプール上に生成することが可能な引張ばねが潜在的に必要であることとのために、最適化しにくい場合がある。
さらに、汚れ、ゴミおよび湿気に対してハウジングを密封しやすくするために、リップ・グルーブ構成(lip-groove configuration)を利用し得る。例えば、リップがハウジング上部の開口部に沿って設けられ、グルーブがハウジング下部の開口部に沿って設けられてもよい。2つのハウジング構成要素が接合されると、リップとグルーブとが噛み合って、2つの平坦な表面が互いに押し付けられた場合よりも確実な封止を形成する。あるいは、リップがハウジング下部の開口部に沿って設けられ、グルーブがハウジング上部の開口部に沿って設けられてもよい。
内部の構成要素をさらに保護するために、コードの直径よりもほんのわずかに大きい開口部を有するグロメット(grommet)を利用し得る。コードの両端につまみを固定する前にコードの周りにグロメットを固定する場合には、グロメット開口部をつまみの直径より小さくすることができ、それにより、汚れ、ゴミおよび湿気がハウジングを突破(breach)し得るグロメット内の通路の大きさを削減することができる。
図面において、対応する参照符号および文字は、いくつかの図にわたる様々な実施形態の対応する部分を示し、これらの様々な実施形態は、一般に、本明細書中に説明および/または図示する点だけが異なっており、それ以外は対応する部分を含んでいる。
図1は、引張装置を有する本発明の自動引き締め式スノーチェーンの一実施形態の斜視図であり、自動引き締め式スノーチェーンが車輪(部分的に示す)に取り付けられて使用中である。
図2は、図1に示す装置の外観を示す、本発明の引張装置のハウジングの一実施形態の斜視図である。
図3は、図1に示す内部および外部の構成要素を示す、本発明の引張装置の一実施形態の分解斜視図である。
図4は、図1および図3に示すラチェットスプール、圧縮ばねおよびストッパの位置を示す、本発明の引張装置の一実施形態の引張装置の一定の構成要素の分解部分概略図である。
図5は、図4に示す本発明の引張装置の、ハウジング下部に嵌入されたストッパおよび圧縮ばねの部分斜視図である。
図6は、図1および図3に示すハウジングのリップ・グルーブ構成の接合部を示す、本発明の引張装置のハウジングの一部の部分斜視図である。
図7Aは、図1および図3に示す本発明の引張装置の引張コードサブユニットの斜視図である。
図7Bは、完全に組み立てる前の図7Aに示す引張コードサブユニットの斜視図である。
図8Aは、レバーが下降位置にありラチェットスプールが仮想線で示されるハウジング内の上昇位置にあるときの内部の構成要素を示す、図1の引張装置の部分概略図であり、明瞭化のために波形ばねは図示していない。
図8Bは、図8Aに示すのと同様であるが、レバーが上昇位置にありラチェットスプールが下降位置にあるときの内部の構成要素を示す、図1に示す引張装置の部分概略図である。
図9Aは、ラチェットスプールおよびハウジングの縦軸に垂直な水平面に対して約90度の角度で削成されたラチェット歯およびハウジング歯を拡大して示す、図8Bの領域9a−9aに示す引張装置の一部の拡大部分概略図である。
図9Bは、図9Aに示すのと同様であるが、ラチェット歯およびハウジング歯がラチェットスプールおよびハウジングの縦軸cに垂直な水平面bに対して90度の角度よりも約20度大きい角度でアンダーカットされた好適な実施形態を示す拡大部分概略図である。
図10Aは、図1に示すのと同様の2つの1コード引張装置の車輪上の好適な位置を示す、本発明の引張装置の一実施形態の線図である。
図10Bは、車輪上のスノーケーブル(図示せず)に対して2つの引張コードを引き締める1つの2コード引張装置の好適な位置を示す、本発明の別の引張装置の一実施形態の線図である。
図10Cは、車輪上のスノーケーブル(図示せず)に対して3つの引張コードを引き締める1つの多コード引張装置の好適な位置を示す、本発明の別の引張装置の一実施形態の線図である。
図11Aは、図1に示す引張装置と同様であるが、1つの引張装置において2つのコードが引っ張られる2コード引張装置の平面図である。
図11Bは、図1に示す引張装置と同様であるが、1つの引張装置において3つのコードが引っ張られる3コード引張装置の平面図である。
図12Aは、コードが完全に巻き込まれたときに2つの引張コードが1つのラチェットスプールの周りに巻き付けられる本発明の2コード引張装置用の、図3に示すのと同様のラチェットスプールを示す一実施形態の斜視図である。
図12Bは、コードが完全に巻き込まれたときに3つの引張コードが1つのラチェットスプールの周りに巻き付けられる本発明の3コード引張装置用のラチェットスプールを示す一実施形態の斜視図である。
図13は、装置のモードを変更するためにボタンが用いられる本発明の引張装置の別の実施形態の斜視図である。
図14は、図13に示す別の引張装置の分解図である。
図15は、つめとトップボタンの回動点および接点を示す、図13および図14に示す本発明の別の引張装置の一実施形態の線図である。
図16Aは、図8Aに示すのと同様であるが、図13に示す本発明の別の引張装置を示す断面図であり、トップボタンが下降位置にありラチェットスプールが上昇位置にあるときの内部の構成要素を示す(明瞭化のために波形ばねは図示していない)。
図16Bは、図8Bに示すのと同様であるが、図13に示す本発明の別の引張装置を示す断面図であり、トップボタンが下降位置にありラチェットスプールが下降位置にあるときの内部の構成要素を示す(明瞭化のために波形ばねは図示していない)。
本発明の好適な実施形態を図1から図16Bに示す。図1は、車輪16(部分的に示す)上で使用中の本発明の自動引き締め式スノーチェーン10の斜視図である。自動引き締め式スノーチェーン10は、スノーチェーン14と引張装置11とを含む。ここで図2および図3も参照すると、自動引き締め式スノーチェーン10は、ハウジング上部12aと、作動レバー26と、グロメット32と、グロメット32を通って延び、第1の連結部材22でフック18に連結されたコード20とを含むハウジング12を有する。フック18は、自動引き締め式スノーチェーン10のチェーン14に連結してチェーン14に張力をかける。本実施形態においては、スノーチェーン14の各部分がハウジング12に固定される第2の連結ポイント24および第3の連結ポイント30が存在する。リベット28がリベット受け開口部つまり凹部29に差し込まれてハウジング上部12aをハウジング下部12bに固定しているが、ねじ、ボルト・ナット、接着剤、両面テープなどのようなその他の締結具を用いることもできる。ハウジング上部12aは、射出成形時のゆがみを防止するために凹部34を有し、所望の場合には、該凹部34を会社識別名などのための場所としてさらに利用し得る。
図2は、図1に示す引張装置11のハウジング12の斜視図である。ハウジング上部12aは、穴29に挿入し得るリベットまたはねじ(図示せず)によってハウジング下部12bに固定することができる。ハウジング上部12aとハウジング下部12bとは、引張コード20に通路を提供するグロメット32を嵌め込むための孔38を形成する。さらに、カム126を含む作動レバー26がハウジング上部12aに回動可能に連結される。
図3に、本発明の引張装置11の一実施形態の分解図を示す。ハウジング下部12bの内部に波形ばね112が載置される。波形ばね112は、ラチェットスプール100を押圧するように位置している。また、引張ばね110は、ラチェットスプール100の内部に静置され、ラチェットスプール100内の切欠き部120と噛み合って引張ばね110をラチェットスプール100に固定するひだ部(crimp)122を有する。ラチェットスプール100は、その外面の周りを周方向に延びる中央溝124を有し、ラチェットスプール100の周りの溝124内にコード20を巻き取るのに十分な幅および深さを有する。本実施形態においては、ラチェットスプール100の下面132は4つの留め具104を有する。留め具104が2〜6つであれば同様の機能が得られるので、留め具104が4つあることは必須ではない。留め具104が6つを超えることも可能であるが、推奨されない。図8Aおよび図8Bによりよく示すように、留め具104は、ストッパ108によって阻止されているとき、ラチェットスプール100が巻取方向に回転するのを防止する。留め具104は、ラチェットスプール100が下降位置にあるとき(カム126が下降位置にある、すなわち作動レバー26が上昇位置にあるとき)にのみストッパ108によって阻止され得る。ラチェットスプール100の上部にはラチェット歯102がある。図8Aおよび図8Bからわかるように、ラチェット歯102は、作動レバー26が下降位置に向けられているとき、ハウジング上部12a内に設置されたハウジング歯118と係合可能である。作動レバー26が下降位置にあるとき、作動レバー26から延出するカム126はラチェットスプール100の回転面と平行になる。したがって、波形ばね112は押圧されず、波形ばね112がラチェットスプール100を押して上昇位置へと動かし、ラチェットスプール100をハウジング歯118に係合させることが可能になる。作動レバー26が上昇位置にある、すなわちカム126が下降位置にあって上部台座114をラチェット歯102に下向きに押し付けているとき、ラチェット歯102が押し下げられ、これにより、ラチェット歯102がハウジング歯118から外れる。頂部116は、カムレバー26が回転するための溝穴117を有する。ハウジング歯118はハウジング上部12aに一体成形される。
ここで、留め具104、圧縮ばね106およびストッパ108の配置を示す図4および図5も参照する。圧縮ばね106はストッパ108に取り付けられ、これら双方は、圧縮ばね106がハウジング下部12bに力を加えるようにハウジング下部12bに配置される。圧縮ばね106は、万一ラチェットスプール100が下降位置にありながら巻取方向に回転する場合にストッパ108が留め具104を阻止するように、ストッパ108を付勢する。
ここで、ハウジング12によって形成される孔38の近傍のリップ40・グルーブ42構成を示す図6も参照する。リップ40とグルーブ42とが噛み合って、汚れ、ゴミおよび湿気に強いハウジング接合部44を形成する。
ここで、組み立て後の引張コードサブユニット134を示す図7Aおよび図7Bも参照する。コード20は、グロメット32に通されており、第1のつまみ128aおよび第2のつまみ128bを有する。これらのつまみ128は、圧着、溶融、鋳造などによってコード20に嵌合させ得る。コード20はつまみ128の両方をコード20に嵌合させる前にグロメット32に通されるので、グロメット32の直径がつまみ128の直径より小さくてもよくなり、その結果、グロメット32がより密接にコード20に嵌合し得るようになり、グロメットの大きさをハウジング12内部への汚れ、ゴミおよび湿気の侵入を制限するのにより適したものとすることが可能になる。コード20は、引張装置11をスノーチェーン14の各部分に固定するために用いられるフック18(仮想線で示す)に連結された第1の連結部材22に取り付けられる。図7Bは、第1の連結部材22の第1の部品22aおよび第2の部品22bによって形成される凹部46(部分的に示す)に第2のつまみ128bがどのように嵌入するのかを示す。第1および第2の部品22aおよび22bは、コード20にしっかりと固定された第2のつまみ128bの周りで互いに固定される。第1および第2の部品22aおよび22bを互いに固定するために、リベット23がリベット受け開口部25に差し込まれているが、ねじ、ボルト・ナット、接着剤、両面テープなどのようなその他の締結具を用いてもよい。
ここで、図8Aおよび図8Bも参照すると、図8Aは、作動レバー26が下降位置にあり、それによりラチェットスプール100が上昇位置になることを可能にしているときの内部の構成要素を示す断面図である。ラチェットスプール100が上昇位置にあるとき、留め具104は、ストッパ108から離れており、それによりラチェットスプール100がコード20の巻き取りおよび引き締めを自由に行うことを可能にする。このモードにおいては、ラチェットスプール100は巻取方向にのみ回転し得る。これは、ラチェット歯102が完全にハウジング歯118と係合して、万一コード20に延長つまり巻出力がかかった場合に回転を制限することができるからである。
図8Bは、作動レバー26が上昇位置にあり、それによりラチェットスプール100を強制的に下降位置にしているときの内部の構成要素を示す断面図である。ラチェットスプール100が下降位置にある間は、ラチェット歯102はハウジング歯118から外れる。これにより、ラチェットスプール100がいずれの方向にも自由に回転することが可能になる。留め具104は、ラチェットスプール100が巻取方向に完全に回転するのを止める。ラチェットスプール100が巻取方向に回転し始めると、ストッパ108は、次に突き当る留め具104を阻止し、それによりラチェットスプール100がさらに巻き取るのを防止する。
図8Aから図9Aに示す実施形態においては、ラチェット歯102およびハウジング歯118は、ラチェットスプールおよびハウジングの縦軸に垂直な水平面に対して約90度の角度「a」で削成される。本発明の他の実施形態においては、ラチェット歯102およびハウジング歯118は、オーバーカットされてもアンダーカットされてもよい。歯102および118は、ラチェットスプールおよびハウジングの縦軸cに垂直な水平面bに対して90度の角度よりも約3〜約30度、好ましくは約10〜約25度大きい角度で削成しても良く、これにより、引張装置11が巻取モードにありコードが外向きに強く引っ張られているときは、ラチェット歯118がより深く係合し、巻出方向に動くコード20により強く抵抗する。最も好適な実施形態においては、歯102および118は、図9Bに示すように、ラチェットスプールおよびハウジングの縦軸cに垂直な水平面bに対して90度の角度よりも約20度大きい角度a’でアンダーカットされる。
ここで図10Aも参照すると、図10Aは、車輪16に取り付けられた2つの単独の引張装置11の好適な位置を示す本発明の一実施形態の線図である。本実施形態においては、これらの引張装置11は互いに略180度離れており、それぞれのコード20およびフック18は反対方向に延びている。
ここで、図10Bおよび図10Cも参照すると、図10Bは、それぞれが個々にフック18を有する第1のコード20および第2のコード20aに取り付けられた1つの引張装置11’の好適な位置を示す本発明の一実施形態の線図である。本実施形態では、引張装置11’は車輪16の外面の中心に位置し、互いに平行に延びる第1のコード20aおよび第2のコード20bに等しい張力を与える。
図10Cは、それぞれが個々にフック18を有する第1のコード20、第2のコード20bおよび第3のコード20cに取り付けられた1つの引張装置11’’の好適な位置を示す本発明の一実施形態の線図である。引張装置11’’は、車輪16の外面の中心に位置し、互いに略120度離れて延びる第1のコード20a、第2のコード20bおよび第3のコード20cに等しい張力を与える。
ここで図11Aも参照すると、引張装置11’が第1のコード20aおよび第2のコード20bを引っ張る本発明の引張装置の別の実施形態が示されている。また図11Bも参照すると、引張装置11’’が第1のコード20a、第2のコード20bおよび第3のコード20cを引っ張る本発明の引張装置11’の別の実施形態が示されている。
次いで、図12Aも参照すると、図12Aは、本発明の別のラチェットスプール100’の一実施形態の斜視図であり、ラチェットスプール100’に取り付けられて溝124に巻き付けられる第1のコード20aおよび第2のコード20bを有するラチェットスプール100’の構成を示している。本実施形態においては、利用可能なスペースが少ないため、ラチェットスプール100’の下面132には留め具104が2つしかない。第1のコード20aおよび第2のコード20bは、第1のコード20aおよび第2のコード20bがラチェットスプール100’から引き抜かれてしまうのを防止するためにラチェットスプール凹部130にぴったりと嵌入する寸法を有する、各コードそれぞれの端部に嵌合された第1のつまみ128aを有する。
また、図12Bも参照すると、図12Bは、第1のコード20a、第2のコード20bおよび第3のコード20cを有するさらなる別のラチェットスプール100’’の構成を示す本発明の一実施形態の斜視図を示す。
ここで図13から図16Bを参照すると、ハウジング上部12a’’’とハウジング下部12b’’’とを有するハウジング12’’’を有する別の引張装置11’’’が図示されている。引張装置のその他の実施形態と同様に、ハウジング上部12a’’’とハウジング下部12b’’’とを取り付けるためにリベット(図示せず)が挿入される穴29が存在する。ハウジング上部12a’’’にはトップボタン138が設置される。さらに、ハウジング12’’’の側部には、第1のサイドボタン136aとその鏡像である第2のサイドボタン136b(図示せず)とがある。ハウジング12’’’から突出しているのはコード20(図示せず)が通過し得るグロメット32である。
図14は、図13に示す引張装置11’’’の分解図を示す。波形ばね112がハウジング下部12b’’’の内部に載置され、ラチェットスプール100’’’を押圧するように位置している。波形ばね112とラチェットスプール100’’’との間に座金156が置かれる。また、引張ばね110がラチェットスプール100’’’の内部に静置され、引張ばね110をラチェットスプール100’’’に固定するためにラチェットスプール100’’’の切欠き部120(図示せず)に挿入され得るひだ部122を有している。ラチェットスプール100’’’は、中央にラチェットスプール100’’’の外周に延びる溝124を有し、その周りにコード20(図示せず)を巻き付けるのに十分な幅および深さを有する。ラチェットスプール100’’’の上部にはラチェット歯102がある。ラチェット歯102はハウジング歯118(図示せず)と係合する。さらに、回動点150でサイドボタン136のそれぞれに連結されたつめ152が存在する。サイドボタン136は、つめばね154でばね荷重が印加(spring-loaded)されている。図16Aおよび図16Bからわかるように、トップボタン138が上昇位置にあるとき、ラチェット歯102は、ハウジング上部12a’’’内に設置されたハウジング歯118(図示せず)と係合する。トップボタン138が上昇位置にあるとき、ラチェットスプール100’’’は巻込方向にのみ動くことができコード20(図示せず)を引き締める。このモードでは、サイドボタン136はハウジング12’’’内に押し込まれる。トップボタン138が下降位置にあるとき、ラチェットスプール100’’’は、巻込または巻出方向のいずれかに動き得る。このモードでは、サイドボタン136は、ばね154の力によってハウジング12’’’から押し出される。
ここで、トップボタン138が上昇位置にあるときのトップボタン138およびサイドボタン136の位置を示す図15も参照する。このとき、サイドボタン136はハウジング12’’’内に押し込まれている。2つのボタンばね154は、ハウジング上部12’’’の内側に押し付けて静置され、サイドボタン136をハウジング12’’’の外に動かすよう押圧する。しかしながら、つめ152がトップボタン138によって止められているため、サイドボタン136がハウジングの外に出ることはない。トップボタン138が押し下げられると、つめ152はもはや阻止されてはおらず、サイドボタン136はハウジング12’’’から飛び出すことになる。ハウジング歯118がラチェット歯102(図示せず)と接触していないときは、ラチェットスプール100’’’(図示せず)は自由に回転し得る。
ここで図16Aおよび図16Bも参照すると、図16Aは、トップボタン138が上昇位置にあるときのサイドボタン136、トップボタン138、ラチェット歯102およびハウジング歯118の配置を示す。トップボタン152が上昇位置にあるときは、つめ152がラチェット歯102と係合し、ラチェットスプール100’’’は巻取方向にのみ動き得る。本図においては明瞭化のために波形ばね112を図示していない。
また、トップボタン152が下降位置にあるときのトップボタン152、ラチェット歯102およびハウジング歯118の配置を示す図16Bも参照する。トップボタン152が押し込まれて下降位置になると、ボタンばね154(図示せず)によって生じる力がつめ152をラチェット歯118からパチンと離し、ラチェットスプール100’’’が巻込または巻出方向に動き得るようになる。モードを切り換えてラチェットスプール100’’’が巻出方向に回転するのを防止するためには、使用者は、サイドボタン136をハウジング12’’’内に押し戻してトップボタン138を強制的に上に戻し、つめ152が再度ラチェット歯118と接触できるようにする。本図においては明瞭化のために波形ばね112を図示していない。
本明細書において本発明の好適な実施形態を説明したが、以上の説明は単なる例示にすぎない。本明細書中に開示した発明のさらなる変形例が各技術分野における当業者によって想到されるであろうが、このような変形例は全て添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲内にあるものと考えられる。
図1は、引張装置を有する本発明の自動引き締め式スノーチェーンの一実施形態の斜視図であり、自動引き締め式スノーチェーンが車輪(部分的に示す)に取り付けられて使用中である。 図2は、図1に示す装置の外観を示す、本発明の引張装置のハウジングの一実施形態の斜視図である。 図3は、図1に示す内部および外部の構成要素を示す、本発明の引張装置の一実施形態の分解斜視図である。 図4は、図1および図3に示すラチェットスプール、圧縮ばねおよびストッパの位置を示す、本発明の引張装置の一実施形態の引張装置の一定の構成要素の分解部分概略図である。 図5は、図4に示す本発明の引張装置の、ハウジング下部に嵌入されたストッパおよび圧縮ばねの部分斜視図である。 図6は、図1および図3に示すハウジングのリップ・グルーブ構成の接合部を示す、本発明の引張装置のハウジングの一部の部分斜視図である。 図7Aは、図1および図3に示す本発明の引張装置の引張コードサブユニットの斜視図である。 図7Bは、完全に組み立てる前の図7Aに示す引張コードサブユニットの斜視図である。 図8Aは、レバーが下降位置にありラチェットスプールが仮想線で示されるハウジング内の上昇位置にあるときの内部の構成要素を示す、図1の引張装置の部分概略図であり、明瞭化のために波形ばねは図示していない。 図8Bは、図8Aに示すのと同様であるが、レバーが上昇位置にありラチェットスプールが下降位置にあるときの内部の構成要素を示す、図1に示す引張装置の部分概略図である。 図9Aは、ラチェットスプールおよびハウジングの縦軸に垂直な水平面に対して約90度の角度で削成されたラチェット歯およびハウジング歯を拡大して示す、図8Bの領域9a−9aに示す引張装置の一部の拡大部分概略図である。 図9Bは、図9Aに示すのと同様であるが、ラチェット歯およびハウジング歯がラチェットスプールおよびハウジングの縦軸cに垂直な水平面bに対して90度の角度よりも約20度大きい角度でアンダーカットされた好適な実施形態を示す拡大部分概略図である。 図10Aは、図1に示すのと同様の2つの1コード引張装置の車輪上の好適な位置を示す、本発明の引張装置の一実施形態の線図である。 図10Bは、車輪上のスノーケーブル(図示せず)に対して2つの引張コードを引き締める1つの2コード引張装置の好適な位置を示す、本発明の別の引張装置の一実施形態の線図である。 図10Cは、車輪上のスノーケーブル(図示せず)に対して3つの引張コードを引き締める1つの多コード引張装置の好適な位置を示す、本発明の別の引張装置の一実施形態の線図である。 図11Aは、図1に示す引張装置と同様であるが、1つの引張装置において2つのコードが引っ張られる2コード引張装置の平面図である。 図11Bは、図1に示す引張装置と同様であるが、1つの引張装置において3つのコードが引っ張られる3コード引張装置の平面図である。 図12Aは、コードが完全に巻き込まれたときに2つの引張コードが1つのラチェットスプールの周りに巻き付けられる本発明の2コード引張装置用の、図3に示すのと同様のラチェットスプールを示す一実施形態の斜視図である。 図12Bは、コードが完全に巻き込まれたときに3つの引張コードが1つのラチェットスプールの周りに巻き付けられる本発明の3コード引張装置用のラチェットスプールを示す一実施形態の斜視図である。 図13は、装置のモードを変更するためにボタンが用いられる本発明の引張装置の別の実施形態の斜視図である。 図14は、図13に示す別の引張装置の分解図である。 図15は、つめとトップボタンの回動点および接点を示す、図13および図14に示す本発明の別の引張装置の一実施形態の線図である。 図16Aは、図8Aに示すのと同様であるが、図13に示す本発明の別の引張装置を示す断面図であり、トップボタンが下降位置にありラチェットスプールが上昇位置にあるときの内部の構成要素を示す(明瞭化のために波形ばねは図示していない)。 図16Bは、図8Bに示すのと同様であるが、図13に示す本発明の別の引張装置を示す断面図であり、トップボタンが下降位置にありラチェットスプールが下降位置にあるときの内部の構成要素を示す(明瞭化のために波形ばねは図示していない)。

Claims (5)

  1. 止めおよび一連のハウジング歯を有するハウジングと、
    一連のラチェット歯および少なくとも1つの留め具を有するスプールを含み、前記ハウジング内部に設置された巻取機構と、
    前記スプールに動作可能に連結されたコードとを含み、
    前記巻取機構が、前記コードの動きを制御する2つの位置を有し、第1の位置は、前記コードが前記ハウジングに引き込まれ前記ハウジングから引き出すことができない巻取位置であり、第2の位置は、前記コードが前記ハウジングから引き出され得る巻出位置であり、
    前記巻取機構が第2の位置にある間に前記コードが前記ハウジングから引き出されてその後解放されると、前記留め具が前記止めと接触するまで前記コードが前記ハウジング内に引っ込み、
    前記留め具が前記止めと接触する前に前記スプールは360度未満回転し、
    前記ラチェット歯が前記ハウジング歯から外れ、前記スプールが巻取方向に回転しているとき、前記止めが前記少なくとも1つの留め具の1つを阻止するように、前記止めは、ばねで付勢されている引張装置。
  2. 前記ハウジングに相互連結された作動レバーをさらに含み、前記作動レバーが前記巻取機構の位置を制御する請求項に記載の引張装置。
  3. 前記作動レバーが上昇位置と下降位置とを含み、前記ハウジングに回動可能に相互連結され、前記作動レバーは、前記作動レバーの前記ハウジングに対する回動点から延出するカムを有する請求項に記載の引張装置。
  4. 前記ハウジングが、少なくとも1つの孔と、一連のハウジング歯を有する上部と、下部とを含み、
    前記ハウジングに相互連結された作動レバーと、
    上面および下面と、前記ハウジング歯と噛み合うように構成および配置された前記上面上の一連のラチェット歯と、前記上面と前記下面との間に前記コードを収容するために十分なスペースが設けられた溝とを有し、前記コードが相互連結された前記スプールと、
    前記スプールに相互連結され、前記スプールに巻取方向への付勢をかけるように構成および配置された引張ばねと、
    前記ハウジング下部の上面と前記スプールの前記下面との間に位置して前記スプールを前記ハウジング歯の方向に付勢する波形ばねとをさらに含む請求項に記載の引張装置。
  5. 前記巻取機構が複数の留め具を含む請求項に記載の引張装置。
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