JP2006112531A - ホース類締付具 - Google Patents

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Shigeki Hatakeyama
茂樹 畠山
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Abstract

【課題】製造コストが安くて、確実かつ安定してホース類等を締め付け固定することが可能で、しかも、容易かつ迅速に締め付けを解除することができるホース類締付具を提供する。
【解決手段】ホース類の締付け位置の外周部にセットされて、その先端部が基端部の外側に重ねられた状態で周方向に相互に摺動可能な締付けバンドと、該締付けバンドの基端部に一体的に取り付けられたハウジングと、該ハウジング内に収容されると共に、上記締付けバンドの先端部に適宜間隔で多数形成された係止溝に係止する爪を下面に突設した係止駒と、係止駒を締め付けバンド方向に付勢する板ばね等の弾性手段と、から成るホース類締付具において、上記係止駒の爪を上記締付けバンドの係止溝から解除する係止解除手段を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、自動車用エンジン等においてホース類を取り付けるための、ホース類締付具に関する。
従来のこの種のホース類締付具としては、図6に示すように、ホース類の端部周囲に装着する締付バンドBと、該締付バンドBの基端外側に取り付けたハウジングHと、該ハウジングH内に回転自在に取付られると共に、上記締付バンドBの先端側に形成された係止溝bに噛合うウォームねじWから構成されるものがあった。
上記従来のホース類締付具は、
1)高価なウォームねじWを使用しなければならない。
2)ウォームねじWをハウジングH内に高精度に取付けなければならない。
3)締付バンドBの係止溝bを高精度に形成しなければならない。
4)全体として高価となる。
等の問題点があった。
そこで、本発明者は、ホース類の締付け位置の外周部にセットされてその先端部が基端部の外側に重ねられた状態で周方向に相互に摺動可能な締付けバンドと、該締付けバンドの基端部に一体的に取り付けられたハウジングと、該ハウジング内に収容されると共に、上記締付けバンドの先端部に適宜間隔で多数形成された係止溝に係止する爪を下面に突設した係止駒から構成され、上記ハウジング内には、係止駒を締め付けバンド方向に付勢する板ばねを設けて、上記爪と係止溝との係止状態を確実にすることができるホース類締付具を開発した。
しかしながら、この締付具には、締め付けを解除するための手段がなくて実用的でなく、その開発が望まれていた。また、この締付具を自動車工場などにおける量産に適した部品として採用するには、適当な締め付け工具の開発が要請されていた。
特開平8−270856号公報
本発明は、製造コストが安くて、確実かつ安定してホース類等を締め付け固定することが可能で、しかも、容易かつ迅速に締め付けを解除することができるホース類締付具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明のホース類締付具は、ホース類の締付け位置の外周部にセットされて、その先端部が基端部の外側に重ねられた状態で周方向に相互に摺動可能な締付けバンドと、該締付けバンドの基端部に一体的に取り付けられたハウジングと、該ハウジング内に収容されると共に、上記締付けバンドの先端部に適宜間隔で多数形成された係止溝に係止する爪を下面に突設した係止駒と、係止駒を締め付けバンド方向に付勢する板ばね等の弾性手段と、から成るホース類締付具において、上記係止駒の爪を上記締付けバンドの係止溝から解除する係止解除手段を設けたことを特徴とする。また、上記係止解除手段が、上記ハウジングの両端部に開設した係止解除用穴であることを特徴とする。さらに、上記係止解除手段が、上記係止駒の両側部に突設した係止解除用ピンと、上記ハウジングの両側部に開設され、上記係止解除用ピンを外部に臨ませる長穴であることを特徴とする。
本発明は、次のような作用効果を有する。
1)製造コストが安くて、確実かつ安定してホース類等を締め付け固定することができる。
2)容易かつ迅速に締め付けを解除することができる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。図1において、1は金属製の締付けバンドであって、その先端部1a側が基端部1b側の外側に重ねられた状態で円環状に形成されており、両端部1a、1bは長手方向すなわち周方向に相互に摺動可能になっている。該締付けバンド1の上記先端部1aには、図1(B)に示すように、その長手方向に沿って複数の係止溝1a′が適宜間隔で形成されている。該係止溝1a′は鋸歯状に形成してもよい。
図1(C)からも明らかなように、上記締付けバンド1の基端部1bの外側にはハウジング2が取り付けられている。該ハウジング2は、図2(A)(B)(C)に示すような構造を有するハウジング本体2aと、図2(D)に示す蓋体2bから構成されている。本実施例では、上記締付けバンド1の基端部1bを折り返して、上記ハウジング本体2aの底板2a′を挟み付けると共に溶接して一体化している。
図1(C)に示すように、上記ハウジング2内には係止駒3が収容されていて、板ばね4により上記締付けバンド1の方向に弾性的に付勢されている。該係止駒3は、図3に示すように、下面には上記締付けバンド1の係止溝1a′に係止する爪3aが2個突設されていると共に、上面に上記板ばね4を収容するための凹部3bが形成されている。
図1(C)および図2(B)(C)から明らかなように、上記ハウジング本体2aの両端部には、係止解除用穴2cが開設されている。
本実施例のホース締付具は、以上のように構成されているので、図1(A)に矢印Xで示す方向に締付けバンド1の先端部1aを引くと、図1(C)に示すように、上記係止駒3の2つの爪3aのうち前方の爪3aが係止溝1a′に係止するか、あるいは図4に示すように、後方の爪3aが係止溝1a′に係止する。これらの爪3aの後側には傾斜面が形成されているので、締付けバンド1の先端部1aを更に引くと、係止状態にある爪3aは板ばね4に抗して上方に押し出される。上記2つの爪3aは交互に係止溝1a′内に入り込む。なお、2つの爪3aが係止溝1a′に同時に係合するように、該係止溝1a′のピッチを設定してもよい。
締付けバンド1の先端部1aをX方向に引く工具としては、例えば、該先端部1aの掴み部材と、該掴み部材をX方向に引くためのエアー或いは電動等による駆動手段と、該引張力の反力を上記ハウジング2にとるための当設部材から構成し、締付けバンド1の先端部1aを掴み部材により把持させ、上記当設部材をハウジング2に当設させて反力をとりながら、上記駆動手段を稼動させて掴み部材すなわち先端部1aをX方向に引くようにする。なお、上記駆動手段には、上記引張力すなわちバンド1の締付け力の上限を規制するための安全装置を設けることが望ましい。
上記締付けバンド1の締め付けを解除するには、上記ハウジング本体2aの両端部に開設されている係止解除用穴2cに、例えば、図1(C)に仮想線で示すように、マイナスドライバー等の工具Kを係止駒3の端部の下側に差し込んで、該係止駒3を持ち上げ、その爪3aを上記締付けバンド1の係止溝1a′から離脱せしめて、その係止状態を解除する。
図5は、本発明の係止解除手段の別の実施例を示すもので、上記係止駒3の両側部に係止解除用ピン3cを突設すると共に、ハウジング本体2aの両側部に長穴2dを開設して、この長穴2dに上記係止解除用ピン3cを外部に臨ませ、外部から該係止解除用ピン3cを矢印方向に持ち上げて、爪3aによる係止を解除するように構成する。
本発明のホース類締付具の一実施例を示す正面図(A)、バンドの部分拡大図(B)および要部の拡大断面図(C)である。 図1のハウジングの構造説明図である。 係止駒の構造説明図である。 係止解除手段の別の実施例を示す説明図である。 係止解除手段の別の実施例を示す説明図である。 従来のバンド締付具の斜視図である。
符号の説明
1 締付けバンド
1a 先端部
1a′係止溝
1b 基端部
2 ハウジング
2a ハウジング本体
2a′底板
2b 蓋板
2c 係止解除用穴
3 係止駒
3a 爪
3b 凹部
3c 係止解除用ピン
4 板ばね

Claims (3)

  1. ホース類の締付け位置の外周部にセットされて、その先端部が基端部の外側に重ねられた状態で周方向に相互に摺動可能な締付けバンドと、該締付けバンドの基端部に一体的に取り付けられたハウジングと、該ハウジング内に収容されると共に、上記締付けバンドの先端部に適宜間隔で多数形成された係止溝に係止する爪を下面に突設した係止駒と、係止駒を締め付けバンド方向に付勢する板ばね等の弾性手段と、から成るホース類締付具において、上記係止駒の爪を上記締付けバンドの係止溝から解除する係止解除手段を設けたことを特徴とするホース類締付具。
  2. 上記係止解除手段が、上記ハウジングの両端部に開設した係止解除用穴であることを特徴とする請求項1に記載のホース類締付具。
  3. 上記係止解除手段が、上記係止駒の両側部に突設した係止解除用ピンと、上記ハウジングの両側部に開設され、上記係止解除用ピンを外部に臨ませる長穴であることを特徴とする請求項1に記載のホース類締付具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101081206B1 (ko) 2011-08-23 2011-11-07 김윤경 지주용 케이블 입상관 고정장치
CN109140089A (zh) * 2018-10-26 2019-01-04 苏州岸肯电子科技有限公司 一种喉箍

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JPH0581514U (ja) * 1992-04-03 1993-11-05 ケイテック株式会社 ロッキングスチールバンド
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